JP2000025608A - 排水構造 - Google Patents

排水構造

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JP2000025608A
JP2000025608A JP10196173A JP19617398A JP2000025608A JP 2000025608 A JP2000025608 A JP 2000025608A JP 10196173 A JP10196173 A JP 10196173A JP 19617398 A JP19617398 A JP 19617398A JP 2000025608 A JP2000025608 A JP 2000025608A
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Japan
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closing
drain pipe
closing member
water
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JP10196173A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Minami
敏治 南
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawaju Sharyo Engineering KK
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawaju Sharyo Engineering KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内と室外との間の空気の流通を遮断し、か
つ排水管のメンテナンス性に優れた排水構造を提供す
る。 【解決手段】 排水管10は、一端部13が室内9に臨
んで開口し、かつ他端部14が前記一端部13よりも下
方で室外15に設けられ、室内9の水を一端部13から
取込んで、その水の自重によって室外15に導くことが
できる。開閉部材11は、閉鎖位置16、および開放位
置にわたって変位可能に設けられるので、開閉部材11
は、排水管10の他端部14を開閉することができる。
ばね12は、開閉部材11に閉鎖方向A2の閉鎖力を与
えることができ、この閉鎖力は、排出される水によって
開閉部材11を開放方向A1に変位可能なように設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば鉄道車両
において、室内から室外に水を排出するための排水構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来技術の鉄道車両の排水構造
を示す断面図であり、図12は図11の排水構造に用い
られる覆い板1を示す斜視図である。従来の排水構造
は、鉄道車両である客車の出入口153付近における客
室内151の水を、客室外152に排出するための構造
である。客車は、図示しない台車に支持される台枠2上
に床部3が設けられるとともに側構体150が設けられ
る。側構体150には客室内151への出入口153が
形成され、この出入口153には、床部3上に固定され
るレール4に案内される戸板5が設けられている。出入
口153は、戸板5によって開閉することができる。こ
の出入口153に関連して排水構造が設けられ、客室内
151の水が客室外152に排出される。排水構造は、
床部3にレール4に隣接して形成される排水溝6から下
方に客室外152に延びる排水管7と、排水管7の下方
に設けられる覆い板1とによって構成される。
【0003】排水溝6は、出入口153に沿って設けら
れ、戸板5とレール4および側構体150との隙間から
浸水した水、ならびに乗客の出入などによって客室15
1内に持ち込まれる水が貯留される。排水管7は、第1
部分7aおよび第2部分7bを有し、第1部分7aは台
枠2に固定され、第2部分7bは床部3に固定され、第
1部分7aと同一軸線上に設けられ、その第1部分7a
とに部分的に挿入されている。排水管7の一端部である
第2部分7bの上端部は、排水溝6において客室内15
1に臨んで開口し、排水管7の他端部である第1部分7
aの下端部は、台枠2の下方で客室外152に配置され
て開口している。覆い板1は基部1aと覆い部分1bと
を有している。この覆い板1は基部1aにおいて台枠2
にボルトによって固定され、覆い部1bによって排水管
7の他端部を下方から覆っている。覆い部1bは、排水
管7の他端部から間隔Dをあけて設けられている。
