JP2000055732A - 熱線センサ - Google Patents
熱線センサInfo
- Publication number
- JP2000055732A JP2000055732A JP10225521A JP22552198A JP2000055732A JP 2000055732 A JP2000055732 A JP 2000055732A JP 10225521 A JP10225521 A JP 10225521A JP 22552198 A JP22552198 A JP 22552198A JP 2000055732 A JP2000055732 A JP 2000055732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- holder
- element substrate
- heat ray
- ray sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】反射防止シートをミラーハウジングに簡単に取
り付ける。 【解決手段】両側にアーム状のホルダー部１０ａを有す
るボックス状のミラーハウジング１０と、ミラーハウジ
ング１０の内部に形成されたミラー１１と、ホルダー部
１０ａの先端に着脱自在に装着される素子基板１２と、
前記ホルダー部１０ａの内側でミラー１１と素子基板１
２の間に嵌合される反射防止シート１７とを備えた構
成。
り付ける。 【解決手段】両側にアーム状のホルダー部１０ａを有す
るボックス状のミラーハウジング１０と、ミラーハウジ
ング１０の内部に形成されたミラー１１と、ホルダー部
１０ａの先端に着脱自在に装着される素子基板１２と、
前記ホルダー部１０ａの内側でミラー１１と素子基板１
２の間に嵌合される反射防止シート１７とを備えた構
成。
Description
【０００１】
【発明の属する技術野】本発明は、侵入者の検知を行う
警報システムにおいて用いられる熱線センサに関する。
警報システムにおいて用いられる熱線センサに関する。
【０００２】
【従来の技術】熱線センサは、遠赤外線を輻射する移動
物体を検知するもので、移動物体を検知するエリアを定
めるための反射鏡からなる光学系と、その光学系の略焦
点位置に配置された焦電素子と、信号処理回路とを備
え、信号処理回路は焦電素子の出力レベルが閾値以上で
ある場合に移動物体を検知したことを示すアラーム信号
を出力するようにしている。
物体を検知するもので、移動物体を検知するエリアを定
めるための反射鏡からなる光学系と、その光学系の略焦
点位置に配置された焦電素子と、信号処理回路とを備
え、信号処理回路は焦電素子の出力レベルが閾値以上で
ある場合に移動物体を検知したことを示すアラーム信号
を出力するようにしている。
【０００３】図２は、従来の熱線センサの全体構造を示
す斜視図である。熱線センサ１は、天井等に固定される
円盤状のベース部材２と、ベース部材２に着脱自在に取
り付けられる本体基板３と、本体基板３を覆うカバー５
とを有している。本体基板３には軸孔６ａを有する一対
のミラーステー６が設けられ、また、本体基板３上には
回路基板７が装着されている。そして、一対のミラース
テー６に光学系９が回動可能に装着されている。
す斜視図である。熱線センサ１は、天井等に固定される
円盤状のベース部材２と、ベース部材２に着脱自在に取
り付けられる本体基板３と、本体基板３を覆うカバー５
とを有している。本体基板３には軸孔６ａを有する一対
のミラーステー６が設けられ、また、本体基板３上には
回路基板７が装着されている。そして、一対のミラース
テー６に光学系９が回動可能に装着されている。
【０００４】光学系９は、両側にアーム状のホルダー部
１０ａを有するボックス状のミラーハウジング１０と、
ミラーハウジング１０の内部に形成された焦点距離が異
なる複数のミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着
脱自在に装着された素子基板１２と、ミラー１１に対向
するように素子基板１２に固定された焦電素子１３と、
素子基板１２と回路基板７間を軸孔６ａを経て接続する
配線１５とを備え、ホルダー部１０ａの内側には黒色の
粒状塗料を塗った反射防止シート１６が貼り付けられて
いる。
１０ａを有するボックス状のミラーハウジング１０と、
ミラーハウジング１０の内部に形成された焦点距離が異
なる複数のミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着
脱自在に装着された素子基板１２と、ミラー１１に対向
するように素子基板１２に固定された焦電素子１３と、
素子基板１２と回路基板７間を軸孔６ａを経て接続する
配線１５とを備え、ホルダー部１０ａの内側には黒色の
粒状塗料を塗った反射防止シート１６が貼り付けられて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱線センサでは、反射防止シート１６を貼り付ける
方式のため、その作業に手間がかかるとともに、貼る位
置を間違えた場合に貼り直す作業に手間がかかるという
問題を有している。
来の熱線センサでは、反射防止シート１６を貼り付ける
方式のため、その作業に手間がかかるとともに、貼る位
置を間違えた場合に貼り直す作業に手間がかかるという
問題を有している。
【０００６】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、反射防止シートを簡単に取り付けることがで
きる熱線センサを提供することを目的とする。
であって、反射防止シートを簡単に取り付けることがで
