JPS5913490Y2 - ライタ−底カバ− - Google Patents

ライタ−底カバ−

Info

Publication number
JPS5913490Y2
JPS5913490Y2 JP14809881U JP14809881U JPS5913490Y2 JP S5913490 Y2 JPS5913490 Y2 JP S5913490Y2 JP 14809881 U JP14809881 U JP 14809881U JP 14809881 U JP14809881 U JP 14809881U JP S5913490 Y2 JPS5913490 Y2 JP S5913490Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing
cover
bearing
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14809881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5852452U (ja
Inventor
成秋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP14809881U priority Critical patent/JPS5913490Y2/ja
Publication of JPS5852452U publication Critical patent/JPS5852452U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5913490Y2 publication Critical patent/JPS5913490Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighters Containing Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はライター底カバーの改良に関するものである。
これまでのライターは燃料ガスを注入するに際して、先
ず底カバーにあるネジ蓋をはずして注入バルブを露呈さ
せ、ここにボンベのノズルを嵌合させて行うのが一般的
であった。
従って、このネジ蓋をとりはずすためにドライバあるい
はコイン等、何等かの道具が必要となり、またとりはず
したネジ蓋は小さなものであるため落しやすく、紛失し
てしまったり、紛失しないまでも落したネジ蓋についた
埃等によって注入バルブをつまらせてしまう等の不都合
が生じ易いものであった。
このような欠点を解消するものとして、ライターの底カ
バー自体をスプリングをもって引き込み方向に付勢して
おき、その底カバーをスプリングに抗して引き出し、旋
回させることによって注入バルブ等を露呈させる形式の
もの(例えば特開昭52−13965号、実開昭53−
136372号、及び実開昭54−119563号の各
公報に示されているもの)も提案されている。
しかし、これらの従来の装置は開閉するカバーの部分が
スプリングによりライタ一本体に対して、常時引き込ま
れる方向に付勢されているため操作に際し、カバーをス
プリングに抗して引き出す作業と、これを旋回させる作
業とを同時にしなければならず、操作性の面で好ましい
もので1はなかった。
本考案は上述の如き従来の欠点にかんがみ、開閉カバー
を引き出した後旋回させる形式のものにあって、その操
作性の向上を目的としてなしたものであり、その要旨と
するところは、燃料注入用あるいは炎調節操作用等の−
もしくは複数の透孔を有するカバー基体に貫通して形成
した支持孔に挿通して該カバー基体に支持され、該カバ
ー基体に対し回動自在でかつ軸方向に一定長さだけ出入
自在な開閉軸を備え、該開閉軸に開閉カバーを支持させ
、該開閉カバーをライター底面の凹部内に収納させてな
るライター底カバーにおいて、前記カバー基体には開閉
カバー用の支持孔を備え、該支持孔内に一定長さだけ出
入自在に筒状をした開閉軸受を収容し、該開閉軸受と前
記支持孔の内面との間にゴム等の弾性材からなるOリン
グを弾性的に介在させ、該開閉軸受内に前記開閉軸をそ
の軸方向に一定長さだけ出入自在に収容し、該開閉軸の
先端に前記開閉カバーを回動自在に支持させ、該開閉軸
をスプリングをもって前記開閉軸受内に引き込む方向に
付勢して前記開閉カバーの裏面を前記開閉軸受の先端に
弾性的に当接させたことを特徴としてなるライター底カ
バーに存する。
以下図面に示す実施例に従って詳細に説明する。
第1図は本考案によるライター底カバーの一実施例を示
