JP2000056942A - プリント制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプリンタ、ならびにプリント方法 - Google Patents
プリント制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプリンタ、ならびにプリント方法Info
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Abstract
ブとするプリントデータであっても、部の区切りを認識
して、部ごとに適切な処理を実行することができるプリ
ント制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 1ページ以上のページにより1部のプリ
ントデータが構成され、この1部のプリントデータを複
数部プリンタにより印刷するためのプリント制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あって、プリントデータを受信する手順と、受信したプ
リントデータのうち少なくとも第1ページ目に含まれる
プリントデータを記憶する手順と、記憶したプリントデ
ータと第2ページ目以降のプリントデータとを比較する
手順と、比較の結果、第2ページ目以降のプリントデー
タ中に、記憶したプリントデータと同一のプリントデー
タが存在するページの前に部の区切りがあると判断する
手順と、を有すること特徴とする。
Description
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体、およびプリンタ、ならびにプリント方法に関する。
リント処理における仕分け機能(ソート機能)、仕分け
された用紙群ごとにステープルするフィニッシュ機能、
用紙の両面にプリントを行う両面プリント機能、さらに
は、2ページあるいは4ページ分の画像を1枚の用紙上
にプリントするNin1機能などを有している。
タに送られてくるプリントデータによっては、上記の機
能に対応できない場合がある。例えばパソコンで実行さ
れるアプリケーションソフトウェアの中には、1部のデ
ータが1−2−3の3ページからなり、これを3部プリ
ントする際に、1ジョブのプリントデータとして1−2
−3−1−2−3−1−2−3の9ページ分のデータを
出力するものがある。このような1かたまりのプリント
データでは、部の区切りがどこにあるか分からないの
で、プリンタ側で各部ごとの分類ができず、ソート機能
あるいはフィニッシュ機能を使うことができない。
トデータによる問題は、両面プリントやNin1プリン
トのときにも発生し、例えば上記のように1部のデータ
が1−2−3と奇数枚で構成されていると、両面プリン
トの場合には第1部目の最終ページと第2部目の最初の
ページが1枚の用紙の両面にプリントされてしまい、ま
た、2in1の場合では1枚の用紙にプリントされるこ
ととなって、本来必要とする部ごとのプリント結果が得
られないことになる。
トを実行する際に、ソートやステープル、また、両面プ
リントやNin1プリントなどを、部単位で適切に処理
することができるようにするためのプリント制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することである。また、本発明の他の目的は、部単
位での処理を適切に行うことができるプリンタおよびプ
リント方法を提供することである。
る手段により達成される。
より1部のプリントデータが構成され、この1部のプリ
ントデータを複数部、プリンタによりプリントアウトす
るためのプリント制御プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、前記プリントデー
タを受信する手順と、該受信したプリントデータのう
ち、少なくとも第1ページ目に含まれるプリントデータ
を記憶する手順と、該記憶したプリントデータと第2ペ
ージ目以降のプリントデータとを比較する手順と、前記
比較の結果、第2ページ目以降のプリントデータ中に前
記記憶したプリントデータと同一のプリントデータが存
在するページの前に部の区切りがあると判断する手順
と、を有すること特徴とするプリント制御プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
より1部のプリントデータが構成され、この1部のプリ
ントデータを複数部プリントアウトするプリンタであっ
て、プリントデータを受信するプリントデータ受信手段
と、該受信したプリントデータのうち、少なくとも第1
ページ目に含まれるプリントデータを記憶する記憶手段
と、該記憶したプリントデータと第2ページ目以降のプ
リントデータとを比較する比較手段と、前記比較の結
果、第2ページ目以降のプリントデータ中に前記記憶し
たプリントデータと同一のプリントデータが存在するペ
ージの前に部の区切りがあると判断する部の区切り判断
手段と、を有すること特徴とするプリンタ。
より1部のプリントデータが構成され、この1部のプリ
ントデータを複数部、プリンタによりプリントアウトす
るためのプリント方法であって、プリントデータを受信
する段階と、該受信したプリントデータのうち、少なく
とも第1ページ目に含まれるプリントデータを記憶する
段階と、該記憶したプリントデータと第2ページ目以降
のプリントデータとを比較する段階と、前記比較の結
果、第2ページ目以降のプリントデータ中に前記記憶し
たプリントデータと同一のプリントデータが存在するペ
ージの前に部の区切りがあると判断する段階と、を有す
ること特徴とするプリント方法。
本発明の実施の形態を説明する。
ネットワークコンピュータシステムの構成を示すブロッ
ク図である。このネットワークコンピュータシステム
は、複数のクライアントコンピュータ10、プリンタサ
