JP2007132646A - 空気調和機 - Google Patents

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守 濱田
Hiroki Igarashi
浩樹 五十嵐
Atsushi Itagaki
敦 板垣
Takafumi Arima
隆文 有馬
Hiroaki Watanuki
弘明 綿貫
Yoshihiro Sasaki
美弘 佐々木
Masamitsu Usui
政光 碓井
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Abstract

【課題】吹出空気の温度を上昇させるとともに、冷房・除湿運転時における除湿性能を高めて快適性を向上させる。
【解決手段】室内熱交換器40に含まれる第1,第2の2つの熱交換器ユニット41,42の間に、空気吸込口321より吸い込まれた室内空気を熱交換することなく室内送風機50に導入する開口部80を設けるとともに、その開口部80に所定の駆動手段92により駆動され開口部80の開口率を調整するダンパー91を配置し、冷凍サイクルの冷房サイクル運転時に、室内熱交換器40の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、開口部80の開口率および/または圧縮機,送風機,膨張弁等上記冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は空気調和機に関し、さらに詳しく言えば、冷房サイクル運転時における室内熱交換器の顕熱/潜熱比を変化させて除湿(潜熱)能力を向上させる技術に関するものである。
冷暖房式の空気調和機は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,膨張弁,室内熱交換器を含む冷凍サイクルを備え、暖房運転時には、圧縮機→四方弁→室内熱交換器→膨張弁→室外熱交換器→四方弁→圧縮機へと冷媒を循環させ、室内熱交換器を凝縮器,室外熱交換器を蒸発器として使用する。
これに対して、除湿を含む冷房サイクル運転時には、圧縮機→四方弁→室外熱交換器→膨張弁→室内熱交換器→四方弁→圧縮機へと冷媒を循環させ、室内熱交換器を蒸発器,室外熱交換器を凝縮器として使用する。除湿時には、冷房運転の弱運転(いわゆる簡易冷房運転)が行われる。ところで、この冷房・除湿運転時において、室内熱交換器の温度が露点に達していないと、室温が低下するだけで、室内の相対湿度が上昇するため不快感を与えることがある。
すなわち、室内熱交換器による顕熱変化の割合に比べて潜熱変化の割合が小さく、もっぱら顕熱のみが発揮され、それによる室温低下に伴って相対湿度がほぼ100%近くまで上昇するため、体感的に肌寒さを感じることになる。近年、省エネルギーを目的として大風量化が図られているが、大風量化するほど室内熱交換器の温度が上昇し、除湿性能が犠牲にされる。
冷房・除湿運転時に、体感的に肌寒さを感じないようにするため、室内機からの吹出空気温度を上昇させる提案が例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の発明では、室内機に吸い込まれる室内空気のうちの一部を室内熱交換器を通過させて12〜15℃の冷風とする。一方、残りの空気は室内熱交換器をバイパスさせ、空気吹出口の手前の混合室で室内熱交換器により12〜15℃に冷やされた冷風と混合して空気吹出口より吹き出す。
特開2000−88327号公報
上記特許文献1に記載の発明よれば、吹出空気の温度を20〜25℃とし、冷風感を感じない温度とすることができる。しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、室内熱交換器をバイパスさせるダンパーを開閉した際に、除湿量を増加させるための技術については開示されていない。
したがって、本発明の課題は、吹出空気の温度を上昇させるとともに、冷房・除湿運転時における除湿性能を高めて快適性を向上させることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、空気吸込口および空気吹出口を有するハウジングと、上記ハウジング内の上記空気吸込口と空気吹出口とを結ぶ空気通路内で上記空気吸込口側に配置される室内熱交換器と、上記空気通路内で上記空気吹出口側に配置される室内送風機と、室外送風機と、少なくとも上記室内熱交換器,圧縮機および流量調節手段を含む冷凍サイクルと上記室内送風機とを制御する制御手段とを備えている空気調和機において、上記室内熱交換器は、少なくとも第1,第2の2つの熱交換器を含み、上記第1,第2熱交換器の間に、上記空気吸込口より吸い込まれた室内空気を熱交換することなく上記室内送風機に導入する導入手段を備え、上記制御手段は、上記冷凍サイクルの冷房サイクル運転時においては、上記室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、上記導入手段からの空気導入量および/または上記室外送風機,上記流量調節手段等上記冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記導入手段が、上記第1,第2熱交換器の間に設けられた開口部と、所定の駆動手段により駆動され上記開口部の開口率を調整するダンパーとからなることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1において、上記導入手段が、室内空気および/または室外空気を上記室内熱交換器を通すことなく直接的に導入する空気導入口および上記空気導入口より導入された空気を上記室内送風機側に導出する空気導出口を有するダクトと、上記ダクト内の空気の流通量を調整するダンパーとからなることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1ないし3のいずれか1項において、上記第1,第2熱交換器が上記室内送風機の空気吸い込み側の周りに沿って配置され、上記室内送風機から見て上記導入手段が距離的にもっとも遠い位置に配置されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいずれか1項において、上記第1,第2熱交換器を通って上記室内送風機に至る空気流と、上記導入手段を通って上記室内送風機に至る空気流との交わる角度が30度以上であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、空気吸込口および空気吹出口を有するハウジングと、上記ハウジング内の上記空気吸込口と空気吹出口とを結ぶ空気通路内で上記空気吸込口側に配置される室内熱交換器と、上記空気通路内で上記空気吹出口側に配置される室内送風機と、室外送風機と、少なくとも上記室内熱交換器,圧縮機および流量調節手段を含む冷凍サイクルと上記室内送風機とを制御する制御手段とを備えている空気調和機において、上記ウジング内に、室内空気および/または室外空気を上記室内熱交換器を通すことなく直接的に導入する空気導入口および上記空気導入口より導入された空気を上記室内送風機側に導出する空気導出口を有するダクトを備え、上記空気導入口もしくは上記空気導出口の少なくとも一方の開口部に、上記制御手段により開閉が制御され上記開口部の開口率を調整するためのダンパーが設けられており、上記制御手段は、上記冷凍サイクルの冷房サイクル運転時に、上記室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、上記開口部の開口率および/または上記室外送風機,上記流量調節手段等上記冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項2ないし6のいずれか1項において、上記制御手段は、上記ダンパーにより上記開口部の開口率を大きくした際には、所定の条件に応じて上記冷凍サイクルに含まれている圧縮機の回転数を上昇させることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、上記請求項2ないし7のいずれか1項において、室温Trを検出する温度センサをさらに備え、上記制御手段は、室温Trと設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)に応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、上記請求項8において、上記温度差(Tr−Ts)に対して複数の閾値を設定し、上記温度差(Tr−Ts)と上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、上記請求項2ないし7のいずれか1項において、上記室内空気の湿度RHを検出する湿度センサをさらに備え、上記制御手段は、上記湿度RHに応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、上記請求項10において、上記湿度RHに対して複数の閾値を設定し、上記湿度RHと上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、上記請求項2ないし7のいずれか1項において、室温Trを検出する温度センサと、上記室内空気の湿度RHを検出する湿度センサと、上記室内熱交換器の温度Teを検出する温度センサとをさらに備え、上記制御手段は、室温Trと湿度RHとから露点温度Twを算出し、上記露点温度Twと上記室内熱交換器の温度Teとの温度差(Tw−Te)に応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、上記請求項12において、上記温度差(Tw−Te)に対して複数の閾値を設定し、上記温度差(Tw−Te)と上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を多段階に調整することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、室内熱交換器に含まれる少なくとも第1,第2の2つの熱交換器ユニットの間に、空気吸込口より吸い込まれた室内空気を熱交換することなく室内送風機に導入する導入部を備え、冷凍サイクルの冷房サイクル運転時においては、室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、導入手段からの空気導入量および/または室外送風機,流量調節手段等冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御するようにしたことにより、室内環境に応じて、除湿性能と吹出空気の温度をともに高めることができ、快適な室内環境が得られる。
導入手段が第1,第2熱交換器の間に設けられた開口部と、所定の駆動手段により駆動され開口部の開口率を調整するダンパーとからなる請求項2に記載の発明によれば、ダンパーにより導入空気量を容易に調節することができる。
また、導入手段が室内空気および/または室外空気を室内熱交換器を通すことなく直接的に導入する空気導入口および上記空気導入口より導入された空気を室内送風機側に導出する空気導出口を有するダクトと、ダクト内の空気の流通量を調整するダンパーとからなる請求項3に記載の発明によれば、請求項2と同様に、ダンパーにより導入空気量を容易に調節することができる。
第1,第2熱交換器ユニットが室内送風機の空気吸い込み側の周りに沿って配置され、室内送風機から見て開口部が距離的にもっとも遠い位置に配置されるようにした請求項4に記載の発明によれば、各熱交換器ユニットを通る空気と開口部から流入する空気との混合が室内送風機に至る手前側で促進されるため、室内送風機への結露をより少なくすることができる。
第1,第2熱交換器ユニットを通って室内送風機に至る空気流と、開口部を通って室内送風機に至る空気流との交わる角度を30度以上とする請求項5に記載の発明によれば、各熱交換器ユニットを通る空気と開口部から流入する空気との混合が室内送風機に至る手前側でより促進されるため、請求項2と同じく、室内送風機への結露をより少なくすることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、室内空気および/または室外空気(生ガス)をダクトによりハウジング内に導入するようにしたことにより、生ガス導入部をハウジング内に配置する上での設計の自由度が高められる。
ダンパーにより開口部の開口率を大きくした際には、所定の条件に応じて冷凍サイクルに含まれている圧縮機の回転数を上昇させるようにした請求項7に記載の発明によれば、冷房能力を変えることなく室内熱交換器における顕熱/潜熱比を変化させることができる。
室温Trと設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)に応じて、駆動手段によりダンパーを駆動して開口部の開口率を調整する請求項8に記載の発明および温度差(Tr−Ts)に対して複数の閾値を設定し、温度差(Tr−Ts)と各閾値の大小関係に基づいて駆動手段によりダンパーを駆動して、開口部の開口率を多段階に調整するようにした請求項9に記載の発明によれば、室温Trと設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)に応じて、室内熱交換器の顕熱/潜熱比を最適なものとすることができる。
