JP2000024573A - 液状又はペ―スト状の塗工剤を走行中の材料ウェッブに直接的又は間接的に塗被するための塗工装置 - Google Patents
液状又はペ―スト状の塗工剤を走行中の材料ウェッブに直接的又は間接的に塗被するための塗工装置Info
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- Coating Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術に対比して所要構造空間の小さな塗
工装置を提供する。 【解決手段】 材料ウェッブ16が調量/均し用装置1
8の領域でのみ支持ロール24 に巻掛けられており、
前記材料ウェッブ16が、塗工ユニット12と支持ロー
ル24 との間では、ほぼ直線的な走行経路をとってお
り、かつ発明の第1の視点によれば、塗工ユニット12
と支持ロール24との間の直線的なウェッブ走行区分に
おいて材料ウェッブ16を支持する支持装置26が設け
られているのに対して、発明の第2の視点によれば、材
料ウェッブの直線的な走行を安定化させる手段が設けら
れている。
工装置を提供する。 【解決手段】 材料ウェッブ16が調量/均し用装置1
8の領域でのみ支持ロール24 に巻掛けられており、
前記材料ウェッブ16が、塗工ユニット12と支持ロー
ル24 との間では、ほぼ直線的な走行経路をとってお
り、かつ発明の第1の視点によれば、塗工ユニット12
と支持ロール24との間の直線的なウェッブ走行区分に
おいて材料ウェッブ16を支持する支持装置26が設け
られているのに対して、発明の第2の視点によれば、材
料ウェッブの直線的な走行を安定化させる手段が設けら
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状又はペースト
状の塗工剤を、特に紙又は厚紙から成る走行中の材料ウ
ェッブに直接的に又は間接的に塗被するための塗工装置
であって、塗工剤を材料ウェッブに直接的又は間接的に
塗被する塗工ユニットと、前記材料ウェッブの走行方向
で見て前記塗工ユニットの後方に特定間隔をとって配置
された調量及び/又は均し用装置(以下略して「調量/
均し用装置」と呼ぶこともある)と、前記材料ウェッブ
の巻掛けられている支持ロールとを有している形式のも
のに関する。
状の塗工剤を、特に紙又は厚紙から成る走行中の材料ウ
ェッブに直接的に又は間接的に塗被するための塗工装置
であって、塗工剤を材料ウェッブに直接的又は間接的に
塗被する塗工ユニットと、前記材料ウェッブの走行方向
で見て前記塗工ユニットの後方に特定間隔をとって配置
された調量及び/又は均し用装置(以下略して「調量/
均し用装置」と呼ぶこともある)と、前記材料ウェッブ
の巻掛けられている支持ロールとを有している形式のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式の塗工装置は例えば欧州特許出
願公開第0770730号明細書に基づいて公知になっ
ている。この公知の塗工装置では材料ウェッブは1本の
支持ロールに巻掛けられており、該支持ロールに沿っ
て、液状又はペースト状の塗工剤を前調量して材料ウェ
ッブに塗被する塗工ユニットが配置されていると共に、
前調量された塗工層を仕上げ調量し、場合によっては平
滑にする調量/均し用装置も配置されている。ウェッブ
走行速度の速度アップ化が紙又は厚紙の製紙メーカーに
よって要求される結果として、公知の塗工装置では、塗
工ユニットによって材料ウェッブに塗被されたばかりの
塗工剤に対して及ぼされる遠心力が益々高くなるという
問題が生じる。しかも遠心力の増大化は同時に、塗工層
に突起を形成するリスクも高め、その場合の危険は、前
記突起が調量/均し用装置によって完全には均されず、
その結果塗工結果の品質が全体として損なわれる点にあ
る。
願公開第0770730号明細書に基づいて公知になっ
ている。この公知の塗工装置では材料ウェッブは1本の
支持ロールに巻掛けられており、該支持ロールに沿っ
て、液状又はペースト状の塗工剤を前調量して材料ウェ
ッブに塗被する塗工ユニットが配置されていると共に、
前調量された塗工層を仕上げ調量し、場合によっては平
滑にする調量/均し用装置も配置されている。ウェッブ
走行速度の速度アップ化が紙又は厚紙の製紙メーカーに
よって要求される結果として、公知の塗工装置では、塗
工ユニットによって材料ウェッブに塗被されたばかりの
塗工剤に対して及ぼされる遠心力が益々高くなるという
問題が生じる。しかも遠心力の増大化は同時に、塗工層
に突起を形成するリスクも高め、その場合の危険は、前
記突起が調量/均し用装置によって完全には均されず、
その結果塗工結果の品質が全体として損なわれる点にあ
る。
【0003】塗工剤に作用する遠心力は、ウェッブ走行
速度の二乗に比例し、しかもロール半径の逆数値に比例
しているので、前記の問題は、ロール半径を増大させる
ことによってしか対処することができない。それ故に欧
州特許出願公開第0690172号明細書では、塗工ユ
ニット及び調量/均し用装置に夫々特別の支持ロールを
配設し、かつこの両支持ロール間で材料ウェッブをほぼ
直線的に走行させることが提案された。しかしながらこ
の解決手段の欠点は、2本の支持ロールを設けたことに
よって、それに相応して大きな構造空間を必要とするこ
とである。
速度の二乗に比例し、しかもロール半径の逆数値に比例
しているので、前記の問題は、ロール半径を増大させる
ことによってしか対処することができない。それ故に欧
州特許出願公開第0690172号明細書では、塗工ユ
ニット及び調量/均し用装置に夫々特別の支持ロールを
配設し、かつこの両支持ロール間で材料ウェッブをほぼ
直線的に走行させることが提案された。しかしながらこ
の解決手段の欠点は、2本の支持ロールを設けたことに
よって、それに相応して大きな構造空間を必要とするこ
とである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、明細書冒頭で述べた形式の塗工装置を改良して、従
来技術に対比して所要構造空間の小さな塗工装置を提供
することである。
は、明細書冒頭で述べた形式の塗工装置を改良して、従
来技術に対比して所要構造空間の小さな塗工装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1番目の構成手段は、材料ウェッブが調量
/均し用装置の領域でのみ支持ロールに巻掛けられてお
り、前記材料ウェッブが、塗工ユニットと支持ロールと
の間では、ほぼ直線的な走行経路をとっており、塗工ユ
ニットと支持ロールとの間の直線的なウェッブ走行区分
において材料ウェッブを支持する支持装置が設けられて
いる点にある。本発明の塗工装置は、材料ウェッブ平面
に対してほぼ直角に延びる方向では比較的僅かな構造空
間を占めるばかりでなく、塗工ユニットと支持ロールと
の間のほぼ全経路区分にわたって材料ウェッブの走行を
安定化する。
の本発明の第1番目の構成手段は、材料ウェッブが調量
/均し用装置の領域でのみ支持ロールに巻掛けられてお
り、前記材料ウェッブが、塗工ユニットと支持ロールと
の間では、ほぼ直線的な走行経路をとっており、塗工ユ
ニットと支持ロールとの間の直線的なウェッブ走行区分
において材料ウェッブを支持する支持装置が設けられて
いる点にある。本発明の塗工装置は、材料ウェッブ平面
に対してほぼ直角に延びる方向では比較的僅かな構造空
間を占めるばかりでなく、塗工ユニットと支持ロールと
の間のほぼ全経路区分にわたって材料ウェッブの走行を
安定化する。
【0006】第1の変化実施形態では前記支持装置は、
静止した支持面を有することができる。この静止した支
持面は例えば、ほぼ扁平な支持板に設けることができ、
該支持板に沿って材料ウェッブは滑動する。しかし又、
前記の静止した支持面を、成形された表面構造を有する
支持板表面として構成することも可能であり、その場
合、前記の表面構造は、材料ウェッブと、表面構造を有
する支持板表面との間に空気クッションが形成され、該
空気クッションに載って材料ウェッブを移動させるよう
に選ばれている。このような空気クッションは例えば、
材料ウェッブによってその表面に沿って連行効果に基づ
いて空気境界層として連行される空気によって形成され
る。この実施形態は、材料ウェッブが面状の支持にも拘
わらず、ほぼ摩擦無しに支持装置に沿って前進運動でき
るという利点を有している。
静止した支持面を有することができる。この静止した支
持面は例えば、ほぼ扁平な支持板に設けることができ、
該支持板に沿って材料ウェッブは滑動する。しかし又、
前記の静止した支持面を、成形された表面構造を有する
支持板表面として構成することも可能であり、その場
合、前記の表面構造は、材料ウェッブと、表面構造を有
する支持板表面との間に空気クッションが形成され、該
空気クッションに載って材料ウェッブを移動させるよう
に選ばれている。このような空気クッションは例えば、
材料ウェッブによってその表面に沿って連行効果に基づ
いて空気境界層として連行される空気によって形成され
る。この実施形態は、材料ウェッブが面状の支持にも拘
わらず、ほぼ摩擦無しに支持装置に沿って前進運動でき
るという利点を有している。
【0007】更にまた、支持面全体にわたって分配して
配置された複数のノズルから空気を吐出させ、次いで該
空気を支持面全体にわたって配分させることによって、
