JP2000038951A - 機械式過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents
機械式過給機付エンジンの制御装置Info
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Abstract
温度を上昇させ、吸入空気量を増加するとともに、筒内
吸気流動を強めて燃焼性を向上し、点火時期のリタード
量の増大、燃焼温度の上昇、排気ガス量の増大等により
触媒の暖機性能を大幅に向上する。 【解決手段】 点火時期制御手段52により触媒未暖機
時に点火タイミングを所定量リタードさせるとともに、
クラッチ制御手段53及びABV制御手段54により触
媒未暖機時には低負荷域でも機械式過給機により過給が
行なわれるように電磁クラッチ21及び過給機バイパス
弁を制御し、かつ、絞り弁制御手段56により、気筒別
の独立吸気通路に設けられた絞り弁を触媒未暖機時に通
路を絞る状態に制御するようになっている。
Description
過給機を備えるとともに排気通路に排気ガス浄化用の触
媒を備えたエンジンの制御装置に関し、特に触媒の暖機
促進を図る装置に関するものである。
触媒を備えたエンジンにおいて、触媒未暖機時に点火時
期をリタードすることにより排気温度を高めて触媒の暖
機促進を図るようにする技術は一般に知られており、機
械式過給機を備えたエンジンにおいて点火時期のリター
ドを行なうようにしたものとしては、特開平9−317
520号公報に示されるような過給機付エンジンがあ
る。
付エンジンは、エンジンの圧縮比を高くしつつ、バルブ
オーバラップをアイドル時に小、高負荷時に大となるよ
うに可変制御することにより、低回転高負荷時のノッキ
ングを防止する一方、エンジンの圧縮比を低くすること
でノッキングを回避するようにしたものと比べ、冷間時
の燃焼性を高めることができるようにしている。
第1絞り弁に加えて過給機下流に第2絞り弁を設け、か
つ、この第2絞り弁と過給機との間から排気系に至る二
次空気通路を設けることにより、エンジンの冷間時に過
給機の過給作用を利用して二次空気を排気系に送り、触
媒の活性化を図るようにしている。
ジンでは、触媒が未暖機状態にある冷間時に、点火時期
のリタードと排気系への二次空気の供給とによって暖機
促進が図られているが、より一層暖機を促進するために
は、改善の余地が残されている。
火時期のリタード量を大きくするには燃焼性を高めて失
火を抑制することが要求されるが、エンジン始動直後の
冷間アイドル時には、燃料の気化、霧化が悪く、かつ吸
気流速が低いこと等が燃焼性の向上を妨げる要因とな
り、これらの要因が改善されない限り点火時期のリター
ド量を充分に大きくとることが難しい。なお、公報に記
載のエンジンでは過給機下流に第2絞り弁を設け、エン
ジン冷機時に過給機を駆動するとともに第2絞り弁を絞
るようにしているが、これは、過給機直下流から排気系
へ二次空気を導くためのものであり、エンジンの気筒内
での燃焼性向上に寄与するものではない。
は燃料の気化、霧化が悪いことを見込んで空燃比をかな
りリッチに設定しているが、このようにすると未燃ガス
の排出量が増加し、しかも燃料の気化潜熱による冷却作
用で排気温度の上昇が妨げられる。従って、エミッショ
ン向上及び暖機促進のためには冷間時に空燃比を理論空
燃比付近もしくはそれ以上にリーンにすることが望まし
く、そのためには冷間時の燃料の気化、霧化を促進し、
燃焼性をより一層向上することが望まれる。
給機を利用して触媒未暖機時に吸気温度を上昇させ、吸
入空気量を増加するとともに、筒内吸気流動を強めて燃
焼性を向上し、点火時期のリタード量を増大させること
による排気温度の上昇、排気ガス量の増大等により触媒
の暖機性能を大幅に向上することができる機械式過給機
付エンジンの制御装置を提供することを目的としてい
る。
め、本発明は、吸気通路に機械式過給機を備える一方、
排気通路に排気ガス浄化用の触媒を備え、かつ、触媒未
暖機時に点火タイミングを所定量リタードさせるように
なっている機械式過給機付エンジンにおいて、上記機械
式過給機をバイパスする過給機バイパス通路を開閉する
過給機バイパス弁と、この過給機バイパス弁をエンジン
低負荷時において触媒未暖機時に全閉もしくは小開度に
閉じ、触媒暖機時に開くように制御する過給機バイパス
弁制御手段とを設けるとともに、機械式過給機の下流に
おける各気筒毎の独立吸気通路に、触媒未暖機時に通路
を絞る絞り弁を設けたものである。
時期がリタードされるとともに、機械式過給機による過
給が行なわれつつ、各気筒の吸気ポートに近い独立吸気
通路が絞り弁により絞られる。これにより、絞り弁上流
側で過給圧が上昇することにより吸気温度が上昇し、か
つ、吸気の乱流強度が高められ、これらの作用で燃焼性
が向上されることで点火時期のリタード量を大きくする
ことが可能となる。さらに、過給によって充分な空気が
充填され、回転速度を高く維持でき、点火時期をリター
ドすることによる回転速度の低下と、そのために充分な
暖機性が確保できなくなることとを防ぐことができる。
さらに、吸気温度の上昇に伴って燃焼温度、ひいては排
気ガス温度が上昇し、また、過給による吸入空気量の増
加に伴って排気ガス量が増加し、これらの作用と点火時
期のリタード量が大きくされることとにより、排気熱量
が増大し、触媒の暖機が促進される。
る混合気の空燃比は触媒未暖機時に14.0以上とする
ことが好ましい。すなわち、触媒未暖機時に、過給が行
なわれるとともに吸気の乱流強度が高められることによ
り燃料の気化、霧化が良くなり、燃焼性が高められるこ
とから、冷機時の空燃比を従来のようにリッチにせずに
14.0以上としても燃焼安定性が確保され、これによ
りHC、COが低減されるとともに、余剰燃料の気化潜
熱による温度低下が避けられて暖機促進に有利となる。
とくに上記空燃比を触媒未暖機時に理論空燃比もしくは
これよりも大きい空燃比とすることがHC、COの低減
及び暖機促進のために好ましい。
記空燃比を触媒未暖機時に理論空燃比よりも大きいリー
ン空燃比とし、触媒暖機時に略理論空燃比とする。より
具体的には、エンジン始動直後の触媒未暖機時に理論空