湿度RHに応じて、駆動手段によりダンパーを駆動して開口部の開口率を調整する請求項10に記載の発明および湿度RHに対して複数の閾値を設定し、湿度RHと各閾値の大小関係に基づいて駆動手段によりダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を多段階に調整するようにした請求項11に記載の発明によれば、湿度RHに応じて、室内熱交換器の顕熱/潜熱比を最適なものとすることができる。
露点温度Twと室内熱交換器の温度Teとの温度差(Tw−Te)に応じて、駆動手段によりダンパーを駆動して開口部の開口率を調整する請求項12に記載の発明および温度差(Tw−Te)に対して複数の閾値を設定し、温度差(Tw−Te)と各閾値の大小関係に基づいて駆動手段によりダンパーを駆動して、開口部の開口率を多段階に調整するようにした請求項13に記載の発明によれば、露点温度Twに応じて、室内熱交換器の顕熱/潜熱比を最適なものとすることができる。
まず、図1ないし図8により、本発明の基本的な実施形態について説明する。図1は本発明の空気調和機が備える室内機の内部構造を示す断面図、図2は本発明の制御系を示すブロック図、図3,図4は本発明の第1制御動作例を示すフローチャートおよび温度制御帯を示す説明図、図5,図6は本発明の第2制御動作例を示すフローチャートおよび湿度制御帯を示す説明図、図7,図8は本発明の第3制御動作例を示すフローチャートおよび露点温度制御帯を示す説明図である。
本発明の空気調和機は、図1に示す室内機10を備える。この例での室内機10は、壁掛け式のハウジング(筐体)11を有し、ハウジング11には、室内の壁面に取り付けられるベース板20と、ベース板20に支持される外装パネル30とが含まれている。
この例において、外装パネル30は、底面から前面にかけてを覆うパネル本体31と、上面を覆う上面パネル32とを有し、パネル本体31の底面側には空気吹出口311が設けられる。上面パネル32は空気吸込口321を有するグリルパネルからなる。
空気吹出口311には、上下風向板312と、急速暖房時や急速冷房時に開かれるディフューザ板313とが設けられているが、ディフューザ板313に代えて上下風向板312を2枚用いてもよい。
また、空気吹出口311には、図示しない左右風向板が設けられてもよい。上面パネル32の空気吸込口321の内面側には、図示しないエアフィルタが設けられる。パネル本体31の前面側にも空気吸込口が設けられてよい。
ハウジング11内で、上面パネル32の空気吸込口321からパネル本体31の空気吹出口311に至る空気通路内には、室内熱交換器40と室内送風機(室内ファン)50とが配置される。室内熱交換器40と室内送風機50は、ベース板20の両端に設けられている図示しない側板間に支持される。通常、室内送風機50にはクロスフローファンが用いられる。
室内熱交換器40は、分割された熱交換器ユニットとして、パネル本体31の前面側に配置される第1熱交換器ユニット41と、パネル本体31の背面側に配置される第2熱交換器ユニット42の少なくとも2つの熱交換器ユニットを備える。
第1熱交換器ユニット41と第2熱交換器ユニット42は、ラムダ(Λ)型に組み合わされて、室内送風機50の空気吸い込み側の周りに沿って配置されるが、この例のように、第1熱交換器ユニット41の下方に第3熱交換器ユニット43がさらに設けられてよい。
パネル本体31の内面側には、第1熱交換器ユニット41と第3熱交換器ユニット43から滴下する結露を受けるドレンパン314が形成される。一方、ベース板20には、ドレンパン314の底面との間で、室内送風機50から空気吹出口311に至る送風路を形成する送風ガイド板21が設けられ、この送風ガイド板21は、第2熱交換器ユニット42に対するドレンパン22を備える。
なお、この例では、第1熱交換器ユニット41に電気集塵機60が設けられ、また、パネル本体31の前面にコンソールボックス70が設けられる。コンソールボックス70には、赤外線のリモコン信号を受信する受光素子,例えば運転モードや室温を表示する表示器などが実装された回路基板が収納される。
図示しないが、ハウジング11内には、室内空気の温度(室温)を検出する室温センサ,室内空気の相対湿度を検出する湿度センサおよび室内熱交換器40の温度を検出する熱交換器温度センサが設けられる。室温センサと湿度センサは、室内熱交換器40の空気吸い込み面側に配置されることが好ましい。
本発明では、除湿時の弱冷房運転を含む冷房サイクル運転時において、潜熱による除湿性能を高めるとともに、冷房サイクル運転時における吹出空気の温度を上昇させるため、室内熱交換器40の一部分に、室内空気(生ガスと言うことがある。)を熱交換することなく直接的に導入する開口部80と、開口部80の開口率を調整するためのダンパー91とを備える。
この例において、開口部80は、第1熱交換器ユニット41と第2熱交換器ユニット42の上端間に設けられている。また、ダンパー91はスライド式で、モータ92によりピニオン−ラック機構を介して駆動される。モータ92には、好ましくはステッピングモータが用いられる。この例とは異なり、ダンパー91は回転式であってもよい。
ダンパー91を開いて、開口部80から生ガスを導入することにより、相対的に室内熱交換器40を通る空気量が減らされるとともに通過風速が遅くなり、その結果、室内熱交換器40の温度が室内空気の露点温度よりも低温に維持され、室内空気の露点温度と室内熱交換器40の熱交換温度の差が大きくなって除湿(潜熱)性能が高められる。また、生ガスの導入により空気吹出口311から吹き出される空気の温度も上昇し、冷房・除湿運転時に問題とされていた体感的な肌寒さも解消される。
なお、温度条件によっては、室内送風機50の回転数や圧縮機の回転数を変えなくても、室内熱交換器40の温度を室内空気の露点温度よりも低い温度に維持することができるが、室内送風機50の回転数および/または圧縮機の回転数や冷凍サイクルに含まれている膨張弁の絞り度などを変えて、室内熱交換器40の温度を室内空気の露点温度よりも低い温度にしてもよい。
他方において、開口部80から生ガスを導入することにより、室内送風機50での結露を生じにくくすることができる。すなわち、室内送風機の結露は、露点温度の高い空気が熱交換器からの冷気により冷やされた室内送風機に接触することにより生ずるが、本発明の場合、開口部80から導入される生ガスは室内熱交換器40からの冷気と混合され、生ガスの温度が下がり、これに伴って生ガスの露点温度も下がるため、室内送風機50での結露が生じにくくなる。
