JP2003278127A - コンクリート製樋門 - Google Patents

コンクリート製樋門

Info

Publication number
JP2003278127A
JP2003278127A JP2002087896A JP2002087896A JP2003278127A JP 2003278127 A JP2003278127 A JP 2003278127A JP 2002087896 A JP2002087896 A JP 2002087896A JP 2002087896 A JP2002087896 A JP 2002087896A JP 2003278127 A JP2003278127 A JP 2003278127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
fixed
water
wall
impermeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002087896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Unno
裕介 海野
Toshiyuki Tsuji
利幸 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Geostr Corp
Original Assignee
Geostr Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Geostr Corp filed Critical Geostr Corp
Priority to JP2002087896A priority Critical patent/JP2003278127A/ja
Publication of JP2003278127A publication Critical patent/JP2003278127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事の省力化、工期の短縮、品質の向上を達
成できるコンクリート製樋門を提供する。 【解決手段】 コンクリート二次製品として形成した遮
水壁7または胸壁16を、管渠3(函体2)の上面およ
び両側面に固定するようにして、遮水部4または胸壁部
5に設ける遮水壁7または胸壁16の形成を容易なもの
にする。このことから、プレキャストコンクリート製函
体2を列状に並べて形成する管渠3と相まって、コンク
リート製樋門1の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成する。また、コンクリート二次製
品として形成することにより、管渠3(函体2)に固定
した遮水壁7または胸壁16には、遮水用鋼矢板6、遮
水用コンクリート矢板13、遮水壁7、胸壁16を簡単
に接合できるようにする。このことからも、工事の省力
化、工期の短縮、品質の向上を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、堤防に対して埋
設状態で横断するように構築し、堤内の排水または用水
の取水に使用するコンクリート製樋門に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート製樋門としては、現
場打ちにて構築しており、型枠工事、鉄筋工事、コンク
リート打設などの多くの種類の工事が必要になるものが
一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のコンク
リート製樋門では、型枠、鉄筋、コンクリート打設など
の多種類の工事が必要で、工事全体が複雑になる傾向に
ある。
【0004】この工事全体が複雑になることは、コスト
アップの要因になると共に、型枠工や鉄筋工などの熟練
工不足による品質の低下を招く恐れがある。しかも、工
事の合理化や省力化への障害にもなって、工期を長くす
ることになる。
【0005】また、前述した従来のコンクリート製樋門
では、現場打ちであるために、養生を行うためとして長
い期間が必要になる。そして、このことも、工期を長く
することになる。
【0006】なお、コンクリート製樋門の工期は、特に
河川事業が渇水期の工事であるため重要な要素になって
おり、短縮することが望まれている。
【0007】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は工事の省力化、工期の短縮、品質
の向上を達成することのできるコンクリート製樋門を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明では、プレキャ
ストコンクリート製函体を列状に並べて管渠を構成して
いるコンクリート製樋門の遮水部および胸壁部におい
て、その部分の遮水壁、胸壁、遮水用矢板に、コンクリ
ート二次製品として形成したプレキャスト部材を用いる
ことにする。
【0009】詳述すると、本願の請求項1に係る発明で