燃比よりも大きくて18以下のリーン空燃比とし、触媒
温度の上昇に伴って理論空燃比に変化させるようにす
る。
つ、触媒未活性のときに燃焼室からの排出ガス中のH
C、COが少なくなり、触媒が活性し始めるとその浄化
作用が有効利用される。
機より下流の吸気通路にインタークーラが設けられてい
る場合は、機械式過給機より下流でインタークーラより
上流の吸気通路とインタークーラより下流で各絞り弁よ
り上流の吸気通路とを接続するインタークーラバイパス
通路と、このインタークーラバイパス通路を開閉するイ
ンタークーラバイパス弁とを設け、触媒未暖機時に上記
インタークーラバイパス通路を開くようにしておけば、
触媒未暖機時にインタークーラで過給気が冷却されるこ
とが避けられる。
換えるクラッチを備える場合、このクラッチの作動を制
御する手段により、エンジンの低回転低負荷域では上記
クラッチを触媒未暖機時にオン状態、触媒暖機時にオフ
状態に制御すればよい。
時における車両停止状態から走行状態への移行時には、
各気筒毎の独立吸気通路に設けた絞り弁を部分的に開く
ようにすれば、走行状態へ移行する発進時に過給量が増
加することで発進性能が高められる。
態にあるときに、過給機バイパス弁を部分的に開くこと
により機械式過給機の下流側圧力と上流側圧力との差圧
が一定範囲内になるように制御するとともに、触媒未暖
機時において車両停止状態から走行状態への移行時に、
過給機バイパス弁の開度を小さくするようにしておけ
ば、走行状態へ移行する発進時に過給量の増加により発
進性能を高める作用が、より一層強められる。
態に至るまでの間で触媒の温度が上昇するに伴い、各気
筒毎の独立吸気通路の絞り弁の開度を次第に大きくする
とともに、点火時期のリタード量を増大させるようにす
ることも効果的である。このようにすると、触媒温度の
上昇に伴い、過給量が増加されることにより燃焼性が高
められるとともに、それに応じて点火時期のリタード量
が増大されることにより暖機促進作用が強められる。
独立吸気通路に設けた絞り弁はエンジン出力調節機能を
有し、かつ、アクセルペダルと機械的に非連動で電気的
に制御されるようになっていてもよく、この場合、アク
セル開度に対する絞り弁開度の特性を触媒未暖機時と触
媒暖機とで相違させて、アクセル開度が所定アクセル開
度以下の領域での絞り弁開度が触媒未暖機時に触媒暖機
時より大きくなるように設定しておくことが好ましい。
とくに、触媒未暖機時において所定アクセル開度以下の
領域では、アクセル開度の増加に対し、絞り弁開度を一
定開度に保持し、かつ、過給機バイパス弁を所定開度か
ら次第に閉じるように設定しておくことが好ましい。
ることが避けられつつ、ある程度は独立吸気通路が絞ら
れた状態で過給が行なわれて、燃焼性向上による排気温
度の上昇、吸気温度の上昇による燃焼温度の上昇、吸入
空気量の増加による排気ガス量の増加等の作用が有効に
発揮され、かつ、絞り弁開度が一定開度に保持されてい
る領域でもアクセル開度に応じて過給機バイパス弁が制
御されることでエンジン出力が調節される。
未暖機時においてアクセル開度の減少に対しては所定ア
クセル開度以下の領域でもアクセル開度に対応して絞り
弁開度を減少させるように設定しておけば、減速時にエ
ンジンブレーキ性能が確保される。
路の開口面積を調節する開口面積調節手段を備える場
合、上記のような構成に加え、開口面積調節手段を制御
する手段により、触媒未暖機時には触媒暖機時よりも開
口面積調節手段の開度を大きくするようにしておけばよ
い。このようにすると、触媒未暖機時に充分な過給量が
確保される。
過給機の上流に吸気通路を絞る上流側絞り弁を設け、ブ
レーキ作動時に一時的に上記上流側絞り弁を閉じるよう
にすれば、ブレーキ作動時には上流側絞り弁と機械式過
給機との間の吸気通路内に負圧が生じるので、これをブ
レーキ作動用として利用することが可能となる。
を含めた制御としては、クランキングからエンジン回転
数が吹き上がるまでのエンジン始動初期には過給機バイ
パス弁を開くとともに点火時期をアドバンス側に制御
し、その後において触媒未暖機状態にあるときに過給機
バイパス弁を閉じるとともに点火時期をリタード側に制
御するようにしておくことが好ましい。
過給機での抵抗による駆動ロスが避けられるとともに点
火時期がアドバンス側に制御されることでエンジントル
クが高められ、これらの作用により始動が促進される。
そして、始動後の触媒未暖機時には暖機が促進される状
態に点火時期、過給状態等が変更される。
る場合、上記のような構成に加え、アイドル運転状態で
は触媒未暖機時に触媒暖機時よりエンジン回転数が高く
なるように点火時期リタード量を制御することが好まし
い。また、アイドル運転状態での触媒未暖機時に上記ラ
フネスを設定値以下に保つように点火時期リタード量を
制御してもよい。
給が行なわれる触媒未暖機時でアイドル運転状態等にあ
るときに、エンジン回転数変動が抑制されることによ
り、機械式過給機の増速ギヤでのバックラッシュによる
騒音が低減される。
タを備えた筒内噴射型エンジンに本発明の装置を適用す
る場合には、上記のような構成に加え、触媒未暖機時
に、燃焼室全体としての空燃比を略理論空燃比としつつ
上記インジェクタからの燃料噴射を吸気行程と圧縮行程
とに分割して行なうようにすると、後に詳述するように
触媒の暖機を促進する作用がより一層高められる。
エンジンでは、燃焼室から触媒までの距離が近いと高負
荷高回転時等に触媒の温度が上昇し過ぎることが懸念さ
れるので、燃焼室から触媒まである程度の距離をもたせ
るように、エンジンの排気マニホールドに排気管を介し
て触媒を接続しておけはよい。このようにした場合で
も、触媒未暖機時に、上記のように過給が行なわれつつ
絞り弁で独立吸気通路が絞られること等により排気熱量
が増大されるため、比較的短い時間で触媒の暖機が達成
される。
転域では各気筒毎の独立吸気通路に設けた絞り弁を触媒
暖機後も閉状態とし、かつ、吸気弁と排気弁の開弁期間
をオーバラップさせるようにしておけば、高負荷時に燃
焼室内の残留ガスを掃気する作用が得られることでノッ
キングが抑制され、一方、触媒暖機後に過給が停止され
る低負荷域で、吸気通路側への排気ガスの吹き返しが防