空気クッションを発生させることも可能である。
配置された複数のノズルから空気を吐出させ、次いで該
空気を支持面全体にわたって配分させることによって、
空気クッションを発生させることも可能である。
【0008】前記の実施形態では、支持ロールと材料ウ
ェッブとの間に形成された進入側楔状部内へ支持装置を
延在させて、可能な限り支持ロールまで、もしくは更に
調量/均し用ニップ内に達するまで材料ウェッブを支持
できるようにすることも可能である。その場合、前記支
持ロールに面した方の支持装置の表面は例えば扁平な面
として構成することができる。しかし支持ロールに対面
した方の支持装置の表面は、支持ロールの曲率に適合す
るように構成されているのが一層有利である。これによ
って前記表面は第1に調量/均し用ニップ内へ特に深く
延びることができる。第2にこのように構成することに
よって、支持ロールの表面に格別緊密に接近することが
可能になり、ひいては又、支持ロールの表面に生じる空
気境界層を、この支持装置の表面によって破壊すること
が可能になる。
ェッブとの間に形成された進入側楔状部内へ支持装置を
延在させて、可能な限り支持ロールまで、もしくは更に
調量/均し用ニップ内に達するまで材料ウェッブを支持
できるようにすることも可能である。その場合、前記支
持ロールに面した方の支持装置の表面は例えば扁平な面
として構成することができる。しかし支持ロールに対面
した方の支持装置の表面は、支持ロールの曲率に適合す
るように構成されているのが一層有利である。これによ
って前記表面は第1に調量/均し用ニップ内へ特に深く
延びることができる。第2にこのように構成することに
よって、支持ロールの表面に格別緊密に接近することが
可能になり、ひいては又、支持ロールの表面に生じる空
気境界層を、この支持装置の表面によって破壊すること
が可能になる。
【0009】また支持装置と材料ウェッブとの間の無理
のない協働を保証するために、支持装置の進入側端部
は、材料ウェッブ用の進入方向指示面として形成されて
いる。その場合、該進入方向指示面は、丸味のあるエッ
ジによって、或いは材料ウェッブに対して例えば鋭角的
に延びる進入方向指示斜面によって、或いは進入方向指
示多角形面によって形成されていてもよい。このような
進入方向指示面を設けることによって、材料ウェッブの
引込みが容易になるばかりでなく、塗工ユニットの手前
の領域においても材料ウェッブを支持することが可能に
なる。
のない協働を保証するために、支持装置の進入側端部
は、材料ウェッブ用の進入方向指示面として形成されて
いる。その場合、該進入方向指示面は、丸味のあるエッ
ジによって、或いは材料ウェッブに対して例えば鋭角的
に延びる進入方向指示斜面によって、或いは進入方向指
示多角形面によって形成されていてもよい。このような
進入方向指示面を設けることによって、材料ウェッブの
引込みが容易になるばかりでなく、塗工ユニットの手前
の領域においても材料ウェッブを支持することが可能に
なる。
【0010】前記支持装置は例えば、特に特殊鋼から成
る薄肉板金構造として構成することができる。
る薄肉板金構造として構成することができる。
【0011】別の変化実施形態によれば支持装置は、循
環式の支持ベルトを有し、材料ウェッブに面した方の、
該支持ベルトの表面は、塗工ユニットと支持ロールとの
間で、ほぼ扁平な支持面を形成している。この変化実施
形態の場合も材料ウェッブは、支持装置によって摩擦無
く、もしくは低摩擦で支持される。
環式の支持ベルトを有し、材料ウェッブに面した方の、
該支持ベルトの表面は、塗工ユニットと支持ロールとの
間で、ほぼ扁平な支持面を形成している。この変化実施
形態の場合も材料ウェッブは、支持装置によって摩擦無
く、もしくは低摩擦で支持される。
【0012】この変化実施形態の更なる構成では、材料
ウェッブが、調量/均し用装置の領域で材料ウェッブを
ガイドする支持ロールに巻掛けられている。これによっ
て材料ウェッブを、調量/均し用装置に至るまで支持す
ることが可能になる。材料ウェッブから離反した方の支
持ベルトの面側に、少なくとも1つの支持シューが配置
されている場合には、格別安定した支持作用を得ること
が可能である。更にこの変化実施形態においても、支持
ベルトを相応に設計かつ配置することによって、塗工ユ
ニットの手前の領域でも材料ウェッブを支持することが
可能である。
ウェッブが、調量/均し用装置の領域で材料ウェッブを
ガイドする支持ロールに巻掛けられている。これによっ
て材料ウェッブを、調量/均し用装置に至るまで支持す
ることが可能になる。材料ウェッブから離反した方の支
持ベルトの面側に、少なくとも1つの支持シューが配置
されている場合には、格別安定した支持作用を得ること
が可能である。更にこの変化実施形態においても、支持
ベルトを相応に設計かつ配置することによって、塗工ユ
ニットの手前の領域でも材料ウェッブを支持することが
可能である。
【0013】前記と同一の課題を解決するための本発明
の第2の構成手段は、材料ウェッブが調量/均し用装置
の領域でのみ支持ロールに巻掛けられており、前記材料
ウェッブが、塗工ユニットと支持ロールとの間では、ほ
ぼ直線的な走行経路をとっており、かつ前記材料ウェッ
ブの直線的な走行を安定化させるためのウェッブ安定化
手段が設けられている点にある。塗工ユニットの領域に
おける材料ウェッブの申し分のない安定化は、このため
に特別に設けられた支持装置の採用によって得られるば
かりでなく、塗工ユニットの領域において、もしくは塗
工ユニットと調量/均し用装置との間の領域において材
料ウェッブに、予め規定したように引張り張力をかける
ことによっても得られることが判った。その場合材料ウ
ェッブは、直線的なウェッブ走行区分へ進入するために
ウェッブ案内エレメントの上面側に沿って擦過しても下
面側に沿って擦過してもよく、その場合材料ウェッブ
は、塗工面側でか又は該塗工面側とは反対の面側でウェ
ッブ案内エレメントと接触する。
の第2の構成手段は、材料ウェッブが調量/均し用装置
の領域でのみ支持ロールに巻掛けられており、前記材料
ウェッブが、塗工ユニットと支持ロールとの間では、ほ
ぼ直線的な走行経路をとっており、かつ前記材料ウェッ
ブの直線的な走行を安定化させるためのウェッブ安定化
手段が設けられている点にある。塗工ユニットの領域に
おける材料ウェッブの申し分のない安定化は、このため
に特別に設けられた支持装置の採用によって得られるば
かりでなく、塗工ユニットの領域において、もしくは塗
工ユニットと調量/均し用装置との間の領域において材
料ウェッブに、予め規定したように引張り張力をかける
ことによっても得られることが判った。その場合材料ウ
ェッブは、直線的なウェッブ走行区分へ進入するために
ウェッブ案内エレメントの上面側に沿って擦過しても下
面側に沿って擦過してもよく、その場合材料ウェッブ
は、塗工面側でか又は該塗工面側とは反対の面側でウェ
ッブ案内エレメントと接触する。
【0014】ウェッブ安定化手段は、塗工ユニットの手
前の領域においても、かつ/又は支持ロールに達するま
での領域においても材料ウェッブを安定化するのが有利
である。
前の領域においても、かつ/又は支持ロールに達するま
での領域においても材料ウェッブを安定化するのが有利
である。
【0015】ウェッブ案内エレメントは、安定化手段も
しくは緊張手段によって材料ウェッブに与えられる引張
り張力を損なわないために、例えば易動ローラから成っ
ている。所期の引張り張力の維持は、ウェッブ案内エレ
メントの支承方式によって更に助成される。
しくは緊張手段によって材料ウェッブに与えられる引張
り張力を損なわないために、例えば易動ローラから成っ
ている。所期の引張り張力の維持は、ウェッブ案内エレ
メントの支承方式によって更に助成される。
【0016】例えばウェッブ案内エレメントを少なくと
も材料ウェッブの全幅にわたって連続的に構成しかつそ
の両端部で支承しておくことも可能である。その場合更
に、複数本の支持ローラをウェッブ案内エレメントの全
長にわたって分配配置するのが有利である。複数本のこ
のような支持ローラを使用することによって、材料ウェ
ッブの作業幅が大きい場合でも、比較的小さな直径のウ
ェッブ案内エレメント、例えば易動ローラを使用するこ
とが可能になる。更にまた前記支持ローラは回転駆動さ
れているのが有利である。それというのは、これによっ
てウェッブ案内エレメントと支持ローラとの間の摩擦が
低減されるからである。
も材料ウェッブの全幅にわたって連続的に構成しかつそ
の両端部で支承しておくことも可能である。その場合更
に、複数本の支持ローラをウェッブ案内エレメントの全
長にわたって分配配置するのが有利である。複数本のこ
のような支持ローラを使用することによって、材料ウェ
ッブの作業幅が大きい場合でも、比較的小さな直径のウ
ェッブ案内エレメント、例えば易動ローラを使用するこ
とが可能になる。更にまた前記支持ローラは回転駆動さ
れているのが有利である。それというのは、これによっ
てウェッブ案内エレメントと支持ローラとの間の摩擦が
低減されるからである。
【0017】ウェッブ案内エレメントを安定化するため
に別の実施形態では、ウェッブ案内エレメントは複数の
セグメントに分割されており、これらの各セグメントは
夫々両端部で支承されている。その場合、セグメントに
分割されたウェッブ案内エレメントには、同じくセグメ
ントに分割された別のウェッブ案内エレメントが後置さ
