JP2000048598A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000048598A
JP2000048598A JP10216360A JP21636098A JP2000048598A JP 2000048598 A JP2000048598 A JP 2000048598A JP 10216360 A JP10216360 A JP 10216360A JP 21636098 A JP21636098 A JP 21636098A JP 2000048598 A JP2000048598 A JP 2000048598A
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雅也 村中
Yutaka Ito
伊藤  豊
Masahiro Oyamada
昌裕 小山田
Akira Takahashi
昌 高橋
Takeshi Hashimoto
剛 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、高性能化を図りつつ効率
のよい選別試験を実現した半導体集積回路装置を提供す
る。 【解決手段】 第1及び第2の外部端子から供給された
第1電圧と第2電圧とを受け、上記第1電圧とは異なる
内部電圧を形成する内部電源回路と、上記内部電圧で動
作する内部回路を備えた半導体集積回路装置において、
上記内部電源回路に対して通常動作とは異なる電圧に変
更できる機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、ダイナミック型RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)のように昇圧電圧や基板バックバイアス電
圧、及び内部降圧電圧を形成する回路を持つもののテス
ト技術に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外部端子から供給された電源電圧を受
け、回路の動作に必要な内部電圧を形成する内部電源回
路を備えたダイナミック型RAMの例として、特開平3
−214669号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミック型RAM
では、高速化や低消費電力化、高性能化の要求に対応す
る等のために内部電圧を定電圧化するのが有利である。
選別試験では、一般に電源電圧や入出力電圧、温度、タ
イミングなどの条件をスペックの範囲内の組み合わせで
行っている。実際には、テスタなどの装置誤差や、特性
の再現性のバラツキを吸収するためにスペックに対して
いくらかのマージンを持たせて行うものである。特に、
電源電圧条件は特性に対して比較的大きな大きな影響力
をもっているために、スペックに対してさらに数%程度
のマージンを持たせるなどしている。しかしながら、上
記の内部電圧は外部端子から供給される電源電圧の影響
を受けないように定電圧化しているので、通常動作時よ
りも厳しい条件とするマージンを加えた試験が行えなく
なってしまうという問題のあることが本願発明者等にお
いて見い出された。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成により、高
性能化を図りつつ効率のよい選別試験を実現した半導体
集積回路装置を提供することにある。この発明の前記な
らびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述
および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1及び第2の外部端子か
ら供給された第1電圧と第2電圧とを受け、上記第1電
圧とは異なる内部電圧を形成する内部電源回路と、上記
内部電圧で動作する内部回路を備えた半導体集積回路装
置において、上記内部電源回路に対して通常動作とは異
なる電圧に変更できる機能を設ける。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
ダイナミック型RAMに設けられる昇圧回路の一実施例
の回路図が示されている。昇圧回路の電圧発生部VPP
−gen.は、それ自体が公知であるので図示しない
が、発振回路と、かかる発振パルスを受けて外部端子か
ら供給された電源電圧VDD以上に高くされた昇圧電圧
VPPを形成するチャージポンプ回路から構成される。
昇圧回路は、昇圧電圧VPPが所望の昇圧電圧になるよ
うな制御する電圧検出回路が設けられる。
【0007】上記電圧検出回路は、昇圧電圧VPPが所
望の設定電圧に到達するとそれに対応して検出信号VP
STOPを一方のレベルに変化させ上記電圧発生部VP
P−gen.の昇圧動作を停止させる。上記昇圧電圧V
PPを動作電圧とする内部回路の動作やリーク電流によ
って、上記昇圧電圧VPPが所望の設定値よりも低下す
ると、上記電圧検出回路は、それに対応して検出信号V
PSTOPが他方のレベルに変化させ上記電圧発生部V
PP−gen.の動作を再開させる。電圧検出回路は、
このように昇圧電圧VPPの変化に対応した検出信号V
PSTOPを形成して電圧発生部VPP−gen.を間
欠的に動作させることにより、上記昇圧電圧VPPをほ
ぼ所望の一定電圧に維持する。
【0008】この実施例では、内部回路の動作マージン
の評価のために、通常動作時の昇圧電圧の他に動作試験
用の2通りの昇圧電圧を設定する機能が付加される。ダ
イナミック型RAMにおける昇圧電圧は、後述するよう
にワード線の選択レベルを設定するものである。ダイナ
ミック型メモリセルは、アドレス選択MOSFETと記
憶キャパシタにより構成され、上記のアドレス選択MO
SFETをスイッチとして機能させて記憶キャパシタと
ビット線とを接続し、ビット線と記憶キャパシタ間の電
荷の移動により、読み出しや書き込みを行う。
【0009】アドレス選択MOSFETは、それをオン
状態にするためにはソース電位に対して実効的なしきい
値電圧だけゲート電圧を高くする必要がある。このた
め、上記ビット線と記憶キャパシタとの間で電荷を移動
させるためには、ビット線のハイレベルに対してアドレ
ス選択MOSFETのゲート電圧を上記しきい値電圧以
上に高くする必要がある。したがって、アドレス選択M
OSFETのゲートが接続されるワード線の選択レベル
は、上記のビット線のハイレベルに対して上記のしきい
値電圧だけ高い電圧にする必要がある。
【0010】この実施例では、通常の動作に対応した第
1の昇圧電圧と、それよりも高くされた第2の昇圧電圧
と、上記第1の昇圧電圧よりも低くされた第3の昇圧電
圧からなる3通りの昇圧電圧の切り換えを可能にするた
めに、それぞれに対応した3個の電圧検出回路が設けら
れる。
【0011】内部電圧VDLは、後述するようにセンス
アンプの動作電圧とされて、ビット線のハイレベルを決
める電圧である。このため、昇圧電圧VPPは上記内部
電圧VDLに対してアドレス選択MOSFETのしきい
値電圧に対応した電圧だけ高くするために、かかる内部
電圧VDLを基準にして電圧検出が行われる。電圧検出
手段として、Pチャンネル型MOSFETのゲート,ソ
ース間のしきい値電圧が利用される。
【0012】通常動作(NORMAL)に対応した電圧
検出回路は、Pチャンネル型MOSFET66、67及
びNチャンネル型MOSFET61により構成される。
上記MOSFET66は、そのゲートとドレインとが共
通接続されてダイオード形態にされる。このMOSFE
T66は、ソースに昇圧電圧VPPが印加され、共通接
続されたゲートとドレインは、MOSFET67のソー
スに接続される。このMOSFET67のゲートに内部
電圧VDLが供給される。上記Nチャンネル型MOSF
ET61は、特に制限されないが、ゲートに定常的に所
定の電圧が与えられて高抵抗素子として動作する。
【0013】上記MOSFET66及び67は、ソース
と基板との間の電位差による基板効果によって実効的な
しきい値電圧が変化することを防ぐために、それぞれが
独立したN型ウェル領域に形成され、かかるウェル領域
はそれぞれのソースと接続される。これにより、VPP
−VDL<2VthのときにはMOSFET66と67が
オフ状態となり、MOSFETQ61のドレイン出力は
ロウレベルにされる。これに対して、VPP−VDL>
