JPH07273618A - クロックドライバ回路 - Google Patents

クロックドライバ回路

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JPH07273618A
JPH07273618A JP6061740A JP6174094A JPH07273618A JP H07273618 A JPH07273618 A JP H07273618A JP 6061740 A JP6061740 A JP 6061740A JP 6174094 A JP6174094 A JP 6174094A JP H07273618 A JPH07273618 A JP H07273618A
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inverter
signal
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stages
stage
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JP6061740A
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Hiroshi Asazawa
博 浅沢
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/15Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors
    • H03K5/151Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors with two complementary outputs

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  • Nonlinear Science (AREA)
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  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】正相信号および逆相信号を出力するクロックド
ライバ回路において、相互の位相ずれを軽減したコンプ
リメンタリでかつ貫通電流の発生を抑えた回路を提供す
る。 【構成】このクロックドライバ回路は、入力端子1およ
び逆相信号出力端子2間にインバータ11、12および
13がカスケード接続され、これら3段のインバータと
並列接続状態となるようにインバータ14が入力端を入
力端子1に、出力端を逆相信号出力端子2に接続され、
さらに入力端子1および正相信号出力端子3間にインバ
ータ15および16がカスケード接続され、正相信号出
力端子3を介して正相出力信号が、逆相信号出力端子2
を介して逆相出力信号がそれぞれ得られる構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置のクロックド
ライバ回路に関し、特にクロック位相のずれを減少させ
た正相クロック信号および逆相クロック信号を発生させ
るクロックドライバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置におけるクロックドライバ回
路は、一般に半導体装置が内蔵するクロック発生器また
はその装置外部から供給される基本クロックを装置の内
部回路に分配するために使用されている。この種のクロ
クドライバ回路の最も一般的な回路を示した図11を参
照すると、入力端子1と正相信号出力端子3との間に駆
動能力の高いインバータ34および35がカスケード接
続され、さらに入力端子1と逆相信号出力端子2との間
にインバータ36が接続されて構成されている。
【0003】入力端子1を介して共通接続されたインバ
ータ34および36の入力端にクロック信号が供給され
るとインバータ35の出力端から正相信号出力端子3を
介してクロック信号の正相信号が出力され、インバータ
36の出力端からは逆相信号出力端子2を介して逆相信
号が出力される。
【0004】また、他の従来例が電子情報通信学会春季
大会予稿集,1992,C−565,186頁に記載さ
れている。この刊行物に所載のクロックドライバ回路を
示した図15を参照すると、入力端子1と正相信号出力
端子3との間に偶数段カスケード接続されたインバータ
37,38,39および40とインバータ37の出力端
と逆相信号出力端2との間に偶数段カスケード接続され
たインバータ41および42とで構成され、トランジス
タ38および39はその他のトランジスタ37,40,
41および42よりもトランジスタサイズが大きく設定
されている。
【0005】この例の場合は、入力端子1を介してイン
バータ37の入力端にクロック信号が供給されるとイン
バータ40の出力端から正相信号出力端子3を介してク
ロック信号の正相信号が出力され、インバータ42の出
力端からは逆相信号出力端子2を介して逆相信号が出力
される。正相信号は4段のインバータ37,38,39
および40を通過して出力されるので、3段のインバー
タ37,41および42を通過する逆相信号よりも位相
が遅れるが、トランジスタ38および39のトランジス
タサイズが大きく設定されているのでスイッチング速度
は速くなり、逆相信号とほぼ等しい位相が得られる。
【0006】さらに他の従来例が特開平2−12781
4号公報に記載されている。同公報記載の回路を示した
(一部論理記号で示す)図16を参照すると、正相出力
信号の生成は入力端子1と正相信号出力端子3との間に
インバータ43および44がカスケード接続されて得ら
れる。
【0007】一方、逆相信号生成回路は、電源電位VD
Dおおび接地電位GND間に直列接続状態で挿入され
た、Pチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以
下、Pチャネル型MOSトランジスタと称す)45およ