れており、しかも、この後置のウェッブ案内エレメント
のセグメントは、前置のウェッブ案内エレメントのセグ
メントに対して材料ウェッブの幅方向にずらされてい
る。
に別の実施形態では、ウェッブ案内エレメントは複数の
セグメントに分割されており、これらの各セグメントは
夫々両端部で支承されている。その場合、セグメントに
分割されたウェッブ案内エレメントには、同じくセグメ
ントに分割された別のウェッブ案内エレメントが後置さ
れており、しかも、この後置のウェッブ案内エレメント
のセグメントは、前置のウェッブ案内エレメントのセグ
メントに対して材料ウェッブの幅方向にずらされてい
る。
【0018】更なる変化実施形態によれば、前記ウェッ
ブ案内エレメントを塗工ユニットそのものによって形成
することも可能である。その場合、塗工ユニットは自由
噴流式ノズル型塗工ユニットであるのが特に有利であ
る。それというのはこのような自由噴流式ノズル型塗工
ユニットの場合、材料ウェッブは、材料ウェッブをエア
クッションに載せて変向ガイドするところの所謂「エア
・ターン」に比肩できる塗工剤クッションに載って変向
ガイドされるからである。場合によっては塗工剤は、自
由噴流式ノズル型塗工ユニットから材料ウェッブの走行
方向に噴出するだけでなく、該塗工剤の或る程度の量部
分が、材料ウェッブの走行方向とは逆方向にも流出する
場合には、格別安定した塗工剤クッションが得られるの
で有利である。
ブ案内エレメントを塗工ユニットそのものによって形成
することも可能である。その場合、塗工ユニットは自由
噴流式ノズル型塗工ユニットであるのが特に有利であ
る。それというのはこのような自由噴流式ノズル型塗工
ユニットの場合、材料ウェッブは、材料ウェッブをエア
クッションに載せて変向ガイドするところの所謂「エア
・ターン」に比肩できる塗工剤クッションに載って変向
ガイドされるからである。場合によっては塗工剤は、自
由噴流式ノズル型塗工ユニットから材料ウェッブの走行
方向に噴出するだけでなく、該塗工剤の或る程度の量部
分が、材料ウェッブの走行方向とは逆方向にも流出する
場合には、格別安定した塗工剤クッションが得られるの
で有利である。
【0019】なお念のために付記しておくが、ウェッブ
案内エレメントが塗工ユニットによって形成されている
場合には、材料ウェッブに塗被されたばかりの塗工剤
は、遠心力によって材料ウェッブの方へ圧迫されるの
で、これによって材料ウェッブにおける塗工剤の定着が
助成される。
案内エレメントが塗工ユニットによって形成されている
場合には、材料ウェッブに塗被されたばかりの塗工剤
は、遠心力によって材料ウェッブの方へ圧迫されるの
で、これによって材料ウェッブにおける塗工剤の定着が
助成される。
【0020】塗工ユニットの領域内において材料ウェッ
ブの所期の引張り張力を保証できるようにするために本
発明では更に、塗工ユニットの領域内で該塗工ユニット
から離反した方の材料ウェッブの面側に、別のウェッブ
案内エレメント、殊に幅出しロールが設けられている。
ブの所期の引張り張力を保証できるようにするために本
発明では更に、塗工ユニットの領域内で該塗工ユニット
から離反した方の材料ウェッブの面側に、別のウェッブ
案内エレメント、殊に幅出しロールが設けられている。
【0021】本発明の更なる構成によれば、塗工ユニッ
トと調量/均し用装置との間で塗工剤を材料ウェッブに
定着させるために役立てられる作用時間、つまり所謂
「滞在時間(Dwell Time」は可変である。こ
のために塗工ユニットの位置は、材料ウェッブの走行方
向で可変であり、かつ/又は調量/均し用装置の位置
は、材料ウェッブの走行方向で支持ロールを中心として
可変である。塗工ユニット及び/又は調量/均し用装置
のこの位置調整のために駆動装置、例えば電磁式、油圧
式、空圧式又は液圧・空圧式に作動可能な駆動装置が設
けられており、該駆動装置は、塗工装置の連続操業中に
も前記の位置調整を可能にする。
トと調量/均し用装置との間で塗工剤を材料ウェッブに
定着させるために役立てられる作用時間、つまり所謂
「滞在時間(Dwell Time」は可変である。こ
のために塗工ユニットの位置は、材料ウェッブの走行方
向で可変であり、かつ/又は調量/均し用装置の位置
は、材料ウェッブの走行方向で支持ロールを中心として
可変である。塗工ユニット及び/又は調量/均し用装置
のこの位置調整のために駆動装置、例えば電磁式、油圧
式、空圧式又は液圧・空圧式に作動可能な駆動装置が設
けられており、該駆動装置は、塗工装置の連続操業中に
も前記の位置調整を可能にする。
【0022】更にまたウェッブ案内エレメントの位置
も、材料ウェッブの走行方向で可変である。前記のよう
に塗工ユニットの位置も可変である場合には、ウェッブ
案内エレメントの位置は、塗工ユニットの位置調整とは
無関係にか或いは該塗工ユニットと一緒に調整すること
ができる。後者の場合は例えば、塗工ユニットにか、又
は該塗工ユニットと固着結合された部分に、ウェッブ案
内エレメントの支承装置を取付けておくことによって実
現することができる。
も、材料ウェッブの走行方向で可変である。前記のよう
に塗工ユニットの位置も可変である場合には、ウェッブ
案内エレメントの位置は、塗工ユニットの位置調整とは
無関係にか或いは該塗工ユニットと一緒に調整すること
ができる。後者の場合は例えば、塗工ユニットにか、又
は該塗工ユニットと固着結合された部分に、ウェッブ案
内エレメントの支承装置を取付けておくことによって実
現することができる。
【0023】調量/均し用装置は、ドクターブレード、
平滑な又は成形されたドクターバー或いは空気メスを有
していることができる。
平滑な又は成形されたドクターバー或いは空気メスを有
していることができる。
【0024】既に述べたように塗工ユニットは自由噴流
式ノズル型塗工ユニットであることができる。これは、
このような塗工ユニットをウェッブ案内エレメントとし
て使用することとは無関係に有利である。それというの
は、自由噴流によって材料ウェッブに対して伝達される
運動量が、支持面が存在しなくても、材料ウェッブの所
期の引張り張力を維持するために付加的に活用され得る
からである。
式ノズル型塗工ユニットであることができる。これは、
このような塗工ユニットをウェッブ案内エレメントとし
て使用することとは無関係に有利である。それというの
は、自由噴流によって材料ウェッブに対して伝達される
運動量が、支持面が存在しなくても、材料ウェッブの所
期の引張り張力を維持するために付加的に活用され得る
からである。
【0025】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の実施
例を詳説する。
例を詳説する。
【0026】図1では、本発明による塗工装置の第1実
施形態が総体的に符号10で示されており、かつ該塗工
装置は、液状又はペースト状の塗工剤14を前調量し
て、矢印Lの走行方向に前進運動する材料ウェッブ16
に塗被する塗工ユニット12並びに調量/均し用ドクタ
ー装置18から成っており、該調量/均し装置18は、
塗工層22を仕上げ調量して均すために、つまり過剰塗
工剤を掻き取りかつ材料ウェッブ16上に残留する塗工
剤を平滑にするために、例えばドクターブレード20を
有している。
施形態が総体的に符号10で示されており、かつ該塗工
装置は、液状又はペースト状の塗工剤14を前調量し
て、矢印Lの走行方向に前進運動する材料ウェッブ16
に塗被する塗工ユニット12並びに調量/均し用ドクタ
ー装置18から成っており、該調量/均し装置18は、
塗工層22を仕上げ調量して均すために、つまり過剰塗
工剤を掻き取りかつ材料ウェッブ16上に残留する塗工
剤を平滑にするために、例えばドクターブレード20を
有している。
【0027】調量/均し用ドクター装置18の領域で材
料ウェッブ16は支持ロール24に巻掛けられてガイド
されており、該支持ロールは軸線Aを中心として矢印P
の方向に回転する。支持ロール24は、材料ウェッブ表
面に対してドクターブレード20を係合させるために必
要な支持作用を材料ウェッブ16に与える。走行方向L
で見て支持ロール24の手前には支持ボックス26が設
けられており、該支持ボックスは、例えば板金、殊に特
殊鋼薄板からボックス構造として製作されている。
料ウェッブ16は支持ロール24に巻掛けられてガイド
されており、該支持ロールは軸線Aを中心として矢印P
の方向に回転する。支持ロール24は、材料ウェッブ表
面に対してドクターブレード20を係合させるために必
要な支持作用を材料ウェッブ16に与える。走行方向L
で見て支持ロール24の手前には支持ボックス26が設
けられており、該支持ボックスは、例えば板金、殊に特
殊鋼薄板からボックス構造として製作されている。
【0028】支持ボックス26は、ほぼ扁平な支持面2
6aを有し、該支持面に沿って材料ウェッブ16が滑動
する。前記支持面26aは、塗工ユニット12から支持
ロール24にまで延びており、かつ、少なくとも部分的
に支持ロール24の表面24aと材料ウェッブ16との
間に形成されたニップN内へ達している。このために、
支持ロール24に隣接した方の、支持ボックス26の制
限板26bは、支持ロール24の表面24aに適合され
ており、すなわち相応の曲率半径をもって湾曲構成され
ている。この湾曲構成によって支持面26aは、特にニ
ップN内へ深く侵入することが可能になる一方、支持ボ
ックス26の制限板26bの上縁26b1によって、支
