JP2000024589A - 化粧材およびその製造法 - Google Patents
化粧材およびその製造法Info
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Abstract
び基材の層間強度の向上が可能な製造法および化粧材を
提供する。 【課題を解決する手段】電離放射線硬化性樹脂組成物を
用いて化粧材基材に含浸して、半硬化させ、印刷、表面
保護層も電離放射線硬化性樹脂組成物で設けて、電離放
射線を照射し、一体化する。
Description
の表面、もしくは屋内外において使用される建材の最表
面等に適用され、表面の装飾、下層の保護を目的として
利用される人工的な化粧材の技術分野に属する。
クラッチ性(=耐擦性)や硬度がポイントとなってお
り、その改善のため様々な努力がなされ、表面を構成す
る樹脂組成物の検討が続けられてきた。近年の電離放射
線硬化性樹脂の採用により、メラミン化粧板に変わっ
て、塗装したプレコート紙が脚光を浴びるようになって
きている。しかし、表面層そのものの性能は向上して
も、基材の層間の強度や、表面層と基材の間の接着強度
は必ずしも充分でなく、更なる改善が望まれていた。
来技術における表面層の性能は維持しつつ、基材の層間
の強度や、表面層と基材の間の接着強度を向上した化粧
材を提供することを課題とする。
め、本発明の方法においては、電離放射線硬化性樹脂組
成物を用いて含浸性を有する化粧材基材に含浸し、半硬
化させ、その上に、電離放射線硬化性樹脂組成物による
塗布を行なうか、及び/又は電離放射線硬化性樹脂組成
物と着色剤とを用いて印刷を施し、最後に電離放射線を
照射して、基材中の既に半硬化した電離放射線硬化性樹
脂組成物、印刷及び/又は表面の電離放射線硬化性樹脂
組成物を硬化させるとともに、一体に反応して結合させ
て行なう新しい化粧材の製造法を提供し、また、そのよ
うにして得られた、基材中の既に半硬化した電離放射線
硬化性樹脂組成物、印刷及び/又は表面の電離放射線硬
化性樹脂組成物を硬化させるとともに、一体に反応して
結合している化粧材とを提供する。
示す断面図であって、含浸性を有する化粧材基材1は電
離放射線硬化性樹脂組成物4によって含浸されて硬化さ
れており、基材1上の全面には表面保護層3が電離放射
線硬化性樹脂組成物5が塗布されて硬化されたものであ
る。図1においては、基材1上に電離放射線硬化性樹脂
組成物6による印刷2が施された状態を示す。
ような含浸性を有するものである。大別すれば、各種の
紙類、不織布、若しくは織布には勿論適用できるが、プ
ラスチックのフィルム、又はプラスチックのシートであ
っても、多孔質であるか、充填材を多く含むものは含浸
性を有するので、適用可能である。繊維強化プラチスチ
ックの板等も液状樹脂組成物の含浸性を有するので、適
用可能である。木質系基材は、含浸性を有するので、や
はり適用可能であり、木材の板、合板、パーチクルボー
ド、又はMDFと呼ばれる中密度繊維板等が挙げられ
る。このほか、紙同士等の同じグループ同士の複合体に
も適用できる。また、金属を繊維状に加工したスチール
ウールのようなものにも適用できる。
なものとして例示される。即ち、薄葉紙、クラフト紙、
チタン紙等である。予め紙間の強化の目的で樹脂を含侵
してある樹脂含浸紙も含浸性を有するので使用できる。
これらの他、リンター紙、板紙、石膏ボード用原紙にも
適用できる。化粧分野で商業的に好ましい紙は、純白、
一般紙、準紙間強化紙、紙間強化紙である。紙の表面に
充填材を多く含む塩化ビニル樹脂層を設けたビニル壁紙
原反等、建材分野で使われることの多い一群の原反も適
用可能なものとして挙げられる。更には、事務分野や通
常の印刷、包装などに用いられる次の紙類にも適用可能
である。即ち、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン
紙、パーチメント紙、パラフィン紙、又は和紙等であ
る。又、これらの紙とは区別されるが、紙に似た外観と
性状を持つ、次のような各種繊維の織布や不織布も化粧
材基材として利用できる。各種繊維とは即ち、ガラス繊
維、石綿繊維、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維、
シリカ繊維、若しくは炭素繊維等の無機質繊維、又はポ
リエステル繊維、若しくはビニロン繊維などの合成繊維
である。
チックのフィルム、又はプラスチックシートを構成する
プラスチックとしては、次に例示するような各種のもの
が挙げられる。即ち、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリメチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビ
ニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタク
リル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリ
アクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等