は、コンクリート製樋門の遮水部において、その遮水用
鋼矢板の上部に前記管渠を設置していると共に、この管
渠の上面および両側面にコンクリート二次製品として形
成した遮水壁を固定する。
【0010】また、前記管渠の上面に固定した遮水壁の
側面と前記管渠の両側面に固定した遮水壁の一方の側面
とを固定していると共に、管渠の両側面に固定した遮水
壁には、その他方の側面に一体化した鋼矢板を介して、
前記遮水部として用いる遮水用鋼矢板を接合している。
【0011】このような本願発明によれば、コンクリー
ト二次製品として形成した遮水壁を管渠の上面および両
側面に固定することにより、遮水部において管渠に設け
る遮水壁を容易に形成することができる。
【0012】このことから、プレキャストコンクリート
製函体を列状に並べて形成する管渠と相まって、コンク
リート製樋門の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成できるようにしている。
【0013】また、本願発明によれば、管渠の両側面に
固定した遮水壁には、その他方の側面に鋼矢板を一体化
しているので、その鋼矢板を介して前記遮水部として用
いる遮水用鋼矢板を簡単に接合できる。
【0014】このことから、コンクリート二次製品とし
て形成した遮水壁と、管渠の周囲に遮水部として設ける
遮水用鋼矢板とを容易に一体化でき、工事の省力化、工
期の短縮、品質の向上を達成できるようにしている。
【0015】本願の請求項2に係る発明では、コンクリ
ート製樋門の遮水部において、コンクリート二次製品と
して形成した遮水壁の上部に前記管渠を設置していると
共に、この管渠の上面および両側面にコンクリート二次
製品として形成した遮水壁を固定している。
【0016】また、前記管渠の上面に固定した遮水壁の
側面と、前記管渠の両側面に固定した遮水壁の一方の側
面とを固定していると共に、管渠の両側面に固定した遮
水壁には、その他方の側面に、前記遮水部として用いる
遮水用コンクリート矢板を接合している。
【0017】このような本願発明によれば、管渠を設置
する部分にもコンクリート二次製品として形成した遮水
壁を用いると共に、遮水部として用いる遮水用矢板もコ
ンクリート矢板とすることにより、遮水部において管渠
の周囲に設ける遮水壁を容易に形成することができる。
【0018】このことから、プレキャストコンクリート
製函体を列状に並べて形成する管渠と相まって、コンク
リート製樋門の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成できるようにしている。
【0019】なお、遮水壁としては、本願の請求項3に
係る発明のように、コンクリート二次製品として断面略
T字状に形成したものが考えられる。このようにする
と、T字状としたウエブおよびフランジを利用して、例
えば、遮水壁と管渠の上面および側面との固定を容易に
行うことができる。
【0020】本願の請求項4に係る発明では、コンクリ
ート製樋門の胸壁部において、遮水用鋼矢板の上部に設
置している前記管渠の上面および両側面に、コンクリー
ト二次製品として形成した胸壁を固定していると共に、
前記管渠の上面に固定した胸壁の側面と、管渠の両側面
に固定した胸壁の一方の側面とを固定している。
【0021】このような本願発明によれば、コンクリー
ト二次製品として形成した胸壁を管渠の上面および両側
面に固定することにより、胸壁部において管渠に設ける
胸壁を容易に形成することができる。
【0022】このことから、プレキャストコンクリート
製函体を列状に並べて形成する管渠と相まって、コンク
リート製樋門の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成できるようにしている。
【0023】本願の請求項5に係る発明では、コンクリ
ート製樋門の胸壁部において、コンクリート二次製品と
して形成し遮水用とした胸壁の上部に前記管渠を設置し
ている。
【0024】また、前記管渠の上面および両側面に、コ
ンクリート二次製品として形成した胸壁を固定している
と共に、前記管渠の上面に固定した胸壁の側面と、管渠
の両側面に固定した胸壁の一方の側面とを固定してい
る。
【0025】このような本願発明によれば、管渠の上面
および両側面に固定したコンクリート二次製品の胸壁
を、管渠の設置部分における遮水壁として用いること
で、胸壁部において管渠に設ける胸壁と遮水壁とも容易
に形成することができる。
【0026】このことから、プレキャストコンクリート
製函体を列状に並べて形成する管渠と相まって、コンク
リート製樋門の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成できるようにしている。
【0027】なお、胸壁としては、本願の請求項6に係
る発明のように、コンクリート二次製品として断面略L
字状に形成したものが考えられる。このようにすると、
L字状としたウエブおよびフランジを利用して、例え
ば、胸壁と管渠の上面および側面との固定を容易に行う
