JP2000031607A - プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体 - Google Patents

プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体

Info

Publication number
JP2000031607A
JP2000031607A JP10206111A JP20611198A JP2000031607A JP 2000031607 A JP2000031607 A JP 2000031607A JP 10206111 A JP10206111 A JP 10206111A JP 20611198 A JP20611198 A JP 20611198A JP 2000031607 A JP2000031607 A JP 2000031607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
metal wire
board material
thermal expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10206111A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Suzuki
富雄 鈴木
Tadashi Odagiri
正 小田切
Satoru Kawai
悟 河合
Shuhei Ishikawa
修平 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP10206111A priority Critical patent/JP2000031607A/ja
Priority to CN99801096A priority patent/CN1273762A/zh
Priority to US09/446,768 priority patent/US6379781B1/en
Priority to EP99917198A priority patent/EP1028607A1/en
Priority to CA002295576A priority patent/CA2295576A1/en
Priority to AU35382/99A priority patent/AU3538299A/en
Priority to PCT/JP1999/002257 priority patent/WO1999057948A1/ja
Publication of JP2000031607A publication Critical patent/JP2000031607A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な電気的導通を確保し、使用に際して基
板材と導電層、絶縁材料と金属線とが剥離しないように
熱膨張性を制御することができ、しかもより高密度化
し、寸法精度に優れたプリント回路用の基板材を提供す
る。 【解決手段】 プラスチックとセラミックから構成さ
れ、板状に形成された複合材料11に、導電性を有する
金属線12が所定ピッチで配設されてなるプリント回路
用の基板材10である。基板材10の一表面と他表面と
が金属線12にて電気的に導通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、プリント回路基
板を構成する中間材料たる基板材及び該基板材用の中間
ブロック体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 プリント回路基板は、一面側に集積回
路のためのスロットや各種電子部品のための接続端子群
が形成されており、他面側には部品をつなぐ導電路が印
刷されたもので、従来から電子機器の要素部材として大
量に利用されている。図6はプリント回路基板の一例を
示す斜視図で、エポキシ樹脂、ガラスなどの絶縁材料か
らなる板状体に、その表面間を導通するように導電性金
属2がメッキなどで設置されてなる基板材1の両面に、
所定の導体パターン(回路)が形成された導電層たるフ
ォトプロセス層3が積層され、さらに該フォトプロセス
層3の外側に、接続端子群や導電路4が印刷などで形成
されて、プリント回路基板が構成されている。
【0003】 このようなプリント回路基板に用いる基
板材1について、従来においては、例えば、エポキシ樹
脂、ガラスなどの絶縁材料からなる板状体を作製した
後、ドリル加工によって所定位置に導通用スルーホール
を穿設し、次いでそのスルーホールに銅などの導電性金
属をめっき等の手段で被覆し、さらに封止材によって当
該スルーホールを密封して作製されていた。
【0004】 しかしながら、板状体にドリル加工する
と、加工に伴って加工屑が発生し、製品不良が生じるお
それがあるほか、めっきは基板材の縁端部でクラックが
生じるおそれが高く、電気的導通不良を引き起こすとい
う問題があった。また、ドリル加工では、加工できるス
ルーホールの長さ(基板の厚さ)/孔径の比は5程度が
限度であり、例えば、厚さ1mmの基板の場合、直径
0.2mm程度が下限となる。しかし、プリント回路基
板の高密度化のためには、より小さい孔径とすることが
