JP3210441U - 自由排水側溝 - Google Patents

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Abstract

【課題】門形側溝にプレキャスト底版を用い、必要に応じ調整コンクリートをあと打ちする自由排水側溝を提供する。【解決手段】底版両側のフーチング4上に門形側溝2を載置するプレキャストブロックによる構造の道路側溝において、そのまま通水する内高固定断面と、調整コンクリートをあと打ちして通水する自由内高断面とを兼用するため、通水内底両隅角に底版切欠5Bと門形側溝内壁とで形成する条溝5Aを配設し、矩形ないし台形断面の条溝5Aがあと打ち調整コンクリートの根入碇着を高める。【選択図】図1

Description

本考案は、道路の排水施設として門形側溝と底版を組合せて基礎上に順勾配で設置し、必要に応じて内底に調整コンクリート打する自由排水側溝に関する。
従来、自由勾配施工はもっぱら門形で無底のプレキャストコンクリート側溝ブロックを用い、あらかじめ基礎上にベースコンクリートを施して布設し、上載荷重を伝達する構造としてから内底部を必要な水路勾配と構造上必要な底版とを兼ねる調整コンクリートを蓋掛け用開口部から現場打する工法が用いられている。
この場合、門形側溝内壁が垂直面のため調整コンクリートは最小厚さ5cm程度としても両側と現場打ベースコンクリート内底粗面とで拘束されて安定する。
一方、順勾配施工はもっぱら底面付のU形側溝や管渠側溝ブロックを用い、直接基礎上に上載荷重を伝達する構造として布設し、現場打ベースコンクリートを不要としている。
なお、底面付のU形側溝において調整コンクリートを平滑内底に打設することもあるが、拘束が不安定とされる。
特開2000−27277号公報
考案が解決しようする課題
従来、もっぱら自由勾配施工用としていた門型側溝を順勾配施工と自由勾配施工とも現場打ベースコンクリートを不要として用い、必要な内高の門形側溝数種と単一の底版とで組立てる側溝本体を直接基礎上に順勾配で設置しそのまま内高固定断面として通水するか、自由勾配施工のみ必要に応じ側溝内底に勾配調整コンクリート打ちして通水する自由内高断面とを兼用の自由排水側溝とするもので、作業工程上コンクリートの硬化待ちが無く、側溝内底面へのあと打ち調整コンクリートが水流や維持管理時の衝撃に対して安定することである。
課題を解決するための手段
前記課題を解決するため門形側溝と底版とで組立てる側溝本体の
内底両隅角部の全長にわたり、直線の条溝を内壁面沿いに形成し、自由勾配施工においては垂直面付着面積の増加および条溝の台形断面によってあと打ち調整コンクリート全体との付着とグリップを安定向上させるものである。
調整コンクリート打の無い順勾配施工においては内底面両隅角の条溝も含めて通水断面を形成するものである。
また、通水底面両隅角の条溝断面はあと打ち調整コンクリートの少くともモルタルが充填されうる内幅と硬化後の付着安定が得られる内高とするもので、門形側溝の垂直内壁面と底版の切欠部とで矩形又は台形に形成する。
考案の効果
門形側溝と底版とで組立てる側溝本体を基礎材の上に直接布設するためベースコンクリートが不要で工期が短縮し、内底に調整コンクリート打のない順勾配施工においてはそのまま完成する。
自由勾配施工においても、調整コンクリートが両隅角部条溝への根入によって条溝内両垂直面との付着とグリップが向上し、浮力に対しても安定し、維持管理に適合した側溝構造となる。
両隅角部の条溝があっても、側溝の内底は水流を阻害しないので、調整コンクリート打の有無にかかわらず、通水能力が維持される。
本考案による側溝本体の形成は従来通りの製造工程により、内高の異なる門形側溝全サイズに共通する単一の底版を組合せるが、条溝を矩形ないし台形断面とする底版の切込部形成も含めて安価に供給できる。
底版上に門形側溝を用いた自由排水側溝の順勾配施工での実施例を示す切欠斜面図である。 図1のA−A線にそった断面図である。 図1の実施例における底版の斜面図である。 通水内底の全長に沿って調整コンクリートを打設した自由勾配施工の実施例を示す断面図である。 あらかじめ底版と門形側溝を組合せ結合し1個の側溝本体ブロックとした実施例を示す斜面図である。
通常内高1ないし数種類の門形側溝を適宜に用い単一の底版と組合せて側溝延長全体の落差を構成するものであるが、あらかじめ同じ長さの門形側溝と底版を組合せ結合した1個の側溝本体ブロックとして用い、基礎材上にそのまま順勾配で布設する工法のほか、フーチング付の凸形状底版と門形側溝とを個別に用いる工法では側溝の設置に先行し基礎材上に本体と同じ長さの底版をそのまま順勾配で布設する。
