JP2000031948A - クロック乗り換え装置 - Google Patents

クロック乗り換え装置

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JP2000031948A
JP2000031948A JP10197149A JP19714998A JP2000031948A JP 2000031948 A JP2000031948 A JP 2000031948A JP 10197149 A JP10197149 A JP 10197149A JP 19714998 A JP19714998 A JP 19714998A JP 2000031948 A JP2000031948 A JP 2000031948A
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Hideo Sunaga
英男 須長
Masayuki Nemoto
誠幸 根元
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Fujitsu Ltd
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    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
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    • H04J3/076Bit and byte stuffing, e.g. SDH/PDH desynchronisers, bit-leaking
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    • HELECTRICITY
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック乗り換え装置において、データの書
き込み位置と読み出し位置とが重なることによりデータ
化けが生じ、システムに重篤な影響を与えることを防止
する。 【解決手段】 入力手段20は、Nバイト周期で同一の
データ構造が繰り返されるデータを入力する。書き込み
手段21は、第1のクロックに同期して、2Nバイトの
記憶容量を有する記憶手段22に、入力したデータを順
次書き込む。読み出し手段23は、第2のクロックに同
期して記憶手段22から書き込まれたデータを順次読み
出す。検知手段25は、書き込み手段21の書き込み位
置と読み出し手段23の読み出し位置の差が所定の閾値
を下回っていることを検知する。移動手段26は、検知
手段25によって書き込み手段21の書き込み位置と読
み出し手段23の読み出し位置の差が所定の閾値を下回
っていることが検知された場合には、読み出し手段23
の読み出し位置をNバイトだけ進める。出力手段24
は、読み出し手段23によって読み出されたデータを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル通信装置
等に使用されるクロック乗り換え装置に関し、特に、第
1のクロックに同期してデータを入力し、第2のクロッ
クに同期して入力されたデータを出力するクロック乗り
換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信装置等では、受信クロッ
クと送信クロックとが同期しない場合に、クロックの乗
り換えが行われる。即ち、受信クロック(第1のクロッ
ク)に同期して入力する受信データを、受信クロックと
周波数が同じで位相が同じとは限らない送信クロック
(第2のクロック)に同期させて送出することが行われ
る。
【0003】このようなクロックの乗り換えを行うため
には、書き込みと読み出しが独立して行えるFIFO
(first-in first-out )方式のデュアルポートメモリ
などが用いられる。
【0004】従来のクロック乗り換え装置を、図11を
参照して説明する。図11は、従来のクロック乗り換え
装置の構成を示すブロック図である。この図に示すよう
に、クロック乗り換え装置は、メモリ10、書き込みア
ドレス発生部11、位相監視部12、および、読み出し
アドレス発生部13によって構成されている。
【0005】メモリ10は、同時に書き込みと読み出し
が可能なデュアルポートRAMによって構成され、所定
のビット(例えば、8ビット)のパラレルデータを入出
力することができる。また、メモリ10は、図12に示
すように、1〜Nまでのアドレスを有し、各アドレスに
は1バイトのデータを格納可能であるので、Nバイトの
データを格納することができる。
【0006】書き込みアドレス発生部11は、受信クロ
ック(第1のクロック)に同期して、書き込みデータを
格納するアドレス値(1〜N)を発生する。読み出しア
ドレス発生部13は、送信クロック(第2のクロック)
に同期して、データを読み出すアドレス値(1〜N)を
発生する。
【0007】位相監視部12は、ディジタル通信装置に
電源が投入された場合に出力されるパワーオンリセット
信号を入力したときには、書き込みアドレスと読み出し
アドレスが所定の位相差(アドレス距離)を有するよう
になるまで、読み出しアドレス発生部13の動作を停止
させる。
【0008】次に、図13を参照して図11に示す従来
例の動作について説明する。書き込みアドレス発生部1
1は、第1のクロックに同期して書き込みアドレスを発
生し、メモリ10に供給する。
【0009】メモリ10は、書き込みアドレス発生部1
1から供給された書き込みアドレス値に対応するアドレ
スに対して、書き込みデータを格納する。例えば、書き
込みアドレス値が“1”である場合には、図13に示す
ように、ADDRESS:1に対してデータが書き込ま
れる。
【0010】また、読み出しアドレス発生部13は、第
2のクロックに同期して読み出しアドレス値を発生し、
メモリ10に供給する。メモリ10は、読み出しアドレ
ス発生部13から供給された読み出しアドレス値に対応
するアドレスから、読み出しデータを取得する。例え
ば、読み出しアドレスが“X”である場合には、図13
に示すように、ADDRESS:Xからデータが読み出
される。
【0011】書き込みアドレス発生部11および読み出
しアドレス発生部13が発生するアドレス値は、1から
Nまで順に1ずつカウントアップされ、Nまでくると1
に循環する。従って、図13に示すように、書き込みア
ドレス値に対応する書き込み位置と、読み出しアドレス
値に対応する読み出し位置は、互いに所定の距離を保っ
たままで循環することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、何らかの不
都合により入力データの動作タイミングが変化し、図1
4に示すように、書き込みアドレスと読み出しアドレス
が重なってしまった場合には、読み出し中のアドレスに
対して書き込みが行われることになるため、読み出しデ
