JP2000028476A - 光学検査方式 - Google Patents

光学検査方式

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JP2000028476A
JP2000028476A JP10211991A JP21199198A JP2000028476A JP 2000028476 A JP2000028476 A JP 2000028476A JP 10211991 A JP10211991 A JP 10211991A JP 21199198 A JP21199198 A JP 21199198A JP 2000028476 A JP2000028476 A JP 2000028476A
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Masami Nishiko
雅美 西子
Yoshiharu Ohashi
義春 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査体の表面や内部の状態の検査の効率を
向上させた光学検査方式を提供すること。 【解決手段】 光学検査装置100は、眼鏡用レンズ1
の表面の状態を検査するものであり、複数個のLED3
a〜3qを選択的に切り替えて発光させる。LEDから
発せられた光は、光ガイド部4によって集光され、眼鏡
用レンズ1と透明部材2との間に形成された空間の内部
に入射される。この空間内に入射された光は、眼鏡用レ
ンズ1の表面と透明部材2の表面で反射を繰り返しなが
ら進行するが、眼鏡用レンズ1の表面の刻印コードや傷
あるいは内部の気泡や異物によって散乱されるため、こ
の散乱状態が透明部材2を通して観察される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ等の良否を
検査する光学検査方式に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】同一
の目的で使用されるレンズ(例えば眼鏡用レンズ)は、
汎用性の点から規格化され、ほぼ同一の形状を有してい
ることが多いため、見た目でレンズの度数等を判断する
ことができない場合がある。このため、眼鏡用レンズの
表面には、レーザ処理等により、そのレンズの度数等を
示すコードが刻印されている場合があり、この刻印され
たコード(以下、「刻印コード」と称する)を確認する
ことにより、眼鏡用レンズの度数等を把握することがで
きる。しかし、眼鏡用レンズの表面の刻印コードは、そ
のレンズを使用する際に視界を遮らないようにするため
に非常に浅く刻印されている。このため、刻印コードを
目視により確認することは容易ではなかった。
【0003】また、眼鏡用レンズの表面に傷があった
り、内部に気泡や異物がある場合には、視界が遮られる
ためレンズとして使用することができない。したがっ
て、レンズの表面や内部にこれらの欠陥が生じているか
否かを検査することは重要である。しかし、眼鏡用レン
ズの表面や内部に生じた微小な欠陥を発見することは容
易なことではなかった。
【0004】また、上述した眼鏡用レンズ以外にも、例
えば、半導体ウエハや液晶表示装置(LCD)に使用さ
れるガラス基板等を被検査体として、表面の微小な凹凸
や内部の欠陥等を検査することがある。しかし、これら
の被検査体についても表面の微小な凹凸や内部の欠陥等
を検査することは容易ではなかった。
【0005】上述した眼鏡用レンズ等の被検査体に形成
された凹凸や欠陥等を明瞭に観察するために、これらの
凹凸等に光源から光を照射させることが考えられる。し
かし、スイッチング直後は光源から照射される光の強度
が安定しないことが多い。このため、光の強度が安定す
るまでの間はこれらの凹凸や欠陥等を検査することがで
きず、検査効率を低下させる原因となっていた。特に、
光を照射させる光源を頻繁に切り替えて検査する場合に
は、切り替えの度に光の強度が安定するまで待たなけれ
ばならないため、検査効率が大きく低下することにな
る。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、被検査体の表面や内部の状
態の検査の効率を向上させた光学検査方式を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の光学検査方式は、被検査体の表面ある
いは内部の少なくとも一方の状態を検査するものであ
り、光源に複数の半導体発光素子(例えば発光ダイオー
ド(LED)や半導体レーザ)を用いている。光源に半
導体発光素子を用いることにより、スイッチング制御が
しやすく、スイッチング直後に発する光の強度が安定す
る。このため、スイッチング直後から検査を行うことが
可能となるため、検査効率を向上させることができる。
【0008】特に、切替回路によって、複数の半導体発
光素子の中から発光させる半導体発光素子を選択的に切
り替えて発光させる場合には、半導体発光素子を光源に
用いることにより、切り替えの度に光の強度が安定する
まで待つ必要がなく、切り替え直後から検査を行うこと
が可能となるため、検査効率を大きく向上させることが
できる。
【0009】具体的には、本発明の光学検査方式は、被
検査体の表面から所定距離隔てて平板状の透明部材を配
置し、複数の半導体発光素子によって発光された光を、
これらの半導体発光素子に対応する光ガイド部から被検
査体と透明部材との間に形成された空間の側面に向けて
入射した状態で、透明部材を通して被検査体の表面を観
察する。被検査体の表面に形成物や傷等がある場合に
は、空間内に入射した光が散乱されるため、この散乱状
態を透明部材を通して観察することにより、被検査体の
表面の状態を検査することができる。
【0010】特に、光ガイド部は、複数の半導体発光素
子から発せられた光を集光する集光部を備え、集光され
た光をこの集光部によって形成される光出射面から被検
査体と透明部材との間に形成された空間の側面に向けて
出射することが好ましい。半導体発光素子から発せられ
た光を集光することにより、被検査体と透明部材との間
に形成された空間に光を効率よく入射することができ
る。また、光出射面の幅を被検査体と透明部材との間に
形成された空間の間隔以下にすることが好ましい。この
場合には、被検査体や透明部材の側面から内部に光が入
射されてこの光が外部に漏れることにより、被検査体の
表面の状態が検査しにくくなることを防止することがで
きる。
【0011】また、本発明の光学検査方式は、複数の半
導体発光素子から発せられた光を、これらの半導体発光
素子に対応する光ガイド部から被検査体の側面に向けて
入射した状態で、被検査体の表面を観察する。被検査体
の表面や内部に形成物や傷等がある場合には、被検査体
の側面から内部に入射した光が散乱されるため、この散
乱状態を透明部材を通して観察することにより、被検査
体の表面および内部の状態を検査することができる。
【0012】特に、光ガイド部は、複数の半導体発光素
子から発せられた光を集光する集光部を備え、集光され