開口部80は、第1熱交換器ユニット41と第3熱交換器ユニット43との間に設けられてもよいが、室内熱交換器40により冷やされた空気と、開口部80から導入さる生ガスとの混合(本明細書では、この混合をプレミックスということがある。)をより良好とするには、図1に示すように、開口部80は室内送風機50から見て距離的にもっとも遠い位置(この例では、第1熱交換器ユニット41と第2熱交換器ユニット42の上端間)に配置されることが好ましい。
また、図1において、開口部80を通って室内送風機50に至る生ガスの流れ方向をHG,第1熱交換器ユニット41を通って室内送風機50に向かう冷気の流れ方向をCG1,第2熱交換器ユニット42を通って室内送風機50に向かう冷気の流れ方向をCG2とすると、HGとCG1の交わる角度θ1と、HGとCG2の交わる角度θ2は、30度以上であることが好ましい。
これによれば、生ガスが冷気により挟まれた状態となり、しかもその交わる角度が大きいため、生ガスと冷気との混合がより促進され、室内送風機50の結露をより効果的に防止することができる。
次に、図2により制御系について説明する。制御系には、室内機制御部100と室外機制御部200とが含まれる。室内機制御部100には、リモコン,室温センサ,湿度センサ,熱交換器温度センサ,ダンパー位置検出用リミットスイッチ(いずれも図示しない)から信号が入力される。
室内機制御部100は、リモコン信号判定部110,運転モードメモリ120,運転状態判定部130,設定温度メモリ140,室温メモリ150,室内湿度メモリ160,室温−設定温度比較部170,露点温度演算部180およびダンパー状態判定部190を備え、上記した各入力信号に基づいてダンパー駆動モータ92と室内送風機50の室内ファンモータを制御するとともに、室外機制御部200に圧縮機制御信号を出力する。
室外機制御部200は、運転モード判定部210,圧縮機制御部220および四方弁制御部230を有し、室内機制御部100からの圧縮機制御信号に基づいて圧縮機,室外ファンモータおよび四方弁を制御する。
次に、図3および図4により、開口部80の開口率を調整するダンパー91の第1制御動作例について説明する。この第1制御動作例では、室温Trとリモコンによる設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)によりダンパー91の開度を調整する。
この場合、例えば図4に示す温度制御帯が設定される。A〜Dは閾値で、一例としてAは4[K],Bは2[K],Cは3.5[K],Dは1.5[K]である(Kはケルビン)。なお、A,Bに対してC,Dを0.5[K]ずらしているのはチャタリングを防止するためである。
図3のフローチャートを参照して、運転が開始されると、暖房運転か冷房(除湿)運転かを判断する(ステップST31)。暖房運転であれば、ダンパー91を全閉とする(ステップST32)。冷房運転であれば、吹出風量が自動設定かを判断する(ステップST33)。
吹出風量が自動設定であれば室温Trを監視し(ステップST34A)、室温Trと設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)がAよりも大きいか((Tr−Ts)>A)を判断する(ステップST35A)。その結果、(Tr−Ts)>Aであれば、室内熱交換器40に顕熱能力が必要とされるため、ダンパー91を全閉とし、また、吹出風量を弱風としたのち(ステップST36A)、ステップST34Aに戻る(なお、不等号「>」を等号付き不等号「≧」としてもよい。以下の説明においても同じ)。
(Tr−Ts)>Aでなければ、次に(Tr−Ts)>Bかを判断する(ステップST37A)。その結果、(Tr−Ts)>Bであれば、ダンパー91を半開として室内熱交換器40の顕熱/潜熱の比を変え、また、吹出風量を微風としたのち(ステップST38A)、ステップST34Aに戻る。
(Tr−Ts)>Bでなければ、ダンパー91を全開として室内熱交換器40の潜熱能力を高め、また、吹出風量を静音として(ステップST39A)、ステップST34Aに戻る。
上記ステップST33で、吹出風量が自動設定ではなく、リモコンによるマニュアル設定である場合には、上記ステップST34A〜ST39Aと同様のステップST34M〜ST39Mを実行するが、この場合、ダンパー91の開閉に関わらず吹出風量を設定風量とする。
なお、上記ステップST38A(ST38M),ST39A(ST39M)で、ダンパー91を開く際には、その開度に応じて圧縮機の回転数を上昇させて冷房能力を維持することが好ましい。
次に、図5および図6により、開口部80の開口率を調整するダンパー91の第2制御動作例について説明する。この第2制御動作例では、室内湿度(相対湿度)RHによりダンパー91の開度を調整する。この場合、図6に示すように、例えば湿度70%と60%のところに閾値が設定される。
図5のフローチャートを参照して、運転が開始されると、暖房運転か冷房(除湿)運転かを判断する(ステップST51)。暖房運転であれば、ダンパー91を全閉とする(ステップST52)。冷房運転であれば、室内湿度RHを監視し(ステップST53)、RH>70%かを判断する(ステップST54)。
その結果、RH>70%であれば、ダンパー91を全閉とし(ステップST55)、ステップST53に戻る。RH>70%でなければ、次にRH>60%かを判断する(ステップST56)。その結果、RH>60%であれば、ダンパー91を半開とし(ステップST57)、ステップST53に戻る。RH>60%でなければ、ダンパー91を全開として(ステップST58)、ステップST53に戻る。
なお、制御を簡便とするため、閾値を例えば60%だけとし、RH>60%のとき全閉,RH>60%でないとき全開としてもよい。このように、本発明には、全閉と全開の2通りの状態しかない場合も含まれる。すなわち、全閉の場合が開口率0%で、全開の場合が開口率100%であり、これも開口部80の開口率を調整する態様の一つとして、本発明に含まれる。
次に、図7および図8により、開口部80の開口率を調整するダンパー91の第3制御動作例について説明する。この第3制御動作例では、室内空気の露点温度Twと室内熱交換器40の熱交換器温度Teとの温度差(Tw−Te)によりダンパー91の開度を調整する。この場合に用いられる温度制御帯を図8に示す。閾値A〜Dは図4と同じであってよく、これらの閾値A〜Dは経験的に決められてもよい。
図7のフローチャートを参照して、運転が開始されると、暖房運転か冷房(除湿)運転かを判断する(ステップST71)。暖房運転であれば、ダンパー91を全閉とする(ステップST72)。冷房運転であれば、室温Trと湿度RHとを監視し(ステップST73)、室内空気の露点温度Twを算出する(ステップST74)。