で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、
セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等であ
る。
化性樹脂組成物を用いて含浸を行なった後、電離放射線
を照射して半硬化させる。
用、印刷用に用いる電離放射線硬化性樹脂組成物として
は、分子中に重合性不飽和結合または、エポキシ基を有
するプレポリマー、オリゴマー、及び/又はモノマーを
適宜に混合したものである。電離放射線とは、電磁波又
は荷電粒子線のうち分子を重合又は架橋し得るエネルギ
ー量子を有するものを指し、通常は、紫外線又は電子線
を用いる。
マー、オリゴマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と
多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポ
リエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレー
ト、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレー
ト等のメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミ
ンアクリレート等のアクリレート、カチオン重合型エポ
キシ化合物が挙げられる。
の例としては、スチレン、α−メチルスチレン等のスチ
レン系モノマー、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル
酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メト
キシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステ
ル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタ
クリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジベンジルアミノ)メチル、アク
リル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)プロピル等の
不飽和置換の置換アミノアルコールエステル類、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミ
ド、エチレングリコールジアクリレート、プロピレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート等の化合
物、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート
等の多官能性化合物、及び/又は分子中に2個以上のチ
オール基を有するポリチオール化合物、例えばトリメチ
ロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロール
プロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリトール
テトラチオグリコレート等が挙げられる。
ノマーとしては、以上の化合物を必要に応じて1種若し
くは2種以上を混合して用いるが、電離放射線硬化性樹
脂組成物に通常の含浸又は塗布の適性を与えるために、
前記のプレポリマー又はオリゴマーを5重量%以上、前
記モノマー及び/又はポリチオール化合物を95重量%
以下とするのが好ましい。
布し、硬化させたときのフレキシビリティーが要求され
るときは、モノマー量を減らすか、官能基の数が1又は
2のアクリレートモノマーを使用するとよい。電離放射
線硬化性樹脂組成物を含浸又は塗布、特に表面に塗布
し、硬化させたときの耐摩耗性、耐熱性、耐溶剤性が要
求されるときは、官能基の数が3つ以上のアクリレート
モノマーを使う等、電離放射線硬化性樹脂組成物の設計
が可能である。ここで、官能基が1のものとして、2−
ヒドロキシアクリレート、2−ヘキシルアクリレート、
フェノキシエチルアクリレートが挙げられる。官能基が
2のものとして、エチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレートが挙げられ
る。官能基が3以上のものとして、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサアクレリート等が挙げら
れる。
布、特に表面に塗布して、硬化させたときのフレキシビ
リティーや表面硬度等の物性を調整するため、電離放射
線硬化性樹脂組成物に、電離放射線照射では硬化しない
樹脂を添加することもできる。具体的な樹脂の例として
は次のものがある。ポリウレタン樹脂、セルロース樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂である。
これらの樹脂の中でも、ポリウレタン樹脂、セルロース
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等の添加がフレキシビ