び46からなるソースホロワ回路とNチャネル型絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタ(以下、Nチャネル型MOS
トランジスタと称す)47および48からなるソースホ
ロワ回路とPチャネル型トランジスタ49およびNチャ
ネル型トランジスタ50からなるインバータ回路とを備
え、Pチャネル型MOSトランジスタ46およびNチャ
ネル型トランジスタ47のゲートは入力端子1に、Pチ
ャネル型MOSトランジスタ45およびNチャネル型ト
ランジスタ48のゲートはインバータ43の出力端にそ
れぞれ共通接続されるとともに、Pチャネル型MOSト
ランジスタ46のソースがPチャネル型トランジスタ4
9のゲートに、Nチャネル型トランジスタ47のソース
がNチャネル型トランジスタ50のゲートにそれぞれ接
続され、Pチャネル型トランジスタ49およびNチャネ
ル型トランジスタ50からなるインバータ回路の出力端
から逆相信号が逆相信号出力端子2を介して得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の図11に併せて
従来のクロックドライバ回路の動作説明用タイミングチ
ャートを示した図12を参照すると、入力端子1および
正相信号出力端子3間にインバータが2段挿入され、入
力端子1および逆相信号出力端子2間にインバータが1
段が挿入されているので、正相信号が逆相信号よりもイ
ンバータ1段分の位相がT6時間遅延している。そのた
め、クロックドライバ回路を高速動作させる場合に、互
の位相がそろった正相信号および逆相信号が得られない
という欠点がある。
【0009】本従来例の動作波形図を示した図13を参
照すると、下段に示した周波数200MHzの矩形波が
入力端子1に供給され、上段に示した正相信号波形3お
よび逆相信号波形2がそれぞれの信号出力端子から出力
されていることを示しており、互の位相が約4.2ns
ecずれていることがわかる。
【0010】ここで、上述の図11の回路で得られた正
相信号よび逆相信号をクロック信号とするマスタスレイ
ブT型フリップフロップに適用した場合を考える。
【0011】このマスタスレイブT型フリップフロップ
の回路図を示した図14を参照すると、上述の正相信号
に対応するクロックCがロウレベルで逆相信号に対応す
る逆相クロックCBがハイレベルのときに導通するトラ
ンファゲート51と、インバータ52および53と、ク
ロックCがハイレベルで逆相クロックCBがロウレベル
のときに導通するトランファゲート54とがカスケード
接続され、トランファゲート54の出力端をインバータ
52の入力端に接続したラッチ回路からなるマスタフリ
ップフロップと、クロックCがハイレベルで逆相クロッ
クCBがロウレベルのときに導通するトランファゲート
55と、インバータ56および57と、クロックCがロ
ウレベルで逆相クロックCBがハイレベルのときに導通
するトランファゲート58とがカスケード接続され、ト
ランファゲート58の出力端をインバータ56の入力端
に接続したラッチ回路からなるスレーブフリップフロッ
プとを有し、マスタフリップフロップの出力端となるイ
ンバータ52の出力端がスレイフリップフロップのトラ
ンスファゲート55の入力端に、スレイブフリップフロ
ップの出力端となるインバータ56の出力端が出力端子
60に接続されるとともに、インバータ59を介してマ
スタフリップフロップのトランスファゲート51の入力
端にそれぞれ帰還接続されて構成されている。
【0012】このマスタフリップフロップがデータ入力
状態になるのは、トランスファゲート51導通、トラン
スファゲート54が非導通の場合である。このときトラ
ンスファゲート51のオン抵抗が小さい状態で導通状態
になるのは基本的にはクロックCおよびCBがそれぞれ
ロウレベルおよびハイレベルのときであるが、少なくと
もクロックCBがハイレベルかクロックCがロウレベル
のときでもオン抵抗が約半分になって信号を通過させる
から、図12のT2がデータ入力状態の期間にあたる。
また、トランスファゲート54が導通状態となるのは、
同様に少なくともクロックCBがロウレベルかクロック
Cがハイレベルのときでも信号を通過させるから、図1
2のT1の期間にあたる。
【0013】したがって、マスタフリップフロップがラ
ッチ状態となるのはトラスファゲート51が非導通状
態、トランスファゲート54が導通状態になるT3の期
間である。
【0014】クロックCおよびCBの位相差で生じる期
間T5はクロックCおよびCBが共にロウレベル、およ
びT6はクロックCおよびCBが共にハイレベルである
から、マスタフリプフロップおよびスレイブフリップフ
ロップが共にデータ入力の状態となり、データがスルー
の状態になる。この状態は、インバータ59と53の出
力およびインバータ52と57の出力とがそれぞれショ
ート状態を生じるので誤動作の原因となる。
【0015】また、T3およびT4の期間は入力クロッ
クの1周期TのT/2周期よりも小さくなる。つまり、
正相信号および逆相信号に期間T5およびT6の重なり
があるため、入力信号の周波数よりも見かけ上高い周波
数で動作しなければならないことになるので、入力信号
の周波数を低くせざるを得ない状態を招来する。
【0016】一方、図15における従来のクロックドラ
イバ回路では、上述の欠点をなくし、正相出力および逆
相出力をコンプリメンタリとするために段数の多い正相
出力側のインバータサイズを大きくし、段数が少ない逆
相出力側のインバータサイズを小さくすることによって
正相信号および逆相信号間の位相差を等しくなるように
工夫されている。
【0017】例えば、正相信号出力端子3および逆相信
号出力端子2に接続される次段のインバータサイズを1
とした場合に、インバータ38,39,40,41およ
び42のサイズはそれぞれ8,4,2,0.37および
0.61としている。最も小さいインバータ41のサイ
ズを1に正規化すると、インバータ38,39,40,
41および42のサイズはそれぞれ21.6,10.