次に、熱交換器温度Teを監視し(ステップST75)、露点温度Twと熱交換器温度Teとの温度差(Tw−Te)がAよりも大きいか((Tw−Te)>A)を判断する(ステップST76)。その結果、(Tw−Te)>Aであれば、ダンパー91を全閉として(ステップST77)、ステップST73に戻る。
(Tw−Te)>Aでなければ、次に(Tw−Te)>Bかを判断する(ステップST78)。その結果、(Tw−Te)>Bであれば、ダンパー91を半開として(ステップST79)、ステップST73に戻る。(Tw−Te)>Bでなければ、ダンパー91を全開として(ステップST80)、ステップST73に戻る。
以上説明したように、本発明によれば、ダンパー91により生ガス導入用の開口部80の開口率を調整可能とし、室内熱交換器40の顕熱/潜熱比を任意に変更できるようにしたことにより、冷房時における除湿性能が高められ、室内環境の相対湿度を下げることができる。また、生ガス導入により、吹出空気の温度が上昇するため、冷房サイクル運転時に問題とされていた体感的な肌寒さが解消される。
また、相対湿度が下がり同じ設定温度での快適性が向上するため、すなわち同じ快適性を得るのに設定温度を上げられるため、消費電力を低減することができる。また、室内送風機50の手前において、開口部80より導入される生ガスと室内熱交換器40を通った冷気とが混合され、生ガスの温度が下がり、これに伴って生ガスの露点温度も下がるため、室内送風機50での結露が生じにくくなる。
また、室内湿度が高く室内送風機50に結露が生じ易い室内条件時には、ダンパー91を閉じることにより、室内送風機50への結露を防止することができる。また、室内温度と設定温度の差が大きく、顕熱能力を必要とする場合には、ダンパー91を閉じることにより、顕熱能力不足を解消することができる。
次に、図9ないし図15により、生ガス(室内空気もしくは室外空気(外気))を室内熱交換器40を通さずにハウジング10内に導く生ガス導入手段の別の実施形態について説明する。
この別の実施形態では、図9および図10に示すダクト80D1,80D2が用いられる。なお、両ダクト80D1,80D2を特に区別する必要がないときには、その総称としてダクト80Dという。なお、図9,図10はダクト80D1,80D2の分解斜視図である。
図9に示すダクト80D1は、例えば断面台形状である長尺の角筒体81と、角筒体81内に配置されるダンパー82とを備える。角筒体81の上面には、生ガスをダクト内に導入するための空気導入口811が例えば複数のスリット状として形成されている。
また、角筒体81の底面には、ダクト内の生ガスを室内送風機50に向けて導出するための空気導出口812が例えば複数のスリット状として形成されている。角筒体81の両端は閉じられている。なお、空気導入口811と空気導出口812は角筒体81の異なる面に設けられればよい。
この例において、ダンパー82は、角筒体81内でその底面側にスライド可能に配置される長尺のシャッター板からなり、これには空気導出口812に対応する複数のスリット孔821が形成されている。
ダンパー82は、図示しないモータなどの駆動手段により、空気導出口812とスリット孔821とが合致する全開位置と、空気導出口812に対してスリット孔821がずらされた全閉位置との間で往復的に駆動される。スライド方向は、ダンパー82の長さ方向,幅方向のいずれであってもよい。
ダクト80D1内に空気(冷気)が逆流して結露が生じないようにするため、ダンパー82は、空気導出口812側に配置されることが好ましいが、空気導入口811側に設けられてもよい。
図10に示すダクト80D2は、上面に蓋板84が被せられる例えば断面台形状である長尺の角筒体83と、角筒体83内に配置されるダンパー85とを備える。このダクト80D2においては、角筒体83の一方の端面に空気導入口831が形成され、角筒体83の幅方向で対向する一方の側面に空気導出口832が複数のスリット状として形成されている。
ダンパー85は、角筒体83内で空気導出口側の側面にスライド可能に配置される長尺のシャッター板からなり、これには空気導出口832に対応する複数のスリット孔851が形成されている。ダンパー85は、図示しないモータなどの駆動手段により、空気導出口832とスリット孔851とが合致する全開位置と、空気導出口832に対してスリット孔821がずらされた全閉位置との間で往復的に駆動される。
このダクト80D2においても、ダクト内に空気(冷気)が逆流して結露が生じないようにするため、ダンパー85は、空気導出口832側に配置されることが好ましいが、空気導入口831側に例えばフラップ弁状のダンパーを設けてもよい。なお、空気導出口832は、上記ダクト80D1と同じく、角筒体83の底面に設けられてもよい。
このダクト80D2では、一方の端面に形成されている空気導入口831を例えばハウジング10の側面に臨ませることにより、室内送風機50の運転に伴ってダクト内に室内空気が吸い込まれるが、室外空気を室内に吸気する換気ファン51を有する機種の場合、その換気ファン51からダクト内に室外空気を導入することもできる。
上記のダクト80Dは、例えば図11に示すように、断面三角筒状として前面側の第1室内熱交換器41と背面側の第2室内熱交換器42との上端連結部分の内側に沿って配置することができる。また、図12に示すように、第1室内熱交換器41と第2室内熱交換器42の上端間に隙間を設けて、その隙間(図1の開口部80に相当する部分)にダクト80Dを配置することもできる。
また、図13に示すように、ダクト80Dは、第1室内熱交換器41と第2室内熱交換器42との上端連結部分の外側に沿って配置されてもよい。また、ダクト80Dを室内熱交換器内に設けることもできるが、その場合、図14に示すように、例えば前面側の第1室内熱交換器41のフィン群を貫通するように埋設してもよいし、図15に示すように、第1室内熱交換器41のフィン群の前面側の一部分に埋設するようにしてもよい。
図11の例の場合には、ダクト80Dには図10に示すダクト80D2が好ましく用いられ、その他図12〜図15の例においては、ダクト80D1,80D2のいずれが用いられてもよい。いずれの場合も、ダクト80Dの長さは、導入空気を室内送風機50に対して均等に送出し得るようにするため、室内熱交換器の長手方向の幅の1/2以上であることが好ましい。
また、ダクト80D1のダンパー82およびダクト80D2のダンパー85は、図1のダンパー91と同様に制御手段により駆動制御される。なお、図13の例と図15の例の場合、ダクト80Dから導出される空気が熱交換器を通ることになるが、空気調和機のプケミックスによるドライ性能が悪くならない程度であれば、このようにしてもよい。