た光をこの集光部によって形成される光出射面から被検
査体の側面部に向けて出射することが好ましい。半導体
発光素子から発せられた光を集光することにより、被検
査体の内部に光を効率よく入射することができる。ま
た、光出射面の幅を被検査体の厚さである側面の幅以下
にすることが好ましい。この場合には、被検査体の表面
に沿って漏れる光をなくすことができるため、被検査体
の表面に付着したほこり等によって光が散乱されて被検
査体の表面や内部の状態が検査しにくくなることを防止
することができる。
【0013】また、光の照射方向が互いに向かい合う位
置に対をなす複数組の半導体発光素子を配置することが
好ましい。対をなすように配置された複数組の半導体発
光素子を発光させることにより、被検査体と透明部材と
の間に形成された空間あるいは被検査体の内部の光強度
を高めることができる。また、被検査体と透明部材との
間に形成された空間あるいは被検査体の内部を進行する
光は、減衰しながら進行するため、向かい合う位置から
光を入射することにより、被検査体と透明部材との間に
形成された空間あるいは被検査体の内部の光の強度を均
一にすることができ、被検査体の表面や内部の状態が検
査しやすくなる。特に、対をなす半導体発光素子を直列
接続し、駆動回路によってこれらの直列接続された半導
体発光素子を駆動することにより、対をなす半導体発光
素子を同時に発光させることができる。しかもそれぞれ
の半導体発光素子を別々に駆動制御する場合に比べて配
線量を低減することができる。
【0014】また、光の照射方向が互いに交差する位置
に複数の半導体発光素子を配置し、切替回路によって、
これらの複数の半導体発光素子を選択的に切り替えて発
光させるようにしてもよい。光の入射方向と被検査体の
表面や内部の形成物等の方向によっては、光の散乱が少
ない場合があるが、複数の方向から光を入射することに
より散乱が生じやすくなるため、検査の信頼度を高める
ことができる。
【0015】また、被検査体の表面を観察する位置に、
被検査体の表面を撮影範囲とする撮影手段を備えるよう
にしてもよい。被検査体の表面を撮影することにより、
例えば検査の自動化が可能となる。また、撮影した映像
を保存することも可能となるため、撮影と同時に検査を
行う必要がなく、撮影後に保存した映像を用いて検査を
行うこともできる。
【0016】また、上述した撮影手段をアバランシェ増
倍動作型撮像管とすることが好ましい。アバランシェ増
倍動作型撮像管は、アバランシェ効果によってゲインが
高くダイナミックレンジが広いため、微細で輝度変化の
少ない被写体の撮影に適しており、高感度で散乱光の可
視化を行うことが可能となる。
【0017】また、撮影手段から出力される信号を微分
する微分処理手段をさらに備えることにより、周波数成
分の高い映像信号が微分強調されるため、散乱光の可視
化の感度を上げることができる。特に、上述したアバラ
ンシェ増倍型撮像管と組み合わせることにより、出力振
幅の飽和がなくなって撮像管のダイナミックレンジを1
00%利用することが可能となり、散乱光の可視化に有
利なS/N特性が獲られる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の光学検査方式を適用した
一実施形態の光学検査装置は、光源に半導体発光素子の
1つである発光ダイオード(LED)を用いて眼鏡用レ
ンズの表面や内部の状態を検査するものであり、LED
を選択的に切り替えて発光させることを特徴とする。以
下、一実施形態の光学検査装置について図面を参照しな
がら説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は、本発明を適用
した第1の実施形態の光学検査装置の平面図である。ま
た、図2は、図1のII−II線断面図である。これら
の図に示す光学検査装置100は、眼鏡用レンズ1の表
面の状態を検査するものであり、この眼鏡用レンズ1の
表面から所定距離隔てて対向配置される透明部材2と、
所定波長を含む光を発する16個のLED3a〜3q
と、これらのLED3a〜3qから発せられた光を集光
して眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空
間に入射するための光ガイド部4とを含んで構成されて
いる。
【0020】眼鏡用レンズ1は、ガラスやプラスチック
を材料とするレンズであり、その表面には、レーザ処理
等により度数を示す刻印コードが形成されている。透明
部材2は、内部に気泡などの欠陥のない所定の厚さのも
のが用いられており、両面が研磨されて平坦な状態とな
っている。また、透明部材2は、眼鏡用レンズ1の外縁
形状とほぼ等しい外縁形状を有している。この透明部材
2は、眼鏡用レンズ1の表面と所定距離隔てて対向配置
される。
【0021】LED3a〜3qは、図1および図2に示
すように、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成さ
れた空間の周囲に配置されており、その中の2個ずつ
(例えばLED3aとLED3b)が対となってこの空
間を挟んで対向配置されている。これらのLED3a〜
3qから発せられる光は、光ガイド部4に入射される。
【0022】光ガイド部4は、LED3a〜3qから発
せられた光を集光して眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間の側面に向けて入射するためのもの
である。図1および図2に示すように、光ガイド部4
は、LED3a〜3qを内包して、眼鏡用レンズ1と透
明部材2との間に形成された空間の側面を包囲するよう
に形成されている。
【0023】図3は、図1に示した光学検査装置100
に用いられる光ガイド部4の拡大断面図である。同図に
示す光ガイド部4は、互いに向かい合った反射面を有す
る2つの集光部11を有しており、眼鏡用レンズ1と透
明部材2との間に形成された空間に近づくにしたがっ
て、この向かい合った2つの集光部11を接近させるこ
とにより、LED3a〜3qから照射された光を集光し
て光出射面12から眼鏡用レンズ1と透明部材2との間
に形成された空間の側面に向けて入射する。また、光出
射面12の幅は、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に
形成された空間の間隔より狭くなっており、眼鏡用レン
ズ1の側面や透明部材2の側面から内部に光を入射させ
ることがないため、眼鏡用レンズ1の表面を確実に観察
することができる。
【0024】図4は、眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間に入射された光の進行状態を示す図
である。同図に示すように、眼鏡用レンズ1と透明部材
2との間に形成された空間には、眼鏡用レンズ1の表面
に対して平行に近い角度で光が入射される。この光は、
眼鏡用レンズ1の表面と透明部材2の表面で反射を繰り
返しながら空間内を進行する。
【0025】本実施形態の光学検査装置はこのような構
造を有しており、次に、この光学検査装置を用いて眼鏡
