JPH0861750A - 空気調和機及びその制御方法 - Google Patents

空気調和機及びその制御方法

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JPH0861750A
JPH0861750A JP6202218A JP20221894A JPH0861750A JP H0861750 A JPH0861750 A JP H0861750A JP 6202218 A JP6202218 A JP 6202218A JP 20221894 A JP20221894 A JP 20221894A JP H0861750 A JPH0861750 A JP H0861750A
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JP
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air
suction pressure
temperature
detector
evaporator
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JP6202218A
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English (en)
Inventor
Junichiro Tezuka
純一郎 手塚
Osamu Seki
修 関
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿度が高い部屋等において冷房運転する場合
に、冷凍能力の低下及び消費電力の増大を抑制する。 【構成】 送風機4が室内ユニットの中に吸い込んだ空
気は、蒸発器2を通過する第1流路と、蒸発器2をバイ
パスする第2流路とに吹き分けられる。第2流路におけ
る空気の流通の容易さは、流量調節ダンパ1によって可
変される。そして、吸入圧力検知器9が検出した冷媒吸
入圧力が所定の一定値以上になるように、吸入圧力検知
器9が検出した冷媒吸入圧力に基づいて流量調節ダンパ
1を制御装置13が制御する。 【効果】 利用者の好みに合わせた運転方法を選択する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、店舗またはオフィス等
で用いられる空気調和機及びその制御方法に関し、特
に、冷凍能力の向上及び消費電力の低減に好適な空気調
和機及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような空気調和機及びその制御方法
としては、図8及び図9に示すようなものがある。図8
は、従来の空気調和機における室内ユニットの構成の一
例を示す概要模式図である。図9は、その従来の空気調
和機の制御方法の一例を示すフローチャートである。
【0003】この従来の空気調和機30は、流量調節ダ
ンパ1を図中の実線の矢印方向に傾けることで、蒸発器
2を通過する空気の量を制御する方式を採っている。す
なわち、送風機4によって室内ユニット内に吸い込まれ
た空気は、図中の点線の矢印のように移動し、蒸発器2
側の流路5を通過する空気と流量調節ダンパ1側の流路
6を通過する空気とに分けられる。流路5及び流路6を
通過した空気は、室内ユニットの吹き出し口で相互に混
合されて室内ユニット外へ吹き出される。
【0004】ここで、室内ユニットからの空気の吹き出
し温度及び湿度を調整するために、流量調節ダンパ1に
よって流路6の断面形状を変化させて、蒸発器2を通過
する空気の量と蒸発器2をバイパスする空気の量との比
率を調整する。そして、蒸発器2によって冷却および除
湿された空気は、再度、蒸発器2をバイパスした空気と
混合されて空気調和機30外に吹き出される。
【0005】さらに、従来の空気調和機30には、その
空気調和機が吹き出す空気の温度を検出する吹き出し温
度検知器15と、その吹き出す空気の湿度を検出する吹
き出し湿度検知器17とを備えている。
【0006】そして、流量調節ダンパ1は、吹き出し温
度検知器15で検知される吹き出し温度及び吹き出し湿
度検知器17で検知される吹き出し湿度に応じて制御さ
れ、蒸発器2を通過する空気の量を調節する。
【0007】その流量調節ダンパ1の制御方法の一例が
図9に示すフローチャートである。この例では冷房運転
時について示しており、まず、吹き出し温度検知器15
で検知した吹き出し温度が所定の目標温度よりも高いか
否かをみる(S1)。ここで、吹き出し温度の方が高い
