JP2000058496A - 半導体ウエハのオゾン水洗浄システム - Google Patents
半導体ウエハのオゾン水洗浄システムInfo
- Publication number
- JP2000058496A JP2000058496A JP10226058A JP22605898A JP2000058496A JP 2000058496 A JP2000058496 A JP 2000058496A JP 10226058 A JP10226058 A JP 10226058A JP 22605898 A JP22605898 A JP 22605898A JP 2000058496 A JP2000058496 A JP 2000058496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone water
- water
- semiconductor wafer
- cleaning tank
- ozone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
縮され、効率的な洗浄を行なうことができる半導体ウエ
ハのオゾン水洗浄システムを提供する。 【解決手段】 半導体ウエハのオゾン水洗浄システムに
おいて、洗浄槽2とオゾン水生成装置6の間のオゾン水
供給ライン4上にオゾン水を昇温するためのヒータ5を
設ける。
Description
製造方法の一部である半導体ウエハのオゾン水洗浄シス
テムに関するものである。
例えば、 (1)特表平9−501017号公報 (2)特表平9−503099号公報 (3)「ADVANCED ORGANIC REMO
VAL PROCESS;GREEN MANUFAC
TURING CONFERENCE,Legacy
Systems,Inc」が挙げられる。
図8に示すように、洗浄槽1、その内部に拡散器付きガ
ス発生装置2、オゾン発生器3、冷却器4、循環ポンプ
5、オゾンプレミックス室6より構成される。この装置
の動作について説明する。まず、純水を循環ポンプ5を
使って循環する。循環される純水は冷却器4によって、
3〜7℃程度まで冷却される。その冷却された純水中に
拡散器付きガス発生装置2及びオゾンプレミックス室6
でオゾン発生器3から発生しているオゾンを溶け込ませ
る。冷却された純水には高濃度のオゾンが溶け込むた
め、常温で溶解させるよりも純水中のオゾン濃度は10
倍程度となる。この高濃度のオゾン水により、ウエハ7
のレジストの除去が可能となる。
た従来の装置で生成されるオゾン(O3 )水のレジスト
除去レートは、図9に示すように、600Å/minと
非常に遅い。600Å/minのエッチングレートで
は、例えば、10000Åのレジストを除去するのに1
7分程度必要となる。また、このジャストエッチングで
は多くの微粒子が表面上に残っており、十分な除去を得
るためには1.5倍程度の25分の処理が必要となる。
ったウエハでの場合であり、レジストのパターニングま
で行ったウエハの場合には、さらにその3倍程度の処理
時間が必要となる。現状のレジスト除去では、SPM
(H2 SO4 とH2 O2 の混合液)を使用しているが、
その場合と比較して5倍以上の処理時間が必要となる。
本発明は、上記状況に鑑みて、半導体ウエハからのレジ
ストの除去時間が短縮され、効率的な洗浄を行なうこと
ができる半導体ウエハのオゾン水洗浄システムを提供す
ることを目的とする。
成するために、 〔1〕半導体ウエハのオゾン水洗浄システムにおいて、
洗浄槽とオゾン水生成装置の間のオゾン水供給ライン上
にオゾン水を昇温するためのヒータを設けるようにした
ものである。
ムにおいて、オゾン水生成装置からオゾン水供給ライン
を介して洗浄槽へ接続するとともに、オゾン水生成時に
オゾン水に含有できなかったオゾンガスを取り出し、そ
のガスを昇温するためのヒータを設け、昇温されたオゾ
ンガスを洗浄槽に導入するようにしたものである。 〔3〕上記〔2〕記載の半導体ウエハのオゾン水洗浄シ
ステムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾン水供
給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、生成され
たオゾン水を溜めるための前記洗浄槽の下部に超音波発
生装置を設けるようにしたものである。
ゾン水洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置か
らオゾン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するととも
に、不活性ガスを昇温するためのヒータを設け、その昇
温された不活性ガスを洗浄槽に導入するようにしたもの
である。 〔5〕上記〔2〕記載の半導体ウエハのオゾン水洗浄シ
ステムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾン水供
給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、生成され
たオゾン水を溜めるための前記洗浄槽内の下部に257
nm紫外線を発生させるUVランプを設けるようにした
ものである。
ゾン水洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置か
らオゾン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するととも
に、生成されたオゾン水を溜めるための前記洗浄槽内に
薬品拡散器を設け、薬品を供給するようにしたものであ
る。 〔7〕上記〔6〕記載の半導体ウエハのオゾン水洗浄シ
ステムにおいて、前記薬品は酸性の液又はアルカリ性の
液である。
ゾン水洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置か
らオゾン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するととも