ータがデータ化けを生じるという問題点があった。
【0013】特に、システム全体に対して影響を及ぼす
ようなデータ(例えば、SONET(Synchronous Opti
cal Network )のK1,K2ビット等)がデータ化けを
生じた場合に、そのデータをそのまま出力すると、シス
テム全体に影響が波及するという問題点があった。
【0014】また、書き込みアドレスと読み出しアドレ
スが近接した状態で動作が継続している場合には、電源
電圧や環境温度の変動に起因して書き込みアドレスと読
み出しアドレスの位相差が変動し、その結果、読み出し
データがデータ化けを生ずる場合が頻出することになる
という問題点があった。
【0015】更に、そのような場合には、電源電圧や環
境温度の変化が原因となってデータ化けが生ずるため、
装置のどの部分でそのような不具合が発生しているのか
を特定することが困難であるという問題点もあった。
【0016】以上は、クロック乗り換え装置内で発生す
る不具合であったが、何らかの外部的な要因(例えば、
断線等)によって入力データが断絶した場合にも、メモ
リ10に書き込まれるデータがデータ化けを生ずること
になる。そのような場合に、化けを生じたデータが、シ
ステム全体に対して影響を及ぼすデータである場合に
は、ある装置における不具合がシステム全体に波及する
ことになるという問題点があった。
【0017】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、読み出しデータのデータ化けを防止すること
が可能なクロック乗り換え装置を提供することを目的と
する。
【0018】また、本発明は、特に、システム全体に影
響を与えるデータがデータ化けを生ずることを防止する
ことが可能なクロック乗り換え装置を提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、Nバイト周期で同一のデー
タ構造が繰り返されるデータを第1のクロックに同期し
て入力し、第2のクロックに同期して出力するクロック
乗り換え装置において、前記データを入力する入力手段
20と、少なくともM×N(M=2,3,4,・・・)
バイトの記憶容量を有する記憶手段22と、前記入力手
段20から入力された前記データを、前記第1のクロッ
クに同期して前記記憶手段22に順次書き込む書き込み
手段21と、前記書き込み手段21によって書き込まれ
た前記データを、前記第2のクロックに同期して順次読
み出す読み出し手段23と、前記読み出し手段23によ
って読み出されたデータを出力する出力手段24と、前
記書き込み手段21の書き込み位置と、前記読み出し手
段23の読み出し位置とが所定の閾値以上接近したこと
を検知する検知手段25と、前記検知手段25によって
書き込み位置と読み出し位置とが所定の閾値以上接近し
たことが検知された場合には、前記読み出し手段23の
読み出し位置をP×N(P=1,2,3,・・・)バイ
ト分だけ移動させる移動手段26と、を有することを特
徴とするクロック乗り換え装置が提供される。
【0020】ここで、入力手段20は、データを入力す
る。記憶手段22は、データを少なくともM×N(M=
2,3,4,・・・)バイト分記憶する。書き込み手段
21は、入力手段20から入力されたデータを、第1の
クロックに同期して記憶手段22に順次書き込む。読み
出し手段23は、書き込み手段21によって書き込まれ
たデータを、第2のクロックに同期して順次読み出す。
出力手段24は、読み出し手段23によって読み出され
たデータを出力する。検知手段25は、書き込み手段2
1の書き込み位置と、読み出し手段23の読み出し位置
とが所定の閾値以上接近したことを検知する。移動手段
26は、検知手段25によって書き込み位置と読み出し
位置とが所定の閾値以上接近したことが検知された場合
には、読み出し手段23の読み出し位置をP×N(P=
1,2,3,・・・)バイト分だけ移動させる。
【0021】また、図5に示す、第1のクロックに同期
してデータを入力し、第2のクロックに同期して出力す
るクロック乗り換え装置において、前記データを入力す
る入力手段20と、前記データを記憶する記憶手段22
と、前記入力手段20から入力された前記データを、前
記第1のクロックに同期して前記記憶手段22に順次書
き込む書き込み手段21と、前記書き込み手段21によ
って書き込まれた前記データを、前記第2のクロックに
同期して順次読み出す読み出し手段23と、前記読み出
し手段23によって読み出されたデータを出力する出力
手段24と、前記書き込み手段21の書き込み位置と、
前記読み出し手段23の読み出し位置とが所定の閾値以
上接近したことを検知する検知手段25と、前記検知手
段25によって書き込み位置と読み出し位置とが所定の
閾値以上接近したことが検知された場合には、前記読み
出し手段23の読み出し位置を所定の距離だけ移動させ
る移動手段26と、電源投入時および障害復旧時に、所
定の期間だけ、前記閾値を大きな値に変更する閾値変更
手段27と、を有することを特徴とするクロック乗り換
え装置が提供される。
【0022】ここで、入力手段20は、データを入力す
る。記憶手段22は、データを記憶する。書き込み手段
21は、入力手段20から入力されたデータを、第1の
クロックに同期して記憶手段22に順次書き込む。読み
出し手段23は、書き込み手段21によって書き込まれ
たデータを、第2のクロックに同期して順次読み出す。
出力手段24は、読み出し手段23によって読み出され
たデータを出力する。検知手段25は、書き込み手段2
1の書き込み位置と、読み出し手段23の読み出し位置
とが所定の閾値以上接近したことを検知する。移動手段
26は、検知手段25によって書き込み位置と読み出し
位置とが所定の閾値以上接近したことが検知された場合
には、読み出し手段23の読み出し位置を所定の距離だ
け移動させる。閾値変更手段27は、電源投入時および
障害復旧時に、所定の期間だけ、閾値をより大きな値に
変更する。
【0023】更に、図7に示す、Nバイト周期で同一の
データ構造が繰り返されるデータを第1のクロックに同
期して入力し、第2のクロックに同期して入力されたデ
ータを出力するクロック乗り換え装置において、前記デ
ータを入力する入力手段20と、前記データを記憶する
記憶手段22と、前記入力手段20から入力された前記
データを、前記第1のクロックに同期して前記記憶手段
22に順次書き込む書き込み手段21と、前記書き込み
手段21によって書き込まれた前記データを、前記第2
のクロックに同期して順次読み出す読み出し手段23
と、前記読み出し手段23によって読み出された前記N
バイト分のデータのうち、所定のデータを抽出して所定
の期間にわたって保持する保持手段31と、前記データ
に含まれている前記第1のクロックが正常であるか否か
を判定する判定手段30と、前記判定手段30によって
前記データに含まれている前記第1のクロックが正常で
あると判定された場合には、前記保持手段31に保持さ
れた前記データを取得し、前記読み出し手段23によっ
