JP2000041119A - ファクシミリ通信装置 - Google Patents

ファクシミリ通信装置

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JP2000041119A
JP2000041119A JP10223606A JP22360698A JP2000041119A JP 2000041119 A JP2000041119 A JP 2000041119A JP 10223606 A JP10223606 A JP 10223606A JP 22360698 A JP22360698 A JP 22360698A JP 2000041119 A JP2000041119 A JP 2000041119A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網や端末の異常等により、ナンバーディスプ
レイサービスへの加入、非加入に基づく通信エラーが発
生した場合に、これをユーザに有効に通知し、適正な対
応を促す。 【解決手段】 着信時にナンバーディスプレイ契約に加
入、非加入を判断し、加入しているのに、1次応答信号
を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、その旨
を表す情報を表示し、出力する。具体的には、1次応答
後所定時間はV.23の受信に専念し、V.23を受信
できれば、受信完了信号の送信シーケンスへ移行し、さ
らにメーカに問い合わせをするように表示、出力する。
また、V.23を受信できなければ、初期識別信号の送
信へ移行し、相手機からのファクシミリ手順信号を検出
した場合は、網業者に問い合わせをするように表示、出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にナンバーディ
スプレイサービスに対応可能なファクシミリ通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ通信装置では、回線
からの呼出信号を検出すると、直流ループを捕捉して、
その後、初期識別信号を送信し、ファクシミリ通信を実
行していた。
【0003】しかしながら、日本国において1998年
2月から開始されるナンバーディスプレイサービスに加
入した場合は、まず情報受信端末起動信号を検出する
と、直流ループを捕捉し、1次応答する。
【0004】これにより、網からは、V.23による情
報が送られ、これをファクシミリ通信装置が受信する
と、直流ループを開放し、受信完了信号を網に送出す
る。この受信完了信号により、網は呼出信号を出力し、
これに対してファクシミリ通信装置では、直流ループを
捕捉し、2次応答し、その後、ファクシミリ通信が選択
されているV.23の信号であれば、初期識別信号を送
出し、そしてファクシミリ通信を実行していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ナンバーディスプレイサービスに加入
している設定において、1次応答信号を送出する以前に
呼出信号を検出した場合、あるいはナンバーディスプレ
イサービスに加入していない設定において、情報受信端
末起動信号を検出した場合、エラー処理としていてユー
ザにはエラーの原因もわからず、とてもつかいにくいと
いう大きな欠点があった。
【0006】そこで本発明は、網や端末の異常等によ
り、ナンバーディスプレイサービスへの加入、非加入に
基づく通信エラーが発生した場合に、これをユーザに有
効に通知し、適正な対応を促すことができるファクシミ
リ通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
ナンバーディスプレイサービスに対応したファクシミリ
通信装置において、ナンバーディスプレイ契約に加入し
たか否かを設定する設定手段と、回線からの呼出信号を
検出する呼出信号検出手段と、回線からの情報受信端末
起動信号を検出する情報受信端末起動信号検出手段と、
ナンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応
答信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、
その旨を表示および/または印字出力によって通知する
通知手段とを有することを特徴とする。
【0008】また本出願の第2の発明は、第1の発明に
おいて、ナンバーディスプレイ契約に加入していないの
に、情報受信端末起動信号を検出した場合には、その旨
を表示および/または印字出力によって通知する通知手
段を有することを特徴とする。
【0009】また本出願の第3の発明は、第2の発明に
おいて、1次応答後に初期識別信号を送出し、その後
V.23の信号を検出した場合、あるいは相手機からの
ファクシミリ手順信号を検出できない場合と、相手機か
らのファクシミリ手順信号を検出できた場合とで、前記
通知内容を変えることを特徴とする。
【0010】また本出願の第4の発明は、第3の発明に
おいて、V.23の信号を検出した場合、あるいは相手
機からのファクシミリ手順信号を検出できない場合に
は、網業者に問い合わせを依頼し、相手機からのファク