持ロール24の表面24aに沿って連行される空気境界
層をブレークし、ひいてはニップN内へ該空気境界層が
達する不都合を阻止することができる。支持ボックス2
6はその進入側端部26cに進入方向指示面26dをも
って形成されており、該進入方向指示面は、図1に示し
た実施例では、入口指示機能だけでなく、ウェッブ案内
機能も果たし、従って僅かな曲率半径に相当する湾曲面
として形成されている。
6aを有し、該支持面に沿って材料ウェッブ16が滑動
する。前記支持面26aは、塗工ユニット12から支持
ロール24にまで延びており、かつ、少なくとも部分的
に支持ロール24の表面24aと材料ウェッブ16との
間に形成されたニップN内へ達している。このために、
支持ロール24に隣接した方の、支持ボックス26の制
限板26bは、支持ロール24の表面24aに適合され
ており、すなわち相応の曲率半径をもって湾曲構成され
ている。この湾曲構成によって支持面26aは、特にニ
ップN内へ深く侵入することが可能になる一方、支持ボ
ックス26の制限板26bの上縁26b1によって、支
持ロール24の表面24aに沿って連行される空気境界
層をブレークし、ひいてはニップN内へ該空気境界層が
達する不都合を阻止することができる。支持ボックス2
6はその進入側端部26cに進入方向指示面26dをも
って形成されており、該進入方向指示面は、図1に示し
た実施例では、入口指示機能だけでなく、ウェッブ案内
機能も果たし、従って僅かな曲率半径に相当する湾曲面
として形成されている。
【0029】図1で二重矢印Vによって示唆したよう
に、塗工ユニット12の位置は、材料ウェッブ16の走
行方向Lに調整移動することができ、この調整移動によ
って、調量/均し用ドクター装置18に到達するまでの
材料ウェッブ16への塗工剤14の作用時間を変化させ
ることが可能である。この作用時間を変化させる別の態
様として、図1で二重矢印Wによって示唆したように、
支持ロール24の軸線Aを中心として調量/均し用ドク
ター装置18を調整旋回することも可能である。これに
関連して厳守すべき点は、ほぼ扁平な支持面26aは、
塗工ユニット12の位置調整にも拘わらず該塗工ユニッ
ト12の領域内で常に材料ウェッブ16を充分に安定化
させ得るように、材料ウェッブ16の走行方向Lに設計
されていることである。
に、塗工ユニット12の位置は、材料ウェッブ16の走
行方向Lに調整移動することができ、この調整移動によ
って、調量/均し用ドクター装置18に到達するまでの
材料ウェッブ16への塗工剤14の作用時間を変化させ
ることが可能である。この作用時間を変化させる別の態
様として、図1で二重矢印Wによって示唆したように、
支持ロール24の軸線Aを中心として調量/均し用ドク
ター装置18を調整旋回することも可能である。これに
関連して厳守すべき点は、ほぼ扁平な支持面26aは、
塗工ユニット12の位置調整にも拘わらず該塗工ユニッ
ト12の領域内で常に材料ウェッブ16を充分に安定化
させ得るように、材料ウェッブ16の走行方向Lに設計
されていることである。
【0030】図1から判るように、支持ボックス26は
高さhを有し、この高さは支持ロール24の直径よりも
小である。この僅かな構造丈によって支持ボックス26
の上位には、別の目的のために使用できる構造空間が明
けられる。
高さhを有し、この高さは支持ロール24の直径よりも
小である。この僅かな構造丈によって支持ボックス26
の上位には、別の目的のために使用できる構造空間が明
けられる。
【0031】図2には、本発明による塗工装置の第2実
施形態が図示されており、この塗工装置は、図1に示し
た塗工装置にほぼ等しい。従って以下、類似の構成部分
は、図1と同一の符号に数字100を加えて示した。更
にまた図2に示した実施形態では、図1に示した実施形
態とは相違している点のみを以下に説明し、その他の点
に就いては図1の説明を参照されたい。
施形態が図示されており、この塗工装置は、図1に示し
た塗工装置にほぼ等しい。従って以下、類似の構成部分
は、図1と同一の符号に数字100を加えて示した。更
にまた図2に示した実施形態では、図1に示した実施形
態とは相違している点のみを以下に説明し、その他の点
に就いては図1の説明を参照されたい。
【0032】図2に示した塗工装置110は、やはり塗
工ユニット112の領域から、ドクター装置118に対
応配設された支持ロール124にまで延在する支持装置
126を有している。図1の実施形態とは相違して、該
支持装置126の支持面126aは、扁平には構成され
ていず、表面構造を有している。支持面126aの表面
構造はその場合、材料ウェッブ116によって支持装置
126の進入方向指示面126cに沿って前記支持面1
26aと材料ウェッブ116との間へもたらさに対面し
たれる空気が其処で実質的に均等な空気クッション13
0を形成し、該空気クッション上を材料ウェッブ116
が低摩擦で、もしくはほぼ摩擦無しに滑動するように選
ばれている。これに基づいて、材料ウェッブの負荷が僅
かになり、ひいては材料ウェッブを損傷するリスクも一
層僅少になるという利点が得られる。
工ユニット112の領域から、ドクター装置118に対
応配設された支持ロール124にまで延在する支持装置
126を有している。図1の実施形態とは相違して、該
支持装置126の支持面126aは、扁平には構成され
ていず、表面構造を有している。支持面126aの表面
構造はその場合、材料ウェッブ116によって支持装置
126の進入方向指示面126cに沿って前記支持面1
26aと材料ウェッブ116との間へもたらさに対面し
たれる空気が其処で実質的に均等な空気クッション13
0を形成し、該空気クッション上を材料ウェッブ116
が低摩擦で、もしくはほぼ摩擦無しに滑動するように選
ばれている。これに基づいて、材料ウェッブの負荷が僅
かになり、ひいては材料ウェッブを損傷するリスクも一
層僅少になるという利点が得られる。
【0033】なお本実施形態のその他の細部について、
例えば支持ロール124に対面した制限面126bの構
成については、図1の実施形態の論究を参照されたい。
例えば支持ロール124に対面した制限面126bの構
成については、図1の実施形態の論究を参照されたい。
【0034】図3には第3実施形態が示されている。や
はり類似の構成部分は、図1と同一の符号に数字200
を加えて示した。図3に示した実施形態では、先行の実
施形態とは相違している点のみを以下に説明し、その他
の点に就いては前記実施形態の説明を参照されたい。
はり類似の構成部分は、図1と同一の符号に数字200
を加えて示した。図3に示した実施形態では、先行の実
施形態とは相違している点のみを以下に説明し、その他
の点に就いては前記実施形態の説明を参照されたい。
【0035】図3に示した塗工装置210では支持装置
226は、進入側で変向ガイドロール234に巻掛けら
れかつ進出側では支持ロール224に巻掛けられて循環
する支持ベルト232から成っている。走行方向Lに前
進運動する材料ウェッブ216が前記支持ベルト232
の外面232aに接触して該支持ベルトと連動する。従
って該塗工装置210の場合も、材料ウェッブ216と
支持装置226との間には低摩擦係合もしくはほぼ摩擦
の無い係合が保証されている。塗工ユニット212の領
域内における支持ベルト232の走行を高度に安定化さ
せ得るようにするために、塗工ユニット212から離反
した方の支持ベルト232の側に、更に1つの支持シュ
ー236が配置されている。この支持シュー236は、
図3の図示とは異なって、支持ロール224にまで延在
することもできる。
226は、進入側で変向ガイドロール234に巻掛けら
れかつ進出側では支持ロール224に巻掛けられて循環
する支持ベルト232から成っている。走行方向Lに前
進運動する材料ウェッブ216が前記支持ベルト232
の外面232aに接触して該支持ベルトと連動する。従
って該塗工装置210の場合も、材料ウェッブ216と
支持装置226との間には低摩擦係合もしくはほぼ摩擦
の無い係合が保証されている。塗工ユニット212の領
域内における支持ベルト232の走行を高度に安定化さ
せ得るようにするために、塗工ユニット212から離反
した方の支持ベルト232の側に、更に1つの支持シュ
ー236が配置されている。この支持シュー236は、
図3の図示とは異なって、支持ロール224にまで延在
することもできる。
【0036】また塗工ユニット212及びドクター装置
218は、材料ウェッブ表面に塗被された塗工剤214
に対して、塗工ユニット212とドクター装置218と
の間でその都度所期の作用時間を供与できるようにする
ために、材料ウェッブ216の走行方向Lに調整移動す
ることができる(二重矢印V及びW)。
218は、材料ウェッブ表面に塗被された塗工剤214
に対して、塗工ユニット212とドクター装置218と
の間でその都度所期の作用時間を供与できるようにする
ために、材料ウェッブ216の走行方向Lに調整移動す
ることができる(二重矢印V及びW)。
【0037】図4には、本発明の塗工装置の第4実施形
態が図示されている。確かに本塗工装置は別の解決原理
に基づいている。それというのは塗工剤が、支持された
材料ウェッブに塗被されるのではなくて、自由な(支持
のない)引張り領域内で、引張り張力のみによって安定
化された材料ウェッブに塗被されるからである。それに
も拘わらず、図4では類似の構成部分は、図1と同一の
