JP2000034371A - 口栓用材料 - Google Patents

口栓用材料

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JP2000034371A
JP2000034371A JP10201452A JP20145298A JP2000034371A JP 2000034371 A JP2000034371 A JP 2000034371A JP 10201452 A JP10201452 A JP 10201452A JP 20145298 A JP20145298 A JP 20145298A JP 2000034371 A JP2000034371 A JP 2000034371A
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善彦 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性が高く、特に最内層に線状低密度ポリエ
チレンを用いた多層容器等との接着強度及びシール性に
優れた容器の口栓用材料を提供することを課題とする。 【解決手段】 エチレンと炭素数3〜18のα−オレフ
ィンとの共重合体を主体とし、MFRが0.01〜20
0g/10分、DSCによって得られる融解ピークが1
20℃以下の範囲に1つ以上、及び126〜140℃の
範囲に1つ以上存在し、且つ引張弾性率が2500kg
/cm以上である口栓用材料を用いて口栓を成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の口栓(ポー
ト、スパウトともいう)に用いる成形材料に関する。詳
しくは、本発明は、剛性が高く、特に例えば最内層に密
度が0.92g/cm以下の線状低密度ポリエチレン
を用いたような多層容器等との接着強度及びシール性に
優れる口栓用材料に関する。
【0002】
【従来の技術】液体等の内容物を収容する容器には、そ
の内容物を容器へ導入したり容器から導出したりするた
めの口栓部が設けられている。例えば、内容物が液体の
場合は、その口栓から液体が注がれる。また、容器に内
容物を導入する工程を含む製品の製造工程においては、
通常はこの口栓から内容物を詰めた後、キャップ等を装
着して栓をすることにより密閉する。
【0003】このような口栓のなかには、周囲にネジが
切ってあって、キャップをそのネジに沿って回しながら
装着することによって栓がなされる形態のものがある。
しかし、キャップには比較的硬い材料が使われることが
多い。そのため、容器に液体等の内容物を詰めた後、機
械がキャップを回して口栓部に栓をする一連の製造工程
では、口栓の剛性が低いと、キャップによって口栓のネ
ジ山が壊れたり、キャップを回しすぎて口栓とキャップ
との密閉性が損なわれ、液体が漏れだしたりするトラブ
ルが発生する場合がある。また、前述の一連の製造工程
では、通常、搬送ライン上で容器を搬送する場合、該容
器は後続の容器と口栓部において接触し該後続の容器に
押し出されて搬送されるが、そのとき口栓の剛性が低い
と、ラインがつまり停止するトラブルも多い。
【0004】そこで、口栓の剛性を高くするために、該
口栓を構成する材料として、密度の比較的高いポリエチ
レン系樹脂(いわゆる高密度ポリエチレン)が使用され
ている。
【0005】しかし、高密度ポリエチレンを材料とする
口栓を、密度が0.92g/cm以下の線状低密度ポ
リエチレンを最内層に用いた多層容器に用いた場合、該
多層容器と口栓とを熱を加えて溶融接着させると、前記
最内層の材料である線状低密度ポリエチレンと口栓用材
料である高密度ポリエチレンとの密度差により、充分な
接着強度が出ないため、液体等の内容物が多層容器と口
栓との境界から漏出する場合があり、問題となってい
る。
【0006】このような線状低密度ポリエチレンを最内