【0004】排水管7は一端部が排水溝6において客室
内151に臨んで開口し、台枠2を通して他端部は客室
外152に配置されているので、排水溝6にある客室内
151の水は、排水管7の一端部から、排水管7を経由
して、他端部に導かれ、客室外152に排出される。覆
い板1は、排水管7を軸線方向から覆い、仮に、台枠2
0の下で機器火災が発生したとき炎の侵入を防止し、ま
た車両走行時において風の客室外152から客室内15
1への流れを遮断している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、覆い板1によって台枠20の下の機器火災時の炎の
侵入は阻止できるけれども、覆い板1と排水管7の他端
部との間に間隔Dがあるので、客室内151と客室外1
52との間に生じる空気の流通を完全に遮断できない。
これによって客室外152から客室内151への風の吹
込みの防止が不完全であり、また空気の流通による熱の
移動によって、冷暖房効率が悪くなるなどの問題があ
る。また害虫が客室内151に侵入することを防止する
ことができないという問題がある。
【0006】覆い板1と排水管7の他端部との間の間隔
Dを小さくすれば、前記の各問題に対して、空気の流通
を抑制し、害虫の侵入を抑制する効果があるが、排出す
べき水は乗客によって持込まれた砂、泥およびごみなど
を含む場合があり、排水管7の他端部がこれらのごみな
どによって詰まってしまうおそれがある。またこのよう
に排水管7に詰まりが生じた場合には、詰まったごみな
どを除去しなければならず、手間を要する。またそのご
みの除去などの排水管7のメンテナンスは、覆い板1と
排水管7の他端部との間の間隔Dが小さく、かつ覆い板
1および排水管7が固定されているので困難である。
【0007】したがって本発明の目的は、室内と室外と
の間に生じる空気の流通および害虫の室内への侵入を遮
断することができ、かつ排水管のメンテナンス性に優れ
た排水構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端部が室内
に臨んで開口し、かつ他端部が前記一端部よりも下方で
室外に配置され、室内の水を室外に排出するための排水
管と、排水管の他端部を塞ぐ閉鎖位置、および排水管の
他端部を開放する開放位置にわたって、閉鎖位置から開
放位置に向かう開放方向、および開放位置から閉鎖位置
に向かう閉鎖方向に、変位可能に設けられる開閉部材
と、室内から室外に排出される水によって開閉部材を開
放方向に変位可能に、開閉部材に閉鎖方向の閉鎖力を与
える閉鎖力発生手段とを含むことを特徴とする排水構造
である。
【0009】本発明に従えば、排水管は、一端部が室内
に臨んで開口し、かつ他端部が前記一端部よりも下方で
室外に配置しているので、室内の水を一端部から取込ん
で、その水の自重によって室外に導くことができる。開
閉部材は、排水管の他端部を塞ぐ閉鎖位置、および排水
管の他端部を開放する開放位置にわたって変位可能に設
けられるので、開放方向に変位することによって排水管
の他端部を開放し、閉鎖方向に変位することによって排
水管の他端部を閉鎖することができる。このように、開
閉部材は、排水管の他端部を開閉することができる。閉
鎖力発生手段は、開閉部材に、閉鎖方向の閉鎖力を与え
ることができ、この閉鎖力は、排出される水によって開
閉部材を開放方向に変位可能な大きさで与えられる。
【0010】これによって室内から室外に水を排出すべ
き水がない場合には、開閉部材は閉鎖位置にあり、排水
管の他端部が閉鎖され排出すべき水がある場合には、そ
の水の重みによって開閉部材が言わば自動的に排水管の
他端部を開放し、水を排出することができる。したがっ
て本発明の排水構造は、排出すべき水がない場合には、
排水管の他端部を閉鎖して室内と室外との間の空気の流
通を遮断することができ、また害虫が室内へ侵入するこ
とを防ぐことができる。また室内から室外に排出すべき
水がある場合には、排出する水によって開閉部材が開放
方向に変位されて、排水管の他端部が開放されるので、
水を排出することができ、この水とともにごみなどを流
し、排水管にごみなどが詰まりにくい。
【0011】また本発明は、前記開閉部材が、前記閉鎖
位置と、排水管の他端部における軸線方向に排水管を延
長した仮想領域から退避する全開位置とにわたって、角
変位可能に設けられることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、開閉部材を全開位置まで
角変位させ、前記仮想領域を排水管の清掃など、メンテ
ナンスのための作業領域として確保することができるの
で、メンテナンス性に優れており、その作業が容易にな
る。また開閉部材は、角変位可能に設けられるので、仮
想領域から退避させるための構成は、比較的簡易な手