ときは、流量調節ダンパ1を所定の角度だけ閉じて蒸発
器2を通る空気の量を多くする(S2)。一方、吹き出
し温度の方が低いときは、流量調節ダンパ1を所定の角
度だけ開いて蒸発器2を通る空気の量を少なくする(S
3)。
【0008】その後、吹き出し湿度検知器17で検知し
た吹き出し湿度が所定の目標湿度よりも高いか否かをみ
る(S4)。ここで、吹き出し湿度の方が高いときは、
流量調節ダンパ1を所定の角度だけ閉じて蒸発器2を通
る空気の量を多くする(S5)。一方、吹き出し湿度の
方が低いときは、流量調節ダンパ1を所定の角度だけ開
いて蒸発器2を通る空気の量を少なくする(S6)。上
記のステップ1から6の処理を繰り返すことで冷房運転
時における吹き出し温度及び吹き出し湿度の制御を行っ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の空気調和機及びその制御方法では、湿度の高い部屋
で冷房運転した場合は、図5に示すように、圧縮機の吸
込空気の湿度が高いほど圧縮機の冷媒吸入圧力が低くな
る関係があるので、蒸発器2における結露水の量が多く
なり、蒸発器2を通過する空気の流れに対する抵抗が大
きくなる。このため、蒸発器2を通過する風量が減少し
て、蒸発器2と空気との熱伝達量が小さくなってしま
う。
【0010】また、蒸発器2の表面の結露水によって、
蒸発器2と空気との間の熱抵抗が増加するため、さらに
蒸発器2と空気との熱伝達量が小さくなる。
【0011】これらにより、蒸発器2内を流れる冷媒が
空気に伝達する熱量が減少し、蒸発器2から圧縮機にも
どる冷媒は湿り蒸気となる。そして、蒸発器2の手前に
設置された膨張弁は閉じ勝手となるので、冷媒循環量が
減少する。このため、冷房能力は低下し、また圧縮機の
冷媒吸入圧力は低下してしまう。
【0012】さらに、図7に示すように、一般的に圧縮
機の消費電力は、圧縮機の吐出圧力と冷媒吸入圧力の比
(以下、圧力比という)が大きくなると、体積効率が小
さくなるため、増大してしまう。これにより、空気調和
機30を、湿度の高い部屋で冷房運転した場合は、圧縮
機の冷媒吸入圧力の低下により、圧縮機の圧力比が増加
して消費電力が増大してしまう。
【0013】さらにまた、従来の空気調和機では、冷房
運転中において室内ユニットが吸い込む空気の温度が下
がり、設定温度とその空気の温度との差が少なくなる
と、室内ユニットの流路途中に設けられた流量調節ダン
パ1によって吹き出し温度を調節するため、蒸発器2を
通過する空気の量を減らされる。
【0014】これにより、蒸発器2内を流れる冷媒が空
気に伝達する熱量が減少するので、蒸発器から圧縮機に
流れる冷媒は湿り蒸気となる。そして、蒸発器の手前に
設けられた膨張弁は、閉じ勝手になり冷媒循環量が減少
するので、圧縮機の冷媒吸入圧力は低下する。したがっ
て、圧縮比が大きくなり、圧縮機の体積効率が小さくな
るので、冷凍能力が低下するとともに消費電力が増大し
てしまう。
【0015】そこで、本発明は、湿度が高い部屋におい
て冷房運転を行うときでも冷凍能力が低下すること及び
消費電力が増大することを抑制することができる空気調
和機及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は、
室内ユニットの中に空気を吸い込むとともにその吸い込
んだ空気を室内ユニットから吹き出す送風機と、前記送
風機が吸い込んだ空気を蒸発器へ導く第1流路と、前記
送風機が吸い込んだ空気を蒸発器からバイパスさせる第
2流路と、この第2流路における空気の流通の容易さを
可変する流量調節手段と、前記第1流路及び前記第2流
路を流通してきた空気を混合させて室内ユニット外へ吹
き出す吹き出し口とを有する空気調和機において、前記
蒸発器に冷媒を送る圧縮機の冷媒吸込み口付近における
冷媒吸入圧力を検出する吸入圧力検知器を有し、前記吸
入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以
上になるように、前記吸入圧力検知器が検出した冷媒吸
入圧力に基づいて前記流量調節手段を制御する制御装置
を有することを特徴とする。
【0017】また、本発明の空気調和機は、送風機が吸
い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の空気の湿度
を検出する湿度検出器を有し、前記湿度検出器が検出し
た湿度が所定の一定値以上になり、かつ、吸入圧力検知
器が検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以下に下がっ
