JP2000029798A - 情報管理システム及び情報管理サーバ - Google Patents

情報管理システム及び情報管理サーバ

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JP2000029798A
JP2000029798A JP19484298A JP19484298A JP2000029798A JP 2000029798 A JP2000029798 A JP 2000029798A JP 19484298 A JP19484298 A JP 19484298A JP 19484298 A JP19484298 A JP 19484298A JP 2000029798 A JP2000029798 A JP 2000029798A
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JP19484298A
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Makoto Kajiwara
真琴 梶原
Mitsunobu Goto
光伸 後藤
Shinichiro Matsuoka
晋一郎 松岡
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NISHI NIPPON KOGYO KK
Original Assignee
NISHI NIPPON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】未読情報の見落としを防止する情報管理システ
ムを提供する。 【解決手段】サーバは、閲覧に供される掲示情報を複数
蓄積する掲示情報記憶部S1〜S2と、掲示情報のうち
クライアントに閲覧されていない特定データを記憶する
未読情報データ記憶部S3と、クライアントから送信さ
れた掲示情報の一覧表示要求を受信する一覧表示要求受
信部S4と、一覧表示要求を受信した場合に、未読情報
データ記憶部から未読情報の特定データを読み出し、未
読情報の一覧データを作成する一覧データ作成部S5
と、その一覧データをクライアントへ向けて送信する一
覧データ送信部S14とを備え、クライアントは、一覧
表示要求送信部と、未読情報の一覧データを受信する一
覧データ受信部と、未読情報のみの未読情報一覧表示制
御部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを通
じて接続されたサーバとクライアントからなり、サーバ
に蓄積・管理される掲示情報をクライアントが必要に応
じて取得し閲覧する情報管理システム及び情報管理サー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバと複数のクライアントとが
ネットワークを通じて接続されたシステムの一つの機能
として、掲示板システムと呼ばれるものがある。ここ
に、掲示板システムとは、大略して、サーバが掲示板に
相当する情報のデータベースを保持し、クライアントが
データベースに情報を書き込んだり、データベースから
必要な情報を読み出して閲覧したりすることによって情
報の伝達を図るシステムである。
【0003】上記した掲示板システムでは、サーバは、
クライアントからの各種要求に応じて、例えば以下の処
理を行う。即ち、サーバは、閲覧に供される情報(「掲
示情報」と称する)を、例えばクライアントから受信
し、データベースに蓄積する(掲示情報の書き込み)。
【0004】その後、サーバは、データベースに蓄積さ
れた掲示情報へのアクセス要求をクライアントから受信
した場合には、データベース内の掲示情報のインデック
ス(タイトル)一覧データを作成し、当該クライアントへ
送信する。これによって、クライアントのディスプレイ
装置には、掲示情報のインデックス一覧が表示される。
【0005】その後、クライアントのユーザがインデッ
クス一覧に表示された掲示情報の何れかを選択すると、
クライアントから掲示情報の閲覧要求が送信される。サ
ーバは、クライアントから閲覧要求を受信すると、閲覧
要求に対応する掲示情報を格納領域から読み出し、クラ
イアントへ送信する。これによって、クライアントのデ
ィスプレイ装置に掲示情報が表示され、ユーザの閲覧に
供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報管理システムには、以下の問題があった。即ち、従
来の情報管理システムでは、掲示情報のインデックス一
覧は、アクセス要求を送信したクライアントのユーザが
既に閲覧した掲示情報(「既読情報」と称する)のインデ
ックスと未だ閲覧していない掲示情報(「未読情報」と
称する)のインデックスとが混在した状態(例えば、時系
列)で表示されていた。
【0007】このため、ユーザは、インデックス一覧を
一見することで未読情報の有無を判別することができな
かった。従って、ユーザがインデックス一覧から未読情
報を見落とすことがあった。掲示情報は、データベース
に蓄積されてから所定時間が経過すると消去されるた
め、掲示情報が閲覧されるべき者に閲覧されないまま消
去されてしまうことがあった。
【0008】また、情報管理システムのユーザからは、
データベースに蓄積された各掲示情報について、いつ誰
が閲覧したかを把握したいとの要望があった。
【0009】さらに、従来の情報管理システムでは、デ
ータベースに対する掲示情報の書込又は閲覧が、どのク
ライアントのユーザからも可能であったが、情報管理シ
ステムのユーザからは、掲示情報の書込又は閲覧を、例
えば掲示情報の属性に応じて一部の者にのみ可能とした
い要望があった。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、未読情報の見落としを防止することが可能であ
り、掲示情報についての閲覧状況を把握可能であり、さ
らに、許可された者のみが掲示情報の書込又は閲覧を行
うことができる情報管理システム及び情報管理サーバを
提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請
求項1の発明は、サーバとクライアントとがネットワー
クを通じて接続された情報管理システムである。この情
報管理システムは、サーバが、閲覧に供される掲示情報
を複数蓄積する掲示情報記憶部と、前記掲示情報記憶部
に蓄積された掲示情報のうちクライアントのユーザに閲
覧されていない掲示情報たる未読情報の特定データを記
憶する未読情報データ記憶部と、クライアントから送信
された掲示情報の一覧表示要求を受信する一覧表示要求
受信部と、前記一覧表示要求受信部が前記一覧表示要求
を受信した場合に、前記未読情報データ記憶部から未読
情報の特定データを読み出し、読み出した未読情報の特
定データに基づいて未読情報の一覧データを作成する一
覧データ作成部と、前記未読情報の一覧データをクライ
アントへ向けて送信する一覧データ送信部とを備える。
また、クライアントが、掲示情報一覧表示要求をサーバ
へ向けて送信する一覧表示要求送信部と、サーバから送
信された未読情報の一覧データを受信する一覧データ受
信部と、前記未読情報の一覧データに基づいて未読情報
のみの一覧を表示させる未読情報一覧表示制御部とを備
える。
【0012】請求項1の発明によると、サーバがクライ
アントから一覧表示要求を受信すると、この一覧表示要
求をクライアントを用いて送信したユーザの未読情報の
一覧データが作成され、クライアントへ送信される。そ
して、クライアントの未読情報一覧表示制御部によっ
て、未読情報のみの一覧が表示される。このように、未
読情報のみの一覧が表示されるので、従来のようにユー
ザが未読情報か既読情報かの判別を行う必要がない。こ
のため、ほぼ確実に未読情報をユーザに閲覧させること
ができる。
【0013】ここに、サーバ及びクライアントはコンピ
ュータを用いて構成できる。クライアントの数は問わな
い。また、複数のユーザが一つのクライアントを使用す
るようになっていても、一人のユーザに対し一つのクラ
イアントが使用されるようになっていても良い。
【0014】請求項2の発明は、請求項1のクライアン
トが、前記未読情報一覧表示制御部によって表示された
未読情報のみの一覧から選択された未読情報の閲覧要求
を送信する閲覧要求送信部と、前記閲覧要求に対応する
未読情報を受信する未読情報受信部と、未読情報を表示
させる未読情報表示制御部とをさらに備え、前記サーバ
が、前記未読情報の閲覧要求を受信する閲覧要求受信部
と、この閲覧要求に対応する未読情報を掲示情報記憶部
から読み出す未読情報読出部と、未読情報読出部によっ
て読み出された未読情報をクライアントへ向けて送信す
る未読情報送信部とをさらに備えたことで、特定したも
のである。
【0015】請求項3の発明は、請求項1のクライアン
トが、特定の掲示情報の閲覧状況確認要求をサーバへ向
けて送信する閲覧状況確認要求送信部と、サーバから送
信された閲覧状況データを受信する閲覧状況データを受
信部と、受信された閲覧状況データに基づく閲覧状況を
表示させる閲覧状況表示制御部とをさらに備え、サーバ
が、前記閲覧状況確認要求を受信する閲覧状況確認要求
を受信する閲覧状況確認要求受信部と、閲覧状況確認要
求が受信された場合に、前記特定の掲示情報についての
各ユーザの閲覧/未閲覧の別を示す閲覧状況データを作
成する閲覧状況データ作成部と、閲覧状況データをクラ
イアントへ向けて送信する閲覧状況データ送信部とをさ
らに備えることで特定したものである。
【0016】請求項3の発明によれば、クライアントの
ユーザが特定の掲示情報についての閲覧状況を把握でき
るので、掲示情報を閲覧していない者に対し、閲覧を促
すことができる。このため、掲示情報が未読のまま放置
され、消去されてしまうことをより適正に防止すること
ができる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1記載のクライ
アントが、クライアントの各ユーザの前記掲示情報記憶
部に対するアクセス権を設定するためのアクセス権の編
集要求を送信する編集要求送信部と、前記編集要求に応
じて前記サーバから送信されたアクセス権編集データを
受信する編集データ受信部と、前記アクセス権編集デー
タに基づくアクセス権編集画面を表示させる編集画面表
示制御部と、アクセス権編集画面に基づくアクセス権の
編集結果を前記サーバへ送信する編集結果送信部とをさ
らに備え、前記サーバが、前記掲示情報記憶部にアクセ