きる熱線センサを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１記載の熱線センサは、両側にア
ーム状のホルダー部１０ａを有するボックス状のミラー
ハウジング１０と、ミラーハウジング１０の内部に形成
されたミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着脱自
在に装着される素子基板１２と、前記ホルダー部１０ａ
の内側でミラー１１と素子基板１２の間に嵌合される反
射防止シート１７を備えたことを特徴とし、請求項２記
載の発明は、請求項１において、前記ホルダー部１０ａ
の先端に係合穴１０ｂが形成されるとともに、ホルダー
部１０ａのミラー１１側には嵌合溝１０ｃが形成され、
また、素子基板１２の両側には前記係合穴１０ｂに係合
される係合突起１２ａが形成され、反射防止シート１７
の一方の側には、前記嵌合溝１０ｃに嵌合される嵌合突
起１７ａが形成され、他方の側に前記係合突起１２ａに
嵌合される嵌合突起１７ｂが形成されることを特徴と
し、請求項３記載の発明は、請求項１、２において、素
子基板１２の一側から延びる配線１５と、ホルダー部１
０ａに形成され、配線１５を収納させる挿通溝１０ｄ
と、反射防止シート１７に前記挿通溝１０ｄに対向する
ように形成された挿通穴１７ｃと、該挿通穴１７ｃに外
部に連通するように形成された切り込み１７ｄとを備え
たことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号
は、本発明の理解を容易にするために図面と対比させる
もので、これにより本発明が何ら限定されるものではな
い。
めに、本発明の請求項１記載の熱線センサは、両側にア
ーム状のホルダー部１０ａを有するボックス状のミラー
ハウジング１０と、ミラーハウジング１０の内部に形成
されたミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着脱自
在に装着される素子基板１２と、前記ホルダー部１０ａ
の内側でミラー１１と素子基板１２の間に嵌合される反
射防止シート１７を備えたことを特徴とし、請求項２記
載の発明は、請求項１において、前記ホルダー部１０ａ
の先端に係合穴１０ｂが形成されるとともに、ホルダー
部１０ａのミラー１１側には嵌合溝１０ｃが形成され、
また、素子基板１２の両側には前記係合穴１０ｂに係合
される係合突起１２ａが形成され、反射防止シート１７
の一方の側には、前記嵌合溝１０ｃに嵌合される嵌合突
起１７ａが形成され、他方の側に前記係合突起１２ａに
嵌合される嵌合突起１７ｂが形成されることを特徴と
し、請求項３記載の発明は、請求項１、２において、素
子基板１２の一側から延びる配線１５と、ホルダー部１
０ａに形成され、配線１５を収納させる挿通溝１０ｄ
と、反射防止シート１７に前記挿通溝１０ｄに対向する
ように形成された挿通穴１７ｃと、該挿通穴１７ｃに外
部に連通するように形成された切り込み１７ｄとを備え
たことを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号
は、本発明の理解を容易にするために図面と対比させる
もので、これにより本発明が何ら限定されるものではな
い。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図１は、本発明の熱線セ
ンサの１実施形態を示す分解斜視図である。図１には、
図２で説明した両側にアーム状のホルダー部１０ａを有
するボックス状のミラーハウジング１０と、ミラーハウ
ジング１０の内部に形成された焦点距離が異なる複数の
ミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着脱自在に装
着される素子基板１２と、素子基板１２の一側から延び
る配線１５が示され、ミラーハウジング１０、ホルダー
部１０ａ及びミラー１１は樹脂による一体成形により製
造される。
実施の形態について説明する。図１は、本発明の熱線セ
ンサの１実施形態を示す分解斜視図である。図１には、
図２で説明した両側にアーム状のホルダー部１０ａを有
するボックス状のミラーハウジング１０と、ミラーハウ
ジング１０の内部に形成された焦点距離が異なる複数の
ミラー１１と、ホルダー部１０ａの先端に着脱自在に装
着される素子基板１２と、素子基板１２の一側から延び
る配線１５が示され、ミラーハウジング１０、ホルダー
部１０ａ及びミラー１１は樹脂による一体成形により製
造される。
【０００９】ミラーハウジング１０には、一対のホルダ
ー部１０ａの先端に係合穴１０ｂが形成されるととも
に、ホルダー部１０ａのミラー１１側には上下に嵌合溝
１０ｃが形成され、さらに、配線１５側のホルダー部１
０ａには、配線１５を収納させることができる挿通溝１
０ｄが形成されている。また、素子基板１２の両側には
突起状の係合突起１２ａが形成されている。
ー部１０ａの先端に係合穴１０ｂが形成されるととも
に、ホルダー部１０ａのミラー１１側には上下に嵌合溝
１０ｃが形成され、さらに、配線１５側のホルダー部１
０ａには、配線１５を収納させることができる挿通溝１
０ｄが形成されている。また、素子基板１２の両側には
突起状の係合突起１２ａが形成されている。
【００１０】一対のホルダー部１０ａの内側には反射防
止シート１７が取り付けられる。この反射防止シート１
７は、紙又は樹脂製で黒色に塗装されるか表面に多数の
凹凸を形成しており、一方の側に前記嵌合溝１０ｃに嵌
合される嵌合突起１７ａが形成され、他方の側に前記係
合突起１２ａに嵌合される嵌合突起１７ｂが形成されて
