JP2000044698A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents
農業用塩化ビニル系樹脂フィルムInfo
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- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
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Abstract
かつ、常温でのべたつき、たるみ等が発生しない、屋外
暴露後の物性低下の少ない農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムを提供する。 【解決手段】 平均重合度2000以上の塩ビ〔A〕6
0〜95部と、平均重合度700〜1900の塩ビ
〔B〕40〜5部との混合体である塩ビ100部に対
し、メチルメタクリレートを主単量体とし、Mwが10
0万〜500万であるアクリル系共重合体0.5〜10
部、可塑剤40〜70部を混合した農業用塩ビフィル
ム。
Description
系樹脂フィルムに関する。更に詳しくは、加工性良好
な、かつ寒冷地区での使用によって引き起こされる、展
張時の破れ(伸びが悪く破れ易い)、展張後の外力(か
ぜ、雪、雹、アラレ等)による破れ等の好ましくない現
象に対して、低温下における強度・耐衝撃・伸びに優
れ、かつ、常温でのべたつき・たるみ等が発生しない、
さらには、屋外暴露後の物性低下の少ない、農業用塩化
ビニル系樹脂フィルムに関するものである。
は、収益性向上を目的として、有用植物をハウス(温
室)、またはトンネル内で促進栽培や抑制栽培する方法
が、広く採用される様になった。このハウス(温室)ま
たはトンネルの被覆資材としては、ポリエチレンフィル
ム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリエス
テルフィルム、ポリカーボネートフィルム、硬質および
軟質塩化ビニル系樹脂フィルム、ガラス等が使用されて
いる。なかでも軟質塩化ビニル系樹脂フィルムは、他の
合成樹脂フィルムに対して、光線透過率、保温性、機械
的強度、耐久性、作業性を総合して最も優れているの
で、広く使用されている。
ルムは、樹脂軟化剤として、可塑剤が配合されており、
この可塑剤は、感温性が大きく、特に寒冷地区での展張
使用される際の伸びが悪く破れ易い。また、展張後も
風、雪、雹、アラレ等の外力がフィルムに加わった際に
破れ易いという問題点があった。このため、寒冷地区に
おける伸び、耐衝撃性等の物性を改善する方法として、
下記のような農業用の塩化ビニル系樹脂フィルム中の可
塑剤の量を増加、あるいは、耐寒性可塑剤の配合等、可
塑剤配合に関する方法あるいは、塩化ビニル系樹脂の重
合度を増大させる方法が提案されている。
増加させる方法は、低温強度に対して、向上効果がある
ことが知られているが、この方法では、夏場等の高温時
にフィルムが、べたついたり、たるむことが知られてい
る。そこで、可塑剤の量をあまり増量することなく、低
温時の物性を向上させるために耐寒性の可塑剤を配合す
る方法が提案されている(特開昭58−49742号公
報等)。しかしながら、この方法では、一般に塩化ビニ
ル系樹脂との相溶性が悪く、ブリードしたり耐熱性に劣
る欠点がある。又、耐候性が劣る(褐変等)欠点があ
る。
方法は、低温強度に対して向上効果があることは、知ら
れている。しかし、高重合度になるほど製膜加工性が低
下し、このために透明性が悪化すると共にフィルム面の
状態、厚み均一性等が悪化することが知られている。そ
こで、ゲル化速度の促進によるフィルム表面の平滑化、
フィルムの厚み振れの改善方法として、メチルメタクリ
レートを主成分とする共重合体を用いた場合が提案され
ている(特公昭40−5311、特公昭46−186
5)。
率向上は、見られなかった。又、低温時における物性向
上(塩化ビニル系樹脂の重合度を増大)を維持しなが
ら、製膜加工性を向上させる方法が提案されている(特
公平5−82174号公報等)。しかしながら、この方
法においても、低温時における物性(伸び、耐衝撃性
等)が十分でないという欠点があった。
状況にあって、フィルム成形時の加工性に優れ、かつ、
寒冷・低湿度時のフィルム縫合時における作業性に優れ
た農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを提供することを目
的とした。又、寒冷地区での展張の際に破れず、屋外で
の展張後の風、雪、雹、アラレ等の外力によって引き起
こされる破れも生じない低温時の物性(伸び、強度、耐
衝撃性)を向上させた、又、夏場等の高温時におけるべ
たつき・たるみ(弾性率向上)を生じない、更には、経
時後においても、低温時の物性低下の少ない農業用塩化
ビニル系樹脂フィルムを提供することを目的として、鋭
意検討した結果、本発明を完成するに至ったものであ
る。
とするところは、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、可塑剤40〜70重量部、アクリル系共重合体0.
