JP2000028824A - 液晶表示装置用カラーフィルタ及びそれに用いるオーバーコート用樹脂組成物 - Google Patents

液晶表示装置用カラーフィルタ及びそれに用いるオーバーコート用樹脂組成物

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JP2000028824A
JP2000028824A JP20046298A JP20046298A JP2000028824A JP 2000028824 A JP2000028824 A JP 2000028824A JP 20046298 A JP20046298 A JP 20046298A JP 20046298 A JP20046298 A JP 20046298A JP 2000028824 A JP2000028824 A JP 2000028824A
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overcoat
resin composition
monomer
color filter
acid
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Mariko Aoki
麻理子 青木
Mizuhito Tani
瑞仁 谷
Shinji Ito
慎次 伊藤
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明性、密着性、各種耐性、バリア性、低比誘
電率等の諸特性に加え、平坦性に優れたオーバーコート
層を有するIPS方式の液晶表示装置用カラーフィルタ
及び平坦性に優れたオーバーコート層を形成するオーバ
ーコート用樹脂組成物を提供する。 【解決手段】液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、
酸基を有するモノマーと化学式(1)で表わせれるモノ
マーとの共重合体及び分子内に少なくともエポキシ基を
1以上有する化合物を含有する塗工液をオーバーコート
層とすること。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は横電界駆動(In−
Plane Switching:IPS)方式の液晶
表示装置に好適な平坦性に優れたオーバーコート層を有
するカラーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置用カラーフィルタはガラス
等の透明基板上に、画素として、染料又は顔料を含有す
る天然タンパク、アクリル樹脂等からなる着色層(以
下、カラーフィルタ層という)を有しており、このカラ
ーフィルタ層の平坦化の向上、耐熱性、耐湿性、耐薬品
性等の向上、カラーフィルタ層からの溶出物の防止(バ
リア性)等の目的からオーバーコート層を設けてある。
【0003】オーバーコート層に求められる特性として
は、耐熱性、耐薬品性、平坦性、バリア性の他に透明
性、カラーフィルタ層との密着性、封止材との接着性等
が挙げられ、従来、熱硬化型アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂、ポリグリシジルメタクリレート系樹脂、シリカ
系の無機コート材等が使用されてきた。しかしながら、
熱硬化型アクリル系、ウレタン系樹脂は耐熱性、密着性
が低く、ポリグリシジルメタクリレート系、シリカ系の
無機コート材樹脂は密着性が低いといった問題があり、
上記の特性すべてを満足するバランスのよい材料は無か
った。
【0004】また、近年、液晶表示装置の最大の欠点で
ある、見る角度によって表示画像が変化してしまうとい
う視野角特性の改善が試みられているが、各種の視野角
特性の改善方式の中で、IPS方式のTFT液晶表示装
置が注目されいる。このIPS方式の場合、カラーフィ
ルタ上に設けていたインジウムチンオキシド(ITO)
等からなる透明電極の形成が必ずしも必要でないため、
液晶とカラーフィルタが直接触れることになる。そこ
で、従来の透明性、密着性、各種耐性、バリア性等の特
性に加えて、オーバーコート層に要求される特性として
表示機能の安定化のため、低比誘電率という電気特性も
要求されるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はそのような問
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、透明性、密着性、各種耐性、バリア性、
低比誘電率等の諸特性に加え、液晶表示画面において表
示の応答速度が落ち、残像が残ってしまうという表示劣
化を軽減、回避させるために平坦性に優れたオーバーコ
ート層を有する液晶表示装置用カラーフィルタ及び平坦
性に優れたオーバーコート層を形成することができるオ
ーバーコート用樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するためになされたものであり、請求項1に記載の発明
は、酸基を有するモノマーと化学式(1)で表されるモ
ノマーとの共重合体(以下A成分という)と分子内に少
なくともエポキシ基を1以上有する化合物(以下B成分
という)を主成分とするオーバーコート用樹脂組成物で
ある。
【0007】請求項2に記載の発明は、 前記酸基を有
するモノマーがアクリル酸又はメタクリル酸であること
を特徴とする請求項1記載のオーバーコート用樹脂組成
物である。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記樹脂組成物
を硬化させてなるオーバーコート層の比誘電率が4.0
