JP2018025297A - 免震装置 - Google Patents
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Abstract
Description
かかる構成により、本発明の一局面に係る免震装置は地震発生時における震動を和らげ、 原点復帰を容易にする。
かかる構成により、震動によって上部基礎板が原点からずれたとしても、円錐バネが原点復帰する際に上部基礎板が円錐バネに引っ張られ、上部基礎板は原点復帰することができる。
かかる構成により、載荷物を載せた状態において、上部基礎板と下部基礎板とが相対的に一定距離、水平方向に移動すると、ストッパーと弾性部材とが当接する。そのため、上部基礎板が弾性部材上から滑り落ちるのを防ぐ事ができる。
かかる構成により、弾性部材上に上部基礎板を安定して載置することができる。
かかる構成により、弾性部材を保護でき、上部基礎板がスムースに水平方向に移動しやすくなる。
かかる構成により、震動が発生し、弾性部材が変形する場合において、角部分がある場合、角部分に応力が集中する。円柱状であれば角部分を持たないため、応力の集中を防げ、特定の箇所に負担がかからなくなる。
かかる構成により、連結バネによって上部基礎板と下部基礎板とを連結しているため、免震装置を保管・運搬する際(載荷物を載せていない場合)、上部基礎板と下部基礎板とを分離してしまうのを防ぐことができる。また、連結バネがクッションの役目を果たすため、震動を和らげる事ができる。
かかる構成により、ワッシャーと下部基礎板に固定された弾性部材とで上部基礎板を挟んでいるため上部基礎板と下部基礎板とが分離せず、免震装置を一体化することができる。
かかる構成により、地震発生時における震動を和らげ、原点復帰を容易にし、かつ、比較的重量の重い載荷物(大型家具等)を載せても耐えることができる。
かかる構成により、ユニットとクッション材との間の摩擦が低くなるため、互いが相対的に水平移動しやすくなり、震動が起こった際、水平方向の力を伝えにくくなる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る免震装置100の平面図であり、図2は本発明の第1の実施形態に係る免震装置100の正面断面図である。この免震装置100は載荷物を載せるための上部基礎板101と、床面や台の上などに置くための下部基礎板102と、円錐バネ104と、円錐バネ104の周囲に配置された弾性部材105により構成されている。また、下部基礎板102は中心付近に円形凸状となっているサラ状部103を有しており、円錐バネ104はサラ状部103に載置されている。免震装置100は机やテーブルの上に設置され、免震装置100に載せる載荷物は例えば、食器棚、本棚、水槽、水槽棚等である。なお、載荷物は図には描いていない。
次に、第2の実施形態に係る免震装置200について、図5により説明する。本実施形態では、主に、本発明の第1の実施形態と異なる構成について説明する。なお、図5については、図1及び図2で述べた構成と同一の構成については同一の参照符号を付すことによって、詳細な説明は省略する。
次に、第3の実施形態に係る形態の免震装置300について、図6及び図7により説明する。本実施形態では、主に、本発明の第1の実施形態と異なる構成について説明する。なお、図6及び図7ついて、図1及び図2で述べた構成と同一の構成については、同一の参照符号を付すことによって、詳細な説明は省略する。
101 上部基礎板
102 下部基礎板
103 サラ状部
104 円錐バネ
105 弾性部材
106 弾性部材固定具
107 保護カバー
108 ストッパー
109 円錐バネ保持部
110 連結バネ
111 上突部
112 貫通孔
200 免震装置
201 上部基礎板
202 ワッシャー
203 貫通孔
204 凹部
205 連結具
206 ナット
300 免震装置
301 上部基礎板
302 下部基礎板
303 クッション材
304 連結弾性部材
305 滑り板
305a 滑り板
305b 滑り板
306 凸状部
307 凹状部
308 隙間
310 ユニット
311 上板
312 下板
313 第1サラ状部
314 第2サラ状部
O 原点
Claims (10)
- 下部構造体と載荷物との間に介在する免震装置であって、前記免震装置は上部基礎板と下部基礎板との間に、小径部を上側、大径部を下側とする円錐バネと、弾性部材とを備えており、前記下側基礎板が有している円形凸状のサラ状部に前記円錐バネの大径部が載置しており、かつ前記円錐バネの周囲に前記弾性部材を配置していることを特徴とする免震装置。
- 前記円錐バネ小径部の端部は前記上部基礎板に固着していることを特徴とする請求項1に記載の免震装置。
- 前記上部基礎板は端部に下方に延びている凸状のストッパーを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の免震装置。
- 前記弾性部材は3本以上であり、前記円錐バネの原点を中心に前記弾性部材が等間隔で配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の免震装置。
- 前記弾性部材は上端部に保護カバーを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の免震装置。
- 前記弾性部材は円柱状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の免震装置。
- 前記上部基礎板と前記下部基礎板とを連結している連結バネを備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の免震装置。
- 前記上部基礎板は貫通孔を有した凹部を備えており、前記凹部にワッシャーを備え、前記貫通孔の下方に前記弾性部材を配置し、連結具を前記貫通孔に通して、前記ワッシャーと、前記弾性部材とを連結させたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の免震装置。
- 下部構造体と載荷物との間に介在する免震装置であって、前記免震装置は上部基礎板と下部基礎板との間に、免震機能を有したユニットと、クッション材とを備えており、前記ユニットは上板と下板の間に弾性部材と、小径部を上側、大径部を下側とする円錐バネを備えており、前記上板は円錐凸状の第1サラ状部を、前記下板は円錐凸状の第2サラ状部を有しており、前記円錐バネの大径部が前記第2サラ状部に載置され、前記ユニットは前記クッション材で挟まれており、前記上部基礎板と、前記下部基礎板とは連結弾性部材で連結されていることを特徴とする免震装置。
- 前記クッション材は前記ユニットと接する面に滑り板を備えており、前記滑り板は円形凸状部を有していることを特徴とする請求項9に記載の免震装置。
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JP6910058B2 JP6910058B2 (ja) | 2021-07-28 |
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JP2017144843A Active JP6910058B2 (ja) | 2016-07-28 | 2017-07-26 | 免震装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112683679A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-04-20 | 山东齐鲁电机制造有限公司 | 一种新式承压堵板 |
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-
2017
- 2017-07-26 JP JP2017144843A patent/JP6910058B2/ja active Active
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CN112683679B (zh) * | 2020-12-01 | 2023-02-28 | 山东齐鲁电机制造有限公司 | 一种新式承压堵板 |
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---|---|
JP6910058B2 (ja) | 2021-07-28 |
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