JP2000038844A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2000038844A
JP2000038844A JP10206711A JP20671198A JP2000038844A JP 2000038844 A JP2000038844 A JP 2000038844A JP 10206711 A JP10206711 A JP 10206711A JP 20671198 A JP20671198 A JP 20671198A JP 2000038844 A JP2000038844 A JP 2000038844A
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JP10206711A
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Yoshihiro Yoshida
義広 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部収納所と内部収納所とを住宅内に効率的
にかつスッキリと納めることができる住宅を提供するこ
と。 【解決手段】 階段12下に設けられた外部収納所14
と内部収納所13とを、それぞれ平面視においてほぼ方
形状とし、これら方形状の外部収納所14と内部収納所
13のそれぞれの平面視における縦横の長さを、基準寸
法の整数倍に設定し、少なくとも外部収納所14と内部
収納所13とを配置するスペースSの縦横の長さを前記
基準寸法の整数倍に設定し、該スペースS内に前記外部
収納所14と内部収納所13とを適宜配置することで、
外部収納所13と内部収納所14とを住宅内に効率的に
かつスッキリと納めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から被収納物
を出し入れ可能な外部収納所を備えた住宅に関するもの
である。
【0002】
【背景の技術】住宅として、工場生産化による現場での
施工期間の短縮、コスト低減、高品質化を図ったユニッ
ト住宅が知られている。このユニット住宅の一例とし
て、特開平8−60877号公報に記載の住宅が知られ
ている。このユニット住宅は、平面ほぼ矩形状でほぼ同
一の大きさの複数個のユニットで構成される基本区画
と、ユニットまたはユニット以外の構造材で構成される
自由区画とからなり、前記基本区画がキッチンユニッ
ト、玄関ホールユニット、階段ユニット、サニタリーユ
ニットを備えた構成となっており、これら各ユニットの
長辺および短辺方向のそれぞれの長さは、基準寸法を
0.5M(モジュール)とすると、その整数倍に設定され
ている。なお、1Mは例えば910mmとされている。
【0003】ところで、住宅を設計する場合、居室、玄
関、キッチン、洗面所、浴室等の平面的な大きさや位置
は、上述したユニット住宅においては勿論のこと、パネ
ル工法による住宅においても、基準寸法の整数倍に設定
されており、このように設定することで、効率的な住宅
の設計を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな住宅においては、住宅内に設ける内部収納所は、居
室、玄関、キッチン、洗面所、浴室等の配置(レイアウ
ト)を設計したうえで、適宜の空きスペースに配置して
いるので、内部収納所を配置するスペースは必ずしも基
準寸法の整数倍に設定されているものではないので、内
部収納所をスッキリと納めるのが困難になる場合があっ
た。また、近年ガーデニング等が盛んに行われており、
これに使用する道具、器具等を収納する外部収納所が必
要となっているが、この外部収納所を住宅の庭等に設置
すると、その分庭が狭くなるばかりか、外観上好ましく
ないので、住宅の建物内に外部収納所を設ける場合があ
る。この場合、外部収納所を配置するスペースを建物内
に確保する必要があるが、該スペースを確保するには、
前記内部収納所を考慮しないと、内部収納所と外部収納
所がバラバラに配置されることがあるとともに、これら
内部収納所と外部収納所とを効率的にかつスッキリと納
めるのが困難になってくるという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、外部収納所と内部収納所とを住宅内に効率的にかつ
スッキリと納めることができる住宅を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、例えば図1〜図3に示
すように、階段12下に、外部から被収納物を出し入れ
可能な外部収納所14と、内部から被収納物を出し入れ
可能な内部収納所13とを設け、前記外部収納所14と
内部収納所13とを、それぞれ平面視においてほぼ方形
状とし、これら方形状の外部収納所14と内部収納所1
