JP2000039168A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2000039168A JP2000039168A JP10210551A JP21055198A JP2000039168A JP 2000039168 A JP2000039168 A JP 2000039168A JP 10210551 A JP10210551 A JP 10210551A JP 21055198 A JP21055198 A JP 21055198A JP 2000039168 A JP2000039168 A JP 2000039168A
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Abstract
せずに吹出温度を上げ、冷え過ぎを防止し快適性を向上
した空気調和機を提供する。 【解決手段】 本体の前面部2aの上方、下方に、各々
形成された第一の吸込口2a1と吹出口2a2と、上面
部2bに形成された第二の吸込口2b1と、前記第一、
第二の吸込口2a1、2b1と前記吹出口2a2を結ぶ
空気通路に配設され略ハ字状に配置した第一の熱交換器
4aと第二の熱交換器4bからなる熱交換器及び送風機
3とを配設し、前記第一の熱交換器4aと前記第二の熱
交換器4bの上端間に配置され開口を有する遮風板5
と、開口を開閉すべく前記遮風板5に回動自在に取付ら
れた開閉扉6から空気調和機1を構成する。
Description
り、詳しくは熱交換器と空気流路の構成に関する。
す側断面図、図7は、従来型の空気調和機の熱交換器の
一例を示す斜視図である。
本体正面側の前面部2aの上方、下方に、各々形成され
た第一の吸込口2a1と吹出口2a2と、上面部2bに
形成された第二の吸込口2b1と、前記第一、第二の吸
込口2a1、2b1から空気を吸引する送風機3と、主
として前記前面部2aから前記送風機3に向かう空気の
流れ中に配設された第一の熱交換器4aと、主として前
記上面部2aから前記送風機3に向かう空気の流れ中に
配設された第二の熱交換器4bとを具備してなる構造で
あった。
では、前記吸込口2a1、2b1から吸込まれた空気は
すべて前記熱交換器4a、4bを通過して前記送風機3
のクロスフローファン内部を流れ、暖められるか、冷や
されて前記吹出口2a2から吹出されていた。このた
め、冷房運転時には吹出される風の温度が12°乃至1
6°C程度であるが、相対湿度が100%近いため、体
感的には不快感があり、健康上も芳しくない場合が生ず
るおそれがあった。さらに、吹出される風は重いため、
遠くまで届くまえに下方に落ちてしまうので室内温度分
布が良好とならないおそれがある問題を有していた。
の問題点に鑑み発明されたものであって、空気調和機の
冷房時の吹出空気の相対湿度を下げ快適性を向上し、室
内温度分布を改善した空気調和機を提供することを目的
とするものである。
め、本体の前面部の上方、下方に、各々形成された第一
の吸込口と吹出口と、上面部に形成された第二の吸込口
と、前記第一、第二の吸込口と前記吹出口を結ぶ空気通
路に前後方向に配設され略ハ字状に配置した第一の熱交
換器と第二の熱交換器からなる熱交換器及び送風機とを
配設し、前記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器の上
端間に配置された開口を有する遮風板と、開口を開閉す
べく前記遮風板に回動自在に取付けた開閉扉からなるよ
うにする。
器と前記第二の熱交換器の各々の側板を重合し、同重合
部に取付けてなるようにする。あるいは、前記遮風板の
前後端から突出する係止爪を設け、同係止爪を前記第一
の熱交換器と前記第二の熱交換器の伝熱管に係止してな
るようにする。また、前記遮風板の両端に軸受を設ける
とともに、前記開閉扉の両端に前記軸受に対応する支軸
を設けてなるようにする。そして、前記遮風板の一側端
に前記開閉扉の駆動装置を配設するとともに、同駆動装
置を前記開閉扉の支軸に連係してなるようにする。さら
に、前記開閉扉を開閉する駆動装置を、同駆動装置に対
応し前記遮風板の一側端と前記開口部の間に設けた収容
孔に配設してなるようにする。
してなるようにする。また、前記開閉扉の内側に、断熱
材を貼着してなるようにする。あるいは、前記遮風板
を、中空成形してなるようにする。もしくは、前記開閉
扉を、中空成形してなるようにする。他方、前記遮風板
の前後両端に、前記第一の熱交換器と第二の熱交換器の
上端面に対応する傾斜面を設けてなるようにする。そし
て、前記遮風板の開口部周縁に、リブを立設してなるよ
うにする。また、前記遮風板の中央部外面に、前記リブ
から外側に向かい低下する傾斜面を形成してなるように
する。さらに、前記遮風板の傾斜面の前記中央部側に、
水抜き孔を設けてなるようにする。
に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の一実施例を示す空気調和機の側断面図、図2
