JP2000043572A - 車両の水漏れ防止装置 - Google Patents

車両の水漏れ防止装置

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Publication number
JP2000043572A
JP2000043572A JP10216711A JP21671198A JP2000043572A JP 2000043572 A JP2000043572 A JP 2000043572A JP 10216711 A JP10216711 A JP 10216711A JP 21671198 A JP21671198 A JP 21671198A JP 2000043572 A JP2000043572 A JP 2000043572A
Authority
JP
Japan
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vehicle
water
weather strip
gap
body member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10216711A
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English (en)
Inventor
Akira Matsumoto
明 松本
Tsuguhiro Yano
次弘 矢野
Takao Yoshioka
隆夫 吉岡
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP10216711A priority Critical patent/JP2000043572A/ja
Publication of JP2000043572A publication Critical patent/JP2000043572A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両内部への水の浸入をより確実に防止する
車両の水漏れ防止装置を提供すること。 【解決手段】 ドア部材2とボディ部材3との間に形成
される隙間Sからの車両内への水の浸入を防止するため
の水漏れ防止装置であって、ドア部材2側にウェザース
トリップ4が取り付けられるとともに、ウェザーストリ
ップ4には、ボディ部材3の当接部3aに当接して変形
するシール部4bが形成されており、当接部3aの隙間
S側に隣接した位置に、凸部3bまたは凹部をボディ部
材3に形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア部材とボディ
部材との間に形成される隙間からの車両内への水の浸入
を防止するための水漏れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は車両1の外観模式図であり、図の
左側が前に相当する。図5は図4のA−A断面図であ
り、ドアの開放側(ヒンジと反対側)の断面図である。
図6は図4のB−B断面図であり、ドアのヒンジ側の断
面図である。図中、矢印Cはドアを閉じる方向を示すも
のである。
【0003】車両1を構成するドア部材2とボディ部材
3の間には隙間Sが形成され、洗車時や、雨天時の高速
走行や対向車の水はね等により、水Wが車両に対して当
たるときに、車両の内部に水が浸入しないようにウェザ
ーストリップ4が設けられている。ウェザーストリップ
4は、ドア部材2の内側に適宜の方法で取り付けられる
取り付け部4aと、ボディ部材3の内側に形成された当
接部3aに当接して水の侵入を防止する中空のシール部
4bとを備えている。ウェザーストリップ4は変形しや
すい材料により形成され、シール部4bが変形して当接
部3aに当接してシール性を確実なものにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5や
図6に示すように、隙間Sからの水Wが勢いよくウェザ
ーストリップ4に当たり、シール部4bを変形させて、
シール部4bと当接部3aとの間を押し広げようとする
力が作用し、車両内部への水の浸入を完全に押さえるこ
とができなかった。この問題を解決するために、ウェザ
ーストリップ4の中空部に詰め物を挿入することでシー
ル圧力を上げ、これにより水の侵入を防止することなど
も考えられているが、詰め物をする工数の増加や詰め物
の位置の特定等のために、コストが上昇すると言う別の
問題が生じてしまう。また、ウェザーストリップ4にひ
れ部を一体形成して隙間Sを覆う構成も考えられるが、
ウェザーストリップ4の形状が複雑になり、生産コスト
の上昇を招いてしまう。
【0005】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あり、車両内部への水の浸入をより確実に防止する車両
の水漏れ防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る車両の水漏れ防止装置は、ドア部材側
にウェザーストリップが取り付けられるとともに、前記
ウェザーストリップには、前記ボディ部材の当接部に当
接して変形するシール部が形成されており、前記当接部
の隙間側に隣接した位置に、凸部または凹部をボディ部
材に形成したことを特徴とするものである。
【0007】この構成によると、隙間から進入してきた
水は、凸部または凹部に直接当たることになる。つま
り、当接部に直接、勢いのある水が当てられることが無
