JPS5932841Y2 - イグナイタ点火装置付ガスコック - Google Patents

イグナイタ点火装置付ガスコック

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JPS5932841Y2
JPS5932841Y2 JP4616380U JP4616380U JPS5932841Y2 JP S5932841 Y2 JPS5932841 Y2 JP S5932841Y2 JP 4616380 U JP4616380 U JP 4616380U JP 4616380 U JP4616380 U JP 4616380U JP S5932841 Y2 JPS5932841 Y2 JP S5932841Y2
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JP
Japan
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igniter
cock
shaft
operating shaft
cam
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JP4616380U
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JPS56146176U (ja
Inventor
一造 山田
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、イグナイタ点火装置付ガスコックの改良に関
し、さらに詳しくは、操作軸の押動操作およびこれに引
続く回動操作によりパイロットバーナおよびメインバー
ナへのガス通路を開成し、同時にイグナイタ点火装置を
作動させて前記両バーナを着火するようにしたイグナイ
タ点火装置付ガスコックの改良に関する。
従来のこの種ガスコックにおいては、コックの操作軸に
その押動操作に共動する押圧レバーを固定して、この押
圧レバーの押動により、イグナイタスイッチの押圧釦を
押圧してイグナイタ点火装置を作動させるようになって
いる。
このため、操作軸の押動操作における極限の位置で押圧
釦を介してイグナイタスイッチの構成部品に無理な力が
作用しても、これを緩和することができなかった。
本考案は、このような実状に着目してなされたもので、
その主たる目的は、押圧釦を介してイグナイタスイッチ
の構成部品に無理な力が作用する状態にあっても、この
無理な力を緩和することができるイグナイタ点火装置付
ガスコックを提供するにある。
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第1図およ
び第2図には本考案に係るガスコックの一例が示されて
いる。
このガスコックは、本願出願人の先願に係る実願昭54
−174219号に示された補助バルブ付ガスコックに
実施したもので、コック本体10と、コック本体10の
テーパ状内孔11に回転可能に嵌合された回転閉子20
と、回転閉子20内に配設された補助バルブ30と、コ
ック本体10の円筒状内孔12内に配設したコック操作
機構40およびスイッチ操作機構50と関連して組付け
られたコック軸60を備えている。
コック本体10は、ガス流入通路13、ガス流出主通路
14および補助通路15を備え、かつ回転閉子20は主
通路14に連通する内孔21および内孔21補助通路1
5とに連通ずる環状の外周溝22を備えている。
また、回転閉子20には、補助バルブ30が気密的かつ
摺動可能に内孔21に挿入配設されていて、スプリング
31の上方への付勢力にて回転閉子20の内孔21とコ
ック本体10の補助通路15との連通を遮断している。
当該ガスコックにおいては、回転閉子20を反時計方向
へ略90°回転させると、回転閉子20に設けた連通穴
23が流入通路13に対向して流入通路13と主通路1
4とが連通し、かつ補助バルブ30を下方へ押動させる
と、内孔21と補助通路15とが連通ずる。
一方、コック操作機構40は、第1図〜第3図に示すよ
うに、板状のロック部材41と、板状の回動部材42と
、筒状の規制部材43とによって構成されている。
これら各部材41〜43のうち、ロック部材41と規制
部材43とは、それらの係止片41 b、43 Cをコ
ック本体10の係止溝16に係合させて大径のコイルス
プリング44を介しコック本体10の円筒状内孔12内
に上方に付勢されて弾撥的に組付けられており、かつ回
動部材42は各第1係止爪42 Cを規制部材43の挿
通穴43 aに挿通し、各第2係止爪42 dをロック
部材41の各切欠凹所41 Cに係合させて、中径のコ
イルスプリング45を介してロック部材41と規制部材
43間にて上方に付勢されて弾撥的に組付けられている
また、コック軸60は支持枠61を貫通し、その各縦溝
60 aを回動部材42の各係止片42 bに係合させ
て小径のコイルスプリング46を介して上方に付勢され
て弾撥的に組付けられていて、各縦溝60 aの先端が
回転閉子20の上面に突設した一対の係止突起24の上
端部に係合している。
これにより、当該ガスコックの閉止時(第1図参照)に
