JP2000037753A - 射出成形用金型とフィルムインサート成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形用金型とフィルムインサート成形品の製造方法

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JP2000037753A
JP2000037753A JP10206288A JP20628898A JP2000037753A JP 2000037753 A JP2000037753 A JP 2000037753A JP 10206288 A JP10206288 A JP 10206288A JP 20628898 A JP20628898 A JP 20628898A JP 2000037753 A JP2000037753 A JP 2000037753A
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mold
injection molding
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cavity
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Seiichi Yamazaki
成一 山崎
Tadatake Taniguchi
忠壮 谷口
Tetsuo Miyatani
哲夫 宮谷
Toshikazu Kanbe
俊和 神戸
Terumasa Yamamoto
輝真 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑で高価な装置を必要とせず、絵柄フィル
ム付成形品の良品率を向上させるを提供する。 【解決手段】 射出成形用金型のキャビティ形成用凹部
を覆う位置まで絵柄付きフィルムを導入した後、扉のよ
うにクランプ部材を閉めることによってフィルムをキャ
ビティ形成用凹部の周囲の所定個所に押え付け、次に射
出成形用金型を型閉めし、射出成形用金型内にフィルム
を挟み込んだままキャビティに溶融樹脂を射出し、フィ
ルムと成形品とを一体化させ、次に射出成形用金型を型
開きするとともに扉のようにクランプ部材を開け、フィ
ルムが一体化した成形品をキャビティ形成用凹部から取
り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として自動車
や電化製品等の内装・外装パネル等を製造するのに用い
る射出成形用金型とフィルムインサート成形品の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムインサート成形品の製造
方法は、まず、可動型と固定型とからなる射出成形用金
型と絵柄フィルムとを用意する。次に、絵柄フィルムを
射出成形用金型内に導入する。導入は、クランプ板と可
動型との隙間に差し込むように行う。導入された絵柄フ
ィルムを可動型のパーティング面上にあるキャビティ形
成用凹部を覆うように配置して、キャビティの周囲の所
定箇所において枠状クランプ板で絵柄フィルムを押さえ
付ける。次に、可動型と固定型とを型閉めして、成形品
の射出成形と同時に成形品に絵柄フィルムを接着させ
る。次に、可動型と固定型とを型開きする。このとき、
クランプ板をキャビティの周囲の所定箇所の直上に引き
上げて、成形品の縁からはみ出たベロ状フィルム部を開
放状態とした後、絵柄フィルムが接着した成形品(絵柄
フィルム付成形品)を固定型に固着させたまま可動型を
移動させ、絵柄フィルム付成形品を枠状クランプ板の枠
内をくぐり抜けさせる。次に、型開きが完了した時点で
固定型から絵柄フィルム付成形品を取り外す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)しかし、従来技
術では、絵柄フィルム付成形品を枠状クランプ板の枠内
をくぐり抜けさせるため、ベロ状フィルム部が枠状クラ
ンプ板の枠に引っ掛かったり衝突し易くなり、これに伴
い次のような問題点があった。ベロ状フィルム部が枠状
クランプ板の枠に引っ掛かった際の擦れによって発生し
たフィルム粉がキャビティ凹部に付着する場合や、成形
品から絵柄フィルムが剥がされてしまう場合、予定して
いない場所(可動型とクランプ板との間等)で絵柄フィ
ルム付成形品が固定型から脱落することで絵柄フィルム
表面に傷が発生する場合があった。したがって、従来は