5〜10重量部を混合した塩化ビニル系樹脂フィルムに
おいて、該アクリル系共重合体が、重合度2000以上
である塩化ビニル系樹脂〔A〕60〜95重量部と重合
度が700以上1900以下である塩化ビニル系樹脂
〔B〕40〜5重量部との混合体であり、該アクリル系
共重合体が、メチルメタクリレートを主単量体とし、重
量平均分子量が100万以上500万以下であることを
特徴とする農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに存する。
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう。
塩化ビニルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリ
ル、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビニル系樹
脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合
法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方法によって
製造されたものであってもよい。本発明においては、上
記塩化ビニル樹脂の異なる平均重合度のものを2種混合
する。
時に2種類の樹脂を混合する方法が2種類の平均重合度
の異なる樹脂が混合されたことになる方法であってもよ
い。尚、低温時における物性の向上効果、加工性の点
で、平均重合度が2000以上、好ましくは、2200
以上4000以下である塩化ビニル系樹脂〔A〕60〜
95重量部、好ましくは、70〜90重量部と平均重合
度が700以上1900以下、好ましくは900以上1
800以下、特に好ましいのは、1000以上1500
以下である塩化ビニル系樹脂〔B〕40〜5重量部とを
混合することが必要である。
00未満であると、低温時における十分な物性が得られ
ないために好ましくない。塩化ビニル系樹脂〔A〕が9
5重量部以上であると、加工性の点から望ましくなく、
60重量部を下回ると低温時における十分な物性が得ら
れないために好ましくない。
には、柔軟性を付与するために、可塑剤をこの樹脂10
0重量部に対して、40〜70重量部、好ましくは、5
0〜70重量部配合される。40重量部未満では、低温
時での柔軟性に乏しいため、充分な低温物性が得られな
い。また、100重量部を越えると、常温下での取り扱
い性(べたつき性等)が悪化したり、製膜加工時の作業
性が低下するので好ましくない。
n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート、ジベンジルフタレート、ジイソデシルフタレー
ト等のフタル酸誘導体;ジオクチルフタレート等のイソ
フタル酸誘導体;ジ−n−ブチルアジペート、ジオクチ
ルアジペート等のアジピン酸誘導体;ジ−n−ブチルマ
レート等のマレイン酸誘導体;トリ−n−ブチルシトレ
ート等のクエン酸誘導体;モノブチルイタコネート等の
イタコン酸誘導体;ブチルオレエート等のオレイン酸誘
導体;グリセリンモノリシノレート等のリシノール酸誘
導体;その他、エポキシ化大油、エポキシ樹脂系可塑剤
等が挙げられる。また、樹脂フィルムに柔軟性を付与す
るために、上述の可塑剤に限られるものでなく、例えば
熱可塑性ポリウレタン樹脂、ポリ酢酸ビニル等を使用す
ることもできる。
トモノマーを主単量体とし、メチルメタクリレートモノ
マーと共重合可能なビニルモノマー単量体とを共重合し
て得られるものである。共重合される割合は、(a)メ
チルメタクリレート60〜100重量%、(b)メチル
メタクリレートモノマーと共重合可能なビニルモノマー
単量体0〜40重量部であることが好ましい。メチルメ
タクリレートモノマーが60重量%より少ない範囲で
は、アクリル系共重合体と塩化ビニル系樹脂との相溶性
が悪くフィルム外観が劣るために好ましくない。
ルモノマー単量体としては、エチルアクリレリート、n
−プロピルアクリレート、i−プロピルアクリレート、
n−ブチルアクリレート、i−ブチルアクリレート、シ
クロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、デシルアクリレート等のようなアクリル酸のC
1 〜C16のアルキルエステル類:エチルメタクリレー
ト、n−プロピルメタクリレート、i−プロピルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチルメタ
クリレート、シクロヘキシルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルメタクリレート、デシルメタクリレート等の
ようなメタクリル酸のC1 〜C16のアルキルエステル
類:スチレン、アクリルニトリル、メタクリロニトリル
などを挙げることができる。これらメチルメタクリレー
トと共重合可能なビニルモノマー単量体は、1種類もし
くは数種類を組み合わせて共重合させても良い。
脂への配合量は、0.5〜10重量部の範囲でなければ
ならない。0.5重量部より少ないと加工性が改良され
ず、10重量部より多い範囲では、加工性・物性共に比
例して向上することないために好ましくない。上記範囲
内でも特に0.5〜5重量部が好適である。さらに上記
アクリル系共重合体の重量平均分子量は、100万〜5
00万の範囲が必要である。重量平均分子量が100万
より小さい範囲では、物性の向上が改良されることがな
く、500万より大きい範囲では、加工性が逆に低下す
るために好ましくない。上記範囲内でも120万〜30
0万が特に好適である。アクリル系共重合体は、上記単
量体の2種類以上を所定量組み合わせて有機溶剤ないし
水とともに重合缶に仕込み、重合開始剤、必要に応じて
分子量調節剤を加えて撹拌しつつ加熱重合して得られ
る。重合は、公知の方法、例えば懸濁重合法、溶液重合
法、乳化重合法などが採用される。
際、熱に対する変色防止の点からβ−ジケトン化合物を
配合することが好ましい。β−ジケトン化合物として
は、農業用塩化ビニルフィニルに通常配合されるもので
あればよく、β−ジケトン、デヒドロ酢酸等が挙げられ
る。β−ジケトンとしては、次の一般式〔I〕で表され