段、たとえばヒンジ手段などによって実現することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の排
水構造8を示す断面図であり、図2は図1の下側から見
て示す排水構造8の底面図である。排水構造8は、鉄道
車両である客車の室内9から室外15に水を排出するた
めの構造である。排水構造8は、排水管10と、開閉部
材11と、閉鎖力発生手段であるばね12とを含む。
【0014】排水管10は、一端部13が室内9に臨ん
で開口し、かつ他端部14が前記一端部13よりも下方
で室外15に配置される。開閉部材11は、排水管10
の他端部14を塞ぐ閉鎖位置16と、排水管10の他端
部14を開放する開放位置のうち最も開いた図1に仮想
線で示す全開位置17とにわたって、閉鎖位置16から
全開位置17に向かう開放方向A1および全開位置17
から閉鎖位置16に向かう閉鎖方向A2に、図1の紙面
に垂直な水平な軸線L1まわりに角変位可能に設けられ
る。この軸線L1は排水管10およびその他端部14に
おける軸線L2方向に排水管10を延長した仮想領域1
30の外側にある。ばね12は、ねじりコイルばねによ
って実現され、室内9から室外15に排出される水によ
って開閉部材11を開放方向A1に変位可能に、開閉部
材11に閉鎖方向A2に閉鎖力を与える。
【0015】図3は、排水構造8が設けられる客車18
を簡略化して示す断面図である。また図1は、図3のセ
クションIを拡大して示す断面図である。客車18に
は、両側部に左右対称に排水構造8がそれぞれ設けられ
ており、図3において客車18の一側部に設けられる排
水構造8を例に挙げて説明する。図1および図2をも併
せて参照して、客車18は、台車19と、台車19に支
持される台枠20と、台枠20上に設けられる床プレー
ト31および床材32と、台枠20の両側部から上方に
立上がる側構体22と、さらに各側構体22の上端部を
連結する屋根構体23とを備える。さらに側構体22の
内方側に内装板52が設けられ、屋根構体23の内方側
に各内装板52の上端部を連結する内装板53が設けら
れる。
【0016】各側構体22には、図3の紙面に垂直な客
車18の前後軸方向にスライド変位可能な戸板24によ
って開閉される出入口25が形成されている。出入口2
5の床部には、靴ずり板21が設けられている。戸板2
4は、その上部に設けられる戸吊金具26aによって軸
支される戸車26bが吊り上げ用の上レール26によっ
て案内され、かつ下部に設けられる案内凹溝に室内外振
れ止め用下レール27が嵌り込んで案内され、このよう
にして客車18の前後軸方向(図1および図3では紙面
に垂直な方向)に変位可能となる。このような客車18
の出入口25に隣接して排水構造8が設けられ、戸板2
4を案内する下レール27よりも内側で水を下方に導く
ことができる。
【0017】台枠20の両側部120の断面形状は、相
互に対向して開放する大略的にC状である。詳しく述べ
ると、この両側部120は水平に配置される上水平部2
8と、この上水平部28の客車18の外側の端部から下
方に垂直に屈曲して立下がる立下がり部29と、立下が
り部29の下端部から客車18の内方側に向けて垂直に
屈曲する下水平部30とを有している。
【0018】このような台枠20上に設けられる靴ずり
板21は、台枠20の両側部120間の平坦な中間部3
1上に位置する中間部32の両側にあり、前記下レール
27が固定されている。靴ずり板21の下部には靴ずり
板支持部33を有する。前記支持部33は、中間部の床
材32とほぼ同一平面上に設けられる水平部34と、こ
の水平部34の外側の端部から下方に垂直に屈曲して立
下がる立下がり部35とを有している。立下がり部35
の下端部は台枠20の上水平部28に固定される。
【0019】靴ずり板21には靴ずり板支持部33の水
平部34よりも下方に凹む排水溝形成部36が設けられ
ている。この排水溝形成部36によって、下レール27
の内側に下レール27に沿って客車18の前後軸方向に
延びる排水溝37が形成される。この排水溝37は、出
入口25の内側にだけ形成されている。
【0020】排水管10は、このような排水溝37内の
水を台枠20を通して下方に導くための管であり、台枠
20に固定される第1部分38と靴ずり板21に設けら
れる第2部分39とを有する。
【0021】第1部分38は両端部が開放される円筒状
の中空管であり、台枠20に固定される。第1部分38
の上端部は台枠20の上水平部28に形成される取付孔
40に挿入されて、たとえば溶接によって固定される。
また第1部分38の下端部は台枠20の下水平部30に
溶接によって固定される取付片42に形成される取付孔
43に挿入されて、たとえば溶接によって固定される。