2VthとなるようにVPPが上昇すると、MOSFET
66と67がオン状態となり、MOSFETQ61のド
レイン出力をロウレベルからハイレベルに引き上げ、ゲ
ート回路70のロジックスレッショルド電圧に到達する
と、かかるゲート回路70によりハイレベルと判定され
る。このような検出動作によって、VPP−VDL≒2
Vthとなるような電圧発生部VPP−gen.に対する
動作制御が行われる。
【0014】上記通常動作(NORMAL)時よりも昇
圧電圧VPPを高く(UP)するための電圧検出回路
は、Pチャンネル型MOSFET63〜65及びNチャ
ンネル型MOSFET60により構成される。上記MO
SFET63と64は、そのゲートとドレインとが共通
接続されてダイオード形態にされて直列接続される。上
記一方のMOSFET63のソースに昇圧電圧VPPが
印加され、他方のMOSFET64のドレインは、MO
SFET65のソースに接続される。このMOSFET
65のゲートに内部電圧VDLが供給される。上記Nチ
ャンネル型MOSFET60は、特に制限されないが、
ゲートに定常的に所定の電圧が与えられて高抵抗素子と
して動作する。
【0015】上記MOSFET63〜65は、前記同様
にソースと基板との間の電位差による基板効果によって
実効的なしきい値電圧が変化することを防ぐために、そ
れぞれが独立したN型ウェル領域に形成され、かかるウ
ェル領域はそれぞれのソースと接続される。これによ
り、VPP−VDL<3VthのときにはMOSFET6
3〜65がオフ状態となり、MOSFETQ60のドレ
イン出力はロウレベルにされる。これに対して、VPP
−VDL>3VthとなるようにVPPが上昇すると、M
OSFET63〜と65がオン状態となり、MOSFE
TQ60のドレイン出力をロウレベルからハイレベルに
引き上げ、ゲート回路69のロジックスレッショルド電
圧に到達すると、かかるゲート回路69によりハイレベ
ルと判定される。このような検出動作によって、VPP
−VDL≒3Vthとなるような電圧発生部VPP−ge
n.に対する動作制御が行われる。
【0016】上記通常動作(NORMAL)時よりも昇
圧電圧VPPを低く(DW)するための電圧検出回路
は、Pチャンネル型MOSFET68及びNチャンネル
型MOSFET62により構成される。上記MOSFE
T68のソースに昇圧電圧VPPが印加され、ゲートに
内部電圧VDLが供給される。上記Nチャンネル型MO
SFET62は、特に制限されないが、ゲートに定常的
に所定の電圧が与えられて高抵抗素子として動作する。
【0017】上記MOSFET68も、それが形成され
るウェル領域はソースと接続されて昇圧電圧VPPが印
加される。これにより、VPP−VDL<Vthのときに
はMOSFET68がオフ状態となり、MOSFETQ
62のドレイン出力はロウレベルにされる。これに対し
て、VPP−VDL>VthとなるようにVPPが上昇す
ると、MOSFET68がオン状態となり、MOSFE
TQ62のドレイン出力をロウレベルからハイレベルに
引き上げ、ゲート回路71のロジックスレッショルド電
圧に到達すると、かかるゲート回路71によりハイレベ
ルと判定される。このような検出動作によって、VPP
−VDL≒Vthとなるような電圧発生部VPP−ge
n.に対する動作制御が行われる。
【0018】上記のような3個の電圧検出回路のうち1
の検出信号のみを選択して有効とするために、言い換え
るならば、上記3通りの昇圧電圧VDL+Vth、VDL
+2Vth、VDL+3Vthの中の1つを選択できるよう
にするために、上記3個の検出回路に対応したゲート回
路69、70及び71には、制御信号UP、NORMA
L、DWが供給されてそのうちの1がのみがハイレベル
(論理1)にされる。
【0019】通常動作時には制御信号NORMALをハ
イレベル(論理1)にし、ゲート回路70がゲートを開
いて、MOSFET66、67に対応した検出信号が有
効となって、昇圧電圧VPP≒VDL+2Vthのように
設定する。試験動作時には制御信号UPをハイレベル
(論理1)にすると、ゲート回路69がゲートを開くの
で、MOSFET63〜65に対応した検出信号が有効
となって、昇圧電圧VPP≒VDL+3Vthのように上
記通常動作時に比べて高く設定できる。また、制御信号
DWをハイレベル(論理1)にすると、ゲート回路71
がゲートを開くので、MOSFET68に対応した検出
信号が有効となって、昇圧電圧VPP≒VDL+Vthの
ように低く設定できる。
【0020】上記の検出回路での無駄な電流を低減させ
るために、上記高抵抗として作用するNチャンネル型M
OSFET60、61及び62のゲートに上記制御信号
UP、NORMAL及びDWを供給する。このような構
成とすることにより、制御信号がロウレベルにされたも
のは、上記Nチャンネル型MOSFETをオフ状態にし
て無駄な電流低減を行うことができる。つまり、制御信
号UPのハイレベルによりVPP≒VDL+3Vthを形
成するとき、それより低い電圧を検出する電圧検出回路
において定常的に電流が流れるのを防止することでき
る。また、通常動作時において、制御信号NORMAL
のハイレベルによりVPP≒VDL+2Vthを形成する
とき、それより低い電圧を検出する電圧検出回路におい
て定常的に電流が流れるのを防止することでき、電圧発
生部VPP−gen.の負担を少しでも軽くすることが
できる。
【0021】図2には、この発明が適用されたダイナミ
ック型RAMに設けられる基板電圧発生回路の一実施例
の回路図が示されている。基板電圧発生回路の電圧発生
部VBB−gen.は、それ自体が公知であるので図示
しないが、発振回路と、かかる発振パルスを受けて外部
端子から供給された回路の接地電位VSSよりも低い負
電圧VBBを形成するチャージポンプ回路から構成され
る。基板電圧発生回路は、基板電圧VBBが所望の負電
圧になるような制御する電圧検出回路が設けられる。
【0022】上記電圧検出回路は、基板電圧VBBが所
望の設定電圧に到達するとそれに対応して検出信号VB
STOPを一方のレベルに変化させ上記電圧発生部VB
B−gen.の動作を停止させる。内部回路の動作によ
り基板電圧に流れる込む電流やリーク電流等によって、
上記基板電圧VBBが所望の設定値よりも絶対値的に低
下(レベルとしては上昇)すると、上記電圧検出回路
は、それに対応して検出信号VBSTOPが他方のレベ
ルに変化させ上記電圧発生部VPP−gen.の動作を
再開させる。電圧検出回路は、このように基板電圧VB
Bの変化に対応した検出信号VBSTOPを形成して電
圧発生部VBB−gen.を間欠的に動作させることに
より、上記基板電圧VBBをほぼ所望の一定電圧に維持
する。
【0023】この実施例では、内部回路の動作マージン
の評価のために、通常動作時の基板電圧の他に動作試験
用の2通りの基板電圧を設定する機能が付加される。ダ
イナミック型RAMにおける基板電圧は、ダイナミック
型メモリセルのアドレス選択MOSFETに負のバック
バイアス電圧を供給し、その実効的なしきい値電圧を高
くして、データ保持状態のリーク電流を小さくする等の
ためのものである。通常の動作に対応した第1の基板電
圧と、それよりも高くされた第2の基板電圧と、上記第
1の基板電圧よりも低くされた第3の基板電圧からなる
3通りの基板電圧の切り換えを可能にするために、それ
ぞれに対応した3個の電圧検出回路が設けられる。これ
らの電圧検出回路は、電圧検出手段として、Nチャンネ
ル型MOSFETのゲート,ソース間のしきい値電圧が
利用される。
【0024】通常動作(NORMAL)に対応した電圧
検出回路は、Nチャンネル型MOSFET45、46及
びPチャンネル型MOSFET42により構成される。
上記MOSFET46は、ゲートとドレインとが共通接
続されてダイオード形態にされ、ソースに基板電圧VB
Bが印加される。上記MOSFET46のドレインはM
OSFET45のソースに接続される。MOSFET4
5のゲートには回路の接地電位が供給される。そして、
MOSFET45のドレインと電源電圧VDLとの間に
はゲートに定常的に回路の接地電位が与えられて高抵抗
素子として動作するPチャンネル型MOSFET42が
設けられる。
【0025】上記MOSFET45及び46は、ソース