絵柄フィルム付成形品の良品率が悪い場合があった。ま
た、ベロ状フィルム部の枠状クランプの枠への引っ掛か
りが著しい場合は、ベロ状フィルム部が裂けたり破れた
りし、この一部が可動型と固定型との間に噛み込み、射
出成形用金型にダメージを与えることがあった。
【0004】(2)従来技術では、クランプ板と可動型
との隙間に差し込むようにフィルムの導入を行っている
ため、フィルムの端部を掴んで当該隙間に引きずり込む
導入部材を用いる場合は、該導入部材の通り道の幅が制
限されることになり、該導入部材が枠状クランプ板や金
型表面に接触して互いに損傷させ合うことを避けるため
に、該導入部材を小型にするか、クランプ部材や金型に
接触せずに進めるように該導入部材の移動経路を精密に
設定するための複雑で高価な装置を用意する必要があっ
た。この発明は、絵柄フィルム付成形品の良品率を向上
すること等を目的とした射出成形用金型とそれを用いた
フィルムインサート成形品の製造方法に関するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の射出成形用金
型は、以上の課題を解決するために、射出成形用金型内
に導入されたフィルムをキャビティ形成用凹部の周囲の
所定箇所に押え付けるクランプ板を有する射出成形用金
型において、クランプ板を扉のように開閉させることが
可能であるようにした。
【0006】前記射出成形用金型において、クランプ部
材が観音開き構造であってもよい。
【0007】この発明のフィルムインサート成形品の製
造方法は、以上の課題を解決するために、射出成形用金
型のキャビティ形成用凹部を覆う位置まで絵柄付きフィ
ルムを導入した後、扉のようにクランプ部材を閉めるこ
とによってフィルムをキャビティ形成用凹部の周囲の所
定個所に押え付け、次に射出成形用金型を型閉めし、射
出成形用金型内にフィルムを挟み込んだままキャビティ
に溶融樹脂を射出し、フィルムと成形品とを一体化さ
せ、次に射出成形用金型を型開きするとともに扉のよう
にクランプ部材を開け、フィルムが一体化した成形品を
キャビティ形成用凹部から取り出すようにしてもよい。
【0008】前記フィルムインサート成形品の製造方法
において、観音開き構造によってクランプ部材を開閉す
るようにしてもよい。
【0009】前記フィルムインサート成形品の製造方法
において、射出ゲートを有する金型にフィルムをクラン
プするようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の射出成形用金型とそれを用いたフィルムインサー
ト成形品の製造方法を説明する。以下、フィルムインサ
ート成形品と絵柄フィルム付成形品とは同じものをさ
す。
【0011】この発明の射出成形用金型は、射出成形用
金型1内に導入されたフィルム2をキャビティ形成用凹
部3の周囲の所定箇所に押え付けるクランプ板4を有す
る射出成形用金型において、扉のようにクランプ板を開
閉させるものである。
【0012】射出成形用金型1としては、一例として、
固定型5と可動型6とからなるものがある。固定型5と
可動型6との間にフィルム2を挟み込み、キャビティへ
溶融樹脂を射出して成形すると同時にフィルム2の所定
の箇所を成形品9に接着することができる。固定型5は
通常射出ゲート14を有する。可動型6は、キャビティ
形成用凹部3と、真空吸引口7(キャビティ形成用凹部
3あるいはパーティング面8に形成されている。)と、
平面コ字状の2以上のクランプ板4(図7参照)とを有
する。なお、キャビティ形成用凹部3、真空吸引口7な
どは、可動型6ではなく固定型5が有しており、射出ゲ
ート14をパーティング面に有する固定型5と可動型と
の間にフィルムを導入し、クランプ部材でフィルム2を
固定型5に押え付けるものでもよい。この場合は、固定
型5と可動型6との型閉め後、射出ゲート14から射出
された溶融樹脂10は、フィルム2と可動型6との間に
充填されることになる。固定型5や可動型6のパーティ
ング面8におけるキャビティ形成用凹部3の周囲の所定
箇所は、全く平らな面、段差を有する面、斜面、滑らか
な曲面状に引っ込んだ面、滑らかな曲面状に盛り上がっ
た面など任意である。射出成形用金型は横型射出成形機
に用いられるものでもよいし、縦型射出成形機に用いら
れるものでもよい。
【0013】クランプ板4を扉のように開閉させる手段
としては、クランプ板4の後端に設けられた2箇所の回
転軸部11・110と、金型に設けられたトラニオン型
エアシリンダー12等からなるものがあり、クランプ板