止される。
基づいて説明する。
エンジンの一例を示している。この図において、エンジ
ン本体1は複数の気筒2(例えば図2に示すように4気
筒)を有し、各気筒2には、そのシリンダボアに挿入さ
れたピストン3の上方に燃焼室4が形成されており、こ
の燃焼室4に吸気ポート5及び排気ポート6が開口して
いる。上記吸気ポート5及び排気ポート6は、吸気弁7
及び排気弁8によってそれぞれ開閉されるようになって
いる。
配設され、そのプラグ先端が燃焼室4内に臨んでいる。
点火プラグ9は点火コイル等からなる点火回路10に接
続されている。
及び排気通路12が配設されている。上記吸気通路11
は、上流側の共通吸気通路13と、その下流に設けられ
たサージタンク14と、このサージタンク14から気筒
別に分岐した独立吸気通路15とを有し、各独立吸気通
路15の下流端側が吸気ポート5に連通している。
0が設けられている。この機械式過給機20は、例えば
リショルム型ポンプからなり、エンジン出力軸によりベ
ルト等の伝動機構を介して駆動されるようになってい
る。上記伝動機構と機械式過給機20の入力軸との間に
は、機械式過給機20への駆動力の伝達を断続する電磁
クラッチ21が設けられている。なお、上記機械式過給
機20は増速ギヤ(図示せず)を内蔵し、入力軸の回転
が増速ギヤを介してロータ20aに伝えられるようにな
っている。
16により駆動されて開閉作動するスロットル弁17
(上流側絞り弁)が設けられるとともに、このスロット
ル弁17をバイパスするISC通路18が設けられ、こ
のISC通路18にISCバルブ19が設けられてい
る。上記スロットル弁17またはISCバルブ19によ
り、機械式過給機の上流において吸気通路の開口面積を
調節する開口面積調節手段が構成される。
れた吸気を冷却するためのインタークーラ22が配置さ
れている。
通路23と、インタークーラバイパス通路26とが設け
られている。上記過給機バイパス通路23は、少なくと
も機械式過給機20をバイパスし、図示の例では機械式
過給機20及びインタークーラ22をバイパスするよう
に、一端がスロットル弁17と機械式過給機20との間
の吸気通路に接続されるとともに、他端がインタークー
ラ22の下流の吸気通路に接続されている。この過給機
バイパス通路23の途中に過給機バイパス弁(ABV)
24が設けられており、この過給機バイパス弁24はモ
ータ25により駆動されるようになっている。
インタークーラ22をバイパスするように、一端が機械
式過給機20とインタークーラ22との間の吸気通路に
接続されるとともに、他端がインタークーラ22の下流
の吸気通路に接続されている。このインタークーラバイ
パス通路26の途中には、モータ等のアクチュエータ2
8により駆動されて開閉作動するインタークーラバイパ
ス弁27が設けられている。
通路15には、それぞれ、絞り弁30が設けられてお
り、図2に示すように、各独立吸気通路15の絞り弁3
0は連動して作動するようにロッド31により連結さ
れ、このロッド31を介してモータ等のアクチュエータ
32により作動されるようになっている。
の下流で独立吸気通路15に続く吸気ポート5が2又に
分岐し、その分岐した2つのポート下流端が燃焼室に開
口し、これらがそれぞれ吸気弁7によって開閉されるよ
うになっている。
通路壁との間に隙間を有する状態となることにより、吸
気通路を所定最小通路面積に絞るとともに、上記隙間を
通る気流によって燃焼室内にスワールもしくはタンブル
を生成するようになっている。具体的には、図3に示す
ように、上記絞り弁30の一部、例えば上部が切欠さ
れ、その切欠部分30aにより全閉時に通路壁との間に
隙間が形成され、この部分を吸気が流通して燃焼室4内
に主にタンブルが生成されるようになっている。
ト下流側に向けて燃料を噴射するインジェクタ33が設
けられている。
ト6に連通する排気マニホールド35とこの排気マニホ
ールド35の集合部に接続された共通排気通路36とを
有しており、その共通排気通路36の途中に排気ガス浄
化用の触媒38が設けられている。この触媒38は、排
気ガス中のHC、CO、NOx等を浄化するもので、望
ましくは、空燃比が理論空燃比よりもリーンな状態にあ
るリーン運転時でもNOx浄化性能を有するような触媒
が用いられる。
は燃焼室4に近い排気通路上流寄りとする方が有利であ
るが、機械式過給機付エンジンでは高負荷高回転時に排
気温度が上昇し易いので、触媒の過度の温度上昇を避け
て信頼性を確保すべく、燃焼室4からある程度離れたエ
ンジン下方もしくは運転室下方に触媒38が配置され、
共通排気通路36の一部をなす排気管36aを介して排
気マニホールド35に接続されている。
段として、吸気通路11のスロットル弁17の上流に配
置されて吸入空気量を検出するエアフローセンサ41、
排気通路の排気マニホールド集合部に配置されて排気ガ
ス中の酸素濃度を検出することにより空燃比を検出する
O2 センサ42、エンジン冷却水の水温を検出する水温
センサ43、エンジン回転数を検出する回転数センサ4
4、変速機のギヤ段を検出するセンサ45、アクセル開
度(アクセルペダル踏み込み量)を検出するアクセルセ
ンサ46等が設けられている。
ユニット(ECU)50に入力されている。そして、上
記制御ユニット50から、燃料噴射量を制御する信号が
インジェクタ33に出力されるとともに、点火時期を制
御する信号が点火回路10に出力され、また機械式過給
機20の駆動、停止を制御する信号が電磁クラッチ21
に出力され、さらに、過給機バイパス弁24を駆動する
モータ25と、インタークーラバイパス弁28のアクチ
ュエータ28と、絞り弁30のアクチュエータ33とに
対してもそれぞれ制御信号が出力されている。なお、ス
ロットル弁17のモータ16及びISCバルブ19にも
制御ユニット50から制御信号が出力されている。
の構成を示す機能ブロック図である。この図において制
御ユニット50は、暖機判定手段51、点火時期制御手
段52、クラッチ制御手段53、ABV制御手段(過給
機バイパス弁制御手段)54、I/C(インタークー
ラ)バイパス制御手段55、絞り弁制御手段56、スロ
ットル弁制御手段57及び空燃比制御手段58を含んで
いる。