好ましく、ドリル加工ではそれが困難であった。
【0005】 また、枠体内に、Ni、Coなどの電気
線を挿入し、エポキシ樹脂などの絶縁材料を溶融して流
し込み、硬化後金属線に垂直な面で切断して、両面間を
電気的に接続した回路板が提案されている(特開昭49
−8759号公報参照)。しかしながら、この回路板で
はエポキシ樹脂などを用いているため、樹脂が硬化する
ときに体積収縮が2〜3%程度起こり、スルーホールの
ピッチなどの寸法精度を損なうという問題があった。高
密度化されたプリント回路基板においては、寸法精度が
極めて重要であり、このことは大きな欠点であった。さ
らに、この回路板では、片面または両面に積層される導
電層(フォトプロセス層)との熱膨張差を何ら考慮して
いないため、使用に際しての衝撃や温度差などにより、
基板材と導電層とが剥離するおそれがある。さらに、絶
縁材料と金属線との間においても剥離するおそれがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 従って、本発明は、
上記した従来の問題に鑑みてなされたものであり、その
目的は、良好な電気的導通を確保するとともに、使用に
際して基板材と導電層、および絶縁材料と金属線とが剥
離しないように熱膨張性を制御することができるプリン
ト回路用の基板材を提供することにある。また、本発明
の別の目的は、プリント回路基板をより高密度化でき、
しかも寸法精度に優れたプリント回路用の基板材を提供
することにある。本発明のさらに別の目的は、上記した
プリント回路用の基板材を容易にかつ効率よく製造する
ことができる中間ブロック体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、プラスチックとセラミックから構成され、板状に
形成された複合材料に、導電性を有する金属線が所定ピ
ッチで配設されてなるプリント回路用の基板材であっ
て、該基板材の一表面と他表面とが該金属線にて電気的
に導通されていることを特徴とするプリント回路用の基
板材が提供される。
【0008】 本発明の基板材においては、その片面ま
たは両面に銅層が形成されていると、パターン形成がよ
り容易となり好ましい。また、複合材料におけるセラミ
ックの含有量が40体積%以上、90体積%以下である
と、硬化時の体積収縮をより少なくすることができるた
め、好ましい。又、複合材料において、プラスチックと
セラミックとがカップリング処理されていること、さら
に、金属線と複合材料とがカップリング材により接合し
ていることが、金属線と複合材料との剥離防止の観点か
ら好ましい。また、複合材料は、所定長さに切断された
ガラスファイバー又はガラスビーズとエポキシ樹脂とか
ら構成されていると、基板材の熱膨張に異方性がなく、
しかも所定の強度を付与できることから望ましい。
【0009】 また、本発明の基板材では、用いる金属
線のアスペクト比(長さ/径)が8以上であること、板
状複合材料に対して、金属線が1.1mm以下のピッチ
で配設されていること、さらに、金属線の径(スルーホ
ール径あるいはビアホール径に相当)が0.15mm以
下であることが、プリント回路基板の高密度化の点から
好ましい。本発明の基板材は、熱膨張が等方性で、かつ
熱膨張係数が5〜30ppm/℃であり、複合材料の熱
膨張係数が金属線の熱膨張係数と同等以上で、その差が
1〜10と小さくすることができ、工程での温度履歴に
おける信頼性が極めて高くなり、好ましい。
【0010】 また、本発明によれば、プラスチックと
セラミックから構成された複合材料に、導電性を有する
金属線が所定ピッチで配設されてなるプリント回路基板
材用の中間ブロック体であって、該複合材料におけるセ
ラミックの含有量が40体積%以上、90体積%以下で
あり、該中間ブロック体の一表面から当該一表面に対向
する他の表面まで該金属線が直線的に配設されていると
ともに、当該一表面及び他表面において該金属線が突出
していることを特徴とするプリント回路基板材用の中間
ブロック体が提供される。本発明のプリント回路用の基
板材及びそのための中間ブロック体において、金属線
は、銅、銅合金、アルミニウム、及びアルミニウム合金
のいずれか1種の金属からなることが好ましく、また導
電性のほか、耐摩耗性、可撓性、耐酸化性、強度等の点
に鑑みると、ベリリウム銅から構成されていることがさ
らに好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明のプリント回路用の基板
材は、プラスチックとセラミックから構成される複合材
料に、金属線があらかじめ所定ピッチで配設されたもの
であり、この金属線が、基板材の両面を電気的に導通さ
せてなるものである。このように、あらかじめ金属線が
定ピッチで配設された基板材は、プリント回路の標準基
板として使用できるため、多様な回路、用途に適用する
ことができ、極めて好ましい。また、プラスチックとセ
ラミックから構成される複合材料を用いたので、成形性
が良好な上、絶縁性、低熱膨張性、耐磨耗性に優れると
いう特性を有し、しかも、プラスチックとセラミックの
種類、配合比を変えることで、熱膨張性を制御でき、片
面または両面に配置する導電層との熱膨張をマッチング
させることができ、剥離などの恐れが極めて少ない。
【0012】 図1は、本発明に係るプリント回路用の