用レンズ1の表面の状態を検査する場合の概略を説明す
る。図5は、眼鏡用レンズ1および透明部材2の表面に
おける光の反射の状態を示す図である。上述したよう
に、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空
間に入射された光は、眼鏡用レンズ1の表面と透明部材
2の表面で反射を繰り返しながら空間内を進行してい
く。しかし、図5(a)や図5(b)に示すように、刻
印コード13や傷14がある場合には、これらの部分に
達した光が散乱される。このため、透明部材2を通して
眼鏡用レンズ1の表面に形成された刻印コード13の内
容や傷14の形状を目視によって明確に確認することが
できる。
【0026】光学検査装置100を用いて眼鏡用レンズ
1の表面を観察する場合には、例えば、眼鏡用レンズ1
と透明部材2との間に形成された空間の周囲に対向配置
されて対をなす8組のLED3a〜3qの中から隣接す
る2組のLED(例えばLED3a〜3d)を同時に発
光させる。LED3a〜3dによって発せられた光は、
それぞれ光ガイド部4の集光部11によって集光され、
光出射面12から眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に
形成された空間に入射される。次に、発光させるLED
を1組分だけシフトして、隣接する2組のLED3c〜
3fを同時に発光させる。LED3c〜3fによって発
せられた光は、それぞれ光ガイド部4の集光部11によ
って集光され、光出射面12から眼鏡用レンズ1と透明
部材2との間に形成された空間に入射される。このよう
に、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空
間の周囲に対向配置されて対をなす8組のLED3a〜
3qの中から隣接する2組のLEDを選択的に発光させ
るとともに、この発光させる2組のLEDを順に1組分
ずつシフトさせる。なお、16個のLED3a〜3qを
全て同時に発光させたり、対向配置されて対をなす複数
組のLEDを1組ずつ順に発光させるようにしてもよ
い。
【0027】図6は、図1に示した光学検査装置100
に用いられる駆動回路としてのLED切替回路の一例を
示す図である。このLED切替回路は、LED駆動回路
の機能を併せ持っている。同図に示すLED切替回路1
5は、図1に示した光学検査装置100において、眼鏡
用レンズ1と透明部材2との間に形成された空間の周囲
に対向配置されて対をなす8組のLED3a〜3qの中
から隣接する2組のLEDを巡回的に選択して発光させ
るための切り替え動作を行うものである。LED切替回
路15は、クロック信号をカウントする3ビットのカウ
ンタ16と、カウンタ16から出力される3ビットのカ
ウント値に基づいて8つの出力端子A0〜A7から出力
される信号を択一的に“1”に設定するデコーダ17
と、8個のORゲート18a〜18hと、8組のLED
3a〜3qの導通状態を制御するスイッチング素子とし
ての8個のトランジスタ19a〜19hとを含んで構成
されている。
【0028】ORゲート18a〜18hは、それぞれが
2つの入力端子を有しており、これら2つの入力端子が
デコーダ17の8つの出力端子A0〜A7の中のいずれ
か2つに接続されている。例えば、ORゲート18aの
2つの入力端子は、デコーダ17の2つの出力端子A
0、A1に接続されており、ORゲート18hの2つの
入力端子は、デコーダ17の2つの出力端子A7、A0
に接続されている。
【0029】トランジスタ19a〜19hは、例えば電
解効果トランジスタ(FET)であり、それぞれのゲー
ト端子がORゲート18a〜18hの出力端子のいずれ
かに接続されている。例えば、トランジスタ19aのゲ
ート端子は、ORゲート18aの出力端子に接続されて
おり、トランジスタ19hのゲート端子は、ORゲート
18hの出力端子と接続されている。
【0030】また、LED3a〜3qは、眼鏡用レンズ
1と透明部材2との間に形成された空間の周囲に対向配
置されて対をなすもの同士が直列接続されており、それ
ぞれトランジスタ19a〜19hのドレイン端子のいず
れかに接続されている。例えば、対向配置されているL
ED3aとLED3bは直列接続されて、トランジスタ
19aのドレイン端子と接続されている。
【0031】図7は、図6に示したLED切替回路15
において、カウンタ16に入力されるクロック信号と、
デコーダ17の出力信号と、LED3a〜3qの導通状
態の関係を示す図である。同図に示すように、カウンタ
16にクロック信号が入力される度に、カウンタ16の
出力に応じて、デコーダ17の出力端子から出力される
信号は、出力端子A0、A1、A2、…、A7の順番で
“1”となる。また、デコーダ17の出力端子A7から
出力される信号が“1”になった後は、再び出力端子A
0から出力される信号が“1”となる。
【0032】例えば、カウンタ16にクロック信号が入
力されて、デコーダ17の出力端子A1から出力される
信号が“1”になった場合には、この出力端子A1に接
続されているORゲート18a、18bの出力端子から
出力される信号が“1”となる。したがって、ORゲー
ト18a、18bの出力端子に接続されているトランジ
スタ19a、19bがオン状態となり、LED3a〜3
dが導通して発光する。次に、カウンタ16にクロック
信号が入力されると、デコーダ17の出力端子A2から
出力される信号が“1”となり、この出力端子A2と接
続されているORゲート18b、18cの出力端子から
出力される信号が“1”となる。したがって、ORゲー
ト18b、18cの出力端子に接続されているトランジ
スタ19b、19cがオン状態となり、LED3c〜3
fが導通して発光する。
【0033】このように、カウンタ16にクロック信号
が入力される度に、LED切替回路15は、眼鏡用レン
ズ1と透明部材2との間に形成された空間の周囲に対向
配置されて対をなす8組のLED3a〜3k、3m〜3
qの中から隣接する2組のLEDを巡回的に選択して発
光させるための切り替え動作を行う。また、眼鏡用レン
ズ1と透明部材2との間に形成された空間の周囲に対向
配置されて対をなす1組のLED(例えばLED3a、
3b)は、直列接続することによって、同時に発光させ
ることができる。このため、デコーダ17の出力端子数
を少なくしたり、ORゲート18の数を減らすこと等が
可能となり、LED切替回路15の構成を簡略化するこ
とができる。
【0034】なお、上述したLED切替回路15は、切
り替え動作に応じて様々な構成が考えられる。例えば、
上述した切り替え動作とは別に全てのLED3a〜3q
を同時に発光させるようにしてもよい。このような発光
制御を実現するには、ORゲート18a〜18hとして
3つの入力端子を有するものを使用し、各ORゲート1
8a〜18hに追加された入力端子を共通のスイッチを
介してプルアップ抵抗(ともに図示せず)に接続すれば
よい。このスイッチをオン状態に切り替えることによ
り、全てのORゲート18a〜18hの出力端子から出
力される信号を“1”にすることができるため、各LE