ス可能なクライアントのユーザ名を記憶したユーザ名記
憶部と、各ユーザの前記掲示情報記憶部に対するアクセ
ス権の内容を記憶するアクセス権情報記憶部と、前記ク
ライアントから送信された前記編集要求を受信する編集
要求受信部と、前記編集要求が受信された場合に前記各
ユーザ名とアクセス権の内容とをアクセス権の編集デー
タとして読み出す編集データ読出部と、前記編集データ
を前記クライアントへ向けて送信する編集データ送信部
と、前記クライアントから送信された編集結果を受信す
る編集結果受信部と、前記編集結果を受信した場合にこ
の編集結果をもって前記アクセス権情報記憶部の記憶内
容を更新するアクセス権設定部とをさらに備えたことで
特定したものである。
【0018】請求項4の発明によれば、特定のユーザに
対してアクセス権の設定を行うことができるので、掲示
情報を不要な範囲まで開示してしまうことを防止でき、
掲示情報のセキュリティの向上を図ることができる。
【0019】請求項5の発明は、請求項4記載の編集画
面表示制御部が、前記アクセス権の編集画面内に、ユー
ザ名とこのユーザに対し掲示情報記憶部に掲示情報を書
き込む権利たる書込権をアクセス権として付与するか否
かを設定するためのチェック欄とを対応づけて表示させ
ることで特定したものである。
【0020】請求項6の発明は、請求項4記載の編集画
面表示制御部が、前記アクセス権の編集画面内に、ユー
ザ名とこのユーザに対し掲示情報記憶部に蓄積された掲
示情報を閲覧する権利たる閲覧権をアクセス権として付
与するか否かを設定するためのチェック欄とを対応づけ
て表示させることで特定したものである。
【0021】請求項7の発明は、未読情報の一覧表示要
求を送信する一覧表示要求送信部と、未読情報の一覧デ
ータを受信する一覧データ受信部と、前記未読情報の一
覧データに基づいて未読情報のみの一覧を表示する未読
情報一覧表示部とを備えたクライアントとネットワーク
を通じて接続された情報管理サーバである。この情報管
理サーバは、閲覧に供される掲示情報を複数蓄積する掲
示情報記憶部と、前記掲示情報記憶部に蓄積された掲示
情報のうち前記クライアントのユーザに閲覧されていな
い掲示情報たる未読情報の特定データを記憶する未読情
報データ記憶部と、前記クライアントから送信された未
読情報一覧表示要求を受信する一覧表示要求受信部と、
前記一覧表示要求受信部が前記一覧表示要求を受信した
場合に、前記未読情報データ記憶部から未読情報の特定
データを読み出し、読み出した未読情報の特定データに
基づいて未読情報の一覧データを作成する一覧データ作
成部と、前記未読情報の一覧データを前記クライアント
へ向けて送信する一覧データ送信部とを備えたことを特
徴とする。
【0022】請求項8の発明は、請求項7記載の未読情
報のみの一覧から選択された未読情報閲覧要求をクライ
アントから受信する閲覧要求受信部と、この閲覧要求に
対応する未読情報を掲示情報記憶部から読み出す未読情
報読出部と、前記未読情報読出部によって読み出された
未読情報をクライアントへ向けて送信する未読情報送信
部とをさらに備えたことで特定したものである。
【0023】請求項9の発明は、請求項8記載の未読情
報読出部によって未読情報が掲示情報記憶部から読み出
された場合に、未読情報データ記憶部に記憶された当該
未読情報の特定データを更新する未読情報データ更新部
をさらに備えたことで特定したものである。
【0024】請求項10の発明は、請求項9記載の未読
情報データ記憶部が、各掲示情報の識別情報と対応づけ
てその未読/既読の別を記憶し、前記未読情報データ更
新部は、前記掲示情報記憶部から読み出された掲示情報
の識別情報と対応づけて前記未読情報データ記憶部に記
憶された未読/既読の別を未読に書き換えることで特定
したものである。
【0025】請求項11の発明は、請求項7記載の掲示
情報記憶部が、掲示情報の属性に応じた複数の記憶領域
からなり、前記未読情報データ記憶部が、各記憶領域に
蓄積された未読情報の特定データを記憶し、前記一覧デ
ータ作成部が、各記憶領域における未読情報の特定デー
タを前記未読情報データ記憶部から読み出すことで特定
したものである。
【0026】請求項12の発明は、請求項11記載の情
報管理サーバが、クライアントの各ユーザについて、閲
覧可能な掲示情報を蓄積した記憶領域を特定するための
アクセス情報を記憶したアクセス権情報記憶部をさらに
備え、前記一覧データ作成部が、アクセス権情報記憶部
の記憶内容に基づいて、前記一覧表示要求をクライアン
トを用いて送信したユーザが閲覧可能な掲示情報を蓄積
した記憶領域内の未読情報の特定データのみを前記未読
情報データ記憶部から読み出すことで特定したものであ
る。
【0027】請求項13の発明は、請求項12記載のア
クセス権情報記憶部が、ユーザの識別情報,記憶領域の
識別情報,この記憶領域に蓄積された掲示情報の閲覧の
可否を含むレコードを複数記憶し、前記掲示情報の一覧
表示要求が、この一覧表示要求をクライアントから送信
したユーザの識別情報を含み、前記一覧データ作成部
が、前記一覧表示要求に含まれたユーザの識別情報が一
致し且つ閲覧の許可が含まれたレコードを前記アクセス
権情報記憶部から読み出し、読み出したレコード中の記
憶領域の識別情報と対応する記憶領域内の未読情報の特
定データのみを前記未読情報データ記憶部から読み出す
ことで特定したものである。
【0028】請求項14の発明は、請求項13記載の未
読情報データ記憶部が、記憶領域の識別情報,掲示情報
の識別情報,掲示情報を提供した者の識別情報,及び掲
示情報の未読/既読の別を含むレコードを複数記憶し、
前記一覧データ作成部が、前記アクセス権情報記憶部か
ら読み出したレコードと対応する記憶領域の記憶情報,
掲示情報の識別情報,及び掲示情報を提供した者の識別
情報を前記未読情報データ記憶部から読み出すことで特
定したものである。
【0029】請求項15の発明は、請求項14記載の情
報管理サーバが、各掲示情報の記憶日付とそのインデッ
クスとを記憶した掲示情報内容記憶部をさらに備え、前
記一覧データ作成部が、前記未読情報データ記憶部から
読み出した掲示情報の識別情報と対応する記憶日付及び
インデックスを前記掲示情報内容記憶部から読み出すこ
とで特定したものである。
【0030】請求項16の発明は、請求項15記載の情
報管理サーバが、各記憶領域の識別情報と対応づけて記
憶領域の名称を記憶した記憶領域名記憶部をさらに備
え、前記一覧データ作成部が、前記未読データ記憶部か
ら読み出した記憶領域の識別情報と対応する記憶領域の
名称を前記記憶領域名記憶部から読み出すことで特定し
たものである。
【0031】請求項17の発明は、請求項14記載の情
報管理サーバが、クライアントの各ユーザの識別情報と
対応づけてユーザ名を記憶したユーザ名記憶部をさらに
備え、前記一覧データ作成部が、前記未読データ記憶部
から読み出した掲示情報を提供した者の識別情報と対応
するユーザ名を前記ユーザ名記憶部から読み出すことで
特定したものである。
【0032】請求項18の発明は、請求項7記載の情報
管理サーバが、クライアントから送信された特定の掲示
情報の閲覧状況確認要求を受信する閲覧状況確認要求受
信部と、前記閲覧状況確認要求が受信された場合に、前
記クライアントに前記特定の掲示情報の閲覧状況を表示
させるために、前記特定の掲示情報についての各ユーザ
の閲覧/未閲覧の別を示す閲覧状況データを作成する閲
覧状況データ作成部と、前記閲覧状況データを前記クラ
イアントへ向けて送信する閲覧状況データ送信部とをさ
らに備えたことで特定したものである。
【0033】請求項19の発明は、請求項18記載の閲
覧状況データ作成部が、前記特定の掲示情報を前記掲示
情報記憶部から読み出し、前記閲覧状況データ送信部
が、前記閲覧状況データと前記特定の掲示情報とを前記
クライアントへ向けて送信することで特定したものであ
る。
【0034】請求項20の発明は、請求項7記載の情報
管理サーバが、電子メールを蓄積する電子メール記憶部
と、前記掲示情報記憶部に蓄積された未読情報が所定条
件を満たした場合に、当該未読情報に係るデータを電子
メールの内容としてクライアントの特定のユーザの電子
メールアドレスと対応づけて前記電子メール記憶部に格
納する未読通知部と、 前記特定のユーザの電子メール
アドレスを前記クライアントから受信するメールアドレ
ス受信部と、前記メールアドレス受信部が前記特定のユ
ーザの電子メールアドレスを受信した場合に、前記未読
情報に係るデータを前記電子メール記憶部から読み出す
メール読出部と、前記メールアドレス読出部によって読
み出された未読情報に係るデータをクライアントへ送信
するメール送信部とをさらに備えたことで特定したもの
である。
【0035】請求項21の発明は、請求項20記載の未
読通知部が、未読情報の件数が所定数以上となった場合
に前記処理を実行することで特定したものである。
【0036】請求項22の発明は、請求項20記載の未
読通知部が、未読情報が発生してから所定時間が経過し
た場合に前記処理を実行することで特定したものであ
る。
【0037】請求項23の発明は、請求項20記載の未
読通知部が、前記未読情報に係るデータとして、前記未
読情報の一覧データを前記電子メール記憶部に格納する
ことで特定したものである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 [実施形態1] 〔情報管理システムの構成〕図1は、実施形態による情
報管理システム10の例を示す全体構成図である。図1
において、情報管理システム10は、ネットワーク(イ
ンターネット)Nを通じて接続されたサーバSをなすコ
ンピュータと、複数個のクライアント端末装置(以下、
「クライアント」という)C1〜C3をなすコンピュー
タとからなる。
【0039】本実施形態による情報管理システム10
は、例えば、イントラネットとして利用されるものであ
り、法人や法人以外の団体(グループ)の構成員が業務に
係る情報等を伝達しあうために利用される。このため、
サーバSは、掲示情報(他者の閲覧に供される情報)を蓄
積する掲示板として機能する。一方、各クライアントC
1〜C3は、団体の構成員(ユーザ)によって操作され、
掲示板に対するアクセス(掲示情報の書込/閲覧)要求を
行うための装置として利用される。以下、サーバS及び
各クライアントC1〜C3の構成を説明する。 〈サーバの構成〉図2は、図1に示したサーバSのハー
ドウェア構成例を示すブロック図である。図2におい