シミリ手順信号を検出できた場合には、メーカに問い合
わせを依頼することを特徴とする。
【0011】また本出願の第5の発明は、第1の発明に
おいて、1次応答信号を送出する前に、呼出信号を検出
した場合は、1次応答後、所定時間は、V.23の受信
に専念し、ここでV.23を受信できれば、受信完了信
号の送信シーケンスへ移行し、さらにメーカに問い合わ
せを依頼し、一方、V.23を受信できなければ、初期
識別信号の送信へ移行し、相手機からのファクシミリ手
順信号を検出した場合は、網業者に問い合わせを依頼す
ることを特徴とする。
【0012】また本出願の第6の発明は、第5の発明に
おいて、前記V.23を受信できずに初期識別信号の送
信へ移行したが、相手機からのファクシミリ手順信号を
検出できない場合には、メーカ及び網業者に問い合わせ
を依頼することを特徴とする。
【0013】また本出願の第7の発明は、ナンバーディ
スプレイサービスに対応したファクシミリ通信装置の制
御方法において、ナンバーディスプレイ契約に加入した
か否かを設定しておき、着信時に回線からの呼出信号及
び情報受信端末起動信号の検出を行い、ナンバーディス
プレイ契約に加入しているのに、1次応答信号を送出す
る以前に呼出信号を検出した場合には、その旨を表示お
よび/または印字出力によって通知することを特徴とす
る。
【0014】また本出願の第8の発明は、ナンバーディ
スプレイサービスに対応したファクシミリ通信装置を制
御するプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記
憶媒体において、ナンバーディスプレイ契約に加入した
か否かを設定する設定工程と、回線からの呼出信号を検
出する呼出信号検出工程と、回線からの情報受信端末起
動信号を検出する情報受信端末起動信号検出工程と、ナ
ンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応答
信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、そ
の旨を表示および/または印字出力によって通知する通
知工程とを実行するプログラムを記憶したことを特徴と
する。
【0015】以上のような本出願の第1、第7、第8の
発明では、ナンバーディスプレイ契約に加入しているの
に、1次応答信号を送出する以前に呼出信号を検出した
場合、これは網の送信、あるいは端末の受信に異常があ
ると判断して、その旨を表示あるいは印字出力によりオ
ペレータに通知する。この通知により、オペレータは、
網業者あるいはメーカに依頼することにより、すぐに対
策を打つことが可能になり、ユーザの使い易さを向上で
きる。
【0016】また、本出願の第2の発明では、ナンバー
ディスプレイ契約に加入していないのに、情報受信端末
起動信号を検出した場合、これは網の送信、あるいは端
末の受信に異常があると判断して、その旨を表示あるい
は印字出力によりオペレータに通知する。この通知によ
り、オペレータは、網業者あるいはメーカに依頼するこ
とにより、すぐに対策を打つことが可能になり、ユーザ
の使い易さを向上できる。
【0017】また、本出願の第3、第4の発明では、ナ
ンバーディスプレイに契約していないのに情報受信端末
起動信号を検出した場合、その後の動作により、網業者
に問題があると推定される場合は、網業者の問い合わせ
の依頼を通知でき、またメーカに問題があると推定され
る場合は、メーカに問い合わせの依頼を通知できる。し
たがって、ユーザは対策をすぐに打てるようになり、使
い易さをさらに向上できる。
【0018】また、本出願の第5、第6の発明では、ナ
ンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応答
信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合、その後
の動作により、網業者に問題があると推定される場合
は、網業者の問い合わせの依頼を通知でき、また、メー
カに問題があると推定される場合は、メーカの問い合わ
せの依頼を通知でき、網業者の問題、あるいはメーカの
問題のどちらか判断できない場合は、メーカ及び網業者
への問い合わせの依頼を通知できる。したがって、ユー
ザはすぐに対策を打てるようになり、使い易さをさらに
向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0020】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号(信号
線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機4
側に接続し、信号が「1」であれば、電話回線2aをフ
ァクシミリ装置側に接続し、信号が「2」であれば、電
話回線2aを信号線2d(検出回路22、24側)に接
続するものである。
【0021】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0022】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.23、V.27ter、V.29、V.