8,5.4,1および1.6となり、図15に示したイ
ンバータサイズの合計は40.4になる。すなわちこの
クロックドライバ回路は素子サイズが大きくなる欠点が
ある。
【0018】さらに、図16における従来のクロックド
ライバ回路では、正相信号出力端子3および逆相信号出
力端子2にコンプリメントな出力が得られる点では図1
5に示した回路と共通するが、トランジスタ45および
46からなるソースホロワ回路とトランジスタ47およ
び48からなるソースホロワ回路とを含んでいるので、
能動負荷となるトランジスタ45または48のいずれか
が導通状態にあるときに対応するトランジスタ46また
は47がそれぞれ導通すると、VDD→トランジスタ4
5→トランジスタ46→GNDまたはVDD→トランジ
スタ47→トランジスタ48→GNDのルートで貫通電
流が流れる状態が発生する欠点がある。
【0019】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みてなされたものであり、正相信号および逆相信号を出
力するクロックドライバ回路において、相互の位相ずれ
を軽減したコンプリメンタリでかつ貫通電流の発生を抑
えた回路を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のクロックドライ
バ回路は、入力端子および第1の出力端子間に奇数段の
インバータがカスケード接続された第1の駆動部と前記
入力端子および第2の出力端子間に偶数段のインバータ
がカスケード接続された第2の駆動部とを有し、前記入
力端子に供給される1相のクロック信号から前記第1の
駆動部が逆相信号を、前記第2の駆動部が正相信号をそ
れぞれ生成し、所定の内部回路にそれぞれ分配するクロ
ックドライバ回路において、前記クロック信号から前記
インバータ1段分の遅延量と3段分の遅延量とをそれぞ
れ有する信号を合成して前記インバータ2段分の遅延量
を有する前記逆相信号を生成する第1のクロック信号位
相補正手段、および前記インバータの1段分の遅延量と
3段分の遅延量とをそれぞれ有する信号を合成して前記
インバータ2段分の遅延量を有する前記逆相信号と前記
インバータ2段分の遅延量を有する前記正相信号とが互
にコンプリメンタリでかつ位相が等しくなるように補正
された出力を生成する第2のクロック信号位相補正手段
のうち少なくとも一方を備えることを特徴とする。
【0021】本発明のクロックドライバ回路の他の特徴
は、入力端子および第1の出力端子間に偶数段のインバ
ータがカスケード接続された第1の駆動部と前記入力端
子および第2の出力端子間に奇数段のインバータがカス
ケード接続された第2の駆動部とを有し、前記入力端子
に供給される少なくとも1相のクロック信号から前記第
1の駆動部が正相信号を、前記第2の駆動部が逆相信号
をそれぞれ生成し、所定の内部回路にそれぞれ分配する
クロックドライバ回路において、前記第1および第2の
駆動部を2組有し、一方の前記入力端子には正相のクロ
ック信号が、他方の前記入力端子には逆相のクロック信
号がそれぞれ供給され、これらのクロック信号からそれ
ぞれ生成された前記インバータ1段分の遅延量および2
段分の遅延量を有する信号を合成して互にコンプリメン
タリでかつ位相が補正された前記正相信号および前記逆
相信号をそれぞれ対応する前記第2の駆動部から出力す
る第1のクロック信号位相補正手段、および前記合成を
所定の回数繰り返すことにより互にコンプリメンタリで
かつ位相が補正された前記正相信号および前記逆相信号
をそれぞれ対応する前記第2の駆動部から出力する第2
のクロック信号位相補正手段のうち少なくとも一方の手
段を備えることを特徴とする。
【0022】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。図1を参照すると、このクロックドライバ回路
は、入力端子1および逆相信号出力端子2間にインバー
タ11、12および13がカスケード接続され、これら
3段のインバータと並列接続状態となるようにインバー
タ14が入力端を入力端子1に、出力端を逆相信号出力
端子2に接続されて構成されている。
【0024】この構成によれば、インバータ11、12
および13の3段分の遅延量をもつ逆相信号と、インバ
ータ14の1段分の遅延量をもつ逆相信号とを合成する
ことにより、逆相信号出力端子2にはインバータ2段分
の遅延量をもった逆相信号が得られる。
【0025】すなわち、本実施例の動作説明用タイミン
グチャートを示した図2の(イ)〜(ホ)を参照する
と、入力端子1に供給された正相信号がインバータ1
1,12および13で3段分遅延された信号(インバー
タ13の出力)とインバータ14で1段分遅延された信
号がワイヤードORされて、逆相出力端子2に示す波形
になる。
【0026】このワイヤードORにより、Δt1の期間
はインバータ1段のみの通過で遅延量の小さい(この場
合はロウレベルへ変化するタイミングがはやい)インバ
ータ14の出力の方が先にハイレベルからロウレベルへ