層に用いた多層容器は、低温ヒートシール性、高強度等
の特性を活かすため近年開発されたものであり、最近で
はシーラント層にメタロセン系触媒により製造されたポ
リエチレンを用いた多層フィルムもある。したがって、
このような優れた多層容器への使用に耐えうる口栓の開
発が必要となっている。
【0007】そこで、剛性が高くある程度の硬さがあ
り、且つ密度が0.92g/cm以下の線状低密度ポ
リエチレンを最内層に用いた多層容器の該最内層との接
着性に優れた口栓用材料の開発が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、剛性が高
く、特に最内層に線状低密度ポリエチレンを用いた多層
容器等との接着強度及びシール性に優れた容器の口栓用
材料を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、特定のMFR、示
差走査熱量測定法(DSC)によって得られる融解挙
動、及び引張弾性率を有するエチレン・α−オレフィン
共重合体を用いることにより、上記発明の目的が達成さ
れ得るとの知見を得て、本発明を完成するに至ったもの
である。
【0010】すなわち、本発明は、エチレンと炭素数3
〜18のα−オレフィンとの共重合体を主体とし、以下
に示す物性(a)〜(c)を備えた口栓用材料を提供す
る。 (a)メルトフローレートが0.01〜200g/10
分であること。 (b)示差走査熱量測定法(DSC)によって得られる
融解ピークが、120℃以下の範囲に1つ以上、及び1
26〜140℃の範囲に1つ以上存在すること。 (c)引張弾性率が2500kg/cm以上であるこ
と。
【0011】また、本発明は、前記エチレンと炭素数3
〜18のα−オレフィンとの共重合体が、以下に示す成
分(A)を98〜40重量%含有し、成分(B)を2〜
60重量%含有する樹脂混合物である、前記口栓用材料
を提供する。 成分(A):示差走査熱量測定法(DSC)によって得
られる融解ピークが、126〜140℃の範囲に1つ以
上存在するエチレンと炭素数3〜18のα−オレフィン
との共重合体。 成分(B):示差走査熱量測定法(DSC)によって得
られる融解ピークが、120℃以下の範囲に1つ以上存
在するエチレンと炭素数3〜18のα−オレフィンとの
共重合体。
【0012】また、本発明は、前記成分(B)が、重合
触媒として四価の遷移金属を含むメタロセン化合物を用
いて重合されたエチレンと炭素数3〜18のα−オレフ
ィンとの共重合体である前記口栓用材料を提供する。
【0013】本発明の口栓用材料は、剛性が高く且つ線
状低密度ポリエチレンとの接着性に優れているため、容
器に内容物を収容した製品の製造工程において、比較的
硬い材料からなるキャップにより機械を用いて口栓をす
る場合でも、キャップと口栓との密閉性が高く、液体が
漏れだしたりするトラブルが生じない。また、製造工程
でのラインのトラブルも生じにくい。
【0014】さらに、密度が0.92g/cm以下の
線状低密度ポリエチレンを最内層に用いた多層容器に口
栓を溶融接着させた場合においても、該最内層との間に
充分な接着強度が得られるため、液体等の内容物が多層
容器と口栓との境界から漏出する等のトラブルも生じな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の口栓用材料は、エチレンと炭素数
3〜18のα−オレフィンとの共重合体(以下、「エチ
レン・α−オレフィン共重合体」とする)を主体とし、
上記物性(a)〜(c)を備えている。
【0016】(1)物性(a):メルトフローレート 本発明の口栓用材料は、そのメルトフローレート(溶融
流量:以下、「MFR」と略す)が0.01〜200g
/10分、好ましくは0.03〜180g/10分、よ
り好ましくは0.05〜150g/10分である。ここ
でいうMFRは、JIS−K7210(190℃、2.