17、V.34に基づいた変調、および復調を行なうも
のであり、信号線20cにより、各伝送モードが指定さ
れる。この変復調器8は、信号線20bに出力されてい
る信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信
号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調デー
タを信号線8bに出力する。
【0023】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0024】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0025】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0026】情報受信端末起動信号検出回路22は、情
報受信端末起動信号(16Hzの信号で0.5秒オン、
0.5秒オフの繰り返し信号)を検出する回路であり、
信号線2dの情報を入力し、情報受信端末起動信号を検
出すると、信号線22aに信号レベル「1」の信号を出
力し、情報受信端末起動信号を検出していないと、信号
線22aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0027】呼出信号検出回路24は、呼出信号(16
Hzの信号で1秒オン、2秒オフの繰り返し信号)を検
出する回路であり、信号線2dの情報を入力し、呼出信
号を検出すると、信号線24aに信号レベル「1」の信
号を出力し、呼出信号を検出していないと信号線24a
に信号レベル「0」の信号を出力する。
【0028】操作部26は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、セットキー、スター
トキー、回路30への登録キー、その他ファンクション
キーがあり、押下されたキー情報は信号線26aに出力
される。
【0029】表示回路28は、信号線20fに出力され
ている情報を入力し、表示する回路である。
【0030】記憶回路30は、ナンバーディスプレイ契
約の有無を記憶する回路(設定手段)であり、信号線3
00を介してナンバーディスプレイ契約をしているか否
かを記憶する。
【0031】制御回路20は、ナンバーディスプレイサ
ービスに対応した本実施例のファクシミリ通信装置全体
を制御するものであり、特に本実施例においては以下の
ような制御を行う。すなわち、着信時に記憶回路30の
設定を判断し、ナンバーディスプレイ契約に加入してい
るのに、1次応答信号を送出する以前に呼出信号を検出
した場合には、その旨を表す情報を表示し、さらに出力
する処理を行う。
【0032】ここで、1次応答後所定時間(例えば7秒
間)は、V.23の受信に専念し、V.23を受信でき
れば、受信完了信号の送信シーケンスへ移行し、さらに
メーカに問い合わせをするように表示、出力する。すな
わち、この場合は、情報受信端末起動信号を端末が呼出
信号と確認したと推定する。
【0033】一方、V.23を受信できなければ、初期
識別信号の送信へ移行し、相手機からのファクシミリ手
順信号を検出した場合は、網業者に問い合わせをするよ
うに表示、出力する。すなわち、この場合には、ナンバ
ーディスプレイサービスに契約しているのに網が情報受
信端末起動信号を送信していないと推定する。
【0034】また、V.23を受信できずに初期識別信
号の送信へ移行したが、相手機かこのファクシミリ手順
信号を検出できない場合は、メーカ及び網業者に問い合
わせをするように表示、出力する。すなわち、この場合
は、メーカあるいは網業者のどちらの原因によるか推定
できないと判断する。
【0035】また、以上の場合とは反対に、ナンバーデ
ィスプレイ契約に加入していないのに、情報受信端末起
動信号を検出した場合、その旨を表す情報を表示し、出
力する。ここで、1次応答後に初期識別信号を送出し、
その後V.23の信号を検出した場合、あるいは相手機
からのファクシミリ手順信号を検出できない場合には、
網業者に問い合わせをするように表示、出力する。すな
わち、前者はナンバーディスプレイに契約していないの
に、V.23を送信したため、後者はV.23の信号、
初期識別信号をともに網が送信しないため、網に問題が
あると推定する。
【0036】また、相手機からのファクシミリ手順信号
を検出できた場合は、メーカに問い合わせをするように
表示、出力する。すなわち、この場合には、端末が呼出
信号を情報受信端末起動信号と認識したと推定する。
【0037】図2〜図9は、以上のような本実施例によ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0038】図2において、S0で動作を開始し、S2
では信号線20fを介して表示回路28に何も表示しな
い。S4では信号線30aを介してナンバーディスプレ
イサービスに契約していないと記憶する。
【0039】S6では信号線20aに信号「2」を出力
し、信号線2aを信号線2dに接続し、直流ループを開
放する。S8では信号線20dに信号レベル「0」の信