遷移するがインバータ13の方はまだハイレベルの状態
にあるから、双方の出力が競合し中間電位((1/2)
VDDレベル)を経てインバータ13の出力がロウレベ
ルになった時点で逆相出力端子2もロウレベル状態に安
定する。同様にΔt2の期間はインバータ14の出力の
方が先にロウレベルからハイレベルへ遷移するがインバ
ータ3段の通過で遅延量の大きい(この場合はハイレベ
ルへ変化するタイミングが遅い)インバータ13の方は
まだロウレベルの状態にあるから、ここでも双方の出力
が競合し中間電位を経てインバータ13の出力がハイレ
ベルになった時点で逆相出力端子2もハイレベル状態に
安定する。
【0027】上述のタイムチャートでは後述する第2の
実施例の動作と共通する部分が多いのでタイミングチャ
ートを共用している。また、説明を容易にするためイン
バータ13および14の波形図はワイヤードORされな
い出力状態を図示してあり、以下の説明においても同様
である。
【0028】なお、インバータ11、12および13は
3段として説明したが、所定の遅延量に応じて3段以上
カスケード接続とすることもできるが、素子数とのかね
合いから5段までを限度とすることが望ましい。そのと
き、インバータ14は3段接続となる。インバータ1
1、12および13が4段でインバータ14が2段の場
合は出力端子2には正転信号が得られる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例の回路図を示
した図3を参照すると、第1の実施例と異なるのは、入
力端子1および正相信号出力端子3間にインバータ15
および16がカスケード接続され、正相信号出力端子3
を介して正相信号が、逆相信号出力端子2を介して逆相
信号がそれぞれ得られるようにしたことである。それ以
外の構成は第1の実施例と同様であり、同一構成要素に
は同一の符号を付して構成の説明は省略する。
【0030】この構成によれば、入力端子1から供給さ
れるクロック信号に対してインバータ15および16の
2段分の遅延量をもった正相信号が得られるので、逆相
信号出力端子2から得られる逆相信号と遅延量が等しい
コンプリメンタリな出力が得られる。
【0031】すなわち、第1の実施例で説明した図2を
再び参照すると、逆相出力端子2のレベルがハイレベル
からロウレベルへ遷移する期間はインバータ1段分の遅
延時間を経過してから3段分の遅延時間を経過した期間
であり、この中間にインバータ2段分の遅延後のタイミ
ングが存在するから、この中間レベルの電位により次段
に接続されるゲート回路が駆動される(逆相出力の次段
の波形)。また、インバータ15および16の2段分遅
延された正相出力端子3の信号も同様に次段のゲート回
路を前記中間レベルのタイミングで駆動され(正相出力
の次段の波形)るのでコンプリメントな出力が得られ
る。
【0032】上述した動作による本実施の動作波形図を
示した図4を参照すると、下段に示した周波数200M
Hzの矩形波が入力端子1に供給され、上段に示したほ
ぼコンプリメンタリな正相信号波形3および逆相信号波
形2がそれぞれの信号出力端子から出力されていること
を示している。
【0033】本実施例においても第1の実施例と同様
に、インバータ11,12および13は遅延量に応じて
3段以上カスケード接続とすることもできるが、素子数
とのかね合いから5段までを限度とすることが望まし
い。そのとき、インバータ14は3段接続、インバータ
15および16は4段接続となる。インバータ11、1
2および13が4段でインバータ14が2段の場合は出
力端子2には正転信号が、インバータ15および16が
3段の場合は出力端子3には反転信号得られる。
【0034】本発明の第3の実施例の回路図を示した図
5を参照すると、第1の実施例と異なるのは、インバー
タ11の出力端からインバータ16を介して正相信号出
力端子3から正相信号を得られるようにしたことであ
る。それ以外の構成は第1の実施例と同様であり、同一
構成要素には同一の符号を付して構成の説明は省略す
る。
【0035】この構成によれば、第2の実施例同様、入
力端子1から供給されるクロック信号に対してインバー
タ11および17の2段分の遅延量をもった正相信号が
得られるので、逆相信号出力端子2から得られる逆相信
号と遅延量が等しいコンプリメンタリな出力が得られ
る。
【0036】本実施例においてもインバータ11、12
および13は3段として説明したが、所定の遅延量に応
じて3段以上のカスケード接続とすることもでき、その
場合は素子数とのかね合いから5段までを限度とするこ
とが望ましい。そのときのインバータ14は3段、イン
バータ15および16は4段接続となる。インバータ1
1、12および13が4段でインバータ14が2段の場
合は出力端子2には正転信号が、インバータ16が2段
の場合は出力端子3には反転信号得られる。
【0037】本発明の第4の実施例の回路図を示した図
6を参照すると、このクロックドライバ回路は、正相信