この第1部分38は、その軸線L2をほぼ鉛直な上下方
向に配置し、上端部が靴ずり板21の排水溝形成部36
に臨む位置に固定されている。
【0022】第2部分39は、第1部分38の内径より
も小さな外径を有する円筒状の中空管であり、靴ずり板
21に固定される。第2部分39の上端部は靴ずり板2
1の排水溝形成部36に、たとえば溶接によって固定さ
れ、第1部分39の下端部は第1部分38内に上方から
部分的に挿入されている。この第2部分39の上端部は
排水溝形成部36の排水溝37の底面50よりも上方に
突出しないように、かつ水密に排水溝形成部36に固定
されている。
【0023】台枠20の下水平部30には、ねじ部材4
1によって、取付台座44を介してヒンジ45が固定さ
れる。ヒンジ45は、板状の2つのヒンジ片46,47
を有し、各ヒンジ片46,47は、ヒンジピン48によ
って相対的に角変位可能に連結されている。このような
ヒンジ45は、一方のヒンジ片46において、ねじ部材
41によって台枠20の下水平部30に固定される。こ
の状態で他方のヒンジ片47は、ヒンジピン48を介し
て、ヒンジ片46に対して、すなわち台枠20に対し
て、軸線L1まわりに角変位することができる。他方の
ヒンジ片47には、ねじ部材49によって開閉部材11
が固定される。
【0024】開閉部材11は、矩形状の板状体である。
この開閉部材11は、他方のヒンジ47にねじ部材49
によって固定され、閉鎖位置16と全開位置17とにわ
たって、前記軸線L1まわりに角変位可能である。図1
に実線で示す閉鎖位置16にあるときは、開閉部材11
の上面が排水管10の他端部14である第1部分38の
下端部に当接していて、排水管10の他端部14を塞ぐ
ことができる。また開閉部材11は、閉鎖位置16から
開放方向A1に変位した開放位置、詳しく述べると、開
放位置は、閉鎖位置16と全開位置17との間の角変位
可能な位置のうち、閉鎖位置16を除く残余の位置であ
り、この開放位置においては、排水管10の他端部14
を開放する。また開閉部材11は、前述のように、排水
管10および仮想領域130の外側に位置する軸線L1
まわりに角変位可能に設けられ、全開位置17にあると
きには、仮想領域130から退避位置に位置させること
ができる。このような開閉部材11は、ばね12によっ
て閉鎖方向A2にばね力が与えられている。
【0025】図4は、ばね12を示す斜視図である。ば
ね12は、同一軸線上に配置される2つのコイル部54
と、各コイル部54から同一方向に延びる一対の第1押
圧部55と、各コイル部54から第1押圧部55とはそ
れぞれ反対に延び、その先端部で相互に連結される第2
押圧部56とを有するねじりコイルばねである。このば
ね12は、ヒンジ45の各ヒンジ片46,47とともに
ヒンジピン48が各コイル部54に挿通した状態で、ヒ
ンジ45に連結されている。この状態で第1押圧部55
はヒンジ片46を押圧するとともに、第2押圧部56が
ヒンジ片47を押圧することによって、開閉部材11に
閉鎖方向A2に付勢する。このばね力は、排水管10の
他端部14に水が導かれたときに、その水の自重によっ
て開閉部材11を下方に押圧することができる程度の力
に設定される。
【0026】客車18の室内9には、走行中の戸板24
と下レール27および側構体22との隙間からの浸水に
よる水、出入口25を開放しているときに、この出入口
25を介して、雨水が風に吹かれて入り込んだ水、乗客
およびその携帯品に付着した水が乗客によって持ち込ま
れた水などが侵入することがある。排水構造8を客車1
8の出入口25付近に設けることによって、侵入した水
は出入口25付近から排水管10の他端部14に導か
れ、その水はその自重によって開閉部材11を下方に押
圧するので、開閉部材11は、排水管10の他端部14
を開放することができる。したがって室内9から室外1
5に水を排出することができる。また砂、泥およびごみ
などは水とともに排水管10の他端部14に導かれ、開
閉部材11は排水管10の他端部14を大きく開くこと
ができるので、砂、泥およびごみなどを水とともに室内
9から室外15に排出することができる。
【0027】またこの排水構造8は、排水管10内に排
出すべき水がない場合には、開閉部材11が閉鎖位置1
6にあるので、室外15と室内9との間の空気の流通を
遮断することができる。したがって室外15から室内9
への風の吹込みを防止することができることと、空気の
流通による冷気または暖気の移動によって冷暖房効果が
悪くなることを防止することができる。また害虫が室内
へ侵入することを防ぐことができる。
【0028】またヒンジ45およびばね12を含む構成
体を台枠20の下方で排水管10に対して車両の幅方向
の外側に設けることによって、ヒンジ45およびばね1