サ43で検出されるエンジン水温によって触媒38の温
度状態を推定し、触媒38が未暖機か暖機かを判定する
ようになっている。
運転状態及び温度条件等に応じて制御するもので、触媒
未暖機時には点火時期をMBTより所定量リタードさ
せ、触媒暖機後は運転状態に応じてMBT等の適正点火
時期に制御するようになっている。
チ21のオン、オフを運転状態及び温度条件等に応じて
制御し、また、ABV制御手段54は、過給機バイパス
弁24を運転状態及び温度条件等に応じて制御するもの
である。これらの手段53,54により、触媒暖機後の
通常運転中は、図5に示す各領域A〜Cにおいて過給状
態が次のように制御される。すなわち、所定負荷以下か
つ所定回転数以下の低負荷低回転領域Aでは、電磁クラ
ッチ21がオフとされることにより過給機20の駆動が
停止されるとともに過給機バイパス弁24が開弁状態と
され、所定負荷以下で所定回転数より高回転の領域Bで
は電磁クラッチ21がオンとされることにより過給機駆
動状態とされるが過給機バイパス弁24が開弁状態に保
たれることにより実質的に過給は行なわれず、所定負荷
より高負荷側の領域Cでは電磁クラッチ21がオンとさ
れるとともに過給機バイパス弁24が閉じられることに
より過給が行なわれる。
低負荷低回転領域Aでも電磁クラッチ21がオンとさ
れ、かつ過給機バイパス弁24が全閉もしくは小開度に
閉じられることにより、過給が行なわれる。この場合
に、後に詳述するように、絞り弁30の作動に関連し
て、過給機バイパス弁24の開度が運転状態に応じて制
御されるようになっている。
インタークーラバイパス弁27を温度条件等に応じて制
御するものであり、触媒未暖機状態にあるときにインタ
ークーラバイパス弁27を閉じ、触媒暖機後の通常運転
中はインタークーラバイパス弁27を開くようになって
いる。
5に設けられた絞り弁30を運転状態及び温度条件等に
応じて制御するものであり、少なくとも触媒未暖機時に
上記低負荷低回転領域Aで絞り弁30を全閉もしくは小
開度にして独立吸気通路15を絞る状態とするようにな
っている。
供給する混合気の空燃比を運転状態及び温度条件等に応
じて設定し、その設定空燃比に応じてインジェクタ33
からの燃料噴射量等を制御するものであり、触媒未暖機
時に空燃比(A/F)を14.0以上とし、好ましくは
理論空燃比もしくはそれより大、つまり空気過剰率λが
λ≧1のリーン空燃比に制御する。とくに当実施形態で
は触媒暖機促進を図りつつHC、COを低減するために
好ましい制御として、エンジン始動直後の触媒未暖機時
に理論空燃比よりも大きくて18以下のリーン空燃比と
し、触媒温度の上昇に伴って理論空燃比に変化させるよ
うにしている。
図6を参照しつつ次に説明する。
は、上記低負荷低回転域Aでも電磁クラッチ21がオン
とされるとともに、過給機バイパス弁24が全閉もしく
は小開度に制御されることにより、機械式過給機20に
よる過給が行なわれる。また、インタークーラバイパス
弁27が開かれることにより、過給気はインタークーラ
バイパス通路26を通ってエンジン本体1に送られ、イ
ンタークーラ22による過給気の冷却が避けられる。そ
して、各独立吸気通路15の絞り弁30は小開度に閉じ
られる。
30により気筒別の各独立吸気通路15が絞られること
により、絞り弁30の上流側で過給圧力が高くなり、そ
れに応じて吸気温度が上昇し、この吸気温度の上昇に伴
って各気筒の筒内温度も上昇する。
上記絞り弁30で独立吸気通路15が絞られることによ
り、燃焼室4に流入する吸気の乱流強度が高められる。
この作用と上記のように過給によって筒内温度が上昇す
る作用とで、始動直後の冷間時(エンジン及び触媒の冷
機時)でも燃焼性が向上される。そして、触媒未暖機時
には排気温度上昇に有効な点火時期のリタードが行なわ
れるが、とくに上記のように燃焼性が向上されることで
点火時期のリタード量を充分に大きくすることができ、
これによって排気温度が高められる。
排気温度の上昇をもたらす。また、始動直後の低負荷低
回転時には上記絞り弁30で独立吸気通路15が絞られ
ていてもエンジン回転数が低くて吸入行程が時間的に長
いので燃焼室4に吸気が比較的多く流入し得る状態に
り、このため、過給が行なわれると自然吸気エンジンと
比べて吸入空気量が増加し、それに伴って燃焼ガス量が
増加する。この燃焼ガス量の増加は、排気熱量の増加を
もたらす。
絞り弁30の作動による乱流強度の増加により燃焼性が
向上されることで可能となった点火時期のリタード量の
増大と、筒内温度の上昇に伴う燃焼温度の上昇と、上記
吸入空気量の増加に伴う燃焼ガス量の増加とが、いずれ
も排気熱量を増大させ、この排気熱量の増大により触媒
38の暖機が促進される。そして、前述のように高負荷
高回転時に触媒が温度上昇し過ぎることを避けるために
燃焼室4からある程度離れた位置に触媒38が設けられ
ている場合でも、上記のような作用で触媒38が早期に
暖機される。
温度上昇を、当実施形態のエンジンによる場合と自然吸
気エンジンによる場合とについて示すと図7中の実線及
び破線のようになり、当実施形態のエンジンによる場合
(実線)は、自然吸気エンジンによる場合(破線)と比
べ、触媒が暖機するまでに要する時間が大幅に短縮され
る。
上(好ましくはλ≧1)とし、とくに当実施形態では、
図6に示すように、エンジン始動直後の触媒未暖機時に
理論空燃比よりも大きくて18以下のリーン空燃比と
し、触媒温度の上昇に伴って理論空燃比に変化させるよ
うにしており、このような空燃比制御により、触媒の暖
機が促進されるとともに、触媒未暖機時のエミッション
が改善される。
図8は、燃焼室内の燃焼温度と、燃焼室から排出された
排気ガス(触媒で浄化される前の排気ガス)に含まれる
HC、CO及びNOxの量を、それぞれ、始動直後のエ
ンジンの冷間時(破線)と暖機時(実線)とについて示
したものである。
燃焼温度が低いためNOxは少ないがHC、COは多く
なる傾向があり、また空燃比との関係では理論空燃比付
近よりリッチ側でリッチになるにつれてHC、COが増
大する傾向がある。そして、従来の一般的エンジンで
は、始動直後の冷間時に燃料の気化、霧化が悪いことを
見込んで空燃比をかなりリッチ(例えば13程度もしく