次に、ダンパー91(ダンパー82,85を含む)を開閉する条件について説明する。上記したように、ダンパー91は室温,湿度および露点温度などをパラメータとしてその開閉が制御されるが、実際の室温Trとリモコンなどによる設定温度Tsの温度差が大きい状態で、ダンパー91が開かれると、顕熱能力が下がり設定温度Tsに至るまでの到達時間が長くなり、ユーザーに不快感を与えかねない。
そこで、本発明では、一例として図16に示す温度ゾーンを設定し、室内温度Trと設定温度Tsの温度差が小さくなった時点でダンパー91を開くようにしている。なお、この温度ゾーンは圧縮機の回転数制御用のもので、図16の左側が室温が低下していく場合に適用される温度ゾーン,右側が室温が上昇していく場合に適用される温度ゾーンである。チャタリングを防止するため、室温低下時と室温上昇時とでは温度閾値を異にしている。
括弧内は室温上昇時の温度閾値として、室温TrがTs+1.0℃以上(Ts+2.0℃以上)の場合がXゾーン,Ts+1.0℃(Ts+2.0℃)〜Ts−1.5℃(Ts−0.5℃)の間がFゾーン,Ts−1.5℃(Ts−0.5℃)〜Ts−2.5℃(Ts−1.5℃)の間がGゾーン,Ts−2.5℃(Ts−1.5℃)以下がYゾーンで、X→F→Gに行くにしたがって圧縮機の回転数が落とされ、Yゾーンでは圧縮機が停止状態とされる。
この例では、室温TrがXゾーンにある場合には、例えば湿度が高く除湿が必要とされる状態となったとしても、ダンパー91を閉じたままで冷房運転を行い、室温Trが低下してXゾーンからFゾーンに入った時点、すなわち室温Trと設定温度Tsとの温度差が1.0℃以下になった時点でダンパー91を開く。
これにより、室温Trと設定温度Tsとの温度差が大きい場合、設定温度Tsに至るまでの到達時間に短くすることができる。なお、リモコンにより設定されるパワフルモードと呼ばれる温度設定優先モード時は、そのパワフルモードが解除されるまでダンパーを開かないようにしてもよい。
ダンパー開状態は、室温TrがFゾーン,Gゾーン,Yゾーンにある間中維持される。他方、室温Trが上昇に転じ、Fゾーンを抜けてXゾーンに入ると、すなわち室温Trと設定温度Tsとの温度差が2.0℃以上になると、ダンパー91を閉じる。
また、本発明では、例えば湿度検出値のふらつきによるダンパー開・閉のチャタリングを防止するため、次の対策を講じている。ダンパー開条件として、室内湿度を監視し、例えば湿度65%以下となった場合、それ以後湿度65%以下が1分ごとに連続して3回検出された場合にダンパー91を開く。しかも、一旦開とした場合は、所定時間(例えば5分間)無条件で開状態を維持する。
他方、ダンパー閉条件として、室内湿度を監視し、例えば湿度75%以上となった場合、それ以後湿度75%以上が1分ごとに連続して3回検出された場合にダンパー91を閉じるようにしている。
なお、プレミックスの本来の目的は、除湿能力を高めることにあるため、一度ダンパーを開いたのちは、ダンパー閉条件が整ったとしても早期に閉じないで、少しでも除湿量を多くし快適性を増すようにすることが好ましい。他方において、ダンパーを閉から開にする際には、なるべく除湿量を多くするため、ダンパー開条件が整ったら早期に開くようにすることが好ましい。
よって、ダンパー開・閉のチャタリングの防止と、除湿量の増大とを両立させる一つの方法として、ダンパーを開から閉とする場合には、閉条件となっても例えば6分間(上記の3回の確認時間+3分)は開状態を維持させ、反対にダンパーを閉から開とする場合には、開条件となってから例えば4分間(上記の3回の確認時間+1分)だけ閉状態を維持させ、開→閉とする場合と閉→開とする場合とで時間的な差を持たせることが好ましい。
また、ダンパー91を開けると通風抵抗が低くなるため、室内送風機50の回転数が上昇し風量が突然的に増加し、これに伴って騒音が大きくなる。これを防止するため、本発明では次の対策を講じており、これについて図17のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、室内送風機50の回転数制御モードとして、ダンパー閉時の通常回転数R1,ダンパー開時の回転数R2およびダンパー開時前の回転数R3(いすれもrpm)が、R1>R2>R3の関係で設定されており、例えばR3はR2−60rpm程度とされる。
ダンパーが閉で通常回転数R1で運転されている状態で、ダンパー開の条件が整ってもすぐにはダンパー91を開かず、まず、室内送風機50の回転数を通常回転数R1からダンパー開時前の回転数R3にまで落とし、例えば3秒間マスク(ダンパー開信号を無視)する。
そして、3秒間経過したのちダンパー91を開とし、ダンパー91が開いたことが確認されたのち、室内送風機50の回転数をダンパー開時前の回転数R3からダンパー開時の回転数R2にまで上げる。この制御を実行することにより、ダンパー91を開ける際の風量増加や騒音増大を防止することができる。
次に、ダンパー91が故障を起こした場合に本発明で行う制御について説明する。再び図1を参照して、ダンパー91はステッピングモータ92により駆動され、開位置は図示しないリミットスイッチにより検出され、閉位置はステッピングモータ92に与えられる回転パルス数により監視される。
ダンパーの故障とは、ダンパー91が開かない,閉じない,何かに引っかかって途中で停止したなどの場合で、この中で特に開いたままの状態で冷房運転が継続されると、室内機の内部で結露が発生しやすくなる。
したがって、ダンパー91が故障した場合には、運転を中止することが考えられるが、空気調和機にとって生ガス導入手段であるダンパー91は付加機能であるため、その故障が原因で冷房運転を停止すると、室内環境の調節がでくなくなり、ユーザーに不都合を強いることになる。そこで、本発明では、ダンパー91の故障が検知されても冷房運転を継続することを原則としている。
また、ダンパー91の開状態には、室内熱交換器40の温度が下がりやすく、熱交換器が結氷することがある。一度結氷が発生すると、熱交換器の凝縮水が逐次付着して凍ってしまう場合もある。この問題は、特に大きな冷房能力(例えば、5kWや6.3kW程度の能力)を持つ空気調和機の場合に起こりやすい。
そこで、本発明では、ダンパー91の故障の有無にかかわらず、ダンパー閉時とダンパー開時とで、圧縮機の回転数を変える。例えば、ダンパー開時には、圧縮機の回転数をダンパー閉時の回転数よりも10%程度落として、熱交換器の温度が余り下がらないようする。また、ダンパー91の故障時には、ダンパー開時の圧縮機の回転数で冷房運転を行う。
