JP2001216335A - 異種のドキュメント保管庫を通じてドキュメントを通知し配信するためのシステム及びその方法 - Google Patents

異種のドキュメント保管庫を通じてドキュメントを通知し配信するためのシステム及びその方法

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JP2001216335A
JP2001216335A JP2000384257A JP2000384257A JP2001216335A JP 2001216335 A JP2001216335 A JP 2001216335A JP 2000384257 A JP2000384257 A JP 2000384257A JP 2000384257 A JP2000384257 A JP 2000384257A JP 2001216335 A JP2001216335 A JP 2001216335A
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Damian Arregui
ダミアン・アレギュー
Francois Pacull
パキュル フランソワ
Jutta Willamowski
ジュッタ・ウィラモウスキー
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    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散ネットワークにおける多くのユーザが、
異種の保管庫から興味のある新しいドキュメントについ
ての通知を受け取るための手段を提供する。 【解決手段】 このシステムは、イントラネット又はイ
ンターネットのようなネットワークに分散できる複数の
ドキュメント保管庫12を含む。各保管庫12の一部又
は全てのドキュメント21は、予め設定された一組の主
題23に基づいて関連付けられる。これらの主題23
は、ユーザ又はユーザ・アカウントの特定なグループに
とって興味がある主題である。ユーザ50は、ユーザ・
アカウントを通して特定の主題についての情報を受け取
るための選択を行う。コントローラ40は、予め設定さ
れた主題とユーザ・アカウントの選択に基づいて複数の
保管庫のドキュメントを監視する。システムが新しいド
キュメントがユーザ・アカウントにとって興味あるもの
であると判定すると、それをユーザ・アカウントに通知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通知のための
システム及び方法に係り、特に、分散ネットワークを通
じて異種の(heterogeneous)保管庫にある情報をユー
ザに通知するシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大半の組織において、人々はネットワー
ク上に分散配置されている。人々がお互いに近くで働か
ないとしても、彼等が共通の主題に関して作業するとい
うことはよくある。この場合、人々は必ずしも互いを知
っているとは限らないので、特定の主題について新しい
研究成果を知らせる際、それに関与する人全員に通知す
ることは困難となる。この問題に対する従前の方策とし
て、ファイルシステムのディレクトリやドキュメント管
理システム内のコレクション等の専用ドキュメント保管
庫に、ある題目についての全てのドキュメントを保管す
ることが行われている。この方策では、関与する全て人
がこの専用保管庫にアクセスし新しいドキュメントがあ
るかについて定期的に調べることが必要である。ユーザ
自身が調査することになるので、彼等に重要なドキュメ
ントだと確実に認識させることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くの商業サービス業
者は、興味を持たせるような商品を電子メールによって
顧客に知らせている。例えば、航空会社、オンライン商
業者、及びニュースグループは、商品購入希望リストの
通知サービス及び社報の配布を行っている。このような
サービスの各々については個別の登録が必要であり、ユ
ーザは、興味ある商品についてのドキュメント或いはよ
り詳しい情報を入手するために特定のウェブサイトにア
クセスしなくてはならないことが多い。
【0004】大きな組織では、知識、データ、及びドキ
ュメントを管理するために、人々は、それぞれ異なるツ
ールを使用している。更に、各人が、多種多様なドキュ
メント保管庫にあるドキュメントに興味を持っている可
能性があり、この場合には、複数の保管庫を調べる必要
があるばかりでなく、選択したドキュメントの変換或い
は手直しに悩まされることになる。使用される保管ツー
ルの多様性、作成されたドキュメントの異なる形式数、
更に、大規模に分散された異種環境に関連したアクセス
上の制約により、新しいドキュメントを知ることやそれ
を配信することは非常に困難なものとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるドキュメン
トの通知システムは、複数のドキュメント保管庫、主題
ディレクトリ、プロフィル・ディレクトリ、及びコント
ローラを備えている。各々のドキュメント保管庫は、複
数のドキュメントを記憶し監視する。主題ディレクトリ
には、少なくとも1つの主題(しかし、通常は多数の主
題とされる)が表現されており、複数のドキュメント保
管庫に記憶されているドキュメントは、主題ディレクト
リの主題と関連付けられている。プロフィル・ディレク
トリには、複数のユーザ・アカウントが表現されてお
り、各ユーザ・アカウントが少なくとも1つの主題の定
期購読を予約する。コントローラは、複数のドキュメン