と基板との間の電位差による基板効果によって実効的な
しきい値電圧が変化することを防ぐために、それぞれが
独立したP型ウェル領域に形成され、かかるウェル領域
はそれぞれのソースと接続される。これにより、絶対値
的にVBB<2VthのときにはMOSFET45と46
がオフ状態となり、MOSFETQ42のドレイン出力
はハイレベルにされる。これに対して、絶対値的にVB
B>2VthとなるようにVBBが低下する(深くなる)
と、上記MOSFET45と46がオン状態となり、上
記MOSFETQ42のドレイン出力をハイレベルから
ロウレベルに引き下げ、ゲート回路53のロジックスレ
ッショルド電圧以下になると、かかるゲート回路53に
よりロウレベルと判定される。このような検出動作によ
って、VBB≒2Vthとなるような電圧発生部VBB−
gen.に対する動作制御が行われる。上記のように電
圧検出回路での信号レベルが前記図1の場合とは逆にな
っているので、ゲート回路53は、ナンドゲート回路の
出力部にインバータ回路が設けられる。
【0026】上記通常動作(NORMAL)時よりも基
板電圧VBBを低く、言い換えるならば深く(DEE
P)するための電圧検出回路は、Nチャンネル型MOS
FET47〜49及びPチャンネル型MOSFET43
により構成される。上記MOSFET49と48は、そ
のゲートとドレインとが共通接続されてダイオード形態
にされて直列接続される。上記一方のMOSFET49
のソースに基板電圧VBBが印加され、他方のMOSF
ET48のドレインは、MOSFET47のソースに接
続される。このMOSFET47のゲートに回路の接地
電位VSSが供給される。このMOSFET47のドレ
インと電源電圧VDLとの間には、Pチャンネル型MO
SFET43が設けられる。この,チャンネル型MOS
FET43は、特に制限されないが、ゲートに定常的に
接地電位が与えられて高抵抗素子として動作する。
【0027】上記MOSFET47〜49は、前記同様
にソースと基板との間の電位差による基板効果によって
実効的なしきい値電圧が変化することを防ぐために、そ
れぞれが独立したN型ウェル領域に形成され、かかるウ
ェル領域はそれぞれのソースと接続される。これによ
り、前記同様に絶対値的にVBB<3VthのときにはM
OSFET47〜49がオフ状態となり、MOSFET
Q43のドレイン出力はハイレベルにされる。これに対
して、絶対値的にVBB>3VthとなるようにVBBが
低下する(深くなる)と、MOSFET47〜と49が
オン状態となり、MOSFETQ43のドレイン出力を
ロウレベルからハイレベルに引き上げ、ゲート回路52
のロジックスレッショルド電圧以下になると、かかるゲ
ート回路52によりロウレベルと判定される。このよう
な検出動作によって、VBB≒−3Vthとなるような電
圧発生部VPP−gen.に対する動作制御が行われ
る。
【0028】上記通常動作(NORMAL)時よりも基
板電圧VBBを高する、言い換えるならば浅く(SHA
LLOW)するための電圧検出回路は、Nチャンネル型
MOSFET44及びPチャンネル型MOSFET41
により構成される。上記MOSFET44のソースに基
板電圧VBBが印加され、ゲートに回路の接地電位VS
Sが供給される。上記Pチャンネル型MOSFET41
は、ゲートに定常的に接地電位が与えられて高抵抗素子
として動作する。
【0029】上記MOSFET44も、それが形成され
るウェル領域はソースと接続されて基板電圧VBBが印
加される。これにより、VBB<VthのときにはMOS
FET44がオフ状態となり、MOSFETQ41のド
レイン出力はハイレベルにされる。これに対して、VB
B>VthとなるようにVBBが低下すると(深くなる)
と、MOSFET44がオン状態となり、MOSFET
Q41のドレイン出力をハイレベルからロウレベルに引
き下げ、ゲート回路50のロジックスレッショルド電圧
以下になると、かかるゲート回路50によりロウレベル
と判定される。このような検出動作によって、VBB≒
Vthとなるような電圧発生部VBB−gen.に対する
動作制御が行われる。
【0030】上記のような3個の電圧検出回路のうち1
の検出信号のみを選択して有効とするために、言い換え
るならば、上記3通りの基板電圧−Vth、−2Vth、−
3Vthの中の1つを選択できるようにするために、上記
3個の検出回路に対応したゲート回路50、51及び5
2には、制御信号SHALLOW、NORMAL、DE
EPWが供給されてそのうちの1がのみがハイレベル
(論理1)にされる。
【0031】通常動作時には制御信号NORMALをハ
イレベル(論理1)にすると、ゲート回路51がゲート
を開いて、MOSFET45、46に対応した検出信号
が有効となって、基板電圧VBB≒−2Vthのように設
定する。試験動作時には制御信号DEEPをハイレベル
(論理1)にすると、ゲート回路52がゲートを開くの
で、MOSFET47〜49に対応した検出信号が有効
となって、基板電圧VBB≒−3Vthのように上記通常
動作時に比べて深く設定できる。また、制御信号SHA
LLOWをハイレベル(論理1)にすると、ゲート回路
50がゲートを開くので、MOSFET44に対応した
検出信号が有効となって、基板電圧VBB≒−Vthのよ
うに低く設定できる。
【0032】上記の検出回路での無駄な電流を低減させ
るために、上記高抵抗として作用するPチャンネル型M
OSFET60、61及び62のゲートに上記制御信号
DEEP、NORMAL及びSHALLOWの反転信号
を供給する。このような構成とすることにより、制御信
号がロウレベルにされたものは、その反転信号のハイレ
ベルにより上記Pチャンネル型MOSFETをオフ状態
にして無駄な電流低減を行うことができる。つまり、制
御信号DEEPのハイレベルによりVBB≒−3Vthを
形成するとき、それより浅い電圧を検出する電圧検出回
路において定常的に電流が流れるのを防止することでき
る。また、通常動作時において、制御信号NORMAL
のハイレベルによりVBB≒−2Vthを形成するとき、
それより浅い電圧を検出する電圧検出回路において定常
的に電流が流れるのを防止することでき、電圧発生部V
BB−Gen.の低消費電力化を図ることができる。
【0033】図3には、この発明が適用されたダイナミ
ック型RAMに設けられる内部降圧回路の一実施例の回
路図が示されている。この実施例では、定電流を形成し
てそれを直列接続されたトリミング用の抵抗Rに流して
複数通りの分圧電圧を形成する。このような分圧回路に
より形成された複数通りの電圧の中からトリミング信号
TRM0〜TRM7でスイッチ制御されるMOSFET
を介して例えば2.0Vのような基準電圧を形成する。
【0034】特に制限されないが、上記のトリミング信
号TRM0〜TRM7は、3個のヒューズ手段の選択的
な切断により形成された3ビットからなる選択信号をデ
コードして形成される。つまり、降圧電圧VDLが上記
の2.0Vに最も近い分圧電圧を選ぶように上記3個の
ヒューズ手段等を切断させる。上記のトリミングは、選
択的なヒューズ手段の切断の他、ワイヤボンディングに
より設定するものであってもよい。
【0035】この実施例では、上記降圧電圧VDLで動
作する内部回路の動作マージンの評価のために、通常動
作時の降圧電圧の他に動作試験用の2通りの降圧電圧を
設定する機能が付加される。この場合、動作試験用の降
圧電圧は、それ独自に設定するとプロセスバラツキ等に
より通常動作時の降圧電圧との差が個々のダイナミック
型RAMで異なることとなり、動作マージンの評価にプ
ロセスバラツキ成分が含まれてしまう。
【0036】この実施例では、内部回路の動作マージン
の評価には、通常動作時の試験電圧との関連において設
定されるべきものであることに着目し、上記通常動作時
の降圧電圧を形成する分圧電圧を流用して試験用の基準
電圧が形成される。つまり、上記のトリミング信号TR
M0〜TRM7により通常動作時に対応した基準電圧と
ともに、それを中心にして上下の分圧電圧も同時に選択
するようにする。例えば、トリミング信号TRM3で説
明すると、スイッチMOSFET32をオン状態にし
て、分圧点T+4の分圧電圧を選択して通常動作用の第
1の基準電圧を選択する。それと同時に、スイッチMO
SFET31と33とをオン状態にし、上記分圧点T+