ーバコンピュータ20、およびデジタル複写機30がネ
ットワーク回線50により接続されたもので、一般的な
LAN環境によるシステムである。
は、複写機としての機能の他、クライアントコンピュー
タ10からの指令によりプリントを行うプリンタとして
の機能と、外部の電話回線(不図示)と接続されてファ
クシミリとしての機能とを有する複合機である。
を図2のブロック図に示す。このデジタル複写機30
は、複写機やファクシミリ送信の際に用いられる原稿画
像読み取りのためのイメージリーダ部(IR)36、イ
メージリーダ部36により読み取った原稿画像やファク
シミリにより受信した画像およびプリンタサーバコンピ
ュータ20から送信されてきたプリントデータをプリン
トアウトするための電子写真方式によるプリンタ部(P
RT)37、プリントされた用紙を部ごとに分けて集積
するための複数のトレイと部ごとにステープル処理する
ためのステープ装置を有する後処理装置39、これら各
部を制御し、かつ、プリントアウトする画像の拡大・縮
小、あるいはNin1プリントやその他の画像処理など
を実行するCPU31、このCPU31の処理のために
画像やプリントデータを一時的に記憶するためのメモリ
32、このCPU31が各種動作を制御するためのプロ
グラムが記憶されたROM34、操作パネル38、およ
びプリンタサーバコンピュータ20とデータの受け渡し
を行うためのインターフェースユニット(IU)33に
よって構成されている。また、このデジタル複写機30
には、ハードディスクドライブ(HDD)35が装備し
てあり、このハードディスクドライブ35には、画像処
理やプリントアウトの処理に必要なプログラムが記憶さ
れていて、このプログラムが適宜読み出されることによ
り画像処理やプリントアウトのために必要な処理が実行
される。また、このハードディスクドライブ35は、読
み取った画像データや受信したプリントデータなどを記
憶するようになっている。
サーバコンピュータ20は、いわゆるパソコンや、UN
IXシステムなどと称されているコンピュータである。
このクライアントコンピュータ10やプリンタサーバコ
ンピュータ20は、いずれも既に広く利用されているも
のであるため、その詳細な説明は省略し、ここでは、ク
ライアントコンピュータ10としてパソコンを用いた場
合の概略構成を図3に示すブロック図を参照して説明す
る。
11、プログラム実行の際にデータの展開などに使用さ
れるRAM12、パソコンの立ち上げ時に必要なブート
システムを記憶しているROM13、ディスプレイ19
上に画像を表示するために画像データを展開するVRA
M14、プログラムや各種データが記憶されているハー
ドディスクドライブ(HDD)15、各種表示を行うデ
ィスプレイ19、文字や指示を入力するためのキーボー
ド21やマウス22、およびネットワーク50によりデ
ータの送受信を行うためのインターフェース回路(I/
F)16などを備えている。また、このようなパソコン
では、多くの場合、記録媒体である、例えばフロッピー
ディスクやCD−ROMなどを読み書きする(CD−R
OMについては読み取りのみ)ためのフロッピーディス
クドライブ(FDD)17およびCD−ROMドライブ
(CDROMD)18を備えている。
ュータ10とプリンタサーバコンピュータ20に利用し
た場合の違いは、その上で実行するアプリケーションソ
フトウェアによる働きであり、ハードウェアとしてはC
PUの処理速度やHDDの記憶容量などの違いがあるの
みで基本的な構成はほとんど同じである。また、場合に
よっては、まったく同じものが使用されることもある。
なお、このようなパソコンが、クライアントコンピュー
タ10として利用されている場合には、インターフェー
ス回路16に接続されるのはネットワーク回線50のみ
であるが、プリンタサーバコンピュータ20として利用
される場合には、ネットワーク回線の他にデジタル複写
機30との間でデータの受け渡しを行うためのインター
フェース回路が装備されることになる。
めの図面である。ここでは、ユーザーがクライアントコ
ンピュータ10上でプリントを指示してから、デジタル
複写機30によりプリントアウトとされるまでの手順を
説明する。
ータ10で動作する文書作成アプリケーションソフトウ
ェアを用いて目的の文書の作成、編集を行う(S1)。
文書作成アプリケーションソフトウェアは、通常、ハー
ドディスク15に記憶されており、ユーザーが必要なと
きにRAM12にロードし、CPU11で実行される。
このとき文書のレイアウトやプリント指示情報などは、
ディスプレイ19上に表示される。また、ユーザーの文
字入力、画像編集、プリント指示などは、キーボード2
1やマウス22から行い、これらの情報はCPU11に
通知されて処理される。
トウェアによってプリント指示が行われると(S2)、
プリントモードの通常設定画面がディスプレイ上に表示
される。通常設定画面からは、複数部のプリント指定
や、部ごとにプリントを行うか否かの設定などが行われ
る(S4)。
プリンタドライバが起動し、デジタル複写機30の機械
的なステータスや、登録されているジョブのステータス
をプリンタサーバコンピュータ20と通信して取得す
る。ここで、デジタル複写機30の機械的なステータス
とは、例えば待機中、プリント中、プレヒート中などで
あり、また、登録されているジョブのステータスとは、
例えばジョブの有無、ジョブのプリント中、ジョブの待
機中などである。
求により、プリンタサーバコンピュータ20は、デジタ
ル複写機30と通信して、上記デジタル複写機の各ステ
ータスを取得し、それにプリンタサーバコンピュータ2
0内のRAMやハードディスクにスプールされているジ
ョブの状態なども付加してクライアントコンピュータ1
0に通知する。
の設定だけでプリントモードの設定を終了する場合もあ
るが、プリンタ特有の機能を設定する場合にはさらに詳