基板材の一例を示す斜視図で、基板材10は、プラスチ
ックとセラミックから構成され、平板状に形成された複
合材料11に、金属線12があらかじめ所定ピッチで配
設されている。そして、金属線12の端部は複合材料1
1の両面に露出しており、基板材10の両面間を電気的
に導通できるようにしている。このように構成される基
板材10は、例えば、図6に示すように、その両面を、
所定の導体パターン(回路)が形成された導電層3、接
続端子群4が配設されて、プリント回路基板を構成す
る。
【0013】 プラスチックとセラミックからなる本発
明の基板材は、熱膨張が等方性で、その熱膨張係数が5
〜30ppm/℃という範囲に任意に設定できる。プリ
ント回路基板は、通常銅による配線を形成し、さらにシ
リコンによる半導体を実装して形成される。基板ははん
だディップ工程などの熱履歴に対する信頼性のため、銅
あるいはシリコンに近い熱膨張係数が求められる。銅の
熱膨張係数は約17ppm/℃、シリコンのそれは約4
ppm/℃である。実装の設計で銅の熱膨張に近づける
場合は、基板材の熱膨張係数は、上限が30ppm/℃
で、下限10ppm/℃が好ましく、シリコンに近づけ
る場合は、上限10ppm/℃が好ましい。基板材の下
限は後述の通り、基板製造上の限界から、5ppm/℃
となる。ここで、熱膨張が等方性とは、基板材の厚み方
向と平面方向の熱膨張係数差が小さい方の熱膨張係数に
対して30%以内であることをいう。
【0014】 本発明の基板材を構成する複合材料は、
プラスチックとセラミックからなるもので、プラスチッ
クからなるマトリックスにセラミック粒子、セラミック
ファイバー等を分散させて構成される。両者の配合量
は、絶縁性、低熱膨張性、耐磨耗性などの特性や目的に
応じて適宜選定されるが、セラミック粒子やセラミック
ファイバー等を40体積%以上、90体積%以下含有す
ることが、低熱膨張性及び硬化時の体積収縮が小さくな
ることに鑑みて、好ましい。本発明の複合材料において
は、硬化時の体積収縮は1%以下、さらに0.5%以下
とすることができ、基板材における金属線の寸法精度向
上に極めて有利である。
【0015】 プラスチックとセラミックの配合量を上
記の範囲にすることにより、複合材料に、低熱膨張性、
耐磨耗性などを効果的に付与することができる。具体的
にいえば、プラスチックとして、例えばエポキシ樹脂を
用いた場合、エポキシ樹脂には様々な種類があるが、そ
の熱膨張係数は低いもので約50ppm/℃である。こ
の樹脂を用い、熱膨張係数が0.5ppm/℃のセラミ
ック(シリカガラス)と複合材料を構成する場合におい
て、その熱膨張係数を30ppm/とするためには、セ
ラミックの量を40体積%とする必要がある。逆に、低
膨張係数とする場合はセラミックが多い程好ましいが、
その含有量が90体積%を超えると、プラスチックの含
有量が少なくなり過ぎ、基板材の成形時の流動性が著し
く損なわれ、成形できなくなるため、90体積%が限度
である。このとき、複合材料の熱膨張係数は5ppm/
℃となる。
【0016】 セラミックとしては、アルミナ、ジルコ
ニア、窒化珪素などのほか、シリカガラス等のガラスを
含む。セラミックは、粒子やファイバー状として配合さ
れる。また、プラスチックとしては、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂のいずれも用いることができる。熱可塑性樹
脂としては、例えば、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等、各種の樹脂を用いることができ、これら
の樹脂を2種以上組み合わせて用いても良い。一方、熱
硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
尿素樹脂等を用いることができ、又、これらの樹脂を2
種以上組み合わせて用いても良い。
【0017】 本発明の複合材料においては、セラミッ
クとしてガラスファイバーを所定長さに切断したチッ
プ、あるいはガラスビーズをエポキシ樹脂などのプラス
チックに混合したものが、熱膨張について異方性がな
く、絶縁性、低熱膨張性、耐磨耗性、強度などの特性に
優れるため、好ましい。
【0018】 複合材料中に所定ピッチで配設される金
属線としては、導電性を有する金属であれば、特にその
種類を問わないが、微細配線のため、導体の電気抵抗を
上げないためには電気伝導度の高い金属が好ましい。た
だし、金は高価すぎ、銅、銅合金、アルミニウム、及び
アルミニウム合金のいずれか1種の金属からなることが
実用上好ましい。ベリリウム銅合金は、電気伝導が良好
な上、ヤング率が高く剛性もあり、金型に張設する際に
適度な張力をかけることができ、最も好ましい。ベリリ
ウム銅の導電性は、その組成にもよるが、純銅に対し1
0〜70%であって十分な導電性を有するとともに、ビ
ッカース硬度が200〜450で、耐磨耗性に優れる。
さらに、ベリリウム銅は可撓性に優れるため、歪みを吸
収し得る。ベリリウム銅の組成としては、銅を主成分と
する総量においてベリリウムを0.2〜5.0重量%、
ニッケルとコバルトを合わせて0.1〜3.0重量%、
アルミニウム、ケイ素、鉄、チタン、スズ、マグネシウ
ム、マンガン、亜鉛及びインジウムからなる群より選択
する1以上の元素を合わせて0.05〜3.0重量%含
