JP2001292287A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2001292287A
JP2001292287A JP2000103272A JP2000103272A JP2001292287A JP 2001292287 A JP2001292287 A JP 2001292287A JP 2000103272 A JP2000103272 A JP 2000103272A JP 2000103272 A JP2000103272 A JP 2000103272A JP 2001292287 A JP2001292287 A JP 2001292287A
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JP
Japan
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signal
communication
time
ansam
image communication
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JP2000103272A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像通信装置が認識しているANSam信号
の時間と、交換機が認識しているANSam信号の時間
とが一致し、画像通信装置が発呼しているときにおける
エコーキャンセラーのディスエーブル、イネーブル制御
を確実に実行することができる画像通信装置を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 ITU−T勧告V.8、V.34通信可
能な画像通信装置において、発呼時に、CNG信号を所
定間隔で送信中に、ANSam信号を所定時間以上検出
すると、CM信号の送信へ移行し、また、上記CNG信
号を送信中は、上記ANSam信号の検出タイマをクリ
アする画像通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の画像通信装置に係り、特に、ITU−T勧告V.
8、V.34ファクシミリ通信可能な画像通信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のITU−T勧告V.8、V.34
ファクシミリ通信において、呼接続時には、ITU−T
勧告V.8のプロトコルを実行している。ここで、着呼
時は、ANSam信号を送信し、エコーキャンセラーを
ディスエーブルしたいときには、450ms毎に位相反
転し、エコーキャンセラーをディスエーブルしないとき
に、上記位相反転を実行しない。
【0003】一方、発呼時は、CNG信号を送信しなが
ら、ANSam信号の検出へ向かうが、ここで、ANS
am信号の検出時間のみに応じて、ANSam信号を検
出したか否かを判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、発呼時のANSam信号の検出が、検出時間
のみに応じて判断されているので、エコーキャンセラー
をディスエーブルするか、または、エコーキャンセラー
をディスエーブルしないかという制御を確実に実行する
ことができない。
【0005】ここで、エコーキャンセラーをディスエー
ブルする場合には、ANSam信号を回線上に1.0秒
以上、送出させることが必要であり、エコーキャンセラ
ーをディスエーブルしない場合には、ANSam信号を
回線上に0.5秒以上、送出させることが必要である。
【0006】最近のディジタル交換機の一部において、
エコーキャンセラーをディスエーブルしないでV.8、
V.34ファクシミリ通信を実行すると、通信エラーに
なるという問題がある。
【0007】上記問題は、ファクシミリ装置以外の画像
通信装置においても発生する問題である。
【0008】本発明は、画像通信装置が認識しているA
NSam信号の時間と、交換機が認識しているANSa
m信号の時間とが一致し、画像通信装置が発呼している
ときにおけるエコーキャンセラーのディスエーブル、イ
ネーブル制御を確実に実行することができる画像通信装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ITU−T勧
告V.8、V.34通信可能な画像通信装置において、
発呼時に、CNG信号を所定間隔で送信中に、ANSa
m信号を所定時間以上検出すると、CM信号の送信へ移
行し、また、上記CNG信号を送信中は、上記ANSa
m信号の検出タイマをクリアする画像通信装置である。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるファクシミリ装置FS1を示すブロック図
である。
【0011】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切
り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。ま
た、NCU2は、バス26からの制御によって、電話回
線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回
線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)する
ものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電
話機4側に接続されている。
【0012】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で、受け取り、信号線6a経由で、変
復調器8に送るものである。
【0013】変復調器で8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および、復調を行う変復調器であ
り、バス26の制御によって、各伝送モードが指定され
る。変復調器8は、バス26からの送信信号を入力し、
変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力さ
れている受信信号を入力し、復調データをバス26に出
力する。
【0014】発呼回路10は、バス26からの信号によ
って、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMF
の選択信号を出力する。
【0015】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12a
に出力する。
【0016】読取回路14は、読み取りデータをバス2
6に出力する。
【0017】記録回路16は、バス26に出力されてい
る情報を、順次1ライン毎に記録する。
【0018】メモリ回路18は、ワーク用のメモリ(R
AM)、さらに、読み取りデータの生情報、または、符
号化した情報を格納したり、また、受信情報、または、
復号化した情報等を、バス26を介して、格納するため
に使用する。また、メモリの一部として、ワンタッチダ
イヤル登録メモリ28があり、このメモリには、ワンタ
ッチダイヤルに対応し、発呼する電話番号をバス26を
介して登録する。
【0019】操作部20は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*#キー、スタートキー、ストッ
プキー、その他のファンクションキーがあり、押下され
たキー情報は、バス26に出力される。また、操作部の
一部として、国際通信選択ボタン30、および、国際通
信表示ランプ32がある。
【0020】国際通信選択ボタン30は、国際通信を選
択するときに押下するボタンであり、国際通信選択ボタ
ン30が押下されると、信号線30aに押下パルスが発
生する。
【0021】国際通信表示ランプ32は、バス26を介
して、この表示をクリアし、信号線30aの押下パルス
が発生する毎に、「表示する」→「表示しない」→「表
示する」を繰り返し、表示しているか否かの情報はバス
26に出力される。
【0022】CPU(中央処理装置)22は、ファクシ
ミリ装置全体の処理、ファクシミリ伝送制御手順を実行
するが、この制御プログラムは、ROM24に格納され
ている。
【0023】ROM24は、制御プログラムを格納し、
この制御プログラムは、発呼時、ANSam信号を検出
するが、ここで、CNG信号を送信中は、ANSam信
号を検出しているとしないで、タイマをクリアする制御
プログラムである。
【0024】図2、図3は、上記実施例の説明図であ
る。
【0025】たとえば、ANSam信号をT秒検出する
ことを考える場合、CNG信号の送信とANSam信号
の受信とが重なっていないと、図2(1)に示すように
なり、CNG信号の送信とANSam信号の受信とが重
なっていると、図2(2)に示すようになる。
【0026】ここで、さらに、最初に発呼時、V.8、
V.34通信エラーになると、リダイヤル時のANSa
m信号の検出タイマ時間を長くする。また、発呼時の電
話番号、または、ユーザの国際通信の選択によって、国
際通信であるか否かを判定し、ANSam信号検出タイ
マの時間を変える。この例が、図3に示されている。
【0027】ROM24には、図2、図3に関する上記
説明の制御プログラムが格納されている。
【0028】図4、図5、図6は、上記実施例の制御動
作を示すフローチャートである。
【0029】S2では、バス26を介して、ワンタッチ
ダイヤル登録メモリ28をクリアし、S4では、バス2
6を介して、国際通信表示ランプ32を表示せず、S6
では、バス26を介して、NCU2のCMLをオフす
る。
【0030】S8では、バス26を介して、操作部20
の情報を入力し、ワンタッチダイヤルの登録が選択され
たか否かが判断され、ワンタッチダイヤルの登録が選択
されると、ステップS10に進み、バス26を介して、
ワンタッチダイヤルに対応して発呼する電話番号を、ワ
ンタッチダイヤル登録メモリ28に登録し、ワンタッチ
ダイヤルの登録が選択されていないと、ステップS12
に進む。
【0031】S12では、発呼が選択されたか否かが判
断され、発呼が選択されると、ステップS16に進み、
発呼が選択されていないと、ステップS14に進み、そ
の他の処理をする。
【0032】S16では、発呼宛先に応じて、国際通信
の宛先であるか否かが判断され、国際通信の宛先である
と判断されると、ステップS20に進み、ANSam検
出時間として1.2秒をセットし、国際通信の宛先では
ないと判断されると、ステップS18に進む。
【0033】S18では、バス26を介して、国際通信
表示ランプ32が表示しているか否かが判断され、国際
通信表示ランプ32が表示していると、ステップS20
に進み、国際通信表示ランプ32が表示していないと、
ステップS22に進み、ANSam検出時間として0.