細なプリントモードの設定を行うために、ユーザの指示
により、詳細設定画面を表示して、プリンタ特有の機能
を用いるための詳細設定を行う(S11)。詳細設定画
面は、ユーザの要求によりプリンタドライバがディスプ
レイ19上に表示するもので、例えば図5に示すよう
に、両面プリント、Nin1プリント、ソート、ステー
プル、画像サイズ(拡大・縮小)などデジタル複写機3
0特有の機能を利用するための設定ボタンや入力枠など
を有する画面である。
数の設定をすることができるようになっている。これ
は、文書作成アプリケーションソフトウェアによって
は、通常設定画面上での印刷部数の設定値が、単にその
文書作成アプリケーションソフトウェア内において、1
ジョブ分のプリントデータを作成するための数値として
利用されるだけで、この通常設定画面での印刷部数の設
定値がその後プリンタドライバに渡されないものがある
ため、このプリンタドライバが出力する詳細設定画面上
で改めて設定することができるようにしたものである。
したがって、通常設定画面上での印刷部数の設定値がプ
リンタドライバにプリントモード情報として渡される場
合には、図5に示したプリント部数の設定入力枠には通
常設定画面で設定した部数が表示されることになるが、
印刷部数の設定値が渡されない場合には、ここで改めて
部数を入力するようにユーザを促すための表示を行うよ
うにしてもよい。
行の指示がユーザから与えられると(S5)、文書作成
アプリケーションソフトウェアにより作成された文書デ
ータ、および通常設定画面により設定されたプリントモ
ードのデータが、プリンタドライバに渡される(ただ
し、上記のように文書作成アプリケーションソフトウェ
アによっては、通常設定画面上での設定値が渡されない
ものもある)。
アプリケーションソフトウェアから送られて来た文書デ
ータ(プリントデータ)をページ記述言語に変換して、
設定されたプリントモードと共にプリンタサーバコンピ
ュータ20に送信する。
ントデータを受けとったプリンタサーバコンピュータ2
0では、後に詳細に説明するように複数部が1ジョブと
なっているプリントデータを部単位に分割する処理を行
う(S20)。そして、ラスタライズ(S21)、およ
びスプール(S22)を行った後、ビットマップデータ
となったプリントデータをデジタル複写機30に送信す
る。
れたプリントデータを元にプリントアウトして、部単位
での必要な処理を行う(S31)。
0におけるジョブ分割処理について説明する。
分割処理について説明する。これは、プリンタの機能の
違いに対応したものである。第1は、プリンタが1ジョ
ブを受信し、ジョブ単位で処理を行うプリンタ用の処理
である。第2は、プリンタが1部の分のプリントデータ
とプリントする部数情報を受信して、部単位の処理を行
う機能を有するプリンタ用の処理である。なお、本実施
形態において、前述したデジタル複写機30は、そのプ
リンタ機能として、1部の分のプリントデータと部数情
報を元に複数部のプリントアウトを実行し、部単位の処
理を行う機能を有するものである。
処理手順を示すメインフローチャートであり、図7は図
6中のプリンタドライバとの通信処理の手順を示すサブ
ルーチンフローチャートであり、また、図9は図6中の
プリンタとの通信処理の手順を示すサブルーチンフロー
チャートである。
要な変数のクリアといった初期設定が行われて(S10
1)、内部タイマがセットされる(S102)。
れる(S103)。このとき、後述するようにジョブの
分割処理が実行される。
104)。このプリンタとの通信処理により、分割され
たプリントデータが、部ごとに順次1つのジョブとして
プリンタに送られる。
待って(S105)、ステップS102へ戻り各処理を
繰り返し実行する。したがって、プリンタサーバコンピ
ュータ20は、通常、プリンタドライバやプリンタとの
データのやり取りがなければ、プリント指示待ちの状態
が維持されることになる。
示すように、まず、プリンタドライバからのデータ待ち
の状態となっている(S201)。
たデータの種類を判断する(S202)。
要求のときには、そのステータス要求をそのままプリン
タへ伝える(S211)。その後メインフローチャート
へリターンし、プリンタとの通信処理が行われる。プリ
ンタとの通信処理では、図9に示すように、まず、プリ
ンタからデータを受信したか否かを判断し(S40
1)、データを受信したときには、そのデータの種類を
判断する(S402)。ここで、前記ステータス要求
(S211)に対して、プリンタがステータス情報を返
してきたときには、このステータス情報とプリンタサー
バコンピュータ20内のジョブの蓄積状態などの情報を
付加したステータス情報をプリンタドライバへ送信する
(S411)。
て、受信データがプリントモードであるときには、これ
を記憶する(S221)。
て、プリンタドライバによりページ記述言語に変換され
た後のプリントデータが受信されたときには、まず、受
信したページをカウントするための変数cpを1加算す
る(S231)。なお、この変数cpは、後述するよう
にすべてのデータを受信し終わった後、0クリアされて
いるため、最初のページを受信したときにはこのステッ
プS321によってcp=1となる。
る(S232)。そして、cpが1のときにのみ、ラス
タライズした1ページ分のビットマップデータをメモリ
に記憶する(S234)。また、ラスタライズしたペー
ジは1ジョブ分のデータスプールの開始を記録して(S
235)、スプールする(S236)。ここで、変数c
pが1のときとは、プリンタドライバから送られてきた
データが第1ページのときのみである。したがって、メ
モリに記憶されるデータは第1ページのデータとなる。
モリに記憶したデータと受信したプリントデータ(ここ
ではラスタライズ後のデータである)とを比較する(S