号の入力端子1および正相信号出力端子3間にインバー
タ18および19がカスケード接続され、逆相信号の入
力端子4および逆相信号出力端子2間にインバータ21
および22がカスケード接続され、かつ正相信号の入力
端子1および逆相信号出力端子2間にインバータ20
が、逆相信号の入力端子4および正相信号出力端子3間
にインバータ23がそれぞれ接続されて構成される。
【0038】この構成によれば、入力端子1から供給さ
れる正相信号はインバータ18および19の2段を介し
て得られた信号と入力端子4から供給される逆相信号を
インバータ23を介して得られた信号とをワイヤードO
Rで合成して正相信号出力端子3から正相信号が得られ
る。一方、入力端子4から供給される逆相信号はインバ
ータ21および22の2段を介して得られた信号と入力
端子1から供給される正相信号をインバータ20を介し
て得られた信号とをワイヤードORで合成して逆相信号
出力端子2から逆相信号が得られる。
【0039】すなわち、本実施例の動作説明用タイミン
グチャートを示した図7の(イ)〜(ホ)および(リ)
〜(ル)を参照すると、このワイヤードORにより、正
相信号出力側においては、Δt1の期間はインバータ2
3の出力の方が先にロウレベルからハイレベルへ遷移す
るがインバータ19の方はまだロウレベルの状態にある
から、双方の出力が競合し中間電位を経てインバータ1
9の出力がハイレベルになった時点で正相出力端子3も
ハイレベル状態に安定する。同様にΔt2の期間はイン
バータ23の出力の方が先にハイレベルからロウレベル
へ遷移するがインバータ19の方はまだハイレベルの状
態にあるから、ここでも双方の出力が競合し中間電位を
経てインバータ19の出力がロウレベルになった時点で
逆相出力端子2もロウレベル状態に安定する。
【0040】一方、逆相信号出力側においては、Δt1
の期間はインバータ20の出力の方が先にハイレベルか
らロウレベルへ遷移するがインバータ22の方はまだハ
イレベルの状態にあるから、双方の出力が競合し中間電
位を経てインバータ22の出力がロウレベルになった時
点で逆相出力端子2もロウレベル状態に安定する。同様
にΔt2の期間はインバータ20の出力の方が先にロウ
レベルからハイレベルへ遷移するがインバータ22の方
はまだロウレベルの状態にあるから、ここでも双方の出
力が競合し中間電位を経てインバータ22の出力がハイ
レベルになった時点で逆相出力端子2もハイレベル状態
に安定する。これらの正相信号および逆相信号は遅延量
が等しい互にコンプリメンタリの関係にある。
【0041】上述の説明では図7(イ)および(ロ)の
ようなコンプリメンタリな入力信号が供給された場合に
ついて述べたが、同図(ロ)の逆相信号が(イ)の正相
信号に対して+Δtdまたは−Δtdだけ位相のずれた
信号が供給された場合は、同図(ニ)および(リ)に示
したインバータ23および22の位相の位置からそれぞ
れ+Δtdまたは−Δtdだけ位相がずれる。したがっ
て、インバータ19,23(ワイヤードOR)とインバ
ータ22,20(ワイヤードOR)とはいずれも同図
(ホ)と同図(ル)に示した位置から+Δtd/2だけ
位相のずれた位置で相互の位相は一致する。同様に−Δ
td/2だけ位相がずれた場合も同図(ホ)と同図
(ル)に示した位置から−Δtd/2だけ位相のずれた
位置で相互の位相は一致する。
【0042】すなわち、入力端子1および4に供給され
る信号は、互にコンプリメンタリではなく、かつ位相の
ずれた信号の場合であっても、正相信号出力端子3およ
び逆相信号出力端子2には互にコンプリメンタリで位相
が等しい信号が得られる。
【0043】なお、上述のタイムチャートでは後述する
第6の実施例の動作と共通する部分が多いのでタイミン
グチャートを共用している。
【0044】本実施例においては正相出力側のインバー
タ18および19と逆相出力側のインバータ21および
22とはそれぞれ2段として説明したが、所定の遅延量
に応じて2段以上のカスケード接続とすることもでき、
その場合は素子数とのかね合いから5段までを限度とす
ることが望ましい。インバータ18および19と19と
21および22とをそれぞれそ5段、インバータ20お
よび23をそれぞれ4段としたときは入力端子4には正
転信号を、入力端子1には反転信号をそれぞれ供給すれ
ばよい。
【0045】本発明の第5の実施例の回路図を示した図
8を参照すると、このクロックドライバ回路が第4の実
施例と異なる点は、第2の実施例および第4の実施例の
クロックドライバ回路を組み合せたことであり、図3に
示した第2の実施例のクロックドライバ回路に図6に示
した第4の実施例のクロックドライバ回路をカスケード
接続した。すなわち、第2の実施例のクロックドライバ
回路の正相信号出力端(インバータ16の出力端)およ
び逆相信号出力端(インバータ13の出力端)がそれぞ
れ第4の実施例のクロックドライバ回路の正相信号入力
端(インバータ18の入力端)および逆相信号入力端
(インバータ21の入力端)に接続されている。