たときに、制御装置は、流量調節手段を制御して第2流
路における空気の流通の容易さを所定の値だけさらに容
易にすることが好ましい。
【0018】また、本発明の空気調和機は、送風機が吸
い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の空気の温度
を検出する吸込空気の温度検知器と、吹き出し口におけ
る空気の温度についての任意の目標温度を設定する吹き
出し温度設定器とを有し、前記吹き出し温度設定器にお
いて設定した目標温度と前記吸込空気の温度検知器が検
出した空気の温度との差が所定の一定値以下になり、か
つ、吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力が所定の一
定値以下に下がったときに、制御装置は、流量調節手段
を制御して第2流路における空気の流通の容易さを前記
目標温度と検出した空気の温度との差に応じて調整する
ことが好ましい。
【0019】また、本発明の空気調和機は、吹き出し口
における空気の温度を検出する吹き出し温度検知器と、
吹き出し口における空気の湿度を検出する吹き出し湿度
検知器とを有し、制御装置は、吸入圧力検知器が検出し
た冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるように前記吸
入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力に基づいて流量調
節手段を制御する圧縮器吸入圧力優先制御と、前記吹き
出し温度検知器及び吹き出し湿度検知器の検出結果に応
じて前記流量調節手段を制御する吹き出し空気優先制御
とのうちの一方の制御を行うことを任意に設定する設定
部を有することが好ましい。
【0020】本発明の空気調和機の制御方法は、室内ユ
ニットの中に空気を吸い込むとともにその吸い込んだ空
気を室内ユニットから吹き出す送風機と、送風機が吸い
込んだ空気を蒸発器へ導く第1流路と、前記送風機が吸
い込んだ空気を蒸発器からバイパスさせる第2流路と、
この第2流路における空気の流通の容易さを可変する流
量調節手段と、前記第1流路及び前記第2流路を流通し
てきた空気を混合させて室内ユニット外へ吹き出す吹き
出し口とを有する空気調和機の制御方法において、前記
蒸発器に冷媒を送る圧縮機の冷媒吸込み口付近における
冷媒吸入圧力を検出し、この検出した冷媒吸入圧力が所
定の一定値以上になるように、前記検出した冷媒吸入圧
力に基づいて前記流量調節手段を制御することを特徴と
する。
【0021】また、本発明の空気調和機の制御方法は、
送風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の
空気の湿度を検出し、この検出した湿度が所定の一定値
以上になり、かつ、圧縮機の冷媒吸込み口付近における
冷媒吸入圧力が所定の一定値以下に下がったときに、流
量調節手段を制御して第2流路における空気の流通の容
易さを所定の容易さとすることが好ましい。
【0022】また、本発明の空気調和機の制御方法は、
送風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の
空気の温度を検出する吸込空気の温度検知器と、吹き出
し口における空気の温度についての任意の目標温度を設
定する吹き出し温度設定器とを有し、前記吹き出し温度
設定器において設定した目標温度と前記吸込空気の温度
検知器が検出した空気の温度との差が所定の一定値以下
になり、かつ、吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力
が所定の一定値以下に下がったときに、流量調節手段を
制御して第2流路における空気の流通の容易さを前記目
標温度と検出した空気の温度との差に応じて調整するこ
とが好ましい。
【0023】また、本発明の空気調和機の制御方法は、
吹き出し口における空気の温度を検出する吹き出し温度
検知器と、吹き出し口における空気の湿度を検出する吹
き出し湿度検知器とを有し、吸入圧力検知器が検出した
冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるように前記吸入
圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力に基づいて流量調節
手段を制御する圧縮器吸入圧力優先制御と、前記吹き出
し温度検知器及び吹き出し湿度検知器の検出結果に応じ