有することが好ましい。
【0019】 ベリリウム含有量が5.0重量%を超え
ると、導電性が低下し好ましくない。一方、ベリリウム
含有量が0.2重量%未満の場合には、金属線の強度が
不足する。ベリリウム含有量が2.0重量%の場合、ヤ
ング率13,000kg/mm2、引張強度160kg
/mm2であり、銅のヤング率11,000kg/m
2、引張強度60kg/mm2より高く、引っ張り時の
変形量が少ないため、金型内において強く張ることがで
き、金属線の寸法精度向上に有効である。
【0020】 また、本発明の基板材に於いて、複合材
料の熱膨張係数は金属線の熱膨張係数と同等以上で、そ
の差が0〜10であることが好ましく、1〜5であるこ
とがより好ましい。この理由は次の通りである。複合材
料を、例えば80℃で注型し、130℃で硬化させた場
合、室温までの冷却過程において、金属線の熱膨張係数
の方が小さいと、金属線と複合材料との界面に隙間が生
じず、基板材の信頼性が確保されるからである。熱膨張
係数の差は、1未満では上記の効果が少なく、差が10
を超えると、複合材料が収縮する過程で金属線を押さえ
つける応力が過剰になり、クラックが生じてしまう。
【0021】 複合材料中に配設される金属線は、その
アスペクト比(長さ/径)が8以上が好ましく、より好
ましくは10以上である。従来においては、アスペクト
比が5以上では、例えば厚さ0.8mmの基板に0.1
mmφのスルーホール(あるいはビアホール)を形成す
ることは実用上(量産品としては)困難であった。その
ため、厚さ1.0mmの基板では0.2mmφのスルー
ホール(あるいはビアホール)形成が限度であった。し
かし、この場合には、例えば線幅0.1mm、ピッチ
0.2mmの配線を、ピッチ1.27mmのスルーホー
ル(あるいはビアホール)間に引くと、4本の配線が限
度であった。しかしながら、スルーホール(あるいはビ
アホール)が0.1mmφ(すなわち、アスペクト比
8)となれば5本の配線が可能となり、配線密度の向上
に飛躍的な効果がある。
【0022】 また、本発明の基板材に於いて、金属線
の径、すなわちスルーホール(あるいはビアホール)の
径は、0.15mmφ以下が好ましく、0.10mmφ
以下がさらに好ましく、0.075mmφ以下が特に好
ましい。配線の高密度化が実現できるからである。な
お、本発明においては、スルーホール径(あるいはビア
ホール径)は金属線の直径で決まるため、金属線の加工
が可能である限り、小さくすることが可能であり、例え
ば、0.05mmでも可能である。さらに、複合材料に
おいて、金属線が1.1mm以下のピッチで配設される
ことが好ましく、金属線が0.9mm以下のピッチで配
設されることが更に好ましい。スルーホール(あるいは
ビアホール)間に線幅0.1mm、ピッチ0.2mmで
4本配線する場合、従来の0.2〜0.3mmφのスル
ーホール(あるいはビアホール)では、そのピッチが
1.2mm以上必要であったが、本発明の基板材におい
ては、スルーホール径(あるいはビアホール径)に相当
する金属線の径が0.1mmφ程度に出来るため、その
ピッチが1.1mm以下でも4本の配線が可能であり、
高密度化に極めて有利である。
【0023】 プラスチックとセラミックとがカップリ
ング処理され、また複合材料と金属線がカップリング剤
により接合していることが望ましい。プラスチックとセ
ラミックとがカップリング処理されていると、得られる
複合材料の安定性が向上する。また、複合材料のカップ
リング剤を介して複合材料と金属線とが接合している
と、接合強度が向上し、使用に際して剥離が効果的に防
止される。ここで、カップリング剤としては、従来公知
のものが使用でき、例えば、シランカップリング剤とし
て、ビニル系、エポキシ系、メタクリロキシ系、アミノ
系、クロロプロピル系、メルカプト系などが有効であ
る。また、これらを基にし、水、有機溶剤などで溶解し
たプライマーも有効である。その他、チタン系カップリ
ング剤、アルミニウム系カップリング剤も有効なものと
して挙げることができる。また、金属線の表面に凹凸を
つけて、複合材料との接合性を向上させることができ
る。
【0024】 以上、本発明の基板材について詳細に説
明してきたが、この基板材は、その片面あるいは両面に
銅層が形成されているものを含む。銅層としては、銅箔
が密着しているもの、基板材表面に銅がめっきで形成さ
れたもの、スパッタリングで形成されたものなど任意の
方法で形成することができる。この状態では、すべての
スルーホールが導通しているため、実際に使う場合には
エッチングなどでパターンを形成する。不要なスルーホ
ールは銅層をエッチングで剥離したのち、エポキシ樹脂
などで絶縁層コートをしてもよい。これらのパターンの
位置決めを確実に行うため、基板材の一部にあらかじめ
マーク(証)を付けておいても良い。このような片面あ
るいは両面に銅層が形成された基板材を用いれば、パタ
ーン形成がより容易になり、好ましい。
【0025】 次に、本発明における基板材の製造方法
の一例を、図7に従って説明する。図7に示すように、
所定の容積を有する金型30に、多数の金属線31を所
定間隔で張設する。次いで、この金型30内に、プラス
チックとセラミックからなる複合材料32を溶融して流
し込む。この場合、金型30内を真空としてガスが残存