おいて、回動部材42の各第2係止爪42 dはロック
部材41の各切欠凹所41 Cに係合していて、コック
軸60は回動不能状態にある。
この状態でコック軸60を押動すると、補助バルブ30
が押動されて回転閉子20の内孔21と補助通路15が
連通し、かつ回動部材42はその各係止片42 b部を
押動されて下降し、その各第2係止爪42 dとロック
部材41の各切欠凹所41 Cの係合が解除される。
この結果、コック軸60は回動可能となる。
次いで、コック軸60を反時計方向へ回動させると、回
動部材42はその各第2係止爪42 dがロック部材4
1の下面に当接した状態にてコック軸60と一体的に回
動され、かつ回転閉子20もコック軸60の縦溝60
aと回転閉子20の係止突起24との係合により、コッ
ク軸60と一体的に回転される。
コック軸60をさらに回動させてその回動角度が略90
°に達すると、回動部材42の第1係止爪42 Cが規
制部材43の各係止片43 bと係合し、コック軸60
の回動が規制される。
この状態において、当該ガスコックは第2図に示す状態
にあり、主通路14および補助通路15はそれぞれガス
流入通路13に連通し、主通路14および補助通路15
を通してメインバーナおよびパイロットバーナヘガス供
給がなされる。
その後、コック軸60の押動を解除すると、コック軸6
0と補助バルブ30が夫々スプリング46.31にて復
帰させられてガス流入通路13と補助通路15の連通が
遮断され、一方ガス流入通路13と主通路14の連通は
保持される。
また、コック軸60を時計方向へ略90゜回動させると
、回動部材42および回転閉子20がコック軸60と一
体的に回動および回転され、回動部材4と各第2係止爪
42 dがロック部材41の各切欠凹所41 Cに合致
すると、回動部材42がスプリング45により上昇させ
られてロック部材41と係合し、コック軸60の回動が
規制されかつガス流入通路13と主通路14の連通が遮
断される。
しかして、スイッチ操作機構50は、第1図、第2図お
よび第4図に示すように、筒状の回動カム51と、板状
の押圧レバー52と、リターンスプリング53とによっ
て構成されている。
回動カム51は、第5図〜第9図に示すように、その外
周に上部平坦面511.傾斜面512および下部平坦面
513からなる一連のカム面51 aが形成され、その
円形内孔51 b内に角状内孔514が形成されている
また、回動カム51の上端には、リターンスプリング5
3の一端を係止する係止溝51 Cが形成されている。
この回動カム51の内孔51 bの角状内孔°514に
は、コック軸60の角軸部60 bを係合可能に挿通し
た状態で回動カム51が支持枠61間に配置されて挾持
されている。
この状態で、回動カム51の角状内孔514はコック軸
60の角軸部60 bの先端側に設けた細軸部601上
に位置していて、回動カム51はコック軸60に対して
回動自在にあり、コック軸60を押動させると、その角
軸部60 bが回動カム51の角状内孔514に係合し
て回動カム51がコック軸60と一体的に回動可能にな
る。
一方、押圧レバー52は支持枠61の一端に設けた係止
穴61aを貫通しかつその他端に取付けたイグナイタス
イッチ70に達する長さを有しており、その略中央部に
は回動カム51が挿通可能な挿通穴52 aが形成され
、かつ挿通穴52 aの内方へ突出する保合片52 b
が形成されている。
なお、係止穴61 aの高さHは押圧レバー52の高さ
hに比し充分高く形成されている。
この押圧レバー52の挿通穴52 aには、回動カム5
1が挿通されてその保合片52 bが回動カム51に設
けたカム面51 aの上部平坦面511に係合していて
、押圧レバー52の一端が板バネ54にてコック軸60
の押動方向の反対方向即ち支持枠61の係止穴61 a
の上側方向に付勢されていて、その他端がイグナイタス
イッチ70の押圧釦71上に当接している。
なお、リターンスプリング53は、その一端を回動カム
51の係止溝51 Cに係止しかつその他端を支持枠6
1に設けた係止部61bに係止して取付けられており、
回動カム51にコック軸60の回動方向と反対方向の回
動力を付与している。
以上の構成のスイッチ操作機構50においては、コック
軸60を押動させると、その角軸部60bが回動カム5
1の角状内孔514に係合して回動カム51がコック軸
60と一体的に回動可能になり、コック軸60を反時計
方向へ回動させると、回動カム51のカム面51 aが
押圧レバー52の係合片52 bを傾斜面512に沿っ
て押下げて、押圧レバー52を押動させる。
この結果、イグナイタスイッチ70の押圧釦71が押圧
レバー52の他端により押圧され、イグナイタ点火装置
が作動する。
また、コック軸60の押動を解除すると、コック軸60
は元位置に復帰してその細軸部601が回動カム51の
角状内孔514に対向位置するので、回動カム51はコ
ック軸60との保合が解かれ、回動カム51はコック軸
60に対して回動自在となる。
この結果、回動カム51はリターンスプリング53の作
用で元位置に回動され、押圧レバー52による押圧釦7