る構造単位を一分子中に1個以上含有する化合物が適当
である。
〜4のアルキル基、又はフェニル基を示す。) 一般式〔I〕に含まれるものとしては、具体的にアセチ
ルアセトン、ベンゾイルアセトン、ベンゾイルプロピオ
ニルメタン、ジベンゾイルメタン等が挙げられる。β−
ジケトン化合物の塩化ビニル系樹脂フィルムへの配合量
は、余り少ないと成形加工時の熱に対して変色が生じる
ために好ましくなく、余り多くしてもフィルムの耐着色
性は添加量に比例して向上することがない。好ましい配
合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.
005〜0.10重量部の範囲である。
低湿度時のフィルム縫合性の点から4級アンモニウム塩
を配合することが好ましい。4級アンモニウム塩として
は、農業用塩化ビニルフィルムに通常配合されるもので
あれば良い。4級アンモニウム塩としては、次の一般式
〔II〕で表される構造単位のものが適当である。
が5〜11のアルキル基、他は炭素数が1〜5のアルキ
ル基、R4は炭素数2〜4のアルキレンオキサイドnモ
ル付加物(nは1〜10の整数)、xは過塩素酸の陰イ
オンである。)一般式〔II〕に含まれるものとしては、
具体的に下記の式で表されるものが挙げられる。
4=C2 H4 OH、X=ClO4 2)R1=C6 H13、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 3)R1=C7 H15、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 4)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 5)R1=C9 H19、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 6)R1=C10H21、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 7)R1=C11H23、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C2 H4 OH、X=ClO4 8)R1=C5 H11、R2=C2 H5 、R3=CH3 、
R4=C2 H4 OH、X=ClO4 9)R1=C6 H13、R2=C3 H7 、R3=CH3 、
R4=C2 H4 OH、X=ClO4 10)R1=C7 H15、R2=C4 H9 、R3=CH3 、
R4=C2 H4 OH、X=ClO4 11)R1=C8 H17、R2=C5 H11、R3=CH3 、
R4=C2 H4 OH、X=ClO4 12)R1=C9 H19、R2=C2 H5 、R3=C
2 H5 、R4=C2 H4 OH、X=ClO4 13)R1=C10H21、R2=C3 H7 、R3=C
3 H7 、R4=C2 H4 OH、X=ClO4 14)R1=C11H23、R2=C4 H9 、R3=C
4 H9 、R4=C2 H4 OH、X=ClO4 15)R1=C5 H11、R2=C5 H11、R3=C
5 H11、R4=C2 H4 OH、X=ClO4 16)R1=C6 H13、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=C4 H8 OH、X=ClO4 17)R1=C7 H15、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C2 H4 O)2 −H、X=ClO4 18)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C2 H4 O)3 −H、X=ClO4 19)R1=C9 H19、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C2 H4 O)5 −H、X=ClO4 20)R1=C10H21、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C2 H4 O)10−H、X=ClO4 21)R1=C11H23、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C3 H6 O)2 −H、X=ClO4 22)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C3 H6 O)3 −H、X=ClO4 23)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C3 H6 O)5 −H、X=ClO4 24)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C3 H6 O)10−H、X=ClO4 25)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C4 H8 O)2 −H、X=ClO4 26)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C4 H8 O)3 −H、X=ClO4 27)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C4 H8 O)5 −H、X=ClO4 28)R1=C8 H17、R2=CH3 、R3=CH3 、R
4=(C4 H8 O)10−H、X=ClO4
の配合量は、余り少ないと寒冷・低湿度でのフィルム縫
合時の際の作業性が悪く好ましくなく、余り多くしても
成形時の耐熱性が低下するために好ましくない。好まし
い配合量は、塩化ビニル樹脂100重量部に対して、
0.01〜0.3重量部の範囲である。
形成性、屋外展張性の点から光安定剤を配合することが
好ましい。光安定剤としては、農業用塩化ビニルフィル
ムに通常配合されるものであればよく、ヒンダードアミ
ン系、金属錯塩系等が挙げられる。特にヒンダードアミ
ン系光安定剤が好ましい。具体的には、以下の様なもの
が挙げられる。ヒンダードアミン系光安定剤としては、
次の一般式〔III 〕又は〔IV〕で表される構造単位を一
分子中に1個以上含有する化合物が適当である。