て、サーバSは、バスB1を通じて相互に接続されたC
PU(Central Processing Unit)11,RAM(Rundom Ac
cess Memory)12,ROM(Read Only Memory)13,出力
装置14,データベース15,入力装置16,ハードディ
スク(HD)17及び通信インターフェイス(通信I/F)
18とからなる。
【0040】データベース15は、ハードディスク,磁
気テープ,光磁気ディスク等の大容量の記憶装置を用い
て構成されている。データベース15には、所定個数の
保存場所が設けられており(本実施形態では10個)、各
保存場所に各クライアントC1〜C3から送信された掲
示情報が蓄積される。このデータベース15が本発明の
掲示情報記憶部に相当し、各保存場所が本発明の各記憶
領域に相当する。
【0041】また、データベース15は、掲示情報を管
理するためのデータが格納された複数のテーブルを有す
る。図3及び図4は、データベース15に格納されたテ
ーブルの説明図である。データベース15は、図3に示
すように、ユーザ名管理テーブル31(図3(A)参照)
と、グループ名管理テーブル32(図3(B)参照)と、所
属グループ管理テーブル33(図3(C)参照)と、未読管
理テーブル34(図3(D)参照)とを格納している。
【0042】ユーザ名管理テーブル31は、ユーザ名,
ユーザID(識別情報)及びパスワードを対応づけたレコ
ードを複数格納している。このユーザ名管理テーブル3
1が、本発明のユーザ名記憶部に相当する。また、グル
ープ名管理テーブル32は、グループIDとグループ名
とを対応づけたレコードを複数格納している。
【0043】所属グループ管理テーブル33は、ユーザ
IDとこのユーザが所属するグループのIDとを対応づ
けたレコードを複数格納している。なお、ユーザは、何
れかのグループに属しているものとする。また、未読管
理テーブル34は、ボードID(保存場所(掲示板)の識
別情報),メッセージID,ユーザID,閲覧状況及び
閲覧日付を対応づけたレコードを複数格納している。こ
の未読管理テーブル34が、本発明の未読情報データ記
憶部に相当する。
【0044】また、データベース15は、図4に示すよ
うに、保存場所名テーブル35(図4(A)参照)と、情報
保存テーブル36(図4(B)参照)と、アクセス権保存テ
ーブル37(図4(C)参照)とを格納している。保存場所
名テーブル35は、データベース15内に設けられた保
存場所のID(ボードID)とその保存場所名(掲示板名)
とを対応づけたレコードを複数格納している。この保存
場所名テーブル35が、本発明の記憶領域名記憶部に相
当する。
【0045】情報保存テーブル36は、ユーザID,保
存日付,ボードID,メッセージID,及び保存内容の
インデックスを対応づけたレコードを複数格納してい
る。この情報保存テーブル36が、本発明の掲示情報内
容記憶部に相当する。そして、アクセス権保存テーブル
37は、ボードID,ユーザ/グループの別,ユーザ名
/グループ名,及びアクセス権の内容を対応づけたレコ
ードを複数格納している。このアクセス権保存テーブル
37が、本発明のアクセス権情報記憶部に相当する。
【0046】図2に戻って、ROM13及びHD17に
は、CPU11によって実行される各種のプログラム
(オペレーションシステム,アプリケーションプログラ
ム),及びCPU11によるプログラムの実行に際して
用いられるデータが格納されている。
【0047】RAM12は、CPU11の作業領域とし
て用いられ、CPU11による実行結果が格納される。
出力装置14は、ディスプレイ装置(CRTやLCD)や
プリンタ等を用いて構成されており、CPU11による
実行結果を出力する。入力装置16は、キーボードやマ
ウス,トラックボール,ジョイスティック等のポインティ
ングデバイスを用いて構成されており、CPU11によ
る処理に際して使用される各種のデータ入力に用いられ
る。
【0048】通信インターフェイス18は、ネットワー
クN(図1参照)から受信したデータ(例えば、各クライ
アントC1〜C3からの各種要求)をCPU11に利用
可能な形式に変換しバスB1へ送出する。一方、通信イ
ンターフェイス18は、バスB1を通じて入力されたデ
ータ(例えば、掲示情報)を、各クライアントC1〜C3
へ伝送可能な形式に変換しネットワークNへ送出する。
【0049】この通信インターフェイス18が、本発明
の一覧表示要求受信部,一覧データ送信部,閲覧要求受
信部,未読情報送信部,閲覧状況確認要求受信部,閲覧
状況データ送信部,編集要求受信部,及び編集データ送
信部に相当する。
【0050】CPU11は、ROM13又はHD17に
格納されたプログラムを実行することによって、各種の
処理を実行する。これによって、CPU11は、本発明
の一覧データ作成部,未読情報読出部,閲覧状況データ
作成部,編集データ読出部,アクセス権設定部,未読情
報データ更新部及び閲覧状況データ作成部として機能す
る。 〈クライアントの構成〉図1に示したクライアントC1
〜C3は、同じ構成を有している。このため、ここで
は、クライアントC1を例として説明する。図5は、ク
ライアントC1のハードウェア構成例を示すブロック図
である。図5において、クライアントC1は、パソコン
やワークステーションを用いて構成されており、バスB
2を通じて相互に接続されたCPU21,RAM22,R
OM23,出力装置24,入力装置26,ハードディスク
(HD)27及び通信インターフェイス(通信I/F)28
とからなる。図5に示したクライアントC1の各構成要
素のハードウェアとしての機能は、ROM23及びHD
27の保持内容(プログラム及びデータの内容)が異なる
点を除き、図2に示したサーバSの構成要素と同じ機能
を有する。
【0051】詳細は後述するが、CPU21が、本発明
の未読情報一覧表示制御部,未読情報表示制御部,及び
編集画面表示制御部として機能する。また、通信インタ
ーフェイス28が、本発明の一覧表示要求送信部,一覧
データ受信部,閲覧要求送信部,未読情報受信部,閲覧
状況確認要求送信部,閲覧状況データ受信部,編集要求
送信部,編集データ受信部,及び編集結果送信部に相当
する。 〔情報管理システムにおける処理〕次に、図1に示した
情報管理システム10における処理を、サーバSのCP
U11による処理を中心に説明する。図6は、図2に示
したCPU11による処理のメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。図5に示すように、CPU11は、
各クライアントC1〜C3の通信インターフェイス28
から送信される各種要求(掲示情報の書込要求,未読情
報一覧表示要求,アクセス権編集要求,閲覧状況データ
作成処理,保存場所作成要求,掲示情報の閲覧要求)
を、通信インターフェイス18及びバスB1を通じて受
け取るのを待つ状態にある(S1)。
【0052】そして、CPU11は、クライアントから
の要求を受け取ると(S1;YES)、その掲示情報の書
込要求か否かを判定する(S2)。このとき、CPU11
は、要求が書込要求でない場合(S2;NO)には、処理
をS4に進め、書込要求である場合(S2;YES)に
は、掲示情報をデータベース15に保存する処理(情報
保存処理)のサブルーチンを、割り込み処理により実行
した後、処理をS4へ進める。
【0053】CPU11は、処理をS4へ進めた場合に
は、クライアントからの要求が未読情報一覧表示要求か
否かを判定し、未読情報一覧表示要求でない場合(S
4;NO)には、処理をS6へ進め、未読情報一覧表示
要求である場合(S4;YES)には、未読情報一覧作成
処理のサブルーチンを、割り込み処理によって実行した
後(S5)、処理をS6へ進める。ここに、未読情報一覧
作成処理とは、未読情報一覧表示要求を送信したユーザ
が未だ閲覧していない掲示情報(「未読情報」と称する)
の一覧データを作成し該当するクライアントへ送信する
処理である。
【0054】CPU11は、処理をS6へ進めた場合に
は、クライアントからの要求がアクセス権編集要求か否
かを判定し、アクセス権編集要求でない場合(S6;N
O)には、処理をS8へ進め、アクセス権編集要求であ
る場合(S6;YES)には、アクセス権編集処理のサブ
ルーチンを割り込み処理によって実行した後(S7)、処
理をS8へ進める。ここに、アクセス権編集処理とは、
ユーザの掲示情報の書込権又は閲覧権を設定する処理で
ある。
【0055】CPU11は、処理をS8へ進めた場合に
は、クライアントからの要求が閲覧状況確認要求か否か
を判定し、閲覧状況確認要求でない場合(S8;NO)に
は、処理をS10へ進め、閲覧状況確認要求である場合
(S8;YES)には、閲覧状況データ作成処理のサブル
ーチンを実行した後(S9)、処理をS10へ進める。こ
こに、閲覧状況データ作成処理とは、特定の掲示情報に
対するユーザの閲覧状況を示すデータを作成する処理で
ある。
【0056】CPU11は、処理をS10へ進めた場合
には、クライアントからの要求が保存場所作成要求か否
かを判定し、保存場所作成要求でない場合(S10;N
O)には、処理をS12へ進め、保存場所作成要求であ
る場合(S10;YES)には、保存場所作成処理のサブ
ルーチンを割り込み処理によって実行した後(S11)、
処理をS12へ進める。ここに、保存場所作成処理は、
特定の掲示情報を格納するための保存領域をデータベー
ス15内に作成する処理である。
【0057】CPU11は、処理をS12へ進めた場合
には、クライアントからの要求が掲示情報の閲覧要求か
否かを判定し、閲覧要求でない場合(S12;YES)に
は、他の処理を実行した後(S13)、処理をS1へ戻
す。これに対し、CPU11は、閲覧要求であると判定
した場合(S12;YES)には、情報読出処理のサブル
ーチンを割り込み処理によって実行した後(S14)、処
理をS1へ戻す。ここに、情報読出処理とは、データベ
ース15から掲示情報を読み出して該当するクライアン
トへ送信する処理である。
【0058】以下、上記した情報保存処理,未読情報一
覧作成処理,アクセス権編集処理,閲覧状況データ作成
処理,及び情報読出処理の各サブルーチンの詳細を説明
する。 《保存場所作成処理》図7は、図6に示した保存場所作
成処理のサブルーチン(S11)を示すフローチャートで
ある。このサブルーチンは、クライアントC1〜C3の
何れかの通信インターフェイス28が送信した保存場所
作成要求を、CPU11が保存場所作成要求を受け取っ