241)。このデータ比較の処理は、図8に示すよう
に、まず、ラスタライズ後のプリントデータの先頭ビッ
トと、メモリに記憶している第1ページのプリントデー
タの先頭ビットとを比較し(S301)、同一であれ
ば、比較したデータが最終データであるか否かを判断し
(S303)、最終データでなければ次のビットを比較
する(S304)。ここで、同一であればステップS3
03に戻り、以下ステップS303〜305を同一デー
タでなくなるまで繰り返し実行する。そして、途中同一
データではないと判断された時点で、非同一であること
を示す信号をセットする(S307)。一方、最終デー
タまで同一であると判断されたときには、同一であるこ
とを示す信号をセットする(S306)。これにより、
プリンタドライバから送られてきた第2ページ目以降の
各ページについて第1ページ目と同一であるか否かが判
断される。
ータではないと判断されたときには(S242)。その
ままラスタライズ後のデータをスプールする(S23
6)。一方、同一であると判断されたときには(S24
2)、1ジョブの終わりを示すためのEnd of J
obコマンドを記録して、スプールしたデータを1ジョ
ブのデータとして閉じる(S243)。その後、この1
ジョブ分のデータをプリントアウトさせるために、プリ
ンタに対してジョブの登録要求を送信する(S24
4)。
較において、メモリに記憶した第1ページと受信したペ
ージのプリントデータが同一であると言うことは、複数
部のプリントデータが連続している中で第1ページ目と
同じプリントデータのあるページは次の部の始めのペー
ジであると判断するものである。したがって、このよう
な第1ページ目のプリントデータとその後の各ページの
プリントデータを比較することで部の区切りを判断する
ことができる。
のジョブ登録要求を行った後は、次のジョブのスプール
を開始することを記録し(S245)、ページ数をカウ
ントするための変数cpを1にして(S246)、この
時点で受信したデータ(前記ステップS242において
記憶してある第1ページと同一とされたデータ)をスプ
ールする(S236)。
Jobコマンドが送られてくるまでステップS231
〜246の各処理を繰り返すことにより複数部が1ジョ
ブとして送られてきたプリントデータを部ごと1ジョブ
とする分割が行われる。
f Jobコマンドを受信したときには、最後のジョブ
としてスプールされたデータを閉じるためにこれを記録
し(S251)、この最後のジョブをプリントアウトさ
せるためにジョブの登録要求をプリンタへ送信して(S
252)、次のプリント実行のために変数cpを0クリ
アする(S253)。
照)、分割されたジョブごとの登録要求に対し、登録可
のデータを受信したときには、前記ステップS221に
おいて記憶したプリントモードをプリンタへ送信し(S
421)、続いて、1ジョブ分のスプールしたデータを
プリンタへ送信する(S422)。1ジョブ分のプリン
トデータを送信し終わった後、End of Jobコ
マンドを送信して(S423)、そのジョブが終了した
ことをプリンタへ伝える。このステップS421〜42
3の処理は、前記ステップS244またはS252のジ
ョブ登録要求に対してプリンタから登録可の信号が来る
ごとに実施される。
20により分割されたプリントデータは1部が1ジョブ
としてプリンタに送信されるため、プリンタでは、ジョ
ブごとに必要な処理、例えばソートやステープル、ま
た、両面プリントやNin1プリントなどを実行するこ
とで、部単位での処理が適切に実行される。
る第2の処理形態について説明する。
あるメインフローチャートは、前述の図6と同様である
ので、その説明は省略する。ここでは、ジョブの分割を
行うプリンタドライバとの通信、およびプリンタとの通
信処理について説明する。
の手順を示すサブルーチンフローチャートであり、図1
1は、プリンタとの通信処理の手順を示すサブルーチン
フローチャートである。
に示すように、まず、プリンタドライバからのデータ待
ちの状態となっている(S501)。
たデータの種類を判断する(S502)。
要求のときには、そのステータス要求をそのままプリン
タへ伝える(S511)。その後メインフローチャート
へリターンし、プリンタとの通信処理が行われる。プリ
ンタとの通信処理では、図11に示すように、まず、プ
リンタからデータを受信したか否かを判断し(S60
1)、データを受信したときには、そのデータの種類を
判断する(S602)。ここで、前記ステータス要求
(S511)に対して、プリンタがステータス情報を返
してきたときには、このステータス情報とプリンタサー
バコンピュータ20内のジョブの蓄積状態などの情報を
付加したステータス情報をプリンタドライバへ送信する
(S611)。
て、受信データがプリントモードであるときには、これ
を記憶する(S521)。
て、プリンタドライバによりページ記述言語に変換され
た後のプリントデータが受信されたときには、まず、受
信したページをカウントするための変数cpを1加算す
る(S531)。なお、この変数cpは、後述するよう
にすべてのデータを受信し終わった後、0クリアされて
いるため、最初のページを受信したときにはcp=1と
なる。
判断し(S532)、cpが1のときにのみ、受信した
1ページ分のページ記述言語のデータをそのままメモリ
に記憶して(S533)、部数をカウントするための変
数jに1を入れる(S534)。そして、受信したペー
ジをラスタライズして(S535)、スプールする(S
536)。ここで、変数cpが1のときとは、前述の場
合と同様に、プリンタドライバから送られてきたデータ
が第1ページのときのみである。したがって、メモリに
記憶されるデータは第1ページのデータとなる。
モリに記憶したデータと受信したデータとを比較する
(S541)。このデータ比較の処理は、前述した図8
