JP2000047782A - 情報処理装置とヘルプ情報表示方法 - Google Patents

情報処理装置とヘルプ情報表示方法

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JP2000047782A
JP2000047782A JP10211145A JP21114598A JP2000047782A JP 2000047782 A JP2000047782 A JP 2000047782A JP 10211145 A JP10211145 A JP 10211145A JP 21114598 A JP21114598 A JP 21114598A JP 2000047782 A JP2000047782 A JP 2000047782A
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勁 古井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非表示となっているコマンドメニューに非表
示の理由などのヘルプ情報を表示させる情報処理装置と
ヘルプ情報表示方法を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ1と、中央処理装置3と記
憶装置4とを有するコンピュータ本体2と、ポインティ
ングデバイス5とを備え、記憶装置4には、コマンド名
411、そのコマンドに対応する機能や操作を説明する
表示コマンドヘルプ情報412、および非表示状態のコ
マンドが実行できない理由などを説明する非表示コマン
ドヘルプ情報413を有するテーブルデータ41を備
え、中央処理装置3はヘルプヘルプ表示モード設定部3
1、ポインタ位置取得部33、コマンドメニュー種類判
定部34、表示・非表示判定部35、ヘルプ情報取得部
36、およびヘルプ情報表示部37を備え、非表示状態
のコマンドを指定すると非表示コマンドヘルプ情報41
3がディスプレイのウインドウに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ,ワークステーション等におけるグラフィカルな
ユーザインタフェースを持つウィンドウ環境を提供する
情報処理装置に関し、特にデータ処理装置で起動される
処理に伴うヘルプ情報を表示する情報処理装置のヘルプ
情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ,ワーク
ステーション等における、グラフィカルなユーザインタ
フェースを持つウィンドウ環境を提供する情報処理装置
において、ユーザがクリックすることにより処理がおこ
なわれるコマンドメニュー(一般にツールボタン,ツー
ルアイコンなどとも呼ばれる)を備えたウィンドウ環境
が提供されている。
【0003】また、操作者のコマンドメニューの利用を
容易にするために、そのコマンドの操作に関する説明書
を装置内部に記憶させ、処理操作中に処理操作を中断し
て随時記憶されている説明書をディスプレイ画面上で検
索できる機能を備えたものが増加し、さらに例えば特開
昭62−186317号公報には、詳細な説明書のほか
に簡易ヘルプメッセージを装置内部に記憶させ、ユーザ
が指定したヘルプレベルによって簡易ヘルプメッセージ
をディスプレイ画面の所定のエリアに表示する情報処理
装置が開示されている。
【0004】このような環境下で、そのタイミングで実
行可能な処理に対応するコマンドメニューは、通常鮮明
に表示されているが、そのタイミングで実行不可能な処
理、例えば「削除対象を選んでいない場合の削除処
理」、「データが全くない場合のセーブ処理」などに対
応するコマンドメニューは、非表示となり、ポインティ
ングデバイスによるピックをできなくしている。
【0005】この状態で通常鮮明に表示されているコマ
ンドメニューの機能や、使用法などを表示するには、ヘ
ルプメニューをクリック後、そのコマンドメニューをク
リックする方法、またはそのコマンドメニュー上にポイ
ンタをしばらくの間停止させるなどの方法があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記状
態でコマンドメニューが非表示のものは、ポインティン
グデバイスによるピックも不可能となっているため、例
えば操作者が何故そのコマンドメニューが非表示となり
操作できないかの理由を知りたくても非表示の理由など
を知ることができないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、非表示となっているコマ
ンドメニューに非表示の理由などのヘルプ情報を表示さ
せる情報処理装置とヘルプ情報表示方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、中央処理装置と記憶装置とを有するコンピュータ本
体と、表示画面を有するディスプレイと、そのディスプ
レイの表示画面に表示されるポインタを移動させて情報
処理装置に各種の処理を実行させるポインティングデバ
イスとを備え、ディスプレイの表示画面上に各種の処理
に対応するコマンドメニューを配置して、その時点で実
行できる処理に対応するコマンドメニューは表示状態に
し、実行できない処理に対応するコマンドメニューは非
表示状態にするコマンドメニュー表示手段を備えた情報
処理装置であり、記憶装置にはコマンドメニュ−が非表
示状態の場合にコマンドが実行できない理由を含む説明
を記載した非表示コマンドヘルプ情報を予め格納し、非
表示状態のそのコマンドメニューが所定の方法で指定さ
れた場合に、非表示コマンドヘルプ情報をディスプレイ
の表示画面に表示する。
【0009】記憶装置には、コマンドメニュー毎にコマ
ンド名と、そのコマンドの機能や操作を説明する表示コ
マンドヘルプ情報と、コマンドメニューが非表示状態の
場合のそのコマンドが実行できない理由等を説明する非
表示コマンドヘルプ情報とが表情報として格納されてお
り、中央処理装置は、ヘルプ表示モードを有効・無効に
切替えるヘルプ表示モード設定手段、ポインタの表示画