に、前記オゾン水供給ラインとして白金パイプを設ける
ようにしたものである。
ン水洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置の前
に冷却装置を設けるようにしたものである。
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す半
導体ウエハのO3 水洗浄システムの模式図である。この
図に示すように、O3 水生成装置6には、冷却装置7を
通して純水ライン8が接続され、また、O3 ガスを生成
するためのO2 ガスライン9が接続されている。そのO
3 水生成装置6にはオゾン水ライン4が接続され、オゾ
ン水ライン4には、途中ヒータ5が接続されている。オ
ゾン水ライン4の出口にはオゾン水拡散器3が設けら
れ、このオゾン水拡散器3は洗浄槽2の底部に設けられ
ている。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることにより、O3 水が生成される。生
成されたO3 水は温度が低いため、50から100pp
mと濃度が高くなる。そのO3 水はヒータ5を通して2
0℃から70℃程度まで昇温される。昇温されたO3 水
はオゾン水拡散器3を通して洗浄槽2に供給される。
たO3 水は温度が高いため、過飽和状態となっており、
洗浄槽2に導入された時に常圧となるので急激な分解が
起こる。このような状態の洗浄槽2にレジストのついた
半導体ウエハ1を投入すると、レジストとO3 が急激に
反応を起こす。そのため、レジストの除去時間が短縮さ
れ現状の生産量と同程度にすることが可能となる。ま
た、O3 水を直接昇温するため構造がシンプルである。
エハのO3 水洗浄システムの模式図である。この図に示
すように、O3 水生成装置6には冷却装置7を通して純
水ライン8が接続され、また、O3 ガスを生成するため
のO2 ガスライン9が接続されている。そのO3 水生成
装置6にはオゾン水ライン4が接続され、オゾン水ライ
ン4には、その出口にオゾン水拡散器3が設けられ、オ
ゾン水拡散器3は洗浄槽2の中底部に設けられている。
装置6で純水中に溶け込まなかったO3 ガスを取り出す
ためのO3 ガスライン11が設けられており、そのガス
ライン11にはO3 ガスヒータ10が設けられている。
O3 ガスライン11はO3 ガスヒータ10を出た後、オ
ゾンガス拡散器12につなげられ、そのオゾンガス拡散
器12は、洗浄槽の底部に設けられている。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水はオゾン水拡散器3を通
して洗浄槽2に供給される。
生したO3 ガスは全て純水に溶け込むわけではない。そ
の溶け込まなかったO3 ガスはO3 水生成装置6からO
3 ガスライン11を通して発生する。発生したO3 ガス
はO3 ガスヒータ10により20℃から80℃程度まで
昇温される。昇温されたO3 ガスはオゾンガス拡散器1
2を通して洗浄槽2に供給される。
には、低温のO3 水が入っているが、そこに高温に温め
られたO3 ガスが導入されるためにO3 水の温度は上昇
する。この時、O3 水の急激な分解が起こる。そして、
このような状態の洗浄槽2にレジストのついた半導体ウ
エハ1を投入すると、レジストとO3 が急激に反応を起
こす。そのため、レジストの除去時間が短縮され現状の
生産量と同程度にすることが可能となる。また、O3 ガ
スを導入するため、洗浄槽内のO3 濃度を高濃度に保つ
ことが可能となる。
エハのO3 水洗浄システムの模式図である。この図に示
すように、O3 水生成装置6には冷却装置7を通して純
水ライン8が接続され、また、O3 ガスを生成するため
のO2 ガスライン9が接続されている。そのO3 水生成
装置6にはオゾン水ライン4が接続され、オゾン水ライ
ン4には、その出口にオゾン水拡散器3が設けられ、オ
ゾン水拡散器3は洗浄槽2の中底部に設けられている。
洗浄槽2の底部には伝搬水の溜まった間接槽14を通し
超音波を発振させる超音波発振装置13が設けられてい
る。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水はオゾン水拡散器3を通
して洗浄槽2に供給される。この時、洗浄槽2の底部の
超音波発振装置13から超音波が発振され洗浄槽2中の
O3 水に超音波を照射する。
には、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水に超音
波が照射されているために、O3 分子が激しく震動しO
3 水の急激な分解が起こる。そして、このような状態の
洗浄槽2にレジストのついた半導体ウエハ1を投入する
と、レジストとO3 が急激に反応を起こす。そのため、
レジストの除去時間が短縮され現状の生産量と同程度に
することが可能となる。また、超音波を用いるため、レ
ジストの除去のみならず微粒子の除去も同時に可能とな
る。
エハのO3 水洗浄システムの模式図である。この図に示
すように、O3 水生成装置6には冷却装置7を通して純
水ライン8が接続され、O3 ガスを生成するためのO2
ガスライン9が接続されている。そのO3 水生成装置6
にはオゾン水ライン4が接続され、オゾン水ライン4に
は、その出口にオゾン水拡散器3が設けられ、オゾン水
拡散器3は洗浄槽2の中底部に設けられている。洗浄槽
2の底部にはガス拡散器17が設置されており、ガス拡
散器17にはガスヒータ10を通してN2 ガスライン1
5が接続されている。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水はオゾン水拡散器3を通
して洗浄槽2に供給される。この時、洗浄槽2の底部の
ガス拡散器17から温度を30℃から90℃に上げられ
たN2 ガスが導入される。
には、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水はガス
拡散器17により導入された高温のN2 ガスにより温度
