JPH0584457A - 走行する帯状製品に流動性の塗剤を塗布するための装置 - Google Patents
走行する帯状製品に流動性の塗剤を塗布するための装置Info
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- JPH0584457A JPH0584457A JP3116562A JP11656291A JPH0584457A JP H0584457 A JPH0584457 A JP H0584457A JP 3116562 A JP3116562 A JP 3116562A JP 11656291 A JP11656291 A JP 11656291A JP H0584457 A JPH0584457 A JP H0584457A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05C1/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
- B05C1/04—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
- B05C1/08—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line
- B05C1/0826—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line the work being a web or sheets
- B05C1/083—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line the work being a web or sheets being passed between the coating roller and one or more backing rollers
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H23/00—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
- D21H23/02—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
- D21H23/22—Addition to the formed paper
- D21H23/52—Addition to the formed paper by contacting paper with a device carrying the material
- D21H23/56—Rolls
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溜め部を有するドクター塗布機による塗布
と、ノズル室を有する塗布機による塗布との２通りの塗
布機能を兼ね備える装置を安価に提供する。 【構成】 受けローラ(1)の第１の側に、5g/m2 以上の
塗剤を帯状製品に直接塗布するためのノズル式塗布機
(5)を、また受けローラ(1)の第２の側に、ドクターエレ
メント(15)と塗剤の溜め部(16)を設け、受けローラ(1)
の上方には、僅かな間隔をあけて、プレスローラ(2)を
設け、プレスローラ(2)における受けローラ(1)の第１の
側と同じ側に、ドクターエレメント(18)を設け、かつ両
ローラ(1)(2)のいずれかに、それらの間の間隙を調整す
るための下降可能な支承部を設けてある。
と、ノズル室を有する塗布機による塗布との２通りの塗
布機能を兼ね備える装置を安価に提供する。 【構成】 受けローラ(1)の第１の側に、5g/m2 以上の
塗剤を帯状製品に直接塗布するためのノズル式塗布機
(5)を、また受けローラ(1)の第２の側に、ドクターエレ
メント(15)と塗剤の溜め部(16)を設け、受けローラ(1)
の上方には、僅かな間隔をあけて、プレスローラ(2)を
設け、プレスローラ(2)における受けローラ(1)の第１の
側と同じ側に、ドクターエレメント(18)を設け、かつ両
ローラ(1)(2)のいずれかに、それらの間の間隙を調整す
るための下降可能な支承部を設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に紙又はボール紙製
の走行する帯状製品に被膜を形成する装置であって、２
つのローラを備えており、そのローラの間には、プレス
隙間が形成されており、各ローラの外周面近傍には、プ
レス隙間内で帯状製品に塗剤を移すための塗布機が配置
されているものに関する。
の走行する帯状製品に被膜を形成する装置であって、２
つのローラを備えており、そのローラの間には、プレス
隙間が形成されており、各ローラの外周面近傍には、プ
レス隙間内で帯状製品に塗剤を移すための塗布機が配置
されているものに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置は、西ドイツ国特許出願公