はそれよりリッチ)に設定することにより燃焼安定性の
確保を図っているが、このようにすると図8から明らか
なようにHC、COが増大し、しかも、余剰燃料の気化
潜熱で排気温度の上昇が妨げられ、触媒暖機性能も悪く
なる。
始動直後の触媒未暖機状態の冷間時に、過給が行なわれ
るとともに独立吸気通路15の絞り弁30で乱流強度が
高められることにより燃料の気化、霧化が良くなって燃
焼性が高められることから、始動直後の空燃比を従来よ
りリーンな14.0以上にしても燃焼安定性が確保さ
れ、これによりHC、COが低減されるとともに、燃焼
温度が高められて暖機促進に有利となる。とくに、理論
空燃比よりもリーンで18までの範囲に設定すれば、H
C、COが充分に少なくなり、かつ、燃焼温度がピーク
に近いため暖機が促進される。そして、触媒温度が低く
て浄化作用が殆ど期待できない間は理論空燃比よりもリ
ーンとされるが、触媒温度が次第に上昇すると、完全な
暖機状態になる前でも触媒38がある程度活性化する温
度に達した時点から、理論空燃比に移行されることによ
り、触媒による浄化作用でHC、CO等が低減されると
ともに、暖機促進作用がさらに高められることとなる。
うに機械式過給機20の上流のスロットル弁17の開度
が触媒暖機時と比べて大きくされ、これにより充分な過
給量が確保されるとともに過給圧力が高められ、前記の
ような吸気温度の上昇によって燃焼温度ひいては排気温
度を高める作用、及び吸入空気量の増加によって燃焼ガ
ス量を増加する作用が有効に得られる。また、アイドル
運転状態におけるエンジン回転数は触媒未暖機時に触媒
暖機時より高くなるように点火時期のリタード量等が制
御され、これにより、機械式過給機20の駆動による騒
音増大が抑制される。つまり、当実施形態の装置による
と触媒未暖機時にはアイドル運転状態でも機械式過給機
20が駆動され、アイドル運転時に回転数変動が機械式
過給機20に伝わると機械式過給機20の増速ギヤ等の
バックラッシュにより騒音を生じる。これに対し、機械
式過給機20が駆動される触媒未暖機時にアイドル回転
数を高くしておけば回転数変動が抑制されて上記騒音が
低減される。
状態から走行時に移行したときは、独立吸気通路15の
絞り弁30の開度及び過給機バイパス弁24の開度がそ
れぞれ図6中に破線で示すように変更されることによ
り、過給機20の信頼性及び発進性能が確保される。
状態にあるアイドル運転時には、同図の実線のように絞
り弁30が全閉もしくはこれに近い小開度で独立吸気通
路15を絞った状態とされるとともに、この状態で過給
機20の前後差圧が過度に増大することを避けてシール
部等の信頼性を確保すべく過給機バイパス弁24は全閉
より多少開かれて、過給気を少しだけリリーフする状態
となっている。この状態から走行状態に移行すると、上
記絞り弁30がある程度開かれて流通抵抗が低減される
とともに、過給機バイパス弁24が閉方向に作動されて
過給気のリリーフが抑制されることにより、吸入空気量
が増加し、発進性能が確保される。この場合、過給機バ
イパス弁24が閉じられると過給圧が上昇する傾向が生
じるが、絞り弁30が開かれることで過給圧の上昇が低
減されるので過給機20の前後差圧が過度に増大するこ
とはない。
ン出力が高められ、点火時期の進角によってトルクを稼
ぐ必要はないので、走行状態に移行したときにも点火時
期のリタードによる暖機促進作用は維持される。
に示すように、低回転低負荷領域Aであれば電磁クラッ
チ21がオフとされるとともに過給機バイパス弁24が
開かれることにより過給が停止され、高負荷領域Cに移
行すれば同図中の二点鎖線のように電磁クラッチ21が
オンとされるとともに過給機バイパス弁24が閉じられ
る。そして、触媒暖機状態において過給が行なわれると
きには、インタークーラバイパス弁27が閉じられるこ
とにより、過給気がインタークーラ22で冷却される。
め、吸気弁7と排気弁8の開弁期間に所定のオーバラッ
プをもたせておくことにより、高負荷時に機械式過給機
20による過給を利用して、上記オーバラップの期間に
燃焼室4内の残量排気ガスが掃気されるようにしておく
ことが望ましい。そして、このようにする場合に、上記
絞り弁30は触媒暖機状態となった後も低負荷域では閉
状態とし、高負荷時に開くようにすればよい。このよう
にすると、触媒暖機状態において過給が停止されている
低負荷域では、絞り弁30が閉状態とされることで吸気
流速が高められることにより、吸・排気弁の開弁オーバ
ラップ中に吸気系への排気ガス吹き返しが抑制されるこ
ととなる。
エンジンの構造等は上記実施形態のものに限定されず、
種々変更可能であり、図9〜図16に基づいて変更例を
以下に説明する。
媒温度の変化に応じて絞り弁30の開度及び点火時期が
変更されるようにしている。
21がオンとされるとともに過給機バイパス弁24が全
閉もしくは小開度に制御されることにより、機械式過給
機20による過給が行なわれることは前述の図6の例と
同様であるが、絞り弁30は、エンジン始動直後で触媒
温度が低いときには全閉もしくはこれに近い状態とさ
れ、その後、時間経過に伴う触媒温度の上昇につれて次
第に開度が大きくされる。また、点火時期のリタード量
が触媒温度の上昇につれて次第に大きくされる。そし
て、触媒暖機状態に達すれば、例えば図5中の低負荷低
回転域にある場合に、電磁クラッチ21がオフとされ、
かつ過給バイパス弁24が開かれるとともに、絞り弁3
0が運転状態に応じた開度に制御され、かつ、点火時期
がMBT等の運転状態に応じた適正点火時期に制御され
る。
機状態でも時間経過に伴ってエンジン温度が上昇するに
つれ、次第に燃料の気化、霧化が行なわれ易くなって、
吸気の乱流強度を徐々に弱めることができるようになる
ので、絞り弁30の開度が次第に大きくされる。これに
より絞り弁30での吸気抵抗が軽減されることで出力が
増加する傾向が生じるが、それに見合うだけ点火時期の
リタード量が大きくされることで出力が適度に調整され
る。このようにして未暖機中に触媒温度上昇につれて点
火時期のリタード量が大きくなると、点火時期リタード
による排気温度上昇の効果がより一層高められることと
なる。
時のクランキング中とその後の触媒未暖機時とで制御の