号を出力し、ANSam信号を送信しない。
【0040】S10では信号線26aの情報を入力し、
回路30への登録が選択されたか否かを判断し、選択さ
れるとS12に進み、信号線30aを介して回路30に
ナンバーディスプレイサービスに契約する、契約しない
を登録し、S14に進む。また、選択されていないと、
そのままS14に進む。
【0041】S14では信号線30aの情報を入力し、
ナンバーディスプレイのサービス契約があるか否かを判
断し、あるとS16に進み、ないとS84に進む。
【0042】S16では信号線22aの情報を入力し、
情報受信端末起動信号を検出したか否かを判断し、検出
するとS22に進み、検出していないとS18に進む。
【0043】S18では信号線24aの情報を入力し、
呼出信号を検出したか否かを判断し、検出するとS48
に進み、検出していないとS20に進み、その他の処理
をする。
【0044】S22では信号線20aに信号「1」を出
力し、CMLをオンし、直流ループを形成し、1次応答
する。S24ではV.23を受信し、S26では信号線
20aに信号「2」を出力し、信号線2aを信号線2d
に接続し、直流ループを開放する。
【0045】S28では、信号線24aの情報を入力
し、呼出信号を検出したか否かを判断し、呼出信号を検
出するとS30に進む。S30では、V.23の信号か
ら判定して、相手はFAXであるか否かを判断し、FA
XであるとS32に進み、電話であるとS40に進む。
【0046】S32では、信号線20aに信号「1」を
出力し、CMLをオンする。S34では前手順、S36
では画信号の受信/記録、S38では後手順を順次行
い、S6に進む。
【0047】また、S40では、信号線20aに信号
「2」を出力し、信号線2aを信号線2dに接続し、直
流ループを開放する。S42でオフフックされたか否か
を判断し、オフフックされるとS44に進み、通話をす
る。S46ではオンフックされたか否かを判断し、オン
フックされるとS6に進み、オンフックされていないと
S44で通話を継続する。
【0048】S48では、信号線20aに信号「1」を
出力してCMLをオンし、直流ループを形成し、1次応
答をする。S50ではTimerに7秒をセットする。
【0049】次に、S52ではV.23の信号を検出し
たか否かを判断し、検出するとS54に進み検出してい
ないとS56に進む。
【0050】S54では、例えば「ナンバーディスプレ
イサービスに契約しているのに呼出信号が最初にきたと
判断したので、メーカに問い合わせて下さい」という表
示を表示回路28にし、またレポートを記録回路16よ
り印字出力する。なお、表示はオペレータの何らかのキ
ー操作で消す。この後、S24に進む。
【0051】S56ではTimerがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーするとS58に進
み、タイムオーバーしていないとS52に進む。
【0052】S58ではCED信号を送信し、S60で
はT1タイマに35秒をセットする。S62ではNSF
/CSI/DIS信号を送信し、S64ではT4タイマ
に3秒をセットする。
【0053】S66ではNSS/TSI/DCS信号を
受信したか否かを判断し、NSS/TSI/DCS信号
を受信するとS68に進み、受信していないとS70に
進む。
【0054】S68では、例えば「ナンバーディスプレ
イサービスに契約しているのに網から情報受信端末起動
信号がきていないと推定できるので、網業者に問い合わ
せて下さい。」という表示を表示回路28にし、また、
レポートを記録回路16より印字出力する。なお、表示
はオペレータの何らかのキー操作で消す。
【0055】S70ではT4タイマがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーするとS72に進
み、タイムオーバーしていないとS66に進む。
【0056】S72ではT1タイマがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーするとS80に進
み、タイムオーバーしていないとS62に進む。
【0057】S74では残りの前手順、S76では画信
号の受信/記録、S78では後手順を順次行い、S6に
進む。
【0058】S80では、信号線20aに信号「2」を
出力し、信号線2aを信号線2dに接続する。
【0059】S82では、例えば「ナンバーディスプレ
イサービス契約しているのに動作がおかしいのでメーカ
及び網業者に問い合わせて下さい。」という表示を表示
回路28にし、また、レポートを記録回路16より印字
出力する。なお、表示はオペレータの何らかのキー操作
で消す。この後、S6に進む。
【0060】S84では信号線24aの情報を入力し、
呼出信号を検出したか否かを判断し、検出するとS88
に進み、検出していないとS86に進む。
【0061】S86では信号線22aの情報を入力し、
情報受信端末起動信号を検出したか否かを判断し、検出
するとS88に進む。また、検出していないとS96に
進み、その他の処理をする。この後、S6に進む。