ト保管庫を管理し、新しいドキュメントが複数の保管庫
の1つに記憶されそれが主題ディレクトリの少なくとも
1つの主題に関連する場合には、新しいドキュメントの
主題に関するドキュメントを購読予約しているユーザ・
アカウントに通知する。コントローラの機能は、2つの
マネージャ、つまり、任意選択のドキュメント配信装置
とドキュメント保管庫とを管理するコンフィギュレーシ
ョン・マネージャと、通知と任意選択の配信機能とを実
行するコーディネータに分けることができる。
【0006】本発明のシステム及び方法は、分散ネット
ワークにおいて、多くのユーザが必要に応じ興味のある
新しいドキュメントについての通知・配信を受けられる
手段を提供する。このシステムは、イントラネット又は
インターネットのようなネットワークに分散することが
可能な複数のドキュメント保管庫を備える。各保管庫の
一部又は全てのドキュメントは、予め設定された一組の
主題に従って(つまり、関連して)索引が付けられる。
基本的には、主題は、ドキュメントの場所、属性(例え
ば、著者、キーワード等)、又は特質(例えば、サイ
ズ)のようなドキュメントの特性によって定義される。
【0007】これらの主題は、ユーザ又はユーザ・アカ
ウントの特定グループにとって興味ある主題である。ユ
ーザは、ユーザ・アカウントを介して特定の主題につい
ての情報を受け取るための選択を行う。各保管庫は、予
め設定された主題及びユーザ・アカウントの選択に従っ
てドキュメントを監視する。これは、各ドキュメント保
管庫が主題ディレクトリ及びプロフィル・ディレクトリ
にアクセスするようにすることにより直接的に達成され
る。その代りに、システムコントローラによってドキュ
メント保管庫を監視することもできる。実際に、各々の
保管庫は、予め設定された1つ又はそれ以上の主題に関
連するドキュメントを見つけると言う使命を持ってい
る。従って、主題とは、保管庫内のドキュメントコレク
ションである。コントローラは、保管庫によって価値が
あると判断されたドキュメントを単に取り出すに過ぎな
い。新しいドキュメントの主題がユーザ・アカウントの
選択に一致するということに基づいて、保管庫が、この
ドキュメントはユーザ・アカウントにとって興味のある
ものであると判定すると、システムコントローラは(コ
ーディネータによって)、ドキュメントが利用可能であ
ることをユーザ・アカウントに通知する。
【0008】ユーザ・アカウントにより、興味のある1
つ又はそれ以上の主題についての通知を購読予約するこ
とができる。また、ユーザ・アカウントにより、通知手
順の一部として或いはその後に追加する形で、新しいド
キュメントを受け取る予約をすることもできる。全ての
ユーザ・アカウントが必ずしも特定保管庫のドキュメン
トにアクセスする権利を持っているとは限らないので、
システムコントローラは、ユーザ・アカウントのアクセ
ス権に応じて新しいドキュメントをフィルタにかけるこ
とができる。本発明による方法は、保管庫のドキュメン
トを主題と関連付けユーザがこれらの主題の購読を予約
できるようにするステップ、新しいドキュメントについ
て保管庫を監視するステップ、予約したユーザに新しい
ドキュメントに関して通知するステップ、及び必要に応
じ即ちこの追加機能を予約している場合には、ユーザの
要求によりユーザにドキュメントを配信するステップを
含んでいる。
【0009】本発明のシステム及び方法により、購読予
約/通知の技術による新しいドキュメントの把握、これ
らのドキュメントについて興味のある全ての人々/ユー
ザ/ユーザ・アカウントへの自動的な通知、及び要求の
応じたこれらのドキュメントのユーザへの配信を行う。
本発明のシステム及び方法は、組織内で利用できる既存
の基盤構造の利用を最大のものとする。本発明では、ド
キュメント保管庫の主題に対する関連付けによって、ド
キュメント/情報の通知或いは把握を行う。主題は、関
係ドキュメントが記憶されている任意の一組のドキュメ
ント保管庫に対して定義され関連付けられる。ドキュメ
ント保管庫にドキュメントを記憶することは、その保管
庫が関連する主題に関してドキュメントを公表すると言
うことと等価となる。この関連付け即ち索引付けの結果
として、保管庫を監視し、予め設定された一組の主題に
関係する新しいドキュメントを見つけることによって、
購読予約したユーザ・アカウントに対し即座にこれらの
新しいドキュメントを知らせる。
【0010】本発明は、予約技術による情報把握を積極
的に行う。ユーザ・アカウントにある主題に対する最初
の購読予約がユーザによって行われる以外は、ユーザは
他の系統だった行為をする必要は何もない。ユーザ・ア
カウントは、そこに新しいドキュメントがいくつかの方
法で提供されるように指定することができる。ユーザ・
アカウントは、通知(及び配信)を電子メール・アカウ
ントで受け取るようにすることができる。ユーザ・アカ
ウントは、電子メール、プリンタ等の異なる配信装置
で、又はシステム上のユーザ指定のディレクトリに記憶
されるように、又はどこか他のユーザ指定の場所でドキ
ュメントを受け取ることができる。
【0011】ユーザは誰でも、各自の形式、レイアウ
ト、及びユーザ選択を設定した各自専用のウェブページ
にアクセスすることができる。また、ユーザは、新しい
ドキュメント(又は、新しいドキュメントの通知)がユ
ーザ指定のウェブページに直接送られることを指定する
こともできる。従って、このウェブページは、システム
によって自動的に定期的に更新される。加えて、ユーザ
は、ウェブページから直接その主題に関する「最新情
報」を問い合わすことができる。その最も簡単な実施に
おいて、システムの保管庫にドキュメントを記憶するこ