16kg荷重)に準拠して測定した値である。
【0017】前記MFR値が上記範囲より大きいと、材
料の耐熱性及び強度が低下するので好ましくない。一
方、前記MFRが上記範囲より小さいと樹脂圧力が高く
なり、押出性が低下したり、射出成形の場合は流れ性が
悪化するので好ましくない。
【0018】(2)物性(b):示差走査熱量測定法に
よる融解ピーク 本発明の口栓用材料は、示差走査熱量測定法(以下、
「DSC」と略す)によって測定した場合に得られる融
解ピークが2以上、好ましくは2つ存在する。そして、
その融解ピークは、少なくとも低温側のピークとして1
20℃以下の範囲に1つ以上、好ましくは1つ存在し、
高温側のピークとして126〜140℃の範囲に1つ以
上、好ましくは1つ存在する。この条件を満たすもので
あれば、例えばさらに120〜126℃の範囲にも融解
ピークが存在するものであってもよい。
【0019】融解ピークが120℃以下の範囲に存在し
ない場合、すなわち例えば低温側のピークが120℃よ
り高い場合などでは、密度が0.92g/cm以下の
線状低密度ポリエチレン層との接着強度が低下するので
好ましくない。
【0020】一方、融解ピークが126℃〜140℃の
範囲に存在しない場合は、次のような点で好ましくな
い。すなわち、例えば高温側のピークが126℃より低
いと剛性が低下する。一方、高温側のピークが140℃
より高いと密度が0.92g/cm以下の線状低密度
ポリエチレン層との接着強度が低下する。
【0021】(3)物性(c):引張弾性率 本発明の口栓用材料は、その引張弾性率が2500kg
/cm以上、好ましくは3000kg/cm以上で
ある。ここでいう引張弾性率は、ISO−R1184に
準拠して測定した値であって、インフレーション成形に
よるシートの引取方向(タテ方向)の値である。
【0022】該引張弾性率が2500kg/cmより
小さいと、口栓用材料として剛性が不足するので好まし
くない。
【0023】(4)エチレン・α−オレフィン共重合体 本発明の口栓用材料は、エチレン・α−オレフィン共重
合体を主体とするが、その場合の主成分としては、上記
物性(a)〜(c)を単独で満たすエチレン・α−オレ
フィン共重合体(すなわち上述した低温側の融解ピーク
と高温側の融解ピークとを同時に有するエチレン・α−
オレフィン共重合体)を単体で用いてもよく、また、2
種以上のエチレン・α−オレフィン共重合体を混合して
上記物性(a)〜(c)を満たすようにしてもよい。
【0024】上記物性(a)〜(c)を単独で満たすエ
チレン・α−オレフィン共重合体を用いる場合、該共重
合体は、好ましくはエチレン99.9〜90モル%とコ
モノマーであるα−オレフィン0.1〜10モル%とか
らなるものである。
【0025】コモノマーとして用いられるα−オレフィ
ンは、炭素数3〜18の1−オレフィンであり、具体的
には、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−ヘプテン、4−メチル−ペ
ンテン−1、4−メチル−ヘキセン−1、4,4−ジメ
チルペンテン−1等を挙げることができる。
【0026】コモノマーとして上記のαーオレフィンは
1種類に限られず、ターポリマーのように2種類以上用
いた多元系共重合体も好ましいものとして含まれる。本
発明のエチレン・α−オレフィン共重合体の具体例とし
ては、エチレン・1−ブテン2元共重合体、エチレン・
1−ヘキセン2元共重合体、エチレン・プロピレン・1
−ブテン3元共重合体等が挙げられる。
【0027】2種以上のエチレン・α−オレフィン共重
合体を混合して上記物性(a)〜(c)を満たす口栓用
材料を得ようとする場合は、DSCによって得られる融
解ピークが126〜140℃の範囲に1つ以上、好まし
くは1つ存在するエチレン・α−オレフィン共重合体
(高温側に融解ピークをもつ成分:成分(A))と、D
SCによって得られる融解ピークが120℃以下の範囲
に1つ以上、好ましくは1つ存在するエチレン・α−オ
レフィン共重合体(低温側に融解ピークをもつ成分:成
分(B))との樹脂混合物を用いるのが好ましい。
【0028】この樹脂混合物中の成分(A)及び成分
(B)として用いられるエチレン・α−オレフィン共重
合体におけるエチレンとコモノマーの比率及びコモノマ