符号に数字300を加えて示されている。また塗工装置
310の基本的な構造に関しては、図1〜図3に示した
実施形態の前記の説明を参照されたい。
態が図示されている。確かに本塗工装置は別の解決原理
に基づいている。それというのは塗工剤が、支持された
材料ウェッブに塗被されるのではなくて、自由な(支持
のない)引張り領域内で、引張り張力のみによって安定
化された材料ウェッブに塗被されるからである。それに
も拘わらず、図4では類似の構成部分は、図1と同一の
符号に数字300を加えて示されている。また塗工装置
310の基本的な構造に関しては、図1〜図3に示した
実施形態の前記の説明を参照されたい。
【0038】図4に示した塗工装置310の場合、塗工
剤314は、やはり塗工ユニット312によって材料ウ
ェッブ316に塗被され、次いで、調量/均し用ドクタ
ー装置318によって、もしくは該ドクター装置のドク
ターブレード320によって仕上げ調量されて均される
以前に、材料ウェッブ316と共に、予め規定された走
行区間を通走する。材料ウェッブ316は、ドクター装
置318の領域内で支持ロール324に巻掛けられて走
行し、該支持ロールの表面に対してドクターブレード3
20が当接されている。
剤314は、やはり塗工ユニット312によって材料ウ
ェッブ316に塗被され、次いで、調量/均し用ドクタ
ー装置318によって、もしくは該ドクター装置のドク
ターブレード320によって仕上げ調量されて均される
以前に、材料ウェッブ316と共に、予め規定された走
行区間を通走する。材料ウェッブ316は、ドクター装
置318の領域内で支持ロール324に巻掛けられて走
行し、該支持ロールの表面に対してドクターブレード3
20が当接されている。
【0039】材料ウェッブ316が走行方向Lで塗工ユ
ニット312の領域内に到達する前に、該材料ウェッブ
は、図4では大雑把に示したにすぎない緊張装置340
を通走する。該緊張装置は、ウェッブ案内ロール342
と支持ロール324との間で材料ウェッブ316に特定
の引張り張力を維持させるためのものである。つまり塗
工剤314は、材料ウェッブ316の自由な引張り経路
においても、すなわち材料ウェッブ316が充分な引張
り張力下にある場合には、塗工ユニット312に支持装
置を配設していないようなウェッブ区分においても、該
材料ウェッブに塗被できることが判った。
ニット312の領域内に到達する前に、該材料ウェッブ
は、図4では大雑把に示したにすぎない緊張装置340
を通走する。該緊張装置は、ウェッブ案内ロール342
と支持ロール324との間で材料ウェッブ316に特定
の引張り張力を維持させるためのものである。つまり塗
工剤314は、材料ウェッブ316の自由な引張り経路
においても、すなわち材料ウェッブ316が充分な引張
り張力下にある場合には、塗工ユニット312に支持装
置を配設していないようなウェッブ区分においても、該
材料ウェッブに塗被できることが判った。
【0040】なお念のために付記しておくが、前記緊張
装置340は、単に判り易くするという理由から、一種
の「ダンシングロール又は振子ロール」として例示され
ているにすぎない。原則として、材料ウェッブ316の
所望の引張り張力を、支持ロール324の表面速度とウ
ェッブ案内ロール342の表面速度との予め規定した速
度差によって発生もしくは維持することも考えられる。
更に塗工装置の前方又は後方に、材料ウェッブの強度に
巻掛けられたロールの回転数制御を介して材料ウェッブ
を緊張させるところの所謂「固定群(Fixgrupp
e)」を設けておくことも可能であり、この形式の固定
群は例えば、材料ウェッブの走行方向で見て塗工装置に
後続する「乾燥群」に組込まれていてもよい。
装置340は、単に判り易くするという理由から、一種
の「ダンシングロール又は振子ロール」として例示され
ているにすぎない。原則として、材料ウェッブ316の
所望の引張り張力を、支持ロール324の表面速度とウ
ェッブ案内ロール342の表面速度との予め規定した速
度差によって発生もしくは維持することも考えられる。
更に塗工装置の前方又は後方に、材料ウェッブの強度に
巻掛けられたロールの回転数制御を介して材料ウェッブ
を緊張させるところの所謂「固定群(Fixgrupp
e)」を設けておくことも可能であり、この形式の固定
群は例えば、材料ウェッブの走行方向で見て塗工装置に
後続する「乾燥群」に組込まれていてもよい。
【0041】作用時間を調整するためには、塗工ユニッ
ト312の位置及びドクター装置318の位置を共に材
料ウェッブ316の走行方向Lに変化させることも可能
である。この手段は図4では二重矢印V及びWによって
示唆されている一方、更に図4では塗工ユニット312
のための第2の可能位置が破線で図示されている。
ト312の位置及びドクター装置318の位置を共に材
料ウェッブ316の走行方向Lに変化させることも可能
である。この手段は図4では二重矢印V及びWによって
示唆されている一方、更に図4では塗工ユニット312
のための第2の可能位置が破線で図示されている。
【0042】この破線による図示から更に推考できるよ
うに塗工ユニット312と一緒にウェッブ案内ロール3
42もシフトされる。これによって塗工ユニット312
の変位時にウェッブ案内ロール342と塗工ユニット3
12との間のウェッブ区分が走行方向Lに短く設計され
ており、従って材料ウェッブ316は、塗工ユニット3
12によって該材料ウェッブに塗被される塗工剤314
の圧力に僅かしか追従できないように保証されている。
なお念のために付記しておくが、塗工剤の前記圧力は、
材料ウェッブ316の所期の引張り張力を維持するため
にも寄与する。
うに塗工ユニット312と一緒にウェッブ案内ロール3
42もシフトされる。これによって塗工ユニット312
の変位時にウェッブ案内ロール342と塗工ユニット3
12との間のウェッブ区分が走行方向Lに短く設計され
ており、従って材料ウェッブ316は、塗工ユニット3
12によって該材料ウェッブに塗被される塗工剤314
の圧力に僅かしか追従できないように保証されている。
なお念のために付記しておくが、塗工剤の前記圧力は、
材料ウェッブ316の所期の引張り張力を維持するため
にも寄与する。
【0043】図5に示した塗工装置410が、図4の塗
工装置310と相違している点は、材料ウェッブ416
が、塗工ユニット412によって次いで塗工剤414の
塗被される塗工側と同じ側でウェッブ案内ロール442
に接している点だけである。これに対して図4に示した
実施形態では、材料ウェッブ316は、塗工側とは反対
の側でウェッブ案内ロール342に巻掛けられている。
工装置310と相違している点は、材料ウェッブ416
が、塗工ユニット412によって次いで塗工剤414の
塗被される塗工側と同じ側でウェッブ案内ロール442
に接している点だけである。これに対して図4に示した
実施形態では、材料ウェッブ316は、塗工側とは反対
の側でウェッブ案内ロール342に巻掛けられている。
【0044】緊張装置440、ドクター装置418、該
ドクター装置に所属の支持ロール424並びに塗工装置
410の運転動作の説明に関しては、図4の塗工装置3
10の説明を参照されたい。
ドクター装置に所属の支持ロール424並びに塗工装置
410の運転動作の説明に関しては、図4の塗工装置3
10の説明を参照されたい。
【0045】図4及び図5に示した実施形態によるウェ
ッブ案内ロール342,442は所謂「易動ロール」に
よって形成されるのが有利であり、該易動ロールはそれ
自体、回転駆動されず、低摩擦で軸支されておりかつ材
料ウェッブの走行に連動して容易に回転する。図6に
は、このような易動ロールの種々異なった支承態様が図
示されている。
ッブ案内ロール342,442は所謂「易動ロール」に
よって形成されるのが有利であり、該易動ロールはそれ
自体、回転駆動されず、低摩擦で軸支されておりかつ材
料ウェッブの走行に連動して容易に回転する。図6に
は、このような易動ロールの種々異なった支承態様が図
示されている。
【0046】図6の(a)では易動ロール42は、材料
ウェッブ16の作業幅全幅にわたって延在しており、か
つその両端部42aでのみ軸支されているにすぎない。
ウェッブ16の作業幅全幅にわたって延在しており、か
つその両端部42aでのみ軸支されているにすぎない。
【0047】図6の(b)では易動ロール42′は複数
のセグメント42b′に分割されており、該セグメント
は各端部42a′で軸支されている。
のセグメント42b′に分割されており、該セグメント
は各端部42a′で軸支されている。
【0048】図6の(c)に示した易動ロール42″
は、やはり材料ウェッブ16の作業幅全幅にわたって延
在しており、かつその両端部42a″で軸支されてい
る。しかも該易動ロール42″には複数本の支持ローラ
44″が配設されており、各支持ローラは、該支持ロー
ラと易動ロール42″との間の摩擦を最低限にするため
に回転駆動されている。支持ローラ44″は、易動ロー
ル42″の進入側並びに進出側に設けることもできる。
但し図6の(c)では、図示を簡単にするために進出側
の支持ローラ44″だけが図示されているにすぎない。
支持ローラ44″の使用は、大きな機械幅の場合でも、
小径の易動ロール42″を採用することを可能にする。
は、やはり材料ウェッブ16の作業幅全幅にわたって延
在しており、かつその両端部42a″で軸支されてい