て前記流量調節手段を制御する吹き出し空気優先制御と
のうちの一方の制御を行うことを任意に設定することが
好ましい。
【0024】
【作用】本発明の空気調和機及びその制御方法におい
て、吸入圧力検知器は、蒸発器に冷媒を送る圧縮機の冷
媒吸込み口付近における冷媒吸入圧力を検出する。この
冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるように、制御装
置は、検出した冷媒吸入圧力に基づいて流量調節手段を
制御する。これらにより、これにより蒸発器を通過する
空気の量と蒸発器をバイパスする空気の量とが調節され
る。
【0025】ここで、例えば、冷房中において、検出し
た吸入圧力が一定値以下にするために、流量調節手段を
制御して蒸発器をバイパスする空気の量を増やして、蒸
発器を通過する空気の量を減らす。
【0026】これにより、蒸発器を通過する風量がへる
ことで、蒸発器の表面の結露水が減り、送風空気の流れ
に対する蒸発器の周辺の抵抗は小さくなり、蒸発器と空
気との間の熱伝達率が向上する。また、蒸発器の表面の
結露水が減ることで、蒸発器2内の冷媒が放出する熱量
が増え、蒸発器から圧縮機に流れる冷媒は乾き蒸気とな
る。
【0027】このため膨張弁は、開き勝手になって冷媒
循環量が増え、圧縮機の吸入圧力は上昇する。したがっ
て、本空気調和機は、図7に示すように圧縮機の圧力比
(吐出圧力/吸入圧力)を下げることができるので、消
費電力を低減させることができる。
【0028】また、上記において、送風機が吸い込んだ
吸込空気の湿度が所定の一定値以上になり、かつ、圧縮
機の冷媒吸入圧力が所定の一定値以下に下がったとき
に、流量調節手段を制御して蒸発器を通過する空気の量
を減らすことで、さらに消費電力を低減させることがで
きる。
【0029】さらにまた、吸込空気の温度検知器が検出
した空気の温度と目標温度との差が所定の一定値以下に
なり、かつ、圧縮機の冷媒吸入圧力が所定の一定値以下
に下がったときに、流量調節手段を制御して蒸発器を通
過する空気の量を減らすことでも上述と同様に消費電力
を低減させることができる。
【0030】さらにまた、吸入圧力検知器が検出した冷
媒吸入圧力が所定の一定値以上になるようにその冷媒吸
入圧力に基づいて流量調節手段を制御する圧縮器吸入圧
力優先制御と、吹き出し温度検知器及び吹き出し湿度検
知器の検出結果に応じて流量調節手段を制御する吹き出
し空気優先制御とのうちの一方の制御を行うことを任意
に設定する設定部を設けることで、利用者の好みに応じ
た空調制御をすることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0032】図1は、本発明の実施例にかかる空気調和
機における室内ユニットを示す概要模式図である。図2
は、本発明の実施例にかかる空気調和機における冷媒及
び空気の流れを示す説明図である。
【0033】これらの図に示すように、本空気調和機3
は、室内ユニットの中に空気を吸い込むとともにその吸
い込んだ空気を室内ユニットから吹き出す送風機4と、
送風機4が吸い込んだ空気を蒸発器へ導く第1流路5
と、送風機4が吸い込んだ空気を蒸発器2からバイパス
させる第2流路6と、この第2流路6における空気の流
通の容易さを可変する流量調節手段である流量調節ダン
パ1と、第1流路5及び第2流路6を流通してきた空気
を混合させて室内ユニット外へ吹き出す吹き出し口とを
有している。
【0034】さらに、本空気調和機3は、蒸発器2に冷
媒を送る圧縮機10の冷媒吸込み口付近における冷媒吸
入圧力を検出する吸入圧力検知器9を有し、吸入圧力検
知器9が検出した吸入圧力が所定の一定値以上になるよ
うに、吸入圧力検知器9が検出した吸入圧力に基づいて
流量調節ダンパ1を制御する制御装置13を有する。
【0035】さらにまた、本空気調和機3は、送風機4
が吸い込んだ空気であって蒸発器2を通過する前の空気
の湿度を検出する吸い込み空気の湿度検出器7と、送風
機4が吸い込んだ空気であって蒸発器2を通過する前の
空気の温度を検出する吸い込み空気の温度検知器8と、
室内ユニットの吹き出し口における空気の温度を検出す
る吹き出し温度検知器15と、吹き出し口における空気
の湿度を検出する吹き出し湿度検知器17とを有してい
る。
【0036】次に本実施例の空気調和機の動作について
説明する。本空気調和機3は、図1及び図2に示すよう
に、送風機4によって室内ユニット内部に室内空気を吸
込む。その吸い込まれた空気は、室内ユニット内におけ
る吸い込み流路の途中に設置された流量調節ダンパ1に