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明のコンクリート製
樋門を、図示する一実施形態によって説明する。
【0029】コンクリート製樋門1は、図4に示すよう
に、プレキャストコンクリート製函体2を列状に並べて
管渠3を構成している。この図4において、符号4は遮
水部で、符号5は胸壁部である。
【0030】そして、本願発明の請求項1に係るコンク
リート製樋門1(図1〜図3参照)では、遮水部4にお
いて、その遮水用鋼矢板6の上部に管渠3を設置してい
ると共に、この管渠3の上面および両側面にコンクリー
ト二次製品として形成した遮水壁7を固定している。
【0031】また、管渠3の上面に固定した遮水壁7の
側面と、管渠3の両側面に固定した遮水壁7の一方の側
面とを固定していると共に、管渠3の両側面に固定した
遮水壁7には、その他方の側面に一体化した鋼矢板6を
介して、遮水部4として用いる遮水用鋼矢板6を接合し
ている。
【0032】図1に示した実施形態での管渠3は、遮水
部4において、遮水用鋼矢板6の上部にその上部を一体
化して基礎8を形成すると共に、この基礎8の上面にプ
レキャストコンクリート製の函体2を列状に並べて構成
している。
【0033】この実施形態での遮水壁7は、コンクリー
ト二次製品として断面略T字状に形成しており(本願の
請求項3に係る発明)、遮水部4において、管渠3を構
成している函体2の上面2aおよび両側面2bに固定し
ている。
【0034】そして、この遮水壁7は、図2および図3
に示すように、逆T字状の状態にして、そのフランジ7
aを利用することにより、函体2の上面2aや基礎8に
固定している。また、逆T字状の状態にして、そのウエ
ブ7bを利用することにより、函体2の側面2bと遮水
壁7どうしとを固定している。
【0035】ここでの遮水壁7のフランジ7aと、函体
2の上面2aおよび基礎8との固定は、函体2の上面2
aと基礎8とに設けたインサート9に、フランジ7aを
貫通した固定ボルト10を螺合することで行っている。
【0036】また、遮水壁7のウエブ7bと函体2の側
面2bとの固定は、函体2の側面2bに設けたインサー
ト9と、ウエブ7bの側面(遮水壁7の一方の側面)に
設けた継手金具11とを利用して行っている。
【0037】さらに、函体2の上面2aに固定した遮水
壁7のウエブ7bと、函体2の側面2bに固定した遮水
壁7のウエブ7bとの固定は、各遮水壁7のウエブ7b
の側面に設けた継手金具11を利用して行っている。
【0038】この実施形態での函体2(管渠3)の両側
面2bに固定した遮水壁7には、その他方の側面(ウエ
ブ7bの側面)に遮水部4として設けるべき遮水用の鋼
矢板6を一体化していると共に、その一体化した鋼矢板
6を介して遮水部4に用いる遮水用鋼矢板6を接合して
いる。
【0039】ここでの遮水壁7に一体化した鋼矢板6
は、基礎8に上部を一体化した遮水用鋼矢板6と連通す
るようになっている。また、この一体化した鋼矢板6を
介して接合する遮水用鋼矢板6は、可撓部12が設けら
れている。
【0040】図5〜図8は、本願発明の請求項2に係る
コンクリート製樋門1の一実施形態を示している。
【0041】ここでのコンクリート製樋門1は、遮水部
4(図1参照)において、コンクリート二次製品として
形成した遮水壁7の上部に管渠3を設置していると共
に、この管渠3の上面および両側面にコンクリート二次
製品として形成した遮水壁7を固定している。
【0042】また、管渠3の上面に固定した遮水壁7の
側面と、管渠3の両側面に固定した遮水壁7の一方の側
面とを固定していると共に、管渠3の両側面に固定した
遮水壁7には、その他方の側面に、遮水部4として用い
る遮水用コンクリート矢板13を接合している。
【0043】この実施形態での遮水壁7は、コンクリー
ト二次製品として断面略T字状に形成しており(本願の
請求項3に係る発明)、遮水部4において、管渠3を構
成している函体2の上面2aおよび両側面2bに固定し
ている。
【0044】そして、管渠3を設置する遮水壁7は、図
6および図7に示すように、T字状の状態にして設置
し、そのフランジ7aの上面に管渠3を設置している。
【0045】また、その他の遮水壁7は、図6および図
7に示すように、逆T字状の状態にして、そのフランジ
7aを利用することにより、函体2の上面2aや遮水壁
7のフランジ7aの上面に固定している。また、逆T字
状の状態にして、そのウエブ7bを利用することによ
り、函体2の側面2bと遮水壁7どうしとを固定してい
る。
【0046】この実施形態での遮水壁7のフランジ7a
と函体2の上面2aおよび下面2cとの固定、遮水壁7
のフランジ7aどうしの固定は、函体2の上面2aとフ
ランジ7aとに設けたインサート9に、フランジ7aま
たは函体2を貫通した固定ボルト10を螺合することで
行っている。
【0047】この実施形態での遮水壁7どうし(フラン
ジ7aどうし)の固定、遮水壁7と遮水用コンクリート
矢板13との固定、遮水壁7と函体2の側面2bとの固
定は、図8に示すように、断面略コ字状に形成した鋼製
