JP3262270B2 - クランプ装置と成形同時絵付け用金型 - Google Patents

クランプ装置と成形同時絵付け用金型

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JP3262270B2 JP34394797A JP34394797A JP3262270B2 JP 3262270 B2 JP3262270 B2 JP 3262270B2 JP 34394797 A JP34394797 A JP 34394797A JP 34394797 A JP34394797 A JP 34394797A JP 3262270 B2 JP3262270 B2 JP 3262270B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車や電化製
品等の内装・外装パネルに用いられる絵柄フィルム付成
形品の製造方法に用いる成形同時絵付け用金型と、成形
同時絵付け用金型に適用可能なクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の絵柄フィルム付成形品の製造方法
は、まず、フィルム固定用金型と溶融樹脂射出金型とか
らなる射出成形用金型と絵柄フィルムとを用意する。次
に、絵柄フィルムを射出成形用金型内に導入する。導入
された絵柄フィルムをフィルム固定用金型のパーティン
グ面上にあるキャビティを覆うように配置して、フィル
ム固定用金型のパーティング面上にあるキャビティの周
囲の所定箇所において、枠状のクランプ板で絵柄フィル
ムを押さえ付ける。次に、フィルム固定用金型と溶融樹
脂射出金型とを型閉めして、成形品の射出成形と同時に
成形品に絵柄フィルムを接着させる。次に、フィルム固
定用金型と溶融樹脂射出金型とを型開きする。このと
き、クランプ板とフィルム固定用金型とを引き離して絵
柄フィルムを開放状態とした後、絵柄フィルムが接着し
た成形品(絵柄フィルム付成形品)を溶融樹脂射出金型
に固着したままフィルム固定用金型を移動させ、絵柄フ
ィルム付成形品をして枠状のクランプ板の枠内をくぐり
抜けさせる。なお、クランプ板とフィルム固定用金型と
を引き離して絵柄フィルムを開放状態とすると、枠状の
クランプ板で押さえ付けられていたフィルム部分は、成
形品の縁からはみ出たベロ状フィルム部となる。次に、
型開きが完了した時点で溶融樹脂射出金型から絵柄フィ
ルム付成形品を取り外す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、絵柄
フィルムの無駄をできるだけ少なくするために、パーテ
ィング面のうちキャビティの縁ぎりぎりにおいて、枠状
のクランプ板で絵柄フィルムを押さえ付けている。こう
すると成形品からはみ出るベロ状フィルム部の面積が小
さくて済み、予め用意する絵柄フィルムの幅を最小限に
抑えることができることになる。しかし、その反面、絵
柄フィルム付成形品に枠状のクランプ板の枠内をくぐり
抜けさせる際に、絵柄フィルム付成形品の前記ベロ状フ
ィルム部が枠状のクランプ板の枠に引っ掛かかり易くな
り、成形品から絵柄フィルムが剥がされてしまう場合
や、予定していない場所(フィルム固定用金型とクラン
プ板との間等)で絵柄フィルム付成形品が溶融樹脂射出
金型から脱落することで絵柄フィルム表面に傷が発生す
る場合が多かった。したがって、従来は絵柄フィルム付
成形品の良品率が悪かった。
【0004】この発明は、絵柄フィルム付成形品の良品
率を向上することを目的としたクランプ装置と成形同時
絵付用金型に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のクランプ装置
は、以上の課題を解決するために、射出成形用金型内に
導入されたフィルムを2以上のクランプ板を用いてキャ
ビティの周囲の所定箇所で押さえ付けるタイプのクラン
プ装置であって、少なくとも2以上のクランプ板間のパ
ーティング面に沿った距離が、型開きの際にフィルムを
押さえ付けない状態で変化可能であるものことを特徴と
するものである。
【0006】この発明の成形同時絵付け用金型は、以上
の課題を解決するために、固定型と可動型からなる射出
成形金型内に導入されたフィルムを挟み込み、成形品の