しないような、真空注型とすることが好ましい。次に、
複合材料32を硬化させて、図8に示すような中間ブロ
ック体33を作製する。図8において、中間ブロック体
33は、プラスチックとセラミックからなる複合材料3
2に、導電性を有する金属線31が所定ピッチで配設さ
れて構成されている。ここで、複合材料32中のセラミ
ックの含有量は40体積%以上、90体積%以下である
ことが好ましい。金属線31は、中間ブロック体33の
一表面34から当該一表面34に対向する他表面35ま
で直線的に延びた状態で配設されており、一表面34及
び他表面35において金属線31が突出している状態で
形成されている。
【0026】 以上のような中間ブロック体33を作製
した後、この中間ブロック体33を金属線31に垂直な
面A1、A2、…で、バンドソー、ワイヤーソー等によ
り切断することにより、本発明の基板材を製造すること
ができる。上記の方法によれば、金属線31を所定間隔
で、しかも寸法精度良く配置することができるため、金
属線をより狭ピッチ(高密度)、例えば約1mm以下の
狭ピッチに配置した基板材を得ることができ、しかも狭
ピッチに伴いがちなクロストークの発生を極力防止する
ことができる。
【0027】
【実施例】 以下、本発明を具体的な実施例により説明
する。 (実施例1)図7に示すように、内側寸法が200×2
00×500mmの金型に、直径0.1mmφのベリリ
ウム銅線を、1.27mmピッチで格子状に配列した。
この金型内に、シリカガラスビーズを70体積%添加混
合したエポキシ樹脂(複合材料)に硬化剤を添加し、上
記金型の側面部より注入した。なお、シリカガラスビー
ズ及びベリリウム銅線はいずれも事前にエポキシ系シラ
ンカップリング材でコーティングしてある。このエポキ
シ樹脂注入に際しては、金型細部まで樹脂が行きわたる
ように、振動しながら行った。このようにエポキシ樹脂
を金型に注入後、金型全体を130℃に加熱して約5時
間硬化させた後、金型を分解して中から中間ブロック体
を取り出した。
【0028】 この中間ブロック体を、ワイヤーソーを
用いて厚さ1mmになるようにベリリウム銅線の垂直方
向に切断し、図2(a)に示すような直径0.1mmφの
ベリリウム銅線12を、エポキシ樹脂(複合材料)11
中で、1.27mmピッチで格子状に配列した厚さ1m
mで200×200mmの寸法の基板材10を作製し
た。得られた基板材を調べたところ、ベリリウム銅線と
エポキシ樹脂との界面に隙間はみられず、信頼性の高い
ものであることが判明した。また、ベリリウム銅線のピ
ッチ(スルーホールあるいはビアホール間のピッチに相
当)は1.27±0.02mm以内に入る寸法精度の良
好なものであった。さらに、エポキシ樹脂(複合材料)
の熱膨張係数は18ppm/℃であった。
【0029】(実施例2)実施例1で作製した基板材
に、次の工程で銅めっき層を形成した。この基板材を、
過マンガン酸カリウムを主成分とするエッチング液に浸
漬し、基盤材のエポキシ樹脂表面を粗化した。基板材を
エッチング後、基板材を十分に洗浄し、基板材表面を活
性化するために、塩化錫から成る溶液に浸漬した。ま
た、銅めっきの成長を促進するため、塩化パラジウムを
主成分とする溶液に浸漬した後、無電解銅めっきにより
約2μmの銅めっき薄膜層を形成した。次いで、電解銅
めっきを約18μmの厚さになるまで行い、導電層を形
成した。表面に導電層が形成された基板材について評価
したところ、基板材と導電層との熱膨張が整合するた
め、基板材上に形成される導電層との剥離が生じにくい
ことが判明した。
【0030】(実施例3)図2(a)(b)に示すように、実
施例1で作製した基板材10上に、エポキシ樹脂13を
塗布し、50μmの厚さの銅箔14を重ね合わせ、真空
中で150℃、1時間加熱するとともに、約50kg/
cm2の圧力で加圧して積層を行い、銅箔積層基板15
を得た。
【0031】(実施例4)実施例3で得た銅箔積層基板
15に対し、図3(a)に示すように、感光性のフィルム
状レジスト16をラミネートした。そして、所望の導体
パターンが描かれたマスクを介して露光し、未露光部を
現像液にて除去することにより、レジストパターンを形
成した。次に、塩化鉄を主成分とするエッチング液によ
り、レジストフィルムで被覆されていない部分の銅箔を
エッチング除去し、続いてレジストを剥離することによ
り、図3(b)に示すように、不要な銅箔部分を除去し
た。
【0032】 次に、銅箔積層基板15の上に残留した
エポキシ樹脂層を除去するため、銅箔積層基板15を、
過マンガン酸カリウムを主成分とするエッチング液に浸
漬し、図3(c)のように、エポキシ樹脂層を除去した。
次いで、銅めっきの成長を促進するため、塩化パラジウ
ムを主成分とする溶液に浸漬した後、図4(a)に示すよ
うに、無電解銅めっきにより約2μmの銅めっき薄膜層
17を形成した。次に、電解銅めっきを約10μmの厚
さになるまで行い、図4(b)に示すように、銅めっき薄
膜層17の上に導電層18を形成した。
【0033】 次いで、導体パターンを形成するため
に、感光性のフィルム状レジスト19をラミネートし
た。そして、所望の導体パターンが描かれたマスクを介
して露光し、未露光部を現像液にて除去することによ
り、図5(a)のように、レジストパターンを形成した。