面上の位置を判定するポインタ位置取得手段、ポインタ
がクリックする位置のコマンドメニューの種類を判定す
るコマンドメニュー種類判定手段、そのコマンドメニュ
ーが表示状態か非表示状態かを判定する表示・非表示判
定手段、コマンドメニューの種類と表示状態か非表示状
態かに対応したヘルプ情報を記憶装置の表情報から取得
するヘルプ情報取得手段、取得したヘルプ情報をディス
プレイの表示画面に表示させるヘルプ情報表示手段、各
部を制御して所定の処理を実行させる制御手段、および
情報処理システムのヘルプ情報表示方法の処理プログラ
ムを記録した記録媒体を備えていてもよい。
【0010】また記憶装置には、コマンドメニュー毎に
そのコマンド名、そのコマンドの機能や操作を説明する
表示コマンドヘルプ情報、コマンドメニューが非表示状
態の場合のそのコマンドが実行できない理由等を説明す
る非表示コマンドヘルプ情報、およびそのコマンドに対
応する機能などを簡単に表示した簡易ヘルプメッセージ
が表情報として格納され、中央処理装置は、ヘルプ表示
モードを有効・無効に切替えるヘルプ表示モード設定手
段、ヘルプ表示モードの有効無効とポインタのクリック
の有無と静止時間とからヘルプ情報選択モードを判定す
る情報選択モード判定手段、ポインタの表示画面上の位
置を判定するポインタ位置取得手段、ポインタのクリッ
クする位置のコマンドメニューの種類を判定するコマン
ドメニュー種類判定手段、そのコマンドメニューが表示
状態か非表示状態かを判定する表示・非表示判定手段、
コマンドメニューの種類とヘルプ情報選択モードと表示
状態か非表示状態かとに対応したヘルプ情報を記憶装置
の表情報から取得するヘルプ情報取得手段、取得したヘ
ルプ情報をディスプレイの表示画面に表示させるヘルプ
情報表示手段、各部を制御して所定の処理を実行させる
制御手段、および情報処理システムのヘルプ情報表示方
法の処理プログラムを記録した記録媒体を備えていても
い。
【0011】本発明の情報処理装置のヘルプ情報表示方
法は、中央処理装置と記憶装置とを有するコンピュータ
本体と、表示画面を有するディスプレイと、そのディス
プレイの表示画面に表示されるポインタを移動させて情
報処理装置に各種の処理を実行させるポインティングデ
バイスとを備え、ディスプレイの表示画面上に各種の処
理に対応するコマンドメニューを配置して、その時点で
実行できる処理に対応するコマンドメニューは表示状態
にし、実行できない処理に対応するコマンドメニューは
非表示状態にするコマンドメニュー表示手段を備えた情
報処理装置のヘルプ情報表示方法であって、記憶装置に
は各コマンドに対応させて表示コマンドヘルプ情報と非
表示コマンドヘルプ情報とを格納し、ヘルプ表示がクリ
ックされる度に、ヘルプ表示モードの状態を有効と無効
との間で反転させ、ヘルプ表示モードが有効になった後
にポインタがクリックされたらそのポインタの位置を取
得し、取得したそのポインタの位置がコマンドメニュー
群の内のいずれかの領域上にあるかどうかを判定し、そ
のポインタの位置がコマンドメニュー上にある場合にコ
マンドメニューが表示状態か非表示状態かを判定し、コ
マンドメニューが非表示状態の場合は非表示コマンドヘ
ルプ情報を、コマンドメニューが表示状態の場合は表示
コマンドヘルプ情報を、それぞれディスプレイの表示画
面に表示する。
【0012】他の実施の態様では、ヘルプ表示がクリッ
クされる度に、ヘルプ表示モードの状態を有効と無効と
の間で反転させ、ヘルプ表示モードの有効無効とポイン
タのクリックの有無とそのポインタの静止時間とから、
ヘルプ表示モードが有効でそのポインタのクリックがあ
った場合は表示コマンドヘルプ情報を選択する第1の選
択モードを、ヘルプ表示モードが無効でそのポインタの
同一位置での静止時間が所定の時間を超えた場合は非表
示コマンドヘルプ情報と簡易ヘルプメッセージとを選択
する第2の選択モードを選択し、そのポインタがクリッ
クされたりそのポインタが同一位置で所定時間を超えて
静止した場合にそのポインタの位置を取得し、取得した
そのポインタの位置がコマンドメニュー群の内のいずれ
かの領域上にあるかどうかを判定し、そのポインタの位
置がコマンドメニュー上にある場合にコマンドメニュー
が表示状態か非表示状態かを判定し、第1の選択モード
でコマンドメニューが非表示状態の場合はヘルプ情報の
表示を行わず、第1の選択モードでコマンドメニューが
表示状態の場合はそのコマンドの表示コマンドヘルプ情
報を、第2の選択モードでコマンドメニューが非表示状
態の場合はそのコマンドの非表示コマンドヘルプ情報
を、コマンドメニューが表示状態の場合はそのコマンド
の簡易ヘルプメッセージを、それぞれディスプレイの表
示画面に表示する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態の情報処理装置のヘルプ情報表示方法が適
用される情報処理装置の構成を説明する模式図であり、
図2は本発明の第1の実施の形態の情報処理装置のヘル
プ情報表示方法が適用される情報処理装置のブロック構
成図である。
【0014】図1、図2において、ディスプレイ1は、
コンピュータ本体2の中央処理装置3が記憶装置4から
読み出して起動しているアプリケーション等に従うアプ
リケーション画面,システム画面等を表示するととも
に、各種の処理に対応したコマンドメニュー等を表示す
る。
【0015】記憶装置4には、コマンドメニュー毎にそ
のコマンド名411、そのコマンドに対応する機能など
のその表示状態のコマンドの操作を説明する表示コマン
ドヘルプ情報412、およびコマンドが実行できない理
由などのその非表示状態のコマンドの説明を行う非表示
コマンドヘルプ情報413を有するテーブルデータ(表
情報)41を備えている。この場合、記憶装置4は、R
AM,ROM等で構成されていてもよいし、ハードディ
スク(HD),光磁気ディスク等の記憶媒体で構成され
ていてもよいし、これらの組合せであってもよい。
【0016】ポインティングデバイス5にはマウスなど
が用いられ、ディスプレイ1のウインドウに表示される
ポインタを移動させて不図示のキーボードとともに情報
処理装置に各種の処理を実行させる。
【0017】中央処理装置3はヘルプ表示モードを有効
・無効に切替えるヘルプ表示モード設定部31、ポイン
タのディスプレイ1上の位置を判定するポインタ位置取
得部33、ポインタのクリックする位置のコマンドメニ
ューの種類を判定するコマンドメニュー種類判定部3
4、そのコマンドメニューが表示状態か非表示状態かを
判定する表示・非表示判定部35、コマンドメニューの
種類と表示状態か非表示状態かに対応したヘルプ情報を
記憶装置4のテーブルデータ41から取得するヘルプ情
報取得部36、取得したヘルプ情報をディスプレイ1の
ウインドウに表示させるヘルプ情報表示部37、各部を
制御して所定の処理を実行させる制御部38、および本
発明の情報処理装置のヘルプ情報表示方法の処理プログ
ラムを記録した記録媒体39を備える。
【0018】図3は、本発明の第1の実施の形態のヘル
プ情報表示方法に用いられるテーブルデータの模式図で
ある。図1に示した記憶装置4に格納されたテーブルデ
ータ41にはコマンド名411と、コマンド名に対応し
た機能などを説明した表示コマンドヘルプ情報412
と、コマンドが実行できない理由などを示した非表示コ
マンドヘルプ情報413が、例えば図3のように格納さ
れている。
【0019】ヘルプ表示モードが有効の状態でディスプ
レイ1のウインドウに表示されるコマンドメニューに対
応した位置をポインティングデバイス5の操作でポイン
タがクリックすると、コマンドメニューの表示、非表示
状態に対応したヘルプ情報が記憶装置4のテーブルデー
タ41から読み出されてディスプレイ1に表示される。
【0020】図4は本発明の第1の実施の形態のヘルプ
情報表示方法のコマンドメニューとヘルプ情報の表示状
態を示すディスプレイのウインドウの模式的正面図であ
り、(a)はコマンドメニューの表示状態、(b)は表
示状態のコマンドメニューの表示コマンドヘルプ情報の
表示状態、(c)は非表示状態のコマンドメニューの非
表示コマンドヘルプ情報の表示状態を示す。
【0021】図4(a)に示すように、一般的なウィン
ドウシステムにおいては、配置されているコマンドメニ
ューのうち、そのタイミングで実行可能な処理に対応す
るコマンドメニューは通常表示状態となるが、そのタイ
ミングで実行不可能な処理に対応するコマンドメニュー
は非表示状態となる。なお、図では非表示状態(「貼り
付け」コマンドメニュー)を反転表示で示しているが、
コマンドメニューを薄く表示したりすることもある。
【0022】コマンドメニューの「ヘルプ」をポインテ
ィングディバイス5によりポインタでクリックし、次に
表示状態にあるコマンドメニューの「削除」をクリック
すると、ポインティングディバイス5のポインタの位置
と表示状態のコマンドメニューであることを中央処理装
置3が認識し、図3に示すテーブルデータ41のコマン
ド名411「削除」の表示コマンドヘルプ情報412が
記憶装置4から読み出され図4(b)のように表示され
る。
【0023】従来のウインドシステムにおいてはコマン
ドメニューの「ヘルプ」をポインティングディバイス5
によりポインタでクリックし、次に非表示状態にあるコ
マンドメニューの「貼り付け」をクリックしても、その
コマンドに対応する機能などが記載されたヘルプ情報は
ウインドウに表示されない。
【0024】本発明の第1の実施の形態のヘルプ情報表
示方法では、コマンドメニューの「ヘルプ」をポインテ
ィングディバイス5によりポインタでクリックし、次に
非表示状態にあるコマンドメニューの「貼り付け」をク
リックすると、ポインティングディバイス5のポインタ
の位置と非表示状態のコマンドメニューであることを中
央処理装置3が認識し、図3に示すテーブルデータ41
のコマンド名411「貼り付け」の非表示コマンドヘル
プ情報413が記憶装置4から読み出されて図4(c)
のように表示される。
【0025】次に本発明の第1の実施の形態の情報処理
装置のヘルプ情報表示方法の動作について図を参照して
説明する。図5は本発明の情報処理装置のヘルプ表示モ
ードを切り替えるためのヘルプ表示モード設定処理手順
の一例を示すフローチャートであり、図6は本発明の第
1の実施の形態の情報処理装置のヘルプ情報表示動作の
一例を示すフローチャートである。
【0026】ヘルプ表示モード設定処理手順は、コンピ
ュータ本体1の電源のONなどで動作が開始されると
(S101)、ヘルプ表示がクリックされたかを監視し
(S102N)、クリックされると(S102Y)、ヘ
ルプ表示モードの状態を判定し(S103)、有効であ
れば(S103Y)、ヘルプ表示モードを無効に設定し
(S104)、無効であれば(S103N)、ヘルプ表
示モードを有効に設定し(S105)、処理を終了しな
ければステップS102に戻って処理を繰り返し(S1
06N)、処理を終了するのであればステップS107
で動作を終了する。
【0027】本発明の第1の実施の形態の情報処理装置
のヘルプ情報表示動作は、コンピュータ本体1の電源の
ONなどで動作が開始すると(S201)、ヘルプ表示
モードが有効か否かを監視し(S202N)、ヘルプ表
示モードが有効になると(S202Y)、ポインタがク
リックされたかを監視し(S203N)、ポインタがク
リックされたら(S203Y)、ポインタの位置を取得
し(S204)、取得したポインタの位置がコマンドメ
ニュー群の内のいずれかの領域上にあるかどうかを判定
し(S205)、コマンドメニュー上にない場合は(S
205N)、ステップ203に戻って動作を繰り返し、
コマンドメニュー上にある場合は(S205Y)、コマ
ンドメニューが非表示状態かを判定し(S206)、コ
マンドメニューが非表示状態の場合は(S206Y)、
記憶装置4のテーブルデータ41よりそのコマンドの非
表示コマンドヘルプ情報413を取得し(S207)、
コマンドメニューが非表示状態でない場合は(S206
N)、記憶装置4のテーブルデータ41よりそのコマン
ドの表示コマンドヘルプ情報412を取得し(S20
8)、取得したヘルプ情報をディスプレイのウインドウ
に表示する(S209)。
【0028】ヘルプ表示モードが有効の間は表示を続け
(S210Y)、ヘルプ表示モードが有効でなくなると
(S210N)、ヘルプ情報の表示を中止し(S21
1)、処理を終了しない場合は(S212N)、ステッ
プS202に戻って最初からの動作を繰り返す。処理を
終了する場合は(S212Y)、ステップ213に進ん
で動作を終了する。
【0029】なお、本実施の形態では、各ステップに対
応する処理は中央処理装置3が実行し、制御プログラム
は記録媒体39から制御部38のデータ処理装置(不図
示)に読み込まれデータ処理装置の動作を制御する。制
御部38は制御プログラムの制御により以下の処理を実
行する。
【0030】即ち、ヘルプ表示モード設定部31で、ヘ
ルプ表示がクリックされたかを監視し、クリックされる
と、ヘルプ表示モードの状態を判定し、有効であればヘ
ルプ表示モードを無効に設定し、無効であればヘルプ表
示モードを有効に設定する処理と、ポインタ位置取得部
33で、ヘルプ表示モードが有効になった後ポインタが
クリックされたかを監視し、ポインタがクリックされた
らポインタの位置を取得する処理と、コマンドメニュー
位置判定部34で、取得したポインタの位置がコマンド
メニュー群の内のいずれかの領域上にあるかどうかを判
定する処理と、表示・非表示判定部35で、ポインタの
位置がコマンドメニュー上にある場合にコマンドメニュ
ーが表示状態か非表示状態かを判定する処理と、ヘルプ
情報取得部36で、コマンドメニューが非表示状態の場
合は記憶装置4のテーブルデータ41よりそのコマンド
の非表示コマンドヘルプ情報413を取得し、コマンド
メニューが表示状態の場合は記憶装置4のテーブルデー
タ41よりそのコマンドの表示コマンドヘルプ情報41
2を取得する処理と、ヘルプ情報表示部37で、ヘルプ
情報取得部36で取得したヘルプ情報をディスプレイ1
のウインドウに表示する処理と、を実行する。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態の情報処
理装置のヘルプ情報表示方法について図面を参照して説
明する。図7は本発明の第2の実施の形態の情報処理装
置のヘルプ情報表示方法が適用される情報処理装置のブ
ロック構成図である。
【0032】本発明の第2の実施の形態の情報処理装置
のヘルプ情報表示方法は、本発明の第1の実施の形態の
情報処理装置のヘルプ情報表示方法が、ヘルプ表示モー
ドを有効にして、所望のコマンドメニューをクリックす
ることによってヘルプ情報を表示させていたのに加え、
ヘルプ表示モードが無効の場合にも所望のコマンドメニ
ュー上にポインターを所定時間静止させることによりそ
のポインタのヘルプ情報を表示させる機能を加えた。ま
た、ヘルプ情報にそのコマンドに対応する機能などを簡
単に表示した簡易ヘルプメッセージを加えた。
【0033】ヘルプ表示モードが無効の場合に所望のコ
マンドメニュー上にポインターを所定時間静止させた場
合には、そのコマンドメニューが表示状態の場合は簡易
ヘルプメニュー914を表示し、非表示状態の場合は非
表示コマンドヘルプ情報913を表示する。ヘルプ表示
モードを有効にして、所望のコマンドメニューをクリッ
クした場合は、そのコマンドメニューが表示状態の場合
は表示コマンドヘルプ情報912を表示し、非表示状態
の場合は表示を行わない。
【0034】それによって表示コマンドヘルプ情報91
2の表示が必要な場合以外はその都度ヘルプ表示モード
を有効にする必要が無く、ヘルプ情報表示の操作性を向
上させることができる。
【0035】図7において、ディスプレイ6は、コンピ
ュータ本体7の中央処理装置8が記憶装置9から読み出
して起動しているアプリケーション等に従うアプリケー
ション画面,システム画面等を表示するとともに、各種
の処理に対応したコマンドメニュー等を表示する。
【0036】記憶装置9には、コマンドメニュー毎にそ
のコマンド名911、そのコマンドに対応する機能など
その表示状態のコマンドの操作を説明する表示コマンド
ヘルプ情報912、コマンドが実行できない理由などそ
の非表示状態のコマンドの説明を行う非表示コマンドヘ
ルプ情報913、およびそのコマンドに対応する機能な
どを簡単に表示した簡易ヘルプメッセージ914を格納
したテーブルデータ(表情報)91を備えている。
【0037】ポインティングデバイス10にはマウスな
どが用いられ、ディスプレイ6のウインドウに表示され
るポインタを移動させて不図示のキーボードとともに情
報処理装置に各種の処理を実行させる。
【0038】中央処理装置8はヘルプ表示モードを有効
・無効に切替えるヘルプ表示モード設定部81、ヘルプ
表示モードの有効無効とポインタのクリックの有無と静
止時間とからヘルプ情報選択モードを判定する情報選択
モード判定部82、ポインタのディスプレイ6のウイン
ドウ上の位置を判定するポインタ位置取得部83、ポイ
ンタのクリックする位置のコマンドメニューの種類を判
定するコマンドメニュー位置判定部84、そのコマンド
メニューが表示状態か非表示状態かを判定する表示・非
表示判定部85、コマンドメニューの種類とヘルプ情報
選択モードと表示状態か非表示状態かとに対応したヘル
プ情報を記憶装置9のテーブルデータ91から取得する
ヘルプ情報取得部86、取得したヘルプ情報をディスプ
レイ6のウインドウに表示させるヘルプ情報表示部8
7、各部を制御して所定の処理を実行させる制御部88
および本発明の情報処理装置のヘルプ情報表示方法の処
理プログラムを記録した記録媒体89を備える。
【0039】図8は、本発明の第2の実施の形態のヘル
プ情報表示方法に用いられるテーブルデータの模式図で
ある。図7に示した記憶装置9に格納されたテーブルデ
ータ91にはコマンド名911と、コマンド名に対応し
た機能などを説明した表示コマンドヘルプ情報912
と、コマンドが実行できない理由などを示した非表示コ
マンドヘルプ情報913と、コマンド名に対応した機能
などを簡単に説明した簡易ヘルプメッセージ914が、
例えば図8のように格納されている。
【0040】簡易ヘルプメッセージ914は、細かく機
能を説明した表示コマンドヘルプ情報912に対して、
機能を簡単に説明したもので、ある程度の知識と経験を
有する操作者であればコマンドの内容が理解可能な内容
となっている。
【0041】ポインティングデバイス10の操作で、デ
ィスプレイ6のウインドウに表示されるコマンドメニュ
ーに対応した位置にポインタを所定の時間静止させる
と、コマンドメニューが表示状態の場合は簡易ヘルプメ
ッセージ914が、非表示状態の場合は非表示コマンド
ヘルプ情報913が記憶装置9のテーブルデータ91か
ら読み出されてディスプレイ9のウインドウに表示され
る。さらに詳細な機能を知りたい場合にはヘルプ表示メ
ニューをクリックしてヘルプ表示モードを有効とし、所
望のコマンドメニューをクリックすれば表示コマンドヘ
ルプ情報912が表示される。コマンドメニュ−が非表
示状態の場合はヘルプ情報は表示されない。
【0042】第2の実施の形態では、ヘルプ表示メニュ
ーをクリックしてヘルプ表示モードを有効とし、所望の
コマンドメニューをクリックした場合、コマンドメニュ
−が非表示状態の場合はヘルプ情報は表示されないこと
としたが、非表示コマンドヘルプ情報913が表示され
ることとしてもよい。
【0043】図9は本発明の第2の実施の形態のヘルプ
情報表示方法のコマンドメニューとヘルプ情報の表示状
態を示すディスプレイのウインドウの模式的正面図であ
り、(a)はコマンドメニューの表示状態、(b)は表
示状態のコマンドメニューの簡易ヘルプメッセージの表
示状態、(c)は非表示状態のコマンドメニューの非表
示コマンドヘルプ情報の表示状態、(d)は表示状態の
コマンドメニューの表示コマンドヘルプ情報の表示状態
を示す。
【0044】図9(a)に示すように、一般的なウィン
ドウシステムにおいては、表示されているコマンドメニ
ューのうち、そのタイミングで実行可能な処理に対応す
るコマンドメニューは、通常表示状態となるが、そのタ
イミングで実行不可能な処理に対応するコマンドメニュ
ーは、非表示状態となる。なお、図では便宜上、非表示
状態(「貼り付け」コマンドメニュー)をを反転表示で
示しているが、コマンドメニューを薄く表示したりする
こともある。
【0045】ポインティングディバイス10によりポイ
ンタをコマンドメニューの「削除」上で所定時間静止さ
せると、ポインティングディバイス5のポインタの位置
と表示状態のコマンドメニューであることを中央処理装
置8が認識し、図8に示すテーブルデータ91のコマン
ド名911「削除」の簡易ヘルプメッセージ914が記
憶装置9から読み出されて図9(b)のように表示され
る。
【0046】ポインティングディバイス10によりポイ
ンタをコマンドメニューの「貼り付け」上で所定時間静
止させると、ポインティングディバイス10のポインタ
の位置と非表示状態のコマンドメニューであることを中
央処理装置8が認識し、図8に示すテーブルデータ91
のコマンド名911「貼り付け」の非表示コマンドヘル
プ情報913が記憶装置9から読み出されて図9(c)
のように表示される。
【0047】ポインティングディバイス10によりコマ
ンドメニューの「ヘルプ」をポインタでクリックし、次
に表示状態にあるコマンドメニューの「削除」をクリッ
クすると、ポインティングディバイス10のポインタの
位置と表示状態のコマンドメニューであることを中央処
理装置8が認識し、図8に示すテーブルデータ91のコ
マンド名911「削除」の表示コマンドヘルプ情報91
2が記憶装置9から読み出されて図9(d)のように表
示される。
【0048】次に本発明の第2の実施の形態の情報処理
装置のヘルプ情報表示方法の動作について図を参照して
説明する。図10は本発明の第2の実施の形態の情報処
理装置のヘルプ情報表示動作の一例を示すフローチャー
トである。ヘルプ表示モード設定処理手順は、第1の実
施の形態と同じなので説明を省略する。
【0049】本発明の第2の実施の形態の情報処理装置
のヘルプ情報表示動作は、情報処理装置の電源のONな
どで動作が開始されると(S301)、ヘルプ表示モー
ドが有効かを判定し(S302)、ヘルプ表示モードが
無効であれば(S302N)、ポインタが同一位置に所
定時間静止したかを判定し(S303)、所定時間静止
しない場合はステップ302に戻って動作を繰り返し
(S303N)、所定時間静止した場合は(S303
Y)、ポインタの位置を取得し(S304)、取得した
ポインタの位置がコマンドメニュー群の内のいずれかの
領域上にあるかどうかを判定し(S305)、コマンド
メニュー上にない場合はステップ302に戻って動作を
繰り返し(S305N)、コマンドメニュー上にある場
合は(S305Y)、コマンドメニューが非表示状態か
を判定し(S306)、コマンドメニューが非表示状態
の場合は(S306Y)、記憶装置9のテーブルデータ
91よりそのコマンドの非表示コマンドヘルプ情報91
3を取得し(S307)、コマンドメニューが非表示状
態でない場合は(S306N)、記憶装置9のテーブル
データ91よりそのコマンドの簡易ヘルプメッセージ9
14を取得し(S308)、取得したヘルプ情報・メッ
セージをディスプレイのウインドウに表示し(S30
9)、ポインタが同一位置にある間は表示を続け(S3
10Y)、ポインタが移動すると(S310N)、ヘル
プ情報の表示を中止する(S318)。
【0050】ステップS302でヘルプ表示モードが有
効であれば(S302Y)、ポインタがクリックされた
かを監視し(S311N)、ポインタがクリックされた
ら(S311Y)、ポインタの位置を取得し(S31
2)、取得したポインタの位置がコマンドメニュー群の
内のいずれかの領域上にあるかどうかを判定し(S31
3)、コマンドメニュー上にない場合はステップ302
に戻って動作を繰り返し(S313N)、コマンドメニ
ュー上にある場合は(S313Y)、コマンドメニュー
が非表示状態かを判定し(S314)、コマンドメニュ
ーが非表示状態の場合は(S314Y)、ステップ30
2に戻って動作を繰り返し(S314N)、コマンドメ
ニューが非表示状態でない場合は(S314N)、記憶
装置9のテーブルデータ91よりそのコマンドの表示コ
マンドヘルプ情報912を取得し(S315)、取得し
たヘルプ情報をディスプレイのウインドウに表示し(S
316)、ヘルプ表示モードが有効の間は表示を続け
(S317Y)、ヘルプ表示モードが有効でなくなると
(S317N)、ヘルプ情報の表示を中止する(S31
8)。
【0051】ヘルプ情報の表示を中止した後、処理を終
了しない場合は(S319N)、ステップS302に戻
って最初からの動作を繰り返す。処理を終了する場合は
(S319Y)、ステップS320に進んで動作を終了
する。
【0052】なお、本実施の形態では、各ステップに対
応する処理は中央処理装置8が実行し、制御プログラム
は記録媒体89から制御部88のデータ処理装置(不図
示)に読み込まれデータ処理装置の動作を制御する。制
御部88は制御プログラムの制御により以下の処理を実
行する。
【0053】即ち、ヘルプ表示モード設定部81で、ヘ
ルプ表示がクリックされたかを監視し、クリックされる
と、ヘルプ表示モードの状態を判定し、有効であればヘ
ルプ表示モードを無効に設定し、無効であればヘルプ表
示モードを有効に設定する処理と、情報選択モード判定
部82で、ヘルプ表示モードの有効無効とポインタのク
リックの有無とポインタの静止時間とから、ヘルプ表示
モードが有効でポインタのクリックがあった場合は表示
コマンドヘルプ情報を選択する第1の選択モードを、ヘ
ルプ表示モードが無効でポインタの同一位置での静止時
間が所定の時間を超えた場合は非表示コマンドヘルプ情
報と簡易ヘルプメッセージを選択する第2の選択モード
を選択する処理と、ポインタ位置取得部83で、ポイン
タがクリックされたりポインタが同一位置で所定時間を
超えて静止した場合にポインタの位置を取得する処理
と、コマンドメニュー位置判定部84で、取得したポイ
ンタの位置がコマンドメニュー群の内のいずれかの領域
上にあるかどうかを判定する処理と、表示・非表示判定
部85で、ポインタの位置がコマンドメニュー上にある
場合にコマンドメニューが表示状態か非表示状態かを判
定する処理と、ヘルプ情報取得部86で、第1の選択モ
ードでコマンドメニューが非表示状態の場合はヘルプ情
報の取得を行わず、コマンドメニューが表示状態の場合
は記憶装置9のテーブルデータ91よりそのコマンドの
表示コマンドヘルプ情報802を取得し、第2の選択モ
ードでコマンドメニューが非表示状態の場合は記憶装置
9のテーブルデータ91よりそのコマンドの非表示コマ
ンドヘルプ情報413を取得し、コマンドメニューが表
示状態の場合は記憶装置9のテーブルデータ91よりそ
のコマンドの簡易ヘルプメッセージ804を取得する処
理と、ヘルプ情報表示部87で、ヘルプ情報取得部86
で取得したヘルプ情報をディスプレイ6のウインドウに
表示する処理と、を実行する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置とヘルプ情報表示方法は、ヘルプ表示モードの場合、
カーソル位置で示されたコマンドメニューが非表示状態
であっても、そのコマンドメニューに対応するそのコマ
ンドが実行できない理由などのそのコマンドの非表示コ
マンドヘルプ情報を表示するのでユーザの処理を円滑化
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の情報処理装置のヘ
ルプ情報表示方法が適用される情報処理装置の構成を説
明する模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の情報処理装置のヘ
ルプ情報表示方法が適用される情報処理装置のブロック
構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のヘルプ情報表示方
法に用いられるテーブルデータの模式図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のヘルプ情報表示方
法のコマンドメニューとヘルプ情報の表示状態を示すデ
ィスプレイのウインドウの模式的正面図である。(a)
はコマンドメニューの表示状態を示す。(b)は表示状
態のコマンドメニューの表示コマンドヘルプ情報の表示
状態を示す。(c)は非表示状態のコマンドメニューの
非表示コマンドヘルプ情報の表示状態を示す。
【図5】本発明の情報処理装置のヘルプ表示モードを切
り替えるためのヘルプ表示モード設定処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態の情報処理装置のヘ
ルプ情報表示動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態の情報処理装置のヘ
ルプ情報表示方法が適用される情報処理装置のブロック
構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のヘルプ情報表示方
法に用いられるテーブルデータの模式図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のヘルプ情報表示方
法のコマンドメニューとヘルプ情報の表示状態を示すデ
ィスプレイのウインドウの模式的正面図である。(a)
はコマンドメニューの表示状態を示す。(b)は表示状
態のコマンドメニューの簡易ヘルプメッセージの表示状
態を示す。(c)は非表示状態のコマンドメニューの非
表示コマンドヘルプ情報の表示状態を示す。(d)は表
示状態のコマンドメニューの表示コマンドヘルプ情報の
表示状態を示す。
【図10】本発明の第2の実施の形態の情報処理装置の
ヘルプ情報表示動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1、6 ディスプレイ 2、7 コンピュータ本体 3、8 中央処理装置 4、9 記憶装置 5、10 ポインティングデバイス 31、81 ヘルプ表示モード設定部 33、83 ポインタ位置取得部 34、84 コマンドメニュー種類判定部 35、85 表示・非表示判定部 36、86 ヘルプ情報取得部 37、87 ヘルプ情報表示部 38、88 制御部 39、89 記録媒体 41、91 テーブルデータ 411、911 コマンド名 412、912 表示コマンドヘルプ情報 413、913 非表示コマンドヘルプ情報 82 情報選択モード判定部 914 簡易ヘルプメッセージ S101〜S107、S201〜S213、S301〜
S320 ステップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と記憶装置とを有するコン
    ピュータ本体と、表示画面を有するディスプレイと、該
    ディスプレイの表示画面に表示されるポインタを移動さ
    せて情報処理装置に各種の処理を実行させるポインティ
    ングデバイスとを備え、前記ディスプレイの表示画面上
    に各種の処理に対応するコマンドメニューを配置して、
    その時点で実行できる処理に対応する前記コマンドメニ
    ューは表示状態にし、実行できない処理に対応する前記
    コマンドメニューは非表示状態にするコマンドメニュー
    表示手段を備えた情報処理装置において、 前記記憶装置にはコマンドメニュ−が非表示状態の場合
    にコマンドが実行できない理由を含む説明を記載した非
    表示コマンドヘルプ情報を予め格納し、非表示状態の該
    コマンドメニューが所定の方法で指定された場合に、前
    記非表示コマンドヘルプ情報を前記ディスプレイの表示
    画面に表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置には、コマンドメニュー毎
    にコマンド名と、該コマンドの機能や操作を説明する表
    示コマンドヘルプ情報と、コマンドメニューが非表示状
    態の場合の該コマンドが実行できない理由等を説明する
    非表示コマンドヘルプ情報とが表情報として格納され、 前記中央処理装置は、 ヘルプ表示モードを有効・無効に切替えるヘルプ表示モ
    ード設定手段、 前記ポインタの前記表示画面上の位置を判定するポイン
    タ位置取得手段、 前記ポインタがクリックする位置のコマンドメニューの
    種類を判定するコマンドメニュー種類判定手段、 該コマンドメニューが表示状態か非表示状態かを判定す
    る表示・非表示判定手段、 コマンドメニューの種類と表示状態か非表示状態かに対
    応したヘルプ情報を前記記憶装置の前記表情報から取得
    するヘルプ情報取得手段、 取得したヘルプ情報を前記ディスプレイの表示画面に表
    示させるヘルプ情報表示手段、 各部を制御して所定の処理を実行させる制御手段、およ
    び、 情報処理システムのヘルプ情報表示方法の処理プログラ
    ムを記録した記録媒体を備える、請求項1に記載の情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置には、コマンドメニュー毎
    にそのコマンド名、該コマンドの機能や操作を説明する
    表示コマンドヘルプ情報、コマンドメニューが非表示状
    態の場合の該コマンドが実行できない理由等を説明する
    非表示コマンドヘルプ情報、および該コマンドに対応す
    る機能などを簡単に表示した簡易ヘルプメッセージが表
    情報として格納され、 前記中央処理装置は、 ヘルプ表示モードを有効・無効に切替えるヘルプ表示モ
    ード設定手段、 ヘルプ表示モードの有効無効とポインタのクリックの有
    無と静止時間とからヘルプ情報選択モードを判定する情
    報選択モード判定手段、 前記ポインタの前記表示画面上の位置を判定するポイン
    タ位置取得手段、 前記ポインタのクリックする位置のコマンドメニューの
    種類を判定するコマンドメニュー種類判定手段、 該コマンドメニューが表示状態か非表示状態かを判定す
    る表示・非表示判定手段、 コマンドメニューの種類とヘルプ情報選択モードと表示
    状態か非表示状態かとに対応したヘルプ情報を前記記憶
    装置の前記表情報から取得するヘルプ情報取得手段、 取得したヘルプ情報を前記ディスプレイの表示画面に表
    示させるヘルプ情報表示手段、 各部を制御して所定の処理を実行させる制御手段、およ
    び、 情報処理システムのヘルプ情報表示方法の処理プログラ
    ムを記録した記録媒体を備える、請求項1に記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 中央処理装置と記憶装置とを有するコン
    ピュータ本体と、表示画面を有するディスプレイと、該
    ディスプレイの表示画面に表示されるポインタを移動さ
    せて情報処理装置に各種の処理を実行させるポインティ
    ングデバイスとを備え、前記ディスプレイの表示画面上
    に各種の処理に対応するコマンドメニューを配置して、
    その時点で実行できる処理に対応する前記コマンドメニ
    ューは表示状態にし、実行できない処理に対応する前記
    コマンドメニューは非表示状態にするコマンドメニュー
    表示手段を備えた情報処理装置のヘルプ情報表示方法で
    あって、 前記記憶装置には各コマンドに対応させて表示コマンド
    ヘルプ情報と非表示コマンドヘルプ情報とを格納し、 ヘルプ表示がクリックされる度に、ヘルプ表示モードの
    状態を有効と無効との間で反転させ、 ヘルプ表示モードが有効になった後にポインタがクリッ
    クされたら該ポインタの位置を取得し、 取得した該ポインタの位置がコマンドメニュー群の内の
    いずれかの領域上にあるかどうかを判定し、 該ポインタの位置がコマンドメニュー上にある場合にコ
    マンドメニューが表示状態か非表示状態かを判定し、 コマンドメニューが非表示状態の場合は前記非表示コマ
    ンドヘルプ情報を、コマンドメニューが表示状態の場合
    は前記表示コマンドヘルプ情報を、それぞれ前記ディス
    プレイの表示画面に表示する、ことを特徴とする情報処
    理装置のヘルプ情報表示方法。
  5. 【請求項5】 中央処理装置と記憶装置とを有するコン