3とT+5の分圧電圧をそれぞれ選択して試験用の第2
と第3の基準電圧を選択する。
【0037】他のトリミング信号TRM0〜TRM7に
おいても、上記と同様にそれにより選択された通常動作
用の第1の基準電圧と、それを中心にした上下の分圧電
圧を選ぶようにする。ただし、最低分圧点T+1では、
それより下の分圧電圧は存在しないので、試験用の基準
電圧は分圧点T+2のような第3の基準電圧のみが選択
される。同様に、最高分圧点T+8では、それより高い
電圧電圧は存在しないから、試験用の基準電圧は分圧点
T+7のような第2の基準電圧のみが選択される。
【0038】上記通常動作用の第1の基準電圧は、通常
動作時の制御信号NORによりスイッチ制御されるMO
SFET35を通して演算増幅回路37とPチャンネル
型の出力MOSFET38からなるボルテージフォロワ
回路の入力に供給される。上記試験動作用の第2の基準
電圧は、試験動作時の制御信号DWによりスイッチ制御
されるMOSFET34を通して上記演算増幅回路37
とPチャンネル型の出力MOSFET38からなるボル
テージフォロワ回路の入力に供給される。同様に、上記
試験動作用の第3の基準電圧は、試験動作時の制御信号
UPによりスイッチ制御されるMOSFET36を通し
て上記演算増幅回路37とPチャンネル型の出力MOS
FET38からなるボルテージフォロワ回路の入力に供
給される。上記の制御信号NOR,DW及びUPはいず
れか1のみがハイレベルとなり、上記第1〜第3の基準
電圧の中の1つが選択され、上記ボルテージフォロワ回
路を通して出力される。これにより、内部降圧電圧VD
Lは、上記3通りの電圧に切り換え可能にされる。
【0039】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMの電圧特性図が示されている。同図においては、
特に制限されないが、実線で示したの特性VPP−NO
R,VDL−NOR,VBB−NORが通常動作時の内
部電圧の電圧特性であり電源電圧VDDが2.5V±1
0%のときに、VPP=3.6V、VDL=2.0V、
VBB=−1.0Vのように定電圧化される。バーイン
テストの効率化のために、電源電圧VDDを約3V以上
に高くすると、電源電圧VDDの上昇に対応して各VP
P及びVDLが上昇するよう電源依存性が持たせられて
いる。これに対して、点線で示した特性VPP−DW,
VDL−DW,VBB−DWが、試験動作時において電
圧値を絶対値的に小さくした場合の電圧特性であり、点
線で示した特性VPP−UP,VDL−UP,VBB−
UPが、試験動作時において電圧値を絶対値的に大きく
した場合の電圧特性である。
【0040】このような電圧切り換え機能を付加するこ
とにより、上記通常動作時の各内部電圧のもとでは正常
に動作するものでも、動作条件を厳しくした動作試験用
の電圧のときには不良になるものを洗い出すことができ
る。例えば、ダイナミック型RAMの代表的不良である
メモリセルのトランスファリーク不良や、アイソレーシ
ョン不良などは、電源電圧やワード線電位は高く、基板
電位は浅い条件がワーストである。これらの不良を効率
的に検出するには、上記電圧条件をそれぞれワースト側
に設定することが効果的であり、上記の電圧切り換えで
これを簡単に実施することができる。
【0041】内部電圧回路は、デバイスの動作周期に依
存する傾向を示す。例えば、比較的長い周期で動作させ
た場合と短い周期で動作させた場合では、デバイスの消
費電力の違いから内部降圧電圧VDLなどは前者よりも
後者が低くなる。短い周期で発生する不良が主にその内
部降圧電圧VDLの低下に起因したものであれば、内部
電圧を下げることで高速な高価なメモリテスト装置を使
用せずに同等の不良の検出ができ、品質の確保とコスト
の低減を図ることができる。逆に、長い周期で発生し、
その内部降圧電圧VDLが高いことに起因した不良の場
合、内部電圧VDLを上げることでより効果的に不良を
検出することができると同時に、長大な試験時間を要す
る長い周期の試験を短い周期で代用することが可能とな
り、品質の確保とコスト低減が図られる。
【0042】図5には、この発明が適用されるダイナミ
ック型RAMの一実施例の概略レイアウト図が示されて
いる。同図においては、この発明が適用されるダイナミ
ック型RAMを構成する各回路ブロックのうち、その主
要部が判るように示されており、それが公知の半導体集
積回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板上において形成される。
【0043】この実施例では、特に制限されないが、メ
モリアレイは、全体として4個に分けられる。半導体チ
ップの長手方向に対して左右に分けられて、中央部分1
4にアドレス入力回路、データ入出力回路及びボンディ
ングパッド列からなる入出力インターフェイス回路及び
昇圧回路や降圧回路を含む電源回路等が設けられる。こ
れら中央部分14の両側のメモリアレイに接する部分に
は、カラムデコーダ領域13が配置される。
【0044】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に2個、上下に2個ずつに分けられた4個から
なる各メモリアレイにおいて、長手方向に対して上下中
央部にメインロウデコーダ領域(メモリアレイ制御回
路)11が設けられる。このメインロウデコーダの上下
には、メインワードドライバ領域12が形成されて、上
記上下に分けられたメモリアレイのメインワード線を駆
動する駆動回路が設けられることの他、後述するような
サブワード選択線やセンスアンプを駆動するメモリアレ
イ制御回路が設けられる。
【0045】上記メモリセルアレイ(以下、サブアレイ
と称する)15は、その拡大図に示すように、センスア
ンプ領域16、サブワードドライバ領域17に囲まれて
形成される。上記センスアンプ領域16と、上記サブワ
ードドライバ領域17の交差部は、交差領域(クロスエ
リア)18とされる。上記センスアンプ領域16に設け
られるセンスアンプは、シェアードセンス方式により構
成され、上記メモリアレイの両端部に配置されるサブア
レイに対応したものを除いて、センスアンプを中心にし
て左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれかのサブ
アレイ15の相補ビット線に選択的に接続される。
【0046】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に4個ずつに分けられたメモリアレイは、2個
ずつ組となって配置される。このように2個ずつ組とな
って配置された2つのメモリアレイは、その中央部分に
上記メインロウデコーダ領域11とメインワードドライ
バ12が配置される。メインワードドライバ12は、上
記1つのメモリアレイを貫通するように延長されるメイ
ンワード線の選択信号を形成する。上記メインワードド
ライバ領域12にサブワード選択用のサブワード選択線
のドライバ(FXドライバ)も設けられ、後述するよう
に上記メインワード線と平行に延長されてサブワード選
択線の選択信号を形成する。そして、センスアンプを駆
動する後述するスイッチMOSFETも設けられる。
【0047】拡大図として示された1つのメモリセルア
レイ(サブアレイ)15は、特に制限されないが、サブ
ワード線が256本と、それと直交する相補ビット線
(又はデータ線)が256対とされる。上記1つのメモ
リアレイにおいて、上記サブアレイ15がビット線方向
に16個設けられるからサブワード線が約4K分設けら
れ、ワード線方向に16個設けられるから相補ビット線
が約4K分設けられる。このようなメモリアレイがメモ
リチップ10の全体で4個設けられるから、メモリチッ
プ10の全体での記憶容量は、4×4K×4K=64M
ビットのようにされる。
【0048】上記1つのメモリアレイは、メインワード
線方向に対して16個に分割される。かかる分割された
サブアレイ15毎にサブワードドライバ(サブワード線
駆動回路)17が設けられる。サブワードドライバ17
は、メインワード線に対して1/16の長さに分割さ
れ、それと平行に延長されるサブワード線の選択信号を
形成する。この実施例では、メインワード線の数を減ら
すために、言い換えるならば、メインワード線の配線ピ
ッチを緩やかにするために、特に制限されないが、1つ