1〜4のアルキル基、R5は水素又は炭素数1〜4のア
ルキル基を示す。)
〜4のアルキル基、R5は水素又は炭素数1〜4のアル
キル基を示す。) 例えば一般式〔V〕で表されるヒンダードアミン系化合
物が代表的なものである。
ン酸から誘導されるモノ〜テトラアシル基、nは1〜4
の整数をそれぞれ示す。) 上記一般式〔III 〕に含まれるものとしては具体的には
例えば特公昭63−51458号公報に例示されてい
る、4−シクロヘキシノイルオキシ−2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、4−(o−クロロベ
ンゾイルオキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン等が挙げられる。
ッケルとコバルトが好ましい。具体的には、以下の様な
ものが挙げられる。 ニッケル金属錯体:ニッケル〔2,2′チオビス(4−
ターシャリオクチル)フェノレート〕ノルマルブチルア
ミン、ニッケルジブチルジチオカーバメイト、ニッケル
ビス〔o−エチル−3,5−(ジターシャリブチル−4
−ヒドロキシベンジル)〕ホスフェート、ニッケルビス
(オクチルフェニルサルファイド)等が挙げられる。 コバルト金属錯体:コバルトジシクロヘキシルジチオホ
スフェート、〔1−フェニル、3−メチル、4−デカノ
イル、ピラゾレート(5)2〕ニッケル等が挙げられ
る。
配合量は、余り少ないとフィルムの耐候性が十分に優れ
たものとならないので好ましくなく、余り多くしてもフ
ィルムの耐候性は添加量に比例して向上することがな
く、フィルム表面の噴き出しがおこる。好ましい配合量
は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、0.1〜
1.0重量部の範囲である。
には、被膜の形成性、屋外展張性の点から紫外線吸収
剤、光安定剤を併用することが好ましい。紫外線吸収剤
としては、農業用塩化ビニルフィルムに通常配合される
ものであればよく、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェ
ノン系、サリチル酸エステル系、ハイドロキノン系、シ
アノアクリレート系等各種の紫外線吸収剤が挙げられ
る。特にベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤が好ましい。具体的には、以下の
ようなものが挙げられる。
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
−2′−カルボキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒド
ロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロルベンゾ
フェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5
−ベンゾイルフェニル)メタン。
(2′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェ
ニル)−5,6−ジクロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−5−エ
チルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ−5′−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−t−ブ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジメチルフェニル)−5−メトキシベンゾ
トリアゾール、2−(2′−メチル−4′−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ステアリ
ルオキシ−3′,5′−ジメチルフェニル)−5−メチ
ルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5−
カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾールエチルエステ
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−メチル−5′−t−ブチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−メトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−
ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−シクロヘキシル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−4′,5′−ジメチルフェニル)−5−カルボン酸
ベンゾトリアゾール、ブチルエステル、2−(2′−ヒ
ドロキシ−4′,5′−ジクロルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメ
チルフェニル)−5−エチルスルホベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−4′−オクトキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニ
ル)−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2
−(2′−アセトキシ−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール。
量は、基体の塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
0.02〜8重量部の範囲が好ましい。0.02重量部
より少ない時は、農業用塩化ビニル系樹脂フィルムの耐
候性が、十分に優れたものとならないので好ましくな
い。他方、8重量部より多い時は、フィルム使用時に他
の添加剤とともにフィルム表面に噴き出したりするとい
う問題がおこり、好ましくない。上記範囲のうち、0.