とは、興味を持つ集団に対してそのドキュメントを公表
することを意味すると考えることができる。本発明のシ
ステム及び方法では、最初に、主題を定義してドキュメ
ント保管庫をこれらの主題に関連付ける。主題に関連す
る全てのドキュメントは、後にこれらの保管庫の1つに
記憶される。主題が定義されると、ユーザは、これらの
主題を購読予約することができる。次に、主題に関する
新しいドキュメントが公表される時には、システムは、
購読予約したユーザを調べて彼等に通知し、更に、彼等
が要求するならば(又は、彼等の購読予約サービスに配
信が含まれている場合には)そのドキュメントを彼等に
配信する。
【0012】本発明のシステム及び方法では、基本的な
構成に対して更なる拡張又は具体化又は応用を行うこと
ができる。通知・配信の時間や媒体に関する彼等の選択
がユーザによって定義できるようにユーザプロフィルを
設定してもよい。フィルタリング基準により、ユーザが
より明確に関連するドキュメントを選択することが可能
となる。ドキュメント自動変換により、選択された配信
媒体に対するドキュメントの適合又は変換が可能とな
る。アクセス権により、ドキュメントの所有者に、趣を
異にするユーザが特定のドキュメントにアクセスするこ
とを制限する能力が与えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、図面、特に図1を参照す
ると、本発明を備えた異種ドキュメント保管庫を通じて
ドキュメントの通知・配信を行うためのシステムが、全
体的に参照数字10によって示されている。システム1
0は、好ましくはコンフィギュレーション・マネージャ
42とコーディネータ44とに分けられるコントローラ
40、主題ディレクトリ48、プロフィル・ディレクト
リ18、及び複数のドキュメント保管庫12を含んでい
る。コンフィギュレーション・マネージャ42は、ドキ
ュメント保管庫12及び配信媒体(ここでは、プリント
マネージャ64、個人用ディレクトリ65、及び電子メ
ール送信手段66として示されている)の管理する役割
を果たす。主題ディレクトリ48は、主題及び保管庫1
2をマップ化する。(或いは、むしろ、主題リストにあ
る1つ又はそれ以上の主題について各保管庫12のドキ
ュメントをマップ化する)。プロフィル・ディレクトリ
18は、ユーザがユーザ・アカウント14を作る時に設
定されるユーザの選択を管理する。ユーザ選択により、
主題及びドキュメントを配信する方法についてのユーザ
選択が定義される。コーディネータ44は、保管庫12
からドキュメントを受け取って通知を送り、更に、配信
媒体にドキュメントを配信する。また、ユーザ50に配
信される前にドキュメントを所望のフォーマットに変換
するために、任意選択のドキュメント変換手段46を設
けることができる。
【0014】各保管庫12は、例えばその中に記憶され
た様々なドキュメント21を含んでいる。また、保管庫
12は、ドキュメントの関連性を高めるために、いくつ
かのフィルタ機能を含むことができる。ドキュメント2
1は、予め設定された主題23に関連付けられたつまり
索引を付けられた状態で図示されている。ドキュメント
21が主題23に一致する場合、そのドキュメントはそ
の主題に関連性があるものであることを意味している。
例えば、動的分散オブジェクトサービスのための共同折
衝(Multiparty Negotiation)に関する論文は、広域主
題分散オブジェクトプラットフォームの下では参考とな
るかも知れない。
【0015】ユーザ50は、プロフィル・ディレクトリ
18にユーザ・アカウントを登録することによってシス
テム10の会員となる。ユーザ50は、ユーザプロフィ
ル・ディレクトリ18にユーザプロフィル14を記憶し
ているユーザインターフェイス15を通じてユーザ・ア
カウント14に要求57を送る。各ユーザ・アカウント
には、ユーザが、システム10の関連付けられた保管庫
12に受入れられたドキュメントに関する通知(及び配
信)を受け取ることに興味を持つ様々な主題がリストさ
れている。プロフィル・ディレクトリ18は、特定ユー
ザが興味を持っている主題23のリスト等の様々なユー
ザ・アカウント購読予約プロフィルを記憶している。主
題の購読予約とプロフィル・ディレクトリ18に記憶さ
れた対応するプロフィルは、それらを特定ユーザが追
加、削除、又は変更したり、ユーザ・アカウント又は主
題が追加されたりシステム10から削除されたりする度
毎に更新することができる。
【0016】コーディネータ44は、システムの特徴付
けを行う様々なスクリプト又はルールを働かせる。コー
ディネータが対応するスクリプトを通して(ドキュメン
トの主題とユーザ購読予約とを比較することによって)
特定のユーザ・アカウントにとって興味のあるドキュメ
ントが存在すると判定すると、システム10は、コーデ
ィネータ44によって同様に動作されるスクリプト手段
によってそのユーザ・アカウントに通知を送る。例え
ば、通知は電子メールによることと指定されていれば、
コーディネータ44は、電子メールメッセージをユーザ
50に送出する電子メール送信手段66に通知を送る。
ユーザ・アカウント14がドキュメントの配信を含んで
いる場合には、同時に又は少し後に、所定の主題23に
関するユーザプロフィルに応じてドキュメントを送るこ
とができる。
【0017】システム10は、分散型ハードウェア及び
ソフトウェアの態様で実施するのが好ましい。ソース情
報が分散されコントロールが分散され、更にユーザ及び
装置も分散される。そのような分散された1つの実施態
様は、システム10を提供するために協働する一組のソ
フトウェアコンポーネントとして実施されており、これ
は、Yakaと言う名前で知られている。Yakaは、