【0046】この構成によれば、前述した第2の実施例
のクロックドライバ回路の動作により合成された正相信
号および逆相信号からさらに前述した第4の実施例のク
ロックドライバ回路の動作による合成によりコンプリメ
ンタリな出力が正相信号出力端子3および逆相信号出力
端子2からそれぞれ得られる。
【0047】第5の実施例の動作波形図を示した図9を
参照すると、下段に示した周波数200MHzの矩形波
が入力端子1に供給され、上段に示したコンプリメンタ
リな正相信号波形3および逆相信号波形2がそれぞれの
信号出力端子から出力されていることを示している。位
相合わせがさらに追加されているので、第2の実施例よ
りもさらに精度の高いコンプリメンタリな波形が得られ
る。
【0048】本実施例におけるインバータの段数はそれ
ぞれ第2、第3および第5の実施例における場合と同様
に所定の遅延量に応じて設定することができる。
【0049】本発明の第6の実施例を示した図10を参
照すると、このクロックドライバ回路は第4の実施例の
クロックドライバ回路の変形例であり、第4の実施例の
クロックドライバ回路の後段にインバータ30および3
2と正相および逆相信号を合成するインバータ30およ
び33がさらに1段付加されている。
【0050】すなわち、逆相信号出力側のインバータ1
9と逆相信号出力端子2との間にインバータ30がカス
ケード接続され、正相信号生成側のインバータ21の出
力端からインバータ33を介して逆相信号出力端子2に
接続される。さらに、正相信号出力側のインバータ22
と正相信号出力端子3との間にインバータ32がカスケ
ード接続され、逆相信号生成側のインバータ18の出力
端からインバータ31を介して正相信号出力端子3に接
続される。
【0051】この構成によれば、前述した第4の実施例
のクロックドライバ回路動作と同様に、インバータ1段
分の遅れをもつ出力信号と2段分の遅延量をもつ出力信
号とを合成することにより、正相信号および逆相信号の
位相補正を2回行ない、さらに精度の高いコンプリメン
タリなクロック信号出力が正相信号出力端子3および逆
相信号出力端子2からそれぞれ得られる。
【0052】すなわち、図7を再び参照すると、正相信
号出力側においては、Δt3の期間はインバータ33の
出力の方が先にハイレベルからロウレベルへ遷移するが
インバータ30の方はまだハイレベルの状態にあるか
ら、双方の出力が競合し中間電位を経てインバータ30
の出力がロウレベルになった時点で正相出力端子3もロ
ウレベル状態に安定する。同様にΔt4の期間はインバ
ータ33の出力の方が先にロウレベルからハイレベルへ
遷移するがインバータ30の方はまだロウレベルの状態
にあるから、ここでも双方の出力が競合し中間電位を経
てインバータ30の出力がハイレベルになった時点で正
相出力端子3もハイレベル状態に安定する。
【0053】一方、逆相信号出力側においては、Δt3
の期間はインバータ31の出力の方が先にロウレベルか
らハイレベルへ遷移するがインバータ32の方はまだロ
ウレベルの状態にあるから、双方の出力が競合し中間電
位を経てインバータ32の出力がハイレベルになった時
点で逆相出力端子2もハイレベル状態に安定する。同様
にΔt4の期間はインバータ31の出力の方が先にハイ
レベルからロウレベルへ遷移するがインバータ31の方
はまだハイレベルの状態にあるから、ここでも双方の出
力が競合し中間電位を経てインバータ31の出力がロウ
レベルになった時点で逆相出力端子2もロウレベル状態
に安定する。これらの正相信号および逆相信号は遅延量
が等しい互にコンプリメンタリの関係にある。
【0054】本実施例においても第4の実施例と同様
に、入力端子1および4に供給される信号は、互にコン
プリメンタリではなく、かつ位相のずれた信号の場合で
あっても、正相信号出力端子3および逆相信号出力端子
2には互にコンプリメンタリで位相の等しい信号が得ら
れる。
【0055】また、本実施例においては直列接続される
インバータ18,19および30と21,22および3
2とは3段として説明したが、所定の遅延量に応じて3
段以上カスケード接続とすることもでき、その場合は素
子数とのかね合いから5段までを限度とすることが望ま
しい。4段接続の場合は、入力端子4には正転信号を、
入力端子1には反転信号をそれぞれ供給すればよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクロック
ドライバ回路は、クロック信号からインバータ1段分の
遅延量と3段分の遅延量とをそれぞれ有する信号を合成
してインバータ2段分の遅延量を有する逆相信号を生成
する第1のクロック信号位相補正手段、およびインバー
タの1段分の遅延量と3段分の遅延量とをそれぞれ有す
る信号を合成してインバータ2段分の遅延量を有する逆
相信号とインバータ2段分の遅延量を有する正相信号と
が互にコンプリメンタリでかつ位相が等しくなるように
補正された出力を生成する第2のクロック信号位相補正
