JP3327174B2 - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents

自動車用ドアウエザストリップ

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JP3327174B2 JP18755297A JP18755297A JP3327174B2 JP 3327174 B2 JP3327174 B2 JP 3327174B2 JP 18755297 A JP18755297 A JP 18755297A JP 18755297 A JP18755297 A JP 18755297A JP 3327174 B2 JP3327174 B2 JP 3327174B2
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寛靖 小澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車ドアの外周に
装着されて、ドアと車体のドア開口の開口縁との間をシ
ールするドアウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、ドアフレーム12を
備えた自動車ドア1には全周に一連にドアウエザストリ
ップ3が装着されている。図3は従来のドアウエザスト
リップ3Aのうち、ドア本体11の外周からセンタピラ
ー4に沿うドアフレーム12の縦枠部の上端に至る範囲
に装着される部分の断面を示すもので、ウエザストリッ
プ3Aは、一般にスポンジゴムの押出成形体で、取付基
部31と中空状のシール部32とからなる。シール部3
2のシール壁は、取付基部31の両端をほぼ円弧状につ
ないでいる(破線図示)。取付基部31は、ドア1(図
例はドアフレーム12)の外周端面にリテーナ5を介し
て取付けられており、ドア閉時にシール部32がドア開
口縁(図例ではセンタピラー4)に圧接される。そして
このシール部32により、ドアと車体のドア開口縁との
隙間(図例ではセンタピラー4と、ドアフレーム12の
突縁先端14との隙間)Sから入った水の車室内への侵
入を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗車時、高
圧洗車水が上記隙間Sからドアウエザストリップ3Aの
シール部32に吹き付けられると、その一部は図3
(A)に示すように、ドア開口縁4と、これに押付けら
れているシール部32の頂面部32aの一端との間のV
字状の溝Cに吹き込まれ、図3(B)に示すように水圧
で溝Cを押し広げる。その結果、上記頂面部32aとド
ア開口縁4との接触面積が減少し、洗車水が車室内に洩
れるおそれがある。そこで本発明は、かかる水洩れが生
じるおそれのないドアウエザストリップを提供すること
を課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は自動車ドアの外
周に装着されるドアウエザストリップであって、取付基
部と、取付基部の幅方向両端をほぼ円弧状につないで膨
出するシール壁で囲まれた中空状のシール部とからな
り、上記シール壁の頂面部がドア閉時に車体のドア開口
縁により押込まれてこれに圧接されるドアウエザストリ
ップにおいて、上記シール壁のうち、上記頂面部の幅方
向の一端から車外側の側面部に連続し、上記ドア開口縁
とドアの外周端縁との隙間の内奥を横切るようにして上
記隙間と対向する部分を、中空内側へ湾曲する緩やかな
凹状湾曲形状に形成したことを特徴とする。
【0005】ドア閉時、上記間隙から吹き込まれた高圧
水はそのほとんどがシール部のシール壁の頂面部の一端
から車外側の側面部に連続する凹状湾曲部で受けられ
る。この結果、凹状湾曲部は更に中空内へ押込まれ、凹
状湾曲部と頂面部との接続部はドア開口縁側へ押付けら
れ、ドア開口縁と上記頂面部の一端との間のV字状の溝
は狭められる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1(A)は、図2に示す自動車
のフロントドア1のドア本体11の外周およびドアフレ
ーム12のセンタピラー4に沿う縦枠部に一連に装着さ
れたドアウエザストリップ3の図2のA−A線に沿う断
面を示すものである。ドアウエザストリップ3はスポン
ジゴムの押出成形体で、取付基部31と、取付基部31
の幅方向両端をほぼ円弧状につなぐシール壁で囲まれた
中空状のシール部32とからなる。そして、取付基部3
1がドア1(図例ではドアフレーム12)の端面120
