JP2002188319A - 住宅用免震装置 - Google Patents

住宅用免震装置

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JP2002188319A
JP2002188319A JP2001311014A JP2001311014A JP2002188319A JP 2002188319 A JP2002188319 A JP 2002188319A JP 2001311014 A JP2001311014 A JP 2001311014A JP 2001311014 A JP2001311014 A JP 2001311014A JP 2002188319 A JP2002188319 A JP 2002188319A
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vibration absorbing
sphere
absorbing plate
bottom plate
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JP2001311014A
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Inventor
Hisashi Iwashita
壽 岩下
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Meisei Industrial Co Ltd
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Meisei Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 地震の振動を基礎部分で吸収し、住宅本体や
家具類、陳列棚等への伝達を防止した住宅用免震装置を
提供する。 【解決手段】上部に建物や家財類・陳列棚を載置する基
礎や床の土台受板1と基礎等の支持体にアンカーボルト
14で固定する底板13との間に振動吸収板6を配置
し、この振動吸収板6と土台受板1との間に、これらの
中央部分には所定の大きさの緩衝ゴム3を介在すると共
に、このこの土台受板1の上面と振動吸収板6,の両翼
下面の中央両端部分に緩衝復元ゴム5を介在させ、土台
受板1、振動吸収板6,のそれぞれに接する部分が曲面
である半球型の緊結ボルト4によって緩衝ゴム5を貫通
し、半球型のナット4で締め付け、土台受板1と振動吸
収板6,とを連結した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震時において
建物にあっては土台部分で縦揺れおよび水平方向の横揺
れを吸収し、家屋内においては家財類や陳列棚などの重
量物を載置した床の揺れを吸収し、住宅本体を静止状態
に保持する住宅用免震装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、日本国は地震多発地帯に
位置し、しばしば多大な被害を被っている。一般住宅の
基礎と住宅の土台は、基礎に埋込んだアンカーボルトに
より緊結固定しているため、地震の震動が直接住宅本体
に作用し、地震による住宅の損傷・家具等の倒壊を招き
人命にも及ぶ危険性を孕んでいる。地震災害は避け得る
こともできず生活環境の設計、特に土木、建築の分野に
おいては大きな問題として、古くから地震対策の種々の
方法が行なわれている。一般には、柱材と梁材の交点や
継点に補強金具を固着し、壁面部には斜め材や板材によ
って構造体を強化するか、建物全体を筐状に組み立てて
強固にする等地震時に住宅本体に直接作用する震動に如
何に耐える構造かが主眼とされていた。
【0003】しかし、昨今の建築物では基礎工事に際し
て免震対策を講じるようになっている。例えば、床材の
下の基礎工事に際して地盤の上下や水平方向の振動を吸
収する免震台を設置する方策として、全面基礎(べた基
礎)にゴムを免震層として細幅H型鋼の溶接組み立て上
台の上に、木土台とを重ねて建築する工法、又鋼鉄板と
ゴム板とを交互に積層した積層ゴムを介在した免震装置
も知られるが、ゴムのみの免震層では強い地震に耐えら
れない危惧や、全体の高さが高くなって嵩張るなど、ま
た共振現象を引き起こす心配もあった。
【0004】例えば、特開平11−30272号公報に
記載されている免震装置は、鋼鉄製の基礎架台に球状削
り込みをした面材に球体の滑り球を配設した自在に転回
する滑り金物を少なくとも基礎架台を構成する基礎立ち
上がり天端部分及び基礎底板部分に接する部材の交点部
分あるいは交点部分付近に付設しセットしたことを特徴