主題23を定義し(又は、主題は、分散ネットワーク上
でユーザ50によって定義することもできる)、ユーザ
50がこれら主題に関係するドキュメントの通知を受け
取るように予約することを可能とする。従って、主題に
対する新しいドキュメントが公表される(つまり、ドキ
ュメントが記憶されるか又は保管庫12上で他の方法で
利用可能とされる)毎に、Yakaは、購読予約したユ
ーザを調べて彼等に通知し、彼等がそれを要求する場合
に彼等の個人プロフィルに応じて彼等にドキュメントを
配信する。
【0018】Yakaを配備するために、最初に主題2
3が定義され、次にドキュメント保管庫12がこれらの
主題を使って関連付け即ち索引が付けられる。これら2
つの処理は、個人のグループ50に対する管理者52、
又は各々の個人のYakaユーザ50、又は両方の組み
合わせのいずれかにより行うことができる。主題23に
関係する全てのドキュメントは、これらの保管庫12の
1つに記憶されるか、或いはポインタ又は各ドキュメン
トの関係する主題をリストした索引を付けて、各ドキュ
メントの最初の保管庫に保存することができる。ドキュ
メント保管庫12は、ファイルシステムのディレクト
リ、又はDocuShareコレクション、又はイント
ラネット或いはインターネットの異種保管庫の分散ネッ
トワーク上に配置されたデータベースのいずれかにする
ことができる。Yakaは、異なる記憶ツールを均質な
方式に統合するので、データベース、ウェブ、又はウェ
ブディブ(WebDav)サーバのような他の記憶ツー
ルを容易に統合することができる。
【0019】主題23が定義されると、次に、ユーザ5
0は、これらの主題23を購読予約することができる。
各主題に対して、購読予約する各ユーザは、新しいドキ
ュメントが出た時に通知して欲しいと思う方法に関係す
るユーザのプロフィル(即ち、選択)、とこれらのドキ
ュメントを受け取るための配信媒体を指定する。例え
ば、ユーザ50は、電子メール56、ファックス、プリ
ンタ54、又はローカルの個人用ドキュメント保管庫5
5へのコピーの中から選択することができる。Yaka
は、異なる配信媒体を均質な方式に統合するので、パー
ムパイロット(Palm Pilot)又は携帯電話の
ような他の配信媒体を選択しシステムに統合することも
できる。
【0020】Yakaは、現在、新しいドキュメントに
対する2つの主要な通知・配信の方法を提供しており、
ユーザ50はその中から選択することができる。その最
初の方法は、対話式の通知・配信である。新しいドキュ
メントが、ある主題の範囲内で公表される毎に、購読予
約したユーザは、要約、キーワード、サイズ、及び著者
等の付帯情報とともに、電子メール(又は、ユーザが選
択した通知方法)によって通知を受ける。次に、ユーザ
は、電子メールに含まれる情報から、ドキュメントコピ
ーを受け取ることに興味があるか、興味がある場合には
どの配信媒体でYakaがそれをユーザに提供すべきか
について指示する。2番目の方法は、直接配信である。
新しいドキュメントがある主題の範囲内で公表される毎
に、購読予約したユーザは、その主題に関する選択にお
いて彼が予め選択した配信媒体によってこの新しいドキ
ュメント受け取る。
【0021】また、本発明のシステム及び方法は、ユー
ザがある主題に関して公表されたドキュメントを網羅し
たリストに直接アクセスしてその配信を要求することを
可能とする。また、ユーザは、Yakaによって定期的
に更新されるユーザ指定の「動的ウェブページ」にまで
把握方法を拡大するように通知・配信を選択することも
できる。システム10(即ち、Yaka)は、組織内の
既存の基盤構造を最大限使用する。例えば、Yaka
は、電子メールアドレスやドメイン等のようなユーザ情
報を自動的に取り出すために、データベース或いはLD
AP保管庫にアクセスすることができる。また、Yak
aは、電子メールサービス、既存のプリンタ、及び異種
ドキュメント保管庫にアクセスするために、既存の組織
基盤構造に接続することもできる。
【0022】(例)特定の組織内部でソフトウェア改善
と言う主題が全体的に興味を持たれている主題であると
仮定しよう。図2を参照して、組織100は、ヨーロッ
パ22、アメリカ合衆国26、及び日本24に配置され
た3つのサイトに分散している。3つのサイト全てから
のユーザ21、23、25は、ソフトウェア改善と言う
主題に興味を持っている。Yakaは、この地理的に分
散した組織100内に配置されている。まず、ソフトウ
ェア改善と言う主題が定義される。2つの保管庫、ヨー
ロッパサイトにおけるDocuShare34コレクシ
ョン、及びアメリカサイトにおけるファイルシステムの
ディレクトリ32が、ソフトウェア向上という主題と関
連付けられる。3つのサイトの各々は、この主題に関係
するドキュメントを作り出し、定義された保管庫32、
34を通してそれらを公表する(日本は保管庫を持って
いないが、公表されるか又は記憶されるドキュメントが
無いか、或いは作り出された全てのドキュメントが他の
2保管庫の1つに記憶されているかのいずれかであると
仮定する)。
【0023】各場所における異なるユーザは、この主題
を購読予約するためにユーザ・アカウントを設定する。
日本のユーザ23とアメリカ合衆国のユーザ25が、シ
ステム内のソフトウェア向上と言う主題に直接関係する
ドキュメントの通知・配信を受け取るためにユーザ・ア
カウントを設定すると仮定しよう。各々のユーザ23、
25が購読予約する時は、各々のユーザは、ドキュメン
トの通知・配信に関する個人的な選択を定義する。第1
のユーザ23は、この主題に対して公表される全てのド
キュメントに全体的に興味を持っている。従って、彼