よって、蒸発器2を通過する流路5と蒸発器2バイパス
する流路6とにそれぞれ風量を調節して吹きわけられ、
目標の室温及び湿度となるように、流量調節ダンパ1を
制御装置13が制御する。
【0037】ここで、蒸発器2では、送風機4が吸い込
んだ空気の一部が冷却または加熱される。その冷却また
は加熱された空気は、再度蒸発器2バイパスする流路6
を通ってきた空気と混合されて室内ユニットの吹き出し
口から外部に吹き出される。
【0038】また、吸い込み空気の流路途中には、湿度
検知器7が設けられ、吸い込み空気の湿度を検知してそ
の検知信号を制御装置13内の設けられた流量調節ダン
パ制御部16に送信している。
【0039】これと同時に、蒸発器2に冷媒を送る圧縮
機10の冷媒吸込み口近くに設けてある吸入圧力検知器
9は、圧縮機10の冷媒吸入圧力を検知し、検知信号を
流量調節ダンパ制御部16に送信する。
【0040】次に、本空気調和機を冷房運転したときの
動作について説明する。まず、本空気調和機3を冷房運
転中で、かつ、送風機4が吸い込む空気の湿度が高いと
きにおいて、吹き出し口における空気の温度を検出する
吹き出し温度検知器15と、吹き出し口における空気の
湿度を検出する吹き出し湿度検知器17との検出結果に
応じて、流量調節手段である流量調節ダンパを制御する
吹き出し空気優先制御選定する。
【0041】この場合は、図9のフローチャートに示す
ように、流量調節用ダンパ1は目標の吹き出し温度又は
湿度となるよう風量調節されるため、蒸発器2の表面に
結露水が増えがちとなり、蒸発器2周辺において送風空
気の流れに対する抵抗が大きくなり、蒸発器2から空気
への熱伝達率は低下する。これにより、本空気調和機全
体における消費電力が増大する。
【0042】また、蒸発器2の表面の結露水によって蒸
発器2と空気との間における熱伝導抵抗も増加し、蒸発
器2自身の放熱率が低下して、蒸発器2内において冷媒
に伝わる熱量が減り、蒸発器2から圧縮機10に流れる
冷媒は湿り蒸気となる。このため、膨張弁14は、比較
的に閉じぎみの状態である閉じ勝手になるので、冷媒循
環量が減り、圧縮機10の吸入圧力は低下しだす。
【0043】しかし、予め利用者が空気調和機3本体に
設けられた制御装置13を設定することで、吸入圧力検
知器が検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になる
ように前記吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力に基
づいて流量調節手段を制御する圧縮器吸入圧力優先制御
方式に本空気調和機3を設定しておくと、以下に述べる
動作となる。
【0044】すなわち、図3に示すフローチャートのよ
うに、冷房運転時において、制御装置13において吸入
圧力優先スイッチがONであるときは、圧縮器吸入圧力
優先制御方式の動作となる(S11)。そして、吸い込
み空気湿度が設定された湿度よりも高く(S12)、か
つ、吸入圧力検知器9で検知された吸入圧力が所定の設
定値よりも低くなると(S13)、流量調節ダンパ制御
部16において流量調節ダンパ1の開度を決定し、この
開度となるように制御装置13は流量調節ダンパ1を制
御する(S14)。
【0045】このとき、図5に示すグラフのように、圧
縮機の吸入圧力と吸込空気の湿度とは略反比例の関係が
あるので、湿度が高くなると、流量調節ダンパ1の開度
は、吸入圧力を高めるために開くように制御される。
【0046】これらにより、冷房運転時において、吸い
込み空気湿度が設定された湿度よりも高く、かつ、吸入
圧力検知器9で検知された吸入圧力が所定の設定値より
も低いときは、蒸発器2をバイパスする空気が増え、蒸
発器2を通過する風量が減らされる。
【0047】したがって、蒸発器2の表面において結露
される水の量が減り、蒸発器2における送風空気の流れ
に対する抵抗は小さくなり、蒸発器2と空気との間にお
ける熱伝導抵抗も低下し、蒸発器2自身の放熱率も上昇
して、蒸発器2内において冷媒に伝わる熱量が増え、蒸
発器2から圧縮機10に流れる冷媒は、乾き蒸気とな
る。
【0048】このため膨張弁14は、比較的に開きぎみ
の状態である開き勝手になるので、冷媒の循環量が増
え、圧縮機10の吸入圧力は上昇する。そして、吸入圧
力検知器9により検知される吸入圧力が再度一定値以上
になると、流量調節ダンパ制御部16は流量調節ダンパ
1の制御を解除して、吹き出し空気優先制御となる(図
3におけるS15)。
【0049】これらにより、本空気調和機は、湿度が高