る。しかも該易動ロール42″には複数本の支持ローラ
44″が配設されており、各支持ローラは、該支持ロー
ラと易動ロール42″との間の摩擦を最低限にするため
に回転駆動されている。支持ローラ44″は、易動ロー
ル42″の進入側並びに進出側に設けることもできる。
但し図6の(c)では、図示を簡単にするために進出側
の支持ローラ44″だけが図示されているにすぎない。
支持ローラ44″の使用は、大きな機械幅の場合でも、
小径の易動ロール42″を採用することを可能にする。
【0049】第4の変化態様が図6の(d)に図示され
ている。この変化態様では、2つのセグメントに分割さ
れた易動ロール42″′が設けられており、各易動ロー
ルは、図6の(b)に示した複数のセグメントに分割さ
れた易動ロール42′にほぼ等しい。夫々セグメントに
分割された両易動ロール42″′は、材料ウェッブ16
の走行方向Lで見れば相前後して、また材料ウェッブの
幅方向Qで見れば相互にずらして配置されている。これ
によって両易動ロール42″′は材料ウェッブ16のた
めの連続的な接触面を提供する。
ている。この変化態様では、2つのセグメントに分割さ
れた易動ロール42″′が設けられており、各易動ロー
ルは、図6の(b)に示した複数のセグメントに分割さ
れた易動ロール42′にほぼ等しい。夫々セグメントに
分割された両易動ロール42″′は、材料ウェッブ16
の走行方向Lで見れば相前後して、また材料ウェッブの
幅方向Qで見れば相互にずらして配置されている。これ
によって両易動ロール42″′は材料ウェッブ16のた
めの連続的な接触面を提供する。
【0050】なお図5に示した実施形態に関して付記し
ておくが、図4に示した実施形態の場合と同様にウェッ
ブ案内ロール442は塗工ユニット412と固定的に連
結されているので、塗工ユニット412を二重矢印Vの
方向に変位させた場合に、ウェッブ案内ロール442と
塗工ユニット412との間の自由ウェッブ区分が変化す
ることはない。しかし念のために付記しておくが、図4
のウェッブ案内ロール342又は図5のウェッブ案内ロ
ール442を、原則として各塗工ユニット312又は4
12とは独立して材料ウェッブの走行方向Lに変位可能
に配置することも勿論可能である。
ておくが、図4に示した実施形態の場合と同様にウェッ
ブ案内ロール442は塗工ユニット412と固定的に連
結されているので、塗工ユニット412を二重矢印Vの
方向に変位させた場合に、ウェッブ案内ロール442と
塗工ユニット412との間の自由ウェッブ区分が変化す
ることはない。しかし念のために付記しておくが、図4
のウェッブ案内ロール342又は図5のウェッブ案内ロ
ール442を、原則として各塗工ユニット312又は4
12とは独立して材料ウェッブの走行方向Lに変位可能
に配置することも勿論可能である。
【0051】図7に示した塗工装置510が図5の塗工
装置410とは異なる主たる相違点は、塗工ユニット5
12が、図5のウェッブ案内ロール442に相応してウ
ェッブ案内エレメントの機能を付加的に受け持っている
ことである。材料ウェッブがエアクッションで変向ガイ
ドされるところの所謂「エア・ターン」の場合にほぼ類
似して、図7の実施形態では材料ウェッブ516は、塗
工剤514によって形成されるクッション550上で変
向ガイドされる。この場合、走行方向Lにだけでなく、
つまり支持ロール524に当接されるドクター装置51
8の方に向かってだけでなく、走行方向Lとは逆方向に
も、つまり矢印Bの方向にも塗工ユニット512の領域
から塗工剤514を流れさせて、材料ウェッブ516に
できるだけ大きな面積で接触させるようにするのが有利
である。
装置410とは異なる主たる相違点は、塗工ユニット5
12が、図5のウェッブ案内ロール442に相応してウ
ェッブ案内エレメントの機能を付加的に受け持っている
ことである。材料ウェッブがエアクッションで変向ガイ
ドされるところの所謂「エア・ターン」の場合にほぼ類
似して、図7の実施形態では材料ウェッブ516は、塗
工剤514によって形成されるクッション550上で変
向ガイドされる。この場合、走行方向Lにだけでなく、
つまり支持ロール524に当接されるドクター装置51
8の方に向かってだけでなく、走行方向Lとは逆方向に
も、つまり矢印Bの方向にも塗工ユニット512の領域
から塗工剤514を流れさせて、材料ウェッブ516に
できるだけ大きな面積で接触させるようにするのが有利
である。
【0052】勿論また図7に示した実施形態の場合に
も、塗工剤514の作用時間を所望のように選択できる
ようにするために、塗工ユニット512又は/及びドク
ター装置518材料ウェッブ516の走行方向Lに調整
移動可能に配置しておくことも可能である。その他の点
については、図4〜図6の実施形態の説明を参照された
い。
も、塗工剤514の作用時間を所望のように選択できる
ようにするために、塗工ユニット512又は/及びドク
ター装置518材料ウェッブ516の走行方向Lに調整
移動可能に配置しておくことも可能である。その他の点
については、図4〜図6の実施形態の説明を参照された
い。
【0053】次に図8に示した塗工装置610に基づい
て、塗工ユニット612の領域内で材料ウェッブ616
の充分な引張り張力を保証できるようにするための別の
実施形態を説明する。このために、塗工ユニット612
から離反した方の、材料ウェッブ616の側に、幅出し
ロール652が配置されている。原則として該幅出しロ
ール652に代えて、別種のウェッブ案内エレメントを
使用することも可能である。しかも幅出しロール又は幅
出し作用を有するその他のエレメントは、塗工ユニット
612の領域内で所望の引張り張力を保証する以外に正
確なウェッブ案内を付加的に助成するという利点を有し
ている。その他の細部に関しては図4〜図7の実施形態
の説明を参照されたい。
て、塗工ユニット612の領域内で材料ウェッブ616
の充分な引張り張力を保証できるようにするための別の
実施形態を説明する。このために、塗工ユニット612
から離反した方の、材料ウェッブ616の側に、幅出し
ロール652が配置されている。原則として該幅出しロ
ール652に代えて、別種のウェッブ案内エレメントを
使用することも可能である。しかも幅出しロール又は幅
出し作用を有するその他のエレメントは、塗工ユニット
612の領域内で所望の引張り張力を保証する以外に正
確なウェッブ案内を付加的に助成するという利点を有し
ている。その他の細部に関しては図4〜図7の実施形態
の説明を参照されたい。
【0054】以上論究した全ての実施形態は、塗工ユニ
ットと調量/均し用ドクター装置との間に遠心力のな
い、もしくはほぼ遠心力のない作用区を有している。こ
のために、材料ウェッブに対して塗工剤を前調量して塗
被すること及び仕上げ調量して、場合によっては塗工層
を平滑に均すことが、同一の支持エレメントでは行なわ
れない。図1〜図3に示した実施形態では、塗工と仕上
げ調量は、空間的に隔離された支持エレメントで行なわ
れるのに対して、図4〜図8に示した実施形態では塗工
剤は、支持されずに自由に引張られる区域において材料
ウェッブに塗被される。しかも図1〜図3の実施形態で
は、丈の低い支持エレメントが使用されるので、前述の
全ての実施形態は、空間節減的な構造である点で優れて
いる。
ットと調量/均し用ドクター装置との間に遠心力のな
い、もしくはほぼ遠心力のない作用区を有している。こ
のために、材料ウェッブに対して塗工剤を前調量して塗
被すること及び仕上げ調量して、場合によっては塗工層
を平滑に均すことが、同一の支持エレメントでは行なわ
れない。図1〜図3に示した実施形態では、塗工と仕上
げ調量は、空間的に隔離された支持エレメントで行なわ
れるのに対して、図4〜図8に示した実施形態では塗工
剤は、支持されずに自由に引張られる区域において材料
ウェッブに塗被される。しかも図1〜図3の実施形態で
は、丈の低い支持エレメントが使用されるので、前述の
全ての実施形態は、空間節減的な構造である点で優れて
いる。
【0055】更に全ての実施形態では、作用区間の長さ
もしくは作用時間の長さを、塗工ユニットの位置及び/
又は調量/均し用ドクター装置の位置の変化によって、
特に塗工ユニットの並進変位によって、及び/又は支持
ロールの軸線を中心とする調量/均し用ドクター装置の
回転変位によって、自由に選択することが可能である。
全ての実施形態において材料ウェッブが、塗工ユニット
と調量/均し用ドクター装置との間で実質的に水平に走
行するようになってはいるが、本発明は、材料ウェッブ
が鉛直に又は斜向して走行する場合にも使用することが
できる。
もしくは作用時間の長さを、塗工ユニットの位置及び/
又は調量/均し用ドクター装置の位置の変化によって、
特に塗工ユニットの並進変位によって、及び/又は支持
ロールの軸線を中心とする調量/均し用ドクター装置の
回転変位によって、自由に選択することが可能である。
全ての実施形態において材料ウェッブが、塗工ユニット
と調量/均し用ドクター装置との間で実質的に水平に走
行するようになってはいるが、本発明は、材料ウェッブ
が鉛直に又は斜向して走行する場合にも使用することが
できる。
【0056】更に念のために付記しておくが、全ての実
施形態において塗工ユニットは、フォイト・ズルツァー
社によって”JetFlow−F”という商品名で販売
されるような構造の、自由噴流式ノズル型塗工ユニット
として図示されている。しかし別種の塗工ユニット、例
