JPH0665588U - ラッチ錠 - Google Patents

ラッチ錠

Info

Publication number
JPH0665588U
JPH0665588U JP757793U JP757793U JPH0665588U JP H0665588 U JPH0665588 U JP H0665588U JP 757793 U JP757793 U JP 757793U JP 757793 U JP757793 U JP 757793U JP H0665588 U JPH0665588 U JP H0665588U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
latch
head
spring
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP757793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2599916Y2 (ja
Inventor
紀彦 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP1993007577U priority Critical patent/JP2599916Y2/ja
Publication of JPH0665588U publication Critical patent/JPH0665588U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599916Y2 publication Critical patent/JP2599916Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のラッチ錠は、ラッチボルトを付勢する
ばねと、ハブを付勢するばねが必要であり、内部構造が
複雑になる問題と、錠ケースの横方向の寸法が大きくな
る問題があった。本考案はかかる課題を解決することを
目的とする。 【構成】 ハブ35に設けた押動突起37を、ラッチボ
ルト31の頭部32と鍔部34と間に突出させ、錠ケー
ス25にレバー43の一端を枢着し、ハブ35に巻回し
たばね45の一端45aにより、レバー43を頭部32
の後端面を押圧する方向に付勢し、ばね45の他端45
bによりハブ25をハンドル操作方向の反対方向に付勢
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラッチ錠の改良に関し、詳しくは、構成部品数を減少すると共に、 錠ケースを小型化することができるラッチ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラッチ錠に関しては、特公昭59−30876号公報に記載された技術などが ある。 このラッチ錠の構造は、図4に示すように、箱形状に形成された錠ケース1の 前面壁であるフロント2にラッチ挿入孔3が開口し、ラッチ挿入孔3にラッチボ ルト4の頭部5が出没可能に挿入される。
【0003】 ラッチボルト4は、頭部5の後端面に後部軸6が延設され、後部軸6は、錠ケ ース1の内壁面に設けられたリング7に挿通され、後部軸6の後端に係合突起8 が設けられる。 頭部5の後端面とリング7との間には、後部軸6に巻回されたばね9が弾装さ れるので、ラッチボルト4は、頭部5がフロント2より突出する方向に付勢され る。
【0004】 錠ケース1を貫通する孔(図示しない)に回動可能に嵌着されるハブ10にド アハンドル11の先端部が固着され、ハブ10の外周面に押動突起12,当接部 13,受動部14が形成される。 錠ケース1の内壁面に立設された軸15に、パイプ16の一端が枢着され、パ イプ16の内部に挿入されたピストン17の先端には、ワッシャ18と押し板1 9が固着される。
【0005】 パイプ16の一端側とワッシャ18との間に弾装されるばね20により、ピス トン17の押し板19が受動部14が圧接するので、ハブ10は、図4において 反時計方向に付勢され、当接部13が、錠ケース1の内壁面に設けられた回動阻 止軸21に当接している。 そして、ドアが締められるときには、ドアの框に当接するラッチボルト4が、 ばね9に抗してフロント2の表面に没入し、ドアが全閉されたときに、再び突出 してドアの框に係合する。
【0006】 このとき、係合突起8が押動突起12より離隔する方向に移動した後に、再び 旧位置に復帰するので、ハブ10は、ラッチボルト4の影響を受けることなく停 止したままである。 ドアハンドル11を回動操作したときには、ハブ10が、ばね20に抗して、 時計方向に回動し、押動突起12が係合突起8を押動するので、ラッチボルト4 が没入し、開扉可能になる。 ドアハンドル11から手を離すと、ハブ10は、回動阻止軸21に当接する旧 位置に復帰する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このラッチ錠は、ラッチボルト4を付勢するばね9が、頭部5とリング7との 間に挿入される構造であるため、フロント2からハブ10の中心までの寸法d1 が大きくなる。 このばね9を、ラッチボルト4の後端部と錠ケース1の後部壁1aとの間に設 けた場合には、図5に示すように、ハブ10の中心から後部壁1aまでの寸法d 2 が大きくなる。 いずれの場合にも、錠ケース1の横方向の全長dが大きくなる。
