JP2001148062A - 自動販売機用商品送出装置 - Google Patents

自動販売機用商品送出装置

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JP2001148062A
JP2001148062A JP33018599A JP33018599A JP2001148062A JP 2001148062 A JP2001148062 A JP 2001148062A JP 33018599 A JP33018599 A JP 33018599A JP 33018599 A JP33018599 A JP 33018599A JP 2001148062 A JP2001148062 A JP 2001148062A
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Japan
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product
sliding surface
vending machine
delivery device
conveyor
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JP33018599A
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Shinji Abe
信治 阿部
Riichi Saito
利一 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で、商品1品宛の送出動作を確実
に行うことができ、メンテナンスも容易で比較的廉価に
て供給し得る自動販売機用商品送出装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 複数の商品を載置する滑動面2の一部を
長さ方向に切除し、そこに、前記商品の幅に対応する間
隔で多数の係止部材11を立設したコンベア8を、その
上面側の前記係止部材11が露出する状態にて設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機における
商品送出装置、より詳細には、週刊誌等の雑誌、箱入り
菓子類、歯ブラシ等の雑貨、小物、玩具、文具等の商品
の自動販売機における商品送出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時種々雑多の商品が自動販売機によっ
て販売されている。それは、適正な額の硬貨又は紙幣を
入れて所望の商品対応ボタンを押すことにより、所望の
商品が商品取出口に供出されるものである。そして、当
然のことながら各自動販売機には、それぞれ商品を1つ
宛送出するための装置が内蔵されている。
【0003】然るに、従来の自動販売機に採用されてい
る商品送出装置は比較的複雑であって高価であり、メン
テナンスも容易ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたもので、簡素な構成で、商品
1品宛の送出動作を確実に行うことができ、メンテナン
スも容易で比較的廉価にて供給し得る自動販売機用商品
送出装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の商品を
載置する滑動面の一部を長さ方向に切除し、そこに、前
記商品の幅に対応する間隔で多数の係止部材を立設した
コンベアを、その上面側の前記係止部材が露出する状態
にて設置したことを特徴とする自動販売機用商品送出装
置、並びに、複数の商品を載置する滑動面の前端部を切
除し、そこに、駆動モータの1回転駆動ごとに上下動し
て上昇時にその上の商品1つを押し上げる送出板を配備
し、前記送出板の上昇時に当該商品が、前記滑動面の前
端部において当該商品を止めている商品停止手段を越え
て商品取出口に供出されるようにしたことを特徴とする
自動販売機用商品送出装置、を以て上記課題を解決し
た。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、添付
図面に依拠して説明する。図1は本発明に係る商品送出
装置の斜視図であり、この商品送出装置は、図示してな
い自動販売機のケース内に、1又は複数段設置される。
商品送出装置は、滑動面2、左右の側面3及び前面4
(後面を設置するか否かは任意)で構成される本体1
と、本体1に設置される搬送部5とから成る。
【0007】本体1の両側面3の端部(搬送始端側)に
は、自動販売機のケースの側壁間に渡される横桟7が係
合する掛止溝6が形成される。この掛止溝6に横桟7を
係合することにより、商品送出装置(本体1)が支持さ
れるようになっている。商品送出装置は、その状態から
上方に持ち上げることにより、横桟7から外すことがで
きる。
【0008】この掛止溝6の形成角度を滑動面2から9
0°の方向とすれば、滑動面2は水平に保たれることに
なり、それを90°よりも小さくすれば、滑動面2は前
方に向かって下り傾斜することになる。本発明に係る商
品送出装置は、商品を前方にフィードする関係上、前方
に向かって下り傾斜させることが好ましい。
【0009】搬送部5は、滑動面2の一部(通例中央部
分)を切除して設置されるコンベア8で構成される。コ
ンベア8の搬送面には、商品10を係止するL字形の係
止部材11が所定間隔置きに配設される(図2参照)。
滑動面2の高さとコンベア8の搬送面(ベルト面)の高