次に、塩化鉄を主成分とするエッチング液により、レジ
ストフィルムで被覆されていない部分の銅めっき層及び
銅箔をエッチング除去し、続いてレジストを剥離するこ
とにより、図5(b)に示すように、第2導電層20を
得、導電層を複層備えたプリント回路基板21を作製し
た。
【0034】(評価)上記のように、本発明の基板材
は、ベリリウム銅線と複合材料(エポキシ樹脂)との界
面に隙間は発生せず、信頼性の高いものであった。ま
た、導電層との熱膨張が整合するため、基板材上に形成
される導電層との剥離が生じにくいものであった。基板
材上にさらに銅層を形成したものは、導体パターンの形
成がより容易に行うことができた。
【0035】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の基板材
によれば、良好な電気的導通を確保することができ、ま
た、熱膨張性を制御することにより、使用に際して基板
材と導電層、および絶縁材料と金属線との剥離を防止す
ることができる。また、本発明によれば、プリント回路
基板をより高密度化でき、しかも寸法精度に優れたプリ
ント回路用の基板材を提供することができる。さらに本
発明の中間ブロック体によれば、プリント回路用の基板
材を容易かつ効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプリント回路用の基板材の一例
を示す斜視図である。
【図2】 プリント回路基板を作製する工程図の一例を
示す断面図で、(a)が基板材、(b)が基板材にエポキシ樹
脂を塗布した例、(c)が基板材の上に銅箔を積層した例
をそれぞれ示す。
【図3】 プリント回路基板を作製する工程図の一例を
示す断面図で、(a)が銅箔上にレジストパターンを形成
した例、(b)が銅箔エッチング後、(c)がエポキシ樹脂エ
ッチング後をそれぞれ示す。
【図4】 プリント回路基板を作製する工程図の一例を
示す断面図で、(a)が無電解銅めっき後、(b)が電解銅め
っき後をそれぞれ示す。
【図5】 プリント回路基板を作製する工程図の一例を
示す断面図で、(a)がフィルム状レジストをラミネート
し、現像後の例、(b)がレジストを剥離し、エッチング
後の例をそれぞれ示す。
【図6】 プリント回路基板の一例を示す斜視図であ
る。
【図7】 本発明の基板材の製造方法の例を示す斜視図
である。
【図8】 本発明に係る中間ブロック体の一例を示す一
部斜視図である。
【符号の説明】
1…基板材、2…導電性金属、3…導電層、4…接続端
子群、10…基板材、11…複合材料、12…金属線、
13…エポキシ樹脂、14…銅箔、15…銅層積層基
板、16…フィルム状レジスト、17…銅めっき薄膜
層、18…導電層、19…フィルム状レジスト、20…
第2導電層、21…プリント回路基板、30…型、31
…金属線、32…複合材料、33…中間ブロック体、3
4…中間ブロック体の一表面、35…一表面に対向する
他表面、A1,A2…金属線に垂直な面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 悟 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 石川 修平 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 4E351 AA03 AA07 AA13 AA15 BB01 BB23 BB26 BB33 BB35 BB49 CC06 DD04 DD21 GG02 GG08 5E317 AA24 BB02 BB04 BB11 BB12 BB18 CC08 CC31 CC52 CD05 CD27 CD31 CD40 GG09 GG14 5E338 AA02 AA03 AA15 AA16 AA18 BB02 BB13 BB25 BB28 BB75 CC01 CD01 CD11 CD32 EE11 EE23 EE27

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックとセラミックから構成さ
    れ、板状に形成された複合材料に、導電性を有する金属
    線が所定ピッチで配設されてなるプリント回路用の基板
    材であって、 該基板材の一表面と他表面とが該金属線にて電気的に導
    通されていることを特徴とするプリント回路用の基板
    材。
  2. 【請求項2】 基板材の片面または両面に銅層が形成さ
    れている請求項1記載のプリント回路用の基板材。
  3. 【請求項3】 複合材料におけるセラミックの含有量が
    40体積%以上、90体積%以下である請求項1又は2
    記載のプリント回路用の基板材。
  4. 【請求項4】 複合材料において、プラスチックとセラ
    ミックとがカップリング処理されてなる請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のプリント回路用の基板材。
  5. 【請求項5】 金属線と複合材料とがカップリング材に
    より接合している請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    プリント回路用の基板材。
  6. 【請求項6】 複合材料が、所定長さに切断されたガラ
