JP2000036074A - 自動販売機用商品供出機構 - Google Patents

自動販売機用商品供出機構

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JP2000036074A
JP2000036074A JP10358850A JP35885098A JP2000036074A JP 2000036074 A JP2000036074 A JP 2000036074A JP 10358850 A JP10358850 A JP 10358850A JP 35885098 A JP35885098 A JP 35885098A JP 2000036074 A JP2000036074 A JP 2000036074A
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JP
Japan
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product
vending machine
carrying material
delivery mechanism
shaped
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JP10358850A
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Shinji Abe
信治 阿部
Riichi Saito
利一 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で確実に動作し、低コストにて供
給でき、メンテナンスも容易な自動販売機用商品供出機
構を提供することを課題とする。 【解決手段】 連続する多数の湾折曲部分を有していて
傾斜状態に設置される線状搬送材27と、これを定角度
宛回転駆動する手段とを備える。搬送材27は、通例波
状、鋸歯状又は稲妻状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機用商品供
出機構、より詳細には、週刊紙等の雑誌、カップラ−メ
ン、菓子類、歯ブラシ等の雑貨、小物、玩具、文房具等
の比較的軽量の商品の自動販売機において、商品を1つ
宛商品取出口に供出するための自動販売機用商品供出機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時種々雑多の商品が自動販売機によっ
て販売されている。それは、適正な額の硬貨又は紙幣を
入れて所望の商品対応ボタンを押すことにより、所望の
商品が商品取出口に供出されるものである。そして、当
然のことながら各自動販売機には、それぞれ商品を1つ
宛供出するための機構が内蔵されている。
【0003】然るに、従来の自動販売機に採用されてい
る商品供出機構は比較的複雑であって、メンテナンスも
容易ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたもので、簡素な構成で確実に
動作し、低コストにて供給でき、メンテナンスも容易な
自動販売機用商品供出機構を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続する多数
の湾折曲部分を有していて傾斜状態に設置される線状搬
送材と、これを定角度宛回転駆動する手段とを備えたこ
とを特徴とする自動販売機用商品供出機構、を以て上記
課題を解決した。前記搬送材は、通例波状、鋸歯状又は
稲妻状である。
【0006】本発明はまた、上面に楔形に切除した商品
吊下用の係止部を多数有すると共に、一側面の前記各係
止部間に楔形に切除した一時係止部を有する棒状の搬送
材を傾斜状態に配備し、前記搬送材を、一方向又は正反
両方向に回転可能にしたことを特徴とする自動販売機用
商品供出機構、を以て上記課題を解決した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。図1は吊下タイプの商品供出機構
で、菓子、おつまみ等の袋詰め商品や、歯ブラシ等の雑
貨、小物類を対象とする。この装置は単純で、モ−タ2
6の作用で180度宛回転する搬送材27で構成され、
上部中央に引掛孔28を透設した商品29を、搬送材2
7を引掛孔28に通すことにより吊下する。図1に示し
た搬送材27は鋸歯状であるが、これに限られる訳では
なく、波線状(図2(A))や稲妻状(図2(B))で
あってもよいし、定間隔置きにV字形(図2(C))や
U字形(図2(D))の凹陥部30を設けたものであっ
てもよい。
【0008】搬送材27は、図示せぬ自動販売機のケ−
ス内に傾斜状態に設置されるため、吊下された商品29
は搬送材27の半回転又は1回転ごとに凹陥部30から
脱し、自重で1ピッチ宛前進していき、最先端の凹陥部
30を脱したところで搬送材27から外れて落下し、商
品取出口に供出される。図2(B)乃至(D)に示す他
の形態の場合も同様である。
【0009】普通搬送材27は複数、縦方向、横方向あ
るいは縦横に配備される。その場合、回転駆動源たるモ
−タ26を各搬送材27に設置することとしてもよい
が、適宜クラッチ機構を介して、1つのモ−タで複数の
搬送材27を選択的に回転駆動することとしてもよい。
以下の実施形態においても同様である。
【0010】上記実施形態における搬送材27はいずれ
も線状であるのに対し、以下に述べる実施形態における
搬送材31は、いずれも丸棒、角棒(三角、四角、六角
等)等の棒状である。その内図3(A)に示すものは、
