JPH0520585Y2 - - Google Patents

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JPH0520585Y2
JPH0520585Y2 JP1986093656U JP9365686U JPH0520585Y2 JP H0520585 Y2 JPH0520585 Y2 JP H0520585Y2 JP 1986093656 U JP1986093656 U JP 1986093656U JP 9365686 U JP9365686 U JP 9365686U JP H0520585 Y2 JPH0520585 Y2 JP H0520585Y2
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frame
door
door glass
weather strip
center pillar
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のセンターピラー部ドア構
造に係り、特に、ドアガラス外側面とドアフレー
ム外側面とを略面一とした自動車のセンターピラ
ー部ドア構造の改良に関する。
【従来の技術】
近年、自動車の走行中の空気抵抗及び風切り音
を減少させると共に、自動車の外観を向上させる
べく、ドアガラス外側面とドアフレーム外側面と
が略面一に位置するよう構成されたドアが自動車
に装備されるようになつてきている。 この種のドア構造として、例えば、実開昭59−
151723号公報に開示されるものがある。このドア
構造を、第3図に示す。 図において、1は自動車のセンターピラーを示
し、このセンターピラー1は、車体側部の扉開口
部の略中央に、その外側面をドア閉時のドアガラ
ス位置よりも車体内方に配置して立設されてい
る。 このセンターピラー1は境目とする前側扉開口
部及び後側扉開口部には、それぞれフロントドア
2及びリヤドア3が設けられている。この両ドア
2,3のドアフレーム外側面2A,3Aとドアガ
ラス外側面2B,3Bとは、略面一に位置するよ
うにされている。 このようにセンターピラー部のドア構造が構成
されることにより、自動車の走行中の空気抵抗及
び風切り音を減少することができ、且つ自動車の
外観を向上することができる。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、前記自動車のセンターピラー部
ドア構造においては、フロントドア2の後側フレ
ーム2Cとリヤドア3の前側フレーム3Cとの間
に外部に開口した隙間4が生じることになる。従
つて、センターピラー部のドア周りの前記隙間4
によつて、走行中に風切り音や空気吸出音等の騒
音が発生するという問題点がある。又、車室の防
音性が低下するという問題点がある。 これに対し、第4図に示す如く、実開昭60−
81124号公報に開示されるように、フロントドア
2、リヤドア3の周辺部に形成される隙間4を弾
性材料からなる遮蔽部材5により閉塞するように
した自動車のドア構造が提案されている。 しかしながら、上記実開昭60−81124号公報で
提案される自動車のドア構造にあつては、前記遮
蔽部材5が別体で設けられるため、部品点数及び
取付け工数が増加し、且つ遮蔽部材5の取付けの
際、その位置合わせに手間を要するという問題点
がある。これにより、製造コストを削減すること
ができないという問題点がある。 又、フロントドア2の後側フレーム2Cの後端
部に別体の前記遮蔽部材5を設置して、この遮蔽
部材5によつて外側に開口する前記隙間4を遮蔽
するようにしているため、車輌外側に、前側フレ
ーム2Cの外側面2A、遮蔽部材5、及び後側フ
レーム3Cの外側面3Aが濾紙湯津することにな
る。従つて、全体としてフロントドアガラス及び
リヤドアガラス間にこれらガラスとは別物品であ
るフレーム2C,3Cや遮蔽部材5が幅広状態で
露出するため、設計の自由度及び見栄えが低下す
るという問題点がある。
【考案の目的】
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、部品点数及び取付け工数を減少さ
せると共に、センターピラー部周りのドアフレー
ムの外側に露出している部分の幅を狭くすること
ができ、且つ走行中の風切り音等の騒音の発生を
防止することのできる自動車のセンターピラー部
ドア構造を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、センターピラーと、フロントドア
の後側フレームと、この後側フレームに取付けら
れ、後側フレーム及びフロントガラス間をシール
するフロントドアガラスウエザストリツプと、リ
ヤドアの前側フレームと、この前側フレームに取
付けられ、前側フレーム及びリヤドアガラス間を
シールするリヤドアガラスウエザストリツプと、
を含み、前記フロントドアガラス及びリヤドアガ
ラスの外側面が略面一に位置するように構成され
た自動車のセンターピラー部ドア構造において、
前記後側フレームの後端及び前側フレームの前端
間の隙間を閉塞する閉塞片を、前記フロントドア
ガラスウエザストリツプ、リヤドアガラスウエザ
ストリツプの一方から後側フレーム及び前側フレ
ームの一方の外側を被つて延在して構成すること
により、上記目的を達成するものである。 又、この考案の実施態様は、前記閉塞片を備え