1への押圧が解除されてイグナイタ点火装置の作動が停
止する。
従って、当該ガスコックにおいては、コック軸60を押
動させかつ回動させて主通路14および補助通路15を
ガス流入通路13に連通させ、補助通路15および主通
路14を通してパイロットバーナおよびメインバーナヘ
ガス供給が行なわれる際に、スイッチ操作機構50が作
動してイグナイタ点火装置を作動させ、パイロットバー
ナが着火され、かつ引続いてメインバーナが着火される
、また、この状態でコック軸60の押動を解除してパイ
ロットバーナへのガス供給を停止すると、同時にイグナ
イタ点火装置の作動が停止する。
ところで、当該スイッチ操作機構50においては、押圧
レバー52の一端が板バネ54にてコック軸60の押動
方向と反対方向へ弾撥的に支持されて上下動できるため
、例えば押圧レバー52の押動がイグナイタスイッチ7
0の押圧釦71の押圧許容範囲を超えて押圧釦71を介
してイグナイタスイッチ70に無理な力が作用する場合
には、押圧レバー52の一端にて板バネ54の変形によ
り無理な力が緩和される。
このため、無理な力が作用することにより惹起されるイ
グナイタ点火装置への悪影響を解消することができる。
なお、本考案は、操作軸の押動操作およびこれに引続く
回動操作によりパイロットバーナおよびメインバーナへ
のガス通路を開成し、同時にイグナイタ点火装置を作動
させて前記両バーナを着火するようにした各種のイグナ
イタ点火装置付ガスコックに実施しうるものである。
以上の説明から明らかなように、本考案においては、前
記各種のガスコックにおいて、前記操作軸上に当該操作
軸の押動操作によりこれと係合して一体的に回動する筒
状の回動カムを組付けるとともに、この回動カム上にイ
グナイタスイッチの押圧釦を押下げ可能な押圧レバーを
挿通して、この押圧レバーの挿通口に設けた係合片を前
記回動カムの外周に設けた傾斜カム面に係合させ、かつ
前記押圧レバーの一端を前記操作軸の押動方向と反対方
向へ付勢して弾撥的に支持してその他端を前記押圧釦の
頭部に当接し、前記操作軸の回動操作により前記回動カ
ムを回動させて前記押圧レバーを押動させ、この押圧レ
バーの押動操作により前記イグナイタスイッチの押圧釦
を押圧するようにしたことにその構成上の特徴があり、
これにより、イグナイタ点火装置への無理な力を緩和し
て、これに起因する悪影響を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスコックの一例を示す全閉状態
における縦断側面図、第2図は当該ガスコックの全開状
態における縦断側面図、第3図は当該ガスコックのコッ
ク操作機構の構成部材を示す斜視図、第4図は当該ガス
コックのスイッチ操作機構の構成部材を示す斜視図、第
5図に当該スイッチ操作機構の構成部材である回動カム
の拡大上面図、第6図は同拡大側面図、第7図は同拡大
下面図、第8図は第5図の■−■線切断面図、第9図は
第6図のに−に線切断面図である。 符号の説明 10・・・・・・コック本体、20・・・
・・・回転閉子、30・・・・・・補助バルブ、40・
・・・・・コック操作機構、50・・・・・・ス不ツチ
操作機構、51・・・・・・回動カム、51a・・・・
・・カム面、52・・・・・・押圧レバー、52b・・
・・・・係合片、53・・・・・・リターンスプリング
、60・・・・・・コック軸、70・・・・・・イグナ
イタスイッチ、71・・・・・・押圧釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸の押動操作およびこれに引続く回動操作によりパ
    イロットバーナおよびメインバーナへのガス通路を開威
    し、同時にイグナイタ点火装置を作動させて前記両バー
    ナを着火するようにしたイグナイタ点火装置付ガスコッ
    クにおいて、前記操作軸上に当該操作軸の押動操作によ
    りこれと係合して一体的に回動する筒状の回動カムを組
    付けるとともに、この回動カム上にイグナイタスイッチ
    の押圧釦を押下げ可能な押圧レバーを挿通して、この押
    圧レバーの挿通口に設けた係合片を前記回動カムの外周
    に設けた傾斜カム面に係合させ、かつ前記押圧レバーの
    一端を前記操作軸の押動方向と反対方向へ付勢して弾撥
    的に支持してその他端を前記押圧釦の頭部に当接し、前
    記操作軸の回動操作により前記回動カムを回動させてそ
    の傾斜カム面にて前記押圧レバーを押動させ、この押圧
    レバーの押動動作により前記イグナイタスイッチの押圧
    釦を押圧するようにしたことを特徴とするイグナイタ点
    火装置付ガスコック。
JP4616380U 1980-04-04 1980-04-04 イグナイタ点火装置付ガスコック Expired JPS5932841Y2 (ja)

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JPS56146176U JPS56146176U (ja) 1981-11-04
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