い部屋で冷房運転した場合でも、圧縮機10の圧力比を
一定値以下に保つことができる。ここで、図7に示すよ
うに、空気調和機の消費電力と圧縮機の圧力比との関係
は略比例するので、本空気調和機は、湿度が高い部屋で
冷房運転した場合でも、冷凍能力の向上および消費電力
の低減を実現することができる。
【0050】また、本空気調和機では、吸い込み空気の
流路途中に温度検知器7が設けてあり、吸い込み空気の
温度を検知し、その検知信号を流量調節ダンパ制御部1
6に送信して、制御装置13に設けられている吹き出し
温度設定器12に設定された目標温度と比較する。
【0051】ここで、空気調和機3を冷房運転中におい
て、空調負荷が小さくなると、上述の吹き出し温度優先
制御を行っている場合は、図9に示すフローチャートの
ように、流量調節用ダンパ1は目標吹き出し温度または
湿度となるように調節されるため、蒸発器2内を流れる
冷媒に伝達される熱量は減り、蒸発器2から圧縮機10
に流れる冷媒は湿り蒸気となる。
【0052】そして、蒸発器2の手前に設けられた膨張
弁14は閉じ勝手になり、冷媒循環量が減少するので、
圧縮機10の吸入圧力は低下しだす。
【0053】しかし、予め利用者が空気調和機3本体に
設けられた制御装置13を設定することで、上述した圧
縮器吸入圧力優先制御方式に本空気調和機3を設定して
おくと、以下に述べる動作となる。
【0054】すなわち、図4に示すフローチャートのよ
うに、冷房運転時において、制御装置13における吸入
圧力優先スイッチがON状態であるときは、圧縮器吸入
圧力優先制御方式の動作となる(S21)。そして、吸
い込み空気温度と目標温度の温度差が設定された値より
も小さく(S22)、さらに、吸入圧力検知器9で検知
された吸入圧力が一定の値以下となると(S23)、流
量調節ダンパ制御部16で開度を決定し(S24)、流
量調節ダンパ1に送信し、ダンパ開度を設定する。
【0055】このとき、吸入圧力は一般的に図6に示す
グラフのように、吸い込み空気の熱負荷との関数で表わ
され、吸入圧力と吸い込み空気の熱負荷とは略比例関係
となる。そこで、熱負荷が小さくなると、吸入圧力を高
めるために、流量調節ダンパの開度は開くよう設定され
る。
【0056】これにより、蒸発器2内を流れる冷媒に伝
達される熱量は増え、蒸発器2から圧縮器10に流れる
冷媒は乾き蒸気となり、蒸発器2手前に設けられた膨張
弁14は開き勝手になり冷媒循環量が増加する。そし
て、圧縮機10の吸入圧力は上昇し、吸入圧力検知器9
によって検知される吸入圧力が再び一定値以上になる
と、流量調節ダンパ制御部16はダンパ制御を解除す
る。
【0057】これらにより、本空気調和機は、冷房運転
時において室内の熱負荷が減少した場合でも、圧縮機1
0の圧力比を一定値以上に保ち、冷凍能力の向上および
消費電力の低減をすることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮機の冷媒吸入圧力が所定の値以上になるように、流量
調節手段を制御して蒸発器を通る空気の量を調節するの
で、湿度が高い部屋等において冷房運転を行ったときで
も、冷凍能力の向上及びその空気調和機自身の消費電力
を低減することができる空気調和機及びその制御方法を
提供することができる。
【0059】また、吸入圧力優先制御と吹き出し温度優
先制御を任意に選択可能とすることで、利用者の省エネ
ルギーまたは快適性などの目的、あるいは好みに合わせ
運転方法を選択することができる空気調和機及びその制
御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気調和機における室
内ユニットを示す概要模式図である。
【図2】本発明の実施例にかかる空気調和機における冷
媒及び空気の流れを示す説明図である。
【図3】本発明の実施例にかかる空気調和機の制御方法
の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例にかかる空気調和機の制御方法
の他の例を示すフローチャートである。
【図5】一般の空気調和機における圧縮機の吸入圧力と
吸込空気の湿度との関係を示すグラフである。
【図6】一般の空気調和機における圧縮機の吸入圧力と
吸込空気の熱負荷との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の実施例にかかる空気調和機の消費電力
と圧縮機の圧力比との関係を示すグラフである。
【図8】従来の空気調和機における室内ユニットの一例
を示す概要模式図である。