とし、滑り板の面に接触する球体を多数配列し、この基
礎架台に上下動を吸収する緩衝材が配置してある。しか
しこの装置では十分な免震構造とはならなかった。ま
た、特公平6−74670号公報に記載される免震装置
は建築物を載置する剛性材料の上面部材と地盤に接触す
る剛性材料の下面部材との間に複数の球体を有する案内
部材を介在し、この案内部材と上面部材及び下面部材と
をゴム部材により連結した構成であるが、この構成によ
れば水平方向の横揺れに対して免震効果があるが、上下
の縦揺れに対して十分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の免震装置は、建
築物においては装置が大がかりになり、特殊な材質で構
成されているものが多く、きわめて高価となり、また、
従来の耐震構造では地震に際して建物倒壊防止を目的と
し、家屋内の家財類や陳列棚等の転倒、小道具や物品・
商品類の落下、ガラス類の破損などによる人的物的被
害、又火器類の転倒による火災の発生などによる甚大な
被害に対する被害予防の概念が欠落している。従って、
廉価な一般住宅用免震装置と併せて既存の建物内に配置
した家財類や陳列棚等の転倒、物品類の落下防止等の課
題を解決する廉価な一般住宅用として免震装置が望まれ
ていた。
【0006】この発明は、上述した従来の問題点に鑑み
なされたもので、地上の基盤と住宅の土台との間、又住
宅や商店などの床下または家財類等の下に免震装置とし
て設置し、地震の震動を基礎、又は床部分で吸収し住宅
本体又は家財類などへの伝達を防止する住宅用免震装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、住宅用免震
装置によって前記課題は達成できる。上部に家財類、陳
列棚等や建物を載置する床や土台受板と基礎などの支持
体にアンカーボルトで固定する底板と土台受板の間の中
央部分に所定の大きさの緩衝ゴムを介在させ、底板下面
と土台受板の上面に接する部分が曲面で、保護ゴムを貫
通した緊結ボルト及びナットによって両板の両端中央部
を連結したことを特徴とする住宅用免震装置。
【0008】また、この発明の前記課題は、 上部に家
財類、陳列棚等や建物を載置する床や土台受板と基礎な
どの支持体にアンカーボルトで固定する底板との間に振
動吸収板を配置し、この振動吸収板と前記土台受板の間
の中央部に所定の大きさの緩衝ゴムを介在させ、土台受
板の上面及び振動吸収板下面に接する部分が曲面で、保
護ゴムを貫通した緊結ボルト及びナットによって両板の
両端中央部を連結し、振動吸収板下面と底いた上面とに
接触する球体を配列嵌合した球体制御板を配置し、振動
吸収板下面に、球体制御板が球体の中央部に位置するよ
うに、球体制御板支持装置を取り付け、球体制御板の水
平移動を容易にすると共に、球体制御板の復元を目的と
したコイルスプリング又は板スプリングの弾性部材を球
体制御板と球体制御板支持装置との間に介在させ、振動
吸収板と底板との四隅端の両板間に、中央部に所定の大
きさの窄孔を施したプレートを両端に溶接した前記復元
用の弾性部材を配置すると共に、底板の下面に接する部
分が曲面で前記弾性部材の中央部を貫通させた緊結ボル
トを振動吸収板の窄孔部に貫通させ、振動吸収板上面に
振幅調整バネを配置して緊結し、両板を連結する住宅用
免震装置の構成によって達成できる。
【0009】更に、前記課題は、上部に家財類、陳列棚
等や建物を載置する床や土台受板と基礎などの支持体に
アンカーボルトで固定する底板との間に、両翼と底板の
中間で補強した逆台形の振動吸収板を配置し、この振動
吸収板と前記土台受板の間の中央部分に所定の大きさの
緩衝ゴムを介在させ、土台受板の上面及び振動吸収板両
翼下面に接する部分が曲面で、保護ゴムを貫通した緊結
ボルト及びナットによって両端中央部を連結し、振動吸
収板の逆台形下面と底板上面とに接触する球体を配列嵌
合した球体制御板を配置し、振動吸収板の逆台形下面
に、球体制御板が球体の中央部に位置するように球体制
御板支持装置を取り付け、球体制御板の水平移動を容易
にすると共に、球体制御板の復元を目的としたコイルス
プリングを球体制御板と球体制御板支持装置との間に介
在させ、振動吸収板の両翼端と底板四隅端との間に、中
央部に所定の大きさの窄孔を施したプレートを両端に溶
接した前記復元用のコイルスプリングを配置すると共
に、底板の下面に接する部分が曲面で復元用コイルスプ
リングの中央部を貫通させた緊結ボルトを振動吸収板両
翼窄孔部に貫通させ、振動吸収板の両翼貫通部上面に振
幅調整バネを配置して緊結し、両板を連結したことを特
徴とし、請求項1及び請求項2に記載の住宅用免震装置