【0008】 ラッチ錠を各種のドアに幅広く採用するためには、ラッチ錠を小型化する必要 があり、耐久性のあるラッチ錠を安価に提供しるためには、内部構造が簡単でな ければならない。 然し、上記のようなラッチ錠では、2個のばね9,20が必要であり、構成部 品数が多くなり、構造が複雑になる欠点がある。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、小型化が可能で、且つ 、構成部品数が少なく、構造が簡単で耐久性のある安価なラッチ錠を提供するも のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のラッチ錠は、箱形に形成され、フロント にラッチ挿入孔が開口する錠ケースと、上記ラッチ挿入孔より出没可能に挿入さ れる頭部の後端面に後部軸が延設され、該後部軸に鍔部が設けられるラッチボル トと、上記錠ケースに回動可能に嵌着され、内周面にドアハンドルが固着され、 外周面に設けられた押動突起が上記頭部と上記鍔部との間に突出するハブと、上 記錠ケースに設けられた支軸に一端が枢着され、他端が上記頭部と上記鍔部の間 に突出し、中間部にばね係止部が設けられるレバーと、一端が上記ハブをドアハ ンドルの復帰方向に付勢し、他端が上記ばね係止部に圧接し、上記レバーが上記 頭部の後端面を押圧する方向に付勢するばねとにより構成した。
【0010】
【作用】
上記のように構成されたラッチ錠は、ばねの一端がハブをドアハンドルの復帰 方向に付勢し、ハブの押動突起はラッチボルトの鍔部を押動しない位置に停止し ている。 又、ばねの他端がばね係止部に圧接し、ばね係止部を押されたレバーは、支軸 を支点としてラッチボルトの頭部の後端面を押圧している。 従って、ラッチボルトの頭部はフロントより突出している。
【0011】 ドアが締められるときには、ラッチボルトの頭部がドアの框側に当接して、フ ロントの表面に没入する。 後退するラッチボルトの頭部の後面に押されたレバーは、支軸を支点として、 ラッチボルトの後退方向に傾動する。 このとき、ハブは、ラッチボルトの後退やレバーの傾動に影響されることなく 、復帰位置に停止している。 ドアが全閉されると、ラッチボルトの頭部がフロントより突出してドアの框側 に係入する。
【0012】 ドアハンドルを回動操作すると、ハブが回動し、押動突起がラッチボルトの鍔 部を押動するので、ラッチボルトの頭部がフロントの表面に没入し、開扉可能と なる。 ドアハンドルを手離すと、ハブが旧位置に復帰し、再びラッチボルトの頭部が フロントの表面から突出する。
【0013】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1はケースカバーを除 去したラッチ錠の正面図である。 ラッチ錠の錠ケース25は、図1において正面が開口したケース本体26と、 この開口を被覆するケースカバー27により、箱形状に形成され、ドアDの端面 に埋設される。
【0014】 ケース本体26の前面側壁を構成するフロント28,セカンドフロント29に ラッチ挿入孔30が穿設され、ラッチ挿入孔30にはラッチボルト31の頭部3 2が出没可能に挿入される。 ラッチボルト31は、頭部32の後端面に後部軸33が延設され、後部軸33 の端部に鍔部34が設けられる。
【0015】 ケース本体26及びケースカバー27を貫通するハブ孔(図示しない)に、ハ ブ35の両端部が回動可能に嵌着される。 ハブ35は、連結部35aの両端よりそれぞれ直角に屈曲されて相対する側壁 35bと、側壁35bに両端部が固着される筒部(図示しない)により構成され 、筒部の内面には四角形状のハンドル挿入孔36が形成され、ハンドル挿入孔3 6には室外側,室内側のドアハンドルの先端部が嵌着される。
【0016】 ハブ35の両側壁35bには、頭部32と鍔部34との間に突出する押動突起 37が設けられ、連結部35aの近傍には当接面38が形成される(図2参照) 。 ケース本体26の底壁に固定軸39,40が立設され(図2参照)、固定軸3 9,40の上面に螺設されたねじ孔39a,40aには、ケースカバー27に設 けられた孔に挿通される皿頭ねじ41が螺合し(図1参照)、ケースカバー27 がケース本体26に締着される。 この固定軸40は、ハブ35が反時計方向に回動したときにハブ35の当接面 38が当接するストッパであり、又、ハブ35が時計方向に回動したときに、押 動突起37が当接するストッパでもある。
【0017】 ケース本体26とケースカバー27とを貫通する支軸42に、レバー43の一 端が枢着され、レバー42の中間部にはピン形状のばね係止部44が取り付けら れる。 そして、ハブ35の筒部に巻回されたばね45の一端45aが、ばね係止部4 4に圧接し、ばね45の他端45bがハブ35の連結部35aの内壁面に圧接す る。