リティーの向上の点で好ましい。
塗布後の硬化が紫外線照射により行われるときは、光重
合開始剤や光重合促進剤を添加する。光重合開始剤とし
ては、ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合
は、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサン
トン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単
独又は混合して用いる。また、カチオン重合性官能基を
有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族ジ
アゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニ
ウム塩、メタセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エス
テル等を単独又は混合物として用いる。光重合開始剤の
添加量は、電離放射線硬化性樹脂組成物100重量部に
対し、0.1〜10重量部である。
組成物を基材に充分に含浸させる目的で、特に含浸に用
いる場合には、電離放射線硬化性樹脂組成物の粘度が低
い方が乾燥の容易さの点でも好ましく、このため、適当
な溶剤、例えば酢酸エチル等で希釈して使用するとよ
い。電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布に用いる場合に
も、塗布のしやすさ、乾燥の容易さの観点で、希釈する
ことが望ましい。
を含浸させるには、ディップコートやコーティング、か
け流し等がある。また、コーティング後、電離放射線を
照射して硬化させるまでの間、含浸を充分行わせるため
の時間を確保する事が必要である。含浸させる量は基材
によっても異なるので一概には言えないが、紙の場合で
あれば、例えば、1平方mあたり10〜60gである。
コート後、しばらく時間をおき、充分含浸された状態
で、紫外線又は電子線を照射して半硬化させる。基材が
連続状のものであれば、ディップコートの後、上に向か
って垂直に数十m走行させ、ロール等に触れないまま、
含浸を進行させることができる。
硬化性樹脂組成物でない通常の熱乾燥型や熱硬化型のイ
ンキも使える。インキ中のバインダー樹脂や体質顔料を
工夫することにより、印刷を施した部分にも電離放射線
硬化性樹脂組成物が浸透するからである。
材自体の層間強度を充分確保する意味では、印刷を施す
際に、電離放射線硬化性樹脂組成物と顔料若しくは染料
の着色剤とを混練して使用するとよい。基材に含浸させ
た電離放射線硬化性樹脂組成物を半硬化させたように、
印刷の部分も半硬化させることが好ましいが、電離放射
線の照射により、基材の硬化も進むので、僅かな照射量
に留めるか、あるいは基材に含浸する電離放射線硬化性
樹脂組成物として電子線硬化型のものを選び、印刷のた
めのインキとしては紫外線硬化型のものを選んで、紫外
線照射により印刷の分のみ半硬化させることもできる。
あるいは又、印刷の際に体質顔料を含ませた組成物を用
い、溶剤の乾燥により、一応の乾燥状態が得られれば、
印刷の部分には、印刷をほどこした段階では電離放射線
を照射しなくてもよい。ここで、用いる顔料又は染料に
ついてであるが、電離放射線による劣化等がなければ、
通常、化粧材の分野で使用しているものを使用すればよ
い。
などの塗布手段と、紫外線や電子線等の照射装置を備え
た設備を使用した行なう。表面保護層を形成する際に
は、予め下層に電離放射線硬化性樹脂組成物が含浸され
ているため、例えば、塗装で表面保護層を設ける場合で
あれば、塗装後、直ちに電離放射線を照射してよく、含
浸の際のように、基材への浸透時間を待って電離放射線
を照射する必要はない。表面保護層を形成する厚みにつ
いては、薄すぎると必要な性能が得られず、厚すぎる
と、性能自体は向上するが、材料の使用量が増加してし
まい、価格的にも好ましくない。用途にもよるが、通
常、1平方m当たり10〜30gである。
で、スリップ剤や摩耗に耐えるための減摩剤を添加して
もよく、スリップ剤としては、シリコーンアクリレート
やフルオロカーボン鎖を有するアクリレート等がある。
減摩剤としては、表面保護層の表面の耐摩耗性を向上さ
せる意味で、好ましくは無機質であって、架橋硬化した
樹脂よりも高硬度の球状粒子を含有させる。高硬度の球
状粒子を添加すると、一層の表面強化が実現される。こ
で球状粒子は真球である必要はなく、表面が滑らかであ
ればよい。球状粒子の役割は、表面保護層の表面からそ
の一部が突出して、摩耗の原因となる外力を球状粒子の
表面で受け止め、球状粒子自身が次第に磨耗することに
よって、下層の磨滅を防止する事である。球状粒子とし
てはα−アルミナ、シリカ、酸化クロム、酸化鉄、ダイ
アモンド、黒鉛等があるが、中でも、硬度が高く、球形
のものが多い点から、球形のα−アルミナ(昭和電工株
式会社の球状アルミナAS−10からAS50)が推奨
できる。球状粒子の粒径は、平均粒径で5〜100μm
が好ましい。無機質の球状粒子を表面保護層に用いる際
に、表面保護層を構成する樹脂中での密着性を上げる意