いる。配線１５側の反射防止シート１７には、前記挿通
溝１０ｄに対向するように挿通穴１７ｃが形成され、こ
の挿通穴１７ｃに外部に連通する切り込み１７ｄが形成
されている。
止シート１７が取り付けられる。この反射防止シート１
７は、紙又は樹脂製で黒色に塗装されるか表面に多数の
凹凸を形成しており、一方の側に前記嵌合溝１０ｃに嵌
合される嵌合突起１７ａが形成され、他方の側に前記係
合突起１２ａに嵌合される嵌合突起１７ｂが形成されて
いる。配線１５側の反射防止シート１７には、前記挿通
溝１０ｄに対向するように挿通穴１７ｃが形成され、こ
の挿通穴１７ｃに外部に連通する切り込み１７ｄが形成
されている。
【００１１】上記構成からなる熱線センサにおいては、
反射防止シート１７の一方の嵌合突起１７ａをミラーハ
ウジング１０の嵌合溝１０ｃに嵌合させ、素子基板１２
の係合突起１２ａを反射防止シート１７の他方の嵌合突
起１７ｂに嵌合させて、ホルダー部１０ａの係合穴１０
ｂに係合させる。そして、配線１５を反射防止シート１
７の切り込み１７ｄに圧入して、挿通溝１０ｄ内に収納
する。
反射防止シート１７の一方の嵌合突起１７ａをミラーハ
ウジング１０の嵌合溝１０ｃに嵌合させ、素子基板１２
の係合突起１２ａを反射防止シート１７の他方の嵌合突
起１７ｂに嵌合させて、ホルダー部１０ａの係合穴１０
ｂに係合させる。そして、配線１５を反射防止シート１
７の切り込み１７ｄに圧入して、挿通溝１０ｄ内に収納
する。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、反射防止シートをミラーハウジングに嵌合さ
せるだけで簡単に取り付けることができる。また、配線
を反射防止シートの切り込みに圧入して挿通溝内に収納
するので、配線が抜けるのを防止することができる。
によれば、反射防止シートをミラーハウジングに嵌合さ
せるだけで簡単に取り付けることができる。また、配線
を反射防止シートの切り込みに圧入して挿通溝内に収納
するので、配線が抜けるのを防止することができる。
【図１】本発明の熱線センサの１実施形態を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図２】従来の熱線センサの全体構造を示す斜視図であ
る。
る。
１０…ミラーハウジング、１０ａ…ホルダー部、１０ｂ
…係合穴 １０ｃ…嵌合溝、１０ｄ…挿通溝 １１…ミラー １２…素子基板、１２ａ…係合突起 １５…配線 １７…反射防止シート、１７ａ、１７ｂ…嵌合突起、１
７ｃ…挿通穴 １７ｄ…切り込み
…係合穴 １０ｃ…嵌合溝、１０ｄ…挿通溝 １１…ミラー １２…素子基板、１２ａ…係合突起 １５…配線 １７…反射防止シート、１７ａ、１７ｂ…嵌合突起、１
７ｃ…挿通穴 １７ｄ…切り込み
Claims (3)
- 【請求項１】両側にアーム状のホルダー部を有するボッ
クス状のミラーハウジングと、該ミラーハウジングの内
部に形成されたミラーと、前記ホルダー部の先端に着脱
自在に装着される素子基板と、前記ホルダー部の内側で
ミラーと素子基板の間に嵌合される反射防止シートとを
備えたことを特徴とする熱線センサ。 - 【請求項２】前記ホルダー部の先端に係合穴が形成され
るとともに、ホルダー部のミラー側には嵌合溝が形成さ
れ、また、前記素子基板の両側には前記係合穴に係合さ
れる係合突起が形成され、さらに、反射防止シートの一
方の側には、前記嵌合溝に嵌合される嵌合突起が形成さ
れ、他方の側に前記係合突起に嵌合される嵌合突起が形
成されることを特徴とする請求項１記載の熱線センサ。 - 【請求項３】前記素子基板の一側から延びる配線と、ホ
ルダー部に形成され、前記配線を収納させる挿通溝と、
前記反射防止シートに前記挿通溝に対向するように形成
された挿通穴と、該挿通穴に外部に連通するように形成
された切り込みとを備えたことを特徴とする請求項１又
は２記載の熱線センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225521A JP2000055732A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 熱線センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225521A JP2000055732A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 熱線センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000055732A true JP2000055732A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16830618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10225521A Pending JP2000055732A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 熱線センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000055732A (ja) |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP10225521A patent/JP2000055732A/ja active Pending
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