JP2000027277A - 自由勾配側溝底部形成工法 - Google Patents

自由勾配側溝底部形成工法

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JP2000027277A
JP2000027277A JP10225101A JP22510198A JP2000027277A JP 2000027277 A JP2000027277 A JP 2000027277A JP 10225101 A JP10225101 A JP 10225101A JP 22510198 A JP22510198 A JP 22510198A JP 2000027277 A JP2000027277 A JP 2000027277A
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concrete
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gutter
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JP10225101A
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Teruo Hatori
照夫 羽取
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のプレキャストコンクリートを用い、適
宜の底面形状と排水勾配の自由勾配側溝を構築可能とす
る。 【解決手段】 基礎材(16)上に適宜の底面形状又は
低水位通水位通水断面を形成するプレキャストフレーム
(1)を水路勾配に合わせて設置し、フレーム両側下部
のフーチング(4)上に現場打設した調整コンクリート
(8)を介して門型側溝本体(3)を載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適宜の底面形状と
排水勾配をもち、排水量が少ない場合でも適度な掃流力
をもつ道路側溝を、プレキャストコンクリートを用いて
構築可能とし、施工の機械化を図ると同時に現場の排水
条件に適合した道路側溝を容易安価に得るための自由勾
配側溝底部形成工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自由勾配側溝は下部を開放し、上
面に開口部を設けた門型のプレキャストコンクリート側
溝本体を用い、コンクリートベースの上に底部を現場打
コンクリートで自由勾配に施工するものであるが、底部
の形状は上面開口部からの限定されたコテ仕上げによる
平面状に限定され、インバート曲面の形状は不可能であ
り、また底部をプレキャストで設置する場合には、特開
平9−78677号に示すように勾配の変化に対応して
コンクリート充填を必要とする欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先行して設置する側溝
底部の自由勾配を直接基礎材上にベースを省略して単一
のプレキャストコンクリートで形成し、底面の形状もイ
ンバート曲面、平面や低水部の幅を縮小した複合断面と
するためのU形水路状等適宜に選択でき、さらに側溝底
部の上に載置する門型側溝の高さの調整が容易に確保さ
れることによって、プレキャストコンクリート自由勾配
側溝の構築を可能とし、施工の機械化を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上面を曲面、平面または
両側壁を有するU形水路状などに形成し、両側下部の調
整コンクリート分を加味した低位置にフーチングを設け
たプレキャストフレームを用い、基礎材の上にフレーム
の上面を排水勾配に合わせて布設し、両側のフーチング
上に載置する門型側溝の高さに対応した調整コンクリー
トを打設するものである。そしてフレーム両側フーチン
グ上に設けた調整コンクリート小段に敷モルタルを施す
かゴムパッキンを配置し、このようにして先行して設置
された側溝底部の上に両側壁で挟む状態に門型側溝を載
置して自由勾配側溝を構築するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】通常1ないし数種類の門型側溝を
適宜に用いて、側溝延長全体の落差を構成するのである
が、側溝全体の設置に先行し基礎材上に水路勾配に合わ
せてプレキャストフレームを布設する。この場合、両側
のフーチング面の高さは勾配に合致したものとなる。し
かるのち、外側に当て板を施してフーチング上に水路勾
配と必ずしも一致させないで載置する門型側溝本体に適
合する高さに調整コンクリートを打設し、上面をコテ仕
上げする。そして、調整コンクリートが硬化したのち門
型側溝を載置するが、門型側溝の底面は調整コンクリー
ト小段の敷モルタルかゴムパッキンによって水密が確保
された側溝全体が形成される。
【0006】また、U形水路状のフレームを用いること
によって、低水部が縮小した複断面側溝を得ることがで
きる。
【0007】なお、門型側溝本体を特開平7−1665
98号、特開平9−302758号による構造とし、両
側壁の下端を可撓自由端とする場合には埋戻し土圧によ
って両側壁内面と側溝底部両側面との圧着をさらに高め
ることができる。
【0008】以下図面に示す実施例について説明する。
【0009】図1に実施例の施工状態を示す。(1)は
フレーム、(2)は側溝底部、(3)は門型側溝本体で
ある。フレーム(1)は図2に示すとおり側溝底部をイ
ンバート曲面とする形状のもので、両側下部には調整コ
ンクリート分を加えた低い位置にフーチング(4)を設
けてある。まず、基礎材(16)の上に、フレーム
(1)を排水勾配に合わせて布設する。しかるのち、外
側に当て板を施し、フーチング(4)の上に調整コンク
リート(8)を打設し、載置する門型側溝本体の高さに
合わせて小段(5)を設け側溝底部を形成する。なおこ
の実施例のものは、あらかじめコンクリートピンコロ
(9)を調整コンクリート(8)の打設に先行して門型
側溝本体(3)の架設に川いた場合である。そして、門
型側溝本体(3)を連続載置して自由勾配側溝を構築す
るのであるが、この場合小段(5)上にプラスチック、
鉄板片などのライナー(10)でレベル調整したのち、
空練モルタル(11)をやや厚めに敷いて据付する。
【0010】この実施例の門型側溝本体(3)は、図
1、図3、図5に示すように上部が複数の固定梁(1
2)によって一体化され、雨水等の流入口となるスリッ