ーの種類については、各々上述した物性(a)〜(c)
を単独で満たすエチレン・α−オレフィン共重合体の場
合と同様である。また、成分(A)のMFRは、好まし
くは0.03〜180g/10分であり、成分(B)の
MFRは、好ましくは0.03〜180g/10分であ
る。
【0029】また、前記樹脂混合物中の成分(A)と成
分(B)との配合比率については、該樹脂混合物全量に
対し、成分(A)を98〜40重量%、好ましくは95
〜50重量%、成分(B)を2〜60重量%、好ましく
は5〜50重量%含有するのが好ましい。
【0030】成分(A)の配合比率が98重量%より大
きい(成分(B)の配合比率が2重量%より小さい)場
合は、密度が0.92g/cm以下の線状低密度ポリ
エチレン層との接着強度が低下するので好ましくない。
また成分(A)の配合比率が40重量%より小さい(成
分(B)の配合比率が60重量%より大きい)場合は、
口栓用材料として剛性が不足するので好ましくない。
【0031】上記エチレン・α−オレフィン共重合体
(単独で使用する場合の共重合体、及び樹脂混合物とす
る場合における成分(A)並びに成分(B)等の各成分
を含む)の製造方法については、上記物性を満たすもの
を製造し得る限り、その重合方法や触媒について特に制
限はない。
【0032】例えば、触媒については、チーグラー型触
媒(担持または非担持ハロゲン含有チタン化合物と有機
アルミニウム化合物の組合せに基づくもの)、フィリッ
プス型触媒(担持酸化クロム(Cr6+)に基づくも
の)、カミンスキー型触媒(担持または非担持メタロセ
ン化合物と有機アルミニウム化合物、特にアルモキサン
の組み合わせに基づくもの)が挙げられる。
【0033】重合法としては、これらの触媒の存在下で
のスラリー法、気相流動床法(例えば、特開昭59−2
3011号公報に記載の方法)や溶液法、あるいは圧力
が200kg/cm以上、重合温度が100℃以上で
の高圧バルク重合法等が挙げられる。
【0034】このうち、高温側に融解ピークをもつエチ
レン・α−オレフィン共重合体(成分(A))は、触媒
や重合法によらず、コモノマー量を調節することにより
所望の融解ピークをもつものを得ることができる。よっ
て、どの触媒で重合されたものでも本発明の効果を発揮
し得る。
【0035】一方、低温側に融解ピークをもつエチレン
・α−オレフィン共重合体(成分(B))は、高結晶成
分を含まない、比較的狭い組成分布のものが好ましいの
で、特に四価の遷移金属を含むメタロセン化合物(カミ
ンスキー型触媒)を用いることが望ましい。
【0036】カミンスキー型触媒を用いたエチレン・α
−オレフィン共重合体の具体的な製造方法としては、特
開昭58−19309号、特開昭59−95292号、
特開昭60−35005号、特開昭60−35006
号、特開昭60−35007号、特開昭60−3500
8号、特開昭60−35009号、特開昭61−130
314号、特開平3−163088号の各公報、ヨーロ
ッパ特許出願公開第420,436号明細書、米国特許
第5,055,438号明細書、及び国際公開公報WO
91/04257号明細書等に記載されている方法、す
なわちメタロセン触媒、メタロセン/アルモキサン触
媒、又は、例えば国際公開公報WO92/07123号
明細書等に開示されているようなメタロセン化合物とメ
タロセン触媒と反応して安定なイオンとなる化合物から
なる触媒を使用して、エチレンとコモノマーのα−オレ
フィンとを共重合させる方法等を挙げることができる。
【0037】前記成分(B)の製造に好ましく用いられ
る重合触媒である四価の遷移金属を含むメタロセン化合
物としては、具体的には、モノ−、ジ−、及びトリ−シ
クロペンタジエニルもしくは置換シクロペンタジエニル
金属化合物等を挙げることができる。
【0038】本発明におけるエチレン・α−オレフィン
共重合体の具体的な製法については特に制約はなく、例
えば上記物性(a)〜(c)を単独で満たすエチレン・
α−オレフィン共重合体を用いる場合は、通常は該共重
合体を1つの反応槽で製造する方法が採用される。ま
た、前記エチレン・α−オレフィン共重合体として、上
記成分(A)、成分(B)等の2以上の成分の樹脂混合
物を用いる場合は、各成分を1つの反応槽で製造する方