1〜3重量部の範囲が好ましい。
属塩 本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィルムには、上記塩
化ビニル系樹脂に、有機リン酸エステル又は有機リン酸
金属塩を配合することが好ましい。有機リン酸エステル
としては、トリイソプロピルフェニルホスフェート、イ
ソデシルジフェニルホスフェート、トリス(イソプロピ
ルフェニル)ホスフェート、トリブチルホスフェート、
トリエチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、
トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート、オクチルジフェニルホスフェート、トリキシレ
ニルホスフェート等があるが中でもトリクレジルホスフ
ェート、及びトリキシレニルホスフェートが特に好まし
い。上記の有機リン酸エステルは、単独さらに複合物に
しても使用できる。例えば、有機リン酸エステルと有機
亜リン酸エステルの複合物が挙げられ、有機リン酸エス
テルには、ジフェニルホスフェートのようなホスホネー
ト系化合物も含まれる。有機リン酸金属塩としては、一
般式〔VI〕又は〔VII 〕
ム、マグネシウム、コバルト又は、ストロンチウムを意
味する。また、R1、R2およびR3は各々、アルキ
ル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール又
はエーテル結合を有するアルキル基を意味する。)で示
されるものが挙げられる。R1、R2及びR3で表され
るアルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第2ブチル、
第3ブチル、アミン、ネオペンチル、イソアミル、ヘキ
シル、イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチ
ル、2−エチルヘキシル、デシル、イソデシル、ラウリ
ル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、デ
シル、イソデシル、ラウリル、トリデシル、C12〜C13
混合アルキル、ステアリル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロオクチル、シクロドデシル、4−メチル
シクロヘキシル基等を挙げることができる。
チル基等を挙げることができる。アリールアルキル基の
例としては、ベンジル、β−フェニルエチル、α−フェ
ニルプロピル、β−フェニルプロピル基等を挙げること
ができる。アリールアルキル基の例としては、ベンジ
ル、β−フェニルエチル、α−フェニルプロピル、β−
フェニルプロピル基等を挙げることができる。アルキル
アリール基の例としては、トリル、キシリル、エチルフ
ェニル、ブチルフェニル、第3ブチルフェニル、オクチ
ルフェニル、イソオクチルフェニル、第3オクチルフェ
ニル、ノニルフェニル、2,4−ジ−第3ブチルフェニ
ル基等が挙げられる。
は、フルフリル、テトラヒドロフルフリル、5−メチル
フルフリル及びα−メチルフルフリル基、又は、メチル
−、エチル−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチル
−、ヘキシル−、シクロヘキシル−、フェニルセロソル
ブ残基;メチル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル
−、イソブチルカルビトール残基;トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、−モノエチルエーテル、−モ
ノブチルエーテル残基;グリセリン1、2−ジメチルエ
ーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチルエーテル
残基;グリセリン1、2−ジメチルエーテル、−1,3
−ジエチルエーテル、−1−エチル−2−プロピルエー
テル残基;ノニルフェノキシポリエトキシエチル、ラウ
ロキシポリエトキシエチル残基等が挙げられる。
ム及びバリウムが特に好ましい。これら有機リン酸エス
テル又は有機リン酸金属塩は、1種又は2種以上配合す
ることができる。本発明の農業用フィルムは、有機リン
酸エステル及び有機リン酸金属塩を併用するのが被膜の
形成性、屋外展張性の点からも好ましい。
の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
0.1〜15重量部の範囲内、好ましくは、0.2〜1
0重量部の範囲内で選ばれる。配合量が0.1重量部未
満では軟質塩化ビニル系樹脂フィルムの耐候性及び防塵
性は向上しない。配合量が15重量部より多いとフィル
ムの透明性が極度に劣ってしまうので好ましくない。前
記範囲内では、0.2〜8重量部の範囲であるのが特に
好ましい。
塑剤、光安定剤、有機リン酸エステル又は有機リン酸金
属塩、紫外線吸収剤の他に、必要に応じて、成形用の合
成樹脂に通常配合される公知の樹脂添加物、例えば、滑
剤、熱安定剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止剤、
防曇剤、防カビ剤、防藻剤、無機フェラー、着色剤等を
配合することができる。本発明に係わるフィルムに配合
しうる滑剤としては、ポリエチレンワックス、ビスアマ