仕方を変えている。すなわち、クランキング中は電磁ク
ラッチ21がオフ、過給機バイパス弁24が開とされる
ことで過給が停止されるとともに、点火時期がエンジン
出力を高めるに有利なMBT等に設定され、クランキン
グ終了後の触媒未暖機時には電磁クラッチ21がオン、
過給機バイパス弁24が閉とされることで過給が行なわ
れるとともに、点火時期がリタードされるようになって
いる。
20の停止によってエンジンの駆動抵抗が低減されると
ともに、点火時期のリタードが行なわれないことによ
り、エンジンの始動が促進される。そして、始動完了後
に、触媒未暖機状態にある場合は過給機20の駆動及び
点火時期のリタード等の、暖機促進のため制御が行なわ
れる。
記実施形態に限定されず、例えば図11に示すように、
気筒別の独立吸気通路を第1通路15aと第2通路15
bとに分割し、その各第2通路15bに絞り弁30´を
設け、この各絞り弁30´をモータ等のアクチュエータ
32´で作動するようにしていもよい。
機械式過給機(この図には不図示)を駆動して過給を行
なうようにしつつ、上記絞り弁30´を閉じるようにす
ればよく、こうすることにより、第1通路15aのみか
ら過給気が燃焼室に供給されてスワールが生成される。
その他の作用は先の実施形態と同様である。
絞り弁30がエンジン出力調節用のエレキスロットル弁
としての機能を有するようにしておいてもよい。すなわ
ち、気筒別の各独立吸気通路15に設けた絞り弁30を
ステップモータ等で駆動して、電気的に制御し得るよう
にし、アクセルペダルと機械的には非連動であるが予め
設定した対応関係に基づきアクセル開度に応じて制御ユ
ニットにより絞り弁開度を制御することにより、エンジ
ン出力を調節することができる。
をエンジン出力調節用のエレキスロットル弁として利用
する場合、アクセル開度に応じた絞り弁開度の特性は、
触媒未暖機時と触媒暖機時とで図12(a)中の実線と
破線とに示すように相違させて、所定アクセル開度以下
の低負荷領域での絞り弁開度が触媒未暖機時に暖機時よ
り大きくなるように設定しておくことが望ましい。
中の破線のようにアクセル開度に応じて絞り弁開度が略
リニアに変化するように特性が設定される。一方、触媒
未暖機時には、同図の実線のように、所定アクセル開度
以下の領域で、アクセル開度の増加に対し、絞り弁開度
がこの領域での触媒暖機時の開度より大きい一定開度
(所定アクセル開度に対応する開度)に保持され、所定
アクセル開度より高負荷側の領域では触媒暖機時と同じ
特性となるように設定される。
して、過給機バイパス弁24は図12(b)に示すよう
に制御される。すなわち、触媒未暖機時には、図12
(b)中の実線のように、アクセル全閉から所定アクセ
ル開度までの範囲でアクセルの増加に対して過給機バイ
パス弁24が所定開度から次第に閉じるように設定され
る。なお、触媒暖機時には同図中の破線のように非過給
領域に相当する低アクセル開度側で過給機バイパス弁2
4が開かれる。
イパス弁24が制御される場合でも、電磁クラッチ、点
火時期、空燃比等の制御は、前述の図6の例と同様とす
ればよい。また、過給機上流のスロットル弁は予め開度
を大きく設定しておけばよいが、このスロットル弁を省
略してもよい。
て走行状態への移行時等に、アイドル状態から次第にア
クセルペダルが踏み込まれている場合に、所定アクセル
開度までは、絞り弁30が一定開度に保たれることによ
り、過度に過給圧が上昇することが避けられ、かつ、あ
る程度は独立吸気通路15が絞られた状態で、適度に過
給気が各気筒2の燃焼室4に供給される。従って、過給
が行なわれつつ独立吸気通路15が絞られることにより
吸気温度が上昇し、吸気の乱流強度が高められ、吸入空
気量の増加によって燃焼ガス量が増加するといった作用
が有効に発揮される。そして、このように絞り弁30が
一定開度に保たれる領域では、アクセル開度の増加に応
じて過給機バイパス弁24が所定開度から次第に閉じら
れることによりエンジン出力が調節される。
った場合や、触媒暖機時には、アクセル開度に対応して
絞り弁開度が変化することによりエンジン出力が調節さ
れる。
に図13のように、触媒未暖機時のアクセル開度に対す
る絞り弁開度の特性をアクセル開度が増加するときと減
少するときとで変更し、つまりアクセル開度の増加に対
しては上記のように所定アクセル開度まで絞り弁開度を
一定に保つが、アクセル開度の減少に対しては所定アク
セル開度以下でもスロットル開度がアクセル開度に対応
してリニアに変化するように設定しておくことが好まし
い。このようにすると、減速時にエンジンブレーキ性能
が確保される。
転時にエンジン回転数変動を抑制して騒音を低減するた
めの手段の他の例を示し、この例では、触媒未暖機時に
おけるアイドル運転時に騒音低減のためラフネス制御を
行うようにしている。
未暖機時にはアイドル運転時でも機械式過給機20が駆
動されて過給が行われるので、このときにエンジン回転
数変動を生じると機械式過給機20の増速ギヤ等のバッ
クラッシュにより騒音が生じ易くなり、これに対し、前
記の図6に示す例では触媒未暖機時にアイドル回転数を
高くしているが、図14に示す例ではさらに、アイドル
運転時にエンジン回転数センサ44の出力に基づいてそ
の回転数変動(ラフネス)を検出するラフネス検出手段
61が設けられている。
ラフネス検出手段61による検出に応じて点火時期制御
手段52により、触媒未暖機時におけるアイドル運転時
に、ラフネスが設定値以上に大きくなると点火時期リタ
ード量を小さくすることでエンジン回転数を高め、ラフ
ネスを抑制するように制御している。なお、クラッチ制
御手段、ABV制御手段、I/Cバイパス弁手段、絞り
弁制御手段、スロットル弁制御手段及び空燃比制御手段
等は図4に示す例と同様であるので、図14においては
図示を省略する。
ロットル弁17(図1参照)の制御の別の例を示してい
る。この図において、スロットル弁制御手段57は、暖
機判定手段51の判定に応じて触媒未暖機にスロットル
弁17の開度を大きくするが、ブレーキスイッチ62が
ONとされたときは上記スロットル弁17を一時的に閉
じるようになっている。なお、点火時期制御手段、クラ