D3a〜3qを同時に発光させることができる。
【0035】図8は、眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間内を進行する光の強度分布を示す図
である。図8に示すAは、光ガイド部4の光出射面12
のうち、LED3aによって発せられた光が集光する位
置に対応しており、Bは、光ガイド部4の光出射面12
のうち、LED3bによって発せられた光が集光する位
置に対応している。図8に示すAの位置から入射された
光は、眼鏡用レンズ1の表面と透明部材2の表面で反射
するが、一部の光は表面を透過するため、図8の特性S
1に示すように、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に
形成された空間の内部を進行するにしたがって光の強度
が低下する。一方、図8に示すBの位置から入射された
光についても同様に、図8の特性S2に示すように、眼
鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空間の内
部を進行するにしたがって光の強度が低下する。
【0036】したがって、眼鏡用レンズ1と透明部材2
との間に形成された空間の周囲に対向配置されて対をな
す1組のLEDを発光させることにより、この空間内の
光強度を高めることができるとともに、空間全体をほぼ
均一な光強度とすることができるため、眼鏡用レンズ1
の表面の観察がしやすくなる。また、光の入射方向が1
方向のみの場合は、傷14等の形成方向等によっては光
の散乱が少ない場合がある。しかし、光学検査装置10
0においては、複数の方向から光を入射しているため、
方向性のある傷14等が存在する場合にも確実に光の散
乱が生じ、検査の信頼度を高めることができる。
【0037】このように、半導体発光素子の1つである
LEDを光源に用いることにより、スイッチング制御が
容易になり、スイッチング直後に発する光の強度が安定
するため、スイッチング直後から検査を行うことができ
る。特に、上述した光学検査装置100のように、複数
の光源を備えてこれらを頻繁に切り替えて検査を行う場
合には、LEDを光源に用いることにより、切り替えの
度に光の強度が安定するのを待つ必要がなく、切り替え
直後から検査を行うことができるため、検査効率を高め
ることができる。
【0038】また、最近は、波長の短い青色の光を発す
るLEDが製品化されているが、このような波長の短い
光を発するLEDを用いて眼鏡用レンズ1と透明部材2
との間に形成された空間に光を入射することにより、こ
の入射された波長の短い光が小さな傷等によって散乱さ
れやすくなるため、眼鏡用レンズ1の微細構造の検査が
容易になり、小さな傷等を検査する場合には検査の信頼
度を増すことができる。
【0039】ところで、上述したように眼鏡用レンズ1
の表面を目視によって観察するためには、光ガイド部4
から眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空
間に400〜750nm程度の可視領域の波長を含む光
を入射する必要があり、好ましくはこの中でも視感度が
最大となる550nm近傍の波長が含まれる光を入射す
る。
【0040】また、上述した第1の実施形態では、眼鏡
用レンズ1と透明部材2との間に形成された空間の周囲
にLED同士を対向配置させたが、LEDと反射板を対
向配置させるようにしてもよい。
【0041】図9は、眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間の周囲にLEDと反射板を対向配置
させた場合の光学検査装置の平面図である。また、図1
0は、図9に示す光学検査装置の断面図である。これら
の図に示す光学検査装置110は、眼鏡用レンズ1の表
面から所定距離隔てて対向配置される透明部材2と、所
定波長を含む光を発する8個のLED3a〜3hと、こ
れらのLED3a〜3hから照射された光を集光して眼
鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された空間の側
面に向けて入射するための光ガイド部21と、眼鏡用レ
ンズ1と透明部材2との間に形成された空間を進行した
光を反射する反射板22とを含んで構成されている。L
ED3a〜3hと反射板22は、眼鏡用レンズ1と透明
部材2との間に形成された空間を挟んで対向配置されて
いる。このため、LED3a〜3hから発せられて、光
ガイド部21を通して眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間を進行してきた光は、全て反射板2
2によって反射され、この空間に再度入射される。上述
した反射板22が光反射部に対応する。
【0042】光学検査装置110を用いて眼鏡用レンズ
1の表面を観察する場合には、例えば、8個のLED3
a〜3hを1個ずつ発光させる。LED3a〜3hによ
って発せられた光は、それぞれ光ガイド部21の反射部
23によって集光され、光出射面24から眼鏡用レンズ
1と透明部材2との間に形成された空間に入射される。
さらに、これらの光は、眼鏡用レンズ1と透明部材2と
の間に形成された空間を進行して、反射板22によって
反射される。なお、8個のLED3a〜3hを同時に発
光させるようにしてもよい。
【0043】図11は、図9に示した光学検査装置11
0において、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成
された空間内を進行する光の強度分布を示す図である。
同図に示す入射位置は光ガイド部21の光出射面24の
位置に対応しており、反射位置は反射板22の反射面の
位置に対応している。光ガイド部21から入射された光
は、眼鏡用レンズ1の表面と透明部材2の表面で反射を
するが、一部の光は表面を透過するため、図11の特性
S1に示すように、空間内を進行するにしたがって光の
強度が低下する。この傾向は、反射板22によって反射
された光についても同様であり、図10の特性S3に示
すように、反射板22によって反射され、空間内を逆行
するにしたがって光の強度が低下していく。
【0044】このように、入射位置から反射位置に向か
って進行する光と、反射位置から入射位置に向かって逆
行する光はともに次第に強度が低下するため、空間全体
としてはほぼ均一な光強度とすることができ、眼鏡用レ
ンズ1の表面が観察しやすくなる。
【0045】また、図12に示す光学検査装置120の
ように、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成され
た空間を挟んでLEDと対向する位置に、他のLEDや
反射板22を配置しないようにしてもよい。
【0046】また、上述した第1の実施形態では、目視
によって散乱光を観察したが、例えばアナログ微分カメ
ラ等を用いて、眼鏡用レンズ1の表面状態を撮影するよ
うにしてもよい。図13は、アナログ微分カメラを用い
た光学検査装置の断面図である。同図に示す光学検査装
置130は、透明部材2を通して眼鏡用レンズ1の表面