て読み出された前記Nバイト分のデータの所定の位置に
挿入して出力する出力手段32と、を有することを特徴
とするクロック乗り換え装置が提供される。
【0024】ここで、入力手段20は、データを入力す
る。記憶手段22は、データを記憶する。書き込み手段
21は、入力手段20から入力されたデータを、第1の
クロックに同期して記憶手段22に順次書き込む。読み
出し手段23は、書き込み手段21によって書き込まれ
たデータを、第2のクロックに同期して順次読み出す。
保持手段31は、読み出し手段23によって読み出され
たNバイト分のデータのうち、所定のデータを抽出して
所定の期間にわたって保持する。判定手段30は、デー
タに含まれている第1のクロックが正常であるか否かを
判定する。出力手段32は、判定手段30によってデー
タに含まれている第1のクロックが正常であると判定さ
れた場合には、保持手段31に保持されたデータを取得
し、読み出し手段23によって読み出されたNバイト分
のデータの所定の位置に挿入して出力する。
【0025】更にまた、図9に示す、Nバイト周期で同
一のデータ構造が繰り返されるデータを第1のクロック
に同期して入力し、第2のクロックに同期して出力する
クロック乗り換え装置において、前記データを入力する
入力手段20と、前記データを記憶する記憶手段22
と、前記データが正常であるか否かを判定するための判
定情報を生成する判定情報生成手段40と、前記入力手
段20から入力されたNバイト分の前記データの一部
に、前記判定情報生成手段40によって生成された前記
判定情報を内挿する内挿手段41と、前記判定情報が内
挿された前記Nバイト分のデータを前記第1のクロック
に同期して前記記憶手段22に順次書き込む書き込み手
段21と、前記書き込み手段21によって書き込まれた
前記Nバイト分のデータを、前記第2のクロックに同期
して順次読み出す読み出し手段23と、内挿されている
前記判定情報を参照して、前記データが正常であるか否
かを判定する判定手段42と、を有することを特徴とす
るクロック乗り換え装置が提供される。
【0026】ここで、データを入力する入力手段20
と、記憶手段22は、データを記憶する。判定情報生成
手段40は、データが正常であるか否かを判定するため
の判定情報を生成する。内挿手段41は、入力手段20
から入力されたNバイト分のデータの一部に、判定情報
生成手段40によって生成された判定情報を内挿する。
書き込み手段21は、判定情報が内挿されたNバイト分
のデータを第1のクロックに同期して記憶手段22に順
次書き込む。読み出し手段23は、書き込み手段21に
よって書き込まれたNバイト分のデータを、第2のクロ
ックに同期して順次読み出す。判定手段42は、内挿さ
れている判定情報を参照して、データが正常であるか否
かを判定する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態の構成例を示すブロック図である。なお、このクロッ
ク乗り換え装置は、例えば、図2に示す、SONETの
ディジタル通信装置の一部として構成され、オーバーヘ
ッド情報を第1のクロック(オーバーヘッド情報に含ま
れているクロック)に同期して入力し、第2のクロック
(SONET多重化装置15から供給されるクロック)
に同期して出力するものである。
【0028】即ち、図2において、クロック乗り換え装
置17は、フレーム同期信号、誤り監視符号、チャネル
識別信号、および、警報信号などからなるSONETの
オーバーヘッド情報を第1のクロックに同期して入力
し、第2のクロックに同期して、SONET多重化装置
15に出力する。
【0029】SONET多重化装置15は、データ1〜
3の3種類のデータを入力して多重化するとともに、多
重化されたデータを所定のデータ長さの固定長パケット
にパケット化し、クロック乗り換え装置17から出力さ
れたオーバーヘッド情報をそれぞれのパケットに付加し
て、光ケーブル16に光信号として送出する。
【0030】図1に戻って、入力手段20は、Nバイト
周期で同一のデータ構造が繰り返されるデータを入力す
る。なお、以下では、Nバイト周期で繰り返されるデー
タの基本単位を「フレーム」と呼ぶ。
【0031】記憶手段22は、書き込みと読み出しが独
立して行えるデュアルポートメモリ等によって構成され
ており、図3に示すように、2×Nバイトの記憶容量を
有している。
【0032】書き込み手段21は、入力手段20から入
力されたデータを、第1のクロックに同期して記憶手段
22のADDRESS:1〜2Nに順次書き込み、AD
DRESS:2Nまで達すると再びADDRESS:1
に戻って書き込みを継続する。
【0033】読み出し手段23は、書き込み手段21に
よって記憶手段22に書き込まれたデータを、第2のク
ロックに同期してADDRESS:1〜2Nの順に読み
出し、ADDRESS:2Nまで達すると再びADDR
ESS:1に戻って読み出しを継続する。
【0034】出力手段24は、読み出し手段23によっ
て読み出されたデータを、例えば、SONET多重化装
置15に対して出力する。検知手段25は、書き込み手
段21の書き込み位置と、読み出し手段23の読み出し
位置とが所定の閾値以上接近したことを検知する。
【0035】移動手段26は、検知手段25によって、
書き込み位置と読み出し位置とが所定の閾値以上接近し
たことが検知された場合には、読み出し手段23の読み
出し位置をNバイト分だけ移動させる。
【0036】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。いま、ディジタル通信装置に電源が投入された
とすると、入力手段20に対するオーバーヘッド情報の
供給が開始される。
【0037】入力手段20からデータの入力が開始され
ると、書き込み手段21は、入力されたデータに含まれ
ているクロック(第1のクロック)信号を抽出し、この
クロック信号に同期して、データを記憶手段22に順次
書き込む。
【0038】そして、所定量のデータが書き込まれる
と、読み出し手段23が動作を開始する。その結果、書
き込み位置と読み出し位置とが一定以上の距離を保つよ
うに設定される。
【0039】読み出し手段23は、記憶手段22に記憶
されているデータを、第2のクロックに同期して、AD
DRESS:1〜2Nの順に読み出し、出力手段24に
供給する。
【0040】その結果、記憶手段22には、図3に示す
ように、ADDRESS:1〜Nに対して1つのフレー
ム(data1〜dataN)が、また、ADDRES
S:(N+1)〜2Nに対して、もう1つのフレーム
(data1〜dataN)が書き込まれる。そして、
このような状態(2フレームの書き込みが終了した状
態)において、次のフレームが入力された場合には、A
DDRESS:1に戻って書き込みが繰り返される。
【0041】一方、読み出し手段23は、書き込み手段
21が書き込んだデータを、所定のアドレス距離だけ離
れた位置から読み出す。ところで、環境温度や電源温度