ッチ制御手段、AVB制御手段、I/過給機バイパス弁
手段、絞り弁制御手段及び空燃比制御手段等は図4に示
す例と同様であるので、図15においては図示を省略す
る。
れる触媒未暖機時には、充分な過給量を確保するために
過給機上流側のスロットル弁17の開度が大きくされる
が、触媒未暖機時であってもブレーキスイッチ62がO
Nのときには一時的にスロットル弁17が閉じられるこ
とにより、スロットル弁17と過給機20との間の吸気
通路11内の圧力が低下し、ブレーキ作動用の負圧を得
ることができる。従って、このような制御を行う場合、
スロットル弁17と過給機20との間の吸気通路11
に、マスターバックへ負圧を供給するための通路(図示
せず)を接続しておけばよい。
て、インジェクタ33は各気筒の吸気ポート近傍の独立
吸気通路15に設けられているが、図1に二点鎖線で示
すように燃焼室4に臨むようにインジェクタ33´を設
け、このインジェクタ33´から直接燃焼室内に燃料を
噴射するようにした筒内噴射式エンジンに本発明の制御
装置を適用することもできる。
弁30、点火時期等の制御に加え、インジェクタ33´
からの燃料噴射の制御として、触媒未暖機時に、燃焼室
全体の空燃比は略理論空燃比としつつ、図16に示すよ
うに燃料噴射(噴射パルス)を吸気行程と圧縮行程とに
分割して行なうようにすることが好ましい。
プラグ付近が比較的リッチな混合気、その周囲が比較的
リーンな混合気とされた状態で燃焼が行なわれる。この
ような燃焼により排気温度が高められることは、当発明
者が実験的に確認している。その理由として次のような
ことが推定される。
着火が行なわれると、点火プラグ付近のリッチ混合気層
から周囲のリーン混合気層へ燃焼が広がり、その過程で
リッチ混合気層の余剰燃料がリーン混合気層の酸素を奪
いつつ燃焼し、その燃焼が比較的遅い時期まで持続して
所謂後燃え状態になる等の現象により、排気温度が上昇
するものと推測される。
割噴射による作用と、点火時期をリタードさせるととも
に過給を行ないつつ絞り弁30を絞ることによる吸気温
度上昇、燃焼性向上、燃焼ガス量増加等の作用が相乗的
に得られることにより、大幅に暖機が促進されることと
なる。
点火タイミングを所定量リタードさせるとともに、低負
荷域において触媒未暖機時に機械式過給機により過給が
行なわれるようにすることで、点火時期をリタードして
も充分にエンジン回転速度を維持できる空気量を確保す
るとともに、機械式過給機の下流における各気筒毎の独
立吸気通路に、触媒未暖機時に通路を絞る絞り弁を設け
ているため、触媒暖機時に、絞り弁上流側で過給圧が上
昇することにより吸気温度が上昇し、かつ、絞り弁によ
り吸気の乱流強度が高められて、これらの作用で燃焼性
が向上され、これにより点火時期のリタード量を大きく
し、排気温度を上昇させることが可能になる。その上、
吸気温度の上昇に伴って排気ガス温度が上昇するととも
に、過給による吸入空気量の増加に伴って排気ガス量が
増加し、これらの相乗作用により、充分に触媒の暖機を
促進し、エンジン始動後に暖機状態に達するまでの時間
を大幅に短縮することができる。
一例を示す全体概略図である。
平面図である。
ある。
ク図である。
明図である。
対象の動作を示すタイムチャートである。
O、NOxとの関係を暖機時と冷間時とについて示すグ
ラフである。
る。
トである。
構造の別の例を示す概略平面図である。
調節用のエレキスロットル弁としての機能を有するよう
にした場合のアクセル開度と絞り弁開度との関係
(a)、及びアクセル開度と過給機バイパス弁の開度と
の関係(b)を、それぞれ触媒未暖機時と触媒暖機時と
について示すグラフである。
未暖機時におけるアクセル開度増加時とアクセル開度減
少時とについて示すグラフである。
ブロック図である。
示すブロック図である。
用した場合における触媒未暖機時の燃料噴射の制御の例
を示す図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 吸気通路に機械式過給機を備える一方、
排気通路に排気ガス浄化用の触媒を備え、かつ、触媒未
暖機時に点火タイミングを所定量リタードさせるように
なっている機械式過給機付エンジンにおいて、上記機械
式過給機をバイパスする過給機バイパス通路を開閉する
過給機バイパス弁と、この過給機バイパス弁をエンジン
低負荷時において触媒未暖機時に全閉もしくは小開度に
閉じ、触媒暖機時に開くように制御する過給機バイパス
弁制御手段とを設けるとともに、機械式過給機の下流に
おける各気筒毎の独立吸気通路に、触媒未暖機時に通路
を絞る絞り弁を設けたことを特徴とする機械式過給機付
エンジンの制御装置。 - 【請求項2】 燃焼室に供給する混合気の空燃比を制御
する空燃比制御手段を備え、上記空燃比を触媒未暖機時
に14.0以上とすることを特徴とする請求項1記載の
機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項3】 上記空燃比を触媒未暖機時に理論空燃比
もしくはこれよりも大きい空燃比とすることを特徴とす
る請求項2記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項4】 上記空燃比を触媒未暖機時に理論空燃比
よりも大きいリーン空燃比とし、触媒暖機時に略理論空
燃比とすることを特徴とする請求項3記載の機械式過給
機付エンジンの制御装置。 - 【請求項5】 上記空燃比をエンジン始動直後の触媒未
暖機時に理論空燃比よりも大きくて18以下のリーン空
燃比とし、触媒温度の上昇に伴って理論空燃比に変化さ
せるようにしたことを特徴とする請求項4記載の機械式
過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項6】 機械式過給機より下流の吸気通路にイン
タークーラを設けるとともに、機械式過給機より下流で
インタークーラより上流の吸気通路とインタークーラよ
り下流で各絞り弁より上流の吸気通路とを接続するイン
タークーラバイパス通路と、このインタークーラバイパ
ス通路を開閉するインタークーラバイパス弁とを設け、
触媒未暖機時に上記インタークーラバイパス通路を開く