さは、一致させてもよいし、いずれかを高くしてもよ
い。
【0010】係止部材11は、商品10を受けるよう作
用する場合と、商品10を押送するよう作用する場合と
があり、図1及び図2に示すものは前者の例である。こ
の場合商品9は、自重で滑動面2上を滑り、その前面下
部を係止部材11によって係止される。
【0011】商品10が、例えばガムや箱入り歯ブラシ
のように、その高さ(横に寝かせた場合の高さ)が係止
部材11の垂直部の高さに対してせいぜい2倍くらいの
ものについては、係止部材11によって完全に受け止め
られてそれを乗り越えることはないが、それよりも高い
箱容器の商品や雑誌等の場合には、前倒れを防ぐために
後方に傾かせて搬送させる必要がある。そのような場合
のために、商品10を支持する商品受け12が配備され
る。
【0012】商品受け12は、2枚の側板13と側板1
3間に渡される受板14とで構成されていて、搬送部5
を跨ぐように配置され、滑動面2上を滑動可能にされ
る。商品受け12は任意の係止部材11に着脱可能にさ
れ、係止部材11に取り付けられることにより、コンベ
ア8の動作に追随して、商品10を支持しつつ前進す
る。図示した例では、係止部材11に対する着脱手段と
して挟持クリップ15が取り付けられているが、これに
限られる訳ではなく、底面に係止部材11を収める凹陥
部を設ける方法や、係止部材11を磁性材製として商品
受け12に永久磁石を固定する方法等も採用できる。
【0013】好ましくは、コンベア8の前方近接部に、
品切れチェッカー16が取り付けられる(図5)。品切
れチェッカー16は、例えば、その上部が、常時滑動面
2に形成されたレバー出没孔18から突出するように配
置される検出レバー17を有し、コンベア8によって搬
送されてくる商品10の有無に応じて動作する。
【0014】即ち、検出レバー17は板バネ等の弾発性
資材製であって、無負荷状態においてはレバー出没孔1
8から滑動面2上に飛び出した状態となるが、コンベア
8に商品10が1つでも残っていると、その商品10の
重量によってレバー出没孔18内に没した状態に押し込
まれる。かかる構成から明らかなように、品切れチェッ
カー16は、コンベア8上に商品がなくなって検出レバ
ー17が上方に回動した際に、自動販売機正面パネルの
当該商品対応ボタンを消灯させる等の動作をし、購買者
に当該商品が品切れ状態にあることを知らしめる。
【0015】更に好ましくは、コンベア8の下側等に、
カウンター19が取り付けられる。カウンター19は、
例えばその上を通過する係止部材11によって弾かれる
カウンターレバー20を備えていて、係止部材11がカ
ウンターレバー20を弾く度にカウントを行うように構
成される。カウントした回数は、商品販売個数として取
り扱われ、商品の売上照合等に利用する。
【0016】商品送出装置に商品10を補充する場合に
は、商品10をコンベア8の各係止部材11間に1個1
個載せていくが、商品受け12を配置する場合は、それ
を、図示した例では挟持クリップ15を介して、最後端
の商品10の上流側の係止部材11に取り付け、商品1
0を支持させる。
【0017】顧客によって適正な貨幣の投入がなされ、
商品選択ボタンが押されると、図示してない自動販売機
の制御装置から販売信号が発せられ、駆動モータ9が作
動して、所定角度回転駆動する。これによって最先端の
商品10は、図2において仮想線で示される状態から更
に前方に移動させられる結果、下方に回り込もうとする
係止部材11から外れ、商品送出装置前方に配置される
図示してない自動販売機の商品販売口に落下する。
【0018】次に、図6乃至図9に示された本発明の別
の実施の形態につき説明する。この例においては、滑動
面2aは前面4a及び両側面3aよりも低く形成され、
前面4aは、その上部(前面上部4b)において商品1
0を受け止めるよう作用する。即ち、この場合商品10
は、自重で滑動面2a上を滑り、最前列の商品10の前
面下半部が前面上部4bに当たることにより、それ以上
の進行を阻止される。
【0019】両側面3aには、上記例の側面3と同様の
係止溝6が形成される。滑動面2aの前端中央部は切除
され、送出板22を出没させるための送出板出没孔21
とされる。送出板22は、前面4aに一体に設けられた
支持囲壁23に取り付けられた、断面角C字形のスライ
ドガイド24により、上下動可能に支持される。
【0020】送出板22は、好ましくは上端部が商品1
0の底面に当接するように屈曲され(上端屈曲部22
a)、また、下半部の一部が水平方向に屈曲される(下
半屈曲部22b)。そして、その下半屈曲部22bと本
体1aの底面との間に引張りバネ25が配架され、この
引張りばね25に引張られて送出板22は、平時その上
端屈曲部22aが滑動面2aよりも下方に位置するよう
保持される(図7参照)。
【0021】26は商品送出時に作動する駆動モータ
で、その回転軸に駆動棒27が取り付けられる。駆動棒
27は図7において時計回りに回転し、下方から下半屈
曲部22bに当接してこれを押し上げるよう作用する。
送出板22は、このようにして押し上げられることによ
り上部が送出板送出孔21から突出し、商品10を、前
面上部4bを乗り越えられる高さまで押し上げる。そし
て、駆動棒27が下半屈曲部22bから外れるに至り、
送出板22は引張りバネ25に引かれて元の状態(図6
に示す状態)に戻る。
【0022】この実施形態においても、品切れチェッカ
ー30を設置することが好ましい。品切れチェッカー3
0の構成は品切れチェッカー16に準ずるものであっ