の場合と異なり、ページ記述言語のデータをそのまま比
較する。これにより、後述のように同一データであると
判断されたときにはそれ以降のデータをラスタライズや
スプールすることなく破棄することができる。したがっ
て、複数部のプリントの際に、1部の分のデータをラス
タライズやスプールすればよいので、特にプリント部数
が多い場合にはラスタライズのための処理時間が短くな
り、また、スプールのためのハードディスク使用量を節
約することができる。
であると判断されたときには(S542)、部数をカウ
ントするための変数jを1加算して(S544)、受信
したデータは破棄する(S545)。
ないと判断されたときには(S542)。続いて、部数
をカウントするための変数jの値が1であるか否かによ
り、受信したページが複数部の中の第1部目のデータか
どうかが判断される(S543)。そして、変数jが1
のとき、すなわち、第1部目のデータである場合は、受
信したページ記述言語によるデータをラスタライズして
(S535)、スプールする(S536)。一方、変数
jが1以外のときに、すなわち受信したデータが第1部
目のデータではない(第2部目、第3部目・・・などで
ある)ときには、そのまま受信データを破棄する(S5
45)。
Jobコマンドが送られてくるまでステップS531
〜545の各処理を繰り返すことにより、複数部を1ジ
ョブとして送られてきたプリントデータが、1部の分の
プリントデータとしてスプールされ、また、プリントア
ウトする部数が変数jの値として記憶される。
f Jobコマンドを受信したときには、ジョブの登録
要求をプリンタへ送信して(S551)、次のプリント
実行のために変数cpを0クリアする(S552)。
参照)、ジョブの登録要求に対し、登録可のデータを受
信したときには、前記ステップS521において記憶し
たプリントモードに、前記変数jの値をプリントする部
数情報として付加する修正を行い(S621)、変数j
を0クリアする(S622)。ついで、修正したプリン
トモードをプリンタへ送信する(S623)。続いて、
1ジョブ分のスプールしたデータをプリンタへ送信する
(S624)。
ータ20からは1部の分のプリントデータと部数情報が
プリンタに送信され、プリンタでは、1部の分のプリン
トデータを一旦記憶し、このデータを部数情報の分だ
け、各部ごとにプリントアウトして、各部ごとに必要な
処理、例えばソートやステープル、また、両面プリント
やNin1プリントなどを実行することで、部単位での
処理が適切に実行される。
タ20での処理を行うためのプログラムは、CD−RO
Mやフロッピーディスクなどのコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体によって提供され、ハードディスク上にイ
ンストールされることで、常時記憶させて、CPU11
により実行される。
2つ説明したが、これらの処理はプリンタサーバコンピ
ュータに接続されているプリンタによって、必要に応じ
て選択されるものであり、例えばいずれかの処理形態を
必要とするプリンタが1種類のみ(同じ処理形態による
機能を有する複数のプリンタが接続されている場合を含
む)の場合には、必要な処理形態のプログラムを1つだ
け実行すればよい。また異なる処理形態によるプリンタ
が接続されているような場合には、上記2つの処理形態
のプログラムをそれぞれプリンタに合わせて選択して実
行するようにしてもよい。
サーバコンピュータにより実施する場合に限定されるも
のではなく、例えば、クライアントコンピュータ内のプ
リンタドライバやその他のユーティリティーソフトなど
として提供されてもよい。特に、コンピュータをスタン
ドアローンで使用し、直接プリンタをコンピュータに接
続している場合には、このようなプリンタドライバやそ
の他のユーティリティーソフトとして提供されることが
好ましい。
で実行されるプログラムとしてばかりではなく、プリン
タの制御装置により実行されてもよい。そこで、本実施
形態2は、プリンタの制御装置内のROMを、本発明の
記憶媒体として使用し、このROMに記憶されたプリン
ト制御プログラムをプリンタの制御装置内のCPUが実
行することにより、複数部のプリントを部単位で適切に
実行することができるようにしたものである。具体的に
は、例えば、前述のプリンタ機能を有するデジタル複写
機30において、その制御を行うためプログラムが記憶
されているROM34、またはハードディスク35内に
本発明を適用したプログラムを記憶させておき、CPU
31がこれを読み出して実行することにより実施され
る。
タを説明する。第1のプリンタは、受信したプリントデ
ータを順次部単位に分割しつつ、プリントアウトするも
のであり、第2のプリンタは、受信したプリントデータ
のうち1部の分のみを記憶してこれを複数部プリントア
ウトするものである。
タ、およびプリンタとして機能するデジタル複写機など
のハードウェア構成は、前述した実施形態1と同様であ
るので、それらの説明は省略する。
ンタによるプリント動作の手順を示すフローチャートで
ある。この第1のプリンタは、プリンタにおいて、ラス
タイズ後のビットマップデータをプリントデータとして
受信し、受信したプリントデータを各ページごとに順次
プリントアウトしつつ、または両面プリントやNin1
プリントなどを行いつつ、受信したプリントデータの中
から、第1ページ目と第2ページ目以降のページを比較
して、部の区切りを判別し、部単位の処理を実行するも
のである。なお、受信するプリントデータは、複数部を
1ジョブとする、部の区切りのないデータである。
データ待ちの状態となっている(S701)。そして、
データを受信したときには、受信したデータの種類を判
断する(S702)。
要求のときには、その要求に対し、実行中のジョブがな
ければ登録可の信号を返送する(S711)。
ときには、これを解析して、指示された動作を行うため
