JP2000248763A - 住宅建物 - Google Patents

住宅建物

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Publication number
JP2000248763A
JP2000248763A JP11056487A JP5648799A JP2000248763A JP 2000248763 A JP2000248763 A JP 2000248763A JP 11056487 A JP11056487 A JP 11056487A JP 5648799 A JP5648799 A JP 5648799A JP 2000248763 A JP2000248763 A JP 2000248763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
living room
room
residential building
frontage
entrance hall
Prior art date
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Pending
Application number
JP11056487A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Ono
貴英 小野
Kohei Ueki
宏平 上木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP11056487A priority Critical patent/JP2000248763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広がり感のある機能性の高い居住空間を確保す
ることができるとともに、外部からのちょっとした訪問
者に対してはプライバシーを確保することができる狭小
間口の敷地に好適な住宅建物を提供する。 【解決手段】狭小間口21の敷地2に立設するように間
口Wが狭く奥行きDが長く形成されてなる住宅建物1で
あって、玄関ホール11aに隣接して居間11bが設け
られ、この玄関ホール11aと居間11bとの間が仕切
戸11cで仕切られるとともに、上記居間11bは、隣
接する土間11dと連続する空間を形成するようになさ
れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭小間口の敷地に
立設するのに好適な住宅建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、狭小間口の敷地に立設される住
宅建物は、敷地形状に合わせて間口が狭く奥行きが長く
形成されている。
【0003】従来より、この種の住宅建物は、前面道路
に面する間口の一側寄りに玄関口を設け、この玄関口か
ら住宅建物の内部の奥行き方向に沿って廊下を設け、こ
の廊下から各室内に入るように構成されていた。また、
この廊下に設けられた階段から二階へ上がるようになさ
れ、廊下、階段といった生活動線を、各室内と分断して
個々の室内の居住性を重視していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の住
宅建物のように、廊下、階段といった生活動線と、各室
内空間とを分断してしまうと、間口が狭いので充分な室
内空間を確保するのが困難となり、各室内の広がり感が
無くなってしまう。また、室内に設ける間仕切壁などが
増えるので、住宅建物がコスト高になってしまう。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、広がり感のある機能性の高い居住空間を確保
することができるとともに、外部からのちょっとした訪
問者に対してはプライバシーを確保することができる狭
小間口の敷地に好適な住宅建物を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の住宅建物は、狭小間口の敷地に立設するよう
に間口が狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物であ
って、玄関ホールに隣接して居間が設けられ、この玄関
ホールと居間との間が仕切戸で仕切られるとともに、上
記居間は、隣接する室内と連続する空間を形成するよう
になされたものである。
【0007】また、上記住宅建物において、居間に隣接
して土間が設けられ、この居間と土間とが連続する空間
となされたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は住宅建物1の間取りを示している。
すなわち、この住宅建物1は、狭小間口21の敷地2に
立設するように間口Wが狭く、奥行きDが長く形成され
てなり、一階11の玄関ホール11aに隣接して居間1
1bが設けられ、この玄関ホール11aと居間11bと
が仕切戸11cで仕切られるとともに、居間11bに隣
接して土間11dが設けられ、居間11bと土間11d
とが連続する空間となされている。
【0010】一階11は、玄関ポーチ11eから玄関口
11fを入って玄関ホール11aが設けられている。玄
関ホール11aから間口Wに沿って隣接した位置には、
居間11bが設けられている。居間11bと玄関ホール
11aとの間は、仕切戸11cによって仕切られてい
る。
【0011】居間11bに隣接する住宅建物1の正面に
は、居間11bと連続する空間を形成するように土間1
1dが設けられている。土間11dには、住宅建物1の
正面に面して掃き出し窓11gが設けられている。この
掃き出し窓11gは、敷地2の庭22に面するようにな
されている。
【0012】また、居間11bから住宅建物1の奥行き
Dに沿った裏方向には、食堂11h、カウンターキッチ
ンの厨房11iが設けられ、住宅建物1の裏側に面し
て、トイレ11j、洗濯機置き場11k、洗面所11
m、浴室11nが設けられている。また、食堂11hか
ら間口Wに沿って隣接した位置には、二階12へ上がる
階段11oが設けられている。この階段11o下には、
洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたりする家事コ
ーナー11pが設けられている。
【0013】二階12は、階段11oを上がった廊下1
2aを奥行きDに沿って裏方向に進んだ突き当たりに手
洗い12bが設けられている。この手洗い12bに隣接