【0062】S88では信号線20aに信号「1」を出
力し、CMLをオンする。S90では前手順、S92で
は画信号の受信/記録、S94では後手順を順次行い、
S6に進む。
【0063】S98では信号線20aに信号「1」を出
力し、CMLをオンして直流ループを形成し、1次応答
をする。S100ではTimerに3秒をセットする。
【0064】S102、S104では、Timerがタ
イムオーバーする以内に、V.23の信号を検出したか
否かを判断し、検出するとS106に進み、タイムオー
バーするとS108に進む。
【0065】S106では、例えば「ナンバーディスプ
レイサービスに契約していないのにV.23の信号がき
たので網業者に問い合わせて下さい」という表示を表示
回路28に表示し、また、レポートを記録回路16より
印字出力する。なお、表示はオペレータの何らかのキー
操作で消す。この後、S24に進む。
【0066】また、S108ではCED信号の送信を行
い、S110ではT1タイマに35秒をセットする。S
112ではNSF/CSI/DIS信号の送信を行い、
S114では、T4タイマに3秒をセットする。
【0067】S116、S118では、T4タイマがタ
イムオーバーする以内にNSS/TSI/DCS信号を
検出したか否かを判断し、検出するとS120に進み、
T4タイマがタイムオーバーするとS122に進む。
【0068】S120では、例えば「ナンバーディスプ
レイサービスに契約していないのに、情報受信端末起動
信号が最初にきたと判断したので、メーカに問い合わせ
て下さい」という表示を表示回路28にし、また、レポ
ートを記録回路16より印字出力する。なお、表示はオ
ペレータの何らかのキー操作で消す。この後、S78に
進む。
【0069】S122では、T1タイマがタイムオーバ
ーしたか否かを判断し、タイムオーバーするとS124
に進み、タイムオーバーしていないとS112に進む。
【0070】S124では、例えば「ナンバーディスプ
レイサービスに契約していないのに、情報受信端末起動
信号がきて、かつファクシミリ手順信号がこないので、
網業者に問い合わせて下さい」という表示を表示回路2
8にし、また、レポートを記録回路16より印字出力す
る。なお、表示はオペレータの何らかのキー操作で消
す。この後、S6に進む。
【0071】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うように説明したが、本
発明は、このようなプログラムをフロッピディスクやハ
ードディスク、光ディスクやCD−ROM、さらにはメ
モリカード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読
取装置によって制御回路内に取り込み、これを制御回路
内のCPUで実行するようにしてもよい。
【0072】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。また、読取回路や記録回路と分離
された通信装置においても同様に適用し得るものであ
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
7、第8の発明によれば、ナンバーディスプレイ契約に
加入しているのに、1次応答信号を送出する以前に呼出
信号を検出した場合、これは網の送信、あるいは端末の
受信に異常があると判断して、その旨を表示あるいは印
字出力によりオペレータに通知する。この通知により、
オペレータは、網業者あるいはメーカに依頼することに
より、すぐに対策を打つことが可能になり、ユーザの使
い易さを向上できる。
【0074】また第2の発明によれば、ナンバーディス
プレイ契約に加入していないのに、情報受信端末起動信
号を検出した場合、これは網の送信、あるいは端末の受
信に異常があると判断して、その旨を表示あるいは印字
出力によりオペレータに通知する。この通知により、オ
ペレータは、網業者あるいはメーカに依頼することによ
り、すぐに対策を打つことが可能になり、ユーザの使い
易さを向上できる。
【0075】また第3、第4の発明によれば、ナンバー
ディスプレイに契約していないのに情報受信端末起動信
号を検出した場合、その後の動作により、網業者に問題
があると推定される場合は、網業者の問い合わせの依頼
を通知でき、またメーカに問題があると推定される場合
は、メーカに問い合わせの依頼を通知できる。したがっ
て、ユーザは対策をすぐに打てるようになり、使い易さ
をさらに向上できる。
【0076】また第5、第6の発明によれば、ナンバー
ディスプレイ契約に加入しているのに、1次応答信号を
送出する以前に呼出信号を検出した場合、その後の動作
により、網業者に問題があると推定される場合は、網業
者の問い合わせの依頼を通知でき、また、メーカに問題
があると推定される場合は、メーカの問い合わせの依頼
を通知でき、網業者の問題、あるいはメーカの問題のど
ちらか判断できない場合は、メーカ及び網業者への問い
合わせの依頼を通知できる。したがって、ユーザはすぐ