を観察する位置にアナログ微分カメラ30を備えてい
る。この微分カメラ30は、眼鏡用レンズ1の表面全体
あるいは一部を撮影範囲としている。アナログ微分カメ
ラ30が撮影手段に対応する。
【0047】図14は、アナログ微分カメラの全体構成
を示す図である。同図に示すように、アナログ微分カメ
ラ30は、アバランシェ増倍型撮像管31、増幅器3
2、微分回路33、輝度情報圧縮回路34、加算回路3
5、増幅器36を備えており、このアナログ微分カメラ
30は、透明部材2を通して眼鏡用レンズ1の表面を見
る位置に配置される。
【0048】アバランシェ増倍動作型撮像管31は、非
晶質半導体における電荷のアバランシェ増倍を行う光導
電性ターゲットの動作原理を利用したものであり、感度
および解像度が高く、特に紫外光の波長に対して良好な
受光感度を有する。例えば、64〜100倍程度のゲイ
ンを容易に得ることができ、試験的には1000倍のゲ
インを得ることも可能である。
【0049】このアバランシェ増倍動作型撮像管31か
ら取り出された信号は、低雑音の増幅器32で増幅され
た後、情報損失のないアナログの微分回路33と輝度情
報圧縮回路34に分かれる。微分回路33は、微粒子等
の周波数成分の高い情報を増幅して取り出すためのもの
であり、輝度情報圧縮回路34は、映像信号の振幅が所
定の電圧(例えば1VP-P )に収まるように調整を行
う。このような2系統の回路で処理された信号は、加算
回路35で合成され、増幅器36によってゲイン調整や
フォーマット処理を行った後に、アナログ微分カメラ3
0から映像信号としてモニタ装置(図示せず)等に出力
される。微分回路33が微分処理手段に対応する。
【0050】なお、アナログ微分カメラ30は、1台だ
けでなく2台備えるようにしてもよい。上述したよう
に、アナログ微分カメラ30から出力される映像信号
は、微分回路33によって微分処理が行われた後の信号
であるが、この微分処理により走査線方向の線状の情報
が映像信号に反映されなくなってしまうことがある。こ
のため、2台のアナログ微分カメラ30をその走査線が
互いに直交するように配置することにより、線状の情報
が一方のアナログ微分カメラ30の映像信号には反映さ
れなくても、他方のアナログ微分カメラ30の映像信号
に反映されるようになり、検査の信頼度を高めることが
できる。
【0051】また、上述した実施形態では、眼鏡用レン
ズ1を被検査体としたが、眼鏡用レンズ1以外の非直線
状の外縁形状を有する他の透明部材や非透明部材(例え
ば半導体ウエハ)を被検査体として、表面の状態を検査
するようにしてもよい。また、直線状の外縁形状を有す
る部材(例えばLCDに使用されるガラス基板)を被検
査体として、表面の状態を検査するようにしてもよい。
【0052】図15は、LCDに使用されるガラス基板
の表面の状態を検査する光学検査装置の平面図である。
同図に示す光学検査装置140は、LCDに使用される
ガラス基板51の表面の状態を検査するものであり、こ
のガラス基板51の表面から所定距離隔てて対向配置さ
れる透明部材52と、所定波長を含む光を発する12個
のLED53a〜53mと、これらのLED53a〜5
3mから発せられた光を集光してガラス基板51と透明
部材52との間に形成された空間の側面に向けて入射す
るための光ガイド部54a、54bとを含んで構成され
ている。
【0053】ガラス基板51は、上述したようにLCD
の一部に使用されるものである。透明部材52は、上述
した第1の実施形態における透明部材2と同様に、内部
に気泡などの欠陥のない所定の厚さのものが用いられて
おり、両面が研磨されて平坦な状態となっている。ま
た、透明部材52は、ガラス基板51の外縁形状とほぼ
等しい外縁形状を有している。この透明部材52は、ガ
ラス基板51の表面と所定距離隔てて対向配置される。
【0054】LED53a〜53mは、図15に示すよ
うに、眼鏡用レンズ1と透明部材2との間に形成された
空間の周囲の対向する二辺に沿って配置されており、そ
の中の2個ずつ(例えばLED53aとLED53b)
が対となってこの空間を挟んで対向配置されている。こ
れらのLED53a〜53mから発せられる光は、光ガ
イド部54a、54bに入射される。
【0055】光ガイド部54aは、LED53a、53
c、53e、53g、53i、53kから発せられた光
を集光してガラス基板51と透明部材52との間に形成
された空間の側面に向けて入射するためのものであり、
これらの6個のLEDを内包し、ガラス基板51と透明
部材52との間に形成された空間の周囲の一辺に沿って
形成されている。また、光ガイド部54bは、LED5
3b、53d、53f、53h、53j、53mから発
せられた光を集光してガラス基板51と透明部材52と
の間に形成された空間の側面に向けて入射するためのも
のであり、これらの6個のLEDを内包し、ガラス基板
51と透明部材52との間に形成された空間の周囲の一
辺に沿って形成されている。
【0056】光学検査装置140を用いてガラス基板5
1の表面を観察する場合には、例えば、12個のLED
53a〜53mを全て同時に発光させる。LED53a
〜53mによって発せられた光は、光ガイド部54a、
54bを通してガラス基板51と透明部材52との間に
形成された空間に入射される。ガラス基板51の表面に
傷等がある場合には、これらの部分に達した光が散乱さ
れる。このため、透明部材52を通してガラス基板51
の表面に形成された傷等の形状を目視によって明確に確
認することができる。また、ガラス基板51と透明部材
52との間に形成された空間内の光強度を高めることが
できるとともに、空間全体をほぼ均一な光強度とするこ
とができるため、眼鏡用レンズ1の表面の観察がしやす
くなる。
【0057】ところで、図15に示した光学検査装置1
40では、ガラス基板51と透明部材52との間に形成
された空間の周囲の対向する二辺に沿ってLED53a
〜53mと光ガイド部54a、54bを配置したが、図
16に示す光学検査装置150のように、ガラス基板5
1と透明部材52との間に形成された空間の周囲を包囲
するように複数個のLED53a〜53yと光ガイド部
54a〜54dを配置してもよい。
【0058】光学検査装置150を用いてガラス基板5
1の表面を観察する場合には、例えば、ガラス基板51
と透明部材52との間に形成された空間の周囲の対向す
る二辺に沿って配置されたLED53a〜53mを同時
に発光させる。LED53a〜53mによって発せられ
た光は、それぞれ光ガイド部54a、54bを通してガ
ラス基板51と透明部材52との間に形成された空間に
入射される。次に、ガラス基板51と透明部材52との
間に形成された空間の周囲の対向する他の二辺に沿って
配置されたLED53n〜53yを同時に発光させる。
LED53n〜53yによって発せられた光は、光ガイ
ド部54c、54dを通してガラス基板51と透明部材
52との間に形成された空間に入射される。ガラス基板
51の表面に傷等がある場合には、これらの部分に達し
た光が散乱される。このため、透明部材52を通してガ