て、例えば、通例弾発力によって常時送出板出没孔21
から突出しようとする検出レバー31を備え、これが商
品10が1つでも存在する時には商品10に押されて送
出板出没孔21内に没し、商品10が無くなるとこれが
送出板出没孔21から突出し、上記検出レバー17と同
様に機能する。
【0023】更に好ましくは、前実施例のカウンター1
9と同様の目的のカウンター32が、駆動モータ26の
回転軸に近接させて設置される。この場合のカウンター
レバー33は、駆動モータ26の回転軸に設置された突
子34により、その回転の都度押されることによりカウ
ントする。
【0024】この商品送出装置における商品10の補充
は、商品10を単に滑動面2aの上に置き、最先端の商
品10を前面上部4bに当接させればよい。そして、顧
客による貨幣の投入がなされ、制御装置から販売信号が
発せられると、駆動モータ26が作動してその回転軸を
1回転させる。この動作によって送出板22が上昇し、
以て最先端の商品10が前面上部4bよりも上方に押し
上げられるに至り、当該商品10は前面上部4bを乗り
越えて、図示してない自動販売機の商品販売口に供給さ
れる。駆動モータ17は1回転駆動すると停止し、商品
の送出動作を終了する。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、構成簡
易で動作が確実であり、低コストにて供給できてメンテ
ナンスも容易且つ低コストにて行うことができ、品切れ
表示機構を簡易に構成し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品送出装置の一実施例の斜視図
である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】図1におけるC−C線断面図である。
【図5】本発明における品切れチェッカーを示す断面図
である。
【図6】本発明に係る商品送出装置の別の実施例の斜視
図である。
【図7】図6におけるD−D線拡大断面部分図で、送出
板の非動作時を示す図である。
【図8】図6におけるD−D線拡大断面部分図で、送出
板の動作時を示す図である。
【図9】図6におけるE−E線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 本体 2 滑動面 2a 滑動面 3 側面 3a 側面 4 前面 4a 前面 5 搬送部 6 掛止溝 7 横桟 8 コンベア 9 駆動モータ 10 商品 11 係止部材 12 商品受け 13 側板 14 品切れチェッカー 15 挟持クリップ 16 品切れチェッカー 17 検出レバー 18 レバー出没孔 19 カウンター 20 カウンターレバー 21 送出板送出孔 22 送出板 22b 下半屈曲部 23 押棒 24 スライドガイド 25 引張りバネ 26 駆動モータ 27 駆動棒 30 品切れチェッカー 31 検出レバー 32 カウンター 33 カウンターレバー 34 突子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品を載置する滑動面の一部を長
    さ方向に切除し、そこに、前記商品の幅に対応する間隔
    で多数の係止部材を立設したコンベアを、その上面側の
    前記係止部材が露出する状態にて設置したことを特徴と
    する自動販売機用商品送出装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部材に脱着自在に取り付けら
    れ、前記商品を支持しつつ前記滑動面を滑動する商品受
    けを備えた請求項1に記載の自動販売機用商品送出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記滑動面の前端部に、商品が1つでも
    乗っているときにはその荷重によって前記滑動面下に没
    し、前記商品荷重が無くなった際に前記滑動面上に露出
    する検出レバーを有する品切れチェッカーを設置した請
    求項1又は2に記載の自動販売機用商品送出装置。
  4. 【請求項4】 前記コンベアの係止部材によって押圧さ
    れる度にカウントするカウンターを備えた請求項1乃至
    3のいずれかに記載の自動販売機用商品送出装置。
  5. 【請求項5】 複数の商品を載置する滑動面の前端部を
    切除し、そこに、駆動モータの1回転駆動ごとに上下動
    して上昇時にその上の商品1つを押し上げる送出板を配
    備し、前記送出板の上昇時に当該商品が、前記滑動面の
    前端部において当該商品を止めている商品停止手段を越
    えて商品取出口に供出されるようにしたことを特徴とす
    る自動販売機用商品送出装置。
  6. 【請求項6】 前記滑動面の前端部に、商品が1つでも
    乗っているときにはその荷重によって前記滑動面下に没
    し、前記商品荷重が無くなった際に前記滑動面上に露出
    する検出レバーを有する品切れチェッカーを設置した請
    求項5に記載の自動販売機用商品送出装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動モータの回転軸に取り付けられ
    た突子によって押圧される度にカウントするカウンター
    を備えた請求項5又は6に記載の自動販売機用商品送出
    装置。
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