味で、予めシランカップリング剤等で処理するとよい。
プリント30)に紫外線硬化型含浸塗料(ザ・インクテ
ック(株)製、UVイーゴスNo.2クリヤー)をグラ
ビアリバース方式にて1平方m当り30g塗布し、1立
法cmあたり100Wの紫外線を照射し、樹脂が半硬化
した含浸紙を得た。次に、表面に電子線硬化型塗料(大
日精化工業(株)製、EBS−04)をロールコート方
式により、1平方m当り20g塗布し、5Mradの電
子線を照射し、化粧シートを得た。
なわなかった以外は、実施例と同様にして化粧シートを
得た。
ず、ただし、紙の表面にインキ(ザ・インクテック
(株)製、KL−HAT)を展色し、続いて、グラビア
インキ(ザ・インクテック(株)製、KL−MAX)を
用いて模様をグラビア印刷し、その後の塗装は実施例と
同様にして行った。
られた化粧シートを合板に貼り、2mm間隔で碁盤目状
にカッターで切り目を入れ、セロファンテープ(ニチバ
ン(株)製)を貼って剥がす試験を3回繰り返して行っ
た結果は表1のとおりであった。
化性樹脂組成物が含浸されて硬化されているため、基材
の紙間強度が向上しており、また、表面保護層と下層の
印刷、及び/又は基材中に含浸、半硬化された電離放射
線硬化性樹脂組成物とが、反応して結合しているため
に、表面保護層と基材との間、表面保護層と印刷との
間、及び印刷と基材の間の密着強度が強化されており、
密着強度が向上している。また、表面保護層は電離放射
線硬化性樹脂組成物が硬化されているものであるため、
硬度、耐スクラッチ性も充分である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 含浸性を有する化粧材基材に第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物を用いて含浸を行なった後、電
離放射線を照射して半硬化させ、その後、表面に第2の
電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、塗布後、電離放
射線を照射して前記第1および第2の電離放射線硬化性
樹脂組成物を硬化させることを特徴とする化粧材の製造
法。 - 【請求項2】 含浸性を有する化粧材基材に第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物を用いて含浸を行なった後、電
離放射線を照射して半硬化させ、その後、表面に電離放
射線硬化性樹脂組成物及び着色剤からなる第2の電離放
射線硬化性樹脂組成物を用いて印刷を行ない、印刷後、
電離放射線を照射して前記第1および第2の電離放射線
硬化性樹脂組成物を硬化させることを特徴とする化粧材
の製造法。 - 【請求項3】 含浸性を有する化粧材基材に第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物を用いて含浸を行なった後、電
離放射線を照射して半硬化させ、その後、表面に電離放
射線硬化性樹脂組成物及び着色剤からなる第2の電離放
射線硬化性樹脂組成物を用いて印刷を行ない、印刷後、
表面に第3の電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、塗
布後、電離放射線を照射して前記第1、第2及び第3の
電離放射線硬化性樹脂組成物を硬化させることを特徴と
する化粧材の製造法。 - 【請求項4】 含浸性を有する化粧材基材が第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物によって含浸されて硬化されて
おり、化粧材の表面には、第2の電離放射線硬化性樹脂
組成物が塗布されて硬化されており、かつ、硬化した前
記第1及び第2の電離放射線硬化性樹脂組成物が互いに
反応して結合している化粧材。 - 【請求項5】 含浸性を有する化粧材基材が第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物によって含浸されて硬化されて
おり、化粧材の表面には、電離放射線硬化性樹脂組成物
及び着色剤からなる第2の電離放射線硬化性樹脂組成物
により印刷が施されており、かつ前記第1及び第2の電
離放射線硬化性樹脂組成物が互いに反応して結合してい
る化粧材 - 【請求項6】 含浸性を有する化粧材基材が第1の電離
放射線硬化性樹脂組成物によって含浸されて硬化されて
おり、化粧材の表面には、電離放射線硬化性樹脂組成物
及び着色剤からなる第2の電離放射線硬化性樹脂組成物
により印刷が施されており、かつ、前記印刷上を含む化
粧材基材上の全面に第3の電離放射線硬化性樹脂組成物
が塗布されて硬化されており、かつ前記第1、第2及び
第3の電離放射線硬化性樹脂組成物が互いに反応して結
合している化粧材。
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- 1998-07-09 JP JP19385898A patent/JP4108833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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