は、新しい全てのドキュメントを電子メールによって直
接受け取るように直接配信方法を選択する。第2のユー
ザ25は、彼に配信されるドキュメントが制御されるこ
とを望んでいる。従って、彼は、対話式の通知・配信方
法を選択し、彼の電子メールに加えて可能性のある配信
媒体としての個人用プリンタや個人用ドキュメント保管
庫を指定する。
【0024】次に、ヨーロッパのユーザ21は、ソフト
ウェア改善と言う主題専用のDocuShareコレク
ション34にドキュメント31を記憶する。即ち、ユー
ザ21の彼女は、ドキュメント31を公表すると仮定し
よう。Yakaのコンフィギュレーション・マネージャ
がこの行動を監視し、システム上でソフトウェア改善と
言う主題に直接関係する新しいドキュメント31を見つ
ける。次に、Yakaシステムは、ユーザ23及び25
がこの主題に購読予約しドキュメント31の通知を受け
ることを望んでいると判定する。Yakaのコーディネ
ータ42は、電子メールによって第1のユーザ23に直
接新しいドキュメント31を送り、更に、第2のユーザ
25にドキュメントについての情報も含めて電子メール
により通知し、ドキュメントを電子メール56により配
信させるか、彼の個人用保管庫55にコピーさせるか、
又は彼の個人用のプリンタ54にプリントさせるかのい
ずれかを彼に提案する。
【0025】異種ドキュメント保管庫を通じたドキュメ
ントの通知・配信のシステムと方法をYakaで実施す
るためには、ゼロックスのヨーロッパ開発センターで開
発されたソフトウェアのミドルウェアツールである協調
言語機能(CLF;Coordination Language Facility)
を使用する。CLFの最上層でYakaがどのように動
作するかを理解するために、CLFの特徴の説明を行
う。CLFは、記憶媒体と配信ツールとの統合に関係す
る均質性を達成するとともに、より一般的な方法で、構
成要素間の通信の統合及びスクリプトによるこれらの協
調を達成するために使用される。
【0026】協調言語機能−CLF CLFは、広域ネットワーク(代表的にはインターネッ
ト)上に分散した能動的ソフトウェアの構成要素を協調
させることを狙ったミドルウェアツールである。CLF
は、2つの要部、即ち、基礎を成すオブジェクトモデル
と協調スクリプト機能を含んでいる。CLFについての
より詳細については、J−M.Andreoli,D.
Pagani,F.Pacull,及びR.Pares
hi.「動的分散オブジェクトサービスに関する共同折
衝」ジャーナル・オブ・サイエンス・オブ・コンピュー
タ・プログラミング,31 1998年、179−20
3頁を参照されたい。
【0027】CLFオブジェクトモデル CLFオブジェクトモデルは、オブジェクトをリソース
マネージャとして見ることによって、ソフトウェアオブ
ジェクトの他の共通的なモデルの質を高め、これによ
り、内部のオブジェクト状態(リソース自身)をそれら
の管理状態から分離する。オブジェクトと相互作用する
基本命令(プリミティブ)は、(i)リソース利用可能
性の観点でのオブジェクト能力を調べ、取決めをする、
(ii)いくつかのオブジェクトのリソースについて基本
的なトランザクション処理を実行する(2段階コミッ
ト)、及び(iii)挿入する新しいリソースを要求する
ために導入される。図3に示されるような質向上した相
互作用モデルは、8つの相互作用言語セットとこれら言
語の呼び出しの正しいシーケンスを記述したプロトコ
ル、及びリソース操作の観点でのそれらの意図された価
値によって特徴づけられている。CLFオブジェクトの
インターフェイスは、CLF相互作用プロトコルを通じ
てアクセスされる「CLFサービス」と、RPC−遠隔
手順呼び出し形式の既存の要求/応答プロトコルによっ
てアクセスされる「通常の方法」とを識別する。
【0028】CLFスクリプト機能 CLFスクリプト機能は、オブジェクトモデルの利点を
十分活用している。それにより、CLFオブジェクトサ
ービスの協調呼び出しの高度な記述仕様が可能となる。
本明細書では、協調とは、一組のオブジェクトによって
保有されるリソースの相関性を持つ操作(除去、挿入
等)の複合的阻止である見なされる(協調の参加者と呼
ばれる)。CLFスクリプトは、ルールを使って、結果
としてのリソース変換の観点でのこのような阻止に関す
る期待される全体的な挙動を記述するが、このような挙
動を得るために必要とされるCLF相互作用言語の呼び
出しの詳細シーケンスは分離されている。この分離の特
徴により、協調スクリプトの設計と検証を大幅に簡易化
されこれらをプラットフォームにほとんど依存しないも
のとしており、従って、高移植性を持って非常に集約さ
れしかも読み易く、これにより、容易に維持することが
できる。更に、それがCLFのコンテキストにおけるル
ールを使用することの主要な利点の1つであり、それを
使う動機でもある。勿論、特定の協調目的のために、ル
ールが適当と判断されなければ、特にこの場合、プログ
ラマがCLF相互作用の基本命令を使って協調プログラ
ムを、例えばパイソン(Python)又はジャバ(J
ava)で直接的に書き込むことの何の問題もない。C
LFアプリケーションにおいては、協調スクリプトは
「コーディネータ」と呼ばれるCLFオブジェクトによ
って実行される。全てのCLFオブジェクトとして、コ
ーディネータは、CLFサービスによってアクセスでき
るリソースを管理する。つまり、これらのリソースは、
CLFの協調スクリプトであるとともに、これらを構成
するルールである。スクリプトがコーディネータに挿入
されると、それは直ちに解釈され実行される。CLFオ
ブジェクトがあることにより、コーディネータは、より