えばロール型塗工ユニット、閉鎖された塗工室を有する
塗工ユニット(”JetFlow−C”)などを使用す
ることも勿論可能である。だがそれにも拘わらず特に図
4〜図8に示した実施形態では、自由噴流によって材料
ウェッブに対して圧力が加えられ、それに伴って引張り
張力が高められることに基づいて、自由噴流式ノズル型
塗工ユニットを優先的に使用するが殊に有利である。
施形態において塗工ユニットは、フォイト・ズルツァー
社によって”JetFlow−F”という商品名で販売
されるような構造の、自由噴流式ノズル型塗工ユニット
として図示されている。しかし別種の塗工ユニット、例
えばロール型塗工ユニット、閉鎖された塗工室を有する
塗工ユニット(”JetFlow−C”)などを使用す
ることも勿論可能である。だがそれにも拘わらず特に図
4〜図8に示した実施形態では、自由噴流によって材料
ウェッブに対して圧力が加えられ、それに伴って引張り
張力が高められることに基づいて、自由噴流式ノズル型
塗工ユニットを優先的に使用するが殊に有利である。
【図1】扁平な接触面を有する支持ボックスを備えた塗
工装置の概略側面図である。
工装置の概略側面図である。
【図2】微細構造の表面を有する支持ボックスを備えた
塗工装置の概略側面図である。
塗工装置の概略側面図である。
【図3】循環する支持ベルトから成る支持装置を備えた
塗工装置の概略側面図である。
塗工装置の概略側面図である。
【図4】支持装置を備えていないが緊張装置を備えた塗
工装置の概略側面図である。
工装置の概略側面図である。
【図5】図4に類似しているが下方からのウェッブ供給
装置を備えた塗工装置の概略側面図である。
装置を備えた塗工装置の概略側面図である。
【図6】ウェッブ案内ロールを支持するための4つの異
なった実施可能性の概略斜視図である。
なった実施可能性の概略斜視図である。
【図7】塗工ユニットを同時にウェッブ案内ロールとし
て使用する形式の、図5に類似した1実施形態の概略側
面図である。
て使用する形式の、図5に類似した1実施形態の概略側
面図である。
【図8】塗工ユニットの領域内で材料ウェッブの所期の
引張り張力を保証するための幅出しロールを使用する形
式の塗工装置の概略側面図である。
引張り張力を保証するための幅出しロールを使用する形
式の塗工装置の概略側面図である。
10 第1実施形態の塗工装置、 12 塗工ユニ
ット、 14 塗工剤、 16 材料ウェッブ、
18 調量/均し用ドクター装置、 20ドクターブ
レード、 22 塗工層、 24 支持ロール、
24a支持ロールの表面、 26 支持ボックス、
26a 支持面、 26b制限板、 26c 進入
側端部、 26d 進入方向指示面、 42,4
2′,42″,42″′ 易動ロール、 42a,4
2a″ 両端部、 42a′ 各端部、 42b′
セグメント、 44″ 支持ローラ、 110
第2実施形態の塗工装置、 112 塗工ユニッ
ト、 114 塗工剤、 116 材料ウェッブ、
118 調量/均し用ドクター装置、124 支
持ロール、 126 支持装置、 126a 支持
面、 126b 制限面、 126c 進入方向指
示面、 130 空気クッション、 210 第3
実施形態の塗工装置、 212 塗工ユニット、 2
14塗工剤、 216 材料ウェッブ、 218
調量/均し用ドクター装置、 224 支持ロール、
226 支持装置、 232 支持ベルト、 2
32a 支持ベルトの外面、 234 変向案内ロ
ール、 236支持シュー、 310 第3実施形態
の塗工装置、 312,312′塗工ユニット、 31
4 塗工剤、 316 材料ウェッブ、 318調
量/均し用ドクター装置、 320 ドクターブレー
ド、 324 支持ロール、 340 緊張装置、
342,342′ ウェッブ案内ロール、410
第4実施形態の塗工装置、 412 塗工ユニッ
ト、 414塗工剤、 416 材料ウェッブ、 4
18 調量/均し用ドクター装置、 424 支持
ロール、 440 緊張装置、 442 ウェッブ
案内ロール、 510 第5実施形態の塗工装置、
512 塗工ユニット、514 塗工剤、 516
材料ウェッブ、 518 調量/均し用ドクター
装置、 524 支持ロール、 550 クッショ
ン、 610 塗工装置、 612 塗工ユニッ
ト、 616 材料ウェッブ、 652幅出しロー
ル、 L 走行方向を示す矢印、 A 支持ロール
の軸線、 P支持ロールの回転方向を示す矢印、 N
ニップ、 V 塗工ユニットの調整移動方向を示す
二重矢印、 W ドクター装置の調整旋回方向を示す
二重矢印、 h 支持ボックスの高さ、 Q 材料
ウェッブの幅方向を示す矢印
ット、 14 塗工剤、 16 材料ウェッブ、
18 調量/均し用ドクター装置、 20ドクターブ
レード、 22 塗工層、 24 支持ロール、
24a支持ロールの表面、 26 支持ボックス、
26a 支持面、 26b制限板、 26c 進入
側端部、 26d 進入方向指示面、 42,4
2′,42″,42″′ 易動ロール、 42a,4
2a″ 両端部、 42a′ 各端部、 42b′
セグメント、 44″ 支持ローラ、 110
第2実施形態の塗工装置、 112 塗工ユニッ
ト、 114 塗工剤、 116 材料ウェッブ、
118 調量/均し用ドクター装置、124 支
持ロール、 126 支持装置、 126a 支持
面、 126b 制限面、 126c 進入方向指
示面、 130 空気クッション、 210 第3
実施形態の塗工装置、 212 塗工ユニット、 2
14塗工剤、 216 材料ウェッブ、 218
調量/均し用ドクター装置、 224 支持ロール、
226 支持装置、 232 支持ベルト、 2
32a 支持ベルトの外面、 234 変向案内ロ
ール、 236支持シュー、 310 第3実施形態
の塗工装置、 312,312′塗工ユニット、 31
4 塗工剤、 316 材料ウェッブ、 318調
量/均し用ドクター装置、 320 ドクターブレー
ド、 324 支持ロール、 340 緊張装置、
342,342′ ウェッブ案内ロール、410
第4実施形態の塗工装置、 412 塗工ユニッ
ト、 414塗工剤、 416 材料ウェッブ、 4
18 調量/均し用ドクター装置、 424 支持
ロール、 440 緊張装置、 442 ウェッブ
案内ロール、 510 第5実施形態の塗工装置、
512 塗工ユニット、514 塗工剤、 516
材料ウェッブ、 518 調量/均し用ドクター
装置、 524 支持ロール、 550 クッショ
ン、 610 塗工装置、 612 塗工ユニッ
ト、 616 材料ウェッブ、 652幅出しロー
ル、 L 走行方向を示す矢印、 A 支持ロール
の軸線、 P支持ロールの回転方向を示す矢印、 N
ニップ、 V 塗工ユニットの調整移動方向を示す
二重矢印、 W ドクター装置の調整旋回方向を示す
二重矢印、 h 支持ボックスの高さ、 Q 材料
ウェッブの幅方向を示す矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト コール ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム シュ トラウスシュトラーセ 8 (72)発明者 シュテファン ライヒ ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム テオ ドール−シェーファー−シュトラーセ 11 (72)発明者 ベンジャミン メンデス−ガロン ドイツ連邦共和国 イッツェルベルク ケ ーニッヒスブロン グリースエッカーシュ トラーセ 16 (72)発明者 リヒャルト ベルネルト ドイツ連邦共和国 ギーンゲン エーベル トシュトラーセ 48 (72)発明者 マーティン クスターマン ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム ラー ヴェンスブルガー シュトラーセ 10 (72)発明者 マンフレート ユーバーシェアー ドイツ連邦共和国 ゲルシュテッテン キ ーフェルンヴェーク 3 (72)発明者 クリストーフ ヘニンガー ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム ゼー シュトラーセ 69 (72)発明者 リューディガー クルツ ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム バッ クナンガー ヴェーク 10 (72)発明者 ハラルト ヘス ドイツ連邦共和国 グリューンクラウト アム オッタースベルク 20
Claims (29)
- 【請求項1】 液状又はペースト状の塗工剤(14;1
14;214)を、走行中の材料ウェッブ(16;11
6;216)に直接的又は間接的に塗被するための塗工
装置(10;110;210)であって、塗工剤(1
4;114;214)を材料ウェッブ(16;116;
216)に直接的又は間接的に塗被する塗工ユニット
(12;112;212)と、前記材料ウェッブ(1
6;116;216)の走行方向(L)で見て前記塗工
ユニット(12;112;212)の後方に特定間隔を
とって配置された調量及び/又は均し用装置(18;1
18;218)と、前記材料ウェッブ(16;116;
216)の巻掛けられている支持ロール(24;12
4;224)とを有している形式のものにおいて、材料