す図で、同図のaは底面図、bはX−X断面図であり、
第2図はその分解斜視図、第3図はその要部を示す断面
図である。
図に於て、1はカバー基体、2は開閉カバー、3は開閉
軸、4は開閉軸受、5はゴム等の弾性材からなるOリン
グ、6はスプリング、7はスプリング受座、8はE型止
軸であり、9はライタ一本体である。
前記開閉軸受4、Oリング5、スプリング6、スプリン
グ受座7およびE型止軸8は前記開閉軸3を支持・係止
するための支持機構を形成している。
カバー基体1は図には詳示していないがライターのケー
シングの底部開口部内に嵌め込まれた状態で該ケーシン
グに固定されるものであり、このカバー基体1には前記
開閉軸3が挿通されて前記支持機構によって支持・係止
される支持孔11.前記開閉カバー2が収納される凹部
12およびライタ一本体9の注入バルブ91あるいは要
請節用の調圧撮み92等を収納する透孔13が設けられ
ている。
この支持孔11はその内側に2つの段差部14゜15を
有しており、これによって上段が太く下段が細い上、中
、下3段の内壁17,18.19を有する円形透孔であ
る。
また、凹部12はカバー基体の底面に設けられた窪みで
、その深さは開閉カバー2の厚さにほぼ等しく、その形
状は開閉カバー2の引起しの際の爪掛けのための傾斜部
16の分が大きくなるだけで、全体としてはこの開閉カ
バー2をスツポリ収納し得るものとなっている。
開閉カバー2の両端部には爪を掛は易くするための段差
部21が設けられており、その中央部分に継手22を有
しており、細長い小判形の金属平板でできている。
開閉軸3はこの開閉カバー2の継手22に軸ピン23に
よって第2図に矢印Aで示す方向に回動自在に軸支され
、その頭部には前記E型止軸8が嵌合する溝31が設け
られている。
開閉軸受4はほぼ円筒形状をなし、頭部外周にOリング
5が嵌合する溝41および前記支持孔11内の下部の段
差部15に当接するフランジ部42を有し、内部に前記
スプリング6を支承するための環状突起43を有してい
る。
ここで、フランジ部42の直径は支持孔11の中段内壁
18の直径より若干小さく、下段内壁19の直径より充
分大きく設定され、Oリング5はその弾性によって支持
孔11の上段および中段の内壁17および18に圧接す
るような大きさに設定されている。
このOリング5が嵌合する溝41の位置は定常の状態に
於てOリング5が支持孔11の上段内壁17に圧接され
るとともにその下辺が上部段差部14の角に接するよう
に選定されている。
スプリング受座7は、前記開閉軸受4の上段の内径より
やや小さな外径と、前記開閉軸3の外径より充分大きな
内径とを有する円筒で、その頭部内側にスプリング6を
支承する環状突起71を有し、上端部に前記開閉軸3の
頭部の溝31に嵌合したE型止軸8に当接する支承端7
2が形成されている。
本考案のライター底カバーは次の様にして組立てられる
先ず、カバー基体1の支持孔11内に、上部よりOリン
グ5が嵌合した開閉軸受4を挿入する。
次にこの開閉軸受4に開閉カバー2が軸支された開閉軸
3がカバー基体1の底面より挿通される。
さらに、この開閉軸4にスプリング6を挿入してこのス
プリング6をスプリング受座7によって上から押込み、
スプリング受座7の上に突出した開閉軸3の溝31にE
型止軸8を嵌込んで組立を完了する。
次に、第1図および第4図に従ってその使用方法を説明
する。
定常状態に於ては、第1図すに示す如く、開閉軸受4は
その溝41に嵌合しているOリング5がカバー基体1の
支持孔11の上段内壁17に圧接するような位置にあり
、スプリング受座7はその環状突起71と開閉軸受4の
環状突起43との間に置設されたスプリング6の押圧に
よってE型止軸8を介して開閉軸3を上方向へ引上げて
いる。
従って、この開閉軸3の下端に回動可能に取付けられた
開閉カバー2はカバー基体1の凹部12内に収納され、
カバー基体1の底面に突出することはなく、透孔13は
この開閉カバー2によって覆われる。
ここで、前記凹部12の傾斜部16より開閉カバー2の
段差部21に爪をかけて引起すと、スプリング6が圧縮
されて開閉軸3が下方向へ移動する。
この引起しの量が第4図aに示す如く、スプリング受座
7が開閉軸受4に当接するまでの比較的小さなものであ
る場合には、開閉軸受4は移動せず、従って、開閉カバ
ー2の引起しを解除するとスプリング6の押圧力によっ
て第1図すに示す定常状態に戻る。
開閉カバー2の引起しを更に進めると、開閉軸受4は下
方への移動をはじめ、支持孔11の上段内壁17に圧接
されていたOリング5が上部の段差部14を越して中段
内壁18へ移動する。
この段差部14を越す時のクリックショックで開閉軸受