の免震効果をより一層強化した住宅用免震装置の構成に
よって達成できる。
【0010】この発明の住宅用免震装置は、建築物や家
財類、陳列棚等の重量物を載置する土台受板や床と基盤
にアンカーボルトで固定される底板との間に緩衝ゴムを
介在し、この土台受板と底板との両端中央部分において
土台受板との間に緩衝ゴムを配置して、土台受板面及び
土台受板の上下面に半球型の曲面が接触し、地震による
基盤の揺れにより底板と土台受板とのズレに対応し、建
築物への揺れを防止することができる。そのため家財類
や飾り棚及びこれらの上面に載置した置物、硝子製品の
倒壊・破損を防止することができる。
【0011】この発明の住宅用免震装置は、前記土台受
板と底板との間に両翼と底部の中間補強した逆台形の振
動吸収板を配置し、この振動吸収板と前記土台受板との
間の中央部分に緩衝ゴム、両板の両端中央部分上下面に
接する部分が半球型の緊結ボルトを貫通した保護ゴム
(復元ゴム)を介在し、前記土台受板と前記振動吸収板
とを半球型のナットで締結し、かつ、この振動吸収板の
逆台形下面と底板上面に接する球体を嵌合した球体制御
板を配置し、基盤にアンカーボルトによって固定された
底板と振動吸収板の両翼四隅部分でこの両者間に、半球
型の緊結ボルトを貫通した復元用コイルスプリングを配
置し、この緊結ボルト上端のナットと振動吸収板との間
に振幅調整バネを配置して振幅の調整をしてあるので、
基盤の横揺れ及び縦揺れに対しても優れた免震効果を発
揮する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明に係る住宅用免震装置の
実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は、こ
の発明の住宅用免震装置の1実施の形態を示す概略縦断
面説明図、図2は、この発明の住宅用免震装置の第2の
実施の形態を示す概略縦断面説明図、図3は、この発明
の住宅用免震装置の第3の実施の形態を示す概略縦断面
説明図、図4は、図1の住宅用免震装置の概略平面図、
図5は、図2の上部の土台受板及び緩衝ゴムを除去した
振動吸収板の平面図、図6は、図2の住宅用免震装置の
球体を嵌合させてある球体制御板の平面図、図7は図3
の住宅用免針震装置の振動吸収板の平面図、図8は図7
の振動吸収板の平面図、図9はこの発明の住宅用免震装
置の実施の形態の球体の免震効果を表す原理説明図、図
10は図9の原理説明図の平面図である。
【0013】この発明の住宅用免震装置は、図面に示す
ように、建築物にあっては土台受板1は土台接合ボルト
2により連結されている。基盤にアンカーボルト14に
より固着してある底板13と土台受板1と底板13との
中間の中央部分に図1に示す緩衝ゴムI3を配置してあ
る。この緩衝ゴムI3としては、通常の耐油性の硬質ゴ
ム、プラスチックゴムなどが使用できる。
【0014】前記土台受板1の両端中央部分に穿った固
定孔1a,1aと底板13の貫通孔6a,6aとの間に
緩衝ゴムII5、II5を配置し、第1緊結ボルト4、4を
底板13の貫通孔6a側から挿入し、土台受板1の固定
孔1aを貫通させ、半球型の第1ナット4aの曲面を土
台受板1面に接触させて締め付けてある。このようにし
て土台受板1と底板13との間に緩衝ゴムI3および緩
衝ゴムII5を介在して基盤の揺れの振動を減衰するよう
になっている。
【0015】また、他の実施の形態によれば、中間に配
置する振動吸収板6又は6Aと底板13との間の中央部
分に球体制御板11を配置し、この球体制御板11に球
体10、10・・を嵌合してあり、この球体10は振動
吸収板6又は6Aの下面と底板13の上面とに球体10
の球面を接触させてある。この球体10は建築物や家財
類の荷重を緩衝ゴムI3、緩衝ゴムII5を介して受ける
振動吸収板6又は6Aの荷重を支持する球体で、振動吸
収板6と底板13とが水平方向に相対的に変位すると転
動するようになっている。
【0016】この球体10の材質は、剛性材料で造られ
た耐久性及び硬質性の点からステンレスの金属球が好ま
しい。しかし、建築物の荷重に耐えられる場合は硬質性
の合成樹脂による球体でもよい。前記球体制御板11は
面と振動吸収板6下面に配置した球体制御板支持装置1
2で保持してあり、球体10の転動に伴う球体制御板1
1の変位が吸収されるようになっている。振動吸収板6
又は6Aと底板13とを締結する第2緊結ボルトI7の
周囲には復元用の弾性部材であるコイルスプリング9を
介在させてある。このコイルスプリング9は横揺れの際
の第2緊結ボルトI7の傾きを復元させる弾力を付与さ
せてある。
【0017】図5に示すように振動吸収板6の両側端の