ウェッブ(16;116;216)が調量/均し用装置
(18;118;218)の領域でのみ支持ロール(2
4;124;224)に巻掛けられており、前記材料ウ
ェッブ(16;116;216)が、塗工ユニット(1
2;112;212)と支持ロール(24;124;2
24)との間では、ほぼ直線的な走行経路をとってお
り、塗工ユニット(12;112;212)と支持ロー
ル(24;124;224)との間の直線的なウェッブ
走行区分において材料ウェッブ(16;116;21
6)を支持する支持装置(26;126;226)が設
けられていることを特徴とする、液状又はペースト状の
塗工剤を走行中の材料ウェッブに直接的又は間接的に塗
被するための塗工装置。 - 【請求項2】 支持装置(26;126)が、ほぼ扁平
な支持板に形成された静止した支持面(26a;126
a)を有している、請求項1記載の塗工装置。 - 【請求項3】 支持装置(126)が構造化された表面
(126a)を有しており、該表面構造(126a)と
材料ウェッブ(116)との間に、該材料ウェッブ(1
16)を支持する空気クッション(130)が形成され
ている、請求項1又は2記載の塗工装置。 - 【請求項4】 支持装置(226)が、循環式の支持ベ
ルト(232)を有しており、材料ウェッブ(216)
に面した方の、該支持ベルトの表面(232a)が、塗
工ユニット(212)と支持ロール(224)との間
で、ほぼ扁平な支持面を形成している、請求項1記載の
塗工装置。 - 【請求項5】 支持ベルト(232)の、材料ウェッブ
(216)とは反対の側に、少なくとも1つの支持シュ
ー(236)が配置されている、請求項4記載の塗工装
置。 - 【請求項6】 支持装置(26;126;226)が材
料ウェッブ(16;116;216)を、支持ロール
(24;124;224)に達するまでの直線的なウェ
ッブ区分において支持している、請求項1から5までの
いずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項7】 支持装置(26;126)が、支持ロー
ル(24;124)と材料ウェッブ(16;116)と
の間に形成された進入側楔状部内へ延びている、請求項
6記載の塗工装置。 - 【請求項8】 支持ベルト(232)が、調量/均し用
装置(218)の領域で材料ウェッブ(216)を支持
する支持ロール(224)に巻掛けられている、請求項
6記載の塗工装置。 - 【請求項9】 支持ロール(24;124)に面した方
の、支持装置(26;126)の表面(26b;126
b)が、前記支持ロール(24;124)の曲率に適合
するように形成されている、請求項1から8までのいず
れか1項記載の塗工装置。 - 【請求項10】 支持装置(26;126;226)
が、塗工ユニット(12;112;212)より手前の
領域でも材料ウェッブ(16;116;216)を支持
している、請求項1から9までのいずれか1項記載の塗
工装置。 - 【請求項11】 支持装置(26;126;226)の
進入側端部(26c;126c)が、材料ウェッブ(1
6;116;216)用の進入方向指示面(26d)と
して形成されている、請求項1から10までのいずれか
1項記載の塗工装置。 - 【請求項12】 液状又はペースト状の塗工剤(31
4;414;514)を、走行中の材料ウェッブ(31
6;416;516;616)に直接的又は間接的に塗
被するための塗工装置(310;410;510;61
0)であって、塗工剤(314;414;514)を材
料ウェッブ(316;416;516;616)に直接
的又は間接的に塗被する塗工ユニット(312;41
2;512;612)と、前記材料ウェッブ(316;
416;516;616)の走行方向(L)で見て前記
塗工ユニット(312;412;512;612)の後
方に特定間隔をとって配置された調量及び/又は均し用
装置(318;418;518)と、前記材料ウェッブ
(316;416;516;616)の巻掛けられてい
る支持ロール(324;424;524)とを有してい
る形式のものにおいて、材料ウェッブ(316;41
6;516;616)が調量/均し用装置(318;4
18;518)の領域でのみ支持ロール(324;42
4;524)に巻掛けられており、前記材料ウェッブ
(316;416;516;616)が、塗工ユニット
(312;412;512;612)と支持ロール(3
24;424;524)との間では、ほぼ直線的な走行
経路をとっており、かつ前記材料ウェッブ(316;4
16;516;616)の直線的な走行を安定化させる
ためのウェッブ安定化手段(340;440;652
)が設けられていることを特徴とする、液状又はペー
スト状の塗工剤を走行中の材料ウェッブに直接的又は間
接的に塗被するための塗工装置。 - 【請求項13】 ウェッブ安定化手段(340;44
0;652 )が、塗工ユニット(312;412;5
12;612)の手前の領域においても材料ウェッブ
(316;416;516;616)を安定化する、請
求項12記載の塗工装置。 - 【請求項14】 材料ウェッブ(316)が、直線的な
ウェッブ走行区分内へ進入する以前に、塗工面側とは反
対の側の面でもってウェッブ案内エレメント(342)
に巻掛けられている、請求項12又は13記載の塗工装
置。 - 【請求項15】 材料ウェッブ(416;516;61
6)が、直線的なウェッブ走行区分内へ進入する以前
に、塗工面側でもってウェッブ案内エレメント(44
2;512)に巻掛けられている、請求項12又は13
記載の塗工装置。 - 【請求項16】 ウェッブ案内エレメント(342;4
42)が易動ローラによって形成されている、請求項1
4又は15記載の塗工装置。 - 【請求項17】 ウェッブ案内エレメント(42;4
2″)が少なくとも材料ウェッブ(16)の全幅にわた
って連続的に構成されており、かつその両端部(42
a;42a″)で支承されている、請求項14から16
までのいずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項18】 回転駆動式の複数本の支持ローラ(4
4″)がウェッブ案内エレメント(42″)の全長にわ
たって分配配置されている、請求項17記載の塗工装
置。 - 【請求項19】 ウェッブ案内エレメント(42′;4
2″′)が複数のセグメント(42b′)に分割されて
おり、これらの各セグメントが夫々両端部(42a′)
で支承されている、請求項14から18までのいずれか
1項記載の塗工装置。 - 【請求項20】 セグメントに分割されたウェッブ案内
エレメント(42″′)に、同じくセグメントに分割さ
れた別のウェッブ案内エレメント(42″′)が後置さ
れており、しかも両ウェッブ案内エレメント(4
2″′)のセグメントが材料ウェッブ(16)の幅方向
(Q)に相互にずらされている、請求項19記載の塗工
装置。 - 【請求項21】 ウェッブ案内エレメントが塗工ユニッ
ト(512)により形成されている、請求項14又は1
5記載の塗工装置。 - 【請求項22】 塗工ユニット(612)の領域の、材
料ウェッブ(616)の前記塗工ユニット(612)と
は反対の側に、幅出しロールのような別のウェッブ案内
エレメント(652)が設けられている、請求項12か
ら21までのいずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項23】 ウェッブ安定化手段(340;44
0;652)が、支持ロール(324;424;52
4)に達するまでの直線的なウェッブ走行区分において
材料ウェッブ(316;416;516;616)を安
定化する、請求項12から22までのいずれか1項記載
の塗工装置。 - 【請求項24】 塗工ユニット(12;112;21
2;312;412;512;612)が、自由噴流式
ノズル型塗工ユニットである、請求項1から23までの
いずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項25】 塗工ユニット(12;112;21
2;312;412;512;612)の位置が、材料
ウェッブの走行方向(L)で可変(V)である、請求項
1から24までのいずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項26】 調量/均し用装置(18;118;2
18;318;418;518)の位置が、支持ロール
(24;124;224;324;424;524)を
中心として可変である、請求項1から25までのいずれ
か1項記載の塗工装置。 - 【請求項27】 ウェッブ案内エレメント(342;4
42)の位置が、材料ウェッブ(316;416;61
6)の走行方向(L)で可変である、請求項14から2
6までのいずれか1項記載の塗工装置。 - 【請求項28】 ウェッブ案内エレメント(342;4
42)の支承装置が、塗工ユニット(312;412)
にか又は該塗工ユニットと固着結合された部分に固定的
に取付けられている、請求項24記載の塗工装置。 - 【請求項29】 調量/均し用装置(18;118;2
18;318;418;518)が、ドクターブレー
ド、平滑な又は成形されたドクターバー或いは空気メス
を有している、請求項1から28までのいずれか1項記
載の塗工装置。
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