の変動等に起因して、図4に示すように、書き込み手段
21の書き込み位置と、読み出し手段23が読み出す位
置が接近したとする(位相差ΔPが小さくなったとす
る)。
【0042】すると、検知手段25は、書き込み位置と
読み出し位置のアドレス距離が所定の閾値M(例えば、
M=1)以下となった場合には、移動手段26に制御信
号を供給する。
【0043】制御信号を供給された移動手段26は、読
み出し手段23を制御し、その読み出し位置を、図4に
示すようにNバイト分だけ移動させる。この例では、読
み出し位置がADDRESS:1からADDRESS:
(N+1)に移動されている。
【0044】その結果、読み出し手段23は、ADDR
ESS:(N+1)からデータを読み出し、出力手段2
4に供給する。それ以降は、ADDRESS:(N+
2)、ADDRESS:(N+3)、・・・という順に
読み出し動作を継続する。
【0045】なお、このように読み出し位置を移動する
ことにより、例えば、図4の例では、ADDRESS:
1〜ADDRESS:Nのデータを読み出さずに破棄す
ることになる。従って、入力データと出力データの同一
性が保証されないことになるが、オーバーヘッド情報
は、Nバイト周期で同一のデータ構造が繰り返されてお
り、また、情報の内容自体はそれほど頻繁に変化するこ
とがないことから、Nバイトだけ読み出し位置を移動さ
せたとしても、読み出されるデータは同一のデータであ
る可能性が高く、それほど大きな問題とはならない。
【0046】むしろ問題となるのは、書き込み位置と読
み出し位置が重なることによりデータ化けが生じた場合
に、オーバーヘッド情報に通常は含まれないようなデー
タが送出され、その結果としてシステムが誤動作するこ
とである。
【0047】例えば、SONET等では、前述したK
1,K2ビットにデータ化けが生じた場合には、ネット
ワーク全体に影響が波及することになる。しかしなが
ら、本実施の形態では、K1,K2ビットを含むデータ
部分において読み出し位置の移動がなされた場合でも、
1フレーム後のK1,K2ビットを含むデータが送出さ
れることになるので、データ化けによるネットワークへ
の影響を排除することが可能となる。
【0048】以上に説明したように、本実施の形態によ
れば、2Nバイトの記憶容量を有する記憶手段22を用
いて、データの読み書きを行うとともに、書き込み位置
と読み出し位置が所定の閾値以上接近した場合には、読
み出し位置をNバイト分だけ移動させるようにしたの
で、データ化けによるシステムの誤動作を防止すること
ができる。
【0049】なお、以上の実施の形態では、2Nバイト
の記憶容量を有する記憶手段22を用いるようにした
が、3Nバイトまたはそれ以上の記憶容量を有する記憶
手段22を使用し、書き込み位置と読み出し位置が所定
の閾値以上接近した場合には、読み出し位置をP×N
(P=1,2,3,・・・)バイト分だけ移動させるよ
うにしてもよい。
【0050】また、以上の実施の形態では、読み出し位
置に書き込み位置が追い着いた場合を例に挙げて説明を
行ったが、逆に書き込み位置に読み出し位置が追い着い
た場合でも、同様の動作が実行される。
【0051】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態の構成例について説明する。なお、この図にお
いて、図1の場合と対応する部分には同一の符号を付し
てあるので、その説明は省略する。
【0052】第2の実施の形態においては、図1に示す
第1の実施の形態と比較して、閾値変更手段27が新た
に追加されている。その他の構成は、図1の場合と同様
である。
【0053】閾値変更手段27は、ディジタル通信装置
に障害が発生した場合にアクティブとなるアラーム信号
と、ディジタル通信装置に電源が投入された場合にアク
ティブとなるパワーオンリセット信号とを入力し、これ
らの何れかがアクティブとなった場合には、検知手段2
5の閾値を通常よりも大きな値に変更する。
【0054】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。いま、ディジタル通信装置に電源が投入された
とすると、パワーオンリセット信号が閾値変更手段27
に入力され、また、入力手段20に対するオーバーヘッ
ド情報の供給が開始される。
【0055】すると、書き込み手段21は、入力手段2
0に含まれているクロック(第1のクロック)信号に同
期して、記憶手段22のADDRESS:1〜2Nに対
して入力手段20から入力されたデータを順次書き込
む。
【0056】そして、所定量のデータが書き込まれる
と、読み出し手段23の動作が開始する。その結果、書
き込み位置と読み出し位置とが一定以上の距離を保つよ
うに設定される。なお、このとき設定する距離として
は、閾値Mを充分に上回る値とすることが望ましい。そ
のように設定することにより、読み出しアドレスの移動
が不必要に行われることを防止することができる。
【0057】ところで、前述のように読み出し手段23
の動作を所定の期間だけ停止させて所定のアドレス距離
を確保したとしても、起動直後(または、障害復帰時)
には、装置の動作が充分に安定していないことから、こ
のアドレス距離が変動し、閾値Mに近接した状態で装置
が安定することがある。
【0058】そのような場合には、前述したように、環
境温度や電源電圧の変動に起因して、書き込み位置と読
み出し位置とが変動し、その結果として、移動手段26
によって移動が頻繁に行われることになる。
【0059】前述したように、移動が行われた場合で
も、システム全体に対して影響を及ぼすようなデータ化
けは回避されるものの、入力データと出力データが異な
る状態が頻出することは好ましいとは言い難い。
【0060】本実施の形態では、アラーム信号またはパ
ワーオンリセット信号がアクティブにされてから、所定
の時間(例えば、1秒)が経過するまでは、閾値変更手
段27によって、検知手段25の閾値が通常よりも大き
な値(=M0>M)に変更される。その結果、起動直後
の装置の不安定さに起因して、書き込み位置と読み出し
位置が近接した場合においても、少なくとも閾値M0
(>M)以上のアドレス距離を確保することが可能とな
る。
【0061】なお、このようなM0の値としては、図6
に示すように、通常時の閾値Mおよび定常位相誤差Δに
所定のマージンαを加算した値を設定する。即ち、第1
および第2のクロックの周波数偏差は“0”ではなく、
絶えず増減を繰り返す偏差(定常位相誤差Δ)を有して
いる。従って、電源投入時または障害復旧時の閾値M0
を、通常時の閾値Mに定常位相誤差Δと所定のマージン
αとを加えた値とすることにより、通常状態に遷移した
場合においても、常にα分のマージンを確保することが
可能となる。
【0062】また、このように閾値を大きな値に変更す
ると、安定動作範囲(検知手段25が書き込みアドレス
と読み出しアドレスが充分に離れていると判定する範
囲)が狭くなるため、値を変更しない場合に比較して移