高いレベルの協調に参加することができ(即ち、参加者
として現れる)、こうして協調の再帰型モデルを提供す
る。
【0029】CLFのルールは、形式:‘S()@P
(X,)@Q(Y,)<>−R(X,Z)を持つ。
トークンS、P、Q、Rは、いくつかのCLFオブジェ
クトのインターフェイスでうたわれるCLFサービスを
示している(いくつかのシステムネームサービスで見ら
れかつ記述される−それ自身でCLFオブジェクトとし
て実施できる)。各々のトークンに対して、パラメータ
が( )記号の間に現れる。出力のパラメータは、下線
で示されている。そのようなルールがコーディネータに
(リソースとして)挿入されれば、それは次のように実
行される: 1. 第1のトークンS(X)が、特性Sを満足するあ
るリソースを見つける。パラメータXは、それに応じて
Sに相当するサービスから返された数値を使って例示さ
れる。 2. 第2及び第3のトークンは、それぞれX、Y、Z
の両立する値に対して特性P(X,Y)を満足するリソ
ース及び特性Q(Y,Z)を満足するリソースを見つけ
る。 3. 両立する値X、Y、Zの各項に対して、ルール
が、Pを満足するリソース及びQを満足するリソースを
トリガしてトランザクション的に引き出す。Sの前にあ
る逆の引用符(‘)は、S()を満足するリソースが
引き出されることを妨げる。 4. R(X,Z)を満足するリソースが最終的に挿入
される。全体として、コーディネータは、特性S、P、
Qを満足するX、Y、Zに対する両立する値を積極的に
見つけようとする。コーディネータは、両立する値の各
項に対して、それに対応するリソースをトランザクショ
ン的に消滅させ、ルールの右手側に表わされるリソース
を挿入する。逆の引用記号は、ルールの左手側に現れる
リソースの再挿入のための速記的記号である。
【0030】Yakaの実施 目的:Yakaは、2つのグループのオブジェクトを統
合する。オブジェクトの第1のグループは、既存の基盤
構造をカプセル化する。より詳細には、使用可能な記憶
ユニット(異なるデータベース及びドキュメント保管
庫)、及び使用可能な配信媒体(プリンタ、電子メール
送信用ソフトウェア等)である。オブジェクトの第2の
グループは、Yaka特定の情報を管理する。より詳細
には、主題の定義又はより一般的には記入基準(主題デ
ィレクトリ)、主題のユーザ購読予約、及び新しいドキ
ュメントの通知・配信に関する対応する選択(プロフィ
ル・ディレクトリ)、更に、組織内の利用可能な基盤構
造(公的及び個人的な記憶ユニット及び配信媒体)につ
いての情報である(コンフィギュレーション・マネージ
ャ/コーディネータ)。
【0031】図4は、Yakaのサンプルアプリケーシ
ョンのために定義されたこれらのオブジェクトを示して
いる。Yakaは、使用可能な基盤構造をシームレスに
統合する。各形式のオブジェクト(データベース、ドキ
ュメント保管庫、及び配信媒体)は、対応するオブジェ
クトとシームレスに相互作用することを可能とする均質
なインターフェイスを提供するためにカプセル化され
る。これは新しいオブジェクトを容易に統合することを
可能とする。各々のオブジェクトは、それ自身をイエロ
ーページ、つまり所定形式のオブジェクト全ての識別及
び全ての対応するオブジェクトに関する所定サービスの
呼び出しを可能とするディレクトリサービスに登録す
る。
【0032】ドキュメント保管庫は、一般に次の2つの
サービスを提供する。保管庫ドキュメント・サービス
(ドキュメントID、ドキュメントタイトル、ドキュメ
ント内容のサービス)は、保管庫に含まれるあらゆるド
キュメントの確認とドキュメントタイトルと内容の検索
を可能とする。保管庫ドキュメント状態・サービス(ド
キュメントID、状態のサービス)は、ドキュメント状
態の確認、即ちドキュメントが新しいか又は古いかどう
か、つまりドキュメント保管庫が新しいドキュメントに
関して最近調査された時に、それが既に存在していたか
どうかを調べることを可能とする。主題ディレクトリ
は、与えられた主題に対して登録された全ての保管庫に
対する自動照合サービスを提供し、その主題に対する全
ての新しいドキュメントを確認するためにこのサービス
を使用する。配信媒体は、一般に次の形式のサービスを
提供する。配信ドキュメント・サービス(ドキュメント
タイトル、ドキュメント内容、配信パラメータのサービ
ス)は、ドキュメントタイトル、ドキュメント内容、及
び配信パラメータのリストを入力として用いている。こ
れらのパラメータは、配信媒体、例えば電子メールによ
る配信のための受信者の電子メールアドレス、個人用保
管庫へのコピーによる配信のための保管庫の確認、印刷
による配信のためのプリンタの確認等によって決まる。
このパラメータの値は、通常、ユーザの選択、プロフィ
ル・ディレクトリによって提供される情報から得られ
る。
【0033】通知・配信モード 2つのスクリプトがYakaによって提供される主要な
機能特性、即ち、通知と配信とを達成する。 通知:第1のルールは、対話式の通知と配信方法を管理
し、第2のルールは、直接的な配信方法を管理してい
る。いずれの場合でも、ルールにおける最初の5つのト
ークンは同じである。これら最初の5つのトークンは、
全ての主題、各主題に関する全ての登録された保管庫、
これらの保管庫に公表された全ての新しいドキュメン
ト、主題に関して購読予約したユーザ、各ユーザが選択
した通知・配信方法を調べることを可能とする。次に、
第1のルールは、通知の電子メールを構成し送信し、一
方、第2のルールは、直接的にドキュメントの配信を始
める。2つのルールは、以下の説明及び個々のトークン
の意味を説明した表1に記述されている。トークンの出
力パラメータは、下線で示されている。