手段のうち少なくとも一方を備える。
【0057】また、第1および第2の駆動部を2組有
し、一方の入力端子には正相のクロック信号が、他方の
入力端子には逆相のクロック信号がそれぞれ供給され、
これらのクロック信号からそれぞれ生成されたインバー
タ1段分の遅延量および2段分の遅延量を有する信号を
合成して互にコンプリメンタリでかつ位相が補正された
正相信号および逆相信号をそれぞれ対応する第2の駆動
部から出力する第1のクロック信号位相補正手段、およ
び前記合成を所定の回数繰り返すことにより互にコンプ
リメンタリでかつ位相が補正された正相信号および逆相
信号をそれぞれ対応する第2の駆動部から出力する第2
のクロック信号位相補正手段のうち少なくとも一方の手
段を備える。
【0058】したがって、精度の高いコンプリメンタリ
なクロック信号出力が正相信号出力端子および逆相信号
出力端子からそれぞれ得られる。
【0059】さらに、それぞれの前記インバータの有す
る同一構成要素のトランジスタは、互に所定の同一トラ
ンジスタサイズにそろえて構成されるので、それぞれの
トランジスタサイズの比を個別の値に規定する必要がな
く、素子サイズを小さくできるのでチップ面積の余分な
増大を抑えることができる。
【0060】さらにまた、構成要素にソースホロワ回路
を用いる必要がないので、ソースホロワを流れる貫通電
流がなく余分な電力を消費することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】第1および第2の実施例の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】第2の実施例の動作波形図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図7】第4および第6の実施例の動作説明用タイミン
グチャートである。
【図8】本発明の第5の実施例を示す回路図である。
【図9】第5の実施例の動作波形図である。
【図10】本発明の第6の実施例を示す回路図である。
【図11】従来例のクロックドライバ回路を示す回路図
である。
【図12】図11に示した従来例の動作説明用のタイミ
ングチャートである。
【図13】図11に示した従来例の動作波形図である。
【図14】図11に示したクロックドライバ回路を用い
たマスタスレイブT型フリップフロップの回路図であ
る。
【図15】従来例のクロックドライバ回路の他の例を示
す回路図である。
【図16】従来例のクロックドライバ回路のさらに他の
例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 正相信号の入力端子 2 逆相信号出力端子 3 正相信号出力端子 4 逆相信号の入力端子 11〜32 インバータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子および第1の出力端子間に奇数
    段のインバータがカスケード接続された第1の駆動部と
    前記入力端子および第2の出力端子間に偶数段のインバ
    ータがカスケード接続された第2の駆動部とを有し、前
    記入力端子に供給される1相のクロック信号から前記第
    1の駆動部が逆相信号を、前記第2の駆動部が正相信号
    をそれぞれ生成し、所定の内部回路にそれぞれ分配する
    クロックドライバ回路において;前記クロック信号から
    前記インバータ1段分の遅延量と3段分の遅延量とをそ
    れぞれ有する信号を合成して前記インバータ2段分の遅
    延量を有する前記逆相信号を生成する第1のクロック信
    号位相補正手段、および前記インバータの1段分の遅延
    量と3段分の遅延量とをそれぞれ有する信号を合成して
    前記インバータ2段分の遅延量を有する前記逆相信号と
    前記インバータ2段分の遅延量を有する前記正相信号と
    が互にコンプリメンタリでかつ位相が等しくなるように
    補正された出力を生成する第2のクロック信号位相補正
    手段のうち少なくとも一方を備えることを特徴とするク
    ロックドライバ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のクロック信号位相補正手段
    は、前記第1の駆動部が前記インバータ3段からなり、
    かつ前記第2の駆動部に代えて前記インバータ1段から
    なる第3の駆動部が前記第1の駆動部入力端および出力
    端間に並列接続されて前記逆相信号を出力するように構
    成されることを特徴とする請求項1記載のクロックドラ
    イバ回路。
  3. 【請求項3】 前記第2のクロック信号位相補正手段
    は、前記第1の駆動部が前記インバータ3段からなり、
    かつ前記第2の駆動部が前記インバータ2段からなると
    ともに、前記インバータ1段からなる第4の駆動部が前
    記第1の駆動部の入力端および出力端間に並列接続され