が上昇する。この時、O3 水の温度が上昇することによ
りO3 水の急激な分解が起こる。そして、このような状
態の洗浄槽2にレジストのついた半導体ウエハ1を投入
すると、レジストとO3 が急激に反応を起こす。そのた
め、レジストの除去時間が短縮され、現状の生産量と同
程度にすることが可能となる。また、N2 ガスが洗浄槽
2の底部より供給されるため、バブリングの効果が得ら
れ、レジストの剥離が促進され、なお、かつ、O3 水の
攪拌効果が得られる。
エハのO3 水洗浄システムの模式図である。この図に示
すように、O3 水生成装置6には冷却装置7を通して純
水ライン8が接続され、O3 ガスを生成するためのO2
ガスライン9が接続されている。そのO3 水生成装置6
にはオゾン水ライン4が接続され、オゾン水ライン4に
は、その出口にオゾン水拡散器3が設けられ、オゾン水
拡散器3は洗浄槽2の中底部に設けられている。洗浄槽
2の底部にはUVランプ18が設置されている。UVラ
ンプ18には254nm光を照射できるような低圧水銀
ランプを用いる。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水はオゾン水拡散器3を通
して洗浄槽2に供給される。この時、洗浄槽底部のUV
ランプ18より254nm光が照射される。
には、低温のO3 水が入っているが、それにUVランプ
18より254nm光が照射されると、O3 →O2 +O
* の反応が促進される。このような状態の洗浄槽2にレ
ジストのついた半導体ウエハ1を投入すると、レジスト
と、O* が急激に反応を起こす。そのため、レジストの
除去時間が短縮され現状の生産量と同程度にすることが
可能となる。
浄システムの模式図である。この図に示すように、O3
水生成装置6には冷却装置7を通して純水ライン8が接
続され、O3 ガスを生成するためのO2 ガスライン9が
接続されている。そのO3 水生成装置6にはオゾン水ラ
イン4が接続され、オゾン水ライン4には、その出口に
オゾン水拡散器3が設けられ、このオゾン水拡散器3は
洗浄槽2の中底部に設けられている。洗浄槽2の底部に
は薬品拡散器19が設置されており、薬品拡散器19に
は薬品供給ライン20が接続されている。
る純水は冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水はオゾン水拡散器3を通
して洗浄槽2に供給される。この時、洗浄槽2の底部の
薬品拡散器19から酸性の薬品20A、例えばH2 SO
4 やHClが導入される。
は、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水に酸性の
薬品20Aを導入すると、酸性の薬品20Aを触媒とし
てO 3 の分解が急激に起こる。このような状態の洗浄槽
2にレジストのついた半導体ウエハ1を投入すると、レ
ジストとO3 が急激に反応を起こす。そのため、レジス
トの除去時間が短縮され、現状の生産量と同程度にする
ことが可能となる。また、酸性の薬品20Aが供給され
るため槽内が酸性となり、その場合、半導体ウエハ1上
の微量金属が除去される。
0Aに代えて、アルカリ性の薬品20B、例えば、NH
4 OHを導入するようにしてもよい。更に、洗浄槽に
は、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水にアルカ
リ性の薬品20Bを導入するとアルカリ性の薬品20B
を触媒としてO3 の分解が急激に起こる。このような状
態の洗浄槽2にレジストのついた半導体ウエハ1を投入
すると、レジストとO3 が急激に反応を起こす。そのた
め、レジストの除去時間が短縮され現状の生産量と同程
度にすることが可能となる。また、アルカリ性の薬品2
0Bが供給されるため槽内がアルカリ性となり、その場
合、半導体ウエハ上の微量パーティクルが除去される。
エハのO3 水洗浄システムの模式図である。この図に示
すように、O3 水生成装置6には冷却装置7を通して純
水ライン8が接続され、O3 ガスを生成するためのO2
ガスライン9が接続されている。そのO3 水生成装置6
にはオゾン水ラインとしての白金パイプ21が接続さ
れ、その出口にオゾン水拡散器3が設けられ、そのオゾ
ン水拡散器3は洗浄槽2の底部に設けられている。
る純水は、冷却装置7により3℃から7℃まで冷却され
る。冷却された純水はO3 水生成装置6に導入されO3
ガスと混合されることによりO3 水が生成される。生成
されたO3 水は温度が低いため、50から100ppm
と濃度が高くなる。そのO3 水は白金パイプ21からな
るオゾン水ラインを通り、オゾン水拡散器3を通して洗
浄槽2に供給される。
たO3 水は、白金パイプ21を通過してくるため、その
パイプ表面が触媒となり、O3 →O2 +O* の分解が促
進され、洗浄槽内にO* の多い状態のO3 水が供給され
る。このような状態の洗浄槽2にレジストのついた半導
体ウエハ1を投入すると、レジストとO3 水の急激な反
応が起きる。そのため、レジストの除去時間が短縮され
現状の生産量と同程度にすることが可能となる。また、
オゾン水ラインとして白金パイプを用いるだけなので容
易に製作することができる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば次のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、供給されたO3 水
は温度が高いため、過飽和状態となっており、洗浄槽に
導入された時に常圧となるので急激な分解が起こる。こ
のような状態の洗浄槽にレジストのついた半導体ウエハ
を投入すると、レジストとO3 が急激に反応を起こす。
そのため、レジストの除去時間が短縮され現状の生産量
と同程度にすることが可能となる。また、O3 水を直接
昇温するため構造がシンプルである。
槽には、低温のO3 水が入っているが、高温に温められ
たO3 ガスが導入されるためにO3 水の温度が上昇す
る。この時、O3 水の急激な分解が起こる。このような
状態の洗浄槽にレジストのついた半導体ウエハを投入す