上面に定間隔置きに楔形に切除した係止部33を設けた
ものである。係止部33の形状としてはその他に、角溝
(図3(B))、U溝(図3(C))、V溝(図3
(D))等とすることが考えられる。
【0011】これらの棒状の搬送材31は、上記搬送材
27と同様に傾斜状態に設置されて各係止部33に吊下
型商品29が吊下され、各吊下型商品29は、搬送材3
1の半回転又は1回転ごとに係止部33から脱して自重
で1ピッチ宛前進して行き、最先端の係止部33を脱し
たところで搬送材31から外れて落下する。
【0012】あるいは、この状態で搬送材31が半回転
すると、係止部33が下向きとなるために、各吊下型商
品29は係止部33から脱して搬送材31に沿って滑走
し、それぞれ1つ下の係止部33の位置に到来する。そ
の滑走の間に搬送材31が更に半回転し、係止部33が
上向きとなることにより、吊下型商品29はそれぞれ1
つ下の係止部33に引掛かり、最下段の吊下型商品29
は搬送材31から外れて落下する。
【0013】図4に示す棒状の搬送材31は、可逆モ−
タ32の作用で90度宛正反回転するものである。この
場合の搬送材31は、その上面に楔形に切除した係止部
33が多数設置され、その一側面にやはり楔形に切除し
た一時係止部34が多数設置される。一時係止部34
は、各係止部33間に、係止部33に対して90度の角
度を置いて配置される。
【0014】図5はこの搬送材31の作用を示すもの
で、商品29は、適宜角度の傾斜状態にした搬送材31
の各係止部33に引掛けて係止させる(図5(A))。
ここで適正な硬貨又は紙幣が入れられると、可逆モ−タ
32が図において反時計回りに90度回転する。する
と、係止部33が側面側に移行することにより各商品2
9は係止部33から外れ、自重で搬送材31の先端方向
に移動し、最先端の商品29は搬送材31から離れて商
品取出口へと落下する(図5(B))。
【0015】2番目以降の商品29は、搬送材31の上
記回転によって上面側に移行している一時係止部34に
引掛かり(図5(B)における商品29a参照)、一時
停止する。可逆モ−タ32は、上記回転後直ちに90度
反転する。それにより搬送材31が元の状態に復帰する
に伴い、各商品29は一時係止部34から外れ、下降し
てその下の係止部33に引掛かり、そのまま待機状態と
なる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、構成簡
易で動作が確実であり、低コストにて供給できてメンテ
ナンスも容易且つ低コストにて行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の変形例を示す斜視
図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の各種形状を示す斜
視図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態の斜視図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態の作用を示す図であ
る。
【符号の説明】
27 搬送材 29 商品 30 凹陥部 31 搬送材 33 係止部 34 一時係止部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月15日(1999.10.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動販売機用商品供出機構
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機用商品供
出機構、より詳細には、週刊紙等の雑誌、カップラ−メ
ン、菓子類、歯ブラシ等の雑貨、小物、玩具、文房具等
の比較的軽量の商品の自動販売機において、商品を1つ
宛商品取出口に供出するための自動販売機用商品供出機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時種々雑多の商品が自動販売機によっ
て販売されている。それは、適正な額の硬貨又は紙幣を
入れて所望の商品対応ボタンを押すことにより、所望の
商品が商品取出口に供出されるものである。そして、当
然のことながら各自動販売機には、それぞれ商品を1つ
宛供出するための機構が内蔵されている。
【0003】然るに、従来の自動販売機に採用されてい
る商品供出機構は比較的複雑であって、メンテナンスも
容易ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたもので、簡素な構成で確実に
動作し、低コストにて供給でき、メンテナンスも容易な
自動販売機用商品供出機構を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面に楔形に
切除した商品吊下用の係止部を定間隔置きに多数有する
と共に、一側面の前記各係止部間に楔形に切除した一時
係止部を有する棒状の搬送材を傾斜状態に配備し、前記
搬送材を、一方向又は正反両方向に回転可能にしたこと
を特徴とする自動販売機用商品供出機構、を以て上記課
題を解決した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。本発明に係る商品供出機構は、菓
子、おつまみ等の袋詰め商品や、歯ブラシ等の雑貨、小
物類等の軽量商品を対象とする。この装置は単純で、モ
−タ32の作用で回転する棒状搬送材31で構成され、
上部中央に引掛孔28を透設した商品29を、搬送材3