のメインワード線に対して、相補ビット線方向に8本か
らなるサブワード線を配置させる。このようにメインワ
ード線方向には8本に分割され、及び相補ビット線方向
に対して8本ずつが割り当てられたサブワード線の中か
ら1本のサブワード線を選択するために、サブワード選
択ドライバが配置される。このサブワード選択ドライバ
は、上記サブワードドライバの配列方向に延長される8
本のサブワード選択線の中から1つを選択する選択信号
を形成する。
【0049】図6には、この発明に係るダイナミック型
RAMにおけるサブアレイとその周辺回路の一実施例の
概略レイアウト図が示されている。同図には、図5に示
されたメモリアレイの中の4つのサブアレイSBARY
が代表として示されている。図6においては、サブアレ
イSBARYが形成される領域には斜線を付すことによ
って、その周辺に設けられサブワードドライバ領域、セ
ンスアンプ領域及びクロスエリアとを区別するものであ
る。
【0050】サブアレイSBARYは、次のような4種
類に分けられる。つまり、ワード線の延長方向を水平方
向とすると、同図の右下に配置される第1のサブアレイ
SBARYは、サブワード線SWLが256本配置さ
れ、相補ビット線対は256対から構成される。それ
故、上記256本のサブワード線SWLに対応した25
6個のサブワードドライバSWDは、かかるサブアレイ
の左右に128個ずつに分割して配置される。上記25
6対の相補ビット線BLに対応して設けられる256個
のセンスアンプSAは、前記のようなシェアードセンス
アンプ方式に加えて、さらに交互配置とし、かかるサブ
アレイの上下において128個ずつに分割して配置され
る。
【0051】同図の右上配置される第2のサブアレイS
BARYは、特に制限されないが、正規のサブワード線
SWLが256本に加えて8本の予備(冗長)ワード線
が設けられ、相補ビット線対は256対から構成され
る。それ故、上記256+8本のサブワード線SWLに
対応した264個のサブワードドライバSWDは、かか
るサブアレイの左右に132個ずつに分割して配置され
る。センスアンプは、上記同様に128個ずつが上下に
配置される。すなわち、上記右側の上下に配置されるサ
ブアレイSBARYに形成される256対のうちの12
8対の相補ビット線は、それに挟まれたセンスアンプS
Aに対してシェアードスイッチMOSFETを介して共
通に接続される。
【0052】同図の左下配置される第3のサブアレイS
BARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同様にサ
ブワード線SWLが256本により構成される。上記同
様に128個のサブワードドライバが分割して配置され
る。上記下側左右に配置されたサブアレイSBARYの
256本のうちの128本のサブワード線SWLは、そ
れに挟まれた領域に形成された128個のサブワードド
ライバSWDに対して共通に接続される。上記のように
左下配置されるサブアレイSBARYは、256対から
なる正規の相補ビット線BLに加えて、4対の予備(冗
長)ビット線4REDが設けられる。それ故、上記26
0対からなる相補ビット線BLに対応した260個のセ
ンスアンプSAは、かかるサブアレイの上下に130個
ずつに分割して配置される。
【0053】同図の左上配置される第4のサブアレイS
BARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同様に正
規のサブワード線SWLが256本に予備サブワード線
が8本設けられ、下隣接のサブアレイと同様に正規の相
補ビット線対の256対に加えて、予備のビット線が4
対設けられるので、サブワードドライバは、左右に13
2個ずつ分割して配置され、センスアンプSAは上下に
130個ずつが分割して配置される。
【0054】メインワード線MWLは、その1つが代表
として例示的に示されているように前記のような水平方
向に延長される。また、カラム選択線YSは、その1つ
が代表として例示されるように縦方向に延長される。上
記メインワード線MWLと平行にサブワード線SWLが
配置され、上記カラム選択線YSと平行に相補ビット線
BL(図示ぜす)が配置されるものである。この実施例
では、特に制限されないが、上記4つのサブアレイを基
本単位の1組として、図5のように16MビットのDR
AMでは、ビット線方向には8組のサブアレイが形成さ
れ、ワード線方向には8組のサブアレイが構成される。
1つの組が4個のサブアレイで構成されるから、上記1
6Mビットのメモリアレイでは、8×8×4=256個
のサブアレイが設けられる。上記256個のサブアレイ
を持つメモリアレイがチップ全体では4個設けられるか
ら、メモリチップ全体では256×4=1024個もの
サブアレイが形成されるものである。
【0055】上記4個からなるサブアレイに対して、8
本のサブワード選択線FX0B〜FX7Bが、メインワ
ード線MWLと同様に8組(16個)のサブアレイを貫
通するように延長される。そして、サブワード選択線F
X0B〜FX3Bからなる4本と、FX4B〜FX7B
からなる4本とが上下のサブアレイ上に分けて延長させ
るようにする。このように2つのサブアレイに対して1
組のサブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、
かつ、それらをサブアレイ上を延長させるようにする理
由は、メモリチップサイズの小型化を図るためである。
【0056】つまり、各サブアレイに対して上記8本の
サブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、しか
もそれをセンスアンプエリア上の配線チャンネルに形成
した場合、図5のメモリアレイのように短辺方向の32
個ものセンスアンプで、8×32=256本分もの配線
チャンネルが必要になるものである。これに対して、上
記の実施例では、配線そのものが上下2つのサブアレイ
に対して上記8本のサブワード選択線FX0B〜FX7
Bを共通に割り当て、しかも、それをサブアレイ上をメ
インワード線と平行に互いに混在させるように配置させ
ることにより、格別な配線専用領域を設けることなく形
成することができる。
【0057】上記サブアレイ上には、8本のサブワード
線に対して1本のメインワード線が設けられるものであ
り、その8本の中の1本のサブワード線を選択するため
にサブワード選択線FX0B〜FX7Bが必要になるも
のである。メモリセルのピッチに合わせて形成されるサ
ブワード線SWLの8本分に1本の割り合いでメインワ
ード線MWLが形成されるものであるために、メインワ
ード線MWLの配線ピッチは緩やかになっている。した
がって、メインワード線MWLと同じ配線層を利用し
て、上記サブワード選択線をメインワード線の間に形成
することは配線ピッチの緩やかさを少し犠牲にするだけ
で比較的容易にできるものである。
【0058】この実施例のサブワードドライバSWD
は、上記サブワード選択線FX0B等を通して供給され
る選択信号と、それを反転させた選択信号とを用いて1
つのサブワード線SWLを選択する構成を採る。そし
て、サブワードドライバSWDは、それを中心として左
右に配置されるサブアレイのサブワード線SWLを同時
に選択するような構成を採るものである。そのため、上
記のようにFX0B等を共有する2つのサブアレイに対
しては、128×2=256個ものサブワードドライバ
に対して、上記4本のサブワード選択線を割り振って供
給する。つまり、サブワード選択線FX0Bに着目する
と、2つのサブアレイに対して256÷4=64個もの
サブワードドライバSWDに選択信号を供給する必要が
ある。
【0059】上記メインワード線MWLと平行に延長さ
れるものを第1のサブワード選択線FX0Bとすると、
左上部のクロスエリアに設けられ,上記第1のサブワー
ド選択線FX0Bからの選択信号を受けるサブワード選
択線駆動回路FXDを介して、上記上下に配列される6
4個のサブワードドライバに選択信号を供給する第2の
サブワード選択線FX0が設けられる。上記第1のサブ
ワード選択線FX0Bは上記メインワード線MWL及び
サブワード線SWLと平行に延長されるのに対して上記
第2のサブワード選択線は、それと直交するカラム選択
線YS及び相補ビット線BLと平行にサブワードドライ