ると、レジストとO3 が急激に反応を起こす。そのた
め、レジストの除去時間が短縮され現状の生産量と同程
度にすることが可能となる。また、O3 ガスを導入する
ため、洗浄槽内のO3 濃度を高濃度に保つことが可能と
なる。
槽には、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水に超
音波が照射されているために、O3 分子が激しく震動し
O3水の急激な分解が起こる。このような状態の洗浄槽
にレジストのついた半導体ウエハを投入すると、レジス
トとO3 が急激に反応を起こす。そのため、レジストの
除去時間が短縮され現状の生産量と同程度にすることが
可能となる。また、超音波を用いるため、レジストの除
去のみならず微粒子の除去も同時に可能となる。
槽には、低温のO3 水が入っているが、そのO3 水は導
入された高温のN2 ガスにより温度が上昇する。O3 水
の温度が上昇することによりO3 水の急激な分解が起こ
る。このような状態の洗浄槽にレジストのついた半導体
ウエハを投入すると、レジストとO3 が急激に反応を起
こす。そのため、レジストの除去時間が短縮され、現状
の生産量と同程度にすることが可能となる。また、N2
ガスが槽底部より供給されるため、バブリングの効果が
得られ、レジストの剥離が促進され、なお、かつ、O3
水の攪拌効果が得られる。
槽には、低温のO3 水が入っているが、それにUVラン
プより254nm光を照射すると、O3 →O2 +O* の
反応が促進される。このような状態の洗浄槽にレジスト
のついた半導体ウエハを投入すると、レジストと、O*
が急激に反応を起こす。そのため、レジストの除去時間
が短縮され現状の生産量と同程度にすることが可能とな
る。
ば、洗浄槽には、低温のO3 水が入っているが、そのO
3 水に酸性薬品を導入すると、酸性薬品を触媒としてO
3 の分解が急激に起こる。このような状態の洗浄槽にレ
ジストのついた半導体ウエハを投入すると、レジストと
O3 が急激に反応を起こす。そのため、レジストの除去
時間が短縮され、現状の生産量と同程度にすることが可
能となる。また、酸性薬品が供給されるため槽内が酸性
となりその場合、半導体ウエハ上の微量金属が除去され
る。
内がアルカリ性となり、その場合、半導体ウエハ上の微
量パーティクルが除去される。 (7)請求項8記載の発明によれば、生成されたO3 水
は、白金パイプを通過してくるため、そのパイプ表面が
触媒となり、O3 →O2 +O* の分解が促進され、洗浄
槽内にO* の多い状態のO3 水が供給される。このよう
な状態の洗浄槽にレジストのついた半導体ウエハを投入
すると、レジストとO3 水の急激な反応が起きる。その
ため、レジストの除去時間が短縮され現状の生産量と同
程度にすることが可能となる。また、白金パイプを用い
るだけであり、容易に製作することができる。
装置を付加することにより、一度冷却した後に昇温する
ことで、より洗浄効果を高めることができる。
の模式図である。
の模式図である。
の模式図である。
の模式図である。
の模式図である。
の模式図である。
の模式図である。
す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体ウエハのオゾン水洗浄システムに
おいて、洗浄槽とオゾン水生成装置の間のオゾン水供給
ライン上にオゾン水を昇温するためのヒータを設けるよ
うにしたことを特徴とする半導体ウエハのオゾン水洗浄
システム。 - 【請求項2】 半導体ウエハのオゾン水洗浄システムに
おいて、オゾン水生成装置からオゾン水供給ラインを介
して洗浄槽へ接続するとともに、オゾン水生成時にオゾ
ン水に含有できなかったオゾンガスを取り出し、そのガ
スを昇温するためのヒータを設け、昇温されたオゾンガ
スを洗浄槽に導入するようにしたことを特徴とする半導
体ウエハのオゾン水洗浄システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾ
ン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、生
成されたオゾン水を溜めるための前記洗浄槽の下部に超
音波発生装置を設けることを特徴とする半導体ウエハの
オゾン水洗浄システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾ
ン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、不
活性ガスを昇温するためのヒータを設け、その昇温され
た不活性ガスを洗浄槽に導入することを特徴とする半導
体ウエハのオゾン水洗浄システム。 - 【請求項5】 請求項2記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾ
ン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、生
成されたオゾン水を溜めるための前記洗浄槽内の下部に
257nm紫外線を発生させるUVランプを設けること
を特徴とする半導体ウエハのオゾン水洗浄システム。 - 【請求項6】 請求項2記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾ
ン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、生
成されたオゾン水を溜めるための前記洗浄槽内に薬品拡
散器を設け、薬品を供給することを特徴とする半導体ウ
エハのオゾン水洗浄システム。 - 【請求項7】 請求項6記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記薬品は酸性の液又はアルカ
リ性の液であることを特徴とする半導体ウエハのオゾン
水洗浄システム。 - 【請求項8】 請求項2記載の半導体ウエハのオゾン水
洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置からオゾ
ン水供給ラインを介して洗浄槽へ接続するとともに、前