四隅の貫通孔6b、6b・・と底板13の四隅の貫通孔
13a、13a・・に第2緊結ボルトI7、7・・を挿
通させ、振動吸収板6又は6A面上に振幅調整バネ8、
8・・を配置して第2ナット7a、7a・・を締め付け
る。この底板13は鋼鉄、鋳鉄、又はステンレス製で成
型し、必要に応じて補強リブ16を介して二段に形成す
る。これら免震構造の土台受板1、緩衝ゴムI3、緩衝
ゴムII5、振動吸収板6又は6A、及び底板13の周囲
を防塵ゴム15を張り巡らして、内部への塵埃の侵入を
防止してある。
【0018】この発明の第2の実施の形態の住宅用免震
装置は、上部構造として土台受板1と振動吸収板6との
間に緩衝ゴムI3を配置し、その両端中央部分で半球型
の第1ナット4aや第1緊結ボルト下端4bにより土台
受板1の固定孔1aや振動吸収板6の貫通孔6aを支持
してあり、第1ナット4a曲面と固定孔1aの周囲との
接触によって、振動吸収板6の地震による揺れを吸収す
ることができる。また、下部構造として、振動吸収板6
の下面と底板13との間に球体制御板11に嵌合させた
球体10を配置してあり、底板13の水平方向の振動は
球体10の転動による振動吸収板6との相対的変位によ
り吸収される。
【0019】更に、この発明の第3の実施の形態の住宅
用免震装置は、上部構造として土台受板1と逆台形の振
動吸収板6Aの補強板との間に緩衝ゴムI3を配置し、
その両端中央部分で半球型の第1ナット4aや第1緊結
ボルト下端4bにより、土台受板1の固定孔1aや振動
吸収板6Aの貫通孔6aを支持してあり、第1ナット4
aの曲面と固定穴1aの周囲に接触、第1緊結ボルト下
端4bの曲面と振動吸収板6Aの貫通孔6aの周囲との
接触によって、振動吸収板6Aの地震による揺れを吸収
することができる。下部構造として、振動吸収板6Aの
逆台形下面と底板13との間に球体制御板11に嵌合さ
せた球体10を配置してあり、底板13の水平方向の振
動は球体10の転動により、振動吸収板6Aとの相対的
変位により吸収される。更に、逆台形の振動吸収板6A
による第2緊結ボルトII7Aの全長が大となるため、振
動吸収板6Aと底板13との相対的変位量が増大し、地
震による強度の揺れを吸収することができる。
【0020】図9、図10に示されるように静止した振
動吸収板6又は6Aに対し底板13変位量は振動吸収板
6又は6Aの下面に接する球体10の転動による球面移
動の2倍となり、振動吸収板6又は6Aに伝わる振動
は、球体の大小と関連して第2緊結ボルトI,II7,7
Aと組み合わせた振幅調整バネ8の調整により異なる。
例えば、振動吸収板6における球体10の直径が30ミ
リの場合、底板13が静止の状態を中心として左右に2
0ミリ移動すると、球体10は振動吸収板6下面に接す
る部分で静止の状態から左右に各々球体表面10ミリ転
動し、球体10は球体制御板11と共に左右に各々8.
3ミリ移動して、第2緊結ボルトI,II7,7Aは底板
13と振動吸収板6の変位により左右に33度41分2
4秒の傾斜角を作り、底板13と震動吸収板6との間で
垂直静止の状態30ミリから36ミリになるため、第2
ナット7aでの振幅調整バネ8の締め付けは6ミリのの
び代を残した状態を示している。底板13に加わる水平
方向の最大振幅40ミリの振動に対しても振動吸収板6
は静止の状態を保ち、底板13に加わる水平方向の最大
振幅40ミリの振動に対しても、振動吸収板6は静止の
状態を保ち、底板13に加わる水平方向の振動は球体1
0を介して完全に吸収することができる。
【0021】以上のようにこの発明の住宅用免震構造
は、上部構造と底板の組み合わせによっても軽度の自身
に対する免震効果を発揮するが、この上部構造と下部構
造の組み合わせにより地震時の水平方向の横揺れ及び上
下の縦揺れの強度の地震に対して優れた免震効果を発揮
する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の住宅用
免震装置は、従来のような積層ゴムなどの高価な特殊材
料を使用することなく、簡易な構成によって免震効果に
優れる。特に、上下の縦揺れ、水平方向の横揺れの双方
に対して減衰力を与え、免震効果が絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の住宅用免震装置の第1の実施の形態
を示す概略縦断面説明図である。
【図2】この発明の住宅用免震装置の第2の実施の形態
を示す概略縦断面説明図である。
【図3】この発明の住宅用免震装置の第3の実施の形態
を示す概略縦断面説明図である。
【図4】図1の住宅用免震装置の平面図である。
【図5】図2の上部の土台受板及び緩衝ゴム部分を除去
した振動吸収板の平面図である。