開第３４１７４８７号明細書に開示されている。その第
１図に示された装置では、２つのプレスローラが、水平
方向で互いに向い合って設けられており、その各ローラ
の間に形成されたプレス隙間において、ローラの外周面
に塗布された被膜剤が、帯状製品に移される。そこで
は、弾性的なドクター保持部材を支持するそれぞれ１つ
の装置が、塗布機として利用されている。この場合、ド
クターエレメントとしては、周囲溝を備えたロールドク
ターが利用される。塗布量は、帯状製品の各側面につき
２〜３g/m2 となる。
開第３４１７４８７号明細書に開示されている。その第
１図に示された装置では、２つのプレスローラが、水平
方向で互いに向い合って設けられており、その各ローラ
の間に形成されたプレス隙間において、ローラの外周面
に塗布された被膜剤が、帯状製品に移される。そこで
は、弾性的なドクター保持部材を支持するそれぞれ１つ
の装置が、塗布機として利用されている。この場合、ド
クターエレメントとしては、周囲溝を備えたロールドク
ターが利用される。塗布量は、帯状製品の各側面につき
２〜３g/m2 となる。
【０００３】前記明細書の第３図には、ただ１つのロー
ラを有する装置が記載されている。この場合、１つの塗
布機がローラの外周面に関係付けられており、かつ、外
周面の近傍に、帯状製品の１面に被膜剤を直接塗布する
ための、ノズル室を備えた第２の塗布機が位置してい
る。帯状製品の他方の面には、ローラの外周面から被膜
剤が塗布される。
ラを有する装置が記載されている。この場合、１つの塗
布機がローラの外周面に関係付けられており、かつ、外
周面の近傍に、帯状製品の１面に被膜剤を直接塗布する
ための、ノズル室を備えた第２の塗布機が位置してい
る。帯状製品の他方の面には、ローラの外周面から被膜
剤が塗布される。
【０００４】同明細書の第１図に示された構成の場合、
各塗布機は、同一の構成であって、それぞれ、上部の外
側の（即ち各ローラのその都度反対の側の）四分円の範
囲に設けられている。
各塗布機は、同一の構成であって、それぞれ、上部の外
側の（即ち各ローラのその都度反対の側の）四分円の範
囲に設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溜め
部を有するドクター塗布機による塗布と、ノズル室を有
する塗布機による塗布との２通りの塗布機能を兼ね備え
る装置を安価に提供することにある。
部を有するドクター塗布機による塗布と、ノズル室を有
する塗布機による塗布との２通りの塗布機能を兼ね備え
る装置を安価に提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、冒頭に述べた形式の装置において、(a)帯状製品
の表裏を同時に被膜するために、受けローラ(1)に関連
づけられた２つの塗布機(5)(6)のうちで、５g/m2 以上
の塗剤を帯状製品に直接塗布するためのノズル式塗布機
(5)が、同受けローラ(1)の第１の側に設けられており、
(b)受けローラ(1)の他方の側には、ドクターエレメント
(15)が弾性的なドクター保持部材と共に設けられてお
り、そこには、第２の塗剤の溜め部(16)が形成されてお
り、(c)受けローラ(1)の上方には、プレスローラ(2)
が、プレス隙間を形成するために、受けローラ(1)から
僅かな間隔をおいて設けられており、ノズル塗布機(5)
と関連づけたローラ(1)の第１の側と同一の側におい
て、プレスローラ(2)には、別のドクターエレメント(1
8)が、弾性的なドクター保持部材と共に設けられてお
り、そこには、第３の流動性の塗剤（懸濁液）の第２の
溜め部(19)が形成されており、(d)２つのローラ(1)(2)
の間の隙間を調節するために、２つのローラ(1)(2)の一
方には、下降可能とした支承部が設けられていることを
特徴とすることによって解決される。
れば、冒頭に述べた形式の装置において、(a)帯状製品
の表裏を同時に被膜するために、受けローラ(1)に関連
づけられた２つの塗布機(5)(6)のうちで、５g/m2 以上
の塗剤を帯状製品に直接塗布するためのノズル式塗布機
(5)が、同受けローラ(1)の第１の側に設けられており、
(b)受けローラ(1)の他方の側には、ドクターエレメント
(15)が弾性的なドクター保持部材と共に設けられてお
り、そこには、第２の塗剤の溜め部(16)が形成されてお
り、(c)受けローラ(1)の上方には、プレスローラ(2)
が、プレス隙間を形成するために、受けローラ(1)から
僅かな間隔をおいて設けられており、ノズル塗布機(5)
と関連づけたローラ(1)の第１の側と同一の側におい
て、プレスローラ(2)には、別のドクターエレメント(1
8)が、弾性的なドクター保持部材と共に設けられてお
り、そこには、第３の流動性の塗剤（懸濁液）の第２の
溜め部(19)が形成されており、(d)２つのローラ(1)(2)
の間の隙間を調節するために、２つのローラ(1)(2)の一
方には、下降可能とした支承部が設けられていることを
特徴とすることによって解決される。
【０００７】必要に応じて、中間にプレス隙間を形成す
ることができる２つのローラは、互いに水平に隣接する