記オゾン水供給ラインとして白金パイプを設けることを
特徴とする半導体ウエハのオゾン水洗浄システム。 - 【請求項9】 請求項1又は2記載の半導体ウエハのオ
ゾン水洗浄システムにおいて、前記オゾン水生成装置の
前に冷却装置を設けることを特徴とする半導体ウエハの
オゾン水洗浄システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22605898A JP3862868B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 半導体ウエハの洗浄システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22605898A JP3862868B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 半導体ウエハの洗浄システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003193462A Division JP3863127B2 (ja) | 2003-07-08 | 2003-07-08 | 半導体ウエハの洗浄方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000058496A true JP2000058496A (ja) | 2000-02-25 |
JP2000058496A5 JP2000058496A5 (ja) | 2004-07-29 |
JP3862868B2 JP3862868B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=16839148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22605898A Expired - Fee Related JP3862868B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 半導体ウエハの洗浄システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3862868B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003010795A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 基板洗浄装置及び洗浄方法 |
US6982006B1 (en) | 1999-10-19 | 2006-01-03 | Boyers David G | Method and apparatus for treating a substrate with an ozone-solvent solution |
US7156111B2 (en) * | 2001-07-16 | 2007-01-02 | Akrion Technologies, Inc | Megasonic cleaning using supersaturated cleaning solution |
WO2007102604A1 (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-13 | Tokyo Electron Limited | 液処理装置及び処理液の消泡方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109107974B (zh) * | 2018-07-20 | 2020-08-11 | 横店集团东磁股份有限公司 | 一种太阳能电池制备用石英器件的清洗方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164035A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nec Corp | 半導体基板の洗浄方法 |
JPH04146616A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-20 | Chlorine Eng Corp Ltd | 有機物被膜の除去方法 |
JPH0547730A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Chlorine Eng Corp Ltd | 有機物の除去方法 |
JPH0623430A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 白金系パイプ構造体の製造方法 |
JPH06120203A (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-28 | Hitachi Ltd | 液体の温度調節方法及び液体の温度調節装置 |
JPH08274053A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Hitachi Ltd | 洗浄方法および装置 |
JPH09501017A (ja) * | 1993-07-16 | 1997-01-28 | レガシー システムズ インコーポレイテッド | 半導体ウェーハを流体中で処理する方法および装置 |
JPH09129584A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sumitomo Sitix Corp | 半導体基板の洗浄装置 |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP22605898A patent/JP3862868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164035A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nec Corp | 半導体基板の洗浄方法 |