イド系化合物、流動パラフィン等が挙げられ、酸化防止
剤としては、有機フォスファイト化合物等が挙げられ
る。また、熱安定剤としては、β−ジケトン化合物等が
挙げられる。
は数種を組み合わせて使用することができる。上記各種
樹脂添加物の添加量は、フィルムの性質を悪化させない
範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、10重量部以下の範囲で選ぶことができる。フィ
ルムの基体となる塩化ビニル系樹脂に、前記可塑剤、光
安定剤、紫外線吸収剤、有機リン酸エステル又は有機リ
ン酸金属塩、更に他の樹脂添加物を配合するには、各々
必要量秤量し、リボンブレンダー、バンバリーミキサ
ー、スーパーミキサーその他従来から知られている配合
機、混合機を使用すればよい。このようにして得られた
樹脂組成物をフィルム化するには、それ自体公知の方法
例えば溶融押出成形法(T−ダイ法、インフレーション
法を含む)、カレンダー成形法、溶液流延法等によれば
よい。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 I.基体フィルムの調整 実施例1〜3、比較例1〜8 各種の塩化ビニル樹脂(第1表に示す組成) 100重量部 ジ−2−エチルヘキシルフタレート(DOP) 60重量部 エポキシ樹脂 3重量部 バリウム−亜鉛系複合液状安定剤 1.5重量部 ステアリン酸バリウム 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 0.4重量部 ソルビタンラウレート 1.5重量部 メチルメタクリレートモノマー60重量%以上と他のモノマーからなるアクリ ル系共重合体(第2表に示す分子量、第3表に示す重量部)
に示した種類及び量のβ−ジケトン化合物、4級アンモ
ニウム塩、有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩、
光安定剤および紫外線吸収剤を配合した。
撹拌混合したのち、180℃に加温したミルロール上で
混練し、厚さ0.10mmの基体フィルムを調整した。
ただし、比較例1、6にはβ−ジケトン化合物を、比較
例1、5には4級アンモニウム塩を配合しなかった。
又、比較例1、4には、光安定剤を、比較例1、2には
紫外線吸収剤を配合しなかった。また、比較例1、3に
は、有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩を配合し
なかった。
の添加剤、同様の加工方法において、厚さ0.10mm
の基体フィルムを調整した。
を第4表に示す。 初期外観 実施例、比較例で作製したフィルムの外観を、肉眼での
観察および日立製作所(株)製EPS−2U型により直
進光線透過率(波長555nm)を測定した。この評価
基準は、次のとおりである。 I)目視外観 ◎…表面光沢にむらがなく、かつ荒れ、しわのないも
の。 △…表面光沢にむらがあり、または荒れ、しわのないも
の。 ×…表面光沢にむらがあり、かつ荒れ、しわのあるも
の。
ーブンで熱劣化させ20分毎に着色状態を肉眼で観察し
た。 ◎…透明であり、黄変が全くないもの。 ○…透明であるが、若干の黄変が見られるもの。 △…透明性が無く、黄変見られるもの。 ×…透明性が無く、黒変したもの。
らJIS K7127に準拠して2号ダンベルを作製し
た。このダンベルにつき、JIS K7127に準拠
し、23℃の室内において、破断エネルギーを測定し
た。 II)クリープ特性:実施例、比較例から得られたフィル
ムからJIS K6732に準拠し、23℃の室内にお
いて、伸び率を測定した。
フィルムを10cm×10cmのサンプルを9枚用意
し、JIS B−7503に規定されたダイヤルゲージ
でサンプルの中心部の厚みを測定する。上記サンプルを
−15℃の室内において、東洋精機(株)製パンクチャ
ーにより測定した。 尚、脆性破壊(材料が、ほとんど塑性変形を伴わず、割
れの急速な進展によって、破壊されたもの。)率および
衝撃度は、下記の式によって表す。 脆性破壊率(%)=脆性破壊した枚数/5(大小それぞ
れ2枚を除く)×100 衝撃強度=測定値(衝撃値)/測定厚み×公称厚み II)引張り特性:実施例、比較例で得られたフィルムか
らJIS K7127に準拠して2号ダンベルを作製し
た。このダンベルにつき、JIS K7127に準拠
し、−15℃の室内において、破断エネルギーを測定し
た。
屋根型ハウス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m、
屋根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウスの側にし
て被覆し、平成8年3月〜平成9年2月までの1年間展
張試験を行った。展張したフィルムについて、以下の方
法により、フィルムの外観試験、フィルムの低温時にお
ける破断エネルギー、衝撃強度、脆性破壊率を評価し
た。 I)低温物性 で実施した内容と同様の方法で、試験および評価を実
施した。
明は、次のような効果を奏し、その農業上の利用価値
は、極めて大である。 (1)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、加工性に優れている。 (2)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、低温下における物性に優れており、展張時による破