この制御を図18のフローチャートにより説明する。図18(a)はダンパー閉運転からダンパー開運転にする際のフローチャートであり、ダンパー開条件となってダンパー91が開かれるが、その際、ダンパー91が支障なく開かれれば、圧縮機の回転数をダンパー閉時の回転数よりも低くしてダンパー開運転に移行する。
しかしながら、ダンパー開が確認されない場合には、例えばコソールボックス70内の図示しないLEDなどを点灯もしくは点滅させてエラー表示を行い、上記ダンパー開運転に移行する。すなわち、圧縮機の回転数をダンパー閉時の回転数よりも低くする。
図18(b)はダンパー開運転からダンパー閉運転にする際のフローチャートであり、ダンパー閉条件となるとダンパー91が閉じられるが、その際、ダンパー91が支障なく閉じられれば、圧縮機の回転数をダンパー開時の回転数よりも高くしてダンパー閉運転に移行する。
しかしながら、ダンパー閉が確認されない場合には、例えばコソールボックス70内の図示しないLEDなどを点灯もしくは点滅させてエラー表示を行い、圧縮機の回転数をダンパー閉時の回転数よりも低くしてダンパー開運転とする。
このように、ダンパー故障時には、圧縮機の回転数を落として冷房能力を低下させることにより、室内機内部を結露が生じにくい環境とする。なお、熱交換器の温度が余り下がらないようするには、圧縮機の回転数を下げるとともに、室内送風機50の回転数を上げ、好ましくは室外送風機の回転数を下げるとよい。
なお、比較的冷房能力の低い例えば2.8kWクラスの空気調和機の場合には、ダンパー開としても室内熱交換器の温度が大幅に下がることがないため、ダンパー開とダンパー閉とで圧縮機の回転数を変える必要がなく、ダンパー開のときにもダンパー閉のときの圧縮機の回転数を維持してもよい。
本発明では、図1の開口部80もしくは図9,図10に示したダクト80Dより生ガスをハウジング10内に導入するが、その生ガス(温かい空気)により室内送風機50に結露が生じないようにするため、生ガスを室内送風機50の上流側で室内熱交換器40を通った空気(冷気)により十分冷却する必要がある。なお、ここでの説明では、開口部80およびダクト80Dを含めて生ガス導入部80,80Dとする。
そのため、本発明では、室内熱交換器40に流される冷媒流路との関係で生ガスを室内熱交換器40を通った空気と効果的に混ぜて十分冷却するようにしている。その基本的な構成は、生ガス導入部80,80Dを冷媒流路の下流側に配置し、冷媒を冷媒流路のうちの空気の流通方向に対して上流側から流すことである。また、冷媒回路を複数に分岐させて冷媒の圧力を下げることにより、冷媒の温度を低くすることができる。その一例を図19(a)により説明する。
図19(a)は、室内熱交換器40の冷媒流路(冷媒配管)を示した模式図で、第1室内熱交換器41と第2室内熱交換器42は、再熱除湿用の開閉弁45とキャピラリチューブ46との並列回路を介して接続され、冷媒が第2室内熱交換器42から第1室内熱交換器41へと流されるが、開閉弁45とキャピラリチューブ46は省略されてもよい。
図19(a)に示すように、生ガス導入部80,80Dを第1室内熱交換器41と第2室内熱交換器42の上端部の間に配置する場合、各室内熱交換器41,42が例えば3列の冷媒流路を有しており、生ガス導入部80,80Dにもっとも近い列の冷媒流路をPA3,PB3、その外側の列の冷媒流路をPA2,PB2、さらに外側の列の冷媒流路をPA1,PB1とすると、第2室内熱交換器42では冷媒流路PB1側から冷媒流路PB3に向けて冷媒を流し、同様に、第1室内熱交換器41でも冷媒流路PA1側から冷媒流路PA3に向けて冷媒を流す。
このように、空気の流れ方向に対して、冷媒流路PA1,PB1を上流側とし、生ガス導入部80,80Dにもっとも近い冷媒流路PA3,PB3を下流側とする。一般に、冷媒は配管の流路抵抗による損失で圧力が徐々に下がるため、冷媒流路の出口側に行くほど冷媒の温度が低下する。
したがって、熱交換器を通過する空気は上流側から下流に向けて順に温度が低くなるため、上記のように生ガス導入部80,80Dにもっとも近い冷媒流路PA3,PB3を下流側とすることにより、ハウジング10内に導入された生ガスを室内送風機50に至る手前で結露が生じない程度にまで十分に冷却することができる。
より好ましくは、図19(b)に示すように、室内熱交換器41,42の各下流側冷媒流路PA3,PB3同士を接続して生ガス導入部80,80Dを跨る一つの冷媒流路とするとよい。これによれば、導入された生ガスが、室内熱交換器41側の下流側冷媒流路PA3と室内熱交換器42側の下流側冷媒流路PB3とによりほぼ均等に冷却されるため、温度のばらつきをより少なくすることができる。また、他の冷媒流路に異物が混入するなどして冷媒流通量のバランスがくずれても、一つの冷媒流路により冷却されるため、冷却温度のばらつきをより少なくすることができる。
また、図20(a)に示すように、生ガス導入部80,80Dを跨る部分で、室内熱交換器41側の上流冷媒流路PA1と、室内熱交換器42側の下流側冷媒流路PB3とを接続するようにしてもよい。
また、図20(b)に示すように、生ガス導入部80,80Dを例えば室内熱交換器41のフィン群に埋設し、その近傍の冷媒流路を複数のパスで構成する場合には、それぞれのパスの冷媒出口側を生ガス導入部80,80Dに配置することにより、導入された生ガスを必要以上に冷却することなく室内に送出することができ、室内温度を過度に低下させないで済む。
本発明の空気調和機が備える室内機の内部構造を示す断面図。 本発明の制御系を示すブロック図。 本発明の第1制御動作例を示すフローチャート。 上記第1制御動作例での温度制御帯を示す説明図。 本発明の第2制御動作例を示すフローチャート。 上記第2制御動作例での温度制御帯を示す説明図。 本発明の第3制御動作例を示すフローチャート。 上記第3制御動作例での温度制御帯を示す説明図。 生ガス導入用ダクトの第1例を示す分解斜視図。 生ガス導入用ダクトの第2例を示す分解斜視図。 ハウジング内での上記ダクトの第1配置例を示す模式的な断面図。 ハウジング内での上記ダクトの第2配置例を示す模式的な断面図。 ハウジング内での上記ダクトの第3配置例を示す模式的な断面図。 ハウジング内での上記ダクトの第4配置例を示す模式的な断面図。 ハウジング内での上記ダクトの第5配置例を示す模式的な断面図。 ダンパーの開閉条件を説明するための温度ゾーンを示す説明図。 ダンパーを開く際の動作説明用のタイミングチャート。 ダンパー故障時の運転モードを説明するためのフローチャート。 生ガスを効果的に冷却する熱交換器の冷媒流路を示す模式図。 生ガスを効果的に冷却する熱交換器の他の冷媒流路を示す模式図。