動手段26によるアドレスの移動がより頻繁に発生する
ことになるが、電源投入時および障害復旧時直後の短時
間であるため、大きな問題とはならない。
【0063】以上の実施の形態によれば、書き込み位置
と読み出し位置が接近した場合に、読み出し位置を変更
する基準となる閾値を電源投入時および障害復旧時にお
いて通常動作時よりも一時的に大きな値を用いるように
したので、通常動作に移行した場合にも、書き込み位置
と読み出し位置とが接近して、読み出し位置の移動が頻
繁に発生することを防止することが可能となる。
【0064】なお、以上の実施の形態では、記憶手段2
2の記憶容量を2Nバイトとしたが、Nバイトの場合で
も本発明を適用することが可能である。そのような場合
には、通常動作時において、読み出し位置の移動(例え
ば、N/2バイトの移動)が発生すると、読み出される
データはもとのデータとは全く異なるものとなるため、
本発明の効果が一層顕著となる。
【0065】次に、図7を参照して、本発明の第3の実
施の形態の構成例について説明する。図7は、本発明の
第3の実施の形態の構成例を示すブロック図である。な
お、この図において、図1の場合と対応する部分には同
一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【0066】なお、この実施の形態は、第1のクロック
が図8(A)に示すように断状態となった場合において
も、K1,K2ビットを含むデータが、データ化けを生
じることを防止する。
【0067】この第3の実施の形態では、図1に示す第
1の実施の形態と比較して、検知手段25、移動手段2
6、および、出力手段24が除外され、判定手段30、
保持手段31、および、出力手段32が新たに追加され
ている。
【0068】判定手段30は、所定の周期でアクティブ
となる断検出タイマ(図8(D)参照)がアクティブに
されてから次にアクティブにされるまでの間、入力手段
20から入力されるデータに含まれているクロックを監
視し、クロックのエッジが1つも検出されない場合に
は、クロックが断状態であるとして、断検出アラーム信
号をアクティブにする。
【0069】保持手段31は、断検出タイマがアクティ
ブとなった場合には、読み出し手段23によって読み出
されたデータのうち、K1,K2ビットを含むデータ
を、読み出し手段23から供給されるアドレスを参照し
て抽出し、断検出タイマの2周期に対応する期間だけ保
持する。
【0070】出力手段32は、判定手段30の出力する
断検出アラーム信号がノンアクティブの場合には、保持
手段31に保持されているデータが書き換えられる直前
に、保持手段31に保持されているデータを読み出す。
また出力手段32は、読み出し手段23によって読み出
されたデータが、K1,K2ビットを含むデータ以外で
ある場合には、それをそのまま出力し、また、読み出さ
れたデータがK1,K2ビットを含むデータである場合
には、そのデータの代わりに保持手段31から取得した
データ(2周期分前のデータ)を出力する。
【0071】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。以下では、K1,K2ビットを含むデータが書
き込まれている際にクロックが断状態となった場合にお
ける第3の実施の形態の動作について説明する。
【0072】いま、K1,K2ビットを含むデータを、
書き込み手段21が記憶手段22に書き込み中に、第1
のクロックが図8(A)に示すように断状態となったと
すると、図8(B)に示すように、そのときに書き込ま
れていたK1,K2を含むデータがデータ化けを生ずる
ことになる。
【0073】このようにデータ化けを生じたデータ(以
下、誤データと呼ぶ)は、図8(C)に示すように、読
み出し手段23によって読み出される。保持手段31
は、図8(D)に示す断検出タイマがアクティブにされ
た後に最初に読み出されるK1,K2ビットを含むデー
タを入力し、断検出タイマの2周期に対応する期間(=
Th)だけそのデータを保持する。
【0074】従って、読み出し手段23によって読み出
された誤データは、図8(F)に示すように、保持手段
31に入力されて保持されることになる。判定手段30
は、断検出タイマ(図8(D)参照)がアクティブにさ
れてから、次にアクティブにされるまでの間に、クロッ
ク(図8(A)参照)のエッジが1つも検出されない場
合には、クロックが断状態であるとして、図8(E)に
示す断検出アラーム信号をアクティブにする。
【0075】図8の例では、クロックの断が発生した期
間P1では、クロックのエッジが検出されるため、期間
P2の先頭で断検出タイマがアクティブにされても、断
検出アラーム信号はアクティブにはされない。期間P2
では、クロックのエッジは1つも検出されないことか
ら、期間P3から断検出アラーム信号がアクティブにさ
れる。
【0076】出力手段32は、断検出アラーム信号(図
8(E))がノンアクティブである場合には、保持手段
31に保持されているデータが更新される直前に、保持
されているデータを読み出す。そして、読み出し手段2
3から供給されるアドレスを参照して、K1,K2ビッ
トを含むデータ以外が読み出し手段23によって読み出
された場合には、そのデータをそのまま出力する。ま
た、K1,K2ビットを含むデータが読み出された場合
には、保持手段31から取得したデータを代わりに出力
する。従って、出力手段32が出力するデータのうち、
K1,K2ビットを含むデータは、断検出タイマがアク
ティブにされた直後に読み出されたデータが繰り返し出
力されることになる。
【0077】即ち、図8の例では、期間P1において読
み出されて保持手段31に保持されている誤データは、
期間P3において更新されることになるが、出力手段3
2は、断検出アラーム信号がアクティブであることか
ら、誤データを入力しない。その結果、出力手段32
は、それまで保持していたデータ(K1,K2ビットを
含む正常なデータ)を出力することになる。
【0078】以上のような構成によれば、クロックの断
が発生して、K1,K2ビットを含むデータがデータ化
けを生じた場合においても、データ化けを生じたデータ
が出力されることを防止することができる。
【0079】即ち、クロックが断状態となったことを判
定するためには、所定の期間クロックを観察する必要が
ある。換言すると、クロックの断状態が検出されてか
ら、出力が制限されるまでにはある程度の遅れ(図8の
例では、時間Th)が生じるが、この間にデータ化けを
生じたデータが出力されることを防止する必要がある。
【0080】図7に示す実施の形態では、システム全体
に対して重篤な影響を与える恐れがあるK1,K2ビッ
トを含むデータを、少なくとも時間Thだけ保持してお
き、クロック信号の断が発生していないことが確定され
てから(K1,K2ビットを含むデータがデータ化けを
生じていないことが確定されてから)、このデータを出
力するようにしたので、データ化けを生じたK1,K2
ビットを含むデータが出力されることを防止することが