7秒をセットする。
【0034】S24では、T1タイマに60秒をセット
し、S26では、0.5秒間、ウェイトし、S28で
は、CNG信号の送信、具体的には、0.5秒間、11
00Hzのトーナル信号を送信し、S30では、T4タ
イマに3秒間をセットし、S32では、検出タイマにA
NSam検出時間をセットする。
【0035】S34では、ANSam信号を検出してい
るか否かが判断され、ANSam信号を検出している
と、ステップS40に進み、ANSam信号を検出して
いないと、ステップS36に進む。
【0036】S36では、CED信号またはDIS信号
を検出したか否かが判断され、CED信号またはDIS
信号を検出すると、ステップS38に進み、ITU−T
勧告V.27ter、V.29、V.17画伝送の実行
をし、CED信号またはDIS信号を検出していない
と、ステップS32に進む。
【0037】S40では、検出タイマがタイムオーバー
したか否かが判断され、検出タイマがタイムオーバーす
ると、ステップS44に進み、検出タイマがタイムオー
バーしていないと、ステップS42に進む。
【0038】S42では、T4タイマがタイムオーバー
したか否かが判断され、T4タイマがタイムオーバーす
ると、ステップS52に進み、T4タイマがタイムオー
バーしていないと、ステップS34に進む。
【0039】S44は、CM信号を送信し、S46で
は、残りのV.8、および、V.34通信を実行し、S
48では、バス26を介して、NCU2のCMLをオフ
する。
【0040】S50では、通信エラーが発生したか否か
が判断され、通信エラーが発生すると、ステップS54
に進み、通信エラーが発生していないと、ステップS6
に進む。
【0041】S52では、T1タイマがタイムオーバー
したか否かが判断され、T1タイマがタイムオーバーす
ると、ステップS54に進み、T1タイマがタイムオー
バーしていないと、ステップS28に進む。
【0042】S54では、バス26を介して、NCU2
のCMLをオフし、S56では、リダイアルは既に実行
したか否かが判断され、リダイアルが既に実行されてい
ると、ステップS6に進み、リダイアルが実行されてい
ないと、ステップS58に進む。
【0043】S58は、1分間、ウェイトし、S60で
は、バス26を介して、同一宛先へ発呼し、S62で
は、ANSam検出時間に0.3秒を加える。
【0044】上記実施例によれば、ファクシミリ装置が
認識しているANSam信号の時間と、交換機が認識し
ているANSam信号の時間とが一致し、ファクシミリ
装置が発呼しているときにおけるエコーキャンセラーの
ディスエーブル、イネーブル制御を確実に実行すること
ができる。
【0045】また、上記実施例によれば、リダイヤル時
には、ANSam信号の検出時間を長く、すなわち、交
換機のANSam信号を受信する時間を長くすることに
よって、ANSam信号を交換機が確実に検出でき、交
換機でのエコーキャンセラーのディスエーブル、イネー
ブル制御を確実に実行することができる。
【0046】さらに、上記実施例によれば、国内通信の
ようにエコーがかからずにエコーキャンセラーの制御が
不要な場合には、なるべく早いタイミングで、CM信号
を送信し、V.8の前手順時間を短縮することができ、
しかも、国際通信の場合には、エコーキャンセラーを確
実にディスエーブルでき、交換機のエコーキャンセラー
イネーブル時における誤動作を防止することができる。
【0047】なお、画像通信機能を有するパソコン等の
他の画像通信装置に、上記実施例を適用するようにして
もよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、画像通信装置が認識し
ているANSam信号の時間と、交換機が認識している
ANSam信号の時間とが一致し、画像通信装置が発呼
しているときにおけるエコーキャンセラーのディスエー
ブル、イネーブル制御を確実に実行することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の説明図である。
【図3】上記実施例の説明図である。
【図4】上記実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 20…操作部、 22…CPU, 24…ROM、 30…国際通信選択ボタン、 32…国際通信表示ランプ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告V.8、V.34通信可
    能な画像通信装置において、 発呼時に、CNG信号を所定間隔で送信中に、ANSa
    m信号を所定時間以上検出すると、CM信号の送信へ移
    行し、また、上記CNG信号を送信中は、上記ANSa
    m信号の検出タイマをクリアすることを特徴とする画像
    通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 発呼時、所定時間のANSam信号を検出した後、上記
    CM信号の送信に移行し、通信エラーとなった場合の再
    発呼時は、上記ANSam信号の検出時間を長くし、
    V.8、V.34ファクシミリ通信を実行することを特
    徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 発呼が選択されたときに、発呼宛先に応じて、国際通信
    であるか否かを判定し、国際通信であると判定される
    と、ANSam信号の検出時間を、国際通信でない場合
    におけるANSam信号の検出時間よりも長くすること
    を特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 国際通信であるか否かを選択する手段を有し、国際通信
    であるか否かに応じて、ANSam信号の検出時間を変
    えることを特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項にお
    いて、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
    徴とする画像通信装置。
JP2000103272A 2000-04-05 2000-04-05 画像通信装置 Pending JP2001292287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008022595A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé de commande, dispositif et système de suppression d'écho pendant une télécopie

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008022595A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé de commande, dispositif et système de suppression d'écho pendant une télécopie

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