法、2つ以上の反応槽をつなげて各槽で各成分を各々重
合し、連続的に上記物性(a)〜(c)を満たす樹脂混
合物を製造する方法、各成分を各々別個に重合したの
ち、通常の樹脂組成物の製造方法と同様の方法に従って
各成分を配合することによって上記物性(a)〜(c)
を満たす樹脂混合物を製造する方法等の種々の方法を採
用することができる。
【0039】より具体的には、各々別個に重合して得ら
れた低温側に融解ピークをもつ成分(B)と高温側に融
解ピークをもつ成分(A)とを、予めドライブレンド
し、そのブレンド物をそのまま成形機のホッパーに投入
してもよい。また、そのブレンド物を押出機、ブラベン
ダープラストグラフ、バンバリーミキサー、ニーダーブ
レンダー等を用いて溶融・混練し、通常用いられている
方法でペレット状として口栓の成形に供することもでき
る。
【0040】本発明の口栓用材料には、上記主成分であ
るエチレン・α−オレフィン共重合体(低温側に融解ピ
ークをもつ成分(A)と高温側に融解ピークをもつ成分
(B)とからなる樹脂混合物を含む)のみからなるもの
であってもよいが、それに加え、本発明の効果を著しく
損なわない範囲において、一般に樹脂組成物用として用
いられている補助添加成分を必要に応じて配合すること
もできる。
【0041】そのような補助添加成分としては、例え
ば、酸化防止剤(中でも、フェノール系およびリン系酸
化防止剤が好ましい)、アンチブロッキング剤、スリッ
プ剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、防曇剤、着色
剤及び/又は接着剤等を挙げることができる。
【0042】これらの補助添加成分の配合量は特に限定
されず、通常用いられる範囲で配合することができる
が、一般的には、口栓用材料に対し0.005〜8重量
%程度である。また、これらの補助添加成分の配合は、
通常の樹脂添加剤の配合方法に従って混合、溶融、混練
等を行えばよい。
【0043】主成分として低温側に融解ピークをもつ成
分(A)と高温側に融解ピークをもつ成分(B)との樹
脂混合物を用いる場合は、両成分の混合前、混合途中、
あるいは混合後に、両成分のいずれか一方、あるいは両
方に上記補助添加成分を配合することができる。
【0044】また、本発明の効果が損なわれない程度
で、他の共重合可能なモノマーからなる高分子、例えば
高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等
を、本発明の口栓用材料の総重量に対して5〜30重量
%配合することもできる。
【0045】(5)口栓 本発明の口栓用材料は、樹脂の成形に一般的に用いられ
る射出成形法、押出成形法(主にブロー成形法)等によ
り任意の形状の口栓に成形、加工することができる。
【0046】このようにして得られる口栓は、特に最内
層に密度が0.92g/cm以下の線状低密度ポリエ
チレンが用いられている多層バッグのような多層容器
の、該最内層との接着性に優れている。
【0047】このような多層容器は、最内層に密度が
0.92g/cm以下の線状低密度ポリエチレンを用
いたものであれば、どんな形態のものでも、またどんな
製法で得られたものでもよい。
【0048】例えば、線状低密度ポリエチレンの層と基
材層とを積層する場合、該基材層と線状低密度ポリエチ
レン層との間に接着層、ガスバリヤー層等の各種の機能
を備えた任意の層を積層させることができる。
【0049】また、各層の形成ないし積層は合目的的な
任意のものであり得る。すなわち、例えば、従来の多層
フィルムの成形方法に従って、各層をあらかじめ別々に
フィルム状に形成してその後それらを接着させて積層す
る方法、および押出法によって各層の形成および積層を
同一工程で行う方法等が挙げられる。前者の場合におい
て、フィルムの製造は、空冷インフレーション成形、空
冷2段冷却インフレーション法、Tダイフィルム成形、
水冷インフレーション成形等を採用することができる。
また、後者の押出方法としては、押出ラミネート法、ド
ライラミネート法、サンドイッチラミネート法、共押出
し法(接着層を設けない共押出、接着層を設ける共押
出、接着樹脂を配合する共押出等を含む)等の方法があ
り、これらの方法によって得られた各種の多層フィルム