    スファイバー又はガラスビーズとエポキシ樹脂とから構
    成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリ
    ント回路用の基板材。
  7. 【請求項7】 金属線のアスペクト比(長さ/径)が8
    以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリン
    ト回路用の基板材。
  8. 【請求項8】 板状複合材料に対して、金属線が1.1
    mm以下のピッチで配設されている請求項1〜7のいず
    れか1項に記載のプリント回路用の基板材。
  9. 【請求項9】 金属線の径が0.15mm以下である請
    求項1〜8のいずれか1項に記載のプリント回路用の基
    板材。
  10. 【請求項10】 熱膨張が等方性で、かつ熱膨張係数が
    5〜30ppm/℃である請求項1〜9のいずれか1項
    に記載のプリント回路用の基板材。
  11. 【請求項11】 複合材料の熱膨張係数が金属線の熱膨
    張係数と同等以上で、その差が1〜10である請求項1
    〜10のいずれか1項に記載のプリント回路用の基板
    材。
  12. 【請求項12】 金属線が、銅、銅合金、アルミニウ
    ム、及びアルミニウム合金のいずれか1種の金属からな
    る請求項1〜11のいずれか1項に記載のプリント回路
    用の基板材。
  13. 【請求項13】 金属線がベリリウム銅からなる請求項
    1〜11のいずれか1項に記載のプリント回路用の基板
    材。
  14. 【請求項14】 プラスチックとセラミックから構成さ
    れた複合材料に、導電性を有する金属線が所定ピッチで
    配設されてなるプリント回路基板材用の中間ブロック体
    であって、 該複合材料におけるセラミックの含有量が40体積%以
    上、90体積%以下であり、 該中間ブロック体の一表面から当該一表面に対向する他
    の表面まで該金属線が直線的に配設されているととも
    に、当該一表面及び他表面において該金属線が突出して
    いることを特徴とするプリント回路基板材用の中間ブロ
    ック体。
  15. 【請求項15】 熱膨張が等方性で、かつ熱膨張係数が
    5〜30ppm/℃である請求項14記載のプリント回
    路基板材用の中間ブロック体。
  16. 【請求項16】 金属線が、銅、銅合金、アルミニウ
    ム、及びアルミニウム合金のいずれか1種の金属からな
    る請求項14又は15記載のプリント回路基板材用の中
    間ブロック体。
  17. 【請求項17】 金属線がベリリウム銅からなる請求項
    14又は15記載のプリント回路基板材用の中間ブロッ
    ク体。
JP10206111A 1998-05-06 1998-07-22 プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体 Withdrawn JP2000031607A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206111A JP2000031607A (ja) 1998-05-06 1998-07-22 プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体
CN99801096A CN1273762A (zh) 1998-05-06 1999-04-27 印刷电路用基材、其制造方法及所述基材的半成品块
US09/446,768 US6379781B1 (en) 1998-05-06 1999-04-27 Printed circuit board material and method of manufacturing board material and intermediate block body for board material
EP99917198A EP1028607A1 (en) 1998-05-06 1999-04-27 Printed circuit board material and method of manufacturing board material and intermediate block body for board material
CA002295576A CA2295576A1 (en) 1998-05-06 1999-04-27 Substrate material for printed circuit, process for production thereof, and intermediate block for said substrate material
AU35382/99A AU3538299A (en) 1998-05-06 1999-04-27 Printed circuit board material and method of manufacturing board material and intermediate block body for board material