成形と同時にフィルムを成形品に接着させるための成形
同時絵付け用金型において、射出成形用金型内に導入さ
れたフィルムをキャビティの周囲の所定箇所で押さえ付
けることが可能なタイプのクランプ装置であって、少な
くとも2以上のクランプ板間のパーティング面に沿った
距離が、型開きの際にフィルムを押さえ付けない状態で
変化可能であるクランプ装置が、固定型あるいは可動型
のいずれかのパーティング面に設けられたことを特徴と
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明のクランプ装置と成形同時絵付け用金型を説明する。
【0008】この発明のクランプ装置は、射出成形用金
型内に導入されたフィルム1を2以上のクランプ板3を
用いてキャビティ2の周囲の所定箇所で押さえ付けるタ
イプのクランプ装置であって、少なくとも2以上のクラ
ンプ板間のパーティング面7に沿った距離が、型開きの
際にフィルムを押さえ付けない状態で変化可能であるも
のである。また、この発明の成形同時絵付け用金型は、
固定型4と可動型5からなる射出成形金型内に導入され
たフィルム1を挟み込み、成形品6の成形と同時にフィ
ルム1を成形品6に接着させるための成形同時絵付け用
金型において、射出成形用金型内に導入されたフィルム
1をキャビティ2の周囲の所定箇所で押さえ付けること
が可能なタイプのクランプ装置であって、少なくとも2
以上のクランプ板間のパーティング面7に沿った距離
、型開きの際にフィルムを押さえ付けない状態で変化
可能であるクランプ装置が、固定型4あるいは可動型5
のいずれかのパーティング面7に設けられたものであ
る。
【0009】射出成形用金型としては、一例として、固
定型4と可動型5とからなり、可動型5は、キャビティ
2と、真空吸引口8(キャビティ2あるいはパーティン
グ面7に形成されている。)と2以上のクランプ板3と
を有するものがある。固定型4と可動型5とは、その間
にフィルム1を挟み込みキャビティ2での射出成形と同
時にフィルム1の所定のフィルム1を成形品6に接着す
ることができる。なお、キャビティ2、真空吸引口8な
どは、可動型5ではなく固定型4が有してもよい。この
場合は、可動型5と固定型4との型閉め後、射出された
溶融樹脂9は、フィルム1と可動型5との間に充填され
ることになる。固定型4や可動型5のパーティング面7
におけるキャビティ2の周囲の所定箇所は、全く平らな
面、段差を有する面、斜面、滑らかな曲面状に引っ込ん
だ面、滑らかな曲面状に盛り上がった面など任意であ
る。射出成形用金型は横型射出成形機に用いられるもの
でもよいし、縦型射出成形機に用いられるものでもよ
い。
【0010】2以上のクランプ板3によるフィルム1の
押さえ付け動作および開放動作をさせる手段としては、
射出成形用金型のパーティング面7から突出した支持ロ
ッド11と、支持ロッド11の射出成形用金型のパーテ
ィング面7から突出長さを変化させる駆動手段12とか
らなるものがある。この場合、支持ロッド11は、押し
棒方式、エアーシリンダーや油圧シリンダー、ステッピ
ングモーターやサーボモーターなどの駆動手段12によ
って、上下(パーティング面に対して垂直方向)に移動
するものである。具体的には、2以上のクランプ板3に
よるフィルム1の押さえ付け動作は、支持ロッド11の
パーティング面7からの突出長さを小さくして行う。つ
まり、支持ロッド11を金型内に引き込むことによって
行なうとよい。2以上のクランプ板3によるフィルム1
の開放動作は、前記支持ロッド11のパーティング面7
からの突出長さを大きくして行う。つまり、支持ロッド
11をパーティング面7からさらに突出させることによ
って行なうとよい。また、一のクランプ板3の支持ロッ
ド11とその他のクランプ板3の支持ロッド11とは、
まったく独立して引き込みや突出をするような構造とし
てもよい。
【0011】少なくとも2以上のクランプ板間のパーテ
ィング面7に沿った距離を変化可能とさせる手段として
は、射出成形用金型のパーティング面7から突出した支
持ロッド11と、支持ロッド11をパーティング面7に
沿って動かす駆動手段12とからなるものがある。この
場合、支持ロッド11は、ステッピングモーターやサー
ボモーターなどの駆動手段12によって、支持ロッド1
1のガイド溝14中をパーティング面7に沿って上下・