JPH04146616A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-20 | Chlorine Eng Corp Ltd | 有機物被膜の除去方法 |
JPH0547730A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Chlorine Eng Corp Ltd | 有機物の除去方法 |
JPH0623430A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 白金系パイプ構造体の製造方法 |
JPH06120203A (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-28 | Hitachi Ltd | 液体の温度調節方法及び液体の温度調節装置 |
JPH09501017A (ja) * | 1993-07-16 | 1997-01-28 | レガシー システムズ インコーポレイテッド | 半導体ウェーハを流体中で処理する方法および装置 |
JPH08274053A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Hitachi Ltd | 洗浄方法および装置 |
JPH09129584A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Sumitomo Sitix Corp | 半導体基板の洗浄装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6982006B1 (en) | 1999-10-19 | 2006-01-03 | Boyers David G | Method and apparatus for treating a substrate with an ozone-solvent solution |
JP2003010795A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 基板洗浄装置及び洗浄方法 |
US7156111B2 (en) * | 2001-07-16 | 2007-01-02 | Akrion Technologies, Inc | Megasonic cleaning using supersaturated cleaning solution |
WO2007102604A1 (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-13 | Tokyo Electron Limited | 液処理装置及び処理液の消泡方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3862868B2 (ja) | 2006-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3869566B2 (ja) | フォトレジスト膜除去方法および装置 | |
JP3624162B2 (ja) | 半導体ウェーハをメガソニック洗浄するための脱イオン水の温度制御されたガス化 | |
TW201108314A (en) | Method for processing a substrate and apparatus for performing the same | |
JP2009260020A (ja) | 電子材料用洗浄水、電子材料の洗浄方法及びガス溶解水の供給システム | |
JP2005294377A (ja) | オゾン水供給方法及びオゾン水供給装置 | |
US20080006295A1 (en) | Semiconductor manufacturing apparatus for use in process of cleaning semiconductor substrate and method of manufacturing semiconductor device using the same | |
JP2001077069A (ja) | 基板処理方法及び基板処理装置 | |
JPH04146616A (ja) | 有機物被膜の除去方法 | |
JP4038557B2 (ja) | レジスト除去装置及びレジスト除去方法 | |
JP2540583B2 (ja) | 基板の清浄化処理方法およびその装置 | |
JP2000058496A (ja) | 半導体ウエハのオゾン水洗浄システム | |
JP3863127B2 (ja) | 半導体ウエハの洗浄方法 | |
JPH1022246A (ja) | 洗浄方法 | |
JP2000058496A5 (ja) | ||
JP2004241726A (ja) | レジスト処理方法およびレジスト処理装置 | |
JP2002192089A (ja) | 洗浄方法 | |
JPH11166700A (ja) | 気体含有超純水供給装置 | |
JPH11174692A (ja) | 半導体基板上のフォトレジストを除去する装置および方法 | |
JP3196963B2 (ja) | 有機物の除去方法 | |
JP3910190B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP2001079376A (ja) | ガス溶解水の調製方法 | |
JP3591088B2 (ja) | 半導体基板の洗浄装置 | |
JPH0429220B2 (ja) | ||
JPH0621236Y2 (ja) | 半導体基板の洗浄装置 | |
JP2002001320A (ja) | 排オゾン水の処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060821 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |