JP2000046105A - 免震台 - Google Patents

免震台

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JP2000046105A
JP2000046105A JP10214579A JP21457998A JP2000046105A JP 2000046105 A JP2000046105 A JP 2000046105A JP 10214579 A JP10214579 A JP 10214579A JP 21457998 A JP21457998 A JP 21457998A JP 2000046105 A JP2000046105 A JP 2000046105A
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spherical
plate
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Tadashi Hatakeyama
忠 畠山
Koichi Shibata
耕一 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向360°の全方向についてその揺れ
を確実に免震することができるとともに、小型化が可能
で応用範囲が広く、しかも安価で取り扱いに優れた免震
台を提供する。 【解決手段】 保護物品を載せる台板2と、基板1と、
中板3とを備え、中板3の上下両面に、球状凹曲面4を
それぞれ3個以上形成すると共に、中板3の上下両面に
形成した各球状凹曲面4に対向させて、先端に球状回転
体5aを備えたフリーベアリング5を対向する球状凹曲
面4の中心位置に当接するように基板1の上面と台板2
の下面に固設し、各球状凹曲面4と球状回転体5aとの
転がり作用によって、台板2と中板3を水平状態を保っ
たまま水平方向360°の全方向に揺動自在に載置し
た。地震等によって基板1が揺れても、この揺れは上下
二段構成の揺れ吸収機構によって減衰されるので、台板
3上に載せた保護物品が倒れて落ちるようなことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震等による揺れ
を吸収するための免震台に係り、特に、美術工芸品や骨
董品等の比較的小型の物品の保護に用いて好適な免震台
に関する。
【0002】
【従来の技術】地震等による揺れを吸収して転倒や倒壊
を防止するために、従来より種々の免震装置が開発さ
れ、提供されている。例えば、建物等の大型建造物の免
震装置としては、建物の基礎部と上部構造物との間に弾
性を有する高分子物質と金属板とを交互に積層したダン
パを介装することにより揺れを吸収するようにしたもの
等が知られている。
【0003】一方、美術工芸品や骨董品等の比較的小型
の物品を保護するための免震台としては、例えば図13
に示すようなものが知られている。この図13の免震台
は、下板81の上面に円弧状の二本のレール82,82
を設け、この二本のレール82,82上に、両端に転動
用コロ83,83を連結した2つの車輪84,84を掛
け渡して載せると共に、この2つの車輪84,84上に
中板85を固設している。
【0004】そして、この中板85の上面に、円弧状の
二本のレール86,86を前記下板81のレール82,
82と直交する向きに設け、この二本のレール86,8
6上に、両端に転動用コロ87,87を連結した2つの
車輪88,88を掛け渡して載せると共に、この2つの
車輪88,88上に保護物品を載せる台板89を固設し
たもので、地震等によって建物が揺れた場合、その揺れ
を直交配置した2組のレールと車輪の転がり作用によっ
て吸収し、地震等の揺れが保護物品を載せた台板89に
減衰して伝わるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の免震台は、レールと車輪をX軸方向とY軸方向
に向けて2段に重ねて設けなければならず、さらに、ス
プリング,ダンパ等の補助的な震動吸収機構を組み合わ
せる必要があるため、構造が複雑で嵩張ってしまうとい
う問題があった。また、構造が複雑なため、免震台を或
る程度以上に小型化することが難しく、美術工芸品や骨
董品等の比較的小型の保護物品に用いようとすると、個
々の保護物品に合わせて特別注文で作らざるを得ず、高
価になってしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、水平方向360°の全方向につい
てその揺れを確実に免震することができると共に、小型
化が可能で適用範囲が広く、しかも安価で取り扱いに優
れた免震台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の免震台は、保護物品を載せる台板と、床
等の設置面上に載置される基板と、これら台板と基板と
の間に介装された中板とを備え、前記中板の上下両面に
は、球状凹曲面がそれぞれ3個以上形成されていると共
に、前記基板の上面と前記台板の下面には、前記中板の
上下両面に形成された各球状凹曲面に対向させて、先端
に回転自在な球状回転体を備えたフリーベアリングが該
対向する球状凹曲面の中心位置にそれぞれ当接するよう
に固設されており、これら当接する各球状凹曲面と球状
回転体との転がり作用によって、前記台板と中板をそれ
ぞれ水平状態を保ったまま水平方向360°の全方向に
揺動自在としたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2の免震台は、保護物品を載せる台
板と、床等の設置面上に載置される基板と、これら台板
と基板との間に介装された中板とを備え、前記基板の上
面と前記台板の下面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以
上形成されていると共に、前記中板の上下両面には、前
記基板の上面と台板の下面に形成された各球状凹曲面に
対向させて、先端に回転自在な球状回転体を備えたフリ
ーベアリングが該対向する球状凹曲面の中心位置にそれ
ぞれ当接するように固設されており、これら当接する各
球状凹曲面と球状回転体との転がり作用によって、前記
台板と中板をそれぞれ水平状態を保ったまま水平方向3
60°の全方向に揺動自在としたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3の免震台は、保護物品を載せる台
板と、床等の設置面上に載置される基板と、これら台板
と基板との間に介装された中板とを備え、前記中板の上
下両面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以上形成されて
いると共に、前記基板の上面と前記台板の下面には、前
記中板の上下両面に形成された各球状凹曲面に対向させ
て球状凹曲面がそれぞれ形成されており、前記上下に向
き合って対向する各球状凹曲面の間に回転自在な球状回
転体を挟み込み、これら当接する各球状凹曲面と球状回
転体との転がり作用によって、前記台板と中板をそれぞ
れ水平状態を保ったまま水平方向360°の全方向に揺
動自在としたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4の免震台は、保護物品を載せる台
板と、床等の設置面上に載置される基板と、これら台板
と基板との間に介装された中板とを備え、前記中板の上
下両面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以上形成され、
前記基板の上面には、前記中板の下面に形成された各球
状凹曲面に対向させて球状凹曲面が形成されていると共
に、該対向する球状凹曲面の間には回転自在な球状回転
体が挟み込まれ、かつ、前記台板の下面には、前記中板
の上面に形成された各球状凹曲面に対向させて、先端に
回転自在な球状回転体を備えたフリーベアリングが該対
向する球状凹曲面の中心位置にそれぞれ当接するように
固設されており、これら当接する各球状凹曲面と球状回
転体との転がり作用によって、前記台板と中板をそれぞ
れ水平状態を保ったまま水平方向360°の全方向に揺
動自在としたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5の免震台は、前記請求項1〜4の
免震台において、前記基板と中板の間及び中板と台板の
間に、水平方向の揺動を減衰するブレーキ機構を設けた
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項6の免震台は、前記請求項5の免震
台において、前記ブレーキ機構が摩擦抵抗を利用した接
触摩擦式のブレーキ機構であることを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項7の免震台は、前記請求項5の免震
台において、前記ブレーキ機構が同一極性の永久磁石同
士の磁気反発力を利用した磁気反発式のブレーキ機構で
あることを特徴とするものである。
【0014】請求項8の免震台は、前記請求項5の免震
台において、前記ブレーキ機構が球状凹曲面の周縁部を
中心部よりも急峻に立ち上がらせた曲面からなる重力引
き戻し式のブレーキ機構であることを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項9の免震台は、前記請求項1〜8の
免震台において、前記中板を境界として、中板よりも上
側に位置する球状凹曲面と、中板よりも下側に位置する
球状凹曲面の曲率半径を異ならしめたことを特徴とする
ものである。
【0016】
【作用】地震等から保護すべき物品、例えば美術工芸品
や骨董品等を本発明の免震台の台板上に載せる。地震等
によって建物が揺れると、建物の床面等に接している基
板も一緒になって揺れるが、台板は慣性によりその位置
に止まろうとする。このため、基板と中板、中板と台板
の間にそれぞれ形成された球状凹曲面とフリーベアリン
グからなる揺れ吸収機構、あるいは球状凹曲面と球状回
転体からなる揺れ吸収機構の転がり作用によって地震等
による揺れが減衰され、台板まで伝わることがほとんど
なくなる。
【0017】しかも、球状凹曲面とフリーベアリングあ
るいは球状回転体から構成される揺れ吸収機構は、水平
状態を保ったまま水平方向360°の全方向について揺
動自在であるので、あらゆる方向の揺れを効果的に減衰
することができる。
【0018】また、接触摩擦式、磁気反発式、あるいは
重力引き戻し式等のブレーキ機構を付設した場合には、
適度な中板と台板の水平方向の揺れに対して適当な制動
がかかるので、地震が終わっても揺れ続けようとする中
板と台板の揺れを速やかに減衰することができる。ま
た、地震時に中板と台板が大きく揺れて基板上から脱落
してしまうというようなことを防止できる。
【0019】さらに、中板を境界として、例えば、中板
よりも下側に位置する球状凹曲面の曲率半径を小さく
(すなわち、球状凹曲面の深さを深く)し、中板よりも
上側に位置する球状凹曲面の曲率半径を大きく(すなわ
ち、球状凹曲面の深さを浅く)構成すれば、周期の短い
激しい揺れを曲率半径の小さな下側の球状凹曲面部分で
効率よく減衰し、さらに周期の長い小さなゆれを上側の
曲率半径の大きな球状凹曲面部分で効率よく減衰するこ
とができる。このため、色々な周期と強さの振動を極め
て効果的に減衰することが可能となる。
【0020】また、中板と台板は水平を保ったまま水平
方向360°の全方向に平行移動しながら揺動するの
で、地震時に台板が傾いて保護物品が滑り落ちたり、倒
れたりするようなこともない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)(b)に、本発
明に係る免震台の第1の実施の形態を示す。図におい
て、1は床面や陳列台等の設置面上に直接あるいは免震
台設置用金具7を介して載置される基板、2はその上面
に美術工芸品や骨董品等の保護物品を載せるための台板
であって、これら基板1と台板2の間に中板3が介装さ
れ、この中板3の上下両面に、所定の曲率半径Rからな
る球状凹曲面4がそれぞれ3個づつ三角形の頂点位置に
形成されている。
【0022】そして、前記基板1の上面には、中板3の
下面に形成された前記3個の球状凹曲面4のそれぞれに
対向させて、その先端に回転自在な球状回転体5aを備
えた3個のフリーベアリング5が球状凹曲面4の中心位
置に一致させてそれぞれ固設され、また、前記台板2の
下面には、中板3の上面に形成された前記3個の球状凹
曲面4のそれぞれに対向させて、その先端に回転自在な
球状回転体5aを備えた3個のフリーベアリング5が球
状凹曲面4の中心に一致させてそれぞれ固設されてい
る。
【0023】上記のように、中板3の上下両面に形成さ
れた3個の球状凹曲面4のそれぞれを、基板1の上面と
台板2の下面に固設された各フリーベアリング5の球状
回転体5aに当接させることにより、基板1上におい
て、台板2と中板3が常に水平状態を保ったまま水平方
向360°の全方向に自在に揺動できるように構成され
ている。
【0024】前記球状凹曲面4の曲率半径Rと曲面差し
渡し径Lは、台板2上に載せる保護物品の大きさや重
さ、吸収すべき振動の最大揺れや周期等によって異な
り、その目的に応じた最適な曲率半径Rと曲面差し渡し
径Lが選択される。
【0025】なお、中板4の上面側の球状凹曲面と下面
側の球状凹曲面とでその曲率半径Rを変えてやれば、曲
率半径の小さな球状凹曲面側で周期の短い激しい揺れを
効率よく減衰し、さらに、曲率半径の大きな球状凹曲面
側で周期の長い小さな揺れを効率よく減衰することがで
き、地震発生時における初期微動から本震、余震に至る
まで、様々な振動に対してより効果的に対処することが
できる。
【0026】前記球状凹曲面4を形成する中板3として
は、主として金属(鉄、真鍮、ステンレス鋼、アルミ
等)や硬質合成樹脂等の硬くて経年変化の起こりにくい
素材が使用されるが、これらのみに限定されるものでは
なく、例えば、木材等で構成された球状凹曲面4の表面
を金属や硬質合成樹脂等でライニングしたり、あるい
は、後述(図12)するように、球状凹曲面4を別体に
製造しておき、この球状凹曲面4を芯材の両面に張り合
わせる等の方法を採用してもよい。
【0027】フリーベアリング5の具体的な構造例を図
2(a)(b)に示す。(a)は上向き用のフリーベア
リング、(b)は下向き用のフリーベアリングを示すも
ので、鋼球あるいは硬質樹脂等で作られた球状回転体5
aがベアリング基台5bの先端面に位置してベアリング
5cで囲むように埋め込まれており、ベアリング5cの
滑り作用によって球状回転体5aが360度あらゆる方
向に自在に回転できるように構成されているものであ
る。
【0028】免震台設置用金具7の具体的な構造例を図
3に示す。図示例の免震台設置用金具7は、固定金具7
aによって基板1の下面に取り付けられたゴムやコイル
スプリング等からなる筒状ダンパ7bと、筒状ダンパ7
bの中心位置に挿通されたネジ付きシャフト7cと、該
ネジ付きシャフト7cの下端部に固設されたスライダ7
dと、位置固定用のロックナット7e,7fと、シャフ
ト抜け防止用リング7gとから構成されている。スライ
ダ7dは、床面や陳列台等の設置面上に予め敷設した左
右一対のスライドレール20,20に挿入され、免震台
の位置決めを行なうものである。
【0029】まず最初に、上記構造になる免震台の設置
と保護物品の陳列作業について説明する。なお、本発明
の免震台を設置するための左右一対のスライドレール2
0,20は、図4に例示するように、陳列台等の所定の
位置に予め敷設されているものとする。
【0030】さて、本発明の免震台をスライドレール2
0,20に取り付けるには、基板1の下面3箇所に取り
付けられている免震台設置用金具7の各スライダ7dを
前記左右一対のスライドレール20,20内に挿入し、
免震台をスライドレール20,20に沿って移動させる
ことにより、指定の陳列位置まで運ぶ。免震台を指定の
陳列位置まで運んだら、基板1の下面3箇所に設けた各
免震台設置用金具7のロックナット7fをそれぞれ回し
て締め、免震台を当該位置に固定する。
【0031】次いで、免震台の台板2上に、免震台の水
平をとるための例えば水準器を載せ、この水準器を見な
がら、各免震台設置用金具7のロックナット7eをそれ
ぞれ回し、免震台の傾きを調節することによって水平を
とる。
【0032】このようにして免震台の水平をとった後、
台板2上に、例えば図4に示すように、保護物品たる陶
器等の古美術品を載せ、陳列用のガラスケースCで覆
う。以上の作業によって、免震台の設置と保護物品の陳
列作業が完了する。
【0033】次に、上記のようにして保護物品を載せら
れた免震台の振動吸収動作について説明する。地震等が
発生し、免震台を設置した建物全体が揺れると、免震台
の基板1も建物と一緒になって揺れる。しかしながら、
本発明の免震台の場合、基板1とその上側の中板3の間
には3個の球状凹曲面4と3個のフリーベアリング5か
らなる第1の揺れ吸収機構が構成され、さらに、中板3
とその上側の台板2の間には3個の球状凹曲面4と3個
のフリーベアリング5からなる第2の揺れ吸収機構が構
成されているので、この上下二段に構成された2つの揺
れ吸収機構の転がり作用と、台板2及びその上に載せら
れた保護物品の自重による慣性の相互作用によって、地
震による振動が効果的に減衰される。したがって、台板
2上に載せられた保護物品が揺れて落ちるといようなこ
とがほとんどなくなり、地震時に保護物品が倒れて壊れ
るというような事故を確実に防止することができる。
【0034】また、台板2と中板3は、3個の球状凹曲
面4と3個のフリーベアリング5の作用によってそれぞ
れ水平状態を保ったまま平行移動するので、最上段の台
板2は、傾斜することなく水平を保ったまま水平方向3
60°の全方向に自在に揺動することができる。このた
め、すべての方向の揺れに対して同じ免震効果を発揮す
ることができる。
【0035】また、3個の球状凹曲面4と3個のフリー
ベアリング5から構成された揺れ吸収機構を上下二段に
形成しているので、一段構成の場合に比べて個々の揺れ
吸収機構の揺れ幅をそれぞれ小さくすることができる。
このため、球状凹曲面4の曲面差し渡し径Lを小さくす
ることができ、免震台をそれだけ小型に構成することが
できる。
【0036】また、中板3を境にして、その上側に位置
する球状凹曲面4とその下側に位置する球状凹曲面4の
曲率半径を変えてやれば、曲率半径の小さな球状凹曲面
側で周期の短い激しい揺れを効率よく減衰し、さらに、
曲率半径の大きな球状凹曲面側で周期の長い小さなゆれ
を効率よく減衰することができ、地震発生時の初期微震
から本震、余震に至るまで、様々な振動に対してより効
果的に対処することができる。
【0037】さらに、台板2と中板3は、3個の球状凹
曲面4と3個のフリーベアリング5によって支持されて
いるので、常に水平状態を保ったまま左右に揺れ、台板
2が傾いてその上に載せた物品が滑り落ちるというよう
なこともない。
【0038】図5に、本発明に係る免震台の第2の実施
の形態を示す。この第2の実施の形態は、前記第1の実
施の形態(図1)と同様の構成において、台板2と中板
3の揺れを制動するための接触摩擦式のブレーキ機構を
各フリーベアリング5の周りに付設したものである。
【0039】すなわち、基板1及び台板2に固設された
各フリーベアリング5の周りに、筒状のブレーキカラー
8を遊嵌し、このブレーキカラー8の先端面に、合成樹
脂等の所定の材質からなる摩擦部材9を固着したもので
ある。ブレキーカラー8は、その外周囲に縮設配置した
スプリング10によって常時中板3側に向けて付勢され
ており、その先端面の摩擦部材9を球状凹曲面4の表面
に所定の圧力で押し付けてやることにより、基台1と中
板3の間、及び台板2と中板3の間に適度な制動力を作
用させ、揺れの振幅を安全範囲内に規制すると共に、地
震が終わっても免震台が長時間に渡って揺れ続けること
を防止している。
【0040】図6に、本発明に係る免震台の第3の実施
の形態を示す。この第3の実施の形態は、前記第1の実
施の形態(図1)と同様の構成において、接触摩擦式の
ブレーキ機構を免震台の中心位置に上下1個づつ付設し
たものである。
【0041】すなわち、中板3の中心位置の上下両面を
貫いて案内筒15を固設し、この案内筒15の周りに、
先端面に摩擦部材9を固着した筒状のブレーキカラー8
を遊嵌したものである。ブレキーカラー8は、その周囲
に縮設配置したスプリング10によって常時中板3に向
けて付勢されており、その先端面の摩擦部材9を基台1
と台板2の表面にそれぞれ所定の接触圧で押し付けられ
ている。このような構成のブレーキ機構とすることによ
り、前述した第2の実施の形態(図4)と同様に、基台
1と中板3の間及び台板2と中板3の間に適度な制動力
を作用させることができる。
【0042】図7に、本発明に係る免震台の第4の実施
の形態を示す。この第4の実施の形態は、前記第1の実
施の形態(図1)と同様の構成において、磁気反発式の
ブレーキ機構を付設したものである。
【0043】すなわち、中板3の中心に位置して、フェ
ライト等の永久磁石からなる磁気筒13を中板3の上下
両面を貫通して固設すると共に、該磁気筒13を中心と
して、基板1と台板2のそれぞれに、4個のフリーベア
リング5に内接する大きさの径になるフェライト等の永
久磁石からなる磁気リング14を固設したものである。
【0044】前記磁気筒13と磁気リング14は、その
対向する面に同一極性の磁極、例えば図示するように、
磁気筒13の外周面がN極のとき磁気リング14の内周
面がN極となるようにそれぞれ磁化されている。したが
って、台板2と中板3が揺れ等によって中心位置から外
れると、磁気筒13と磁気リング14の磁気反発力によ
って中心方向に向かって引き戻され、台板2と中板3が
基板1上から外れてしまうというようなことが防止され
る。
【0045】この磁気反発式のブレーキ機構を採用した
場合、制動力が揺れの振幅に比例して滑らかに変わって
いくので、急激な制動力がかかることがなく、極めてス
ムーズな制動をかけることができる。
【0046】図8(a)(b)に、本発明に係る免震台
の第5の実施の形態を示す。この第5の実施の形態は、
前記第2の実施の形態(図5)と同様の構成において、
接触摩擦式のブレーキ機構に加え、さらに重力引き戻し
式のブレーキ機構を付加したものである。
【0047】すなわち、各球状凹曲面4の周辺部の曲率
半径を小さくし、立上がり傾斜の大きな曲面4aとした
ものである。このように、球状凹曲面4の周辺部を立上
がり傾斜の大きな曲面4aとすれば、この曲面4aまで
達するような大きな揺れが発生したときに急峻な傾斜面
による重力の引き戻し力が制動力として作用するので、
より確実、かつ、緩やかに制動をかけることができる。
このため、台板2と中板3が限界以上に移動して基板1
上から外れてしまうというような不測の事故を防止する
ことができる。
【0048】図9に、本発明に係る免震台の第6の実施
の形態を示す。この第6の実施の形態は、前述した第1
の実施の形態(図1)とは逆に、基台1と台板2の側に
所定の曲率半径からなる球状凹曲面4,4をそれぞれ形
成すると共に、中板2の側にフリーベアリング5を設け
たものである。このように、球状凹曲面4とフリーベア
リング5を逆に設けても、同様の効果を奏することがで
きるものである。なお、この第6の実施の形態の場合、
ブレーキ機構としては、接触摩擦式、磁気反発式、重力
引き戻し式のものを採用することができる。
【0049】図10に、本発明に係る免震台の第7の実
施の形態を示す。この第7の実施の形態は、中板3の上
下両面、基板1の上面、台板2の下面のそれぞれに、3
個の球状凹曲面4を対向して形成し、この上下に対向す
る球状凹曲面4の間に球状回転体16を挟み込むことに
よって、台板2と中板3を基板1上に揺動自在に載置し
たものである。このような構成とすることにより、構造
をより簡素化することができる。なお、この第7の実施
の形態の場合、ブレーキ機構としては、接触摩擦式、重
力引き戻し式のものを採用することができる。
【0050】図11に、本発明に係る免震台の第8の実
施の形態を示す。この第8の実施の形態は、基板1の上
面と中板3の上下両面のそれぞれに、3個の球状凹曲面
4を形成し、この基板1の上面と中板3の下面の対向す
る3個の球状凹曲面4の間に球状回転体16を挟み込む
と共に、台板2の下面には、中板3の上面に形成された
3個の球状凹曲面4のそれぞれに対向させて、その先端
に回転自在な球状回転体5aを備えた3個のフリーベア
リング5を球状凹曲面4の中心に一致させてそれぞれ固
設したものである。なお、この第8の実施の形態の場
合、ブレーキ機構としては、基板1と中板3の間には接
触摩擦式、重力引き戻し式のものを、また、台板2と中
板3との間には接触摩擦式、磁気反発式、重力引き戻し
式のものを採用することができる。
【0051】なお、上記各実施の形態においては、球状
凹曲面4を中板3の両面、あるいはは基台1の上面や台
板2の下面に一体成形した場合を例示したが、必ずしも
一体成形する必要はない。例えば、中板3の場合を例に
採ると、図12(a)に示すように、平板からなる芯板
17の表裏面に、球状凹曲面を削り出した皿18を貼り
合わせてもよいし、図12(b)に示すように、平板か
らなる芯板17の表裏面に、球状凹曲面にプレスした皿
19を溶着する等して形成してもよいものである。この
皿18,19の材質としては、金属(鉄、真鍮、ステン
レス鋼、アルミ等)や硬質合成樹脂等の固くて経年変化
の起こりにくいものを用いることが望ましい。
【0052】また、上記各実施の形態においては、1つ
の平面上に球状凹曲面4を3三角形状に3個並べて揺れ
吸収機構を構成した場合を例示したが、1つの平面に並
べる球状凹曲面4の個数はこの数に限定されるものでは
なく、それ以上の数であってもよいものである。しかし
ながら、実際の使用状態を勘案すると、免震台の水平状
態を最も安定かつ確実に維持することができ、しかも、
簡単に水平をとることができる3個とすることが最も好
ましい。
【0053】また、上記各実施の形態においては、免震
台設置用金具7とスライドレール20,20を用いて免
震台を設置する場合を例示したが、免震台の設置方法は
これに限られるものではない。例えば、スライドレール
20,20を敷設できない場所や一般家庭等において
は、前記免震台設置用金具7とスライドレール20,2
0に代えて、ゴムダンパを基板1の下面四隅に直接敷
き、各ゴムダンパの高さを調節することによって免震台
の水平をとってやればよい。なお、いずれの場合におい
ても、免震台の基板1は地震と一緒になって揺れる建物
や構造物に固定しておく必要がある。
【0054】以上、本発明の実施の形態について種々説
明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるもの
ではなく、その発明の主旨に沿った各種の変形並びに応
用が可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明の免震台によれば、次のような優
れた効果を発揮することができる。 (1) 球状凹曲面とフリーベアリングからなる上下二
段構成の揺れ吸収機構、あるいは球状凹曲面と球状回転
体からなる上下二段構成の揺れ吸収機構を採用している
ため、あらゆる方向の揺れに対して極めて高い免震効果
を発揮することができる。また、台板は水平状態を保っ
たまま水平方向360°の全方向に平行移動しながら揺
動するので、台板が傾斜することがなく、台板上に載せ
た保護物品が落ちたり、倒れたりするようなことがな
い。
【0056】(2)球状凹曲面とフリーベアリングまた
は球状凹曲面と球状回転体とによって揺れ吸収機構を構
成しているので、レールと車輪をX軸方向とY軸方向に
組み合わせた従来の免震台に比べて構造が簡単となり、
免震台を小型化することができる。
【0057】中板を境界として上側と下側の球状凹曲面
の曲率半径を変えることにより、曲率半径の小さな球状
凹曲面側で周期の短い激しい揺れを効率よく減衰し、さ
らに、曲率半径の大きな球状凹曲面側で周期の長い小さ
なゆれを効率よく減衰することができ、初期微動から本
震、余震に至るまで、地震時に発生する様々な振動に対
してより効果的に対処することができる。
【0058】(3)いくつかの大きさと形状の規格品を
用意しておくだけで、種々の大きさ及び形状の保護物品
に柔軟に対処することができる。このため、従来のよう
に個々の保護物品に合わせて免震台を特別注文で作る必
要がなくなり、取り扱いを簡単にすることができると共
に、大幅なコスト低減を図ることができる。
【0059】(4)揺れ吸収機構を二段に形成してして
いるので、地震等の揺れを上下2つの揺れ吸収機構で分
担して吸収することができる。このため、個々の揺れ吸
収機構の水平方向の揺れ幅を小さくすることができるの
で、揺れを吸収するための球状凹曲面の曲面差し渡し径
を小さくすることができ、免震台を小型に構成すること
ができる。
【0060】(5)基板と中板の間及び中板と台板の間
に水平方向の揺れを制動するブレーキ機構を設けること
により、大きな揺れが発生した場合等においても台板と
中板が基板上からずれて外れてしまうというようなこと
を防止でき、より安全に使用することができる。特に、
磁気反発式のブレーキ機構を採用した場合、制動力が揺
れの振幅に比例して滑らかに変わっていくので、急激な
制動力がかかることがなく、極めてスムーズな制動をか
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は(a)中のA−A線断面図である。
【図2】(a)は上向き用フリーベアリングの縦断面
図、(b)は下向き用フリーベアリングの縦断面図であ
る。
【図3】免震台設置用金具の具体的な構造例を示す拡大
縦断面図である。
【図4】免震台の設置例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は(a)中のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は(a)中のC−C線断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は(a)中のD−D線断面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は(a)中のE−E線断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の縦断面図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の縦断面図であ
る。
【図11】本発明の第8の実施の形態の縦断面図であ
る。
【図12】(a)(b)は球状凹曲面の形成方法の例を
示す図である。
【図13】従来の免震台の一例を示す略示分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 基板 2 台板 3 中板 4 球状凹曲面 5 フリーベアリング 5a 球状回転体 5b ベアリング基台 5c ベアリング 7 免震台設置用金具 8 ブレーキカラー 9 摩擦部材 10 スプリング 13 磁気筒 14 磁気リング 15 案内筒 16 球状回転体 17 芯板 18 削り出し皿 19 ブレス皿 20 スライドレール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護物品を載せる台板と、床等の設置面
    上に載置される基板と、これら台板と基板との間に介装
    された中板とを備え、 前記中板の上下両面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以