バ領域上を延長される。上記8本の第1のサブワード選
択線FX0B〜FX7Bと同様に、上記第2のサブワー
ド選択線FX0〜FX7も、偶数FX0,2,4,6
と、奇数FX1,3,5,7とに分割されてサブアレイ
SBARYの左右に設けられたサブワードドライバSW
Dに振り分けられて配置される。
【0060】上記サブワード選択線駆動回路FXDは、
同図において■で示したように、1つのクロスエリアの
上下に2個ずつ分配して配置される。つまり、上記のよ
うに左上部のクロスエリアでは、下側に配置されたサブ
ワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線F
X0Bに対応され、左中間部のクロスエリアに設けられ
た2つのサブワード選択線駆動回路FXDが、第1のサ
ブワード選択線FX2Bと、FX4Bに対応され、左下
部のクロスエリアの上側に配置されたサブワード選択線
駆動回路が上記第1のサブワード選択線FX6Bに対応
される。
【0061】中央上部のクロスエリアでは、下側に配置
されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワー
ド選択線FX1Bに対応され、中央中間部のクロスエリ
アに設けられた2つのサブワード選択線駆動回路FXD
が、第1のサブワード選択線FX3Bと、FX5Bに対
応され、中央下部のクロスエリアの上側に配置されたサ
ブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線
FX7Bに対応される。そして、右上部のクロスエリア
では、下側に配置されたサブワード選択線駆動回路が上
記第1のサブワード選択線FX0Bに対応され、右中間
部のクロスエリアに設けられた2つのサブワード選択線
駆動回路FXDが、第1のサブワード選択線FX2B
と、FX4Bに対応され、右下部のクロスエリアの上側
に配置されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサ
ブワード選択線FX6Bに対応される。このようにメモ
リアレイの端部に設けられたサブワードドライバSWD
では、右側にはサブアレイが存在しないから左側のサブ
アレイのサブワード線SWLのみを駆動する。
【0062】この実施例のようにサブアレイ上のメイン
ワード線MWLのピッチの隙間にサブワード選択線FX
Bを配置する構成では、格別な配線チャンネルが不要に
できるから、1つのサブアレイに8本のサブワード選択
線を配置するようにしてもメモリチップが大きくなるこ
とはない。しかしながら、上記のようなサブワード選択
線駆動回路FXDを形成するためにクロス領域の面積が
増大し、高集積化を妨げることとなる。つまり、上記ク
ロスエリアには、同図において点線で示したようなメイ
ン入出力線(メインIO線ともいう)MIOやローカル
入出力線(ローカルIO線ともいう)LIOに対応して
設けられるIOスイッチ回路IOSWや、センスアンプ
を駆動するパワーMOSFET、シェアードスイッチM
OSFETを駆動するための駆動回路、プリチャージM
OSFETを駆動する駆動回路等の周辺回路を形成する
必要があるために、その素子数は少なくする必要があ
る。図6の実施例では、上/下の2つのサブアレイでサ
ブワード選択線駆動回路FXDを共用して面積増加を抑
えている。
【0063】上記クロスエリアのうち、第2のサブワー
ド選択線のうち偶数に対応したFX0〜FX6の延長方
向Aに配置されたものには、後述するようにセンスアン
プに対してオーバードライブ用の電源電圧VDDを供給
するNチャンネル型のパワーMOSFETQ16、内部
降圧電圧VDLを供給するNチャンネル型のパワースイ
ッチMOSFETQ15、及びセンスアンプに対して回
路の接地電位VSSを供給するためのNチャンネル型の
パワーMOSFETQ14が設けられる。
【0064】上記クロスエリアのうち、第2のサブワー
ド選択線のうち奇数に対応したFX1〜FX7の延長方
向Bに配置されたものには、IOスイッチ回路(ローカ
ルIO(LIO)とメインIO(MIO)間のスイッ
チ)と、ビット線のプリチャージ及びイコライズ用MO
SFETをオフ状態にさせるインバータ回路と、特に制
限されないが、センスアンプに対して回路の接地電位V
SSを供給するためのNチャンネル型のパワーMOSF
ETとが設けられる。このNチャンネル型のパワーMO
SFETは、センスアンプ列の両側からセンスアンプを
構成するNチャンネル型MOSFETの増幅MOSFE
Tの共通ソース線(CSN)に接地電位を供給するもの
である。つまり、センスアンプエリアに設けられる12
8個又は130個のセンスアンプに対しては、上記A側
のクロスエリアに設けられたNチャンネル型のパワーM
OSFETと、上記B側のクロスエリアに設けられたN
チャンネル型のパワーMOSFETの両方により接地電
位が供給される。
【0065】上記のようにサブワード線駆動回路SWD
は、それを中心にして左右両側のサブアレイのサブワー
ド線を選択する。これに対して、上記選択された2つの
サブアレイのサブワード線に対応して左右2つのセンス
アンプが活性化される。つまり、サブワード線を選択状
態にすると、アドレス選択MOSFETがオン状態とな
り、記憶キャパシタの電荷がビット線電荷と合成されて
しまうので、センスアンプを活性化させてもとの電荷の
状態に戻すという再書き込み動作を行う必要があるから
である。このため、上記端部のサブアレイに対応したも
のを除いて、上記パワーMOSFETは、それを挟んで
両側のセンスアンプを活性化させるために用いられる。
これに対して、サブアレイ群の端に設けられたサブアレ
イの右側又は左側に設けられたサブワード線駆動回路S
WDでは、上記サブアレイのサブワード線しか選択しな
いから、上記パワーMOSFETは、上記サブアレイに
対応した片側のセンスアンプ群のみを活性化するもので
ある。
【0066】上記センスアンプは、シェアードセンス方
式とされ、それを挟んで両側に配置されるサブアレイの
うち、上記サブワード線が非選択された側の相補ビット
線に対応したシェアードスイッチMOSFETがオフ状
態にされて切り離されることにより、上記選択されたサ
ブワード線に対応した相補ビット線の読み出し信号を増
幅し、メモリセルの記憶キャパシタをもとの電荷状態に
戻すという再書き込み動作を行う。この場合、上記オー
バードライブ用のMOSFETにより増幅開始時には、
電源電圧VDDのような高い電圧が供給されるので、ハ
イレベルにされるべきビット線の変化を高速にでき、ビ
ット線の電位がVDLに到達すると上記共通化されたパ
ワースイッチMOSFETによりVDLが与えられる。
【0067】図7には、この発明に係るダイナミック型
RAMのセンスアンプ部を中心にして、アドレス入力か
らデータ出力までの簡略化された一実施例の回路図が示
されている。同図においては、2つのサブアレイ15に
上下から挟まれるようにされたセンスアンプ16と前記
交差エリア18に設けられる回路が例示的に示され、他
はブロック図として示されている。また、点線で示され
た回路ブロックは、前記符号によりそれぞれが示されて
いる。
【0068】ダイナミック型メモリセルは、上記1つの
サブアレイ15に設けられたサブワード線SWLと、相
補ビット線BL,BLBのうちの一方のビット線BLと
の間に設けられた1つが代表として例示的に示されてい
る。ダイナミック型メモリセルは、アドレス選択MOS
FETQmと記憶キャパシタCsから構成される。アド
レス選択MOSFETQmのゲートは、サブワード線S
WLに接続され、このMOSFETQmのドレインがビ
ット線BLに接続され、ソースに記憶キャパシタCsが
接続される。記憶キャパシタCsの他方の電極は共通化
されてプレート電圧VPLTが与えられる。上記MOS
FETQmの基板(チャンネル)には負のバックバイア
ス電圧VBBが印加される。特に制限されないが、上記
バックバイアス電圧VBBは、−1.0Vのような電圧
に設定される。上記サブワード線SWLの選択レベル
は、上記ビット線のハイレベルに対して上記アドレス選
択MOSFETQmのしきい値電圧分だけ高くされた高
電圧VPPとされる。
【0069】センスアンプを内部降圧電圧VDLで動作
させるようにした場合、センスアンプにより増幅されて
ビット線に与えられるハイレベルは、上記内部電圧VD