た場合に実行される。ここに、保存場所作成要求には、
作成を希望する保存場所名(指定保存場所名)が含まれて
いる。
【0059】図7において、CPU11は、最初に、保
存場所名テーブル35をデータベース15からRAM1
2に読み出し、保存場所名テーブル35を検索し(S0
1)、データベース15内に新たな保存場所(掲示板)を
作成するための空き領域があるか否かを判定する(S0
2)。
【0060】即ち、CPU11は、保存場所名テーブル
35の「保存場所名」に空欄があるか否かを判定する。
このとき、CPU11は、「保存場所名」に空欄がない
場合には、空き領域がないと判定し(S02;NO)、エ
ラー送信処理を実行する(S05)。即ち、CPU11
は、保存場所作成要求を送信したクライアントへエラー
メッセージを送信させる。
【0061】一方、CPU11は、保存場所名テーブル
35の「保存場所名」に空欄がある場合には、空き領域
があるものと判定する(S02;YES)。この場合、C
PU11は、指定保存場所名をもって保存場所名テーブ
ル35を検索し、指定保存場所名と同一の保存場所名が
あるか否かを判定する(S03)。
【0062】このとき、CPU11は、同一の保存場所
名がない場合には、保存場所名テーブル35の「保存場
所名」の空欄に指定保存場所名を登録する(S04)。こ
れによって、新規の保存場所がデータベース15内に作
成される。その後、CPU11は、保存場所作成処理の
サブルーチンを終了し、処理を図6のメインルーチンへ
戻す。これに対し、CPU11は、同一の保存場所名が
ある場合には、上記したエラー送信処理を実行し(S0
5)、このサブルーチンを終了し、処理を図6のメイン
ルーチンへ戻す。 《アクセス権編集処理》図8は、図6に示したアクセス
権編集処理のサブルーチン(S7)を示すフローチャート
である。このサブルーチンは、CPU11が上記したア
クセス権編集要求を受け取った場合に実行される。ここ
に、アクセス権編集要求は、ユーザがアクセス権編集を
希望する保存場所のID(指定ボードID)を含んでお
り、場合によっては、アクセス権の編集結果を含んでい
る。
【0063】図8において、CPU11は、最初に、ア
クセス権編集要求にアクセス権の編集結果が含まれてい
るか否かを判定する(S101)。このとき、CPU11
は、アクセス権の編集結果が含まれていない場合(S1
01;NO)には、ユーザ名管理テーブル31(図3(A)
参照)内のユーザ名及びユーザIDを、データベース1
5からRAM12に読み出す(S103)。
【0064】続いて、CPU11は、グループ名管理テ
ーブル32(図3(B)参照)内のグループ名及びグループ
IDを、データベース15からRAM12に読み出す
(S104)。続いて、CPU11は、アクセス権保存テ
ーブル37(図4(C)参照)をデータベース15からRA
M12に読み出す(S105)。
【0065】続いて、CPU11は、アクセス権編集画
面データを作成する(S106)。即ち、CPU11は、
S103にて読み出したユーザIDと指定ボードIDと
を含むレコードを、アクセス権保存テーブル37から検
出するとともに、S104にて読み出したグループID
と指定ボードIDとを含むレコードを、アクセス権保存
テーブル37から検出する。
【0066】続いて、CPU11は、アクセス権保存テ
ーブル37から検出した各レコードに、S103,S1
04にて読み出したユーザ名又はグループ名を対応づけ
る。このようにして、CPU11は、特定の保存場所に
対するユーザ名(グループ名)と現在のアクセス権内容と
が対応づけられたアクセス権編集画面データを作成す
る。但し、アクセス権保存テーブル37に指定ボードI
Dと対応するレコードが格納されていない場合には、C
PU11は、S103,S104にて読み出したユーザ
名及びグループ名のみでアクセス権編集画面データを作
成する。
【0067】そして、CPU11は、アクセス権編集画
面データを、該当するクライアントへ送信させる(S1
07)。その後、CPU11は、アクセス権編集処理の
サブルーチンを終了し、処理を図6のメインルーチンに
戻す。
【0068】S107の処理によって、アクセス権編集
画面データは、通信インターフェイス18から送出さ
れ、アクセス権編集要求を送信したクライアント(例え
ば、クライアントC1)の通信インターフェイス28に
ネットワークNを通じて受信される。すると、クライア
ントC1のCPU21が、ROM23又はHD27に格
納されたプログラムを実行することによって、アクセス
権編集画面データに基づくアクセス権編集画面124
を、出力装置(ここでは、ディスプレイ装置)24に表示
させる。
【0069】図9は、アクセス権編集画面124の例を
示す図である。図9に示すように、アクセス権編集画面
124には、グループ名又はユーザ名に対応づけて「閲
覧のみ(readonly)」「非表示」「読み書き可(read & wr
ite)」の各チェック欄が設けられている。図9に示すよ
うに、各チェック欄には、以前に行ったアクセス権の編
集結果(アクセス権保存テーブル37のアクセス権内容)
が反映されて表示される。但し、アクセス権保存テーブ
ル37に指定ボードIDと対応するレコードが格納され
ていない場合には、チェック欄は全て空欄となる。
【0070】そして、「閲覧のみ」「非表示」「読み書
き可」のチェック欄の何れかにクライアントのユーザが
入力装置26を用いてチェックを入れる(又はチェック
を消す)ことで、アクセス権(保存場所(掲示板)への書込
権,掲示板の閲覧権)の編集が行われる。
【0071】ここで、ユーザが「閲覧のみ」にチェック
を入れた場合には、このチェック欄と対応するグループ
又はユーザが当該掲示板を閲覧のみ可能(書込禁止)とな
る設定がサーバSにてなされる。また、ユーザが「非表
示」にチェックを入れた場合には、このチェック欄と対
応するグループ又はユーザに対し当該掲示板の表示が禁
止される設定がサーバSにてなされる。また、ユーザが
「読み書き可」にチェックを入れた場合には、このチェ
ック欄と対応するユーザ又はグループが当該掲示板に対
して書込及び閲覧可能となる設定がサーバSにてなされ
る。但し、ユーザが「全員に書込/閲覧許可」のチェッ
ク欄にチェックを入れると、全てのユーザ及びグループ
に書込権及び閲覧権が与えられ、個別の設定は無視され
るようになっている。
【0072】その後、ユーザが、アクセス権編集画面1
24に表示された設定終了ボタン125を入力装置26
を用いて押すと、クライアントC1のCPU21が、ア
クセス権の編集結果が含まれたアクセス権編集要求を作
成し、通信インターフェイス28に与える。すると、通
信インターフェイス28がアクセス権編集要求をネット
ワークNへ送出する。そして、アクセス権編集要求は、
ネットワークNを通じて伝送され、サーバSの通信イン
ターフェイス18に受信される。通信インターフェイス
18は、アクセス権編集要求をCPU11に与える。
【0073】すると、サーバSのCPU11が、図8に
示したS101の処理を行う。この場合、CPU11
は、アクセス権の編集結果が含まれていると判定し(S
101;YES)、アクセス権の編集結果をアクセス権
保存テーブル37に書き込む(S102)。
【0074】即ち、CPU11は、アクセス権保存テー
ブル37をデータベース15からRAM12に読み出
し、アクセス権保存テーブル37に、指定ボードID,
ユーザ/グループの別,ユーザID(グループID),及
びアクセス権の編集結果(書込/閲覧のチェック結果)か
らなるレコードを書き込み(更新し)、データベース15
に再び格納する(S102)。
【0075】その後、CPU11は、アクセス権編集処
理のサブルーチンを終了し、処理を図6のメインルーチ
ンへ戻す。このようにして、特定の保存場所(指定ボー
ドIDと対応する保存場所)について、グループ又はユ
ーザに対する掲示情報のアクセス権が設定される。
【0076】《情報保存処理》図10は、図5に示した
情報保存処理のサブルーチン(S3)を示すフローチャー
トである。このサブルーチンは、CPU11が通信イン
ターフェイス28から送信された掲示情報の書込要求を
受け取った場合に実行される。ここに、書込要求には、
ユーザID,パスワード,書込を希望する保存場所(指定
保存場所)の名称,掲示情報,及び掲示情報の識別子(メ
ッセージID)が含まれている。
【0077】図10において、最初に、CPU11は、
書込要求に含まれているユーザID及びパスワードが正
しいか否かを判定する(S201)。即ち、CPU11
は、ユーザ名管理テーブル31(図3(A)参照)をデータ
ベース15からRAM12に読み出し、ユーザ名管理テ
ーブル31に格納されているユーザID及びパスワード
と、書込要求に含まれているユーザID及びパスワード
とを照合する。
【0078】このとき、CPU11は、両者が一致しな
い場合には、ユーザID及びパスワードが誤りと判定し
(S201;NO)、エラーメッセージを該当するクライ
アントへ送信するための処理(エラー送信処理)を実行し
(S202)、情報保存処理のサブルーチンを終了し、処
理を図6のメインルーチンへ戻す。
【0079】これに対し、CPU11は、ユーザID及
びパスワードが一致すると判定した場合(S201;Y
ES)には、書込要求に含まれた指定保存場所が存在す
るか否かを判定する(S203)。即ち、CPU11は、
保存場所名テーブル35(図4(A)参照)をデータベース
15からRAM12に読み出し、指定保存場所名が保存
場所名テーブル35に登録されているか否かを判定す
る。
【0080】ここで、指定保存場所名が保存場所名テー
ブル35に登録されていない場合には、CPU11は、
指定保存場所が存在しないと判定し(S203;NO)、
上記したエラー送信処理を実行し(S202)、このサブ
ルーチンの処理を終了する。これに対し、指定保存場所
名が保存場所名テーブル35に登録されている場合に
は、CPU11は、指定保存場所が存在すると判定する
(S203;YES)。
【0081】この場合、CPU11は、書込要求を送信
したユーザが指定保存場所に対する書込権を有している
か否かを判定する(S204)。即ち、CPU11は、ア
クセス権保存テーブル37を、データベース15からR
AM12に読み出す。続いて、CPU11は、指定保存
場所名に対応するボードID,及び書込要求に含まれて
いるユーザIDに対応するアクセス権内容を、アクセス
権保存テーブル37から検出し、このアクセス権内容に
書込権が含まれているか否かを判定する。
