JPH0677139U - ガス封入開閉器 - Google Patents

ガス封入開閉器

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Publication number
JPH0677139U
JPH0677139U JP2314793U JP2314793U JPH0677139U JP H0677139 U JPH0677139 U JP H0677139U JP 2314793 U JP2314793 U JP 2314793U JP 2314793 U JP2314793 U JP 2314793U JP H0677139 U JPH0677139 U JP H0677139U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
bellows
main shaft
locking rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP2314793U
Other languages
English (en)
Inventor
純夫 島村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP2314793U priority Critical patent/JPH0677139U/ja
Publication of JPH0677139U publication Critical patent/JPH0677139U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、かつ、容易に主軸レバーの投
入,遮断状態をロックする。 【構成】 本体ケース1の開口部に装着されケース1内
のガス圧の変化により伸縮するベローズ5と、開閉部を
投入,遮断する主軸レバー20と、主軸レバー20に植
設された係止杆46と、ガス圧低下時のベローズ5の動
作により動作して係止杆46に係止し,主軸レバー20
の投入,遮断の状態をロックするロックレバー40とを
備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケース内のガス圧低下を検出し、開閉部を投入,遮断する主軸レバ ーの投入,遮断の状態をロックするガス封入開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス封入開閉器は図3ないし図10に示す構成になっている。それらの 図において、1は絶縁ガスが封入され,気密構造を有するガス封入開閉器の本体 ケース、2はケース1に形成された開口部、3は開口部2を閉塞した支持体、4 はケース1の外面に溶接された支持体3のフランジ、5は基部がフランジ4に溶 接され,ケース1内のガス圧の変化により伸縮するベローズ、6は支持体3の中 央部に透設された挿通孔、7はベローズ5の先端部に直結され,挿通孔6に出没 自在に設けられた係止棒である。
【0003】 8は支持体3の周縁部に挿入され,ばね9により外方へ付勢された突出ピン、 10は突出ピン8の先端部の周面に形成された係止溝、11はばね12により左 回転方向に付勢されたハッカーであり、一端が係止溝10に係止して突出ピン8 の突出を阻止し、他端が係止棒7の頭部に係止している。13はレリーズであり 、被覆体14と、両端が被覆体14から露出し,被覆体14内を移動する可動体 15とからなる。16は突出ピン8の先端部に可動体15の一端を固定した止め ねじ、17は一端が支持体3に固着された支持板、18は支持板17の他端に装 着された止め金具であり、被覆体14の一端を固定して支持している。
【0004】 19はケース1に貫通して回動自在に設けられた主軸、20は主軸19に固着 され,開閉部を投入,遮断する主軸レバー、21は主軸レバー20の先端部の上 側に形成された係止溝である。
【0005】 22は主軸レバー20の近傍の機構部フレーム、23は機構部フレーム22に 透設された透孔であり、レリーズ13が挿通され、レリーズ13の他端が機構部 フレーム22に固定されている。24は機構部フレーム22に形成された貫通孔 である。
【0006】 25は断面L字形状のシャッタであり、シャッタ25の一片26の一端が機構 部フレーム22に枢支され、シャッタ25の他片27の内面が、レリーズ13の 可動体15の他端の没,出により機構部フレーム22の端面に接,離し、一片2 6が貫通孔24の一部を開閉する。28はシャッタ25の他片27を機構部フレ ーム22の端面側に付勢するねじりばね、29は機構部フレーム22に固着され た押え板であり、シャッタ25の一片26の他端の一部を押え、ねじりばね28 とともにシャッタ25を機構部フレーム22に固定している。
【0007】 30は機構部フレーム22に立設された取付板、31は取付板30に形成され た挿入孔、32は貫通孔24及び挿入孔31に移動自在に挿通されたロックピン 、33はロックピン32の機構部フレーム22と取付板30とのほぼ中間位置に 装着された止め輪、34は取付板30と止め輪33との間に設けられたばねであ り、ロックピン32をシャッタ25の一辺26側に付勢している。
【0008】 そして、ケース1内のガス圧が低下すると、ガス圧により収縮していたベロー ズ5が伸長し、係止棒7が挿通孔6に没入し、ハッカー11がばね12により回 転し、ハッカー11の一端が係止孔10から外ればね9の付勢力により突出ピン 8を介してレリーズ13の可動体15が押し出され、シャッタ25を押し上げ、 貫通孔24が開放され、ロックピン32が貫通孔24よりばね34の付勢力によ り突出する。
【0009】 そして、図4の実線で示すように、主軸レバー20が投入状態の時、係止溝2 1にロックピン32が係止し、投入状態をロックする。或いは図4の鎖線で示す ように、主軸レバー20が遮断状態の時、主軸レバー20の先端部の下側にロッ クピン32が係止し、遮断状態をロックする。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
従来の前記ガス封入開閉器は、突出ピン8とレリーズ13のセンターがずれる と、可動体15の動作が重くなり、シャッタ25を押し上げず、ロックピン32 が突出しなくて主軸レバー20に係止せず、主軸レバー20の投入,遮断の状態 をロックしない場合があり、突出ピン8とレリーズ13のセンター合わせの調整 が必要になり、かつ、構造が複雑であるという問題点がある。 本考案は、前記の点に留意し、簡単な構造で、かつ、容易に主軸レバーの投入 ,遮断の状態をロックするガス封入開閉器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案のガス封入開閉器は、本体ケースの開口部 に装着されケース内のガス圧の変化により伸縮するベローズと、開閉部を投入, 遮断する主軸レバーと、主軸レバーに植設された係止杆と、ガス圧低下時のベロ ーズの動作により動作して係止杆に係止し,主軸レバーの投入,遮断の状態をロ ックするロックレーバとを備えたものである。