可能となる。
【0081】なお、以上の構成によれば、出力手段32
から出力されるK1,K2ビットを含むデータは、時間
Thだけ遅延されてから出力されることになるので、例
えば、電源投入時や障害復旧時などのように、動作開始
直後の保持手段31や出力手段32にデータが保持され
ていない状態においては、出力するデータが存在しない
ことになる。しかしながら、例えば、K1,K2ビット
は、通常時ではその値が全て“0”となっているので、
そのような場合には、値“0”を代わりに出力するよう
にすればよい。
【0082】また、K1,K2ビットを使用するような
事態が発生した場合には、前述の理由から出力されるデ
ータは時間Th(=約250μsec)だけ遅れを生ず
ることになるが、その程度の遅れは無視することができ
る。
【0083】更に、以上の実施の形態では、第1のクロ
ック信号が断状態となった場合においても、読み出し手
段23は読み出し動作を継続するため、記憶手段22に
記憶されているデータが読み出されて出力され続けるこ
とになるが、断検出アラーム信号がアクティブになった
場合には、出力手段32の出力動作を停止するようにし
てもよい。または、K1,K2ビット以外のデータを全
て“0”として出力するようにしてもよい。
【0084】更にまた、以上の実施の形態では、記憶手
段22の記憶容量を2Nバイトとしたが、それ以外の場
合においても本発明を適用可能であることはいうまでも
ない。
【0085】次に、図9を参照して、本発明の第4の実
施の形態について説明する。図9は、本発明の第4の実
施の形態の構成例を示すブロック図である。なお、この
図において、図7に示す第3の実施の形態の場合と対応
する部分には、同一の符号を付してあるのでその説明は
省略する。
【0086】この実施の形態においては、図7に示す第
3の実施の形態の場合と比較して、判定手段30が除外
され、新たに判定情報生成手段40、内挿手段41、お
よび、判定手段42が追加されている。
【0087】判定情報生成手段40は、入力手段20か
ら新たなフレームが入力される度に、00〜11(2進
数)を循環する値を1つ発生し、書き込み手段21と判
定手段41に供給する。
【0088】内挿手段41は、判定情報生成手段40に
よって生成された判定情報(循環値)を、フレームを構
成する所定のデータの所定のビットに内挿する。書き込
み手段21は、内挿手段41によって判定情報が内挿さ
れたデータを、記憶手段22に書き込む。その結果、記
憶手段22に書き込まれる各フレームには、00、0
1、10、11の何れかの判定情報が付与されることに
なる。
【0089】判定手段42は、読み出し手段23によっ
て読み出されたデータに含まれている判定情報と、その
前回値とを比較することにより、入力手段20から入力
されるデータに含まれている第1のクロック信号が断状
態になっていないか判定する。
【0090】次に、以上に示す第4の実施の形態の動作
について説明する。判定情報生成手段40は、1フレー
ム(data1〜dataN)に対して1つの判定情報
を生成する。
【0091】例えば、判定情報生成手段40は、値“0
0”を発生し、内挿手段41に供給する。入力手段20
から入力されたデータは、内挿手段41に供給され、そ
こで、判定情報が内挿される。即ち、入力手段20から
入力されるフレームには、もともと未使用の領域が存在
しているので、内挿手段41は、その領域に対して判定
情報を内挿する。なお、内挿する場所としては、フレー
ムの末端部分に近い方が望ましい。
【0092】書き込み手段21は、判定情報が内挿され
たデータを、記憶手段22に順次書き込む。図10は、
このとき、記憶手段22に書き込まれたデータの一例を
示している。この例では、ADDRESS:NおよびA
DDRESS:(N+1)に格納されるdataNに判
定情報が内挿されている。
【0093】読み出し手段23は、第2のクロックに同
期して、記憶手段22に記憶されているデータを読み出
す。そして、読み出したデータが、K1,K2ビットを
含むデータ(この例では、ADDRESS:Xに格納さ
れているdataX)である場合には、保持手段31が
保持する。
【0094】続いて、ADDRESS:Nに格納されて
いるdataNを読み出した場合には、読み出し手段2
3は、内挿されている判定情報(この例では“00”)
を抽出し、判定手段42に供給する。
【0095】判定手段42は、抽出された判定情報と、
前回値とを比較し、抽出された判定情報が正常であるか
否かを判定する。いまの例では、抽出された判定情報は
“00”であり、前回値は“11”であることから、正
常と判定されることになる。
【0096】その結果、保持手段31に保持されている
K1,K2を含むデータは、出力手段32に移送される
ことになる。出力手段32は、判定手段42が判定情報
が正常であると判定した場合にのみ、K1,K2を含む
データを入力する。そして、入力したK1,K2を含む
データは、次のフレームのdataXとして出力される
ことになる。
【0097】ところで、図10のADDRESS:(N
+X)において、第1のクロックが断状態となったとす
ると、K1,K2を含むdataXにデータ化けが生ず
ることになる。
【0098】この場合、第1のクロック信号が断状態と
なると、書き込み手段21の書き込み動作が停止するの
で、ADDRESS:2Nの判定情報は更新されず、前
回に書き込まれた値“11”がそのまま残ることにな
る。従って、判定手段42は、読み出した値“11”
と、前回値“01”とを比較して、正常ではないと判定
し、保持手段31に保持されているデータを出力手段3
2に移送することを停止する。
【0099】その結果、出力手段32は保持手段31に
格納されているデータ化けを生じたデータを入力せず
に、1フレーム前に入力した正常なdataX(ADD
RESSS:XのdataX)を出力することになる。
従って、データ化けを生じたK1,K2ビットが出力さ
れることを防止することができる。
【0100】以上の実施の形態によれば、書き込みデー
タに循環値である判定情報を内挿して書き込み、読み出
す場合にはこの判定情報とその前回値とから、書き込ま
れたデータが正常であるか否かを判定し、正常である場
合には、1フレーム前のK1,K2ビットを含むデータ
を出力するようにしたので、データ化けを生じたK1,
K2ビットが出力されることを防止することが可能とな
る。
【0101】なお、以上の実施の形態においては、記憶
手段22の記憶容量を2Nバイトに設定したが、本発明
はこのような場合にのみ限定されるものではなく、例え
ば、Nバイトやそれ以外の場合にも適用可能であること
は言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、Nバイ
ト周期で同一のデータ構造が繰り返されるデータを第1
のクロックに同期して入力し、第2のクロックに同期し
て出力するクロック乗り換え装置において、入力したデ
ータをM×N(M=2,3,4,・・・)バイトの記憶