の角をヒートシールすることにより多層バッグを得るこ
とができる。
【0050】また、ブロー成形のように同時に各層を円
筒状に押出し、金型内で膨張させることによって、多層
バッグを成形することもできる。本発明の材料で成形さ
れた口栓は、このようにして得られる多層バッグ等の容
器と密着させ、熱を加えて溶融接着させることにより、
該容器と一体化し、該容器の内容物を導入出する口栓部
として機能させることができる。
【0051】本発明の材料で成形された口栓を有する容
器としては、主として液体を収容する容器が好ましく、
例えば、コーヒー、ミネラルウォーター、炭酸ジュース
等の飲料包装用バッグ、バッグインボックス(BIB)
等の各種飲料食品分野や、輸液バック等の各種医療用分
野などにおいて活用される。
【0052】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるも
のではない。なお、以下の実施例及び比較例における各
物性の測定及び評価は以下に示す方法によって実施し
た。
【0053】1.物性の測定法 (1)MFR JIS−K7210(190℃、2.16kg荷重)に
準拠して測定した。
【0054】(2)示差走査熱量測定法(DSC)によ
る融解ピーク温度:熱プレスによって成形した100μ
mのフィルムから約5mgの試料を秤量し、それをセイ
コー電子工業(株)製RDC・220・DSC装置にセ
ットし、170℃に昇温して、その温度で5分間保持し
た後、降温速度10℃/分で−10℃まで冷却し、1分
間保持した。その後、昇温速度10℃/分で170℃ま
で昇温して測定を行い、−10℃から170℃に昇温し
てDSC融解曲線を得た。その融解曲線より、緩やかな
ピークおよび鋭いピークを融解ピークとし、そのときの
温度を融解ピーク温度とした。
【0055】(3)引張弾性率(タテ方向)後述する条
件で成形された0.3mmの試料シートを用い、ISO
−R1184に準拠して、インストロン型オートグラフ
にてシートの引取方向(タテ方向)の引張弾性率を測定
した。この値が高いほど剛性があり、本発明の口栓用材
料に適していることを意味する。
【0056】2.試料シートの成形 成分(A)および成分(B)を所定の配合比率で配合
し、空冷インフレーション成形機を用いて、以下の条件
で成形を行い、厚さ0.3mmの試料シートを得た。
【0057】[成形条件] 機種:トミー社製、空冷インフレーション成形機 スクリュー径;40mmφ L/D;24 温度;240℃ ダイ径;75mmφ ダイリップ;3mm ダイス温度;240℃ ブロー比;1.5 引取速度;4m/分 シート厚み;0.3mm
【0058】3.多層フィルムの成形 内層には日本ポリケム(株)製「カーネルKF270」
(線状低密度ポリエチレン、密度:0.907g/cm
、MFR:2.0g/10分、「カーネル」は登録商
標)を、中間層には接着樹脂(三菱化学(株)製「“M
ODIC AP”110L(A)」)を、外層にはナイ
ロン6(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製
「“NOVAMID NYLON”1022CK6」)
を用い、以下の条件で水冷3層インフレーション成形を
行った。
【0059】[成形条件] 機種:プラコー社製水冷インフレーション成形機 ダイ径;100mmφ ダイスリップ;3mm ダイス温度;240℃ ブロー比;1.4 フィルム総厚み;60μm 内層: スクリュー径;50mmφ L/D;28 温度;200℃ 中間層: スクリュー径;40mmφ L/D;24 温度;200℃ 外層: スクリュー径;40mmφ L/D;24 温度;240℃ 層構成比:内層/中間層/外層=45μm/6μm/9
μm=7.5/1/1.5(厚み比)
【0060】4.シートと多層フィルムとの接着性評価 (1)シール強度 上記条件で成形したシートと多層フィルムを15mm幅
に裁断し、多層フィルムの内層とシートの外面が密着す
るように重ね、東洋精機製熱盤式ヒートシーラーにて、
シールバーを多層フィルムの外面に当て、130℃から
10℃間隔でシール圧力;4kg/cm、シール時
間;1.5秒でヒートシールし、引張試験機にて引張速
度;500mm/分の速度で引っ張り、ヒートシール部