符号の説明
10 室内機
11 ハウジング
20 ベース板
21 送風ガイド板
22 ドレンパン
30 外装パネル
31 パネル本体
311 空気吹出口
312 上下風向板
314 ドレンパン
32 上面パネル
321 空気吸込口
40 室内熱交換器
41 第1熱交換器ユニット
42 第2熱交換器ユニット
43 第3熱交換器ユニット
50 室内送風機
80 開口部
80D(80D1,80D2) ダクト
82,85,91 ダンパー
92 ダンパー駆動モータ
100 室内機制御部
200 室外機制御部

Claims (13)

  1. 空気吸込口および空気吹出口を有するハウジングと、上記ハウジング内の上記空気吸込口と空気吹出口とを結ぶ空気通路内で上記空気吸込口側に配置される室内熱交換器と、上記空気通路内で上記空気吹出口側に配置される室内送風機と、室外送風機と、少なくとも上記室内熱交換器,圧縮機および流量調節手段を含む冷凍サイクルと上記室内送風機とを制御する制御手段とを備えている空気調和機において、
    上記室内熱交換器は、少なくとも第1,第2の2つの熱交換器を含み、上記第1,第2熱交換器の間に、上記空気吸込口より吸い込まれた室内空気を熱交換することなく上記室内送風機に導入する導入手段を備え、
    上記制御手段は、上記冷凍サイクルの冷房サイクル運転時においては、上記室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、上記導入手段からの空気導入量および/または上記室外送風機,上記流量調節手段等上記冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御することを特徴とする空気調和機。
  2. 上記導入手段が、上記第1,第2熱交換器の間に設けられた開口部と、所定の駆動手段により駆動され上記開口部の開口率を調整するダンパーとからなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記導入手段が、室内空気および/または室外空気を上記室内熱交換器を通すことなく直接的に導入する空気導入口および上記空気導入口より導入された空気を上記室内送風機側に導出する空気導出口を有するダクトと、上記ダクト内の空気の流通量を調整するダンパーとからなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 上記第1,第2熱交換器が上記室内送風機の空気吸い込み側の周りに沿って配置され、上記室内送風機から見て上記導入手段が距離的にもっとも遠い位置に配置されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 上記第1,第2熱交換器を通って上記室内送風機に至る空気流と、上記導入手段を通って上記室内送風機に至る空気流との交わる角度が30度以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 空気吸込口および空気吹出口を有するハウジングと、上記ハウジング内の上記空気吸込口と空気吹出口とを結ぶ空気通路内で上記空気吸込口側に配置される室内熱交換器と、上記空気通路内で上記空気吹出口側に配置される室内送風機と、室外送風機と、少なくとも上記室内熱交換器,圧縮機および流量調節手段を含む冷凍サイクルと上記室内送風機とを制御する制御手段とを備えている空気調和機において、
    上記ウジング内に、室内空気および/または室外空気を上記室内熱交換器を通すことなく直接的に導入する空気導入口および上記空気導入口より導入された空気を上記室内送風機側に導出する空気導出口を有するダクトを備え、上記空気導入口もしくは上記空気導出口の少なくとも一方の開口部に、上記制御手段により開閉が制御され上記開口部の開口率を調整するためのダンパーが設けられており、
    上記制御手段は、上記冷凍サイクルの冷房サイクル運転時に、上記室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度よりも低くなるように、上記開口部の開口率および/または上記室外送風機,上記流量調節手段等上記冷凍サイクルに含まれている機器のいずれかを単独もしくは組み合わせて制御することを特徴とする空気調和機。
  7. 上記制御手段は、上記ダンパーにより上記開口部の開口率を大きくした際には、所定の条件に応じて上記冷凍サイクルに含まれている圧縮機の回転数を上昇させることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  8. 室温Trを検出する温度センサをさらに備え、上記制御手段は、室温Trと設定温度Tsとの温度差(Tr−Ts)に応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の空気調和機。
  9. 上記温度差(Tr−Ts)に対して複数の閾値を設定し、上記温度差(Tr−Ts)と上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴とする請求項8に記載の空気調和機。
  10. 上記室内空気の湿度RHを検出する湿度センサをさらに備え、上記制御手段は、上記湿度RHに応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の空気調和機。
  11. 上記湿度RHに対して複数の閾値を設定し、上記湿度RHと上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴とする請求項10に記載の空気調和機。
  12. 室温Trを検出する温度センサと、上記室内空気の湿度RHを検出する湿度センサと、上記室内熱交換器の温度Teを検出する温度センサとをさらに備え、上記制御手段は、室温Trと湿度RHとから露点温度Twを算出し、上記露点温度Twと上記室内熱交換器の温度Teとの温度差(Tw−Te)に応じて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を調整することを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の空気調和機。
  13. 上記温度差(Tw−Te)に対して複数の閾値を設定し、上記温度差(Tw−Te)と上記各閾値の大小関係に基づいて上記駆動手段により上記ダンパーを駆動して、上記開口部の開口率を多段階に調整することを特徴とする請求項12に記載の空気調和機。
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