2を含む構成体を取付けるための広い作業空間を得るこ
とができ、その取付作業を容易にすることができる。
【0029】また排水管10を構成する上下2段の第1
および第2部分38,39において、上側に位置され、
靴ずり板21に固定される第2部分39の外径を、下側
に位置され台枠20に固定される第1部分38の内径よ
りも小径にすることによって、第1部分38および第2
部分39を台枠20および靴ずり板21にそれぞれ取付
けた状態で、第2部分39を第1部分38内に挿入する
ようにして、靴ずり板21を靴ずり板支持部33に取付
けることによって、靴ずり板21から台枠20に挿通す
るように室内9から室外15に延びる排水管10を容易
に設けることができる。
【0030】また第2部分39の外周面131、第1部
分38の内周面132との間には、全周にわたって充分
な隙間Eが形成されており、毛細管現象によって、台枠
20と靴ずり板21との間の空間133に水が漏出して
しまうことがない。
【0031】また排水管10の他端部14を塞ぐことに
よって、仮に台枠20の下に設けられる駆動装置などの
発熱によって火災が発生しても、炎、煙などの侵入を確
実に防ぐことができ、室内9への延焼が防がれる。
【0032】また開閉部材11は前述のように全開位置
17まで角変位させることができ、これによって仮想領
域130を排水管10の清掃など、メンテナンスのため
の作業領域として確保することができるので、メンテナ
ンス性に優れており、その作業が容易になる。また開閉
部材11は比較的簡易な構成のヒンジ45によって角変
位させ、仮想領域130から容易に退避させることがで
きる。
【0033】図5は本発明の実施の他の形態の排水構造
8aを簡略化して示す断面図であり、図6(a)は排水
構造8aに用いられるヒンジ45および各ばね60,6
1を含む構成を示す斜視図であり、図6(b)は図6
(a)に示す構成体の分解斜視図である。本形態は、図
1〜図4を参照して説明した形態の排水構造8と類似し
ており、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成に
ついては同一の参照符号を付し、説明を省略する。排水
構造8aは、閉鎖力発生手段として、前述のばね12に
代えて2つのばね60,61を有する。
【0034】排水構造8aが備える2つのばね60,6
1は、ねじりコイルばねによってそれぞれ実現され、コ
イル部63と、コイル部63から延びる第1押圧部64
と、各コイル部63から第1押圧部64と反対に延びる
第2押圧部65とをそれぞれ有する。各ばね60,61
は、ヒンジ45の各ヒンジ片46,47とともに、ヒン
ジピン48が各コイル部63に挿通された状態でヒンジ
45に連結されており、各ばね60,61は、第1押圧
部64がヒンジ片47を押圧するとともに、第2押圧部
65がヒンジ片46を押圧する。これによって、開閉部
材11に閉鎖方向A2にばね力を与えることができる。
各ばね60,61は、上述の形態のばね12と同様に作
用し、排水構造8aは上述の形態の排水構造8と同様の
効果を得ることができる。
【0035】図7は本発明の実施のさらに他の形態の排
水構造8bを示す断面図であり、図8は図7のヒンジ8
1とばね70とを含む構成を示す斜視図である。本形態
は、図5,6の形態と同様に、図1〜図4を参照して説
明した形態の排水構造8と類似しており、異なる構成に
ついてだけ説明し、同様の構成については、同一の参照
符号を付し、説明を省略する。排水構造8bは、ばね1
2に代えてばね70を有する。排水構造8bが備えるば
ね70は、引張りコイルばね70によって実現される。
【0036】この排水構造8bの開閉部材86は、台枠
20に固定される取付片85にヒンジピン87によって
連結され、閉鎖位置83と全開位置84とにわたって、
開放方向A3および閉鎖方向A4に紙面に垂直な水平な
軸線L5まわりに角変位可能に設けられている。この軸
線L5は排水管10およびその他端部14における軸線
L2方向に排水管10を延長した仮想領域130の外側
にある。開閉部材86は、図7に実線で示す閉鎖位置8
3にあるときには、開閉部材86の上面が排水管10の
他端部14に当接していて、排水管10の他端部14を
塞ぐことができる。また、開閉部材86は、閉鎖位置8
3から開放方向A3に変位した開放位置、詳しく述べる
と、開放位置は、閉鎖位置83と図7に仮想線で示す全
開位置84との間の角変位可能な位置のうち、閉鎖位置
83を除く残余の位置であり、この開放位置において
は、排水管10の他端部14を開放する。
【0037】ばね70は、コイル部69と、コイル部6
9の一端部に形成される鉤状の取付片71と、他端部に
形成される鉤状の取付片72とを有する。取付片71は
台枠20に形成される取付孔79に挿通して係止され、