【0082】このとき、アクセス権内容に書込権が含ま
れている場合には、CPU11は、書込権があると判定
し(S204;YES)、処理をS206へ進める。これ
に対し、アクセス権内容に書込権が含まれていない場合
には、CPU11は、書込権がないと判定し(S20
4;NO)、ユーザが所属するグループが指定保存場所
に掲示情報を書込可能か否かを判定する(S205)。
【0083】即ち、CPU11は、所属グループ管理テ
ーブル33(図3(C)参照)をデータベース15からRA
M12に読み出し、ユーザIDに対応するグループID
を所属グループ管理テーブル33から検出する。続い
て、CPU11は、検出したグループID及び当該ボー
ドIDに対応するアクセス権内容をアクセス権保存テー
ブル37から検出し、このアクセス権内容に書込権が含
まれているか否かを判定する。
【0084】このとき、アクセス権内容に書込権が含ま
れていない場合には、CPU11は、書込権がないと判
定し(S205;NO)、エラー送信処理を実行し(S2
02)、このサブルーチンを終了する。これに対し、ア
クセス権内容に書込権が含まれている場合には、CPU
11は、書込権があると判定し(S205;YES)、処
理をS206へ進める。
【0085】このように、CPU11は、ユーザ,グル
ープの順で書込要求者の書込権の存在をチェックする。
これによって、書込要求者がユーザとしては書込権を有
していないがユーザが属するグループの構成員として書
込権を有している(グループが書込権を有している)場合
には、当該書込要求者が掲示情報を書込可能となってい
る。
【0086】その後、CPU11は、処理をS206へ
進めた場合には、書込要求に含まれている掲示情報を、
データベース15内の指定保存場所に書き込むととも
に、情報保存テーブル36をデータベース15からRA
M12に読み出し、情報保存テーブル36に、ユーザI
D,保存日付,ボードID,メッセージID,及び保存
内容(インデックス)を格納し、情報管理テーブル36を
データベース15に再び格納する。
【0087】続いて、CPU11は、S206にて指定
保存場所に格納した掲示情報に対応する未読管理テーブ
ル34(図4(D)参照)を作成(更新)する。即ち、CPU
11は、アクセス権保存テーブル37から、閲覧権が許
可されているユーザ(又はグループ)のユーザID及びボ
ードIDを検出し、これらを書込要求に含まれているメ
ッセージIDと対応づけたレコードを未読管理テーブル
34に格納する。このとき、CPU11は、当該レコー
ドの「閲覧状況」の欄に「未読」を設定し、閲覧日付は
空欄とする。
【0088】その後、CPU11は、未読管理テーブル
34を作成(更新)し終わると、未読管理テーブル34を
データベース15に格納し、情報保存処理のサブルーチ
ンを終了し、処理を図6のメインルーチンに戻す。
【0089】《未読情報一覧作成処理》図11は、図5
に示した未読情報一覧作成処理のサブルーチン(S5)を
示すフローチャートである。このサブルーチンは、CP
U11が未読情報一覧表示要求(以下、「一覧表示要
求」という)を受け取った場合に実行される。この未読
情報一覧表示要求には、未読情報一覧の表示を望むユー
ザのID(指定ユーザID)が含まれている。
【0090】図11において、最初に、CPU11は、
指定ユーザIDでアクセス可能な格納場所一覧を取得す
る(S301)。即ち、CPU11は、アクセス権保存テ
ーブル37をデータベース15からRAM12に読み出
し、指定ユーザIDと一致するユーザIDと対応づけて
「閲覧権の許可」が格納されているレコードを、アクセ
ス権保存テーブル37から抽出する。これによって、C
PU11は、指定ユーザIDを持つユーザが閲覧可能な
掲示情報を格納した保存場所を特定し、その一覧を保持
する。
【0091】続いて、CPU11は、S301にて特定
した各保存場所内の未読情報の一覧データを取得する
(S302)。即ち、CPU11は、未読管理テーブル3
4をデータベース15からRAM12に読み出し、アク
セス権保存テーブル37から抽出したレコード内のボー
ドID及びユーザIDと一致し且つ「閲覧状況」が「未
読」であるレコードを、未読管理テーブル34からそれ
ぞれ検出する。
【0092】続いて、CPU11は、情報保存テーブル
36をデータベース15からRAM12に読み出し、未
読管理テーブル34から検出したレコード内のメッセー
ジIDと対応するレコードを、情報保存テーブル36か
ら検出する。
【0093】さらに、CPU11は、情報保存テーブル
36から検出したレコード内のユーザIDに対応するユ
ーザ名をユーザ名管理テーブル31から検出するととも
に、このユーザIDに対応するグループIDのグループ
名を所属グループ管理テーブル33及びグループ名管理
テーブル32を用いて検出し、情報保存テーブル36か
ら検出したレコード内のボードIDに対応する保存場所
名を保存場所名テーブル35から検出する。
【0094】このようにして、CPU11は、保存場所
名,未読情報の保存者(書込者)のユーザ名,当該ユーザ
が所属するグループ名,保存日付,及び未読情報のイン
デックス(タイトル)からなる未読情報一覧データを、一
覧表示要求を送信したユーザがアクセス可能な保存場所
毎に取得する。
【0095】続いて、CPU11は、S302の処理に
よって得た未読情報一覧データを、未読情報の保存場所
及び保存日付に従って並べ替える(S303)。これによ
って、未読情報一覧データが作成される。その後、CP
U11は、作成した未読情報一覧データを、一覧表示要
求を送信したクライアントへ向けて送信させ(S30
4)、未読情報一覧作成処理のサブルーチンを終了す
る。
【0096】その後、未読情報一覧データは、通信イン
ターフェイス18を経てネットワークNへ送出され、ネ
ットワークNを通じて該当するクライアント(例えば、
クライアントC1)の通信インターフェイス28に受信
される。すると、クライアントC1のCPU11が、未
読情報一覧画面126を出力装置24に表示させる。
【0097】図12は、未読情報一覧画面126の例を
示す図である。図12に示すように、未読情報一覧画面
126には、未読情報のインデックス(タイトル)が、保
存場所及び保存時間に従って並べられた状態で表示され
る。各インデックスの横には、掲示情報の書込者名(ユ
ーザ名),この書込者の所属グループ名,保存日付が表
示される。また、各インデックスの先頭には、クリック
場所を示すシンボル(図12中では四角形であるが、実
際には旗のシンボル)が表示される。
【0098】このシンボルをユーザが入力装置26(例
えば、マウスやトラックボール等のポインティングデバ
イス)を用いてクリック(選択)すると、CPU21が、
当該インデックスと対応する掲示情報の閲覧要求を作成
し、通信インターフェイス18がこの閲覧要求を受け取
ってサーバSへ向けて送出する。
【0099】なお、未読管理テーブル34から未読情報
に係るレコードを検出することができない場合,即ち未
読情報がない場合には、サーバSのCPU11は、未読
情報がない旨のメッセージを作成し、該当するクライア
ントへ送信させる。当該クライアントでは、未読情報が
ない旨が出力装置24に表示される。
【0100】《情報読出処理》図13は、図6に示した
情報読出処理のサブルーチン(S14)を示すフローチャ
ートである。このサブルーチンは、掲示情報の閲覧要求
をCPU11が受け取った場合に実行される。ここに、
閲覧要求には、閲覧を希望するユーザのユーザID,パ
スワード,及び閲覧を希望する掲示情報(指定掲示情報)
のメッセージIDを含んでいる。
【0101】図13において、最初に、CPU11は、
閲覧要求に含まれているユーザID及びパスワードが正
しいか否かを判定する(S401)。即ち、CPU11
は、ユーザ名管理テーブル31(図3(A)参照)をデータ
ベース15からRAM12に読み出し、ユーザ名管理テ
ーブル31に格納されているユーザID及びパスワード
と、閲覧要求に含まれているユーザID及びパスワード
とを照合する。これによって、CPU11は、閲覧要求
を送信したユーザがデータベース15に対してアクセス
可能か否かを確認する。
【0102】このとき、ユーザID及びパスワードが一
致しない場合(S401;NO)には、CPU11は、エ
ラー送信処理を実行し(S402)、このサブルーチンの
処理を終了する。これに対し、ユーザID及びパスワー
ドが一致する場合(S401;YES)には、CPU11
は、閲覧要求に含まれているメッセージIDに基づい
て、当該ユーザが指定掲示情報の閲覧権を有しているか
否かを判定する(S403)。
【0103】即ち、CPU11は、指定掲示情報が格納
されている保存場所と対応するアクセス権保存テーブル
37をデータベース15からRAM13に読み出し、こ
のアクセス権保存テーブル37に、閲覧要求に含まれて
いるユーザIDと対応づけて閲覧権の許可が格納されて
いるかを判定する。
【0104】このとき、閲覧権の許可が格納されている
場合には、CPU11は、指定掲示情報を閲覧可能と判
定し(S403;YES)、処理をS405へ進める。こ
れに対し、閲覧権の許可が格納されていない場合にへ、
CPU11は、ユーザが指定掲示情報を閲覧できないと
判定し(S403;NO)、処理をS404へ進める。な
お、S403の処理において、アクセス権保存テーブル
37に当該ユーザIDが格納されていない場合には、C
PU11は、エラー送信処理を実行し(S402)、この
サブルーチンの処理を終了する。
【0105】CPU11は、処理をS404へ進めた場
合には、当該ユーザが属するグループが指定掲示情報の
閲覧権を有しているか否かを判定する(S404)。即
ち、CPU11は、所属グループ管理テーブル33をデ
ータベース15からRAM12に読み出し、当該ユーザ
IDと対応するグループIDを所属グループ管理テーブ
ル33から検出する。続いて、CPU11は、検出した
グループIDをもってS403にてRAM13に読み出
したアクセス権保存テーブル37を検索し、当該グルー
プIDと対応づけて閲覧権の許可が格納されているか否
かを判定する。
【0106】このとき、閲覧権の許可が格納されていな
い場合には、CPU11は、当該グループが指定掲示情
報の閲覧権を有していないと判定し(S404;NO)、
エラー送信処理(S402)を行った後、このサブルーチ
ンの処理を終了する。これに対し、閲覧権の許可が格納
されている場合には、CPU11は、当該グループが指