3のそれぞれの平面視における縦横の長さを基準寸法の
整数倍に設定し、さらに、少なくとも前記外部収納所1
4と内部収納所13とを配置するスペースSをほぼ方形
状とし、このスペースSの縦横の長さを前記基準寸法の
整数倍に設定したものである。
【0007】前記スペースS内に外部収納所14と内部
収納所13とを配置する場合、例えば、前記外部収納所
14の一辺を住宅の外壁N1に沿って配置し、内部収納
所13の一辺を前記外部収納所14の他辺の延長上に位
置するようにして配置するが、外部収納所14と内部収
納所13とを配置はこれに限るものではなく、前記スペ
ースS内に納まる配置であればどのような配置であって
もよい。上記のようにして外部収納所14と内部収納所
13とを配置した場合、該内部収納所13の側方に、折
り返し階段12の一方の直階段部分12aを配置し、前
記外部収納所14の上方に前記折り返し階段12の折り
返し部12bを配置し、さらに、前記内部収納所13の
上方に折り返し階段12の他方の直階段部分12cを配
置するのが望ましい。さらに、前記スペースS内には、
外部収納所14と内部収納所13の他に、小ホール9等
を配置してもよい。また、例えば1M(モジュール)を9
10mmとすると、1/4M(クォータモジュール:2
27.5mm)を前記基準寸法とするが、この基準寸法
はこれに限ることなく、例えば1M(モジュール)が10
00mmである場合は、250mmを基準寸法とする。
【0008】請求項1の住宅においては、階段12下に
設けられた外部収納所14と内部収納所13とが、それ
ぞれ平面視においてほぼ方形状であり、これら方形状の
外部収納所14と内部収納所13のそれぞれの平面視に
おける縦横の長さが、基準寸法の整数倍に設定されてお
り、少なくとも前記外部収納所14と内部収納所13と
を配置するスペースSの縦横の長さが前記基準寸法の整
数倍に設定されているので、該スペースS内に前記外部
収納所14と内部収納所13とを適宜配置することで、
外部収納所13と内部収納所14とが住宅内に効率的に
かつスッキリと納まる。
【0009】請求項2の住宅は、請求項1において、前
記階段12を設置するスペースS1を平面視においてほ
ぼ方形状とし、該方形状のスペースS1の平面視におけ
る縦横の長さを、前記基準寸法の整数倍でかつ少なくと
も前記外部収納所14と内部収納所13とを配置するス
ペースSの縦横の長さ以下に設定したものである。
【0010】前記階段12は直階段でもよいし、折り返
し階段12でもよい。折り返し階段12は、2つの直階
段部分12a,12cと、これら直階段部分12a,12
cの間に設けられる折り返し部12bとを備えているの
で、これら直階段部分12a,12cと折り返し部12
bとからなる全体を設置するスペースS1を平面視にお
いてほぼ方形状にする。
【0011】請求項2の住宅においては、前記階段を設
置するスペースS1を平面視においてほぼ方形状とし、
該方形状のスペースS1の平面視における縦横の長さ
を、前記基準寸法の整数倍に設定しかつ前記外部収納所
14と内部収納所13とを配置するスペースSの縦横の
長さ以下に設定したので、階段が、前記外部収納所およ
び内部収納所と併せて住宅内に効率的にかつスッキリと
納まる。
【0012】請求項3の住宅は、請求項1または2にお
いて、前記階段を折り返し階段12とし、この折り返し
階段12の折り返し部12b下に、前記外部収納所14
を配置し、折り返し階段12の直階段部分12c下に前
記内部収納所13を配置したものである。
【0013】請求項3の住宅においては、折り返し階段
12の折り返し部12b下に、前記外部収納所14を配
置し、折り返し階段12の直階段部分12c下に前記内
部収納所13を配置したので、外部収納所14と内部収
納所13の上方にスッキリと折り返し階段12が納ま
る。
【0014】請求項4の住宅は、請求項1〜3のいずれ
かにおいて、前記外部収納所14を住宅の外壁N1に形
成された凹所25に配設したものである。請求項4の住
宅においては、外部収納所14が住宅の外壁N1から突
出しないので、住宅を外観した場合における外部収納所
14の納まりがスッキリとしものとなる。
【0015】請求項5の住宅は、請求項4において、前
記外部収納所14に、開閉扉26を住宅の外壁N1とほ
ぼ面一に設けたものである。前記開閉扉26は引き違い
式の扉であってもよいし、片開きあるいは両開き式の扉
であってもよい。
【0016】請求項5の住宅においては、前記外部収納
所14に開閉扉26を設けることで、外部収納所14に
収納された被収納物を風雨から守ることができ、また、
該開閉扉26が住宅の外壁N1とほぼ面一であるので、
住宅の外観意匠性が優れたものになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の住