にリテーナ5を介して組付けられている。ドアフレーム
12を含むドア1の外周の外側にはドアウエザストリッ
プ3を囲む外周突縁13が形成してあり、外周突縁13
の内面にドアウエザストリップ3の車外側の側面に突設
した突起34が当接している。ドア閉時、ドアウエザス
トリップ3は、そのシール壁の頂面部32aが、センタ
ピラー4を含む車体のドア開口縁4により押込まれ、こ
れに圧接される。
【0007】ドアウエザストリップ3の中空状のシール
部32は、その頂面部32aの幅方向の一端から車外側
の側面部32bに連続する部分32cが、凸状曲面の他
の部分とは逆に、中空内側へ膨出する凹状湾曲形として
ある。この凹状湾曲部32cの湾曲度は、平面よりも若
干湾曲した緩やかな形状としてある。
【0008】ドア閉時、図1(B)に示すようにドアウ
エザストリップ3はシール部32のシール壁の頂面部3
2aが、センタピラーを含むドア開口縁4により押込ま
れ、これに圧接される。このとき、凹状湾曲部32cは
車体のドア開口縁4とドアの外周突縁13の先端14と
の間の隙間Sの内奥を横切るようにして隙間Sと対向
し、凹状湾曲部32cと、ドア開口縁4により中空内側
へ押込まれて凹状に変形した頂面部32aとの接続部3
2dは原形よりも折りたたまれ逆V字状に屈曲して接続
部32dと対向するドア開口縁4との間のV字状の溝C
の開口幅は従来のドアウエザストリップ3A(図3)に
おけるよりも狭くなる。
【0009】洗車時、高圧洗車水はドア開口縁4とドア
外周突縁13の先端14との間の隙間Sから吹き込ま
れ、一部は上記溝Cに吹き付けられ、大部分は上記隙間
Sと対向する凹状湾曲部32cで受けられる。すると図
1(C)に示すように凹状湾曲部32cは水圧で更に中
空内側に押込まれ、上記接続部32dは更に折りたたま
れるとともにドア開口縁4側へ押付けられる。この結
果、従来のドアウエザストリップ3A(図3)よりも狭
くされた頂面部32aの端部の溝Cは一層狭くなり、か
上記端部はドア開口縁4に強く押付けられる。従っ
て、高水圧に対するシール性は大きく向上する。
【0010】以上、フロントドアについて説明したが、
リヤドアについてもその本体の外周およびドアフレーム
のセンタピラーに沿う縦枠部に装着するドアウエザスト
リップに本発明を適用することで同様の作用効果が奏さ
れる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ドアウエザストリップ
の中空状のシール部の一部の形状を改良することで、高
圧水洗車時においても車室内への水洩れのおそれのない
すぐれたシール性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のドアウエザストリップの
図2のA−A線に沿う位置での取付状態断面図、図1
(B)は同ドアウエザストリップのドア閉時の断面図、
図1(C)は図1(B)のドアウエザストリップの高圧
洗車水を受けたときの要部拡大断面図である。
【図2】本発明のドアウエザストリップが適用される自
動車の側面図である。
【図3】図3(A)は従来のウエザストリップの図2の
A−A線に沿う位置でのドア閉時の取付状態断面図、図
3(B)は同ドアウエザストリップの高圧洗車水を受け
たときの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 12 ドアフレーム 14 ドアフレームの外周端縁 3,3A ドアウエザストリップ 31 取付基部 32 中空状のシール部 32a 頂面部 32b 車外側の側面部 32c 凹状湾曲部 4 ドア開口縁 S 隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアの外周に装着されるドアウエ
    ザストリップであって、取付基部と、取付基部の幅方向
    両端をほぼ円弧状につないで膨出するシール壁で囲まれ
    た中空状のシール部とからなり、上記シール壁の頂面部
    がドア閉時に車体のドア開口縁により押込まれてこれに
    圧接されるドアウエザストリップにおいて、上記シール
    壁のうち、上記頂面部の幅方向の一端から車外側の側面
    部に連続し、上記ドア開口縁とドアの外周端縁との隙間
    の内奥を横切るようにして上記隙間と対向する部分を、
    中空内側へ湾曲する緩やかな凹状湾曲形状に形成したこ
    とを特徴とする自動車用ドアウエザストリップ。
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