【0018】 従って、レバー43は、支軸42を支点として反時計方向に付勢され、レバー 42の自由端が頭部32の後面を押圧し、頭部32がフロント28の表面より突 出する(図1参照)。 一方、ハブ35は反時計方向に付勢され、当接面38が固定軸40に当接した 復帰位置に停止している(図1参照)。
【0019】 このとき、フロント28より突出する方向に付勢されたラッチボルト31の鍔 部34が、ハブ35の押動突起37に当接するので、ラッチボルト31の突出量 が規制される。
【0020】 以上のように構成されたラッチ錠の作用を、図1,図2,図3を参照しながら 説明する。 ドアの開閉動作が行われず、ドアハンドルも操作されない平常状態では、図1 に示すように、ばね45の一端45aにばね係止部44を押されたレバー43が 反時計方向に回動し、頭部32の後端面を押すので、頭部32がフロント28の 表面より突出している。
【0021】 又、ばね45の他端45bに連結部35aを押されたハブ35が反時計方向に 付勢され、当接面38が固定軸40に当たる待機位置にあり、押動突起37が、 ラッチボルト31の突出量を規制している。 従って、1個のばね45により、ラッチボルト31とハブ35が同時に付勢さ れている。 又、レバー43はセカンドフロント29とほぼ平行であり、その傾動量も少な いので、セコンドフロント29とハブ35との間の狭いスペースに設けることが 可能であり、ラッチ錠の横方向の長さを従来のものよりも縮小することができる 。
【0022】 ドアDが締められるときには、頭部32の先端がドアの框側(図示しない)に 当接して、フロント28の表面に没入する。 没入方向に後退する頭部32の後面に押されたレバー43は、支軸42を支点 として、時計方向に傾動する(図2参照)。 このとき、ハブ35は、ラッチボルト31の後退やレバー43の傾動に影響さ れることなく、復帰位置に停止している。 ドアDが全閉されると、ラッチボルト31の頭部32がフロント28より突出 してドアの框側の係入孔(図示しない)係入する。
【0023】 ドアDを開くためにドアハンドルを回動操作すると、図3に示すように、ハブ 35が時計方向に回動し、押動突起37がラッチボルト31の後部軸33の鍔部 34を押動するので、ラッチボルト31の頭部32がフロント28の表面に没入 し、開扉可能となる。 頭部32が没入方向に後退したときには、レバー43が時計方向に傾動する。 ドアハンドルを手離すと、ハブ35が復帰位置に回動し、再び頭部32がフロ ント28の表面から突出し、レバー43を反時計方向に回動して復帰し、図1の 状態に戻る。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 (1) 本考案は、従来のラッチ錠に必要であった2個のばねを1個のばねですませ ることができるので、ばねの個数が減少するとともに、これに伴ってラッチ錠 の構造が簡単になる。 従って、ラッチ錠が安価となる利点と、耐久性が増すなどの利点が生じる。 (2) 本考案は、錠ケースの横方向寸法を増大させるばねが無く、レバーがセカン ドフロントにほぼ平行に設けられ、且つ傾動量が小さくてすむので、錠ケース を小型化することができ、ドアへの取り付けが容易になるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアの開閉動作やドアハンドルの回動操作が行
われない平常状態における、ケースカバーを除去したラ
ッチ錠の正面図である。
【図2】ドアの開閉動作によりラッチボルトが没入した
状態における、ケースカバーを除去したラッチ錠の正面
図である。
【図3】ハンドル操作した場合の、ケースカバーを除去
したラッチ錠の正面図である。
【図4】従来例を示すラッチ錠の、ケースカバーを除去
した正面図である。
【図5】他の従来を示すラッチ錠の、ケースカバーを除
去した正面図である。
【符号の説明】
D ドア 25 錠ケース 26 ケース本体 28 フロント 30 ラッチ挿入孔 31 ラッチボルト 32 頭部 34 鍔部 35 ハブ 36 ハンドル挿入孔 37 押動突起 38 当接面 42 支軸 43 レバー 45 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形に形成され、フロントにラッチ挿入
    孔が開口する錠ケースと、上記ラッチ挿入孔より出没可
    能に挿入される頭部の後端面に後部軸が延設され、該後
    部軸に鍔部が設けられるラッチボルトと、上記錠ケース
    に回動可能に嵌着され、内周面にドアハンドルが固着さ
    れ、外周面に設けられた押動突起が上記頭部と上記鍔部
    との間に突出するハブと、上記錠ケースに設けられた支
    軸に一端が枢着され、他端が上記頭部と上記鍔部の間に
    突出し、中間部にばね係止部が設けられるレバーと、一
    端が上記ハブをドアハンドルの復帰方向に付勢し、他端
    が上記ばね係止部に圧接し、上記レバーが上記頭部の後
    端面を押圧する方向に付勢するばねとにより構成される
    ラッチ錠。