宅の実施の形態例について説明する。 (第1実施形態例)図1および図2は第1例の住宅を示す
もので、図1は1階の平面図、図2は2階の平面図であ
る。図1に示すように、住宅の1階には、南側に居間兼
食堂1が配設されており、この居間兼食堂1の東側には
台所2が配設され、この台所2には居間兼食堂1から開
口部2aを介して行き来可能となっている。また、前記
台所2の北側には、東入りの玄関3が配設されており、
この玄関3の北側にはトイレ4と洗面所5とが東西に隣
接して配設され、洗面所5には玄関ホール3aからドア
5aを介して行き来可能となっている。
【0018】また、前記居間兼食堂1の北側には和室6
が配設されており、この和室6には居間兼食堂1から引
き違い戸6aを介して行き来可能となっている。前記和
室6の西側には収納室7が配設されており、この収納室
7には和室6から引き違い戸6bを介して行き来可能と
なっている。また、該収納室7には前記居間兼食堂1か
らドア7aを介して行き来可能となっている。また、前
記和室6を形成する壁10と、前記洗面所5と玄関3を
形成する壁11との間には、折り返し階段12と内部収
納所13と外部収納所14とが配設されている。前記折
り返し階段12、内部収納所13および外部収納所14
についての詳しい説明は後述することにする。
【0019】図2に示すように、住宅の2階には、南側
に子供部屋15が配設されており、この子供部屋15に
は、前記折り返し階段14の下り口に配設された小ホー
ル16からドア15a,15bを介して行き来可能とな
っている。なお、子供部屋15の南側には、バルコニー
17が配設されている。前記子供部屋15の北側には寝
室18が配設されており、この寝室18には前記少ホー
ル16からドア18aを介して行き来可能となってい
る。なお、寝室18にはクローゼット19が配設されて
いる。前記寝室18の東側には、前記折り返し階段1
2、トイレ20、洗面所21、浴室22が配設されてお
り、前記トイレ20と洗面所21とには、前記少ホール
16からドア20a,21aを介してそれぞれ出入り可
能となっている。
【0020】次に、前記折り返し階段12、内部収納所
13および外部収納所14について詳細に説明する。な
お、上述した住宅は、パネル工法によって構築されたも
のであり、平面視における各壁の位置は、図1において
西側の外壁W1および南側の外壁S1を基準位置とし、
この基準位置から、基準寸法の整数倍の位置に設定され
ている。この基準寸法は1M(モジュール)を910mm
とすると、1/4M(クォータモジュール:227.5
mm)に設定されている。
【0021】図1に示すように、前記壁10は前記外壁
W1から4M(モジュール)の位置に配置されており、前
記壁11は外壁W1から6M(モジュール)の位置に配置
されている。したがって、前記壁10と壁11との間の
距離は2M(モジュール)に設定されている。また、住宅
の北側の外壁N1は前記外壁S1から9M(モジュール)
の位置に配置されており、前記居間兼食堂1を形成する
北側の壁8は前記外壁S1から5M(モジュール)の位置
に配置されている。したがって、前記外壁S1と壁8と
の間の距離は4M(モジュール)に設定されている。よっ
て、住宅の1階の平面視において、前記折り返し階段1
2、内部収納所13、外部収納所14、折り返し階段1
2の上り口近傍の小ホール9を配置するスペースSは、
縦の長さが4M(モジュール)、横の長さが2M(モジュ
ール)の長方形状になっている。
【0022】前記内部収納所13は、図3に示すように
平面視において、縦横の長さがそれぞれ1M(モジュー
ル)、つまり、縦横の長さがそれぞれ前記基準寸法の4
倍に設定された正方形状をなしている。また、前記内部
収納所13の南側の端部には、両開き扉13aが設けら
れており、該両開き扉13aを介して前記小ホール9側
から被収納物を出し入れするようになっている。前記外
部収納所14は、平面視において、縦の長さが3/4
(モジュール)、横の長さが2M(モジュール)、つまり縦
の長さが前記基準寸法の3倍、横の長さが前記基準寸法
の4倍に設定された長方形状をなしている。
【0023】前記外部収納所14は、住宅の北側の外壁
N1に形成された凹所25に配設されており、この凹所
25の内壁面には、住宅の外壁材と同質の外壁材25a
が設けられている。さらに、前記外部収納所14には、
引き違い式の開閉扉26が住宅の外壁とほぼ面一に設け
られており、該開閉扉26を介して住宅の外部から被収
納物を出し入れするようになっている。また、前記外部
収納所14の天井には住宅の屋根の軒天材と同質の軒天
材27が設けられており、該外部収納所14の床28は
コンクリートを打設することで形成されたものであり、
住宅内部の床より低く設定されている。