    て前記逆相信号を出力するように構成されたことを特徴
    とする請求項1記載のクロックドライバ回路。
  4. 【請求項4】 前記第2のクロック信号位相補正手段
    は、前記第1の駆動部が前記インバータ3段からなり、
    かつ前記第2の駆動部に代えて前記インバータ1段から
    なる第5の駆動部が前記第1の駆動部の初段出力端およ
    び前記第2の出力端子間に接続されて前記正相信号を出
    力するとともに、前記インバータ1段からなる第6の駆
    動部が前記第1の駆動部の入力端および出力端間に並列
    接続されて前記逆相信号を出力するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロックドライバ回路。
  5. 【請求項5】 入力端子および第1の出力端子間に偶数
    段のインバータがカスケード接続された第1の駆動部と
    前記入力端子および第2の出力端子間に奇数段のインバ
    ータがカスケード接続された第2の駆動部とを有し、前
    記入力端子に供給される少なくとも1相のクロック信号
    から前記第1の駆動部が正相信号を、前記第2の駆動部
    が逆相信号をそれぞれ生成し、所定の内部回路にそれぞ
    れ分配するクロックドライバ回路において;前記第1お
    よび第2の駆動部を2組有し、一方の前記入力端子には
    正相のクロック信号が、他方の前記入力端子には逆相の
    クロック信号がそれぞれ供給され、これらのクロック信
    号からそれぞれ生成された前記インバータ1段分の遅延
    量および2段分の遅延量を有する信号を合成して互にコ
    ンプリメンタリでかつ位相が補正された前記正相信号お
    よび前記逆相信号をそれぞれ対応する前記第2の駆動部
    から出力する第1のクロック信号位相補正手段、および
    前記合成を所定の回数繰り返すことにより互にコンプリ
    メンタリでかつ位相が補正された前記正相信号および前
    記逆相信号をそれぞれ対応する前記第2の駆動部から出
    力する第2のクロック信号位相補正手段のうち少なくと
    も一方の手段を備えることを特徴とするクロックドライ
    バ回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のクロック信号位相補正手段
    は、2組の前記第1の駆動部がそれぞれ前記インバータ
    2段からなり、かつ2組の前記第2の駆動部がそれぞれ
    前記インバータ1段からなるとともに、それぞれの前記
    第1の駆動部の出力端を互に他方の第2の駆動部の出力
    端に接続して構成されることを特徴とする請求項5記載
    のクロックドライバ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1のクロック信号位相補正手段
    は、インバータ2段からなる第3の駆動部と、インバー
    タ3段からなる第4の駆動部にインバータ1段からなる
    前記第5の駆動部が並列接続された並列接続回路とをさ
    らに有し、2組の前記第1の駆動部がそれぞれ前記イン
    バータ2段からなり、かつ2組の前記第2の駆動部がそ
    れぞれ前記インバータ1段からなるとともにそれぞれの
    前記第1の駆動部の出力端が互に他方の第2の駆動部の
    出力端に接続され、前記入力端子および一方の前記第1
    および第2の駆動部の共通接続された入力端間に前記第
    3の駆動部がカスケード接続され、前記入力端子および
    他方の前記第1および第2の駆動部の共通接続された入
    力端間に前記並列接続回路がカスケード接続されて構成
    されることを特徴とする請求項5記載のクロックドライ
    バ回路。
  8. 【請求項8】 前記第2のクロック信号位相補正手段
    は、それぞれ前記インバータ1段からなり前記第2の駆
    動部にカスケード接続される第6の駆動部とそれぞれ前
    記インバータ1段からなり入力端が前記第2の駆動部の
    初段出力端に接続される第7の駆動部とをさらに2組有
    し、2組の前記第1の駆動部がそれぞれ前記インバータ
    2段からなり、かつ2組の前記第2の駆動部がそれぞれ
    前記インバータ1段からなるとともにそれぞれの前記第
    1の駆動部の出力端が互に他方の第2の駆動部の出力端
    に接続され、2組の前記第7の駆動部出力端がそれぞれ
    他方の第6の駆動部の出力端に接続されて構成されるこ
    とを特徴とする請求項5記載のクロックドライバ回路。
  9. 【請求項9】 それぞれの前記インバータの有する同一
    構成要素のトランジスタは、互に所定の同一トランジス
    タサイズにそろえて構成されることを特徴とする請求項
    1または5記載のクロックドライバ回路。
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