の強度を測定した。シール温度が170℃から220℃
までの間の平均強度をシール強度とした。
【0061】(2)シール性 上記のシール強度測定において、シール温度;190℃
でヒートシールし、引張試験を行ったあとの状態で、 ・多層フィルムの内面とシートの外面との接着強度が強
く、多層フィルムの方が破断した場合を、シール性
「○」とした。 ・多層フィルムの内面とシートの外面との接着強度が弱
く、両者の界面で剥離した場合を、シール性「×」とし
た。
【0062】
【実施例1】成分(A)として日本ポリケム(株)製
「ノバテックHD・HY540」(エチレンと1−ブテ
ンとの共重合体、MFR:1.0g/10分、「ノバテ
ック」は登録商標)を60重量%、成分(B)として日
本ポリケム(株)製「カーネル・KE360」(エチレ
ンと1−ヘキセンとの共重合体、MFR:3.5g/1
0分)を40重量%配合し、ドライブレンドした後、そ
のまま空冷インフレーション成形機のホッパーに投入し
て上記条件によりシートを成形し、そのシートと前記多
層フィルムとの接着性の評価を行った。
【0063】評価結果は表1に示す通りである。尚、成
分(A)と成分(B)とを配合した樹脂混合物のMFR
は1.6g/10分であった。また、DSCによって得
られる融解ピークは2つ存在し、低温側の融解ピークは
86℃、高温側の融解ピークは132℃であった。ま
た、引張弾性率(タテ方向)は4300kg/cm
あった。
【0064】
【実施例2】成分(A)として日本ポリケム(株)製
「ノバテックHD・HY540」を80重量%、成分
(B)として日本ポリケム(株)製「カーネル・KE3
60」を20重量%配合し、ドライブレンドした後、そ
のまま空冷インフレーション成形機のホッパーに投入し
てシートを成形し、そのシートと前記多層フィルムとの
接着性の評価を行った。
【0065】評価結果は表1に示す通りである。尚、成
分(A)と成分(B)との樹脂混合物のMFRは1.3
g/10分であった。また、DSCによって得られる融
解ピークは2つ存在し、低温側の融解ピークは86℃、
高温側の融解ピークは134℃であった。また、張弾性
率(タテ方向)は7100kg/cmであった。
【0066】
【実施例3】成分(A)として日本ポリケム(株)製
「ノバテックHD・HY540」を95重量%、成分
(B)として日本ポリケム(株)製「カーネル・KE3
60」を5重量%配合し、ドライブレンドした後、その
まま空冷インフレーション成形機のホッパーに投入して
シートを成形し、そのシートと前記多層フィルムとの接
着性の評価を行った。
【0067】評価結果は表1に示す通りである。尚、成
分(A)と成分(B)との樹脂混合物のMFRは1.1
g/10分であった。また、DSCによって得られる融
解ピークは2つ存在し、低温側の融解ピークは86℃、
高温側の融解ピークは135℃であった。また、引張弾
性率(タテ方向)は11000kg/cmであった。
【0068】
【比較例1】日本ポリケム(株)製「ノバテックLL・
UF230」(線状低密度ポリエチレン)を、そのまま
空冷インフレーション成形機のホッパーに投入してシー
トを成形し、そのシートと前記多層フィルムとの接着性
の評価を行った。
【0069】評価結果は表2に示す通りである。尚、シ
ートのMFRは1.1g/10分であった。また、DS
Cによって得られる融解ピークは2つ存在し、低温側の
融解ピークは112℃、高温側の融解ピークは123℃
であった。また、引張弾性率(タテ方向)は1900k
g/cmであった。このものは、接着性については問
題ないが、剛性が低く、口栓用材料としては好ましくな
い。
【0070】
【比較例2】日本ポリケム(株)製「ノバテックHD・
HY540」を、そのまま空冷インフレーション成形機
のホッパーに投入してシートを成形し、そのシートと前
記多層フィルムとの接着性の評価を行った。評価結果は
表2に示す通りである。尚、シートのMFRは1.0g
/10分であった。また、DSCによって得られる融解
ピークは136℃に1つ存在し、引張弾性率(タテ方
向)は12300kg/cmであった。このものは、
剛性については問題ないが、接着界面で剥離し、シール
強度が低いので好ましくない。
【0071】
【比較例3】成分(A)として日本ポリケム(株)製