以下であることを特徴とする請求項1又は2記載のオー
バーコート用樹脂組成物である。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記酸基を有す
るモノマーと化学式(1)で表されるモノマーとの共重
合体のガラス転移温度が100℃以下であることを特徴
とする請求項1から3記載の何れかのオーバーコート用
樹脂組成物である。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記酸基を有す
るモノマーと化学式(1)で表されるモノマーとの共重
合体の重量分子量が2000〜10000であることを
特徴とする請求項1から4記載の何れかのオーバーコー
ト用樹脂組成物である。
【0011】請求項6に記載の発明は、透明基板上に、
遮光部として形成されたブラックマトリックス層と画素
として形成されたカラーフィルタ層を有し、この上に塗
工したオーバーコート層を有する液晶表示装置用カラー
フィルタにおいて、前記酸基を有するモノマーと化学式
(1)で表されるモノマーとの共重合体のガラス転移温
度が100℃以下であることを特徴とするオーバーコー
ト用樹脂組成物を含有する塗工液を用いて塗工し、加熱
硬化したオーバーコート層を有することを特徴とする液
晶表示装置用カラーフィルタである。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記酸基を有す
るモノマーと化学式(1)で表されるモノマーとの共重
合体の重量平均分子量が2000〜10000であるこ
とを特徴とする請求項6記載の液晶装置用カラーフィル
タである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明における酸基を有するモノ
マーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、クロトン酸、ビニル安息香酸又は(メタ)アクリル
酸のカプロラクトン付加物、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートに無水フタル酸等の酸無水物を付加さ
せたものが挙げられるが、耐熱性、密着性、透明性、平
坦性の点からアクリル酸が特に好ましい。
【0014】本発明におけるB成分である分子内にエポ
キシ基を少なくとも1以上有する化合物としては、脂環
型エポキシ樹脂、ポリアルコール型エポキシ樹脂、ポリ
グリコール型エポキシ樹脂、ビスフェノールA又はF型
エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェニルエタン型エポ
キシ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、フェノール
ノボラック系エポキシ樹脂、メチレンシクロヘキサンオ
キシド、シクロヘプテンエポキシド、1、2−エポキシ
シクロヘキサン等が挙げられるが、耐熱性、密着性、電
気特性(比誘電率)の点から特にテトラヒドロキシフェ
ニルエタン型が好ましい。
【0015】本発明におけるA成分とB成分の混合比と
しては、A成分の共重合体100重量部に対し、B成分
の分子内にエポキシ基を少なくとも1以上有する化合物
30〜200重量部を混合することが望ましい。A成分
が少なすぎると硬化が不十分となるため、密着性、バリ
ア性、耐薬品性が不十分となる傾向があり、逆に多すぎ
ると比誘電率が高くなる傾向がある。
【0016】A成分である酸基を有するモノマーと化学
式(1)に表されるモノマーの共重合体における配合比
は、酸基を有するモノマーの配合量が共重合体の10〜
70重量%であることが望ましい。酸基を有するモノマ
ーの配合比が大きすぎると耐熱性が低下する傾向があ
り、また小さすぎると密着性が低下する傾向がある。
【0017】
【化2】
【0018】本発明における酸基を有するモノマーと化
学式(1)で表されるモノマーの共重合体は、ガラス転
移点が100℃以下となるように2つのモノマーを配合
する。ガラス転移点を低くすることにより、加熱硬化時
における温度上昇の熱でリフロー性が生じ、平坦性が向
上する。しかし、ガラス転移点は低すぎてはタック性が
生じるため、ガラス転移点は50〜90℃が好ましい。
【0019】本発明における酸基を有するモノマーと化
学式(1)で表されるモノマーの共重合体の重量平均分
子量は、重量平均分子量が大きいとカラーフィルタ層上
でのフロー性が悪く、平坦性が低下する。逆に小さすぎ
ては、耐薬品性が不十分となる傾向があるため、ポリス
チレン換算で重量平均分子量が2000〜7000が好
ましい。尚、重量平均分子量とは、東ソー(株)製のH
LC−8120を用い、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィ分析を行って、ポリスチレン換算により求られ
たものをいう。
【0020】更に、塗工液には上述したA、B成分の他
に、必要に応じて接着性をより向上させるシランカップ
リング剤の添加が可能で、メチルトリメトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクロイルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチル
ジエオキシシラン、β−(3, 4−エポキシシクロヘキ
シル)エチルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0021】オーバーコート層を形成する塗工液は、上
記の諸成分を均一に混合することにより得られる。これ