ラス基板51の表面に形成された傷等の形状を目視によ
って明確に確認することができる。また、上述した光学
検査装置140と同様に、ガラス基板51と透明部材5
2との間に形成された空間内の光強度を高めることがで
きるとともに、空間全体をほぼ均一な光強度とすること
ができるため、ガラス基板51の表面の観察がしやすく
なる。また、複数の方向から光を入射しているため、方
向性のある傷等が存在する場合にも確実に光の散乱が生
じ、検査の信頼度を高めることができる。
【0059】図17は、図16に示した光学検査装置1
50に用いられる駆動回路としてのLED切替回路の一
例を示す図である。図6に示したLED切替回路と同様
に、このLED切替回路は、LED駆動回路としての機
能を併せ持っている。同図に示すLED切替回路65
は、図16に示した光学検査装置150において、ガラ
ス基板51と透明部材52との間に形成された空間の周
囲に配置された24個のLED53a〜53yの中か
ら、対向する二辺に沿って配置されたLED53a〜5
3mと他の対向する二辺に沿って配置されたLED53
n〜53yとを交互に発光させるという切り替え動作を
行うものである。
【0060】LED切替回路65は、クロック信号に応
じて出力状態を反転するT型フリップフロップ66と、
LED53a〜53yの導通状態を制御する12個のト
ランジスタ69a〜69mとを含んで構成されている。
【0061】T型フリップフロップ66は、入力端子T
に入力される信号が“1”の場合には、入力端子CKに
クロック信号が入力される度に、出力端子Qから出力さ
れる信号とその反転出力端子から出力される信号を交互
に“1”にする。
【0062】トランジスタ69a〜69mは、例えば電
解効果トランジスタ(FET)であり、トランジスタ6
9a〜69fのゲート端子がT型フリップフロップ66
の出力端子Qに接続され、トランジスタ69g〜69m
のゲート端子がT型フリップフロップ66の反転出力端
子に接続されている。例えば、トランジスタ69aのゲ
ート端子は、T型フリップフロップ66の出力端子Qに
接続されており、トランジスタ69gのゲート端子は、
T型フリップフロップ66の反転出力端子に接続されて
いる。
【0063】また、ガラス基板51と透明部材52との
間に形成された空間の周囲の対向する二辺に沿って配置
されたLED53a〜53mは、対向配置されて対をな
すもの同士が直列接続されており、それぞれトランジス
タ69a〜69fのドレイン端子のいずれかに接続され
ている。例えば、対向配置されているLED53aとL
ED53bは直列接続されて、トランジスタ69aのド
レイン端子と接続されている。また、ガラス基板51と
透明部材52との間に形成された空間の周囲の他の対向
する二辺に沿って配置されたLED53n〜53yは、
対向配置されて対をなすもの同士が直列接続されてお
り、それぞれトランジスタ69g〜69mのドレイン端
子のいずれかに接続されている。例えば、対向配置され
ているLED53nとLED53oは直列接続されて、
トランジスタ69gのドレイン端子と接続されている。
【0064】図18は、図17に示したLED切替回路
65において、T型フリップフロップ66の入力端子C
Kに入力されるクロック信号と、T型フリップフロップ
66の出力端子Qおよび反転出力端子から出力される信
号と、LED53a〜53yの導通状態の関係を示す図
である。同図に示すように、T型フリップフロップ66
の入力端子Tに入力される信号が“1”の場合には、入
力端子CKにクロック信号が入力される度に、出力端子
Qおよび反転出力端子から出力される信号は、交互に
“1”になる。
【0065】例えば、T型フリップフロップ66の入力
端子CKに入力されるクロック信号が立ち上がって、出
力端子Qから出力される信号が“1”になった場合に
は、この出力端子Qに接続されているトランジスタ69
a〜69fがオン状態となり、LED53a〜53mが
導通して発光する。また、T型フリップフロップ66の
入力端子CKに入力されるクロック信号が次に立ち上が
って、反転出力端子から出力される信号が“1”とな
る。したがって、この反転出力端子に接続されているト
ランジスタ69g〜69mがオン状態となり、LED5
3n〜53yが導通して発光する。
【0066】このように、T型フリップフロップ66の
入力端子Tに入力される信号が“1”の場合には、入力
端子CKにクロック信号が入力される度に、LED切替
回路65は、ガラス基板51と透明部材52との間に形
成された空間の周囲に配置された24個のLED53a
〜53yの中から、対向する二辺に沿って配置されたL
ED53a〜53mと他の対向する二辺に沿って配置さ
れたLED53n〜53yとを交互に発光させるという
切り替え動作を行う。
【0067】また、図19に示す光学検査装置160の
ように、ガラス基板51と透明部材52との間に形成さ
れた空間の周囲を包囲するように複数のLED53a〜
53yと単一の光ガイド部55を配置してもよい。
【0068】また、図20に示す光学検査装置170の
ように、ガラス基板51と透明部材52との間に形成さ
れた空間の周囲に、複数のLED53a〜53fと反射
板57とを対向配置するようにしてもよい。この場合に
は、ガラス基板51と透明部材52との間に形成された
空間全体をほぼ均一な光強度とすることができるため、
眼鏡用レンズ1の表面の観察がしやすくなる。
【0069】(第2の実施形態)次に、本発明を適用し
た第2実施形態の光学検査装置について説明する。図2
1は、第2の実施形態の光学検査装置の平面図である。
また、図22は、図21に示す光学検査装置の断面図で
ある。これらの図に示す光学検査装置200は、眼鏡用
レンズ201の表面や内部の状態を検査するものであ
り、所定波長を含む光を発する16個のLED203a
〜203qと、これらのLEDから発せられた光を集光
して眼鏡用レンズ201の側面に向けて入射するための
光ガイド部204とを含んで構成されている。
【0070】眼鏡用レンズ201は、上述した第1の実
施形態において被検査体として用いられた眼鏡用レンズ
1と同様に、ガラスやプラスチックを材料とするレンズ
であり、その表面には、レーザ処理等により度数を示す
刻印コードが形成されている。
【0071】LED203a〜203qは、図21およ
び図22に示すように、眼鏡用レンズ201の周囲に配
置されており、その中の2個ずつ(例えばLED203
aとLED203b)が対となってこの空間を挟んで対
向配置されている。これらのLED203a〜203q
から発せられる光は、光ガイド部204に入射される。
【0072】光ガイド部204は、LED203a〜2
03qから発せられた光を集光して眼鏡用レンズ201
の側面に向けて入射するためのものであり、上述した第
1の実施形態における光ガイド部4と同様の構造を有し
ている。すなわち、図21および図22に示すように、
光ガイド部204は、LED203a〜203qを内包
して、眼鏡用レンズ201の側面を包囲するように形成
されている。また、光ガイド部204は、互いに向かい