【0034】[対話式の通知・配信方法の実施ルール] 主題(主題ID、主題パラメータ)@ 保管庫(主題ID、保管庫ID)@ 保管庫ID.保管庫ドキュメント状態(ドキュメントI
、“新”)@ 購読予約(ユーザID、主題ID)@ 通知方法(ユーザID、主題ID、“対話式選択”)@ ユーザ電子メール(ユーザID、電子メールアドレス
@ 保管庫ID.保管庫ドキュメントタイトル(ドキュメン
トID、ドキュメントタイトル)@ メッセージ構成(ドキュメントID、ドキュメントタイ
トル、保管庫ID、ユーザID、主題ID、主題名、
題、メッセージ) <>−電子メール(“yaka@xrce.xero
x.com”、電子メールアドレス、主題、メッセー
ジ) [直接配信体系の実施ルール] 主題(主題ID、主題パラメータ)@ 保管庫(主題ID、保管庫ID)@ 保管庫ID.保管庫ドキュメント状態(ドキュメントI
、“新”)@ 購読予約(ユーザID、主題ID)@ 通知方法(ユーザID、主題ID、“<配信媒体>”)
@ <>−配信(保管庫ID、ドキュメントID、ユーザI
D、“<配信媒体>”)
【0035】配信:ルールは、直接又は対話式の通知・
配信方法のいずれかによって要求される配信の実行を可
能とする。最初のトークンは、要求されたドキュメント
の配信を表現している。第2のトークンは、要求してい
るユーザについてのユーザ選択と指定された配信方法を
調べる。右側のトークンが所定のパラメータで配信を実
行する。 配信(保管庫ID、ドキュメントID、ユーザID、
“<配信媒体>”) 保管庫ID.保管庫ドキュメント(ドキュメントID、
ドキュメントタイトル、ドキュメント内容)@ ユーザ選択(ユーザID、“<配信媒体>”、配信パラ
メータ)@ <>−<配信媒体>.配信ドキュメント(ドキュメント
タイトル、ドキュメント内容、配信パラメータ
【表1】
【0036】予め選択された通知・配信の時間及びモー
ドに対するユーザプロフィルユーザプロフィルは、ユー
ザに知らせる方法の専用化を可能とする。これらは、購
読予約したユーザが新しいドキュメントについて何時ど
のように通知されたいか、更に、新しいドキュメントが
何時どのように配信されるべきかを定義する。デフォル
ト式ユーザプロフィルは、ユーザのデフォルト式通知・
配信選択を含むことができる。次に、これらの選択は、
各々の購読予約された主題に適用することができる。上
述の対話式の通知・配信方法又は直接通知する方法は、
ユーザプロフィルに関する例である。ある条件が満たさ
れた(例えば、ある主題に関して、10の新しいドキュ
メントが公開された)時のみ通知するというような他の
配信方法も容易に設定することができる。
【0037】関連ドキュメントを確認するためのフィル
タ基準 主題は、一組みのドキュメント保管庫と関連付けられ
て、初期設定によってそれら保管庫内の全ての新しいド
キュメントが関連するものと見なされ、通知・配信に通
じることになる。これはあまりにも不明確であろう。異
なるユーザの様々な興味に通知・配信のプロセスを適合
させるように、フィルタ基準が使用される。これらのフ
ィルタ基準は、タイトル、著者、又は要約等のドキュメ
ントの一組みの特徴つまり属性に基づいている。フィル
タは、これらの属性についての一組みの制約によって構
成されている。それは、初期の主題定義に付け加わえる
ことができる。これは、ユーザが「フィルタをかけた」
主題を購読予約すること、例えば、ユーザが全てのドキ
ュメントに興味があるのではなくドキュメントのタイト
ルに特定のキーワードを含むもの又はある特定の著者に
よって公表されたものに興味があるということを明確に
することを可能とする。
【0038】配信前の自動ドキュメント変換 ドキュメントをそのままユーザに配信することが不便で
ある又は不可能であることもある。通常、これは、選択
された配信媒体の制約によるものである。例えば、移動
体のユーザは、限られた表示と記憶スペースしか持って
いない彼等のPDAで大きなドキュメントを受信したい
とは思っていない。同様に、プリンタに不適切なフォー
マットでドキュメントを送ることは不都合である。自動
ドキュメント変換は、ドキュメントの配信前に使用され
この問題を軽減する。これらは、送信情報が選択された
配信媒体に適合することを可能とする。例えば、配信媒
体に記憶又は表示の制約があれば、この変換を、初期ド
キュメントを要約することで構成することができる。変
換形式の例を表2に示す。
【表2】
【0039】アクセス権による区別化された情報把握 特定の探知されたドキュメント保管庫に関して全てのユ
ーザが同じアクセス権を持っていない場合がある。ドキ
ュメントの通知・配信は、この権利に整合する必要があ
る。一般に、ユーザは、階層組織に所属している。従っ
て、彼等の権利と情報把握とは管理される必要とされ
る。アクセス権は、記憶対象(ドキュメント、保管庫、
主題)、視認性(全面的、特定範囲、不可視)、及びユ
ーザ(組織階層内でのグループ資格・地位)に関する異
なるレベルで管理することができる。本発明は、特定の
実施態様に関連して説明された。本明細書を図面ととも
に読み理解することにより、第三者による変更や置換が
行われるであろう。実施態様は例に過ぎず、この教示に
より当業者であれば様々な修正、変更、変形又は改良を
行い得るが、これらは特許請求の範囲に含まれることを
意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による異種のドキュメント保管庫を通
じてドキュメント通知・配信のためのシステムのブロッ
ク図である。
【図2】 本発明の組織内での実施を示す概略図であ
る。
【図3】 CLFの相互作用モデルを示す図である。