左右・斜め等に移動するものである。支持ロッド11
は、パーティング面7からの突出長さを変えずに、パー
ティング面7に沿って上下・左右・斜め等に移動するも
のでもよい。あるいは、パーティング面7からの突出長
さを変えながら、パーティング面7に沿って上下・左右
・斜め等に移動してもよい。一のクランプ板3の支持ロ
ッド11と他のクランプ板3の支持ロッド11とは、時
間間隔をおいて移動を開始または終了してもよいし、同
時に移動を開始または終了してもよい。前記各支持ロッ
ド11は、型閉め/型開きのタイミングと連動させて移
動を開始または終了してもよいし、同時に移動を開始ま
たは終了してもよい。
【0012】少なくとも2以上のクランプ板3として
は、クランプ状態(クランプ板でフィルム1をパーティ
ング面7に押さえ付けている状態)で、切れ目のない枠
状のクランプ板となるものでもよいし、ニの字状あるい
はコの字状のクランプ板となるものでもよい。少なくと
も2以上のクランプ板3としては、クランプ状態で、一
のクランプ板とこれに隣接する他のクランプ板と接触状
態で横並びするものがある(図7〜図8参照)。あるい
は、クランプ状態で、これに隣接する他のクランプ板と
非接触状態で横並びするものがある(図示せず)。少な
くとも2以上のクランプ板としては、例えば、L字状の
クランプ板2個とコ字状のクランプ板1個とによって、
クランプ状態でロ字状となり、型開時にはL字状のクラ
ンプ板はそれぞれ左上・右上に移動し、コ字状のクラン
プ板は下に移動することによって、各クランプ板間のパ
ーティング面7に沿った距離が大きくなるものがある
(図7、図8参照)。あるいは、2個のコ字状のクラン
プ板によって、クランプ状態でロ字状となり、型開時に
はそれぞれ左右あるいは上下に移動することによって、
各クランプ板間のパーティング面7に沿った距離が大き
くなるものがある。
【0013】また、少なくとも2以上のクランプ板間の
距離は、フィルム1の幅より大きくなるまで変化可能な
ものでもよい。この場合は、成形品6からはみ出たベロ
状フィルム部13がクランプ板3に全く接触することな
く、型開きすることもできるので効果的である。
【0014】また、少なくとも2以上のクランプ板3
は、クランプ状態で、一のクランプ板の少なくとも一部
が、これに隣接する他のクランプ板の少なくとも一部上
に被さるものであってもよい(図9、図10参照)。こ
の場合は、各クランプ板の接触部の隙間が曲がったもの
となるため、クランプ状態においてフィルム1とキャビ
ティ2とに囲まれた空間に外部の空気が侵入しにくくな
るので有効である。また、2以上のクランプ板3は、金
型に対向する面にシールド部材を形成してもよい(図示
せず)。
【0015】なお、フィルム1としては、基体シート上
に絵柄層、接着層などが順次積層されたものであり、フ
ィルム1に成形樹脂が接着した後に基体シートを剥離し
ない、いわゆるインサートフィルムと呼ばれるものがあ
る。あるいはフィルム1としては、基体シート上に剥離
層、絵柄層、接着層などが順次積層されたものであり、
フィルム1に成形樹脂が接着した後に基体シートを剥離
する、いわゆる転写フィルムと呼ばれるものがある。基
体シートの材質は、ポリエチレンテレフタレートやポリ
プロピレン、アクリル、熱可塑性エラストマー等の各種
樹脂、あるいは、各種繊維で編んだ布、不織布などがあ
る。絵柄層は成形品6の表面に装飾性や機能性を付与す
る層である。絵柄層は、通常の印刷図柄や導電材で形成
された導電パターンなどがある。絵柄層は樹脂バインダ
ーと顔料または染料を用いる。絵柄層は樹脂バインダー
と隠蔽性のある金属顔料や無機顔料等を用いてもよい。
絵柄層は金属光沢を出すために金属蒸着層からなるもの
でもよい。接着層は、フィルム1と成形品6とを接着さ
せるための層である。接着層は、成形樹脂の素材に適し
た感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえ
ば、成形樹脂がアクリル樹脂やウレタン樹脂の場合は、
接着層として塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂やアクリ
ル系樹脂を用いるとよい。絵柄層、接着層は各種印刷法
で形成する。接着層は樹脂フィルムを用いてもよい。