合った反射面を有する2つの集光部211を有してお
り、眼鏡用レンズ201に近づくにしたがって、この向
かい合った2つの集光部211を接近させることによ
り、LED203a〜203qから照射された光を集光
して光出射面212から眼鏡用レンズ201の側面に向
けて入射する。また、光出射面212の幅は、眼鏡用レ
ンズ201の厚さである側面の幅より狭く設定されてい
るため、眼鏡用レンズ201の表面に沿って漏れる光を
なくすことができ、眼鏡用レンズ201の表面に付着し
たほこり等によって光が散乱されて眼鏡用レンズ201
の表面や内部の状態が検査しにくくなることを防止する
ことができる。
【0073】図23は、眼鏡用レンズ201の内部に入
射された光の進行状態を示す図である。同図に示すよう
に、眼鏡用レンズ201の内部には、眼鏡用レンズ20
1の表面に対して平行に近い角度で光が入射される。こ
の光は、眼鏡用レンズ201の表面で反射を繰り返しな
がら内部を進行する。
【0074】本実施形態の光学検査装置はこのような構
造を有しており、次に、この光学検査装置を用いて眼鏡
用レンズ201の表面および内部の状態を検査する場合
の概略を説明する。図24は、眼鏡用レンズ201の内
部における光の反射の状態を示す図である。上述したよ
うに、眼鏡用レンズ201の内部に入射された光は、眼
鏡用レンズ201の表面で反射を繰り返しながら内部を
進行していく。しかし、図24(a)に示すように眼鏡
用レンズ201の表面に刻印コード213や傷214が
あったり、図24(b)に示すように気泡215や異物
216がある場合には、これらの部分に達した光が散乱
される。このため、刻印コード213の内容や傷214
等の形状を目視によって明確に確認することができる。
【0075】光学検査装置200を用いて眼鏡用レンズ
201の表面を観察する場合には、例えば、眼鏡用レン
ズ201の周囲に対向配置されて対をなす8組のLED
203a〜203qの中から隣接する1組のLEDを巡
回的に選択して発光させる。1組のLEDによって発せ
られた光は、光ガイド部204の集光部211によって
集光され、光出射面212から眼鏡用レンズ1と透明部
材2との間に形成された空間に入射される。
【0076】なお、16個のLED203a〜203q
を同時に発光させるようにしたり、上述した第1の実施
形態で示したように、眼鏡用レンズ1と透明部材2との
間に形成された空間の周囲に対向配置されて対をなす8
組のLED203a〜203qの中から隣接する2組の
LEDを巡回的に選択して発光させるための切り替え動
作を行うようにしてもよい。
【0077】このように、半導体発光素子の1つである
LEDを光源に用いることにより、上述した第1の実施
形態において図1に示した光学検査装置100と同様
に、スイッチング制御が容易になり、スイッチング直後
に発する光の強度が安定するため、スイッチング直後か
ら検査を行うことができる。特に、光学検査装置200
のように、複数の光源を備えてこれらを頻繁に切り替え
て検査を行う場合には、LEDを光源に用いることによ
り、切り替えの度に光の強度が安定するのを待つ必要が
なく、切り替え直後から検査を行うことができるため、
検査効率を高めることができる。
【0078】ところで、上述したように眼鏡用レンズ2
01の表面を目視によって観察するためには、光ガイド
部204から眼鏡用レンズ1に400〜750nm程度
の可視領域の波長を含む光を入射する必要があり、好ま
しくはこの中でも視感度が最大となる550nm近傍の
波長が含まれる光を入射する。
【0079】また、上述した第2の実施形態では、眼鏡
用レンズ201の周囲にLED同士を対向配置させた
が、第1の実施形態において図9および図10に示した
光学検査装置110と同様に、LEDと反射板を対向配
置させるようにしてもよい。
【0080】また、上述した第2の実施形態では、目視
によって散乱光を観察したが、第1の実施形態において
図13に示した光学検査装置130と同様に、例えばア
ナログ微分カメラ等を用いて、眼鏡用レンズ201の表
面を撮影するようにしてもよい。
【0081】また、上述した第2の実施形態では、眼鏡
用レンズ201を被検査体としたが、眼鏡用レンズ20
1以外の非直線状の外縁形状を有する他の透明部材や直
線状の外縁形状を有する透明部材(例えばLCDに使用
されるガラス基板)を被検査体として、表面や内部の状
態を検査するようにしてもよい。
【0082】また、上述した第1および第2の実施形態
では、光源としての半導体発光素子にLEDを用いた
が、他の半導体発光素子、例えば半導体レーザを用いる
ようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、複数
の半導体発光素子を光源として用いることにより、スイ
ッチング制御がしやすく、スイッチング直後に発する光
の強度が安定する。このため、スイッチング直後から被
検査体の表面や内部の状態を検査することが可能とな
り、検査効率を向上させることができる。特に、複数の
半導体発光素子を頻繁に切り替えて検査を行うような場
合には、光源に半導体発光素子を用いることにより、切
り替えの度に光の強度が安定するのを待つ必要がなく、
切り替え直後から検査を行うことができるため、検査効
率を大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の光学検査装置の平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1に示した光学検査装置に用いられる光ガイ
ド部の拡大断面図である。
【図4】眼鏡用レンズと透明部材との間に形成された空
間に入射された光の進行状態を示す図である。
【図5】眼鏡用レンズおよび透明部材の表面における光
の反射の状態を示す図である。
【図6】図1に示した光学検査装置に用いられるLED
切替回路の一例を示す図である。
【図7】図6に示したLED切替回路において、カウン
タに入力されるクロック信号と、デコーダの出力信号
と、LEDの導通状態の関係を示す図である。
【図8】眼鏡用レンズと透明部材との間に形成された空
間内を進行する光の強度分布を示す図である。
【図9】眼鏡用レンズと透明部材との間に形成された空
間の周囲に複数のLEDと反射板とを対向配置させた光
学検査装置の平面図である。
【図10】図9に示す光学検査装置の断面図である。
【図11】図9に示した光学検査装置において、眼鏡用
レンズと透明部材との間に形成された空間内を進行する
光の強度分布を示す図である。
【図12】LEDや反射板を対向配置しない場合の光学
検査装置の平面図である。
【図13】アナログ微分カメラを用いた光学検査装置の
断面図である。
【図14】アナログ微分カメラの全体構成を示す図であ
る。
【図15】LCDに使用されるガラス基板の表面の状態
を検査する光学検査装置の平面図である。
【図16】ガラス基板と透明部材との間に形成された空
間の周囲を包囲するように複数のLEDと光ガイド部を
配置した光学検査装置の平面図である。
【図17】図16に示した光学検査装置に用いられるL
ED切替回路の一例を示す図である。