【0024】上記のように、外部収納所14は凹所25
に配設されているので、住宅の外壁から突出することが
なく、よって、住宅を外観した場合における外部収納所
14の納まりがスッキリとしものとなる。また、前記外
部収納所14に開閉扉26が設けられているので、外部
収納所14に収納された被収納物を風雨から守ることが
でき、また、該開閉扉26が住宅の外壁とほぼ面一であ
るので、住宅の外観意匠性が優れたものになる。
【0025】前記内部収納所13は、図3に示すよう
に、前記外部収納所14の背面側に隣接して配置されて
おり、該外部収納所14の東側の壁の延長上に内部収納
所13の東側の壁が位置している。また、図4に示すよ
うに、前記内部収納所13の天井はその北側が、前記折
り返し階段12の傾斜に沿う傾斜天井29となってお
り、該内部収納所13の床30は、前記外部収納所14
の床28より高く設定されている。
【0026】前記折り返し階段12は、図2および図3
に示すように、平面視において、縦の長さが3M(モジ
ュール)、横の長さが1M(モジュール)、つまり縦の長
さが前記基準寸法の12倍、横の長さが前記基準寸法の
4倍の長方形状のスペースS1に配設されたもので、前
記内部収納所13の西側に設けられた直階段部分12a
と、この直階段部分12aに接続され、前記外部収納所
14の上方に設けられた折り返し部12bと、この折り
返し部12bに接続され、前記内部収納所13の上方に
設けられた直階段部分12cとから構成されている。
【0027】以上のように、本例の住宅では、折り返し
階段12の下に、互いに隣接して外部収納所14と内部
収納所13とを設け、該外部収納所14の平面視におけ
る縦の長さが3/4M(基準寸法の3倍)、横の長さが2
M(基準寸法の8倍)となっており、また、内部収納所1
3の平面視における縦横の長さがそれぞれ1M(基準寸
法の4倍)となっており、さらに、前記外部収納所14
と内部収納所13とを配置するスペースの縦の長さが4
M(基準寸法の16倍)、横の長さが2M(基準寸法の8
倍)となっているので、外部収納所14と内部収納所1
3とを住宅内に効率的にかつスッキリと納めることがで
きる。
【0028】また、前記折り返し階段12を設置するス
ペースが平面視においてほぼ方形状をなしており、これ
ら方形状のスペースの平面視における縦の長さが3M
(基準寸法の12倍)、横の長さが1M(基準寸法の4倍)
となっているので、折り返し階段12を前記外部収納所
14および内部収納所13と併せて住宅内に効率的にか
つスッキリと納めることができる。
【0029】(第2実施形態例)図5は本発明の住宅の
第2例を示すものである。この図に示す住宅が前記第1
例の住宅と異なる点は、前記内部収納所13の大きさで
あるので、この点についてのみ説明し、他の共通部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。すなわち、図
5においては、平面視において、前記内部収納所13が
長方形状をなしており、縦方向の長さが7/4M(基準
寸法の7倍)、横方向の長さが1M(基準寸法の4倍)に
設定されている。したがって、上記の場合においても、
外部収納所14と内部収納所13とを住宅内に効率的に
かつスッキリと納めることができるとともに、折り返し
階段12を前記外部収納所14および内部収納所13と
併せて住宅内に効率的にかつスッキリと納めることがで
きる。
【0030】(第3実施形態例)図6は本発明の住宅の第
3例を示すものである。この図に示す住宅が前記第1例
の住宅と異なる点は、前記内部収納所13の大きさと構
成であるので、この点についてのみ説明し、他の共通部
分には同一符号を付してその説明を省略する。すなわ
ち、図6においては、内部収納所13が東側(図6にお
いて右側)に大きく開口しており、該内部収納所13に
は、収納家具30,31が設置されており、この収納家
具30,31に前記開口から被収納物を出し入れするよ
うになっている。
【0031】また、図6においては、平面視において、
前記内部収納所13が長方形状をなしており、縦方向の
長さが2M(基準寸法の8倍)、横方向の長さが1M(基
準寸法の4倍)に設定されている。したがって、上記の
場合においても、外部収納所14と内部収納所13とを
住宅内に効率的にかつスッキリと納めることができると
ともに、折り返し階段12を前記外部収納所14および
内部収納所13と併せて住宅内に効率的にかつスッキリ
と納めることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、階段下に設けられた外部収納所と内部
収納所とが、それぞれ平面視においてほぼ方形状であ
り、これら方形状の外部収納所と内部収納所の平面視に
おける縦横の長さを、基準寸法の整数倍に設定し、さら
に、少なくとも前記外部収納所と内部収納所とを配置す