に対策を打てるようになり、使い易さをさらに向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…情報受信端末起動信号検出回路、 24…呼出信号検出回路、 26…操作部、 28…表示回路、 30…記憶回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナンバーディスプレイサービスに対応し
    たファクシミリ通信装置において、 ナンバーディスプレイ契約に加入したか否かを設定する
    設定手段と、 回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出手段と、 回線からの情報受信端末起動信号を検出する情報受信端
    末起動信号検出手段と、 ナンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応
    答信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、
    その旨を表示および/または印字出力によって通知する
    通知手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 ナンバーディスプレイ契約に加入していないのに、情報
    受信端末起動信号を検出した場合には、その旨を表示お
    よび/または印字出力によって通知する通知手段を有す
    ることを特徴とするファクシミリ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 1次応答後に初期識別信号を送出し、その後V.23の
    信号を検出した場合、あるいは相手機からのファクシミ
    リ手順信号を検出できない場合と、相手機からのファク
    シミリ手順信号を検出できた場合とで、前記通知内容を
    変えることを特徴とするファクシミリ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 V.23の信号を検出した場合、あるいは相手機からの
    ファクシミリ手順信号を検出できない場合には、網業者
    に問い合わせを依頼し、相手機からのファクシミリ手順
    信号を検出できた場合には、メーカに問い合わせを依頼
    することを特徴とするファクシミリ通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 1次応答信号を送出する前に、呼出信号を検出した場合
    は、1次応答後、所定時間は、V.23の受信に専念
    し、ここでV.23を受信できれば、受信完了信号の送
    信シーケンスへ移行し、さらにメーカに問い合わせを依
    頼し、一方、V.23を受信できなければ、初期識別信
    号の送信へ移行し、相手機からのファクシミリ手順信号
    を検出した場合は、網業者に問い合わせを依頼すること
    を特徴とするファクシミリ通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記V.23を受信できずに初期識別信号の送信へ移行
    したが、相手機からのファクシミリ手順信号を検出でき
    ない場合には、メーカ及び網業者に問い合わせを依頼す
    ることを特徴とするファクシミリ通信装置。
  7. 【請求項7】 ナンバーディスプレイサービスに対応し
    たファクシミリ通信装置の制御方法において、 ナンバーディスプレイ契約に加入したか否かを設定して
    おき、着信時に回線からの呼出信号及び情報受信端末起
    動信号の検出を行い、 ナンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応
    答信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、
    その旨を表示および/または印字出力によって通知する
    ことを特徴とするファクシミリ通信装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 ナンバーディスプレイサービスに対応し
    たファクシミリ通信装置を制御するプログラムを記憶し
    たコンピュータ読取可能な記憶媒体において、 ナンバーディスプレイ契約に加入したか否かを設定する
    設定工程と、 回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出工程と、 回線からの情報受信端末起動信号を検出する情報受信端
    末起動信号検出工程と、 ナンバーディスプレイ契約に加入しているのに、1次応
    答信号を送出する以前に呼出信号を検出した場合には、
    その旨を表示および/または印字出力によって通知する
    通知工程と、 を実行するプログラムを記憶したことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記憶媒体。
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