【図4】 YakaがCLFオブジェクトを使っていか
に実施されるかを示す図である。
【符号の説明】
10 システム 12 保管庫 19 プロフィル・ディレクトリ 14 ユーザ・アカウント 15,41 インターフェイス 23 主題 21 ドキュメント 40 コントローラ、 42 コンフィギュレーション・マネージャ 44 コーディネータ 46 ドキュメント変換手段 48 主題ディレクトリ 52 管理者 54 プリンタ 50 ユーザ 66 電子メール送信手段
フロントページの続き (72)発明者 フランソワ パキュル フランス クローレ 38920 リュアンド ルマルロー 108 (72)発明者 ジュッタ・ウィラモウスキー フランス グルノーブル 38100 リュゼ ネラルフェリエ 2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数のドキュメントを記憶し監視
    する複数のドキュメント保管庫と、 少なくとも1つの主題を表現する主題ディレクトリと、 複数のユーザ・アカウントを表現するプロフィル・ディ
    レクトリと、 前記複数のドキュメント保管庫を管理するためのコント
    ローラとを備え、 前記複数のドキュメント保管庫に記憶されたドキュメン
    トは、前記主題ディレクトリの少なくとも1つの主題に
    関連付けられるものであり、 各々のユーザ・アカウントは、少なくとも1つの主題を
    購読予約し、 前記コントローラは、前記複数の保管庫の1つに記憶さ
    れ前記の少なくとも1つの主題に基づいて索引が付けら
    れた新しいドキュメントに応答して、前記新しいドキュ
    メントの少なくとも1つの主題を購読予約した前記ユー
    ザ・アカウントに通知するものであることを特徴とする
    ドキュメント通知のためのシステム。
  2. 【請求項2】 ユーザ・アカウントにドキュメントを配
    信するドキュメント配信サービスを更に含み、コントロ
    ーラは、新しいドキュメントの少なくとも1つの主題を
    購読予約したユーザ・アカウントに配信手段を通して新
    しいドキュメントのコピーを送るようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のドキュメント通知のためのシス
    テム。
  3. 【請求項3】 ドキュメントをユーザに配信する配信媒
    体に応じたフォーマットにドキュメントを変換するため
    のドキュメント変換ルーチンを更に含むことを特徴とす
    る請求項2に記載のドキュメント通知のためのシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 ドキュメントが主題に関連する場合を定
    義するための複数のフィルタリング基準を提供するフィ
    ルタルーチンを更に含むことを特徴とする請求項2に記
    載のドキュメント通知のためのシステム。
  5. 【請求項5】 特定のドキュメントがユーザ・アカウン
    トに提供可能である場合を制限するためのアクセス権コ
    ントローラを更に含むことを特徴とする請求項2に記載
    のドキュメント通知のためのシステム。
  6. 【請求項6】 各々が複数のドキュメントを記憶する複
    数のドキュメント保管庫を準備するステップと、 前記複数の保管庫の少なくとも1つにある少なくとも1
    つのドキュメントに、予め設定された少なくとも1つの
    主題に基づいて索引を付けるステップと、 前記複数の保管庫に記憶されている前記ドキュメントを
    監視するステップと、 各々が少なくとも1つの主題を購読予約した複数のユー
    ザ・アカウントを表現したプロフィル・ディレクトリを
    準備するステップと、 前記複数の保管庫の1つにおいて新しいドキュメントを
    受け取るステップと、 前記新しいドキュメントを見つけ、少なくとも1つの予
    め設定された主題に対し前記新しいドキュメントを関連
    付けするステップと、 前記新しいドキュメントの前記少なくとも1つの予め設
    定された主題を購読予約したユーザ・アカウントに通知
    するステップとを含むことを特徴とするドキュメントの
    通知を行う方法。
  7. 【請求項7】 新しいドキュメントの少なくとも1つの
    予め設定された主題を購読予約したユーザ・アカウント
    に、新しいドキュメントのコピーを送るステップを更に
    含むことを特徴とする請求項6に記載のドキュメントの
    通知を行う方法。
  8. 【請求項8】 ユーザ・アカウントにコピーを送る前
    に、ユーザ・アカウントの選択に応じたフォーマットに
    新しいドキュメントを変換するステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項7に記載のドキュメントの通知を行
    う方法。
  9. 【請求項9】 ドキュメントがユーザに関連があるかど
    うかを判定するためのユーザ設定の複数の基準に基づい
    て、所定の主題に関して探知された新しいドキュメント
    にフィルタをかけるステップを更に含むことを特徴とす
    る請求項7に記載のドキュメントの通知を行う方法。
  10. 【請求項10】 ユーザ・アカウントに通知する前に、
    ユーザ・アカウントが特定のドキュメントを受け取るア
    クセス権を持っているかどうかを判定するステップを更
    に含むことを特徴とする請求項7に記載のドキュメント
    の通知を行う方法。
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