定掲示情報の閲覧権を有していると判定し(S404;
YES)、処理をS405へ進める。
【0107】このように、CPU11は、ユーザ,グル
ープの順で閲覧要求者の閲覧権の存在をチェックする。
これによって、閲覧要求者がユーザとしては閲覧権を有
していないがユーザが属するグループが閲覧権を有して
いる場合には、当該閲覧要求者が掲示情報を書込可能と
なっている。
【0108】その後、CPU11は、処理をS405へ
進めた場合には、当該メッセージIDに基づいて、デー
タベース15の該当する保存場所から指定掲示情報をR
AM12に読み出し、指定掲示情報を該当するクライア
ントへ向けて送信させる(S406)。
【0109】これによって、指定掲示情報が該当するク
ライアント(例えば、クライアントC1)の通信インター
フェイス28にネットワークNを通じて受信される。す
ると、CPU21が、指定掲示情報をRAM22に書き
込んだ後、指定掲示情報を出力装置24に表示させる。
これにより、クライアントのユーザが、指定掲示情報を
閲覧することができる。
【0110】その後、サーバSのCPU11は、未読管
理テーブル34をデータベース15からRAM12に読
み出し、この未読管理テーブル34から、閲覧要求に含
まれていたユーザID及びメッセージIDを含むレコー
ドを抽出し、抽出したレコードの「閲覧状況」の項を
「既読」に設定し、指定掲示情報の送信時刻を閲覧日付
として書き込む。これによって、未読管理テーブル34
の内容が更新される(S407)。その後、CPU11
は、未読管理テーブル34をデータベース15に格納す
る。
【0111】その後、CPU11は、情報読出処理のサ
ブルーチンを終了し、処理を図6のメインルーチンに戻
す。
【0112】《閲覧状況データ作成処理》図14は、図
6に示した閲覧状況データ作成処理のサブルーチン(S
9)を示すフローチャートである。このサブルーチン
は、通信インターフェイス28から送信された閲覧状況
確認要求をCPU11が受け取った場合に実行される。
ここに、閲覧状況確認要求は、閲覧状況の確認を望む掲
示情報のメッセージID(指定メッセージID),及びそ
の掲示情報が格納された保存場所を示すボードID(指
定ボードID)を含んでいる。
【0113】図14において、CPU11は、最初に、
未読管理テーブル34をデータベース15からRAM1
2に読み出し、指定メッセージID及び指定ボードID
が一致するレコードを未読管理テーブル34から抽出す
る(S501)。
【0114】続いて、CPU11は、ユーザ名管理テー
ブル31をデータベース15からRAM12に読み出
し、未読管理テーブル34から抽出したレコード中のユ
ーザIDと対応するユーザ名を検出する(S502)。
【0115】続いて、CPU11は、未読管理テーブル
34から抽出した各レコードと、ユーザ名管理テーブル
31から検出したユーザ名とを対応づける(S503)。
これによって、閲覧状況の確認を望む掲示情報につい
て、当該掲示情報を閲覧可能なユーザ名とその閲覧状況
(未読/既読)及び閲覧日付とが対応づけられた閲覧状況
データが作成される。
【0116】続いて、CPU11は、指定メッセージI
Dに基づいて、データベース15から閲覧状況の確認を
望む掲示情報を読み出す(S504)。そして、CPU1
1は、閲覧状況データ及び掲示情報を通信インターフェ
イス18に与えることによって、閲覧状況データを閲覧
状況確認要求を送信したクライアント(例えば、クライ
アントC1)へ送信させる(S505)。その後、CPU
11は、閲覧状況データ作成処理のサブルーチンを終了
し、処理を図6のメインルーチンへ戻す。
【0117】ところで、サーバSから送出された閲覧状
況データ及び掲示情報は、ネットワークNを通じてクラ
イアントC1の通信インターフェイス28に受信され、
CPU21に与えられる。すると、CPU21が、出力
装置24に、掲示情報と閲覧状況データとに基づく閲覧
状況画面を表示させる。
【0118】図15は、閲覧状況画面127の例を示す
図である。図15に示すように、閲覧状況画面127に
は、掲示情報が表示されるとともに、当該掲示情報につ
いての閲覧状況を示す表が表示される。これによって、
閲覧状況確認要求を送信したユーザは、掲示情報を閲覧
状況を把握することができる。
【0119】〔実施形態1の作用〕実施形態1による情
報管理システムによると、各クライアントC1〜C3の
ユーザが、自身の閲覧可能な掲示情報の閲覧を望む場合
に、その旨を入力装置26から入力すると、当該クライ
アントから未読情報一覧表示要求がサーバSへ送信され
る。すると、サーバSのCPU11が未読情報一覧作成
処理(S4)を実行し、未読情報一覧データを当該クライ
アントへ送信する。
【0120】そして、当該クライアントが未読情報一覧
データを受信すると、その出力装置24に未読情報一覧
画面126(図12参照)が表示される。このように、未
読情報のインデックスのみが表示されるので、当該ユー
ザは、未読情報を見落とすことがない。従って、従来の
ように掲示情報が未読のまま消去されてしまうことを防
止することができる。
【0121】その後、当該ユーザが、未読情報一覧画面
126から閲覧したい未読情報を選択すると、クライア
ントから閲覧要求が送出され、サーバSに受信される。
すると、サーバSのCPU11が情報読出処理(S14)
を実行する。これによって、該当する掲示情報がデータ
ベース15から読み出され、当該クライアントへ送信さ
れ、その出力装置24に表示される。
【0122】また、各クライアントC1〜C3のユーザ
が、特定の掲示情報の閲覧状況を把握したい場合に、そ
の旨を入力装置26から入力すると、当該クライアント
から閲覧状況確認要求が送出され、サーバSに受信され
る。すると、サーバSのCPU11が閲覧状況データ作
成処理(S9)を実行し、掲示情報と閲覧状況データとが
サーバSから当該クライアントへ送信され、クライアン
トの出力装置24に掲示情報とその閲覧状況とが表示さ
れる。これによって、当該ユーザは、当該掲示情報を誰
が見て、誰が見ていないかを容易に把握することができ
る。このため、閲覧状況を見た者が、未だ掲示情報を閲
覧していない者に対し閲覧を促すことで、掲示情報の閲
覧を徹底させることができる。
【0123】さらに、本実施形態による情報管理システ
ム10では、クライアントのユーザが、ユーザ又はグル
ープのデータベース15に対するアクセス権の編集を行
うことが可能となっている。このため、例えば情報管理
システム10の管理者が、掲示情報の属性に応じて一部
のユーザ又はグループにのみ書込/閲覧を可能とするこ
とができる。
【0124】このアクセス権の編集は、クライアントの
ユーザが出力装置24に表示されたアクセス権編集画面
124に基づいて設定を行うことにより、容易に行うこ
とができる。このため、ユーザがアクセス権の設定に際
し、複雑な処理や設定を行う必要がない。
【0125】ところで、本実施形態では、ユーザが掲示
情報の書込/閲覧を望む場合には、ユーザが自身のユー
ザID及びパスワードを入力する。すると、出力装置2
4に当該ユーザがアクセス可能な保存場所の一覧が表示
されるようになっている。このとき、当該ユーザが特定
の保存場所に対する書込権及び閲覧権を有しない設定
(「非表示」)となっている場合には、当該保存場所の
一覧に特定の保存場所が示されない。
【0126】このため、当該ユーザは、自身がアクセス
できない保存場所の存在を知ることができない。このよ
うに、アクセス権編集によって、ユーザに掲示情報の保
存場所の存在を不必要に知られないようにすることによ
って、データベース15のセキュリティの向上を図るこ
とができる。
【0127】〔本実施形態の変形例〕本実施形態では、
ユーザが掲示情報の閲覧を望む場合には、未読情報一覧
画面126を表示させ、この未読情報一覧画面から閲覧
したい掲示情報を選択する構成となっているが、設定変
更により、当該ユーザが閲覧可能な掲示情報の一覧を示
す画面(未読情報のインデックスと既読情報のインデッ
クスとが混在して表示される画面)を表示させ、その中
から閲覧を望む掲示情報を選択することができるように
なっていても良い。この場合、未読情報と既読情報との
区別のため、未読情報のインデックスの横に、未読情報
を示すフラグのシンボルが表示されるようにするのが好
ましい。
【0128】また、本実施形態では、データベース15
内に掲示情報そのものを格納する保存場所と、各テーブ
ル31〜37(図3,4参照)の保存領域とをを別個に設
けた構成としたが、これに代えて、掲示情報そのもの
が、情報保存テーブル36において、各レコードに対応
づけて格納される構成としても良い。即ち、各保存場所
がデータベース15内の情報保存テーブル36内に設け
られていても良い。
【0129】また、本実施形態では、情報保存テーブル
36に各掲示情報のインデックス(タイトル)が保持され
る構成としたが、これに代えて、各掲示情報のインデッ
クスを格納したテーブルが別個に設けられ、ユーザI
D,ボードID或いはメッセージIDをキーとして当該
テーブルから該当するインデックスが検出される構成と
なっていても良い。
【0130】[実施形態2]次に、本発明の実施形態2を
説明する。実施形態2は、実施形態1にて説明した情報
管理システム10に、後述する未読通知機能が付加され
たものである。このため、実施形態1と同じ構成につい
ては説明を省略し、実施形態1と異なる構成について説
明する。
【0131】図2に示したサーバSのCPU11は、実
施形態1に示した処理に加え、未読通知機能を実現する
ための処理(未読通知処理)を行うようになっている。即
ち、CPU11は、本発明の未読通知部として機能す
る。このため、未読通知処理用のプログラムがHD17
に記憶されているとともに、未読通知処理の実行に際し
て必要なデータとして、通知条件データがHD17に格
納されている。ここでは、通知条件として、例えば、ユ
ーザの未読情報件数が所定数以上となることが設定され
ているものとする。
【0132】また、図3(A)に示したユーザ名管理テー
ブル31の各レコードには、ユーザ名に対応づけてその
ユーザの電子メールアドレスが格納されている(図示せ
ず)。また、データベース15には、電子メールを蓄積
するメールボックスとして機能する記憶領域が形成され
ており(本発明の電子メール記憶部に相当)、サーバS
は、各クライアントC1〜C3からの要求に応じて、ク
ライアントから受信した電子メールアドレスに対応する