らの成分を混合するには、適当な溶媒に溶解することに
よって混合することが望ましい。塗工液を均一に溶解す
る溶剤としては、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、イソホロン、エチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジオキ
サン、プロピオングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸ブチル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エ
チル、エチルベンゼン、酢酸イソペンチル、エチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブ等が挙げられるが、溶解性、
コーティング性の点からシクロヘキサノン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルが望ましい。
【0022】塗工液の組成分を混合する順序は特に限定
しない。また、塗工液の溶液濃度についても特に限定し
ないが、使用目的や基板に塗布する方法に応じて適宜選
択される。一般的には溶液濃度は10〜40重量%程度
で使用する。以上の様にして得られた塗工液をブラック
マトリックス層とカラーフィルタ層からなる透明基板上
に、ロールコータ、スピンコータ等により任意の厚さに
塗布し、150℃〜250℃の温度で、0.5〜2時間
程度硬化させるとオーバーコート層が形成される。
【0023】
【実施例】以下、実施例をもってより詳細に本発明を示
す。 (実施例1)冷却管、攪拌機、温度計を備えた容量1リ
ットルの3径丸底フラスコにアクリル酸50g、ブチル
メタクリレート50g、シクロヘキサノン250gを仕
込み、十分に窒素置換をした後、更にアゾビスイソブチ
ロニトリル1. 5gを加え、溶液の温度を80℃に昇温
し5時間攪拌を続け、共重合体を得た。この共重合体の
重量平均分子量はポリスチレン換算で5000であっ
た。また、この共重合体のガラス転移点は80℃であっ
た。ここで得られた共重合体溶液100gに、分子内に
少なくともエポキシ基を1以上有する化合物であるエピ
コート1031(商品名、油化シェルエポキシ(株))
のシクロヘキサノン溶液12%を100g加えて、よく
攪拌し塗工液を得た。
【0024】尚、ブラックマトリックス層及びカラーフ
ィルタ層の形成は、以下の方法により行った。透明基板
として、コーニング(株)、低膨張ガラス(品番705
9、厚さ1.1mm)を用いた。ブラックマトリックス
層の材料として、黒色顔料を分散した紫外線硬化型感光
制樹脂(富士ハントエレクトロニクステクノロジー
(株)製、製品名(CK−2000))をスピンコータ
により、塗布・乾燥させ、フォトマスクを介して紫外線
を照射し、現像処理を行いブラックマトリックス層を形
成した。次に、赤色顔料を分散した紫外線硬化型感光性
樹脂(富士ハントエレクトロニクステクノロジー(株)
製、製品名(CK−2000))を用い、ブラックマト
リックス層形成と同様な操作を行い、赤色画素としての
カラーフィルタ層を形成した。続いて赤色画素と同様な
操作を行い、緑色及び青色画素としてのカラーフィルタ
層を各々形成した。
【0025】上記に示した方法により作製した透明基板
上のカラーフィルタ層上に、塗工液をスピンコータ10
00rpmで塗布した後、200℃、1時間で硬化さ
せ、オーバーコート層を得た。得られたカラーフィルタ
は平坦性に優れ、カラーフィルタ層の平坦性を表わす段
差減少率(オーバーコート層を形成前の段差を100%
とし、それに対するオーバーコート層の形成後の段差の
割合)は20%になった。また、外観上も異常はなかっ
た。接触型の膜厚測定によると、オーバーコート層の膜
厚は1μmであった。
【0026】以上の様にして作製したカラーフィルタの
オーバーコート層について次の試験を行った。まず、4
00〜700nmの領域における透過率を測定したとこ
ろ、全領域で95%以上であった。次に、このカラーフ
ィルタを5%NaOHと5%H2 SO4 の水溶液とN−
メチル−2−ピロリジノンのそれぞれの耐薬品性を調べ
た。カラーフィルタをそれぞれの溶液に常温で30分浸
漬し、その後の膜厚、透過率を測定し、剥離やクラック
等の発生の有無を調べたが、オーバーコート層形成の硬
化後との変化は見られなかった。更に、オーバーコート
層とカラーフィルタ層の密着性を調べた。テープ剥離に
よる基盤目試験(JIS K−5400)を、オーバー
コート層形成の硬化後と120℃、2atm、5時間の
プレッシャークッカーテスト後について行った結果、い
ずれにおいてもオーバーコート層の剥離は認められなか
ったので密着性は良好ある。尚、比誘電率は3. 7であ
り、実際にIPS方式の液晶表示装置に使用してみると
表示ムラ等なく良好であり、封止剤との接着性も良好で
あった。
【0027】(実施例2)実施例1と同様にしてアクリ
ル酸50g、アクリル酸エチル30g、メチルアクリレ
ート20g、シクロヘキサノン250g、アゾビスイソ
ブチロニトリル1. 2gを仕込み、共重合体を得た。こ
の共重合体の重量平均分子量はポリスチレン換算で70
00であった。また、この共重合体のガラス転移点は9
0℃であった。以降も同様の操作を行い塗工液を得た
後、オーバーコート層を形成した。このカラーフィルタ
について同様の試験を行い、表1に示す結果を得た。
【0028】
【表1】
【0029】(比較例1)実施例1と同様にフェニルマ
レイミド50g、グリシジルメタクリレート50g、シ
クロヘキサノン250g、アゾイソブチロニトリル1.