4の一方の回転軸部11はトラニオン型エアシリンダー
12の先端120に固定し、他方の回転軸部110は金
型に固定するとよい。フィルム2を押え付けるには、ト
ラニオン型エアシリンダー12の先端120を突出させ
ることによって、クランプ板4の後端を持ち上げ、クラ
ンプ板4全体を回転軸部110を中心に回転させパーテ
ィング面8に密着させるように移動させ、フィルム2を
パーティング面8に押え付けるとよい(図1、図6、図
2、図7参照)。フィルム2を開放するには、トラニオ
ン型エアシリンダー12の先端120を引っ込ませるこ
とによって、クランプ板4の後端を引き下げ、クランプ
板4全体を回転軸部110を中心に回転させパーティン
グ面8から離間させるように移動させ、フィルム2をパ
ーティング面8から開放させるとよい(図1、図6、図
2、図7参照)。
【0014】クランプ板4としては1個の部材からなる
ものでも、2個以上の部材からなるものでもよい。後者
の場合、クランプ状態(クランプ板4でフィルム2をフ
ィルム押え付け面8に押さえ付けている状態)で、各部
材が接触して枠状となる構造でも、各部材が非接触状態
で配置され平面ニ字状あるいは平面コ字状となる構造で
もよい。各部材が接触する場合、端面が接触する構造で
も、相互の部材の一部が重複する構造でもよい。2以上
の部材からなるクランプ板の最も基本的な構造は、クラ
ンプ状態で平面ロ字状となる2個の平面コ字状の部材か
らなり、この2個の部材が左右に観音開きする構造のも
のである。また、別の例としては、クランプ状態で平面
ロ字状となる平面L字状の部材2個と平面コ字状の部材
1個とからなり、型開時に、平面L字状の部材はそれぞ
れ左上・右上に移動し、平面コ字状の部材は下に移動す
るとともに扉のように開く構造のものがある。また、2
個以上の部材からなるクランプ板の場合、2個以上の部
材が同時的に動く構造でも、タイムラグをおいて動く構
造でもよい。なお、上記各例において、クランプ板4を
構成する部材が折畳み可能なものでもよい。
【0015】なお、フィルム2としては、基体シート上
に絵柄層、接着層などが順次積層されたものであり、フ
ィルム2に成形樹脂が接着した後に基体シートを剥離し
ない、いわゆるインサートフィルムと呼ばれるものがあ
る。あるいはフィルム2としては、基体シート上に剥離
層、絵柄層、接着層などが順次積層されたものであり、
フィルム2に成形樹脂が接着した後に基体シートを剥離
する、いわゆる転写フィルムと呼ばれるものがある。基
体シートの材質は、ポリエチレンテレフタレートやポリ
プロピレン、アクリル、熱可塑性エラストマー等の各種
樹脂、あるいは、各種繊維で編んだ布、不織布などがあ
る。絵柄層は成形品9の表面に装飾性や機能性を付与す
る層である。絵柄層は、通常の印刷図柄や導電材で形成
された導電パターンなどがある。絵柄層は樹脂バインダ
ーと顔料または染料を用いる。絵柄層は樹脂バインダー
と隠蔽性のある金属顔料やその他の無機顔料等を用いて
もよい。絵柄層は金属光沢を出すために金属蒸着層から
なるものでもよい。接着層は、フィルム2と成形品9と
を接着させるための層である。接着層は、成形樹脂の素
材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用す
る。たとえば、成形樹脂がアクリル樹脂やウレタン樹脂
の場合は、接着層として塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹
脂やアクリル系樹脂を用いるとよい。絵柄層、接着層は
各種印刷法で形成する。接着層は樹脂フィルムを用いて
もよい。
【0016】この発明の射出成形用金型とこれを用いた
フィルムインサート成形品の製造方法の一実施例を、図
面を参照しながら説明する。
【0017】まず、射出成形用金型1のキャビティ形成
用凹部3を覆う位置まで絵柄付きフィルム2を導入する
(図1参照)。図1において金型の手前から奥方に向か
って、キャビティ形成用凹部3を覆う位置まで枚葉状の
フィルム2を送り込んでもよいし、ロール状に巻き取っ
たものを巻き出してキャビティ形成用凹部3を覆う位置
まで引っ張り込んでもよい。
【0018】次に、扉のようにクランプ部材4を閉める
ことによってそのフィルム2をキャビティ形成用凹部3
の周囲の所定個所に押え付ける(図2参照)。クランプ
板4として、平面コ字状の2つの部材を用いる場合は、
観音開きの扉を閉めるようにする。2つの部材は合体し
1つの枠状クランプ板となる(図2、図7参照)。この