金具14で接合させることで行われる。そして、この接
合部には高流動モルタル15を充填して止水性を確保し
ている。
【0048】なお、遮水壁7に直接固定する遮水用コン
クリート矢板13は可撓性の遮水矢板としている。この
遮水用コンクリート矢板13は、図9に示すように、予
め工場で可撓ゴム16を埋め込んだ構造とし、コンクリ
ート製樋門の不同沈下に追従して止水性を確保するもの
である。
【0049】図10〜図12は、本願発明の請求項4に
係るコンクリート製樋門1の一実施形態を示している。
【0050】ここでのコンクリート製樋門1は、胸壁部
5(図1参照)において、遮水用鋼矢板6の上部に設置
している管渠3の上面および両側面に、コンクリート二
次製品として形成した胸壁17を固定していると共に、
管渠3の上面に固定した胸壁17の側面と、管渠3の両
側面に固定した胸壁17の一方の側面とを固定してい
る。
【0051】この実施形態での胸壁17は、コンクリー
ト二次製品として断面略L字状に形成しており(本願の
請求項6に係る発明)、胸壁部5において、管渠3を構
成している函体2の上面2aおよび両側面2bに固定し
ている。
【0052】そして、この胸壁17は、水平部17aと
立ち上がり部17bとから断面略L字状に形成してお
り、その水平部17aと、函体2の上面2aまたは基礎
8とを固定していると共に、その立ち上がり部17b
と、函体2の側面2bまたは胸壁17の立ち上がり部1
7bとを固定している。
【0053】なお、各固定構造は、図1〜図3に示した
実施形態における固定構造と同様である。
【0054】図13〜図15は、本願発明の請求項5に
係るコンクリート製樋門1の一実施形態を示している。
【0055】ここでのコンクリート製樋門1は、胸壁部
5(図1参照)において、コンクリート二次製品として
形成し遮水用とした胸壁17の上部に管渠3を設置して
いる。また、管渠3の上面および両側面に、コンクリー
ト二次製品として形成した胸壁17を固定していると共
に、管渠3の上面に固定した胸壁17の側面と、管渠3
の両側面に固定した胸壁17の一方の側面とを固定して
いる。
【0056】この実施形態での胸壁17は、コンクリー
ト二次製品として断面略L字状に形成しており(本願の
請求項6に係る発明)、胸壁部5において、上部に管渠
3が設置される遮水用とした胸壁17に固定すると共
に、管渠3を構成している函体2の上面2aおよび両側
面2bに固定している。
【0057】そして、この胸壁17は、水平部17aと
立ち上がり部17bとから断面略L字状に形成してお
り、その水平部17aと、函体2の上面2aまたは上部
に管渠3が設置される遮水用とした胸壁17とを固定し
ていると共に、その立ち上がり部17bと、函体2の側
面2bまたは胸壁17の立ち上がり部17bとに固定し
ている。
【0058】なお、各固定構造は、図5〜図7に示した
実施形態における固定構造と同様である。
【0059】このような構成からなる本願発明によれ
ば、コンクリート二次製品として形成した遮水壁7また
は胸壁17を、管渠3を構成している函体2の上面2a
および両側面2bに固定することにより、遮水部4また
は胸壁部5において、管渠3に設ける遮水壁7または胸
壁17を容易に形成することができる。
【0060】このことから、プレキャストコンクリート
製函体2を列状に並べて形成する管渠3と相まって、コ
ンクリート製樋門1の構築に際し、工事の省力化、工期
の短縮、品質の向上を達成できる。
【0061】また、本願発明によれば、コンクリート二
次製品として形成したにより、管渠3(函体2)に固定
した遮水壁7または胸壁17には、遮水用鋼矢板6、遮
水用コンクリート矢板13、遮水壁7、胸壁17を簡単
に接合できる。そして、このことからも、コンクリート
製樋門1の構築に際し、工事の省力化、工期の短縮、品
質の向上を達成できる。
【0062】
【発明の効果】本願発明によれば、コンクリート二次製
品として形成した遮水壁または胸壁を、管渠を構成して
いる函体の上面および両側面に固定することにより、遮
水部または胸壁部において、管渠に設ける遮水壁または
胸壁を容易に形成することができる。
【0063】このことから、プレキャストコンクリート
製函体を列状に並べて形成する管渠と相まって、コンク
リート製樋門の構築に際し、工事の省力化、工期の短
縮、品質の向上を達成できる。
【0064】また、本願発明によれば、コンクリート二
次製品として形成したにより、管渠(函体)に固定した
遮水壁または胸壁には、遮水用鋼矢板、遮水用コンクリ
ート矢板、遮水壁、胸壁を簡単に接合できる。このこと
からも、コンクリート製樋門の構築に際し、工事の省力
化、工期の短縮、品質の向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の請求項1に係るコンクリート製樋門
の遮水部を示す概略断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】コンクリート製樋門を示す概略断面図である。
【図5】本願発明の請求項2に係るコンクリート製樋門