【図6】図2の住宅用免震装置の球体を嵌合させてある
球体制御板の平面図である。
【図7】図3の住宅用免震装置の振動吸収板の側面図で
ある。
【図8】図7の振動吸収板の平面図である。
【図9】この発明の住宅用免震装置の実施の形態の球体
の免震効果を表す原理説明図である。
【図10】図7の原理説明図の平面図である。
【符号の説明】
1 土台受板 2 土台接合ボルト 3 緩衝ゴムI 4 第1緊結ボルト 4a 第1ナット 4b 第1緊結ボルト下端 5 緩衝ゴムII 6 振動吸収板 6A 逆台形の振動吸収板 7 第2緊結ボルトI 7A 第2緊結ボルトII 7a 第2ナット 7b 第2緊結ボルト下端 8 振幅調整バネ 9 コイルスプリング 10 球体 11 球体制御板 12 球体制御板支持装置 12A 球体制御板復元バネ 13 底板 14 アンカーボルト 15 防塵ゴム 16 補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/04 F16F 15/04 E 15/08 15/08 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に家財類、陳列棚等や建物を載置する
    床や基盤の土台受板と基礎などの支持体にアンカーボル
    トで固定する底板と土台受板の間の中央部分に所定の大
    きさの緩衝ゴムを介在させ、底板下面と土台受板の上面
    に接する部分が曲面で、保護ゴムを貫通した緊結ボルト
    及びナットによって両板の両端中央部を連結したことを
    特徴とする住宅用免震装置。
  2. 【請求項2】上部に家財類、陳列棚等や建物の重量物を
    載置する床、土台受板と基礎などの支持体にアンカーボ
    ルトで固定する底板との間に振動吸収板を配置し、この
    振動吸収板と前記土台受板の間の中央部に所定の大きさ
    の緩衝ゴムを介在させ、土台受板の上面及び振動吸収板
    下面に接する部分が曲面で、保護ゴムを貫通した緊結ボ
    ルト及びナットによって両板の両端中央部を連結し、振
    動吸収板下面と底いた上面とに接触する球体を配列嵌合
    した球体制御板を配置し、振動吸収板下面に、球体制御
    板が球体の中央部に位置するように、球体制御板支持装
    置を取り付け、球体制御板の水平移動を容易にすると共
    に、球体制御板の復元を目的としたコイルスプリング又
    は板スプリングの弾性部材を球体制御板と球体制御板支
    持装置との間に介在させ、振動吸収板と底板との四隅端
    の両板間に、中央部に所定の大きさの窄孔を施したプレ
    ートを両端に溶接した前記復元用の弾性部材を配置する
    と共に、底板の下面に接する部分が曲面で前記弾性部材
    の中央部を貫通させた緊結ボルトを振動吸収板の窄孔部
    を貫通させ、振動吸収板上面に振幅調整バネを配置して
    緊結し、両板を連結したことを特徴とする住宅用免震装
    置。
  3. 【請求項3】上部に家財類、陳列棚等や建物を載置する
    床や土台受板と基礎などの支持体にアンカーボルトで固
    定する底板との間に、両翼と底板の中間で補強した逆台
    形の振動吸収板を配置し、この振動吸収板と前記土台受
    板の間の中央部分に所定の大きさの緩衝ゴムを介在さ
    せ、土台受板の上面及び振動吸収板両翼下面に接する部
    分が曲面で、保護ゴムを貫通した緊結ボルト及びナット
    によって両端中央部を連結し、振動吸収板の逆台形下面
    と底板上面とに接触する球体を配列嵌合した球体制御板
    を配置し、振動吸収板の逆台形下面に、球体制御板が球
    体の中央部に位置するように球体制御板支持装置を取り
    付け、球体制御板の水平移動を容易にすると共に、球体
    制御板の復元を目的としたコイルスプリングを球体制御
    板と球体制御板支持装置との間に介在させ、振動吸収板
    の両翼端と底板四隅端との間に、中央部に所定の大きさ
    の窄孔を施したプレートを両端に溶接した前記復元用の
    コイルスプリングを配置すると共に、底板の下面に接す
    る部分が曲面で復元用コイルスプリングの中央部を貫通
    させた緊結ボルトを振動吸収板両翼窄孔部を貫通させ、
    振動吸収板の両翼貫通部上面に振幅調整バネを配置して
    緊結、両板を連結したことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の住宅用免震装置。
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