「ノバテックHD・HY540」を99重量%、成分
(B)として日本ポリケム(株)製「カーネル・KE3
60」を1重量%配合し、ドライブレンドした後、その
まま空冷インフレーション成形機のホッパーに投入して
シートを成形し、そのシートと前記多層フィルムとの接
着性の評価を行った。
【0072】評価結果は表2に示す通りである。尚、成
分(A)と成分(B)との樹脂混合物のMFRは1.0
g/10分であった。また、DSCによって得られる融
解ピークは1つ存在し、その融解ピーク温度は135℃
であった。また、引張弾性率(タテ方向)は12000
kg/cmであった。このものは、剛性については問
題ないが、接着界面で剥離し、シール強度が低いので好
ましくない。
【0073】
【比較例4】成分(A)として日本ポリケム(株)製
「ノバテックHD・HY540」を30重量%、成分
(B)として日本ポリケム(株)製「カーネル・KE3
60」を70重量%配合し、ドライブレンドした後、そ
のまま空冷インフレーション成形機のホッパーに投入し
てシートを成形し、そのシートと前記多層フィルムとの
接着性の評価を行った。
【0074】評価結果は表2に示す通りである。尚、成
分(A)と成分(B)との樹脂混合物のMFRは2.4
g/10分であった。また、DSCによって得られる融
解ピークは2つ存在し、低温側の融解ピークは86℃、
高温側の融解ピークは130℃であった。また、引張弾
性率(タテ方向)は1500kg/cmであった。こ
のものは、接着性については問題ないが、剛性がかなり
低く、口栓用材料としては好ましくない。
【0075】
【比較例5】日本ポリケム(株)製「ノバテックHD・
HB130R」(高密度ポリエチレン)を、そのまま空
冷インフレーション成形機のホッパーに投入してシート
を成形し、そのシートと前記多層フィルムとの接着性の
評価を行った。
【0076】評価結果は表2に示す通りである。尚、シ
ートのMFRは0.3g/10分、DSCによって得ら
れる融解ピークは131℃に1つ存在し、引張弾性率
(タテ方向)は6900kg/cmであった。このも
のは、剛性については問題ないが、接着界面で剥離し、
シール強度が低いので好ましくない。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【発明の効果】本発明の口栓用材料を用いることによ
り、剛性が高くある程度の硬さがあり、特に最内層に密
度が0.92g/cm以下の線状低密度ポリエチレン
が用いられている多層容器との接着強度およびシール性
に優れた口栓が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンと炭素数3〜18のα−オレフ
    ィンとの共重合体を主体とし、以下に示す物性(a)〜
    (c)を備えた口栓用材料。 (a)メルトフローレートが0.01〜200g/10
    分であること。 (b)示差走査熱量測定法(DSC)によって得られる
    融解ピークが、120℃以下の範囲に1つ以上、及び1
    26〜140℃の範囲に1つ以上存在すること。 (c)引張弾性率が2500kg/cm以上であるこ
    と。
  2. 【請求項2】 前記エチレンと炭素数3〜18のα−オ
    レフィンとの共重合体が、以下に示す成分(A)を98
    〜40重量%含有し、成分(B)を2〜60重量%含有
    する樹脂混合物である、請求項1記載の口栓用材料。 成分(A):示差走査熱量測定法(DSC)によって得
    られる融解ピークが、126〜140℃の範囲に1つ以
    上存在するエチレンと炭素数3〜18のα−オレフィン
    との共重合体。 成分(B):示差走査熱量測定法(DSC)によって得
    られる融解ピークが、120℃以下の範囲に1つ以上存
    在するエチレンと炭素数3〜18のα−オレフィンとの
    共重合体。
  3. 【請求項3】 前記成分(B)が、重合触媒として四価
    の遷移金属を含むメタロセン化合物を用いて重合された
    エチレンと炭素数3〜18のα−オレフィンとの共重合
    体である、請求項2記載の口栓用材料。
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