電子メールをデータベース15内のメールボックスから
取り出し、該当するクライアントに提供するようになっ
ている。このため、通信インターフェイス18は、本発
明のメールアドレス受信部及びメール送信部として機能
する。
【0133】図16は、サーバSのCPU11によって
実行される未読通知処理を示すフローチャートである。
この未読通知処理は、図6に示した処理と並列に実行さ
れる。図16において、CPU11は、最初に、通知条
件データをHD17からRAM12に読み出す(S60
1)。続いて、CPU11は、ユーザ名管理テーブル3
1(図3(A)参照)をデータベース15からRAM12に
読み込む(S602)。
【0134】続いて、CPU11は、ユーザ名管理テー
ブル31の先頭に登録されているユーザを通知対象に設
定する(S603)。そして、CPU11は、所定時間が
経過するのを待つ(S604)。その後、CPU11は、
所定時間が経過すると、S603にて通知対象としたユ
ーザに係る未読情報が通知条件を満たしているか,即
ち、対象ユーザの未読情報が所定数以上となっているか
を判定する(S605)。
【0135】このとき、未読情報が所定数未満の場合に
は、CPU11は、通知条件を満たさないと判定し(S
605;NO)、処理をS608へ進める。これに対
し、未読情報が所定数以上の場合には、CPU11は、
通知条件を満たすと判定し(S605;YES)、図11
に示した未読情報一覧作成処理のサブルーチンを実行す
る(S606)。
【0136】その後、CPU11は、未読情報一覧作成
処理によって作成した未読情報一覧データを、通知対象
のユーザの電子メールアドレスと対応づけてデータベー
ス15内のメールボックスに格納する(S607)。
【0137】そして、CPU11は、現在通知対象とな
っているユーザが、ユーザ名管理テーブル31に最後に
登録されたものか否かを判定する(S608)。このと
き、ユーザが最後に登録されたものである場合(S60
8;YES)には、CPU11は、S603に処理を戻
し、そうでない場合(S608;NO)には、CPU11
は、現在通知対象となっているユーザの次にユーザ名管
理テーブル31に登録されているユーザを、通知対象に
設定し(S609)、S605に処理を戻す。
【0138】このようにして、CPU11は、各ユーザ
の未読情報が通知条件を満たす場合には、未読情報一覧
データを作成し、この未読情報一覧データをデータベー
ス15内のメールボックスに格納する。その後、当該ユ
ーザがメールボックスにアクセスすると、未読情報一覧
データが当該ユーザに提供される。
【0139】従って、ユーザがデータベース15の掲示
情報の保存場所にアクセスしなくても、メールボックス
にアクセスすれば、未読の掲示情報が所定数以上あるこ
とが当該ユーザに通知され、当該ユーザに未読情報の閲
覧を喚起することができる。従って、掲示情報が特定の
ユーザに対して未読のまま消去されてしまうことを防止
することができる。これは、構成員に自身のメールボッ
クスに対するアクセスを義務又は習慣づけている会社,
団体等では、特に有効である。
【0140】なお、本実施形態では、通知条件を未読情
報が所定数以上となることとしたが、これに代えて、通
知条件を、未読情報が発生してから所定時間が経過する
こととしても良く、未読情報が所定数以上となってから
所定時間が経過することとしても良い。また、通知条件
は、サーバSの管理者によって設定されるようになって
いても良く、特定のクライアントからの要求に応じてサ
ーバSが通知条件の設定処理を行うようになっていても
良い。
【0141】
【発明の効果】本発明による情報管理システム及び情報
管理サーバによれば、未読情報一覧がクライアントに表
示されるので、クライアントのユーザが未読情報を見落
とすことがない。このため、掲示情報が未読のまま消去
されてしまうことを防止することができる。
【0142】また、本発明によれば、許可された者のみ
が掲示情報の書込や閲覧を行うことができるので、掲示
情報のセキュリティを向上させることができる。
【0143】さらに、本発明によれば、掲示情報につい
ての閲覧状況を把握することができるので、掲示情報を
閲覧していない者に対してその閲覧を促すことができ、
掲示情報の見落としをより適正に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による情報管理システムの構
成図
【図2】図1に示したサーバの構成図
【図3】図2に示したデータベースに格納されたテーブ
ルの説明図
【図4】図2に示したデータベースに格納されたテーブ
ルの説明図
【図5】図1に示したクライアントの構成図
【図6】図2に示したサーバのCPUによる処理を示す
フローチャート
【図7】図6に示した保存場所作成処理を示すフローチ
ャート
【図8】図6に示したアクセス権編集処理を示すフロー
チャート
【図9】アクセス権編集画面の例を示す図
【図10】図6に示した情報保存処理を示すフローチャ
ート
【図11】図6に示した未読情報一覧作成処理を示すフ
ローチャート
【図12】未読情報一覧画面の例を示す図
【図13】図6に示した情報読出処理を示すフローチャ
ート
【図14】図6に示した閲覧状況データ作成処理を示す
フローチャート
【図15】閲覧状況画面の例を示す図
【図16】未読通知処理を示すフローチャート
【符号の説明】
S サーバ C1〜C3 クライアント 10 情報管理システム 11,21 CPU 12,22 RAM 13,23 ROM 14,24 出力装置 15,25 データベース 16,26 入力装置 17,27 ハードディスク(HD) 18,28 通信インターフェイス 31 ユーザ名管理テーブル 32 グループ名管理テーブル 33 所属グループ管理テーブル 34 未読管理テーブル 35 保存場所名テーブル 36 情報保存テーブル 37 アクセス権保存テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 KK07 KK43 KK54 KK63 KK65 KK66 ND03 ND23 NK02 NK13 NK44 PP13 PP22 PQ02 PQ46 PR10 UU24 5B089 AA21 AA22 AC03 AD05 AF06 CB02 CB03 DD07 EA02 EA08 EA10 5K030 GA15 GA17 HA08 JT02 KA01 KA04 KA06 KA07 LD16 LD18 MA13 MB15 MC07

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバとクライアントとがネットワークを
    通じて接続された情報管理システムにおいて、 前記サーバが、 閲覧に供される掲示情報を複数蓄積する掲示情報記憶部
    と、 前記掲示情報記憶部に蓄積された掲示情報のうちクライ
    アントのユーザに閲覧されていない掲示情報たる未読情
    報の特定データを記憶する未読情報データ記憶部と、 前記クライアントから送信された掲示情報の一覧表示要
    求を受信する一覧表示要求受信部と、 前記一覧表示要求受信部が前記一覧表示要求を受信した
    場合に、前記未読情報データ記憶部から未読情報の特定
    データを読み出し、読み出した未読情報の特定データに
    基づいて未読情報の一覧データを作成する一覧データ作
    成部と、 前記未読情報の一覧データをクライアントへ向けて送信
    する一覧データ送信部とを備え、 前記クライアントが、 前記掲示情報一覧表示要求をサーバへ向けて送信する一
    覧表示要求送信部と、 サーバから送信された未読情報の一覧データを受信する
    一覧データ受信部と、 前記未読情報の一覧データに基づいて未読情報のみの一
    覧を表示させる未読情報一覧表示制御部とを備えたこと
    を特徴とする情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記クライアントが、前記未読情報一覧表
    示制御部によって表示された未読情報のみの一覧から選
    択された未読情報の閲覧要求を送信する閲覧要求送信部
    と、前記閲覧要求に対応する未読情報を受信する未読情
    報受信部と、未読情報を表示させる未読情報表示制御部
    とをさらに備え、 前記サーバが、前記未読情報の閲覧要求を受信する閲覧
    要求受信部と、この閲覧要求に対応する未読情報を掲示
    情報記憶部から読み出す未読情報読出部と、未読情報読
    出部によって読み出された未読情報をクライアントへ向
    けて送信する未読情報送信部とをさらに備えたことを特
    徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  3. 【請求項3】前記クライアントが、特定の掲示情報の閲
    覧状況確認要求をサーバへ向けて送信する閲覧状況確認
    要求送信部と、サーバから送信された閲覧状況データを
    受信する閲覧状況データ受信部と、受信された閲覧状況
    データに基づく閲覧状況を表示させる閲覧状況表示制御
    部とをさらに備え、 前記サーバが、前記閲覧状況確認要求を受信する閲覧状
    況確認要求を受信する閲覧状況確認要求受信部と、閲覧
    状況確認要求が受信された場合に、前記特定の掲示情報
    についての各ユーザの閲覧/未閲覧の別を示す閲覧状況
    データを作成する閲覧状況データ作成部と、閲覧状況デ
    ータをクライアントへ向けて送信する閲覧状況データ送
    信部とをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の
    情報管理システム。
  4. 【請求項4】前記クライアントが、クライアントの各ユ
    ーザの前記掲示情報記憶部に対するアクセス権を設定す
    るためのアクセス権の編集要求を送信する編集要求送信
    部と、前記編集要求に応じて前記サーバから送信された
    アクセス権編集データを受信する編集データ受信部と、
    前記アクセス権編集データに基づくアクセス権編集画面
    を表示させる編集画面表示制御部と、アクセス権編集画
    面に基づくアクセス権の編集結果を前記サーバへ送信す
    る編集結果送信部とをさらに備え、 前記サーバが、前記掲示情報記憶部にアクセス可能なク
    ライアントのユーザ名を記憶したユーザ名記憶部と、各
    ユーザの前記掲示情報記憶部に対するアクセス権の内容