    上形成されていると共に、前記基板の上面と前記台板の
    下面には、前記中板の上下両面に形成された各球状凹曲
    面に対向させて、先端に回転自在な球状回転体を備えた
    フリーベアリングが該対向する球状凹曲面の中心位置に
    それぞれ当接するように固設されており、 これら当接する各球状凹曲面と球状回転体との転がり作
    用によって、前記台板と中板をそれぞれ水平状態を保っ
    たまま水平方向360°の全方向に揺動自在としたこと
    を特徴とする免震台。
  2. 【請求項2】 保護物品を載せる台板と、床等の設置面
    上に載置される基板と、これら台板と基板との間に介装
    された中板とを備え、 前記基板の上面と前記台板の下面には、球状凹曲面がそ
    れぞれ3個以上形成されていると共に、前記中板の上下
    両面には、前記基板の上面と台板の下面に形成された各
    球状凹曲面に対向させて、先端に回転自在な球状回転体
    を備えたフリーベアリングが該対向する球状凹曲面の中
    心位置にそれぞれ当接するように固設されており、 これら当接する各球状凹曲面と球状回転体との転がり作
    用によって、前記台板と中板をそれぞれ水平状態を保っ
    たまま水平方向360°の全方向に揺動自在としたこと
    を特徴とする免震台。
  3. 【請求項3】 保護物品を載せる台板と、床等の設置面
    上に載置される基板と、これら台板と基板との間に介装
    された中板とを備え、 前記中板の上下両面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以
    上形成されていると共に、前記基板の上面と前記台板の
    下面には、前記中板の上下両面に形成された各球状凹曲
    面に対向させて球状凹曲面がそれぞれ形成されており、 前記上下に向き合って対向する各球状凹曲面の間に回転
    自在な球状回転体を挟み込み、 これら当接する各球状凹曲面と球状回転体との転がり作
    用によって、前記台板と中板をそれぞれ水平状態を保っ
    たまま水平方向360°の全方向に揺動自在としたこと
    を特徴とする免震台。
  4. 【請求項4】 保護物品を載せる台板と、床等の設置面
    上に載置される基板と、これら台板と基板との間に介装
    された中板とを備え、 前記中板の上下両面には、球状凹曲面がそれぞれ3個以
    上形成され、前記基板の上面には、前記中板の下面に形
    成された各球状凹曲面に対向させて球状凹曲面が形成さ
    れていると共に、該対向する球状凹曲面の間には回転自
    在な球状回転体が挟み込まれ、かつ、前記台板の下面に
    は、前記中板の上面に形成された各球状凹曲面に対向さ
    せて、先端に回転自在な球状回転体を備えたフリーベア
    リングが該対向する球状凹曲面の中心位置にそれぞれ当
    接するように固設されており、 これら当接する各球状凹曲面と球状回転体との転がり作
    用によって、前記台板と中板をそれぞれ水平状態を保っ
    たまま水平方向360°の全方向に揺動自在としたこと
    を特徴とする免震台。
  5. 【請求項5】 前記基板と中板の間及び中板と台板の間
    に、水平方向の揺動を減衰するブレーキ機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の免震
    台。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ機構が摩擦抵抗を利用した
    接触摩擦式のブレーキ機構であることを特徴とする請求
    項5記載の免震台。
  7. 【請求項7】 前記ブレーキ機構が同一極性の永久磁石
    同士の磁気反発力を利用した磁気反発式のブレーキ機構
    であることを特徴とする請求項5記載の免震台。
  8. 【請求項8】 前記ブレーキ機構が球状凹曲面の周縁部
    を中心部よりも急峻に立ち上がらせた曲面からなる重力
    引き戻し式のブレーキ機構であることを特徴とする請求
    項5記載の免震台。
  9. 【請求項9】 前記中板を境界として、中板よりも上側
    に位置する球状凹曲面と、中板よりも下側に位置する球
    状凹曲面の曲率半径を異ならしめたことを特徴とする請
    求項1〜8のいずれかに記載の免震台。
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