の準備を行う(S721)。
は、まず、受信したページをカウントするための変数c
pを1加算する(S731)。なお、この変数cpは、
後述するようにすべてのデータを受信し終わった後、0
クリアされているため、最初のページを受信する前にc
p=0となっている。したがって、最初のプリントデー
タを受信したときに、このステップS731の処理によ
りcp=1となる。
判断し(S732)、cpが1のときにのみ、受信した
1ページ分のビットマップデータをメモリに記憶する
(S733)。ここで、変数cpが1のときとは、受信
したプリントデータの最初の第1ページのときのみであ
る。したがって、メモリに記憶されるデータは第1部目
の第1ページのデータとなる。その後、ステップS73
4に進み、プリントアウトのための各処理が行われる。
理は、プリントアウトのための処理である。
として記憶する(S734)。そして、プリントが可能
か否かを判断する(S735)。このプリント可能か否
かの判断は、両面プリントやNin1プリントにおい
て、1枚の用紙にプリントアウトするために必要なデー
タが溜まっているか否かを判断するもので、例えば両面
プリントにおいては、1枚の用紙の表裏面に2ページ分
の画像をプリントするものであるから、ステップS73
4におけるプリント用データとして2ページ分のデータ
が蓄えられているか否かを判断し、また、例えば2in
1プリントのときには、1枚の用紙の片方の面に、2ペ
ージ分のプリントをするのであるから、同様に、2ペー
ジ分のデータが蓄えられているか否かを判断する。さら
に、両面プリントと2in1プリントの両方が指定され
ている場合には、1枚の用紙の片面に2ページ、両面で
4ページ分であるから、4ページ分のデータが蓄えられ
ているか否かを判断することになる。なお、1枚の用紙
に1ページのデータをプリントアウトする場合には、ス
テップS735の判断は、当然に1ページ分のプリント
用データが蓄えられた時点、すなわち、1ページ分のプ
リントデータを受信した直後にプリント可能となる。
可能と判断されれば、プリント用データとして記憶した
ページを読み出し、両面プリントやNin1プリントな
どの指示に従ってレイアウト処理を行い(S736)、
プリントアウトを実行する(S737)。このとき、交
互印刷(用紙に対する画像の向きを交互に天地逆にして
印刷)などの指定がある場合には、このレイアウトのと
きに用紙に対する画像の向きを変更してレイアウトす
る。
リント可能ではないと判断されたときには、プリント用
データの記憶を保持したまま、ステップS701へ戻り
次のデータを受信する。
が1でないときには、メモリに記憶したデータと受信し
たデータとを比較する(S741)。つまり、記憶され
ている第1ページのデータと受信した第2ページ以降の
データを比較することで、部の区切りを判断する。この
データ比較の処理は、前述した図8の場合と同様であ
り、先頭ビットから順に比較することにより同一のプリ
ントデータであるか否かを判断する。
ントデータではないと判断されたときには(S74
2)、ステップS734に進み、前記のように、プリン
トアウトのための各処理が行われる。
リントデータであると判断されたときには(S74
2)、部単位での処理を実行するために、まず、受信し
たページのデータを一時記憶して退避させる(S74
3)。そして、この時点でプリント用データとして記憶
されているデータ、すなわち、両面プリントやNin1
プリントにおいて1枚の用紙にプリントするために必要
なページ数が揃っていないときにプリント用データとし
て記憶されているプリントデータ(これをここでは端数
データと称する)を、プリント用データから読み出し、
レイアウト処理してプリントアウトする(S744)。
したがって、S744の処理により、例えば両面プリン
トの指示がある場合に1ページ分のデータが端数データ
として残っていたときには、これがプリントアウトされ
ることになり、出力された用紙には片面のみ印刷された
ものとなる。また同様に、例えば2in1プリントの指
示がある場合に、1ページ分のデータが端数データとし
て残っていたときには、1枚の用紙の片面の半分に1ペ
ージ分の画像が印刷されものが出力される。なお、端数
データのない場合には、このレイアウトおよびプリント
アウトの処理は行われない。
の指示があればこれら後処理を実行して(S745)、
変数cpを1にする(S746)。そして、先程退避さ
せておいた受信したページ、すなわち、次の部の第1ペ
ージ目のデータをプリント用データとして記憶し直して
(S747)、ステップS734以降の処理に移行す
る。これにより、次の部のプリントが継続されることに
なる。
られてくるまでステップS731〜747の各処理を繰
り返すことにより、複数部が1ジョブとして送られてき
たプリントデータを受信したページ順に順次プリントア
ウトしつつ、部の区切りを判別して、部単位で必要な処
理が行われる。
受信したときには、最後の部の分の処理のために、プリ
ント用データがあるか否かを判断して(S751)、こ
こでプリント用データがある場合、すなわち、端数デー
タが残っている場合には、これをレイアウトしてプリン
トアウトし(S752)、続いて、ソートやステープル
などの後処理の指定があれば、指定にしたがって後処理
を実行する(S753)。そして、次のプリント動作の
ためにcpを0して(S754)、全ての処理を終了す
る。
複数部を1ジョブとして、部の区切りなく送られて来た
プリントデータであっても、部ごとに分割されて、順次
部単位での処理が適切に行われるようになる。
ンタによるプリント動作の手順を示すフローチャートで
ある。この第2のプリンタにおいても前記第1のプリン
タと同様に、複数部を1ジョブとする、部の区切りのな
いプリントデータ(ビットマップデータ)を受信して、