い。これにより、ウェザーストリップのシール部を変形
させようとする力も小さくなる。したがって、シール部
とボディ部材の当接部との間を押し広げようとする力が
かなり少なくなり、車両内に水を浸入させてしまうこと
はない。また、ボディ部材に凸部または凹部を形成すれ
ば良いので、シール性を上昇させるために専用の部材を
設ける必要がない。
【0008】なお、ボディ部材側にウェザーストリップ
が取り付けられ、ドア部材側に凸部または凹部を形成す
る構成を採用しても良い。
【0009】以上のように、本発明の特徴構成により、
車両内部への水の浸入をより確実に防止する車両の水漏
れ防止装置を提供することができた。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>車両の外観模式
図としては従来技術を説明した図4を利用する。図1は
図4のA−A断面図であり、ドアの開放側の断面図であ
る。ウェザーストリップ4はドア部材2の取付面2aに
対して取り付けられている。図1はドアを閉めた状態で
あり、矢印C方向にドア部材2を閉めると、ウェザース
トリップ4の中空のシール部4bが当接部3aに当接し
て変形し車両内への水の侵入を防止するようにしてい
る。なお、ウェザーストリップ4の形状は図5に示され
るものと同じでよい。
【0011】ボディ部材3には、当接部3aの隙間S側
に隣接する部分に凸部3bが形成されている。凸部3a
を構成している第1面3cはほぼ隙間Sと向かい合った
位置にあり、第2面3dはシール部4bと向かい合った
位置にある。
【0012】このような構成で水Wが車両に当たると、
隙間Sから入ってきた勢いのある水Wは直接凸部3bに
当たり、当接部3aに直接勢いのある水Wが当たること
が無い。つまり、ウェザーストリップ4のシール部4b
とボディ部材3の当接部3aとの間を押し広げようとす
る大きな力が作用しないので、車両内部への水の侵入を
確実に防止することができる。
【0013】<第2実施形態>図2は第2実施形態を示
すものであり、ボディ部材3の当接部3aに隣接して凹
部3eが一体形成されている。凹部3eは隙間Sと向か
い合った位置に形成されている。この構成によると、隙
間Sから入ってきた勢いのある水Wはまず凹部3eに当
たり、当接部3aに直接当たることが無い。これによ
り、車両内部への水の浸入を確実に防止できる。
【0014】<ヒンジ側の構成例>図3は、ヒンジ側の
構成例である。この場合、当接部3aはドア部材2の取
付面2aと向かい合う位置となる。当接部3aと隣接し
た位置に凸部3fがボディ部材3に一体形成されてい
る。この例だと、凸部3fに更に隣接して凹部3gが形
成されることになる。隙間Sから入ってきた勢いのある
水Wは凹部3gに当たり、当接部3aに直接当たること
が無い。これにより、車両内部への水の浸入を確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す図(開放側の構成例)
【図2】第2実施形態を示す図(開放側の構成例)
【図3】ヒンジ側の構成例を示す図
【図4】車両の外観模式図
【図5】従来技術の構成例(開放側)を示す図
【図6】従来技術の構成例(ヒンジ側)を示す図
【符号の説明】
1 車両 2 ドア部材 2a 取付面 3 ボディ部材 3a 当接部 3b、3f 凸部 3e,3g 凹部 4 ウェザーストリップ 4b シール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア部材とボディ部材との間に形成され
    る隙間からの車両内への水の浸入を防止するための水漏
    れ防止装置であって、 前記ドア部材側にウェザーストリップが取り付けられる
    とともに、前記ウェザーストリップには、前記ボディ部
    材の当接部に当接して変形するシール部が形成されてお
    り、 前記当接部の前記隙間側に隣接した位置に、凸部または
    凹部を前記ボディ部材に形成したことを特徴とする車両
    の水漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 ドア部材とボディ部材との間に形成され
    る隙間からの車両内への水の浸入を防止するための水漏
    れ防止装置であって、 前記ボディ部材側にウェザーストリップが取り付けられ
    るとともに、前記ウェザーストリップには、前記ドア部
    材の当接部に当接して変形するシール部が形成されてお
    り、 前記当接部の前記隙間側に隣接した位置に、凸部または
    凹部を前記ドア部材に形成したことを特徴とする車両の
    水漏れ防止装置。
JP10216711A 1998-07-31 1998-07-31 車両の水漏れ防止装置 Withdrawn JP2000043572A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014177266A (ja) * 2013-02-13 2014-09-25 Nishikawa Rubber Co Ltd 見切り部のシール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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A761 Written withdrawal of application

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