ト(13)が設けられている。また必要に応じ蓋受開口
部(14)を設け、グレーチング(15)がセットされ
ている。
【0011】図4、図5は両側壁(6)、(6)によっ
て、U形水路状としたフレーム(1)を用い、低水部の
幅を縮小した複合断面自由勾配側溝の実施例である。
【0012】さらにまた図6、図7、図8にフレームの
実施例を示しているが、図7に示すようにフーチングは
フレーム全長の内、適宜に省略してもよい。また図8は
開口部(7)から地下浸透とする場合である。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】基礎材の上にフレームを布設するため、コ
ンクリートベースが不要となり施工期間が短縮される。
【0015】側溝上面の設計荷重はフーチングを介して
フレーム全体に伝達され、基礎材で均等支持する安定構
造を得ることができる。
【0016】底面がインバート、平面状さらに底部縮小
複断面など排水条件に最適なものとし、且つ自由勾配に
プレキャストコンクリートを用いて構築できる。この場
合、プレキャストフレームは1種類ですべての勾配に対
応でき、全体の機械施工が可能となる。
【0017】さらに、排水流量が少ない場合でも適度な
掃流力が保持されるように低水部の幅を縮小した自由勾
配複断面側溝をも容易安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】底部にプレキャストフレームを用いた自由勾配
側溝の実施例を示す切欠斜面図である。
【図2】図1の実施例におけるプレキャストフレームの
斜面図である。
【図3】図1のA〜A線にそった断面図である。
【図4】U形水路状としたフレームの実施例を示す斜面
図である。
【図5】図4に示すフレームを用い、低水部を縮小した
複合断面側溝の実施例を示す断面図である。
【図6】プレキャストフレームの実施例を示す斜面図で
ある。
【図7】プレキャストフレームの実施例を示す斜面図で
ある。
【図8】プレキャストフレームの実施例を示す斜面図で
ある。
【符号の説明】
1 フレーム 2 側溝底部 3 門型側溝本体 4 フーチング 5 小段 6 側壁 7 開口部 8 調整コンクリート 9 ピンコロ 10 ライナー 11 モルタル 12 固定梁 13 スリット 14 蓋受開口部 15 グレーチング 16 基礎材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月17日(1999.5.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】 通常1ないし数種類の門型側溝
を適宜に用いて、側溝延長全体の落差を構成するのであ
るが、側溝全体の設置に先行し基礎材上に水路勾配に合
わせてプレキャストフレームを布設する。この場合、両
側のフーチング面の高さは勾配に合致したものとなる。
しかるのち、フーチング上に水路勾配と必ずしも一致さ
せないで載置する門型側溝本体に適合する高さに調整コ
ンクリートを打設し、上面をコテ仕上げする。この場合
調整コンクリートは適宜外側に当て板を施すか又は埋戻
土で凹部を形成して打設する。そして、調整コンクリー
トが硬化したのち門型側溝を設置するが、門型側溝の底
面は調整コンクリート小段の敷モルタルかゴムパッキン
によって水密が確保された側溝全体が形成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図1に実施例の施工状態を示す。(1)は
フレーム、(2)は側溝底部、(3)は門型側溝本体で
ある。フレーム(1)は図2に示すとおり側溝底部をイ
ンバート曲面とする形状のもので、両側下部には調整コ
ンクリート分を加えた低い位置にフーチング(4)を設
けてある。まず、基礎材(16)の上に、フレーム
(1)を排水勾配に合わせて布設する。しかるのち、フ
ーチング(4)の上に調整コンクリート(8)を打設
し、載置する門型側溝本体の高さに合わせて小段(5)
を設け側溝底部を形成する。なおこの実施例のものは、
あらかじめコンクリートピンコロ(9)を調整コンクリ
ート(8)の打設に先行して門型側溝本体(3)の架設
に用いた場合である。そして、門型側溝本体(3)を連
続載置して自由勾配側溝を構築するのであるが、この場
合小段(5)上にプラスチック、鉄板片などのライナー
(10)でレベル調整したのち、空練モルタル(11)
をやや厚めに敷いて据付する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型側溝本体(3)よりも先にプレキャ
    ストフレーム(1)を排水勾配に合うように布設し、フ
    レーム両側下部のフーチング(4)上に現場打設した調
    整コンクリート(8)を介して門型側溝本体(3)を載
    置する自由勾配側溝底部形成工法。
  2. 【請求項2】 基礎材(16)の上に、上面を排水勾配
    に合わせて布設し、フレーム両側下部の調整コンクリー
    トの厚さを加えた低位置に設けてあるフーチング(4)
    上に調整コンクリート(8)を打設して門型側溝本体
    (3)よりも先に、適宜の形状と排水勾配に側溝底部
    (2)を形成するプレキャストフレーム(1)。
  3. 【請求項3】 基礎材(16)の上にU形水路状のフレ
    ーム(1)を排水勾配に合わせて布設し、フレーム両側
    下部のフーチング(4)上に現場打設した調整コンクリ
    ート(8)を介して門型側溝本体(3)をフレームの両
    側壁(6)、(6)にほぼ外接するように載置して低水
    位通水断面の上が、それよりも幅の大きい中高位通水部
    となる複合断面自由勾配側溝を構築する請求項2記載の
    プレキャストフレーム(1)。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077556A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Masatake Oshima 自由勾配暗渠側溝
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JP7389431B2 (ja) 2019-12-26 2023-11-30 フジプレコン株式会社 単一の型枠装置で製造される形状の異なる複数の基礎ブロック付き可変インバート及びその型枠装置

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