れ、展張後の外力(かぜ、雪、雹、アラレ等)による破
れに対する抵抗性に優れている。 (3)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、夏場等の高温時において、べたつきが発生しない。
又、弾性率が優れているために、夏場等の高温時に“た
るみ”等が発生しない。 (4)本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム
は、経時後の低温時における物性低下が少なく、使用末
期においても、低温における物性に優れている。
脂フィルムにおいて、平均重合度の異なるレジンを混合
(2山分布)することにより、塩化ビニル系樹脂〔A〕
は、物性の向上を引き出し、塩化ビニル系樹脂〔B〕
は、加工性を維持する成分として作用する。又、ある範
囲の重量平均分子量のアクリル系共重合体を混合するこ
とにより、ゲル化促進効果と共に分子の絡まりによる物
性向上を引き出す。以上より本発明の農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムは、物性・加工性両面のバランスに優れ
ている。
Claims (7)
- 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、アクリル系共重合体0.5〜10重量部、可塑剤4
0〜70重量部を混合した塩化ビニル系樹脂フィルムに
おいて、該塩化ビニル樹脂が、平均重合度2000以上
である塩化ビニル樹脂〔A〕60〜95重量部と平均重
合度が700以上1900以下である塩化ビニル樹脂
〔B〕40〜5重量部との混合体であり、該アクリル系
共重合体が、メチルメタクリレートを主単量体とし、重
量平均分子量が100万以上500万以下であることを
特徴とする農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。 - 【請求項2】 塩化ビニル系樹脂が、β−ジケトン化合
物を含有してなる請求項1記載の農業用塩化ビニル系樹
脂フィルム。 - 【請求項3】 塩化ビニル系樹脂が、4級アンモニウム
塩を含有してなる請求項1または2記載の農業用塩化ビ
ニル系樹脂フィルム。 - 【請求項4】 塩化ビニル系樹脂が光安定剤を含有して
なる請求項1記載ないし請求項3のいずれかの項記載の
農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。 - 【請求項5】 塩化ビニル系樹脂が紫外線吸収剤を含有
してなる請求項1ないし請求項4のいずれかの項記載の
農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。 - 【請求項6】 塩化ビニル系樹脂が有機リン酸エステル
または、有機リン酸金属塩を含有してなる請求項1ない
し請求項5のいずれかの項記載の農業用塩化ビニル系樹
脂フィルム。 - 【請求項7】 アクリル系共重合体が、(A)メチルメ
タクリレートモノマー60〜100重量%(B)メチル
メタクリレートモノマーと共重合可能な他のビニルモノ
マー0〜40重量%からなる共重合体であり(A)+
(B)=100重量%である請求項1ないし請求項6の
いずれかの項記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210799A JP2000044698A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10210799A JP2000044698A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000044698A true JP2000044698A (ja) | 2000-02-15 |
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ID=16595335
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JP10210799A Pending JP2000044698A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000044698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018184556A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 新日本理化株式会社 | 高温使用時の着色の抑制された塩化ビニル系樹脂組成物 |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP10210799A patent/JP2000044698A/ja active Pending
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JP2018184556A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 新日本理化株式会社 | 高温使用時の着色の抑制された塩化ビニル系樹脂組成物 |
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