たウエザストリツプが取付けられるフレームが、
ドア外側面よりも車室内にオフセツトした位置か
ら他方のフレームのセンターピラー側端部に向か
つて該端部に接近するよう延在されることによ
り、同じく上記目的を達成するものである。
【作用】
この考案において、後側フレームの後側及び前
側フレームの前端間の隙間を閉塞する閉塞片が、
前記フロントドアガラスウエザストリツプ、リヤ
ドアガラスウエザストリツプの一方から後側フレ
ーム及び前側フレームの一方の外側を被つて延在
されることにより、従来の如く別体で設けられる
遮蔽部材を廃止することができる。従つて、部品
点数及び取付け工数を減少して、フロントドア及
びリヤドアとの間の隙間を効率良く遮蔽すること
ができる。これにより、走行中の風切り音や空気
吸出音等の騒音の発生を低下することができる。
又、車室の防音性を向上することができる。 又、前記閉塞片を備えたウエザストリツプが取
付けられるフレームが、ドア外側面よりも車室内
にオフセツトした位置から他方のフレームのセン
ターピラー側端部に向かつて該端部に接近するよ
う延在されることにより、各フレーム間の隙間を
幅狭とすることができる。従つて、前記隙間を閉
塞する閉塞片の車両前後方向における長さを短く
することができる。これにより、フロントドアガ
ラス及びリヤドアガラス間の外側に露出するフレ
ーム及び閉塞片を全体として幅狭に形成すること
ができ、設計の自由度及び見栄えを向上すること
ができる。
【実施例】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 本実施例は、第1図及び第2図に示されるよう
に、センターピラー10と、フロントドア12の
後側フレーム14と、この後側フレーム14に取
付けられ、後側フレーム14及びフロントドアガ
ラス16間をシールするフロントドアガラスウエ
ザストリツプ18と、リヤドア20の前側フレー
ム22と、この前側フレーム22に取付けられ、
前側フレーム22及びリヤドアガラス24間をシ
ールするリヤドアガラスウエザストリツプ26
と、を含み、前記フロントドアガラス16及びリ
ヤドアガラス24の外側面が略面一に位置するよ
うに構成された自動車のセンターピラー部ドア構
造において、前記後側フレーム14の後端及び前
側フレーム22の前端間の隙間28を閉塞する閉
塞片30を、前記リヤドアガラスウエザストリツ
プ26から前側フレーム22の外側を被つて延在
して、構成されている。なお、図中の符号32
は、前記後側フレーム14に取付けられ、フロン
トドア12閉時に後側フレーム14及びセンター
ピラー10間をシールするフロントドアウエザス
トリツプ、34は、前記前側フレーム22に取付
けられ、リヤドア20の閉時に前側フレーム22
と前記センターピラー10との間をシールするリ
ヤドアウエザストリツプをそれぞれ示す。 前記前側フレーム22は、リヤドア20の外側
面よりも車室内にオフセツトした位置から後側フ
レーム14のセンターピラー側端部に向かつて該
端部に接近するように斜めに延在されている。こ
の前側フレーム22は、前記リヤドアガラスウエ
ザストリツプ26を取付ける第1のチヤンネル2
6Aと、前記リヤドアウエザストリツプ34を取
付ける第2のチヤンネル22Bとを備えている。 前記フロントドア12の後側フレーム14は、
閉時のフロントドアガラス16の外側に位置する
外側板14Aと、前記フロントドアガラスウエザ
ストリツプ18を取付ける第1のチヤンネル14
Bと、前記フロントドアウエザストリツプ32を
取付ける第2のチヤンネル14Cとを備えてい
る。 前記リヤドアガラスウエザストリツプ26は、
前記リヤドアガラス前端24B及びリヤドア20
の前側フレーム22間をシールするシール部26
Aと、このシール部26Aから前方に延在され、
前記後側フレーム14の外側板14A後端部内側
面にリヤドア閉時に弾発的に接触して後側フレー
ム14及び前側フレーム22間の隙間28を閉塞
する前記閉塞片30と、前記前側フレーム22の
第1のチヤンネル22Aに嵌着する取付片26B
とを備えている。 前記シール部26Aは、リヤドアガラス24の
ドアガラス閉時に該ドアガラス24の前端24B
との接触により変形して該ドアガラス24の外側
面24Aに弾発的に接触する押え片26Cと、ド
アガラス24閉時に該ドアガラス24の内側面に
弾発的に接触する膨出部26Dとから構成されて
いる。 前記閉塞片30の基端部であつて、その車両幅
方向内側部分にはリヤドアガラスウエザストリツ
プ26が前側フレーム18の前端からまくれるこ
とのないように防止する取付係止片26Eが一体
的に突出形成されている。 前記フロントドアガラスウエザストリツプ18
は、フロントドアガラス16の外側面16Aに弾
発的に接触する外側シール片18Aと、フロント
ドアガラス16の内側面に弾発的に接触する内側
シール片18Bと、前記後側フレーム14の第1
のチヤンネル14Bに嵌着する取付片22Cとを
備えている。 本実施例によれば、後側フレーム14の外側板
14Aの後端及び前側フレーム22の前端間に車
両外側に開口する隙間28を閉塞する閉塞片30
を、リヤドアガラスウエザストリツプ26の前端
から延在することにより、リヤドアガラスウエザ
ストリツプ26と閉塞片30とを一体的に形成す
ることができる。これにより、従来の如く別体で