るスペースの縦横の長さを前記基準寸法の整数倍に設定
したので、該スペース内に前記外部収納所と内部収納所
とを適宜配置することで、外部収納所と内部収納所とを
住宅内に効率的にかつスッキリと納めることができる。
【0033】請求項2の住宅によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記階段を
設置するスペースを平面視においてほぼ方形状とし、該
方形状のスペースの平面視における縦横の長さを、基準
寸法の整数倍でかつ少なくとも前記外部収納所と内部収
納所とを配置するスペースの縦横の長さ以下に設定した
ので、階段を、前記外部収納所および内部収納所と併せ
て住宅内に効率的にかつスッキリと納めることができ
る。
【0034】請求項3の住宅によれば、請求項1または
2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記階段を折り返し階段とし、この折り返し階段の折り返
し部下に、前記外部収納所を配置し、折り返し階段の直
階段部分下に前記内部収納所を配置したので、隣接する
外部収納所と内部収納所の上方にスッキリと折り返し階
段を納めることができる。
【0035】請求項4の住宅によれば、請求項1〜3の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記外部収納所を住宅の外壁に形成された凹所に配
設したので、外部収納所が住宅の外壁から突出しなくな
り、よって、住宅を外観した場合における外部収納所の
納まりをスッキリとしものとすることができる。
【0036】請求項5の住宅によれば、請求項4と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記外部収
納所に、開閉扉を住宅の外壁とほぼ面一に設けたので、
外部収納所に収納された被収納物を風雨から守ることが
できるとともに、住宅の外観意匠性が優れたものにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の第1例を示すもので、住宅の1
階の平面図である。
【図2】同、住宅の2階の平面図である。
【図3】同、住宅の要部を示す平面図である。
【図4】同、住宅の要部を示す側断面図である。
【図5】本発明の住宅の第2例を示すもので、住宅の要
部を示す平面図である。
【図6】本発明の住宅の第3例を示すもので、住宅の要
部を示す平面図である。
【符号の説明】
12 折り返し階段(階段) 13 内部収納所 14 外部収納所 25 凹所 26 開閉扉 S 外部収納所と内部収納所とが配置されるスペース S1 階段を配置するスペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段下に、外部から被収納物を出し入れ
    可能な外部収納所と、内部から被収納物を出し入れ可能
    な内部収納所とが設けられ、 前記外部収納所と内部収納所とが、それぞれ平面視にお
    いてほぼ方形状をなし、これら方形状の外部収納所と内
    部収納所のそれぞれの平面視における縦横の長さが、基
    準寸法の整数倍に設定され、 さらに、少なくとも前記外部収納所と内部収納所とが配
    置されるスペースが平面視においてほぼ方形状をなし、
    このスペースの縦横の長さが前記基準寸法の整数倍に設
    定されていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、 前記階段を設置するスペースが平面視においてほぼ方形
    状をなし、該方形状のスペースの平面視における縦横の
    長さが、前記基準寸法の整数倍でかつ少なくとも前記外
    部収納所と内部収納所とが配置されるスペースの縦横の
    長さ以下に設定されていることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の住宅おいて、 前記階段が折り返し階段であり、この折り返し階段の折
    り返し部下に、前記外部収納所が配置され、折り返し階
    段の直階段部分下に前記内部収納所が配置されているこ
    とを特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の住宅お
    いて、 前記外部収納所は住宅の外壁に形成された凹所に配設さ
    れていることを特徴とする住宅。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の住宅おいて、 前記外部収納所には、開閉扉が住宅の外壁とほぼ面一に
    設けられていることを特徴とする住宅。
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