JP2006189885A - 液晶表示装置用カラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
透明性、密着性、各種耐性、バリア性、低比誘電率等の諸特性に加え、平坦性に優れた層を有するIPS方式の液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法を提供する。
【解決手段】
ガラス転移点が100℃以下となるような成分を含む組成分を溶媒に溶解することによって混合し塗工液とする工程と、該塗工液を透明基板上に塗工する工程と、該透明基板上にある塗工液を加熱硬化することにより平坦性に優れた層を形成する工程を備えたことを特徴とする、少なくとも遮光部として形成されたブラックマトリクス層と画素として形成されたカラーフィルタ層を備えることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法とすること。
【選択図】なし
Description
(実施例1)
冷却管、攪拌機、温度計を備えた容量1リットルの3径丸底フラスコにアクリル酸50g、ブチルメタクリレート50g、シクロヘキサノン250gを仕込み、十分に窒素置換をした後、更にアゾビスイソブチロニトリル1.5gを加え、溶液の温度を80℃に昇温し5時間攪拌を続け、共重合体を得た。この共重合体の重量平均分子量はポリスチレン換算で5000であった。また、この共重合体のガラス転移点は80℃であった。ここで得られた共重合体溶液100gに、分子内に少なくともエポキシ基を1以上有する化合物であるエピコート1031(商品名、油化シェルエポキシ(株))のシクロヘキサノン溶液12%を100g加えて、よく攪拌し塗工液を得た。
実施例1と同様にしてアクリル酸50g、アクリル酸エチル30g、メチルアクリレート20g、シクロヘキサノン250g、アゾビスイソブチロニトリル1.2gを仕込み、共重合体を得た。この共重合体の重量平均分子量はポリスチレン換算で7000であった。また、この共重合体のガラス転移点は90℃であった。以降も同様の操作を行い塗工液を得た後、オーバーコート層を形成した。このカラーフィルタについて同様の試験を行い、表1に示す結果を得た。
実施例1と同様にフェニルマレイミド50g、グリシジルメタクリレート50g、シクロヘキサノン250g、アゾイソブチロニトリル1.2gを仕込みポリスチレン換算で重量平均分子量40000の共重合体を得た。得られた共重合体溶液100gに、トリメリット酸のジグライム溶液12%を25g加えて塗工液を得た後、オーバーコート層を形成した。このカラーフィルタについて同様の試験を行い、表1に示す結果を得た。
実施例1と同様にグリシジルメタクリレート85g、フェニルマレイミド15g、シクロヘキサノン250g、アゾイソブチロニトリル1gを仕込み、ポリスチレン換算で重量平均分子量60000の共重合体を得た。以降も同様の操作を行い塗工液を得た後、オーバーコート層を形成した。このカラーフィルタについて同様の試験を行い、表1に示す結果を得た。
Claims (6)
- ガラス転移点が100℃以下となるような成分を含む組成分を溶媒に溶解することによって混合し塗工液とする工程と、
該塗工液を透明基板上に塗工する工程と、
該透明基板上にある塗工液を加熱硬化することにより平坦性に優れた層を形成する工程
を備えたことを特徴とする、
少なくとも遮光部として形成されたブラックマトリクス層と画素として形成されたカラーフィルタ層を備えることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法。 - 前記ガラス転移点が100℃以下となるような成分の、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ分析より求められるポリスチレン換算の重量平均分子量が2000〜7000であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法。
- 前記ガラス転移点が50〜90℃であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法。
- 前記加熱硬化する際の加熱温度が150℃〜250℃であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載のカラーフィルタを有することを特徴とする液晶表示装置。
- 前記液晶表示装置が横電界駆動方式であることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006013748A JP2006189885A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 液晶表示装置用カラーフィルタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006013748A JP2006189885A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 液晶表示装置用カラーフィルタ |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20046298A Division JP2000028824A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 液晶表示装置用カラーフィルタ及びそれに用いるオーバーコート用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006189885A true JP2006189885A (ja) | 2006-07-20 |
Family
ID=36797057
Family Applications (1)
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JP2006013748A Pending JP2006189885A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 液晶表示装置用カラーフィルタ |
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Country | Link |
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2006
- 2006-01-23 JP JP2006013748A patent/JP2006189885A/ja active Pending
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