しかるのち、底版両側のフーチング上に底版凸部を挟んで門形側溝を載置し、側溝本体を築造するが、門形側溝はおおむね通水断面が内幅30〜40cm、内壁垂直、内高10cm刻みで30〜120cm、側壁は外圧荷重に対応した厚みを有している。
長さは2m等とするプレキャストコンクリートで供給され、底版フーチング上に敷モルタルを施し順勾配施工で布設する。
自由勾配施工ではその通水断面内底に厚さを最小5〜最大15cm程度の調整コンクリートをあと打ちするもので、最小厚さ5cmは碇着基部となりそれ以上の15cmまでが高さ調整分となる。
固定通水断面と必要に応じ通水底面高さを調整する本考案の側溝は通水内底両隅角の全長にわたり直線の条溝を水流方向に沿ってあと打ち調整コンクリートの底面根入部として配設する。
条溝の断面をおおむね上幅15〜20mm深さ10〜15mmに門形側溝内壁垂直面と底版切欠部とで矩形ないし下幅が1〜2mm大きい台形に形成される。
側溝両側立上り内壁面は垂直のため平滑であってもあと打ちコンクリートの厚みと当接して上方へ滑脱しにくく最小厚さ5cmでも拘束効果があるが、それに加え、平滑内底面は両隅角部条溝によって垂直面の付着面積が増加し、あと打ちコンクリートとの接合底面は小径の粗骨材も含むモルタルが喰込んで付着とグリップが向上するので、あと打ち調整コンクリートは上面開放にかかわらず三面で拘束固定され一体碇着する。
図1に底版と門形側溝とを個別に用いる工法での実施例の施工状態を示す。
(1)は底版、(2)は門形側溝、(3)は側溝本体である。
底版(1)は、図3に示すとおり弯曲インバート付凸形状で側溝底部両隅角に連続して門形側溝内壁とで条溝(5A)を形成するための切欠(5B)があり両側は門形側溝を凸部に外接して載置するフーチング(4)となっている。まず上面を道路に合わせた基礎(30)の上に順勾配で底版を布設する。
そして門形側溝(2)を底版両側フーチング(4)、(4)上にライナー(17)モルタル(18)を介し連続載置して順勾配施工においてはそのまま完成する。
自由勾配施工の場合には、図4に示すとおりさらに内底部へ排水勾配に合わせて蓋受開口部(6)から調整コンクリート(10)を打設し、自由勾配に側溝を構築するのであるがあと打ちコンクリートが両隅角部で条溝(5A)(5A)内に根入碇着している。
この実施例の門形側溝(2)は図1、図2、図4、図5に示すように上部が複数の固定梁(16)によって一体化され、雨水等の流入口となるスリット(15)が設けされている。また蓋受開口部(6)にスリット付コンクリート蓋(7)がセットされている。
図5にあらかじめ底版(1)と門形側溝(2)とをパッキン(19)を介して組合せ、ボルト(20)で結合し、1個の側溝本体ブロックとした実施例である。
この実施例における門形側溝(2)は上版のスリット(15)部を鉄筋コンクリート固定梁(16)で連結した構造で、上版の可撓性によって底版(1)とのボルト結合によくなじむものとなっている(特開平9−302758参照)。
本考案の底版は、一般流通門形側溝製品に適用でき、順勾配のみの施工にも適合し、普及面での制約は生じない。
そして、門形側溝と底版を生産工場内で組立ててボックス管渠製品として供給することも可能で、現場条件に対応して施工性を高めることができる。
さらに、型枠も従来からの一般品と同一であるため、生産供給においても在来の道路用コンクリート製品と同等に安価に流通する。
1 底版
2 門形側溝
3 側溝本体
4 フーチング
5A 条溝
5B 切欠
6 蓋受開口部
7 コンクリート蓋
10 調整コンクリート
15 スリット
16 固定梁
17 ライナー
18 モルタル
19 パッキン
20 ボルト
30 基礎

Claims (2)

  1. 底版両側のフーチング上に門形側溝を載置するプレキャストブロックによる構造の道路側溝において、そのまま通水する内高固定断面と、調整コンクリートをあと打ちして通水する自由内高断面とを兼用するため、通水内底両隅角に底版切欠と門形側溝内壁とで形成する条溝を配設し、矩形ないし台形断面の条溝があと打ち調整コンクリートの根入碇着を高めることを特徴とする自由排水側溝。
  2. あらかじめ門形側溝に底版を内接組合せ結合したプレキャストブロックによる構造の道路側溝において、そのまま通水する内高固定断面と、調整コンクリートをあと打ちして通水する自由内高断面とを兼用するため、通水内底両隅角に底版切欠と門形側溝内壁とで形成する条溝を配設し、矩形ないし台形断面の条溝があと打ち調整コンクリートの根入碇着を高めることを特徴とする自由排水側溝。
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