の遮水部を示す概略断面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】図5のD−D線断面図である。
【図8】図5のE−E線断面図である。
【図9】図5のF−F線断面図である。
【図10】本願発明の請求項4に係るコンクリート製樋
門の胸壁部を示す概略断面図である。
【図11】図10のG−G線断面図である。
【図12】図10のH−H線断面図である。
【図13】本願発明の請求項5に係るコンクリート製樋
門の胸壁部を示す概略断面図である。
【図14】図13のI−I線断面図である。
【図15】図13のJ−J線断面図である。
【符号の説明】
1…コンクリート製樋門、2…プレキャストコンクリー
ト製函体、2a…上面、2b…両側面、3…管渠、4…
遮水部、5…胸壁部、6…遮水用鋼矢板、7…遮水壁、
7a…フランジ、7b…ウエブ、8…基礎、9…インサ
ート、10…固定ボルト、11…継手金具、12…可撓
部、13…遮水用コンクリート矢板、14…鋼製金具、
15…高流動モルタル、16…可撓ゴム、17…胸壁、
17a…水平部、17b…立ち上がり部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレキャストコンクリート製函体を列状
    に並べて管渠を構成しているコンクリート製樋門の遮水
    部において、その遮水用鋼矢板の上部に前記管渠を設置
    していると共に、この管渠の上面および両側面にコンク
    リート二次製品として形成した遮水壁を固定しており、 前記管渠の上面に固定した遮水壁の側面と前記管渠の両
    側面に固定した遮水壁の一方の側面とを固定していると
    共に、管渠の両側面に固定した遮水壁には、その他方の
    側面に一体化した鋼矢板を介して、前記遮水部として用
    いる遮水用鋼矢板を接合していることを特徴とするコン
    クリート製樋門。
  2. 【請求項2】 多数のプレキャストコンクリート製函体
    を列状に並べて管渠を構成したコンクリート製樋門の遮
    水部において、コンクリート二次製品として形成した遮
    水壁の上部に前記管渠を設置していると共に、この管渠
    の上面および両側面にコンクリート二次製品として形成
    した遮水壁を固定しており、 前記管渠の上面に固定した遮水壁の側面と、前記管渠の
    両側面に固定した遮水壁の一方の側面とを固定している
    と共に、管渠の両側面に固定した遮水壁には、その他方
    の側面に、前記遮水部として用いる遮水用コンクリート
    矢板を接合していることを特徴とするコンクリート製樋
    門。
  3. 【請求項3】 前記遮水壁はコンクリート二次製品とし
    て断面略T字状に形成していることを特徴とする請求項
    1、2記載のコンクリート製樋門。
  4. 【請求項4】 多数のプレキャストコンクリート製函体
    を列状に並べて管渠を構成したコンクリート製樋門の胸
    壁部において、遮水用鋼矢板の上部に設置している前記
    管渠の上面および両側面に、コンクリート二次製品とし
    て形成した胸壁を固定していると共に、前記管渠の上面
    に固定した胸壁の側面と、前記管渠の両側面に固定した
    胸壁の一方の側面とを固定していることを特徴とするコ
    ンクリート製樋門。
  5. 【請求項5】 多数のプレキャストコンクリート製函体
    を列状に並べて管渠を構成したコンクリート製樋門の胸
    壁部において、コンクリート二次製品として形成し遮水
    用とした胸壁の上部に前記管渠を設置しており、 前記管渠の上面および両側面に、コンクリート二次製品
    として形成した胸壁を固定していると共に、前記管渠の
    上面に固定した胸壁の側面と、前記管渠の両側面に固定
    した胸壁の一方の側面とを固定していることを特徴とす
    るコンクリート製樋門。
  6. 【請求項6】 前記胸壁はコンクリート二次製品として
    断面略L字状に形成していることを特徴とする請求項
    4、5記載のコンクリート製樋門。
JP2002087896A 2002-03-27 2002-03-27 コンクリート製樋門 Pending JP2003278127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002087896A JP2003278127A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 コンクリート製樋門

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002087896A JP2003278127A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 コンクリート製樋門