    を記憶するアクセス権情報記憶部と、前記クライアント
    から送信された前記編集要求を受信する編集要求受信部
    と、前記編集要求が受信された場合に前記各ユーザ名と
    アクセス権の内容とをアクセス権の編集データとして読
    み出す編集データ読出部と、前記編集データを前記クラ
    イアントへ向けて送信する編集データ送信部と、前記ク
    ライアントから送信された編集結果を受信する編集結果
    受信部と、前記編集結果を受信した場合にこの編集結果
    をもって前記アクセス権情報記憶部の記憶内容を更新す
    るアクセス権設定部とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項1記載の情報管理システム。
  5. 【請求項5】前記編集画面表示制御部が、前記アクセス
    権の編集画面内に、ユーザ名とこのユーザに対し掲示情
    報記憶部に掲示情報を書き込む権利たる書込権をアクセ
    ス権として付与するか否かを設定するためのチェック欄
    とを対応づけて表示させることを特徴とする請求項4記
    載の情報管理システム。
  6. 【請求項6】前記編集画面表示制御部が、前記アクセス
    権の編集画面内に、ユーザ名とこのユーザに対し掲示情
    報記憶部に蓄積された掲示情報を閲覧する権利たる閲覧
    権をアクセス権として付与するか否かを設定するための
    チェック欄とを対応づけて表示させることを特徴とする
    請求項4記載の情報管理システム。
  7. 【請求項7】未読情報の一覧表示要求を送信する一覧表
    示要求送信部と、未読情報の一覧データを受信する一覧
    データ受信部と、前記未読情報の一覧データに基づいて
    未読情報のみの一覧を表示する未読情報一覧表示制御部
    とを備えたクライアントとネットワークを通じて接続さ
    れ、 閲覧に供される掲示情報を複数蓄積する掲示情報記憶部
    と、 前記掲示情報記憶部に蓄積された掲示情報のうち前記ク
    ライアントのユーザに閲覧されていない掲示情報たる未
    読情報の特定データを記憶する未読情報データ記憶部
    と、 前記クライアントから送信された未読情報一覧表示要求
    を受信する一覧表示要求受信部と、 前記一覧表示要求受信部が前記一覧表示要求を受信した
    場合に、前記未読情報データ記憶部から未読情報の特定
    データを読み出し、読み出した未読情報の特定データに
    基づいて未読情報の一覧データを作成する一覧データ作
    成部と、 前記未読情報の一覧データを前記クライアントへ向けて
    送信する一覧データ送信部とを備えたことを特徴とする
    情報管理サーバ。
  8. 【請求項8】前記未読情報のみの一覧から選択された未
    読情報閲覧要求をクライアントから受信する閲覧要求受
    信部と、 この閲覧要求に対応する未読情報を掲示情報記憶部から
    読み出す未読情報読出部と、 前記未読情報読出部によって読み出された未読情報をク
    ライアントへ向けて送信する未読情報送信部とをさらに
    備えたことを特徴とする請求項7記載の情報管理サー
    バ。
  9. 【請求項9】前記未読情報読出部によって未読情報が掲
    示情報記憶部から読み出された場合に、未読情報データ
    記憶部に記憶された当該未読情報の特定データを更新す
    る未読情報データ更新部をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項8記載の情報管理サーバ。
  10. 【請求項10】前記未読情報データ記憶部が、各掲示情
    報の識別情報と対応づけてその未読/既読の別を記憶
    し、 前記未読情報データ更新部は、前記掲示情報記憶部から
    読み出された掲示情報の識別情報と対応づけて前記未読
    情報データ記憶部に記憶された未読/既読の別を未読に
    書き換えることを特徴とする請求項9記載の情報管理サ
    ーバ。
  11. 【請求項11】前記掲示情報記憶部が、掲示情報の属性
    に応じた複数の記憶領域からなり、 前記未読情報データ記憶部が、各記憶領域に蓄積された
    未読情報の特定データを記憶し、 前記一覧データ作成部が、各記憶領域における未読情報
    の特定データを前記未読情報データ記憶部から読み出す
    ことを特徴とする請求項7記載の情報管理サーバ。
  12. 【請求項12】クライアントの各ユーザについて、閲覧
    可能な掲示情報を蓄積した記憶領域を特定するためのア
    クセス情報を記憶したアクセス権情報記憶部をさらに備
    え、 前記一覧データ作成部は、アクセス権情報記憶部の記憶
    内容に基づいて、前記一覧表示要求をクライアントを用
    いて送信したユーザが閲覧可能な掲示情報を蓄積した記
    憶領域内の未読情報の特定データのみを前記未読情報デ
    ータ記憶部から読み出すことを特徴とする請求項11記
    載の情報管理サーバ。
  13. 【請求項13】前記アクセス権情報記憶部が、ユーザの
    識別情報,記憶領域の識別情報,この記憶領域に蓄積さ
    れた掲示情報の閲覧の可否を含むレコードを複数記憶
    し、 前記掲示情報の一覧表示要求が、この一覧表示要求をク
    ライアントから送信したユーザの識別情報を含み、 前記一覧データ作成部が、前記一覧表示要求に含まれた
    ユーザの識別情報が一致し且つ閲覧の許可が含まれたレ
    コードを前記アクセス権情報記憶部から読み出し、読み
    出したレコード中の記憶領域の識別情報と対応する記憶
    領域内の未読情報の特定データのみを前記未読情報デー
    タ記憶部から読み出すことを特徴とする請求項12記載
    の情報管理サーバ。
  14. 【請求項14】前記未読情報データ記憶部が、記憶領域
    の識別情報,掲示情報の識別情報,掲示情報を提供した
    者の識別情報,及び掲示情報の未読/既読の別を含むレ
    コードを複数記憶し、 前記一覧データ作成部が、前記アクセス権情報記憶部か
    ら読み出したレコードと対応する記憶領域の記憶情報,
    掲示情報の識別情報,及び掲示情報を提供した者の識別
    情報を前記未読情報データ記憶部から読み出すことを特
    徴とする請求項13記載の情報管理サーバ。
  15. 【請求項15】各掲示情報の記憶日付とそのインデック
    スとを記憶した掲示情報内容記憶部をさらに備え、 前記一覧データ作成部が、前記未読情報データ記憶部か
    ら読み出した掲示情報の識別情報と対応する記憶日付及
    びインデックスを前記掲示情報内容記憶部から読み出す
    ことを特徴とする請求項14記載の情報管理サーバ。
  16. 【請求項16】各記憶領域の識別情報と対応づけて記憶
    領域の名称を記憶した記憶領域名記憶部をさらに備え、 前記一覧データ作成部が、前記未読データ記憶部から読
    み出した記憶領域の識別情報と対応する記憶領域の名称
    を前記記憶領域名記憶部から読み出すことを特徴とする
    請求項15記載の情報管理サーバ。
  17. 【請求項17】クライアントの各ユーザの識別情報と対
    応づけてユーザ名を記憶したユーザ名記憶部をさらに備
    え、 前記一覧データ作成部が、前記未読データ記憶部から読
    み出した掲示情報を提供した者の識別情報と対応するユ
    ーザ名を前記ユーザ名記憶部から読み出すことを特徴と
    する請求項14記載の情報管理サーバ。
  18. 【請求項18】前記クライアントから送信された特定の
    掲示情報の閲覧状況確認要求を受信する閲覧状況確認要
    求受信部と、 前記閲覧状況確認要求が受信された場合に、前記クライ
    アントに前記特定の掲示情報の閲覧状況を表示させるた
    めに、前記特定の掲示情報についての各ユーザの閲覧/
    未閲覧の別を示す閲覧状況データを作成する閲覧状況デ
    ータ作成部と、 前記閲覧状況データを前記クライアントへ向けて送信す
    る閲覧状況データ送信部とをさらに備えたことを特徴と
    する請求項7記載の情報管理サーバ。
  19. 【請求項19】前記閲覧状況データ作成部が、前記特定
    の掲示情報を前記掲示情報記憶部から読み出し、 前記閲覧状況データ送信部が、前記閲覧状況データと前
    記特定の掲示情報とを前記クライアントへ向けて送信す
    ることを特徴とする請求項18記載の情報管理サーバ。
  20. 【請求項20】電子メールを蓄積する電子メール記憶部
    と、 前記掲示情報記憶部に蓄積された未読情報が所定条件を
    満たした場合に、当該未読情報に係るデータを電子メー
    ルの内容としてクライアントの特定のユーザの電子メー
    ルアドレスと対応づけて前記電子メール記憶部に格納す
    る未読通知部と、 前記特定のユーザの電子メールアドレスを前記クライア
    ントから受信するメールアドレス受信部と、 前記メールアドレス受信部が前記特定のユーザの電子メ
    ールアドレスを受信した場合に、前記未読情報に係るデ
    ータを前記電子メール記憶部から読み出すメール読出部
    と、 前記メールアドレス読出部によって読み出された未読情
    報に係るデータをクライアントへ送信するメール送信部
    とをさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の情報
    管理サーバ。
  21. 【請求項21】前記未読通知部は、未読情報の件数が所
    定数以上となった場合に前記処理を実行することを特徴
    とする請求項20記載の情報管理サーバ。
  22. 【請求項22】前記未読通知部は、未読情報が発生して
    から所定時間が経過した場合に前記処理を実行すること
    を特徴とする請求項20記載の情報管理サーバ。
  23. 【請求項23】前記未読通知部は、前記未読情報に係る
    データとして、前記未読情報の一覧データを前記電子メ
    ール記憶部に格納することを特徴とする請求項20記載
    の情報管理サーバ。
JP19484298A 1998-07-09 1998-07-09 情報管理システム及び情報管理サーバ Pending JP2000029798A (ja)

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