【図18】図17に示したLED切替回路において、T
型フリップフロップの入力端子に入力されるクロック信
号と、T型フリップフロップの出力端子から出力される
信号と、LEDの導通状態の関係を示す図である。
【図19】ガラス基板と透明部材との間に形成された空
間の周囲を包囲するように複数のLEDと光ガイド部を
配置した光学検査装置の変形例の平面図である。
【図20】ガラス基板と透明部材との間に形成された空
間の周囲にLEDと反射板とを対向配置させた光学検査
装置の平面図である。
【図21】第2の実施形態の光学検査装置の平面図であ
る。
【図22】図21に示す光学検査装置の断面図である。
【図23】眼鏡用レンズの内部に入射された光の進行状
態を示す図である。
【図24】眼鏡用レンズの内部における光の反射の状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 眼鏡用レンズ 2 透明部材 3a〜3q 発光ダイオード(LED) 4 光ガイド部 11 集光部 12 光出射面 13 刻印コード 14 傷 15 LED切替回路 16 カウンタ 17 デコーダ 18 ORゲート 19 トランジスタ 100 光学検査装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA49 AA60 BB05 BB22 CC22 CC25 DD06 FF42 GG06 GG07 GG17 GG21 HH12 JJ03 JJ09 JJ12 JJ19 LL00 LL01 LL11 LL30 NN02 PP21 QQ13 QQ24 QQ51 2G059 AA02 BB15 EE01 FF01 GG02 GG03 JJ17 KK04 LL10 MM01 2G086 EE10 FF05 FF06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の表面あるいは内部の少なくと
    も一方の状態を検査する光学検査方式であって、光源に
    複数の半導体発光素子を用いることを特徴とする光学検
    査方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 複数の前記半導体発光素子を選択的に切り替えて発光さ
    せる切替回路をさらに備えることを特徴とする光学検査
    方式。
  3. 【請求項3】光を発する複数の半導体発光素子と、 被検査体の表面から所定距離隔てて対向配置された平板
    状の透明部材と、 複数の前記半導体発光素子に対応して、複数の前記半導
    体発光素子から発せられた光を前記被検査体と前記透明
    部材との間に形成された空間の側面に向けて入射する光
    ガイド部と、 を備え、前記光ガイド部から前記被検査体と前記透明部
    材との間に形成された空間の側面に向けて光を入射した
    状態で、前記透明部材を通して前記被検査体の表面を観
    察することにより、前記被検査体の表面の状態を検査す
    ることを特徴とする光学検査方式。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記光ガイド部は、複数の前記半導体発光素子から発せ
    られた光を集光する集光部を備え、 前記集光部によって集光された光を、前記集光部によっ
    て形成された光出射面から前記被検査体と前記透明部材
    との間に形成された空間の側面に向けて出射することを
    特徴とする光学検査方式。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記光出射面の幅は、前記被検査体と前記透明部材との
    間隔である前記所定距離以下であることを特徴とする光
    学検査方式。
  6. 【請求項6】光を発する複数の半導体発光素子と、 前記複数の半導体発光素子から発せられた光を被検査体
    の側面に向けて入射する光ガイド部と、 を備え、前記光ガイド部から前記被検査体の側面に向け
    て光を入射した状態で、前記被検査体の表面を観察する
    ことにより、前記被検査体の表面および内部の状態を検
    査することを特徴とする光学検査方式。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記光ガイド部は、複数の前記半導体発光素子から発せ
    られた光を集光する2つの集光部を備え、 2つの前記集光部によって集光された光を、2つの前記
    集光部によって形成された光出射面から前記被検査体の
    側面に向けて出射することを特徴とする光学検査方式。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記光出射面の幅は、前記被検査体の厚さである前記側
    面の幅以下であることを特徴とする光学検査方式。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれかにおいて、 光の照射方向が互いに向かい合う位置に配置されて対を
    なす複数組の前記半導体発光素子を備えることを特徴と
    する光学検査方式。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 対をなす前記半導体発光素子同士を直列接続し、直列接
    続された前記半導体発光素子を駆動する駆動回路をさら
    に備えることを特徴とする光学検査方式。
  11. 【請求項11】 請求項3〜10のいずれかにおいて、 光の照射方向が互いに交差する位置に配置される複数の
    前記半導体発光素子と、 複数の前記半導体発光素子を選択的に切り替えて発光さ
    せる切替回路と、 をさらに備えることを特徴とする光学検査方式。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかにおいて、 前記半導体発光素子によって発せられる光は可視領域の
    波長を含むことを特徴とする光学検査方式。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記可視領域の波長には視感度のピーク近傍の波長が含
    まれることを特徴とする光学検査方式。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかにおいて、 前記被検査体の表面を観察する位置に、前記被検査体の
    表面を撮影範囲とする撮影手段を備えることを特徴とす
    る光学検査方式。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記撮影手段は、アバランシェ増倍動作型撮像管である
    ことを特徴とする光学検査方式。
  16. 【請求項16】 請求項14または15において、 前記撮影手段から出力される信号をアナログ微分する微
    分処理手段を備えることを特徴とする光学検査方式。
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