容量を有する記憶手段に、書き込み手段によって書き込
むとともに、読み出し手段によって読み出して出力手段
から出力し、書き込み位置と読み出し位置とが所定の閾
値よりも接近した場合には、読み出し位置をP×N(P
=1,2,3,・・・)バイトだけ移動させるようにし
たので、システムに重篤な影響を与えるようなデータ化
けが生ずることを防止することができる。
【0103】また、第1のクロックに同期してデータを
入力し、第2のクロックに同期して出力するクロック乗
り換え装置において、入力したデータを書き込み手段に
よって記憶手段に書き込むとともに、読み出し手段によ
って記憶手段から読み出して出力手段から出力し、書き
込み位置と読み出し位置とが所定の閾値よりも接近した
場合には、読み出し位置を所定量だけ移動させ、また、
電源投入時や障害復旧時においては閾値変更手段によっ
て閾値を一時的に大きな値に設定するようにしたので、
起動時におけるシステムの不安定さによって、書き込み
位置と読み出し位置が閾値の近傍で安定し、その結果、
データ化けを生じたデータが頻繁に出力されることを防
止することが可能となる。
【0104】更に、Nバイト周期で同一のデータ構造が
繰り返されるデータを第1のクロックに同期して入力
し、第2のクロックに同期して出力するクロック乗り換
え装置において、入力したデータを書き込み手段によっ
て記憶手段に書き込むとともに、読み出し手段によって
読み出し、読み出されたデータのうち、所定のデータを
保持手段に保持し、判定手段によって第1のクロック信
号が正常であると判定された場合には、保持手段に保持
されているデータを出力手段から出力するようにしたの
で、第1のクロック信号が断状態となった場合において
も、重要なデータがデータ化けを生じ、システムに重篤
な影響を与えることを防止することができる。
【0105】更にまた、Nバイト周期で同一のデータ構
造が繰り返されるデータを第1のクロックに同期して入
力し、第2のクロックに同期して出力するクロック乗り
換え装置において、判定情報発生手段によって判定情報
を発生し、内挿手段によって発生された判定情報をデー
タの所定の位置に内挿し、判定情報が内挿されたデータ
を書き込み手段によって記憶手段に書き込むとともに、
読み出し手段によって読み出し、読み出したデータのう
ち、所定のデータを保持手段に保持し、判定手段によっ
て第1のクロック信号が正常であると判定された場合に
は、保持手段に保持されているデータを出力手段から出
力するようにしたので、第1のクロック信号が断状態と
なった場合においても、重要なデータがデータ化けを生
じ、システムに重篤な影響を与えることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示す第1の実施の形態が適用されたディ
ジタル通信装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す記憶手段のメモリ空間と、そこに格
納されるデータの一例を示す図である。
【図4】図1に示す移動手段の動作の詳細を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図5に示す閾値変更手段の動作を説明するため
の図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】図7に示す実施の形態の主要な部分の信号のタ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に示す記憶手段のメモリ空間と、そこに
格納されるデータの一例を示す図である。
【図11】従来のクロック乗り換え装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図12】図11に示す従来例のメモリのメモリ空間
と、そこに格納されるデータの一例を示す図である。
【図13】図11に示す従来例の動作を説明するための
図である。
【図14】図11に示す従来例の動作を説明するための
図である。
【符号の説明】
15 SONET多重化装置 16 光ケーブル 17 クロック乗り換え装置 20 入力手段 21 書き込み手段 22 記憶手段 23 読み出し手段 24 出力手段 25 検知手段 26 移動手段 27 閾値変更手段 30 判定手段 31 保持手段 32 出力手段 40 判定情報生成手段 41 内挿手段 42 判定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月19日(1999.2.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ここで、入力手段20は、データを入力す
る。記憶手段22は、データを記憶する。判定情報生成
手段40は、データが正常であるか否かを判定するため
の判定情報を生成する。内挿手段41は、入力手段20
から入力されたNバイト分のデータの一部に、判定情報
生成手段40によって生成された判定情報を内挿する。
書き込み手段21は、判定情報が内挿されたNバイト分
のデータを第1のクロックに同期して記憶手段22に順
次書き込む。読み出し手段23は、書き込み手段21に
よって書き込まれたNバイト分のデータを、第2のクロ
ックに同期して順次読み出す。判定手段42は、内挿さ
れている判定情報を参照して、データが正常であるか否
かを判定する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】書き込み手段21は、記憶手段22に記憶
されているデータを、第2のクロックに同期して、AD
DRESS:1〜2Nの順に読み出し、出力手段24に
供給する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】すると、書き込み手段21は、入力された
データに含まれているクロック(第1のクロック)信号
に同期して、記憶手段22のADDRESS:1〜2N
に対して入力手段20から入力されたデータを順次書き
込む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】図8(A)の例では、クロックの断が発生
した期間P1では、クロックのエッジが検出されるた
め、期間P2の先頭で断検出タイマがアクティブにされ
ても、断検出アラーム信号はアクティブにはされない。
期間P2では、クロックのエッジは1つも検出されない
ことから、期間P3から断検出アラーム信号がアクティ
ブにされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】判定情報生成手段40は、入力手段20か
ら新たなフレームが入力される度に、00〜11(2進
数)を循環する値を1つ発生し、内挿手段41と判定手
42に供給する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】書き込み手段21は、判定情報が内挿され
たデータを、記憶手段22に順次書き込む。図10は、