(a)は、本発明の一実施例を示す空気調和機の遮風板
と熱交換器の分解斜視図、図3(a)は、本発明の一実
施例の遮風板を示す要部拡大斜視図、(b)は要部断面
図、図4は本発明の一実施例を示す空気調和機の遮風
板、開閉扉と駆動装置(モータ)の分解斜視図である。
なお、従来と同じ部分の符号は同一とする。
いて説明すると、1は空気調和機、2はケーシング、2
aは前面部、2a1は第一の吸込口、2a2は吹出口、
2bは上面部、2b1は第二の吸込口、3は送風機、4
aは第一の熱交換器、4a1は側板、4a2は伝熱管、
4bは第二の熱交換器、4b1は側板、4b2は伝熱
管、5は遮風板、5aは中央部、5a1は開口部、5a
2は取付片、5a3はリブ、5a4はモータ収容孔、5
a5はモータ取付片、5a6はモータ取付孔、5a7は
軸受、5bは傾斜面、5b1は係止爪、5b2は水抜き
孔、6は開閉扉、6aは支軸、7は駆動装置(モー
タ)、8は中空部、9は断熱材である。
成された第一の吸込口2a1と吹出口2a2と、上面部
2bに形成された第二の吸込口2b1と、前記第一、第
二の吸込口2a1、2b1と前記吹出口2a2を結ぶ空
気通路に配設され略ハ字状に配置した第一の熱交換器4
aと第二の熱交換器4bからなる熱交換器及び送風機3
とを配設し、前記第一の熱交換器4aと前記第二の熱交
換器4bの上端間に配置され開口を有する遮風板5と、
開口を開閉すべく前記遮風板5に回動自在に取付られた
開閉扉6から空気調和機1を構成する。
換器4aと前記第二の熱交換器4bの各々の側板4a
1、4b1を重合し、同重合部に前記遮風板5に設けた
取付片5a2により螺合している。つまり、前記第一の
熱交換器4aと前記第二の熱交換器4bの間隙に、開閉
自在な開閉扉6を軸支する中央部5aと、同中央面5a
の前後両端に前記第一の熱交換器4a及び前記第二の熱
交換器4bの上側端に対応する傾斜面5bを有する遮風
板5を配設している。
状の開口部5a1と両端に軸受5a7を設けるととも
に、前記開閉扉6の両端に前記軸受5a7に対応する支
軸6aを設けている。そして、前記開閉扉6を開閉する
駆動装置7を、前記開閉扉6の支軸6aに連係し、前記
駆動装置7に対応し前記遮風板5の一側端と前記開口部
5a1の間に設けた収容孔5a3に配設している。
遮風板5の一側端と前記開口部5a1の間に、前記駆動
装置7を収容する収容孔5a3を形成するとともに、同
収容孔5a3と前記開口部5a1の間から下方に延出す
るモータ取付片5a5を設け、同取付片5a5に前記駆
動装置7を螺合している。
貼着し、前記開閉扉6の内側に、断熱材9を貼着してい
る。他方、前記遮風板5の開口部5a1周縁に、リブ5
a3を立設し、前記遮風板5の中央部5a外面に、前記
リブ5a3から外側に向かい低下する傾斜面を形成して
いる。
中央部5a側に、水抜き孔5b2を設けている。そし
て、前記駆動装置(モータ)7の駆動軸は、前記支軸6
aに連結されているので、前記開閉扉6を所定方向に回
動させることができる。
上記の構成により、主として前記上面部2bから前記送
風機3に向かう空気通路の中に、前記第二の熱交換器4
bを通らず直接前記吹出口2a2に向かう室内空気のバ
イパス路が形成される。
貼着し、前記開閉扉6の内側に、断熱材9を貼着してい
るので、前記開閉扉6の結露を防止できる。他方、前記
遮風板5の開口部5a1周縁に、リブ5a3を立設し、
前記遮風板5の中央部5a外面に、前記リブ5a3から
外側に向かい低下する傾斜面を形成し、前記遮風板5の
傾斜面5bの前記中央部5a側に、水抜き孔5b2を設
けているので、前記第一の熱交換器4aと前記第二の熱
交換器4bの内部への結露水の侵入を防止し、排水性を
向上し、水抜き孔の設ける個数を削減できる。
駆動装置(モータ)7にパルスモータ7dを用い、駆動
するパルス数により予め設定可能にすれば、室内空気の
流入量を調節することができる。このため、冷房運転時
の冷房能力を低下させずに吹出温度を上げることがで
き、温度調整も可能である。
機の遮風板と熱交換器の分解斜視図である。この実施例
のように、前記遮風板5前後端から突出する係止爪5b
1を設け、同係止爪5b1を前記第一の熱交換器4aと
前記第二の熱交換器4bの各々の上側面の伝熱管4a
2、4b2に係止してもよい。
要部断面図である。この実施例のように、前記遮風板5
及び開閉扉6(図示せず)を、中空成形して中空部8を
形成しても断熱効果を得ることができる。
を示す空気調和機の遮風板、開閉扉と駆動装置(モー
タ)の分解斜視図、(b)は要部拡大分解斜視図であ
る。この実施例の場合のように、前記開閉扉6を開閉す
る駆動装置7を、前記遮風板5の一側端に設けてなるよ
うにしてもよい。これは、前記遮風板5の一側端に、モ
ータ取付孔5a6を設け、前記駆動装置7を取付けてい
る。
面部の上方、下方に、各々形成された第一の吸込口と吹