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項7】 機械式過給機を駆動状態と停止状態とに
切換えるクラッチと、このクラッチの作動を制御する手
段とを備え、エンジンの低回転低負荷域では上記クラッ
チを触媒未暖機時にオン状態、触媒暖機時にオフ状態に
制御するようにしたことを特徴とする請求項1乃至6の
いずれかに記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項8】 触媒未暖機時において車両停止状態から
走行状態への移行時に、各気筒毎の独立吸気通路に設け
た絞り弁を部分的に開くことを特徴とする請求項1乃至
7のいずれかに記載の機械式過給機付エンジンの制御装
置。 - 【請求項9】 触媒未暖機時において車両停止状態にあ
るときに、過給機バイパス弁を部分的に開くことにより
機械式過給機の下流側圧力と上流側圧力との差圧が一定
範囲内になるように制御するとともに、触媒未暖機時に
おいて車両停止状態から走行状態への移行時に、過給機
バイパス弁の開度を小さくすることを特徴とする請求項
8記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項10】 触媒暖機状態に至るまでの間で触媒の
温度が上昇するに伴い、各気筒毎の独立吸気通路の絞り
弁の開度を次第に大きくするとともに、点火時期のリタ
ード量を増大させるようにしたことを特徴とする請求項
1乃至9のいずれかに記載の機械式過給機付エンジンの
制御装置。 - 【請求項11】 各気筒毎の独立吸気通路に設けた絞り
弁はエンジン出力調節機能を有し、かつ、アクセルペダ
ルと機械的に非連動で電気的に制御されるようにし、ア
クセル開度に対する絞り弁開度の特性を触媒未暖機時と
触媒暖機とで相違させて、アクセル開度が所定アクセル
開度以下の領域での絞り弁開度が触媒未暖機時に触媒暖
機時より大きくなるように設定したことを特徴とする請
求項1乃至10のいずれかに記載の機械式過給機付エン
ジンの制御装置。 - 【請求項12】 触媒未暖機時において所定アクセル開
度以下の領域では、アクセル開度の増加に対し、絞り弁
開度を一定開度に保持し、かつ、過給機バイパス弁を所
定開度から次第に閉じるように設定したことを特徴とす
る請求項11記載の機械式過給機付エンジンの制御装
置。 - 【請求項13】 触媒未暖機時においてアクセル開度の
減少に対しては所定アクセル開度以下の領域でもアクセ
ル開度に対応して絞り弁開度を減少させるように設定し
たことを特徴とする請求項12記載の機械式過給機付エ
ンジンの制御装置。 - 【請求項14】 機械式過給機の上流において吸気通路
の開口面積を調節する開口面積調節手段と、この開口面
積調節手段を制御する手段とを設け、触媒未暖機時には
触媒暖機時よりも開口面積調節手段の開度を大きくする
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
かに記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項15】 開口面積調節手段として機械式過給機
の上流に吸気通路を絞る上流側絞り弁を設け、ブレーキ
作動時に一時的に上記上流側絞り弁を閉じることを特徴
とする請求項14記載の機械式過給機付エンジンの制御
装置。 - 【請求項16】 クランキングからエンジン回転数が吹
き上がるまでのエンジン始動初期には過給機バイパス弁
を開くとともに点火時期をアドバンス側に制御し、その
後において触媒未暖機状態にあるときに過給機バイパス
弁を閉じるとともに点火時期をリタード側に制御するよ
うにしたことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか
に記載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項17】 増速ギヤ内蔵の機械式過給機を備える
ものにおいて、アイドル運転状態では触媒未暖機時に触
媒暖機時よりエンジン回転数が高くなるように点火時期
リタード量を制御することを特徴とする請求項1乃至1
6のいずれかに記載の機械式過給機付エンジンの制御装
置。 - 【請求項18】 増速ギヤ内蔵の機械式過給機を備える
ものにおいて、エンジンのラフネスを検出する手段を設
け、アイドル運転状態での触媒未暖機時に上記ラフネス
を設定値以下に保つように点火時期リタード量を制御す
ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載
の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項19】 燃焼室内に直接燃料を噴射するインジ
ェクタを備え、触媒未暖機時に、燃焼室全体としての空
燃比を略理論空燃比としつつ上記インジェクタからの燃
料噴射を吸気行程と圧縮行程とに分割して行なうように
したことを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記
載の機械式過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項20】 エンジンの排気マニホールドに排気管
を介して触媒を接続したことを特徴とする請求項1乃至
19のいずれかに記載の機械式過給機付エンジンの制御
装置。 - 【請求項21】 低負荷低回転域では各気筒毎の独立吸
気通路に設けた絞り弁を触媒暖機後も閉状態とし、か
つ、吸気弁と排気弁の開弁期間をオーバラップさせたこ
とを特徴とする請求項1乃至20のいずれかに記載の機
械式過給機付エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20556798A JP3812156B2 (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | 機械式過給機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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