このとき、記憶手段22に書き込まれたデータの一例を
示している。この例では、ADDRESS:Nに格納さ
れるdataNに判定情報が内挿されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】その結果、出力手段32は保持手段31に
格納されているデータ化けを生じたデータを入力せず
に、1フレーム前に入力した正常なdataX(ADD
RESS:XのdataX)を出力することになる。従
って、データ化けを生じたK1,K2ビットが出力され
ることを防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K034 AA05 BB04 DD02 EE01 EE09 FF11 HH26 HH34 HH42 PP01 5K047 AA01 BB02 GG42 GG52 JJ07 LL06 MM24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nバイト周期で同一のデータ構造が繰り
    返されるデータを第1のクロックに同期して入力し、第
    2のクロックに同期して出力するクロック乗り換え装置
    において、 前記データを入力する入力手段と、 少なくともM×N(M=2,3,4,・・・)バイトの
    記憶容量を有する記憶手段と、 前記入力手段から入力された前記データを、前記第1の
    クロックに同期して前記記憶手段に順次書き込む書き込
    み手段と、 前記書き込み手段によって書き込まれた前記データを、
    前記第2のクロックに同期して順次読み出す読み出し手
    段と、 前記読み出し手段によって読み出されたデータを出力す
    る出力手段と、 前記書き込み手段の書き込み位置と、前記読み出し手段
    の読み出し位置とが所定の閾値以上接近したことを検知
    する検知手段と、 前記検知手段によって書き込み位置と読み出し位置とが
    所定の閾値以上接近したことが検知された場合には、前
    記読み出し手段の読み出し位置をP×N(P=1,2,
    3,・・・)バイト分だけ移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするクロック乗り換え装置。
  2. 【請求項2】 第1のクロックに同期してデータを入力
    し、第2のクロックに同期して出力するクロック乗り換
    え装置において、 前記データを入力する入力手段と、 前記データを記憶する記憶手段と、 前記入力手段から入力された前記データを、前記第1の
    クロックに同期して前記記憶手段に順次書き込む書き込
    み手段と、 前記書き込み手段によって書き込まれた前記データを、
    前記第2のクロックに同期して順次読み出す読み出し手
    段と、 前記読み出し手段によって読み出されたデータを出力す
    る出力手段と、 前記書き込み手段の書き込み位置と、前記読み出し手段
    の読み出し位置とが所定の閾値以上接近したことを検知
    する検知手段と、 前記検知手段によって書き込み位置と読み出し位置とが
    所定の閾値以上接近したことが検知された場合には、前
    記読み出し手段の読み出し位置を所定の距離だけ移動さ
    せる移動手段と、 電源投入時および障害復旧時に、所定の期間だけ、前記
    閾値を大きな値に変更する閾値変更手段と、 を有することを特徴とするクロック乗り換え装置。
  3. 【請求項3】 Nバイト周期で同一のデータ構造が繰り
    返されるデータを第1のクロックに同期して入力し、第
    2のクロックに同期して入力されたデータを出力するク
    ロック乗り換え装置において、 前記データを入力する入力手段と、 前記データを記憶する記憶手段と、 前記入力手段から入力された前記データを、前記第1の
    クロックに同期して前記記憶手段に順次書き込む書き込
    み手段と、 前記書き込み手段によって書き込まれた前記データを、
    前記第2のクロックに同期して順次読み出す読み出し手
    段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記Nバイト分
    のデータのうち、所定のデータを抽出して所定の期間に
    わたって保持する保持手段と、 前記データに含まれている前記第1のクロックが正常で
    あるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記データに含まれている前記第
    1のクロックが正常であると判定された場合には、前記
    保持手段に保持された前記データを取得し、前記読み出
    し手段によって読み出された前記Nバイト分のデータの
    所定の位置に挿入して出力する出力手段と、 を有することを特徴とするクロック乗り換え装置。
  4. 【請求項4】 Nバイト周期で同一のデータ構造が繰り
    返されるデータを第1のクロックに同期して入力し、第
    2のクロックに同期して出力するクロック乗り換え装置
    において、 前記データを入力する入力手段と、 前記データを記憶する記憶手段と、 前記データが正常であるか否かを判定するための判定情
    報を生成する判定情報生成手段と、 前記入力手段から入力された前記Nバイト分のデータの
    一部に、前記判定情報生成手段によって生成された前記
    判定情報を内挿する内挿手段と、 前記判定情報が内挿された前記Nバイト分のデータを前
    記第1のクロックに同期して前記記憶手段に順次書き込
    む書き込み手段と、 前記書き込み手段によって書き込まれた前記Nバイト分
    のデータを、前記第2のクロックに同期して順次読み出
    す読み出し手段と、 内挿されている前記判定情報を参照して、前記データが
    正常であるか否かを判定する判定手段と、 を有することを特徴とするクロック乗り換え装置。
  5. 【請求項5】 前記判定情報生成手段は、循環する値を
    発生し、 前記判定手段は、前記読み出し手段によって読み出され
    た判定情報と、その前回値とを比較することにより、前
    記データが正常であるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項4記載のクロック乗り換え装置。
  6. 【請求項6】 前記読み出し手段によって読み出された
    前記Nバイト分のデータのうち、所定のデータを抽出し
    て所定の期間にわたって保持する保持手段と、 前記判定手段によって前記所定のデータが正常であると
    判定された場合には、前記読み出し手段によって読み出
    された前記Nバイト分のデータの所定の位置に挿入して
    出力する出力手段と、 を更に有することを特徴とする請求項4記載のクロック
    乗り換え装置。
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