その中から1部の分のプリントデータを一旦記憶した
後、プリントする部数をカウントして、その部数に応じ
てプリントアウトし、部ごとの処理を実行するものであ
る。
データ待ちの状態となっている(S801)。そして、
データを受信したときには、受信したデータの種類を判
断する(S802)。
要求のときには、その要求に対し、実行中のジョブがな
ければ登録可の信号を返送する(S811)。
ときには、これを解析して、指示された動作を行うため
の準備を行う(S821)。
は、まず、受信したページをカウントするための変数c
pを1加算する(S831)。なお、この変数cpは、
後述するようにすべてのデータを受信し終わった後、0
クリアされているため、最初のページを受信したときに
はcp=1となる。
判断し(S832)、cpが1のときにのみ、受信した
1ページ分のビットマップデータをメモリに記憶して
(S833)、部数をカウントするための変数jを1に
する(S834)。ここで、変数cpが1のときとは、
受信したプリントデータの最初の第1ページのときのみ
である。したがって、メモリに記憶されるデータは第1
部目の第1ページのデータとなる。そして、受信したペ
ージをさらにプリント用のデータとしてメモリ(または
ハードディスク)に記憶する(S835)。
モリに記憶したデータと受信したデータと比較する(S
841)。このデータ比較の処理は、前述した図8の場
合と同様であり、先頭ビットから順に比較することによ
り同一のプリントデータであるか否かが判断される。こ
れにより、部の区切りが判断される。
一のプリントデータであると判断されたときには(S8
42)、部数をカウントするための変数jを1加算して
(S844)、受信したデータは破棄する(S84
5)。
データではないと判断されたときには(S842)、続
いて、部数をカウントするための変数jの値が1である
か否かにより、受信したページが複数部の中の第1部目
のデータかどうかが判断される(S843)。そして、
変数jが1のとき、すなわち、第1部目のデータである
場合は、受信したビットマップデータをプリント用のデ
ータとして記憶する(S835)。一方、変数jが1以
外のときに、すなわち受信したデータが第1部目のデー
タではない(第2部目、第3部目・・・などである)と
きには、そのまま受信データを破棄する(S845)。
ク)に記憶するプリント用のデータは、複数部のプリン
トの場合でも1部の分のビットマップデータを記憶する
こととなり、メモリ(またはハードディスク)の使用量
を少なくすることができる。
Jobコマンドが送られてくるまでステップS831
〜845の各処理を繰り返すことにより、複数部を1ジ
ョブとして送られてきたプリントデータが、1部の分の
プリントデータとして記憶され、また、プリントアウト
する部数が変数jの値として記憶される。
受信したときには、記憶してある1部の分のプリント用
のデータを読み出し、両面プリントやNin1プリント
などが指定されている場合の1枚の用紙に対する画像の
レイアウトが行われて(S851)、プリントアウトす
る(S852)。このとき、排紙された部を区別するた
めに、例えば交互排紙(例えば1部目を縦方向に排紙
し、2部目を横方向に排紙する)ような指定がされてい
る場合には、このレイアウトおよびプリントアウトの処
理において、用紙に対する画像の向きを変えたり用紙の
排紙方向を変えるなどの処理を行う。そして、1部の分
のプリントアウトが終了した後、ソートやステープルな
どの後処理の指定があれば後処理を行い(S753)、
部数を示す変数jを1減らす(S854)。
5)、ステップS851〜855を繰り返し実行して全
部数分の処理を完了する。最後に、次のプリント実行の
ために変数cpを0クリアして(S856)、全ての処
理を終了する。
数部を1ジョブとしたプリントデータであっても、部ご
とに分割されて、順次部単位での処理が適切に行われる
ようになる。
よって受信したプリントデータを処理する際には、プリ
ンタ内のCPUが、上記の各処理手順に基づいて所定の
プログラムを実行することにより各処理が実施される。
したがって、プリンタ内のCPUおよびこのCPUが処
理に必要なプログラムやデータを記憶しているメモリや
ハードディスクなどが、本発明のデータ受信手段、比較
手段、および部の区切り判断手段などとして機能するも
のである。
が、本発明はこれら実施形態に限定されるものではな
く、例えば上述の2つの実施形態共に、プリントデータ
の比較において、第1ページ目のプリントデータを1ペ
ージ分記憶しておいて、第2ページ目以降のプリントデ
ータと比較することとしているが、このとき比較の元と
なるプリントデータを1ページ分全部記憶する場合に限
らず、第1ページの所定の部分のみ記憶するようにして
もよい。このようにした場合には、比較するデータ量が
少なくてすみ、比較処理に要する時間を短くすることが
できる。
タとして記憶しておいてもよい。この場合には、記憶し
た複数のページに対して、同じ数のページを比較して全
てが同じとき、すなわち、記憶した複数の各ページと同
一の各ページがあるときに、部の区切りがあると判断す
る。ただし、記憶する比較の元となるページには、第1
ページを含む必要がある。これは、複数のページを比較
して全て同じとなったときに、次の部の第1ページ目が
どこかを判断するためで、この記憶してある第1ページ
のデータと同じデータのページが次の部の第1ページで
あり、このページの前に部の区切りがあると判断する。
このようにすることで、たまたま第1ページと同じデー
タのページが1部の中に含まれているような場合であっ
ても、部の区切りの判断を誤ることなく、より正確に部
の区切りを判断することが可能となる。また、このよう
に複数のページを比較の元データとすることで、記憶し
た複数ページの全てに対して同一のページとなるまで、