枠状クランプ板でフィルム2を金型のキャビティ形成用
凹部3の周囲に押さえ付ける。必要により、押さえ付け
ると同時または押さえ付けた後に、枠状クランプ板の枠
外のフィルム2の不要部をヒートカッターで除去しても
よい。また、必要により、フィルム2の導入とは別の工
程としてキャビティ形成用凹部3の上方に加熱手段を侵
入させ、フィルム2を加熱するとよい。その後、必要に
より、キャビティ形成用凹部3とフィルム2との間の空
間を真空吸引して、キャビティ形成用凹部3の内面にフ
ィルム2を密着させてもよい(図2参照)。
【0019】次に、射出成形用金型1を型閉めし(図3
参照)、射出成形用金型内にフィルム2を挟み込んだま
まキャビティに溶融樹脂10を射出し、フィルム2と成
形品9とを一体化させる(図4参照)。つまり、固定型
5と可動型6とを型閉めしてフィルム2を挟み込み、射
出ゲート14から溶融樹脂10を射出し、フィルム2の
接着層と溶融樹脂10とが接触したまま、溶融樹脂10
が冷却されて固化し、成形品9とフィルム2とが一体化
される(図4参照)。溶融樹脂10の成形材料として
は、ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹
脂等を使用することができる。
【0020】次に、射出成形用金型を型開きするととも
にクランプ部材4を扉のように開け、フィルム2が一体
化した成形品9をキャビティ形成用凹部3から取り出
す。つまり、可動型6と固定型5とを型開きする。型開
き後、あるいは型開きしながら、クランプ板4を観音開
きの扉を開けるようにする(図1、図5、図6参照)。
クランプ板4と可動型6とが引き離されるとフィルム2
が開放状態となる。フィルム2が接着してベロ状フィル
ム部13を有する成形品9(絵柄フィルム付成形品1
5)をキャビティ形成用凹部3から取り出す(図5参
照)。ベロ状フィルム部13は、クランプ板4でパーテ
ィング面8に押え付けられていたフィルム部分のことで
ある。クランプ板4は、扉のように開くので、キャビテ
ィ形成用凹部3の周囲の所定箇所と当該箇所の直上外に
移動することも可能となる。その結果、絵柄フィルム付
成形品15をキャビティ形成用凹部3から取り出す際に
ベロ状フィルム部13はクランプ板4に全く接触するこ
とがないようにすることができる。また、パーティング
面のうちキャビティ形成用凹部3の縁の限界いっぱいに
おいて、枠状クランプ板4でフィルム2を押さえ付ける
ことが可能となる。こうすると成形品からはみ出るベロ
状フィルム部の面積が小さくて済み、予め用意するフィ
ルム2の幅を最小限に抑えることができることになり、
フィルムの無駄をできるだけ少なくすることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明の射出成形用金型は、射出成形
用金型内に導入されたフィルムをキャビティ形成用凹部
の周囲の所定箇所に押え付けるクランプ板を有する射出
成形用金型において、クランプ板を扉のように開閉させ
ることが可能であるものである。また、この発明のフィ
ルムインサート成形品の製造方法は、射出成形用金型の
キャビティ形成用凹部を覆う位置まで絵柄付きフィルム
を導入した後、扉のようにクランプ部材を閉めることに
よってフィルムをキャビティ形成用凹部の周囲の所定個
所に押え付け、次に射出成形用金型を型閉めし、射出成
形用金型内にフィルムを挟み込んだままキャビティに溶
融樹脂を射出し、フィルムと成形品とを一体化させ、次
に射出成形用金型を型開きするとともに扉のようにクラ
ンプ部材を開け、フィルムが一体化した成形品をキャビ
ティ形成用凹部から取り出すものである。したがって、
次のような効果がある。
【0022】(1)つまり、フィルムインサート成形品
をキャビティ形成用凹部から取り出す際に、ベロ状フィ
ルム部がクランプ板に全く接触することがないようにす
ることができる。この結果、フィルム粉がキャビティ凹
部に付着することも成形品から絵柄フィルムが剥がされ
てしまうことも、予定していない場所(可動型とクラン
プ板との間等)でフィルムインサート成形品が固定型か
ら脱落し絵柄フィルム表面に傷が発生することもなくな
る。したがって、フィルムインサート成形品の良品率が
向上する。また、ベロ状フィルム部が裂けたり、破れた
りすることがないため、この一部が可動型と固定型との
間に噛み込んで、射出成形用金型にダメージを与えるこ
とがない。
【0023】(2)フィルムの端部を掴んで金型間に引