Lレベルにされる。したがって、上記ワード線の選択レ
ベルに対応した高電圧VPPはVDL+Vth+αにされ
る。センスアンプの左側に設けられたサブアレイの一対
の相補ビット線BLとBLBは、同図に示すように平行
に配置される。かかる相補ビット線BLとBLBは、シ
ェアードスイッチMOSFETQ1とQ2によりセンス
アンプの単位回路の入出力ノードと接続される。
【0070】センスアンプの単位回路は、ゲートとドレ
インとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型
の増幅MOSFETMOSFETQ7,Q8からなるC
MOSラッチ回路で構成される。Nチャンネル型MOS
FETQ5とQ6のソースは、共通ソース線CSNに接
続される。Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のソ
ースは、共通ソース線CSPに接続される。上記共通ソ
ース線CSNとCSPには、それぞれパワースイッチM
OSFETが接続される。特に制限されないが、Nチャ
ンネル型の増幅MOSFETQ5とQ6のソースが接続
された共通ソース線CSNには、上記クロスエリア18
に設けられたNチャンネル型のパワースイッチMOSF
ETQ14により接地電位に対応した動作電圧が与えら
れる。
【0071】特に制限されないが、上記Pチャンネル型
の増幅MOSFETQ7とQ8のソースが接続された共
通ソース線CSPには、上記クロスエリア18に設けら
れたオーバードライブ用のNチャンネル型のパワーMO
SFETQ16と、上記内部電圧VDLを供給するNチ
ャンネル型のパワーMOSFETQ15が設けられる。
上記オーバードライブ用の電圧には、特に制限されない
が、外部端子から供給される電源電圧VDDが用いられ
る。あるいは、センスアンプ動作速度の電源電圧VDD
依存性を軽減するために、ゲートにVPPが印加され、
ドレインに電源電圧VDDが供給されたNチャンネル型
MOSFETのソースから上記電圧を得るものとしてわ
ずかに降圧してもよい。
【0072】上記Nチャンネル型のパワーMOSFET
Q16のゲートに供給されるセンスアンプオーバードラ
イブ用活性化信号SAP1は、上記Nチャンネル型MO
SFETQ15のゲートに供給される活性化信号SAP
2と同相の信号とされ、SAP1とSAP2は時系列的
にハイレベルにされる。特に制限されないが、SAP1
とSAP2のハイレベルは昇圧電圧VPPレベルの信号
とされる。つまり、昇圧電圧VPPは、約3.6Vであ
るので、上記Nチャンネル型MOSFETQ15、16
を十分にオン状態にさせることができる。MOSFET
Q16がオフ状態(信号SAP1がロウレベル)の後に
はMOSFETQ15のオン状態(信号SAP2がハイ
レベル)によりソース側から内部電圧VDLに対応した
電圧を出力させることができる。
【0073】上記センスアンプの単位回路の入出力ノー
ドには、相補ビット線を短絡させるイコライズMOSF
ETQ11と、相補ビット線にハーフプリチャージ電圧
VBLRを供給するスイッチMOSFETQ9とQ10
からなるプリチャージ(イコライズ)回路が設けられ
る。これらのMOSFETQ9〜Q11のゲートは、共
通にプリチャージ信号PCBが供給される。このプリチ
ャージ信号PCBを形成するドライバ回路は、図示しな
いが、上記クロスエリアにインバータ回路を設けて、そ
の立ち上がりや立ち上がりを高速にする。つまり、メモ
リアクセスの開始時にワード線選択タイミングに先行し
て、各クロスエリアに分散して設けられたインバータ回
路を通して上記プリチャージ回路を構成するMOSFE
TQ9〜Q11を高速に切り替えるようにするものであ
る。
【0074】上記クロスエリア18には、IOスイッチ
回路IOSW(ローカルIOとメインIOを接続するス
イッチMOSFETQ19,Q20)が置かれる。さら
に、図3に示した回路以外にも、必要に応じて、センス
アンプのコモンソース線CSPとCSNのハーフプリチ
ャージ回路、ローカル入出力線LIOのハーフプリチャ
ージ回路、メイン入出力線のVDLプリチャージ回路、
シェアード選択信号線SHRとSHLの分散ドライバ回
路等も設けられる。
【0075】センスアンプの単位回路は、シェアードス
イッチMOSFETQ3とQ4を介して図下側のサブア
レイ15の同様な相補ビット線BL,BLBに接続され
る。例えば、上側のサブアレイのサブワード線SWLが
選択されたときには、センスアンプの上側シェアードス
イッチMOSFETQ1とQ2はオン状態に、下側シェ
アードスイッチMOSFETQ3とQ4とがオフ状態に
される。スイッチMOSFETQ12とQ13は、カラ
ム(Y)スイッチ回路を構成するものであり、上記選択
信号YSが選択レベル(ハイレベル)にされるとオン状
態となり、上記センスアンプの単位回路の入出力ノード
とローカル入出力線LIO1とLIO1B、LIO2,
LIO2B等とを接続させる。
【0076】これにより、センスアンプの入出力ノード
は、上記上側の相補ビット線BL,BLBに接続され
て、選択されたサブワード線SWLに接続されたメモリ
セルの微小信号を増幅し、上記カラムスイッチ回路(Q
12とQ13)を通してローカル入出力線LIO1,L
IO1Bに伝える。上記ローカル入出力線LIO1,L
IO1Bは、上記センスアンプ列に沿って、つまり、同
図では横方向に延長される。上記ローカル入出力線LI
O1,LIO1Bは、クロスエリア18に設けられたN
チャンネル型MOSFETQ19とQ20からなるIO
スイッチ回路を介してメインアンプ61の入力端子が接
続されるメイン入出力線MIO,MIOBに接続され
る。上記IOスイッチ回路は、X系のアドレス信号を解
読して形成された選択信号よりスイッチ制御されれる。
なお、IOスイッチ回路は、上記Nチャンネル型MOS
FETQ19とQ20のそれぞれにPチャンネル型MO
SFETを並列に接続したCMOSスイッチ構成として
もよい。
【0077】上記のようにカラム選択信号YSにより、
2対の相補ビット線を選択する構成では、図6の実施例
で2本の点線で示されたローカル入出力線LIOとメイ
ン入出力線MIOは、上記二対の入出力線に対応するも
のである。シンクロナスDRAMのバーストモードで
は、上記カラム選択信号YSがカウンタ動作により切り
換えられ、上記ローカル入出力線LIO1,LIO1B
及びLIO2,LIO2Bとサブアレイの二対ずつの相
補ビット線BL,BLBとの接続が順次に切り換えられ
る。
【0078】アドレス信号Aiは、アドレスバッファ5
1に供給される。このアドレスバッファは、時分割的に
動作してXアドレス信号とYアドレス信号を取り込む。
Xアドレス信号は、プリデコーダ52に供給され、メイ
ンローデコーダ11とメインワードドライバ12を介し
てメインワード線MWLの選択信号が形成される。上記
アドレスバッファ51は、外部端子から供給されるアド
レス信号Aiを受けるものであるので、外部端子から供
給される電源電圧VDDにより動作させられ、上記プリ
デコーダは、降圧電圧VPERIにより動作させられ、
上記メインワードドライバ12は、昇圧電圧VPPによ
り動作させられる。このメインワードドライバ12とし
て、次に説明するような上記プリデコード信号を受ける
レベル変換機能付論理回路が用いられる。カラムデコー
ダ(ドライバ)53は、上記アドレスバフッァ51の時
分割的な動作によって供給されるYアドレス信号を受け
て、上記選択信号YSを形成する。
【0079】上記メインアンプ61は、降圧電圧VPE
RIにより動作させられ、外部端子から供給される電源
電圧VDDで動作させられる出力バッファ62を通して
外部端子Dout から出力される。外部端子Dinから入力
される書き込み信号は、入力バッファ63を通して取り
込まれ、同図においてメインアンプ61に含まれるライ
トアンプ(ライトドライバ)を通して上記メイン入出力
線MIOとMIOBに書き込み信号を供給する。上記出
力バッファ62の入力部には、レベル変換回路とその出
力信号を上記クロック信号に対応したタイミング信号に
同期させて出力させるための論理部が設けられる。
【0080】特に制限されないが、上記外部端子から供
給される電源電圧VDDは、第1の形態では3.3Vに
され、内部回路に供給される降圧電圧VPERIは2.