4はいつきに摺動下降して、そのフランジ部42が支持
孔11の下部の段差部15に当接して停止する。
この時、開閉軸受4の下端はカバー基体1の底面より多
少突出した状態となる。
第4図すはこの様な状態を示している。
ここで、開閉カバー2の段差部21から爪を外すと、ス
プリング6の押圧力によってスプリング受座7およびE
型止輪8を介して開閉軸3は上方へ引上げられ、開閉カ
バー2が開閉軸受4の下端に当接した状態で停止する。
第4図Cはこの様な状態を示すものであり、開閉軸3に
はこの状態に於てもスプリング6による上方向への押圧
力が働いているため、開閉カバー2は開閉軸受4の下端
に圧接される事となり、カバー基体1の底面と平行に保
持されてブラブラするようなことはない。
この様にカバー基体1の底面と平行に保持された開閉カ
バー2を直角に回転させると、第4図dに示す如く透孔
13が露呈し、その中の注入バルブ91゜調圧撮み92
等へのアプローチが可能となる。
この開閉カバー2を定常状態に戻すには、先ず開閉カバ
ー2を90°回転させてカバー基体1の凹部12と平行
にし、押し込むだけでよい。
この場合、開閉軸4を開閉カバー2の中心に配置すれば
、この回転方向は特に問題とならない。
また、開閉カバー2の押込みによって開閉軸受4が上昇
し、これに嵌合しているOリング5が支持孔11の中段
内壁18内を摺動上昇してゆき、これが上段の段差部1
4を通過する時にクリック感が得られる。
これによって開閉カバー2がカバー基体1の底面凹部1
2に完全に押込まれた事が確認できるとともに、その後
この開閉カバー2が多少引上げられても、開閉軸受4が
移動しない程度のものであれば、その外力が除かれると
開閉カバー2は凹部12内に戻り、カバー基体1の底面
より突出する事はない。
なお、上述の実施例では開閉カバーに収納される凹部1
2がカバー基体に設けられている場合を示しているが、
この凹部はカバー基体ではなくライターの底面全体に形
成されているものであってもよいものである。
またカバー基体は燃料注入用あるいは要請節操作用等の
ための−又は複数の透孔を有し、この透孔が開閉カバー
をもって閉じられるものであればよく、必ずしも注入バ
ルブ等が透孔内に収納されるものでなくてもよいもので
ある。
本考案のライター底カバーは上述の如く構成され、カバ
ー基体に形成した支持孔に弾性材からなるOリングを介
して開閉軸受を一定長さだけ軸方向に出入自在に収容し
、その開閉軸受内に開閉軸をスプリングをもって引き込
み方向に付勢させて挿入し、その開閉軸に対し開閉カバ
ーを回動自在に支持させ、その開閉カバーの裏面をスプ
リングの弾力をもって開閉軸受の先端に当接させたこと
により、操作に際し、開閉カバーの梃子作用をもって開
閉軸受を引き出すこととなり、爪等による弱い力でも開
閉軸の引き出しが可能となり、またこれがために、開閉
軸受の圧力を強固にして閉鎖状態の安定性を高めても開
閉軸受の引き出しが容易となるものである。
また、開閉軸受の引き出し後、外力を除くと開閉軸受は
引き出された状態で停止し、かつ、開閉カバーはスプリ
ングの弾力によってその裏面が開閉軸受の先端に圧接さ
れるため、カバー基体から引き出され、かつカビ〈−基
体に対し、平行な姿勢に自動的に移行して停止し、開閉
カバーの旋回をスプリングの引き込み方向の弾力に影響
されることなく行うことができ、その操作性が従来のも
のに比べ著しく向上したものである。
更にまた、開閉カバーの開き状態即ち、閉鎖時の角度か
ら旋回させた状態でこれに不注意による外力が加わった
場合でもスプリングの弾力に抗して容易に角度か′変化
されるため、開閉カバーの損傷もなくなることとなった
ものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す底面図とそのX−X断
面図、第2図はその分解斜視図、第3図はその要部を示
す断面図、第4図はその動作を説明するための図である
。 1・・・・・・カバー基体、2・・・・・・開閉カバー
、3・・・・・・開閉軸、4・・・・・・開閉軸受、5
・・・・・・Oリング、6・・・・・・スプリング、7
・・・・・・スプリング受座、8・・・・・・E型止輪
、9・・・・・・ライタ一本体、11・・・・・・支持
孔、12・・・・・・凹部、13・・・・・・透孔、1
4.15・・・・・・段差部、17・・・・・・上段内
壁、18・・・・・・中段内壁、19・・・・・・下段
内壁、31.41・・・・・・溝、42・・・・・・フ
ランジ部、43.71・・・・・・環状突起、72・・