【0016】この発明のクランプ装置と成形同時絵付け
用金型の一使用例を、図面を参照しながら説明する。
【0017】まず、固定型4と可動型5の間にフィルム
1を導入する。導入は、図1において金型の上部から下
部に向かって、枚葉状のフィルムを型間に送り込んでも
よいし、ロール状に巻き取ったものを巻き出して型間に
引っ張り込んでもよい。次に1のクランプ板3と他のク
ランプ板3とを合体させて1の枠状クランプ板とし、こ
の枠状クランプ板でフィルム1を金型のキャビティ2の
周囲に押さえ付ける(図1参照)。必要により、押さえ
付けると同時または押さえ付けた後に、枠状クランプ板
の枠外のフィルム1の不要部をヒートカッターで除去し
てもよい。また、必要により、加熱手段をフィルム1の
導入とは別の工程として固定型4と可動型5との間に侵
入させ、フィルム1を加熱した後キャビティ2を真空吸
引して、金型のキャビティ2にフィルム1を密着させて
もよい。次に、固定型4と可動型5とを型閉めしフィル
ム1を挟み込み、射出ゲート10から溶融樹脂9を射出
し、フィルム1の接着層と溶融樹脂9とが接触したま
ま、溶融樹脂9が冷却されて固化し、成形品6にフィル
ム1を接着させる(図2参照)。溶融樹脂9の成形材料
としては、ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、ポリカ
ーボネート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレ
ン系樹脂等を使用することができる。次に、可動型5と
固定型4とを型開きする。型開き前あるいは型開きしな
がら、少なくとも2以上のクランプ板間のパーティング
面7に沿った距離を大きくする。クランプ板3と可動型
5とが引き離されるとフィルム1が開放状態となる。フ
ィルム1が接着した成形品(絵柄フィルム付成形品)を
固定型4に固着したまま、さらに可動型5を移動させ、
絵柄フィルム付成形品をして前記距離を保ったままの2
以上のクランプ板3の間を通らせる。次に、固定型4に
固着している絵柄フィルム付成形品を固定型4から取り
外す。なお、枠状のクランプ板3で押さえ付けられてい
たフィルム部分は、成形品6の縁からはみ出たベロ状フ
ィルム部13となるが、2以上の各クランプ板間のパー
ティング面7に沿った距離が大きいので、絵柄フィルム
付成形品のベロ状フィルム部13はクランプ板3に引っ
掛からない。仮に引っ掛かったとしても、フィルム1が
成形品6から剥がれてしまうような引っ掛かりかたはし
ない。最後に、成形品6にフィルム1が接着した絵柄フ
ィルム付成形品を、固定型4から離型する。
【0018】
【発明の効果】この発明は、射出成形用金型内に導入さ
れたフィルムを2以上のクランプ板を用いてキャビティ
の周囲の所定箇所で押さえ付けるタイプのクランプ装置
であって、少なくとも2以上のクランプ板間のパーティ
ング面に沿った距離が、型開きの際にフィルムを押さえ
付けない状態で変化可能であるので、次のような効果が
ある。つまり、型閉めの際には2以上のクランプ板によ
って囲まれる面積を最小限にでき、なおかつ、型開きの
際には2以上のクランプ板によって囲まれる絵柄フィル
ム付成形品のとおり道を広く取ることができる。よっ
て、絵柄フィルム付成形品をして2以上のクランプ板の
間を通過させる際に、絵柄フィルム付成形品の前記ベロ
状フィルム部はクランプ板に引っ掛かかりにくくなる。
あるいは接触を全くなくすこともできる。この結果、成
形品から絵柄フィルムが剥がされてしまうことも、予定
していない場所(フィルム固定用金型とクランプ板との
間等)で絵柄フィルム付成形品が溶融樹脂射出金型から
脱落し絵柄フィルム表面に傷が発生することもなくな
る。したがって、絵柄フィルム付成形品の良品率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図2】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図3】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図4】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図6】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図7】 (a)は、この発明のクランプ装置と成形同