【図9】従来の空気調和機の制御方法の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 流量調節ダンパ 2 蒸発器 3 空気調和機 4 送風機 5 蒸発器を通過する第1流路 6 蒸発器をバイパスする第2流路 7 吸い込み空気の湿度検知器 8 吸い込み空気の温度検知器 9 吸入圧力検知器 10 圧縮機 11 凝縮器 12 吹き出し温度設定器 13 制御装置 14 膨張弁 15 吹き出し温度検知器 16 流量調節ダンパ制御部 17 吹き出し湿度検知器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットの中に空気を吸い込むとと
    もにその吸い込んだ空気を室内ユニットから吹き出す送
    風機と、前記送風機が吸い込んだ空気を蒸発器へ導く第
    1流路と、前記送風機が吸い込んだ空気を蒸発器からバ
    イパスさせる第2流路と、この第2流路における空気の
    流通の容易さを可変する流量調節手段と、前記第1流路
    及び前記第2流路を流通してきた空気を混合させて室内
    ユニット外へ吹き出す吹き出し口とを有する空気調和機
    において、前記蒸発器に冷媒を送る圧縮機の冷媒吸込み
    口付近における冷媒吸入圧力を検出する吸入圧力検知器
    を有し、前記吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力が
    所定の一定値以上になるように、前記吸入圧力検知器が
    検出した冷媒吸入圧力に基づいて前記流量調節手段を制
    御する制御装置を有することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和機において、送
    風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の空
    気の湿度を検出する湿度検出器を有し、前記湿度検出器
    が検出した湿度が所定の一定値以上になり、かつ、吸入
    圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以下
    に下がったときに、制御装置は、流量調節手段を制御し
    て第2流路における空気の流通の容易さを所定の値だけ
    さらに容易にすることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和機において、送
    風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過する前の空
    気の温度を検出する吸込空気の温度検知器と、吹き出し
    口における空気の温度についての任意の目標温度を設定
    する吹き出し温度設定器とを有し、前記吹き出し温度設
    定器において設定した目標温度と前記吸込空気の温度検
    知器が検出した空気の温度との差が所定の一定値以下に
    なり、かつ、吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力が
    所定の一定値以下に下がったときに、制御装置は、流量
    調節手段を制御して第2流路における空気の流通の容易
    さを前記目標温度と検出した空気の温度との差に応じて
    調整することを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気調和機において、吹
    き出し口における空気の温度を検出する吹き出し温度検
    知器と、吹き出し口における空気の湿度を検出する吹き
    出し湿度検知器とを有し、制御装置は、吸入圧力検知器
    が検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるよう
    に前記吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力に基づい
    て流量調節手段を制御する圧縮器吸入圧力優先制御と、
    前記吹き出し温度検知器及び吹き出し湿度検知器の検出
    結果に応じて前記流量調節手段を制御する吹き出し空気
    優先制御とのうちの一方の制御を行うことを任意に設定
    する設定部を有することを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 室内ユニットの中に空気を吸い込むとと
    もにその吸い込んだ空気を室内ユニットから吹き出す送