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003278127A true JP2003278127A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29233933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002087896A Pending JP2003278127A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 コンクリート製樋門

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003278127A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1296565C (zh) * 2004-03-16 2007-01-24 陈法根 框架式组合堤坝
CN107740382A (zh) * 2017-10-27 2018-02-27 广东省水利电力勘测设计研究院 一种新型水闸纵向全贯通检修通道
CN109322702A (zh) * 2018-10-19 2019-02-12 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种矿山井下防水闸门硐室排水沟止水装置
CN109322701A (zh) * 2018-10-15 2019-02-12 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种矿山井下防水闸门硐室辅助排水装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1296565C (zh) * 2004-03-16 2007-01-24 陈法根 框架式组合堤坝
CN107740382A (zh) * 2017-10-27 2018-02-27 广东省水利电力勘测设计研究院 一种新型水闸纵向全贯通检修通道
CN109322701A (zh) * 2018-10-15 2019-02-12 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种矿山井下防水闸门硐室辅助排水装置
CN109322702A (zh) * 2018-10-19 2019-02-12 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种矿山井下防水闸门硐室排水沟止水装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9228341B2 (en) System and method for waterproofing below-grade wall structures
KR102066495B1 (ko) 방수겸용 지하합성구조체
KR101281070B1 (ko) 저류조용 벽체 구조물 및 그의 시공방법
JP2003064994A (ja) インバート
CN111963214A (zh) 一种隧道模筑防水施工工艺
JP2003278127A (ja) コンクリート製樋門
JP5271720B2 (ja) 土間廻り部の構造及びその施工方法
KR20140126883A (ko) 지하 구조물의 시공방법
JPH084033A (ja) 建物地下外周耐圧壁の構築方法
JP2552864B2 (ja) 地下室等の壁パネル
JPH0718723A (ja) 自在勾配道路側溝
JPS63118414A (ja) 地下連続壁の防水工法
JP3210441U (ja) 自由排水側溝
KR101252808B1 (ko) 방수 시스템
JP2009002110A (ja) 合成壁構造および合成壁の構築方法
JPH0467533B2 (ja)
JP2015169064A (ja) 自由排水側溝
KR100580881B1 (ko) 농수로 지하 밸브실의 방수 시공 방법
KR101272764B1 (ko) 밸브실의 철개고정 및 높이조절장치
CN117536269A (zh) 一种地库顶板后浇带超前封闭结构及施工方法
KR20010026041A (ko) 배수판 및 이를 이용한 배수방법
JPH02132228A (ja) 既存地下構造体を利用した大荷重作業床工法
CZ25990U1 (cs) Provětrávaná štola pro sanaci budov zatížených vzlínající vlhkostí
JP2006104864A (ja) 側溝及び側溝の施工方法
JP2006112184A (ja) 屋外トイレの施工基礎構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050325

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Written amendment

Effective date: 20080324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02