時絵付け用金型の一実施例の一使用例の一工程を示す正
面図である。(b)は、この発明のクランプ装置と成形
同時絵付け用金型の一実施例の一使用例の一工程を示す
正面図である。
【図8】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の他の実施例の一使用例の一工程を示す正面図であ
る。
【図9】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け用
金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【図10】 この発明のクランプ装置と成形同時絵付け
用金型の一実施例の一使用例の一工程を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フィルム 2 キャビティ 3 クランプ板 4 固定型 5 可動型 6 成形品 7 パーティング面 8 真空吸引口 9 溶融樹脂 10 射出ゲート 11 支持ロッド 12 駆動手段 13 ベロ状フィルム部 14 ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−80008(JP,A) 特開 平7−144344(JP,A) 特開 平4−278317(JP,A) 特開 平4−203510(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/74 B29L 9:00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形用金型内に導入されたフィルム
    を2以上のクランプ板を用いてキャビティの周囲の所定
    箇所で押さえ付けるタイプのクランプ装置であって、少
    なくとも2以上のクランプ板間のパーティング面に沿っ
    た距離が、型開きの際にフィルムを押さえ付けない状態
    変化可能であることを特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記距離が、フィルムの幅より大きくな
    るまで変化可能である請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 フィルムを押さえ付ける際に、一のクラ
    ンプ板の少なくとも一部が、これに隣接する他のクラン
    プ板の少なくとも一部上に被さるものである請求項1又
    は2に記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 固定型と可動型からなる射出成形金型内
    に導入されたフィルムを挟み込み、成形品の成形と同時
    にフィルムを成形品に接着させるための成形同時絵付け
    用金型において、射出成形用金型内に導入されたフィル
    ムをキャビティの周囲の所定箇所で押さえ付けることが
    可能なタイプのクランプ装置であって、少なくとも2以
    上のクランプ板間のパーティング面に沿った距離が、型
    開きの際にフィルムを押さえ付けない状態で変化可能で
    あるクランプ装置が、固定型あるいは可動型のいずれか
    のパーティング面に設けられたことを特徴とする成形同
    時絵付け用金型。
  5. 【請求項5】 キャビティに真空吸引孔が形成された請
    求項4に記載の成形同時絵付け用金型。
  6. 【請求項6】 クランプ装置が、少なくとも2以上の対
    向するクランプ板間のパーティング面に沿った距離が、
    フィルムの幅より大きくなるまで変化可能なものである
    請求項4又は5に記載の成形同時絵付け用金型。
  7. 【請求項7】 クランプ装置が、フィルムを押さえ付け
    る際に、一のクランプ板の少なくとも一部が、これに隣
    接する他のクランプ板の少なくとも一部上に被さるもの
    である請求項4〜6のいずれかに記載の成形同時絵付け
    用金型。
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