    風機と、前記送風機が吸い込んだ空気を蒸発器へ導く第
    1流路と、前記送風機が吸い込んだ空気を蒸発器からバ
    イパスさせる第2流路と、この第2流路における空気の
    流通の容易さを可変する流量調節手段と、前記第1流路
    及び前記第2流路を流通してきた空気を混合させて室内
    ユニット外へ吹き出す吹き出し口とを有する空気調和機
    の制御方法において、前記蒸発器に冷媒を送る圧縮機の
    冷媒吸込み口付近における冷媒吸入圧力を検出し、この
    検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるよう
    に、前記検出した冷媒吸入圧力に基づいて前記流量調節
    手段を制御することを特徴とする空気調和機の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の空気調和機の制御方法に
    おいて、送風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過
    する前の空気の湿度を検出し、この検出した湿度が所定
    の一定値以上になり、かつ、圧縮機の冷媒吸込み口付近
    における冷媒吸入圧力が所定の一定値以下に下がったと
    きに、流量調節手段を制御して第2流路における空気の
    流通の容易さを所定の容易さとすることを特徴とする空
    気調和機の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の空気調和機の制御方法に
    おいて、送風機が吸い込んだ空気であって蒸発器を通過
    する前の空気の温度を検出する吸込空気の温度検知器
    と、吹き出し口における空気の温度についての任意の目
    標温度を設定する吹き出し温度設定器とを有し、前記吹
    き出し温度設定器において設定した目標温度と前記吸込
    空気の温度検知器が検出した空気の温度との差が所定の
    一定値以下になり、かつ、吸入圧力検知器が検出した冷
    媒吸入圧力が所定の一定値以下に下がったときに、流量
    調節手段を制御して第2流路における空気の流通の容易
    さを前記目標温度と検出した空気の温度との差に応じて
    調整することを特徴とする空気調和機の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の空気調和機の制御方法に
    おいて、吹き出し口における空気の温度を検出する吹き
    出し温度検知器と、吹き出し口における空気の湿度を検
    出する吹き出し湿度検知器とを有し、吸入圧力検知器が
    検出した冷媒吸入圧力が所定の一定値以上になるように
    前記吸入圧力検知器が検出した冷媒吸入圧力に基づいて
    流量調節手段を制御する圧縮器吸入圧力優先制御と、前
    記吹き出し温度検知器及び吹き出し湿度検知器の検出結
    果に応じて前記流量調節手段を制御する吹き出し空気優
    先制御とのうちの一方の制御を行うことを任意に設定す
    ることを特徴とする空気調和機の制御方法。
JP6202218A 1994-08-26 1994-08-26 空気調和機及びその制御方法 Pending JPH0861750A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121359A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Lg Electronics Inc エアコン制御方法
JP2007132646A (ja) * 2005-10-11 2007-05-31 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2007232264A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2015102310A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 積水化学工業株式会社 空調システム及び建物
JP2022190656A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 株式会社Fhアライアンス ダクト式空調換気システム

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