設けられる遮蔽部材を廃止することができる。従
つて、部品点数及び取付け工数を削減することが
できる。 又、フロントドア12とリヤドア16との間に
外側に開口して形成される隙間28を前記閉塞片
30によつて閉塞することができる。従つて、車
両走行中の風切り音や空気吸出音の発生を抑制す
ることができる。又、前記隙間28が閉塞片30
によつて閉塞されることにより、車両の遮音性を
向上することができる。 又、リヤドアガラスウエザストリツプ26の前
端から閉塞片30が前方に延在されることによ
り、従来の如く前側フレームの外側面が外側に露
出することを解消することができる。従つて、フ
ロントドアガラス16とリヤドアガラス24との
間には後側フレーム14の外側板14Aと、一体
化されたリヤドアガラスウエザストリツプ26及
び閉塞片30とが露出することになり、その露出
幅を幅狭とすることができる。これにより、車両
側部の設計の自由度及び外観見栄えを向上するこ
とができる。 尚、前記実施例においては、隙間28を閉塞す
る閉塞片30はリヤドアガラスウエザストリツプ
26の前端から延在したものとされたが、この考
案はこれに限定されることなく、例えば、フロン
トドア12の後側フレーム14に取付けられるフ
ロントドアガラスウエザストリツプ18の後端に
閉塞片を後方に向かつて延在するようにしたもの
としてもよい。なお、この場合には後側フレーム
14の外側板14Aは廃止され、この外側板14
Aに替えて前側フレーム22の一部が外側板とし
て外側に露出することになる。
【考案の効果】
以上説明した通り、この考案によれば、比較的
構成を簡単なものとしてセンターピラー廻りの車
両側部の設計の自由度及び見栄えを向上すること
ができ、且つ走行中の風切音等の発生を低減する
ことができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る自動車のセンターピ
ラー部ドア構造が実施された自動車の車体全体の
側面図、第2図は第1図における−線相当部
分の拡大断面図、第3図は従来の自動車のドア構
造を示す、第1図−線に相当する拡大断面
図、第4図は他の従来の自動車のドア構造を示
す、第1図−線に相当する拡大断面図であ
る。 10……センターピラー、12……フロントド
ア、14……後側フレーム、16……フロントド
アガラス、18……フロントドアガラスウエザス
トリツプ、20……リヤドア、22……前側フレ
ーム、24……リヤドアガラス、26……リヤド
アガラスウエザストリツプ、28……隙間、30
……閉塞片、32,34……ドアウエザストリツ
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) センターピラーと、フロントドアの後側フレ
    ームと、この後側フレームに取付けられ、後側
    フレーム及びフロントドアガラス間をシールす
    るフロントドアガラスウエザストリツプと、リ
    ヤドアの前側フレームと、この前側フレームに
    取付けられ、前側フレーム及びリヤドアガラス
    間をシールするリヤドアガラスウエザストリツ
    プと、を含み、前記フロントドアガラス及びリ
    ヤドアガラスの外側面が略面一に位置するよう
    に構成された自動車のセンターピラー部ドア構
    造において、前記後側フレームの後端及び前側
    フレームの前端間の隙間を閉塞する閉塞片を、
    前記フロントドアガラスウエザストリツプ、リ
    ヤドアガラスウエザストリツプの一方から後側
    フレーム及び前側フレームの一方の外側を被つ
    て延在して構成した自動車のセンターピラー部
    ドア構造。 (2) 前記閉塞片を備えたウエザストリツプが取付
    けられるフレームは、ドア外側面よりも車室内
    にオフセツトした位置から他方のフレームのセ
    ンターピラー側端部に向かつて該端部に接近す
    るよう延在されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の自動車のセンターピラー部ドア構
    造。
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JPS6319U JPS6319U (ja) 1988-01-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59124430A (ja) * 1982-12-29 1984-07-18 Toyota Motor Corp 自動車のドア構造

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JPS5674191U (ja) * 1979-11-12 1981-06-17

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JPS59124430A (ja) * 1982-12-29 1984-07-18 Toyota Motor Corp 自動車のドア構造

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JPS6319U (ja) 1988-01-05

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