部の区切りを行わずに連続してプリントアウトすること
ができる。
は、プリントデータを受信するごとに、順次、第1ペー
ジ目のプリントデータとそれ以降のプリントデータを比
較することとしたが、これに限らず、一旦複数部の全て
のデータを記憶して、その中から第1ページ目(または
第1ページ目を含む複数のページ)と、それ以降のペー
ジを比較するようにしてもよい。
とに以下のような効果を奏する。
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、少なくとも第1ページ目に含まれるプリントデ
ータを記憶してこの記憶したプリントデータと第2ペー
ジ目以降の各ページのプリントデータを比較して、記憶
したプリントデータと同じプリントデータがあるとき
に、その同一のプリントデータのあるページの前に部の
区切りがあると判断することとしたので、この記録媒体
内のプリント制御プログラムをコンピュータにより読み
取り実行することによって、複数部を部の区切りなく一
纏めにしたプリントデータであっても、部の区切りが分
かるようになる。したがって、プリンタでは、このよう
に部の区切りが分かるようになったプリントデータを元
にプリントアウトすることができるようになり、ソート
やステープル、また、両面プリントやNin1プリント
など、部単位での処理が必要な動作を、各部ごとに適切
に処理することができるようになる。
少なくとも第1ページ目に含まれるプリントデータを記
憶してこの記憶したプリントデータと第2ページ目以降
の各ページのプリントデータを比較して、記憶したプリ
ントデータと同じプリントデータがあるときに、その同
一のプリントデータのあるページの前に部の区切りがあ
ると判断することとしたので、複数部を部の区切りなく
1ジョブとしたプリントデータであっても、部の区切り
を判別して、ソートやステープル、また、両面プリント
やNin1プリントなど、部単位での処理が必要な動作
を、各部ごとに適切に処理することができるようにな
る。
は、少なくとも第1ページ目に含まれるプリントデータ
を記憶してこの記憶したプリントデータと第2ページ目
以降の各ページのプリントデータを比較して、記憶した
プリントデータと同じプリントデータがあるときに、そ
の同一のプリントデータのあるページの前に部の区切り
があると判断することとしたので、複数部を部の区切り
なく1ジョブとしたプリントデータであっても、部の区
切りを判別して、ソートやステープル、また、両面プリ
ントやNin1プリントなど、部単位での処理が必要な
プリントアウトを各部ごとに行うことができるようにな
る。
ークコンピュータシステムの概略構成を示す図面であ
る。
いているデジタル複写機の概略構成を示すブロック図で
ある。
ライアントコンピュータとして用いたパソコンの概略構
成を示すブロック図である。
けるステータスの流れを示す図面である。
図面である。
タサーバコンピュータの処理手順を示すメインフローチ
ャートである。
順を示すサブルーチンフローチャートである。
ーチンフローチャートである。
サブルーチンフローチャートである。
形態の処理手順を示すサブルーチンフローチャートであ
る。
理手順を示すサブルーチンフローチャートである。
タの処理手順を示すフローチャートである。
タの他の形態の処理手順を示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1ページ以上のページにより
1部のプリントデータが構成され、この1部のプリント
データを複数部、プリンタによりプリントアウトするた
めのプリント制御プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 前記プリントデータを受信する手順と、 該受信したプリントデータのうち、少なくとも第1ペー
ジ目に含まれるプリントデータを記憶する手順と、 該記憶したプリントデータと第2ページ目以降のプリン
トデータとを比較する手順と、 前記比較の結果、第2ページ目以降のプリントデータ中
に前記記憶したプリントデータと同一のプリントデータ
が存在するページの前に部の区切りがあると判断する手
順と、 を有すること特徴とするプリント制御プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項2】 少なくとも1ページ以上のページにより
1部のプリントデータが構成され、この1部のプリント
データを複数部プリントアウトするプリンタであって、 プリントデータを受信するプリントデータ受信手段と、 該受信したプリントデータのうち、少なくとも第1ペー
ジ目に含まれるプリントデータを記憶する記憶手段と、 該記憶したプリントデータと第2ページ目以降のプリン
トデータとを比較する比較手段と、 前記比較の結果、第2ページ目以降のプリントデータ中
に前記記憶したプリントデータと同一のプリントデータ
が存在するページの前に部の区切りがあると判断する部
の区切り判断手段と、 を有すること特徴とするプリンタ。 - 【請求項3】 少なくとも1ページ以上のページにより
1部のプリントデータが構成され、この1部のプリント
データを複数部、プリンタによりプリントアウトするた
めのプリント方法であって、 プリントデータを受信する段階と、 該受信したプリントデータのうち、少なくとも第1ペー
ジ目に含まれるプリントデータを記憶する段階と、 該記憶したプリントデータと第2ページ目以降のプリン
トデータとを比較する段階と、 前記比較の結果、第2ページ目以降のプリントデータ中
に前記記憶したプリントデータと同一のプリントデータ
が存在するページの前に部の区切りがあると判断する段
階と、 を有すること特徴とするプリント方法。
Priority Applications (2)
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