5Vに設定され、上記センスアンプの動作電圧VDLは
2.0Vとされる。そして、ワード線の選択信号(昇圧
電圧)は、3.6Vにされる。ビット線のプリチャージ
電圧VBLRは、VDL/2に対応した1.0Vにさ
れ、プレート電圧VPLTも1.0Vにされる。そし
て、基板電圧VBBは−1.0Vにされる。上記外部端
子から供給される電源電圧VDDは、第2の形態では
2.5Vのような低電圧にされる。このように低い電源
電圧VDDのときには、降圧電圧VPERIが省略さ
れ、上記2.5Vの電源電圧VDDによって上記デコー
ダ回路等の周辺回路が動作させられ、他の電圧は上記と
同様である。
【0081】この実施例のダイナミック型RAMでは、
電源電圧VDDを3.3Vにし、内部降圧電圧をVPE
RIとVDLとの2通り形成するものであるので、それ
ぞれに対応して前記実施例のような電圧切り換え機能が
付加される。また、電圧特性も上記図4に比べて、電源
電圧VDDを3.3V±10%の範囲で各電圧が平坦に
なるような特性を持つようにされるものである。そし
て、上記の試験用の電圧に切り換える制御信号UP、D
W等は、テストモードの中で形成される。あるいは、外
部端子に余裕があるなら直接入力するようにしてもよ
い。
【0082】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 第1及び第2の外部端子から供給された第1電
圧と第2電圧とを受け、上記第1電圧とは異なる内部電
圧を形成する内部電源回路と、上記内部電圧で動作する
内部回路を備えた半導体集積回路装置において、上記内
部電源回路に対して通常動作とは異なる電圧に変更でき
る機能を設けることにより、より厳しい条件での動作試
験が可能になるために、動作試験の効率化と高信頼性を
確保することができるという効果が得られる。
【0083】(2) 上記内部電源回路として、上記第
1電圧と第2電圧に対応したパルス信号を受けて上記第
1電圧又は第2電圧とは異なる内部電圧を形成するチャ
ージポンプ回路と、上記チャージポンプ回路で形成され
た内部電圧を検出する複数通りのレベル検出回路を設
け、その切り換えにより上記チャージポンプ回路の動作
を制御して所望の内部電圧を得るようにすることによ
り、簡単な回路の付加により電圧切り換え機能を実現で
きるという効果が得られる。
【0084】(3) 上記内部電源回路として、上記第
1電圧と第2電圧で動作し、上記第1電圧を分圧して形
成された基準電圧に対応した降圧電圧を形成するボルテ
ージフォロワ回路で構成し、プロセスバラツキを補正す
べく形成された複数通りの基準電圧の中から通常動作に
対応された第1の基準電圧と、上記第1の基準電圧より
も高い第2の基準電圧及び上記第1の基準電圧よりも低
い第3の基準電圧をトリミング信号により選択しておい
て、上記トリミング信号により選択された第1、第2及
び第3の基準電圧を切り換えることにより、通常動作時
と連動させた精度の高いマージン評価を行うことができ
るという効果が得られる。
【0085】(4) 複数のワード線及び複数の相補ビ
ット線対及びこれらの交点に設けられた複数のダイナミ
ック型メモリセルが設けられてメモリアレイと、アドレ
ス選択信号を形成する内部回路を備え、上記ワード線の
選択レベルを設定する昇圧回路と、上記メモリセルが形
成される半導体領域に与えられる基板バックバイアス電
圧を設定する負電圧発生回路及びアドレス選択信号を形
成する内部回路に与えられる降圧電圧回路に上記の電圧
切り換え機能を付加することにより、ダイナミック型R
AMの品質の確保と試験の効率化を実現することができ
るという効果が得られる。
【0086】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
図5〜図7に示したダイナミック型RAMにおいてメモ
リマットやセンスアンプの構成は、種々の実施形態を採
ることができるし、ダイナミック型RAMの入出力イン
ターフェイスは、シンクロナス仕様やランバス仕様等に
適合したもの等種々の実施形態を採ることができるもの
である。ワード線は、前記のような階層ワード線方式の
他にワードシャント方式を採るものであってもよい。
【0087】この発明に係る電圧切り換え機能は、前記
のようなダイナミック型RAMの他に外部端子から供給
された電源電圧を用い、その昇圧電圧、降圧電圧あるい
は逆極性の内部電圧を形成する内部電圧発生回路を備え
た各種半導体集積回路装置に適用することができるもの
である。この発明は、上記のような内部電圧発生回路を
備えた半導体集積回路装置に広く利用することができ
る。
【0088】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1及び第2の外部端子か
ら供給された第1電圧と第2電圧とを受け、上記第1電
圧とは異なる内部電圧を形成する内部電源回路と、上記
内部電圧で動作する内部回路を備えた半導体集積回路装
置において、上記内部電源回路に対して通常動作とは異
なる電圧に変更できる機能を設けることにより、より厳
しい条件での動作試験が可能になるために、動作試験の
効率化と高信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたダイナミック型RAMに
設けられる昇圧回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】この発明が適用されたダイナミック型RAMに
設けられる基板電圧発生回路の一実施例を示す回路図で
ある。
【図3】この発明が適用されたダイナミック型RAMに
設けられる内部降圧回路の一実施例を示す回路図であ
る。
【図4】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
電圧特性図である。
【図5】この発明が適用されるダイナミック型RAMの
一実施例を示す概略レイアウト図である。
【図6】この発明に係るダイナミック型RAMにおける
サブアレイとその周辺回路の一実施例を示す概略レイア
ウト図である。
【図7】この発明に係るダイナミック型RAMのセンス
アンプ部を中心にして、アドレス入力からデータ出力ま
での簡略化された一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
31〜34…MOSFET、37…演算増幅回路、38
…MOSFET、41〜49…MOSFET、50〜5
3…ゲート回路、60〜69…MOSFET、60〜7
2…ゲート回路、VPP−Gen.,VBB−Gen.
…電圧発生部、10…メモリチップ、11…メインロウ
デコーダ領域、12…メインワードドライバ領域、13
…カラムデコーダ領域、14…周辺回路、ポンディング
パッド領域、15…メセリセルアレイ(サブアレイ)、
16…センスアンプ領域、17…サブワードドライバ領
域、18…交差領域(クロスエリア)、51…アドレス
バッファ、52…プリデコーダ、53…デコーダ、61
…メインアンプ、62…出力バッファ、63…入力バッ
ファ、SBARY…サブアレイ、SWD…サブワードド
ライバ、SA…センスアンプ、IOSW…IOスイッチ
回路、Q1〜Q38…MOSFET。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8242 (72)発明者 伊藤 豊 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 小山田 昌裕 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 高橋 昌 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 橋本 剛 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5B015 KA22 KB63 KB64 KB65 KB66 KB73 KB74 QQ13 RR01 RR02 RR07 5B024 AA15 BA07 BA27 BA29 CA07 CA27 EA04 5F083 AD00 BS00 HA03 LA03 LA04 LA05 LA08 LA09 LA30 ZA20 5L106 AA01 DD11 DD36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の外部端子から供給された
    第1電圧と第2電圧とを受け、上記第1電圧とは異なる
    内部電圧を形成する内部電源回路と、上記内部電圧で動
    作する内部回路を備えた半導体集積回路装置において、 上記内部電源回路に対して通常動作とは異なる電圧に変
    更できる機能を設けたことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記内部電源回路は、上記第1電圧と第2電圧に対応し
    たパルス信号を受けて上記第1電圧又は第2電圧とは異
    なる内部電圧を形成するチャージポンプ回路と、上記チ
    ャージポンプ回路で形成された内部電圧を検出するレベ
    ル検出回路と、このレベル検出回路の出力信号により上
    記チャージポンプ回路の動作を制御して所望の内部電圧
    を得るものであり、 上記レベル検出回路を複数個設けて、その切り換えによ
    り上記通常動作とは異なる内部電圧に変更するものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 上記内部電源回路は、上記第1電圧と第2電圧で動作
    し、上記第1電圧を分圧して形成された基準電圧に対応
    した降圧電圧を形成するボルテージフォロワ回路を含
    み、 プロセスバラツキを補正すべく形成された複数通りの基
    準電圧の中から通常動作に対応された第1の基準電圧
    と、上記第1の基準電圧よりも高い第2の基準電圧及び
    上記第1の基準電圧よりも低い第3の基準電圧をトリミ
    ング信号により選択し、 上記トリミング信号により選択された第1、第2及び第
    3の基準電圧を切り換えて上記通常動作とは異なる内部
    電圧に変更するものであることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において半導体集積回路装置
    は、 複数のワード線及び複数の相補ビット線対及びこれらの
    交点に設けられた複数のダイナミック型メモリセルが設
    けられてメモリアレイと、アドレス選択信号を形成する
    内部回路を備え、 上記内部電源回路は、上記ワード線の選択レベルを設定
    する昇圧回路と、上記メモリセルが形成される半導体領
    域に与えられる基板バックバイアス電圧を設定する負電
    圧発生回路及びアドレス選択信号を形成する内部回路に
    与えられる降圧電圧回路からなることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記通常動作とは異なる内部電圧の変更は、内部回路の
    動作試験のときに設定されるものであることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
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KR100401520B1 (ko) * 2001-09-20 2003-10-17 주식회사 하이닉스반도체 저전력 동작모드용 내부 강압 전원 드라이버 회로
JP2004503897A (ja) * 2000-06-14 2004-02-05 マイクロン テクノロジー インコーポレイテッド 行修理をセグメント化した半導体メモリ
JP2008047215A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Fujitsu Ltd アンチヒューズ書込電圧発生回路を内蔵する半導体メモリ装置

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