・・・・支承端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料注入用あるいは炎調節操作用等の−もしくは複数の
    透孔を有するカバー基体に貫通して形成した支持孔に挿
    通して該カバー基体に支持され、該カバー基体に対し回
    動自在でかつ軸方向に一定長さだけ出入自在な開閉軸を
    備え、該開閉軸に開閉カバーを支持させ、該開閉カバー
    をライター底面の凹部内に収納させてなるライター底カ
    バーにおいて、前記カバー基体には開閉カバー用の支持
    孔を備え、該支持孔内に一定長さだけ出入自在に筒状を
    した開閉軸受を収容し、該開閉軸受と前記支持孔の内面
    との間にゴム等の弾性材からかるOリングを弾性的に介
    在させ、該開閉軸受内に前記開閉軸をその軸方向に一定
    長さだけ出入自在に収容し、該開閉軸の先端に前記開閉
    カバーを回動自在に支持させ、該開閉軸をスプリングを
    もって前記開閉軸受内に引き込む方向に付勢して前記開
    閉カバーの裏面を前記開閉軸受の先端に弾性的に当接さ
    せたことを特徴としてなるライター底カバ
JP14809881U 1981-10-07 1981-10-07 ライタ−底カバ− Expired JPS5913490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14809881U JPS5913490Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 ライタ−底カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14809881U JPS5913490Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 ライタ−底カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5852452U JPS5852452U (ja) 1983-04-09
JPS5913490Y2 true JPS5913490Y2 (ja) 1984-04-21

Family

ID=29940922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14809881U Expired JPS5913490Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 ライタ−底カバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5913490Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5852452U (ja) 1983-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6658111B2 (en) Small-sized opening and closing device
JP2000337008A (ja) 折り畳み式機器の開閉保持用ヒンジ装置
US6042083A (en) Butterfly valve
JPH0865369A (ja) ヒンジ部材
JPS5913490Y2 (ja) ライタ−底カバ−
JP2696493B2 (ja) 三脚の開閉機構
JPH0613976Y2 (ja) ラッチ装置
JPS5824887B2 (ja) リミツトスイツチ
JPS632770Y2 (ja)
JPS6124262Y2 (ja)
JP2006000515A (ja) 軸ユニット、化粧品容器、回動体の動作方法、および、化粧品容器の開閉装置
JP3531413B2 (ja) 液体容器の栓装置
JPS5848423B2 (ja) 燃料タンクの錠付キャップ
JPS5834824Y2 (ja) 手動式同調器
JPH0612470Y2 (ja) 換気装置
JP3280848B2 (ja) 液体容器の蓋体構造
JPS602448Y2 (ja) ガスライタ−の炎長規制装置
JP2521054Y2 (ja) ガスコックにおけるソケットの固定解除装置
JPS6229813Y2 (ja)
JPH0616568Y2 (ja) 液体容器の栓
JP2582645Y2 (ja) 軸端に開閉自在な装飾を有する筆記具
JPH0643402Y2 (ja) 押圧作動型扉用ロック装置
JPH0665588U (ja) ラッチ錠
JP2510568Y2 (ja) 押回し機構付弁
JPS5932841Y2 (ja) イグナイタ点火装置付ガスコック