JP1993007577U 1993-02-26 1993-02-26 ラッチ錠 Expired - Lifetime JP2599916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993007577U JP2599916Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ラッチ錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993007577U JP2599916Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ラッチ錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0665588U true JPH0665588U (ja) 1994-09-16
JP2599916Y2 JP2599916Y2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=11669673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993007577U Expired - Lifetime JP2599916Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ラッチ錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599916Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8931300B2 (en) 2008-09-30 2015-01-13 Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc Modular cabinet for ultra-low temperature freezer
JP2021098943A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 株式会社Lixil 建具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8931300B2 (en) 2008-09-30 2015-01-13 Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc Modular cabinet for ultra-low temperature freezer
JP2021098943A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 株式会社Lixil 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2599916Y2 (ja) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7272964B2 (en) Flush mounted latch
US5979971A (en) Device for holding a vehicle sliding door at full-open position
US20080087055A1 (en) Lock
US20080011029A1 (en) Lock
US6553796B2 (en) Electrical panel lock with locking plug head
JPH0665588U (ja) ラッチ錠
KR100404748B1 (ko) 레버형 도어록
JP2591599Y2 (ja) 錠装置
JP3636115B2 (ja) ドアロックユニット
KR100201059B1 (ko) 래치로크장치
JP2939449B2 (ja) 引き戸用プッシュプル錠
JPH11141207A (ja) ラッチ錠
JP2877394B2 (ja)
JP2000297564A (ja) ハンドル錠
KR200227975Y1 (ko) 레버형 도어록
JPH052761Y2 (ja)
JPH063091Y2 (ja) ラッチ錠
JP2606685Y2 (ja) ガードアーム錠のガードアーム不正解除防止装置
JP2002180720A (ja) 引き出し回転操作型ロックハンドル装置
JPH0635560U (ja) 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置
JPH0630371U (ja) ドア用レバーハンドル装置
JP2542165Y2 (ja) ガードアーム装置付錠前
JP2559400Y2 (ja) リッドのロック装置
JP4437367B2 (ja) ラッチ装置
JP2508736Y2 (ja) 家具のラッチ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990622