1を引掛孔28に通すことにより吊下する。
【0007】搬送材31は、いずれも丸棒、角棒(三
角、四角、六角等)等の棒状である。その内図1(A)
に示すものは、上面に定間隔置きに楔形に切除した係止
部33を設けたものである。係止部33の形状としては
その他に、角溝(図1(B))、U溝(図1(C))、
V溝(図1(D))等とすることが考えられる。
【0008】これらの棒状の搬送材31は、傾斜状態に
設置されて各係止部33に吊下型商品29が吊下され、
各吊下型商品29は、搬送材31の半回転又は1回転ご
とに係止部33から脱して自重で1ピッチ宛前進して行
き、最先端の係止部33を脱したところで搬送材31か
ら外れて落下する。
【0009】あるいは、この状態で搬送材31が半回転
すると、係止部33が下向きとなるために、各吊下型商
品29は係止部33から脱して搬送材31に沿って滑走
し、それぞれ1つ下の係止部33の位置に到来する。そ
の滑走の間に搬送材31が更に半回転し、係止部33が
上向きとなることにより、吊下型商品29はそれぞれ1
つ下の係止部33に引掛かり、最下段の吊下型商品29
は搬送材31から外れて落下する。
【0010】図2に示す棒状の搬送材31は、可逆モ−
タ32の作用で90度宛正反回転するものである。この
場合の搬送材31は、その上面に楔形に切除した係止部
33が多数設置され、その一側面にやはり楔形に切除し
た一時係止部34が多数設置される。一時係止部34
は、各係止部33間相当部に、係止部33に対して90
度の角度をもって配置される。
【0011】図3はこの搬送材31の作用を示すもの
で、商品29は、適宜角度の傾斜状態にした搬送材31
の各係止部33に引掛けて係止させる(図3(A))。
ここで適正な硬貨又は紙幣が入れられると、可逆モ−タ
32が図において反時計回りに90度回転する。する
と、係止部33が横面側に移行することにより各商品2
9は係止部33から外れ、自重で搬送材31の先端方向
に移動し、最先端の商品29は搬送材31から離れて商
品取出口へと落下する(図3(B))。
【0012】2番目以降の商品29は、搬送材31の上
記回転によって上面側に移行している一時係止部34に
引掛かり(図3(B)における商品29a参照)、一時
停止する。可逆モ−タ32は、上記回転後直ちに90度
反転する。それにより搬送材31が元の状態に復帰する
に伴い、各商品29は一時係止部34から外れ、下降し
てその下の係止部33に引掛かり、そのまま待機状態と
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、構成簡
易で動作が確実であり、低コストにて供給できてメンテ
ナンスも容易且つ低コストにて行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の各種形状を示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図3】 図2に示す実施形態の作用を示す図である。
【符号の説明】 29 商品 31 搬送材 33 係止部 34 一時係止部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の湾折曲部分を有していて傾斜状態
    に設置される線状の搬送材と、これを定角度宛回転駆動
    する手段とを備えたことを特徴とする自動販売機用商品
    供出機構。
  2. 【請求項2】 前記搬送材が波状、鋸歯状又は稲妻状で
    ある請求項1に記載の自動販売機用商品供出機構。
  3. 【請求項3】 前記搬送材が、定間隔置きにV字状又は
    U字状の溝を形成したものである請求項1に記載の自動
    販売機用商品供出機構。
  4. 【請求項4】 上面に適宜形状に切除した商品吊下用の
    係止部を多数有する棒状の搬送材を傾斜状態に配備し、
    前記搬送材を一方向又は正反両方向に回転可能にしたこ
    とを特徴とする自動販売機用商品供出機構。
  5. 【請求項5】 上面に楔形に切除した商品吊下用の係止
    部を多数有すると共に、一側面の前記各係止部間に楔形
    に切除した一時係止部を有する棒状の搬送材を傾斜状態
    に配備し、前記搬送材を、一方向又は正反両方向に回転
    可能にしたことを特徴とする自動販売機用商品供出機
    構。
  6. 【請求項6】 前記搬送材を複数配備し、その中の選択
    された1の搬送材を回転可能にした請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の自動販売機用商品供出機構。
JP10358850A 1998-05-15 1998-12-17 自動販売機用商品供出機構 Pending JP2000036074A (ja)

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JP10358850A JP2000036074A (ja) 1998-05-15 1998-12-17 自動販売機用商品供出機構

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-151993 1998-05-15
JP15199398 1998-05-15
JP10358850A JP2000036074A (ja) 1998-05-15 1998-12-17 自動販売機用商品供出機構

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