取付片72は、ねじ部材73の一端部91に形成される
取付孔74に挿通して係止されている。また、ばね70
を外れにくくするために、各取付片71,72は、溶接
などによって、台枠20またはねじ部材73に固定され
てもよい。
【0038】ねじ部材73は、開閉部材86に形成され
る挿通孔93に、開閉部材86に対して垂直に挿入され
ている。ねじ部材73には、ねじ部材73の一端部91
と他端部92との中間部において開閉部材86の両側か
ら座金75,76を介してナット77,78が螺着さ
れ、各ナット77,78を締付けることによってねじ部
材73は開閉部材86に固定されている。これによって
ばね70は、ねじ部材73を介して開閉部材86に連結
されている。このばね70は、開閉部材86に閉鎖方向
A4のばね力を与えることができる。換言すれば、開閉
部材86は、ばね70によって閉鎖方向A4にばね力が
与えられている。各ナット77,78は、ねじ部材73
に対する螺着位置を変更することができ、これによって
ねじ部材73の開閉部材86に対する取付位置を変更す
ることができる。これによって開閉部材86が一定の位
置にあるときのばね70のコイル部69の引張長さを変
えることができる。したがって、各ナット77,78の
ねじ部材73への螺着位置を変えることによってばね7
0によって与えることができるばね力を設定変更するこ
とができる。
【0039】このような実施の形態では、比較的簡易な
作業によって開閉部材86に与えるばね力を変えること
ができるので、開閉部材86を押圧して排水管10の他
端部14を開くために必要な力を設定することができ
る。したがって水の排出をしないときには排水管10の
他端部14を確実に塞ぎ、かつ排水管10内に溜まる水
を可及的に少なくすることができる。また、ばね70
が、繰り返しの伸縮動作、または経年変化によってばね
定数が変化し、組立時と比較して、開閉部材86が一定
位置にあるときのばね力が小さくなった場合、開閉部材
86が一定位置にあるときのばね力を組立時と同様に設
定し直すことができる。
【0040】図9は本発明の実施のさらに他の形態の排
水構造108を示す断面図であり、図10は図9のヒン
ジ145と、錘112と、開閉部材111とを含む構成
を示す斜視図である。排水構造108は、鉄道車両であ
る客車18に設けられる洗面室内109の洗面器101
内の水を洗面室外115に排出するための構造である。
排水構造108は、排水管100と、開閉部材111
と、閉鎖力発生手段である錘112とを含む。
【0041】排水管100は、一端部113が室内10
9に配置され、かつ他端部114が前記一端部113よ
りも下方で室外115に配置される。開閉部材111
は、排水管100の他端部114を開放する開放位置、
たとえば、図9に仮想線で示す全開位置117にわたっ
て、閉鎖位置116から全開位置117に向かう開放方
向A5および全開位置117から閉鎖位置116に向か
う閉鎖方向A6に、図9の紙面に垂直な水平な軸線L6
まわりに角変位可能に設けられる。この軸線L6は排水
管100の外側にある。錘112は、室内109から室
外115に排出される水によって開閉部材111を開放
方向A5に変位可能に、開閉部材111に閉鎖方向A6
に閉鎖力を与える。
【0042】排水管100は、洗面器101内の水を台
枠120を通して下方に導くための管であり、両端部が
開口し、一端部113と他端部114との間にS字状の
トラップ106が形成された中空管である。一端部11
3は、洗面器101の底部102に形成される取付孔1
40に挿入された状態で、内側の底面107よりも上方
に突出しないように、かつ水密に、洗面器101に固定
される。他端部114は、床プレート121に形成され
る取付孔142と、台枠120に形成される取付孔14
1とに挿通された状態で、たとえば溶接によって床プレ
ート121と台枠120とに固定される。
【0043】排水管100の他端部114には、ヒンジ
145が固定されている。ヒンジ145は、板状の2つ
のヒンジ片146,147を有し、各ヒンジ片146,
147はヒンジピン148によって相対的に角変位可能
に連結される。このようなヒンジ145の一方のヒンジ
片146は排水管100の他端部114に、たとえば溶
接によって固定される。他方のヒンジ片147には、ね
じ部材149によって開閉部材111が固定される。
【0044】開閉部材111は、矩形状の板状体であ
る。この開閉部材111は、ヒンジ145によって前記
軸線L6まわりに角変位可能であり、図9に実線で示す
閉鎖位置116にあるときは、その上面が排水管100
の他端部114に当接し、排水管100の他端部114
を塞ぐことができる。また開閉部材111は、閉鎖位置
116から開放方向A5に変位した開放位置、詳しく述