出口と、上面部に形成された第二の吸込口と、前記第
一、第二の吸込口と前記吹出口を結ぶ空気通路に前後方
向に配設され略ハ字状に配置した第一の熱交換器と第二
の熱交換器からなる熱交換器及び送風機とを配設し、前
記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器の上端間に配置
された開口を有する遮風板と、開口を開閉すべく前記遮
風板に回動自在に取付けた開閉扉からなるようにした。
この結果、空気調和機の冷房運転時の冷房能力を低下さ
せずに吹出温度を上げ、冷え過ぎを防止し快適性を向上
した空気調和機を提供することができる。
である。
の遮風板と熱交換器の分解斜視図、(b)は、他の実施
例を示す空気調和機の遮風板と熱交換器の分解斜視図で
ある。
部拡大斜視図、(b)は要部断面図、(c)は、他の実
施例の遮風板を示す要部断面図である。
開閉扉と駆動装置(モータ)の分解斜視図である。
機の遮風板、開閉扉と駆動装置(モータ)の分解斜視
図、(b)は要部拡大分解斜視図である。
る。
視図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 本体の前面部の上方、下方に、各々形成
された第一の吸込口と吹出口と、上面部に形成された第
二の吸込口と、前記第一、第二の吸込口と前記吹出口を
結ぶ空気通路に前後方向に配設され略ハ字状に配置した
第一の熱交換器と第二の熱交換器からなる熱交換器及び
送風機とを配設し、 前記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器の上端間に配
置された開口を有する遮風板と、開口を開閉すべく前記
遮風板に回動自在に取付けた開閉扉からなることを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記遮風板を、前記第一の熱交換器と前
記第二の熱交換器の各々の側板を重合し、同重合部に取
付けてなることを特徴とする請求項1記載の空気調和
機。 - 【請求項3】 前記遮風板の前後端から突出する係止爪
を設け、同係止爪を前記第一の熱交換器と前記第二の熱
交換器の伝熱管に係止してなることを特徴とする請求項
1記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記遮風板の両端に軸受を設けるととも
に、前記開閉扉の両端に前記軸受に対応する支軸を設け
てなることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の空
気調和機。 - 【請求項5】 前記遮風板の一側端に前記開閉扉の駆動
装置を配設するとともに、同駆動装置を前記開閉扉の支
軸に連係してなることを特徴とする請求項4記載の空気
調和機。 - 【請求項6】 前記開閉扉を開閉する駆動装置を、同駆
動装置に対応し前記遮風板の一側端と前記開口部の間に
設けた収容孔に配設してなることを特徴とする請求項5
記載の空気調和機。 - 【請求項7】 前記遮風板の内側に、断熱材を貼着して
なることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の空気
調和機。 - 【請求項8】 前記開閉扉の内側に、断熱材を貼着して
なることを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の空気
調和機。 - 【請求項9】 前記遮風板を、中空成形してなることを
特徴とする請求項1乃至請求項8記載の空気調和機。 - 【請求項10】 前記開閉扉を、中空成形してなること
を特徴とする請求項1乃至請求項9記載の空気調和機。 - 【請求項11】 前記遮風板の前後両端に、前記第一の
熱交換器と第二の熱交換器の上端面に対応する傾斜面を
設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項10記
載の空気調和機。 - 【請求項12】 前記遮風板の開口部周縁に、リブを立
設してなることを特徴とする請求項11記載の空気調和
機。 - 【請求項13】 前記遮風板の中央部外面に、前記リブ
から外側に向かい低下する傾斜面を形成してなることを
特徴とする請求項12記載の空気調和機。 - 【請求項14】 前記遮風板の傾斜面の前記中央部側
に、水抜き孔を設けてなることを特徴とする請求項13
記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
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- 1998-07-27 JP JP21055198A patent/JP3978878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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