してトイレ12cが設けられている。また、この廊下1
2aから間口Wに沿って隣接した位置には、寝室12d
が設けられている。寝室12dには、クローゼット12
eが設けられている。廊下12aを奥行きDに沿って正
面方向に進んだ突き当たりには、子供用の勉強部屋12
fが設けられている。この勉強部屋12fから間口Wに
沿って隣接した位置には、畳敷きの寝室12gが、勉強
部屋12fと連続する空間で設けられている。この勉強
部屋12fと寝室12gとの間は、一部分が間仕切り収
納12hによって仕切られている。この勉強部屋12f
では、子供同士がみんな並んで勉強し、畳敷きの寝室1
2gでは、みんな一緒に寝ることとなり、合宿スタイル
で生活できるようになされている。また、寝室12gの
外側にはバルコニー12iが設けられている。
【0014】このようにして構成される住宅建物1によ
ると、一階11の玄関ホール11aと居間11bとの間
の仕切戸11cを閉めておくことで、宅配便や出前など
の外部からのちょっとした人の訪問があった場合に、居
間11b内を見通されるのを防止して、玄関ホール11
aでの対応ができるようになされている。
【0015】また、居間11bに訪問客を迎え入れた場
合、土間11d、居間11b、食堂11h、厨房11i
が全て連続するので、広がりのあるくつろげる空間を得
ることができる。特に、土間11dは、庭22の感覚で
観葉植物などを置いて半屋外的な雰囲気にすることがで
きるので、この土間11bに設けた掃き出し窓11gを
介して庭22と融合した一層の解放感のある空間とする
ことができる。
【0016】さらに、この住宅建物1は、一階11の土
間11d、居間11b、食堂11h、厨房11iが全て
連続していて余分な間仕切壁や廊下が無いので、効率的
で安価な間取りを構成することができる。特に、この住
宅建物1の場合、余分な間仕切壁や廊下がないのに加え
て、一階11と二階12の水回り、すなわち、一階11
の厨房11i、トイレ11j、洗濯機置き場11k、洗
面所11m、浴室11nおよび、二階12の手洗い12
b、トイレ12cが、住宅建物1の奥行きD方向に沿っ
た裏側に集まる間取りとなっているので、給排水管の取
りまわしも簡単になり、施工コストの低減が図れること
となる。
【0017】なお、本実施の形態では、玄関ホール11
aと居間11bとの間にスライド式の仕切戸11cが設
けられているが、この仕切戸11cは、片開き式のもの
であっても良い。
【0018】また、仕切戸11cは、光を通さない遮光
性のものであっても良いし、光を通す採光性のある透明
または半透明のものであっても良い。ただし、透明の場
合、仕切戸11cを閉めても、この仕切戸11c越しに
居間11b内を見通されることとなるので、部分的に透
明となされたものでなければならない。
【0019】さらに、本実施の形態では、居間11b
は、土間11d、食堂11h、厨房11iの全ての空間
が連続するようになされているが、居間11bに隣接す
る一つ以上の室内と連続する空間を形成するものであれ
ば、特にこのような空間に限定されるものではなく、例
えば、土間11dとだけ連続するようになされたもので
あっても良いし、食堂11hとだけ連続するようになさ
れたものであっても良いし、土間11dと食堂11hと
に連続するようになされたものであっても良いし、食堂
11hと厨房11iとに連続するようになされたもので
あっても良い。
【0020】さらに、住宅建物1は、本実施の形態で
は、二階建てとなされているが、一階建てであっても良
いし、三階建て以上のものであっても良い。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、玄
関ホールに隣接して居間を設け、この玄関ホールと居間
との間を仕切戸で仕切っているので、宅配便や出前など
の外部からのちょっとした人の訪問があった場合には、
仕切戸を閉めた状態にすることで、室内を見通されるこ
と無く、玄関ホールで対応することができる。
【0022】また、居間と、この居間に隣接する室内と
を連続する空間とすることで、広がり感のあるくつろげ
る空間が得られる。
【0023】さらに、玄関ホールと居間との間を仕切戸
で仕切り、この居間に隣接する室内を連続する空間とす
ることで、狭小間口の住宅建物であっても、室内に余分
な間仕切壁や廊下を作ることなく、効率的で安価な間取
りを構成することができる。
【0024】また、請求項2記載の本発明によると、居
間に隣接して土間を設け、この居間と土間とを連続する
空間としているので、この土間を庭の感覚で観葉植物な
どを置いて利用することができ、居間に居ながらにして
半屋外的な広がり感のある雰囲気を楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明に係る住宅建物の
一階および二階の間取りを示すプラン図である。
【符号の説明】
1 住宅建物 11 一階 11a 玄関ホール 11b 居間 11c 仕切戸 11d 土間 11h 食堂(隣接する室内) 2 敷地 21 間口(敷地の間口) W 間口(住宅建物の間口) D 奥行き(住宅建物の奥行き)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭小間口の敷地に立設するように間口が
    狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物であって、 玄関ホールに隣接して居間が設けられ、この玄関ホール
    と居間との間が仕切戸で仕切られるとともに、上記居間
    は、隣接する室内と連続する空間を形成するようになさ
    れたことを特徴とする住宅建物。
  2. 【請求項2】 居間に隣接して土間が設けられ、この居
    間と土間とが連続する空間となされた請求項1記載の住
    宅建物。
JP11056487A 1999-03-04 1999-03-04 住宅建物 Pending JP2000248763A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066022A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Misawa Homes Co Ltd 建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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