2gを仕込みポリスチレン換算で重量平均分子量400
00の共重合体を得た。得られた共重合体溶液100g
に、トリメリット酸のジグライム溶液12%を25g加
えて塗工液を得た後、オーバーコート層を形成した。こ
のカラーフィルタについて同様の試験を行い、表1に示
す結果を得た。
【0030】(比較例2)実施例1と同様にグリシジル
メタクリレート85g、フェニルマレイミド15g、シ
クロヘキサノン250g、アゾイソブチロニトリル1g
を仕込み、ポリスチレン換算で重量平均分子量6000
0の共重合体を得た。以降も同様の操作を行い塗工液を
得た後、オーバーコート層を形成した。このカラーフィ
ルタについて同様の試験を行い、表1に示す結果を得
た。
【0031】
【発明の効果】本発明により、透明性、密着性、各種耐
性、バリア性、低比誘電率等の諸特性に加え、液晶表示
画面において表示の応答速度が落ち、残像が残ってしま
うという表示劣化を軽減、回避させるために平坦性に優
れたオーバーコート層を有するIPS方式の液晶表示装
置用カラーフィルタ及び平坦性に優れたオーバーコート
層を形成することができるオーバーコート用樹脂組成物
を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BB28 BB37 BB42 2H091 FA02Y FA35Y FB02 FB12 FB13 FC22 GA01 GA16 4J038 CG031 CG141 CH011 DB002 GA06 GA07 MA13 MA14 PA07 PB08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸基を有するモノマーと化学式(1)で表
    されるモノマーとの共重合体と分子内に少なくともエポ
    キシ基を1以上有する化合物を主成分とするオーバーコ
    ート用樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】前記酸基を有するモノマーがアクリル酸又
    はメタクリル酸であることを特徴とする請求項1記載の
    オーバーコート用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】前記樹脂組成物を硬化させてなるオーバー
    コート層の比誘電率が4.0以下であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のオーバーコート用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】前記酸基を有するモノマーと化学式(1)
    で表されるモノマーとの共重合体のガラス転移温度が1
    00℃以下であることを特徴とする請求項1から3記載
    の何れかのオーバーコート用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】前記酸基を有するモノマーと化学式(1)
    で表されるモノマーとの共重合体の重量平均分子量が2
    000〜10000であることを特徴とする請求項1か
    ら4記載の何れかのオーバーコート用樹脂組成物。
  6. 【請求項6】透明基板上に、遮光部として形成されたブ
    ラックマトリックス層と画素として形成されたカラーフ
    ィルタ層を有し、この上に塗工したオーバーコート層を
    有する液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記酸
    基を有するモノマーと化学式(1)で表されるモノマー
    との共重合体のガラス転移温度が100℃以下であるこ
    とを特徴とするオーバーコート用樹脂組成物を含有する
    塗工液を用いて塗工し、加熱硬化したオーバーコート層
    を有することを特徴とする液晶表示装置用カラーフィル
    タ。
  7. 【請求項7】前記酸基を有するモノマーと化学式(1)
    で表されるモノマーとの共重合体の重量平均分子量が2
    000〜10000であることを特徴とする請求項6記
    載の液晶装置用カラーフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003046874A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Toppan Printing Co Ltd 固体撮像素子の製造方法
JP2006154514A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ基板および液晶表示装置
JP2006292937A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Dainippon Printing Co Ltd Ips用カラーフィルタ

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