きずり込む導入部材を用いる場合でも、該導入部材の通
り道の幅が広くとれることになり、該導入部材を必要以
上に小型にする必要もなく、該導入部材の移動の経路を
精密に設定するための複雑で高価な装置も必要でなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す断面図である。
【図2】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す断面図である。
【図3】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す断面図である。
【図4】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す断面図である。
【図5】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す断面図である。
【図6】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す平面図である。
【図7】 この発明の成形同時絵付け用金型の一実施例
と絵柄フィルム付成形品の製造方法の一実施例の一工程
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 射出成形用金型 2 フィルム 3 キャビティ形成用凹部 4 クランプ板 5 固定型 6 可動型 7 真空吸引口 8 パーティング面 9 成形品 10 溶融樹脂 11 回転軸部 110 回転軸部 12 トラニオン型エアシリンダー 120 先端部 13 ベロ状フィルム部 14 射出ゲート 15 絵柄フィルム付成形品
フロントページの続き (72)発明者 神戸 俊和 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内 (72)発明者 山本 輝真 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AD08 AD09 AH25 AH42 AM32 CA11 CB01 CB12 CB19 CK25 CK42 CL42 CQ06 4F206 AD08 AD09 AH25 AH42 AM32 JA07 JB12 JB19 JF05 JF23 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形用金型内に導入されたフィルム
    をキャビティ形成用凹部の周囲の所定箇所に押え付ける
    クランプ板を有する射出成形用金型において、クランプ
    板を扉のように開閉させることが可能であることを特徴
    とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 クランプ部材が観音開き構造である請求
    項1に記載の射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 射出成形用金型のキャビティ形成用凹部
    を覆う位置まで絵柄付きフィルムを導入した後、扉のよ
    うにクランプ部材を閉めることによってフィルムをキャ
    ビティ形成用凹部の周囲の所定個所に押え付け、次に射
    出成形用金型を型閉めし、射出成形用金型内にフィルム
    を挟み込んだままキャビティに溶融樹脂を射出し、フィ
    ルムと成形品とを一体化させ、次に射出成形用金型を型
    開きするとともに扉のようにクランプ部材を開け、フィ
    ルムが一体化した成形品をキャビティ形成用凹部から取
    り出すことを特徴とするフィルムインサート成形品の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 観音開き構造によってクランプ部材を開
    閉する請求項3に記載のフィルムインサート成形品の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 射出ゲートを有する金型にフィルムをク
    ランプする請求項3または4に記載のフィルムインサー
    ト成形品の製造方法。
JP10206288A 1998-07-22 1998-07-22 射出成形用金型とフィルムインサート成形品の製造方法 Withdrawn JP2000037753A (ja)

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