べると、開放位置は、閉鎖位置116を除く残余の位置
であり、この開放位置においては、排水管100の他端
部114を開放する。この開閉部材111は、錘112
によって閉鎖方向A6に閉鎖力が与えられる。
【0045】錘112は、直方体であってもよく、また
は円柱状でもよい。この錘112は、ねじ部材149に
よって、開閉部材111を介してヒンジ145に固定さ
れている。錘112は、その自重によって、開閉部材1
11に閉鎖方向A6の閉鎖力を与える。この閉鎖力は、
排水管100の他端部114に水が導かれたときに、そ
の水の自重によって開閉部材111を下方に押圧するこ
とができる程度に設定される。
【0046】客車18の洗面室内109では、乗客が手
などを洗うための設備が設けられており、この設備の一
部として、本発明の実施の形態である排水構造108が
設けられる。乗客が手を洗うためなどに使われた水は、
洗面器101によって受けられる。排水構造108を、
洗面室に関連して設けることによって、洗面器101で
受けた水を洗面室外115に排出することができる。
【0047】またこの実施の形態の排水構造108は、
乗客が洗面室を利用せず、水を洗面室外115に排出す
る必要がない場合には、開閉部材111が閉鎖位置11
6にあるので、空気の流通を遮断し、客車118の走行
に伴う風圧などによって室外115から排水管100に
空気が流入して、トラップ106に溜まった水が洗面器
101側へ逆流入することを防ぐことができる。また軸
線L6に沿って配置されるヒンジピン148は、排水管
100の他端部114よりも上方にあり、排水管100
によって排出される水が付着しにくく、この水によって
腐食しにくい。さらに錘112は、ばねのように、開閉
部材111の繰り返しの開閉動作、および経年変化によ
って閉鎖力が低下することはないので、錘112は、長
期間にわたって連続的に用いることができる。
【0048】本発明の実施のさらに他の形態として、上
述の図1〜図10に示される各実施形態の排水管10,
100の他端部14,114または開閉部材11,8
6,111の上面にパッキンを設けるようにしてもよ
い。これによって開閉部材11,111による排水管1
0,100の他端部14,114の密閉性を向上するこ
とができる。また排水管10,100の他端部14,1
14または開閉部材11,86,111の上面に緩衝材
を取付け、開閉部材11,86,111が緩衝材を介し
て排水管10,100の他端部14,114を塞ぐよう
にしてもよい。これによって、開閉部材11,86,1
11が排水管10,100の他端部14,114に当接
したときに発生する衝撃音を減少することができる。
【0049】また本発明の実施のさらに他の形態とし
て、排水管10,100は、排水管10,100の一端
部13,113の内径がその他端部14,114の内径
よりも小さいテーパ状の管であってもよい。これによっ
て前記衝撃音は室内9,109に伝わりにくくすること
ができ、また排水管10,100内にごみなどが詰まり
にくくすることができる。
【0050】また本発明の実施のさらに他の形態とし
て、閉鎖位置16,116には開閉部材11,86,1
11の排水管10,100の他端部14,114との間
に0.1〜0.3mm程度の間隔を設けるようにしても
よい。この間隔は、たとえば排水管10,100の他端
部14,114に開閉部材11,86,111に向けて
突出する突起を設けて形成することができる。これによ
って、閉鎖力発生手段が開閉部材11,86,111に
与える力を、閉鎖位置16,116にある開閉部材1
1,86,111が車両の走行に伴う風または振動によ
って容易に排水管10,100の他端部14,114を
開放しない程度の力に設定し、大量の水が排水管10,
100に流入してきたときだけ、排水管10,100の
他端部14,114を開放するようにして、大量の水は
迅速に排水することができるとともに、少量の水は毛細
管現象によって外部に導き、その水を外部の空気に接触
させて蒸発させることによって、排水管10,100に
水が溜まらないように排出することができる。
【0051】さらに車両が走行しているときには、室内
9,109の気圧が室外15,115の気圧よりも高く
なるので、水は、圧力差によって上述の間を通って、室
外15,115に排出される。したがって、振動などに
よる開閉部材11,86,111の不所望な変位を防
ぎ、かつ水の排水性を良好にすることができる。しか
も、隙間はわずかに0.1〜0.3mm程度であり、空
気の流入を充分に抑えることができる。
【0052】上述の実施の各形態は本発明の例にすぎ
ず、本発明の範囲内で構造を変更することが可能であ
る。たとえば排水構造を、浴室の排水構造として実施し
てもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、室内から
室外に水を排出する必要がない場合には、開閉部材は閉
鎖位置にあり、排水管の他端部を閉鎖するので、室内と
室外との間の空気の流通を遮断することができる。した
がって室外から室内への風の吹込みを防止することがで
きることと、空気の流通による熱の移動によって冷暖房
効率が悪くなることを防止することとができる。また、
害虫が室内に侵入することを防止することができる。し
かも排水管の他端部を大きく開くことができ、ごみなど
が詰まりにくく、メンテナンス性も良好である。
【0054】また本発明によれば、開閉部材を全開位置
まで角変位させ、仮想領域を排水管の清掃等、メンテナ
ンスの作業領域として確保することができるので、メン
テナンスの作業が容易になる。したがって、室内と室外
との間に生じる空気の流通を遮断するとともに、排水管
のメンテナンスの作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の排水構造8を示す断面
図である。
【図2】図1の下側から見て示す排水構造8の底面図で
ある。
【図3】排水構造8が設けられる客車18を簡略化して
示す断面図である。
【図4】ばね12を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の他の形態の排水構造8aを示す
断面図である。
【図6】(a)は排水構造8aに用いられるヒンジ45
およびばね60,61を含む構成を示す斜視図であり、
(b)は図6(a)に示す構成体の分解斜視図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態の排水構造8b
を示す断面図である。
【図8】ヒンジ81とばね70とを含む構成を示す斜視
図である。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態の排水構造10
8を示す断面図である。
【図10】ヒンジ145と、錘112と、開閉部材11
1とを含む構成を示す断面図である。
【図11】従来技術の鉄道車両の排水構造を示す断面図
である。
【図12】従来の排水構造に用いられる覆い板1を示す
斜視図である。
【符号の説明】
8,8a,8b,108 排水構造 9,109 室内 10,100 排水管 15,115 室外 11,86,111 開閉部材 12;60,61;70 ばね 13,113 排水管の一端部 14,114 排水管の他端部 16,83,116 閉鎖位置 17,84,117 全開位置 18 客車 36 排水溝形成部 37 排水溝 38 第1部分 39 第2部分 45,81,145 ヒンジ 50 排水溝の底面 101 洗面器 107 洗面器の底面 112 錘 A1,A3,A5 開放方向 A2,A4,A6 閉鎖方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が室内に臨んで開口し、かつ他端
    部が前記一端部よりも下方で室外に配置され、室内の水
    を室外に排出するための排水管と、 排水管の他端部を塞ぐ閉鎖位置、および排水管の他端部
    を開放する開放位置にわたって、閉鎖位置から開放位置
    に向かう開放方向、および開放位置から閉鎖位置に向か
    う閉鎖方向に、変位可能に設けられる開閉部材と、 室内から室外に排出される水によって開閉部材を開放方
    向に変位可能に、開閉部材に閉鎖方向の閉鎖力を与える
    閉鎖力発生手段とを含むことを特徴とする排水構造。
  2. 【請求項2】 前記開閉部材は、前記閉鎖位置と、排水
    管の他端部における軸線方向に排水管を延長した仮想領
    域から退避する全開位置とにわたって、角変位可能に設
    けられることを特徴とする請求項1記載の排水構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002353644A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Yazaki Corp 水抜き穴構造
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KR101221439B1 (ko) 2011-06-21 2013-01-16 현대로템 주식회사 철도차량용 지붕 배수 트랩
WO2018020612A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社総合車両製作所 鉄道車両の水抜構造

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