PCT/JP1999/002257 WO1999057948A1 (fr) 1998-05-06 1999-04-27 Materiau pour plaquette de circuits imprimes, procede de fabrication de ce materiau et element de bloc intermediaire pour materiau de plaquette

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12328998 1998-05-06
JP10-123289 1998-05-06
JP10206111A JP2000031607A (ja) 1998-05-06 1998-07-22 プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000031607A true JP2000031607A (ja) 2000-01-28

Family

ID=26460264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10206111A Withdrawn JP2000031607A (ja) 1998-05-06 1998-07-22 プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000031607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202382A (ja) * 2003-12-18 2005-07-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光プリント回路基板、面実装型半導体パッケージ、及びマザーボード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202382A (ja) * 2003-12-18 2005-07-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光プリント回路基板、面実装型半導体パッケージ、及びマザーボード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060244131A1 (en) Semiconductor apparatus and manufacturing method thereof
WO2008035416A1 (fr) Plaquette de circuit imprimé flexorigide et procédé de fabrication de la plaquette de circuit imprimé flexorigide
WO2003056889A1 (en) Connection substrate, multilayer wiring board using the connection substrate, substrate for semiconductor package, semiconductor package, and methods for manufacturing them
US6379781B1 (en) Printed circuit board material and method of manufacturing board material and intermediate block body for board material
JPH05183259A (ja) 高密度プリント配線板の製造方法
JP2000031607A (ja) プリント回路用の基板材及び該基板材用の中間ブロック体
JP2001102749A (ja) 回路基板
JP2002016100A (ja) 電子部品搭載用基板及びその製造方法
JPH08148782A (ja) 金属コア回路板
KR101926565B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그의 제조 방법
JP2000101215A (ja) プリント回路用基板材の製造方法
JPH08130372A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH05327156A (ja) プリント回路基板
JPH05235519A (ja) 配線板の製造法
JP2002057464A (ja) プリント回路用基板材の製造方法
JP3631028B2 (ja) 金属ベース回路基板とその製造方法
JP2001230546A (ja) プリント回路用基板材の製造方法
JP2002261427A (ja) 配線基板及びその製造方法
JPH05291715A (ja) 金属芯入り印刷配線用基板
JPS59215753A (ja) 回路部品の封止方法
JP2001053407A (ja) プリント回路用基板材とその製造方法
JP2001230523A (ja) プリント回路用基板材の製造方法
JP2000114689A (ja) プリント回路用基板材の製造方法
JPH03112644A (ja) 印刷配線用基板の製造法
JP2000114690A (ja) プリント回路用基板材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004