【0012】
【作用】
前記のように構成された本考案のガス封入開閉器は、開閉部を投入,遮断する 主軸レバーに係止杆を植設し、ガス圧低下時のベローズの動作によりロックレバ ーを動作させて係止杆に係止させ、主軸レバーの投入,遮断の状態をロックする ようにしたため、構造が簡単になり、かつ、容易に主軸レバーの投入,遮断の状 態がロック可能になる。
【0013】
【実施例】
1実施例について図1及び図2を参照して説明する。それらの図において図3 ないし図10と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。 35はケース1に装着された操作器カバー、36は操作器カバー35内に設け られた取付板、37は取付板36の一端部に固着された支持板、38は取付板3 6に透設された貫通孔、39は回転軸であり、一端が支持板37に支持され,他 端が貫通孔38を貫通し、回動自在に設けられている。40は回転軸39の一端 部に基部が固着されたロックレバー、41はロックレバー40の基部の一側に形 成された突起であり、ベローズ5の可動部に連結された係止棒7に当接している 。42,43はロックレバー40の一側の基部及び先端部にそれぞれ形成された 基部凹部及び先端凹部である。
【0014】 44は回転軸39の他端部を貫通した貫通杆、45は一端が取付板36に係止 し,他端が貫通杆44の先端部に係止したねじりばねであり、ロックレバー40 を左回転方向に付勢し、ケース1内のガス圧が正常状態において、ねじりばね4 5が蓄勢された状態でレバー40の突起41がベローズ5の係止棒7に係止して いる。46は主軸レバー20に植設された係止杆である。
【0015】 そして、ケース1内のガス圧が正常時は、ロックレバー40が図2の実線の位 置にあり、主軸レバー20の図示の実線の投入状態から鎖線の遮断状態への移動 、及びその逆の移動は自在である。しかし、ガス圧が低下すると、ベローズ5が 伸長し、係止棒7が挿通孔6に没入し、ロックレバー40がねじりばね45によ り左回転して係止杆46に当接し、図2の鎖線で示す状態になる。従って、主軸 レバー20の遮断状態では係止杆46が基部凹部42に嵌入し、主軸レバー20 の遮断方向への移動を阻止し、遮断状態をロックする。また、主軸レバー20が 図2の鎖線で示す投入状態では、係止杆46が先端凹部43に嵌入し、主軸レバ ー20の投入方向への移動を阻止し、投入状態をロックする。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 本考案のガス封入開閉器は、開閉部を投入,遮断する主軸レバー20に係止杆 46を植設し、ガス圧低下時のベローズ5の動作によりロックレバー40を動作 させて係止杆46に係止させ、主軸レバー20の投入,遮断の状態をロックする ようにしたため、構造を簡単にすることができ、かつ、容易に主軸レバー20の 投入,遮断の状態をロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の切断正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】従来例の正面図である。
【図4】図3の他の状態の一部の正面図である。
【図5】図4の一部の側面図である。
【図6】図3の一部の拡大正面図である。
【図7】図6の一部の側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】図3の他の一部の平面図である。
【図10】図9の一部の側面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 5 ベローズ 20 主軸レバー 40 ロックレバー 46 係止杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの開口部に装着され前記ケー
    ス内のガス圧の変化により伸縮するベローズと、開閉部
    を投入,遮断する主軸レバーと、該主軸レバーに植設さ
    れた係止杆と、ガス圧低下時の前記ベローズの動作によ
    り動作して前記係止杆に係止し,前記主軸レバーの投
    入,遮断の状態をロックするロックレバーとを備えたガ
    ス封入開閉器。
JP2314793U 1993-04-06 1993-04-06 ガス封入開閉器 Pending JPH0677139U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314793U JPH0677139U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ガス封入開閉器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2314793U JPH0677139U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ガス封入開閉器

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Publication Number Publication Date
JPH0677139U true JPH0677139U (ja) 1994-10-28

Family

ID=12102462

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2314793U Pending JPH0677139U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ガス封入開閉器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363826A (ja) * 1991-06-10 1992-12-16 Togami Electric Mfg Co Ltd ガス開閉器
JP4108833B2 (ja) * 1998-07-09 2008-06-25 大日本印刷株式会社 化粧材の製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363826A (ja) * 1991-06-10 1992-12-16 Togami Electric Mfg Co Ltd ガス開閉器
JP4108833B2 (ja) * 1998-07-09 2008-06-25 大日本印刷株式会社 化粧材の製造法

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