    ピュータ本体と、表示画面を有するディスプレイと、該
    ディスプレイの表示画面に表示されるポインタを移動さ
    せて情報処理装置に各種の処理を実行させるポインティ
    ングデバイスとを備え、前記ディスプレイの表示画面上
    に各種の処理に対応するコマンドメニューを配置して、
    その時点で実行できる処理に対応する前記コマンドメニ
    ューは表示状態にし、実行できない処理に対応する前記
    コマンドメニューは非表示状態にするコマンドメニュー
    表示手段を備えた情報処理装置のヘルプ情報表示方法で
    あって、 前記記憶装置には各コマンドに対応させて表示コマンド
    ヘルプ情報と非表示コマンドヘルプ情報と簡易ヘルプメ
    ッセージとを格納し、 ヘルプ表示がクリックされる度に、ヘルプ表示モードの
    状態を有効と無効との間で反転させ、 ヘルプ表示モードの有効無効とポインタのクリックの有
    無と該ポインタの静止時間とから、ヘルプ表示モードが
    有効で該ポインタのクリックがあった場合は前記表示コ
    マンドヘルプ情報を選択する第1の選択モードを、ヘル
    プ表示モードが無効で該ポインタの同一位置での静止時
    間が所定の時間を超えた場合は前記非表示コマンドヘル
    プ情報と前記簡易ヘルプメッセージとを選択する第2の
    選択モードを選択し、 該ポインタがクリックされたり該ポインタが同一位置で
    所定時間を超えて静止した場合に該ポインタの位置を取
    得し、 取得した該ポインタの位置がコマンドメニュー群の内の
    いずれかの領域上にあるかどうかを判定し、 該ポインタの位置がコマンドメニュー上にある場合にコ
    マンドメニューが表示状態か非表示状態かを判定し、 前記第1の選択モードでコマンドメニューが非表示状態
    の場合は前記ヘルプ情報の表示を行わず、前記第1の選
    択モードでコマンドメニューが表示状態の場合はそのコ
    マンドの前記表示コマンドヘルプ情報を、前記第2の選
    択モードでコマンドメニューが非表示状態の場合はその
    コマンドの前記非表示コマンドヘルプ情報を、コマンド
    メニューが表示状態の場合はそのコマンドの前記簡易ヘ
    ルプメッセージを、それぞれ前記ディスプレイの表示画
    面に表示する、ことを特徴とする情報処理装置のヘルプ
    情報表示方法。
  6. 【請求項6】 情報処理装置のヘルプ情報を表示するた
    めの制御プログラムを記録した記録媒体であって、 ヘルプ表示モード設定手段で、ヘルプ表示がクリックさ
    れる度に、該ヘルプ表示モードを有効と無効との間で反
    転させる手順と、 ポインタ位置取得手段で、該ヘルプ表示モードが有効に
    なった後にポインタがクリックされたらポインタの位置
    を取得する手順と、 コマンドメニュー位置判定手段で、取得したポインタの
    位置がコマンドメニュー群の内のいずれかの領域上にあ
    るかどうかを判定する手順と、 表示・非表示判定手段で、ポインタの位置がコマンドメ
    ニュー上にある場合にコマンドメニューが表示状態か非
    表示状態かを判定する手順と、 ヘルプ情報取得手段で、コマンドメニューが非表示状態
    の場合は記憶装置より該コマンドの非表示コマンドヘル
    プ情報を取得し、コマンドメニューが表示状態の場合は
    前記記憶装置より該コマンドの表示コマンドヘルプ情報
    を取得する手順と、 ヘルプ情報表示手段で、前記ヘルプ情報取得手段で取得
    したヘルプ情報を前記ディスプレイの表示画面に表示す
    る手順と、を実行させるためのプログラムを記録した機
    械読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 情報処理装置のヘルプ情報を表示するた
    めの制御プログラムを記録した記録媒体であって、 ヘルプ表示モード設定手段で、ヘルプ表示がクリックさ
    れる度に、該ヘルプ表示モードを有効と無効との間で反
    転させる手順と、 情報選択モード判定手段で、ヘルプ表示モードの有効無
    効とポインタのクリックの有無とポインタの静止時間と
    から、ヘルプ表示モードが有効でポインタのクリックが
    あった場合は表示コマンドヘルプ情報を選択する第1の
    選択モードを、ヘルプ表示モードが無効でポインタの同
    一位置での静止時間が所定の時間を超えた場合は非表示
    コマンドヘルプ情報と簡易ヘルプメッセージを選択する
    第2の選択モードを選択する手順と、 ポインタ位置取得手段で、ポインタがクリックされたり
    該ポインタが同一位置で所定時間を超えて静止した場合
    に該ポインタの位置を取得する手順と、 コマンドメニュー位置判定手段で、取得した該ポインタ
    の位置がコマンドメニュー群の内のいずれかの領域上に
    あるかどうかを判定する手順と、 表示・非表示判定手段で、該ポインタの位置がコマンド
    メニュー上にある場合にコマンドメニューが表示状態か
    非表示状態かを判定する手順と、 ヘルプ情報取得手段で、前記第1の選択モードでコマン
    ドメニューが非表示状態の場合は前記ヘルプ情報の取得
    を行わず、コマンドメニューが表示状態の場合は記憶装
    置よりそのコマンドの表示コマンドヘルプ情報を取得
    し、前記第2の選択モードでコマンドメニューが非表示
    状態の場合は前記記憶装置よりそのコマンドの非表示コ
    マンドヘルプ情報を取得し、コマンドメニューが表示状
    態の場合は前記記憶装置よりそのコマンドの簡易ヘルプ
    メッセージを取得する手順と、 ヘルプ情報表示手段で、前記ヘルプ情報取得手段で取得
    したヘルプ情報をディスプレイの表示画面に表示する手
    順と、を実行させるためのプログラムを記録した機械読
    み取り可能な記録媒体。
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