のではなく、上下に配置されている。これによって、必
要な３つの塗布機を、２つのローラの近傍に据え付ける
ための空間を確保することができ、しかもその場合、操
作者は、通常の作業姿勢で、容易に各塗布機に接近する
ことができる。
ることができる２つのローラは、互いに水平に隣接する
のではなく、上下に配置されている。これによって、必
要な３つの塗布機を、２つのローラの近傍に据え付ける
ための空間を確保することができ、しかもその場合、操
作者は、通常の作業姿勢で、容易に各塗布機に接近する
ことができる。
【０００８】さらに、帯状製品のある特定のものの案内
のために、ローラの必要な巻き付け角度を小さくするこ
とができる。大きな巻き付け角度は、吸湿性の紙を使用
する場合には、重大な欠点を伴う。
のために、ローラの必要な巻き付け角度を小さくするこ
とができる。大きな巻き付け角度は、吸湿性の紙を使用
する場合には、重大な欠点を伴う。
【０００９】予め定めた塗布量（乾性剤）が少ない場合
に、巻き付け角度が大きいと、帯状製品が過剰に乾燥し
た状態で、一方のローラから繰り出されるおそれがあ
る。そのため、更に、上方のローラの上に配置された案
内プーリー用の支持台が旋回可能になっている。
に、巻き付け角度が大きいと、帯状製品が過剰に乾燥し
た状態で、一方のローラから繰り出されるおそれがあ
る。そのため、更に、上方のローラの上に配置された案
内プーリー用の支持台が旋回可能になっている。
【００１０】帯状製品が、両ローラ間のプレス隙間を通
過することが必要でない場合には、別の案内プーリー
が、下方のローラの操作者平面の更に下方の地下室内
に、帯状製品を案内している。これは、下方のローラの
ノズル塗布機を使用した時の塗布に対応する。この場
合、一般的には、７g/m2 以上の被膜重量の塗布剤が塗
布される。またこれによって、この塗布剤によって被膜
された帯状製品の面のための付加的な乾燥手段、例えば
赤外線乾燥機を、被膜装置の上方に設けることも可能で
ある。
過することが必要でない場合には、別の案内プーリー
が、下方のローラの操作者平面の更に下方の地下室内
に、帯状製品を案内している。これは、下方のローラの
ノズル塗布機を使用した時の塗布に対応する。この場
合、一般的には、７g/m2 以上の被膜重量の塗布剤が塗
布される。またこれによって、この塗布剤によって被膜
された帯状製品の面のための付加的な乾燥手段、例えば
赤外線乾燥機を、被膜装置の上方に設けることも可能で
ある。
【００１１】
【実施例】以下本発明を、図面に示された実施例に基づ
いて、詳細に説明する。
いて、詳細に説明する。
【００１２】鎖線で示す帯状製品のために、下方に受け
ローラ(1)が設けられている。同受けローラ(1)には、２
つの塗布機(5)(6)が関係付けられている。右側の塗布機
(5)は、いわゆるノズル室(10)を有している。このノズ
ル室(10)は、ドクターエレメント(8)と一体的に構成さ
れており、塗剤を、大気圧以上の圧力で、帯状製品に直
接供給する。ドクターエレメントとしては、一般的に掻
き取り刃が用いられる。
ローラ(1)が設けられている。同受けローラ(1)には、２
つの塗布機(5)(6)が関係付けられている。右側の塗布機
(5)は、いわゆるノズル室(10)を有している。このノズ
ル室(10)は、ドクターエレメント(8)と一体的に構成さ
れており、塗剤を、大気圧以上の圧力で、帯状製品に直
接供給する。ドクターエレメントとしては、一般的に掻
き取り刃が用いられる。
【００１３】余剰の塗剤は、帯状製品の走行方向と逆向
きに、受けローラ(1)の近傍に形成された溢流隙間を経
て、受け桶内に流出する。これによって、４〜５g/m2
以上で、ほぼ１５g/m2 までの任意の塗布量を、好まし
くは紙又はボール紙製の帯状製品の各面に塗布すること
ができる。この塗布機は、受けローラ(1)の、帯状製品
が、塗工ステーション、つまり図示の塗布装置に有利に
は抄紙機から供給される側に位置している。
きに、受けローラ(1)の近傍に形成された溢流隙間を経
て、受け桶内に流出する。これによって、４〜５g/m2
以上で、ほぼ１５g/m2 までの任意の塗布量を、好まし
くは紙又はボール紙製の帯状製品の各面に塗布すること
ができる。この塗布機は、受けローラ(1)の、帯状製品
が、塗工ステーション、つまり図示の塗布装置に有利に
は抄紙機から供給される側に位置している。
【００１４】この塗布機を使用すると、帯状製品は、案
内プーリー(25)〜(28)を介して、操作者平面Ａを構成す
る基礎(54)の下方、つまり、地下室に部分的に導かれ
る。その結果、帯状製品は、ノズル式塗布機(5)に、他
方の側から接近する。この他方の側には、弾性の保持部
材によって支持された周囲溝を有するロールドクター(1
5)を備える塗布機(6)が存在する。
内プーリー(25)〜(28)を介して、操作者平面Ａを構成す
る基礎(54)の下方、つまり、地下室に部分的に導かれ
る。その結果、帯状製品は、ノズル式塗布機(5)に、他
方の側から接近する。この他方の側には、弾性の保持部
材によって支持された周囲溝を有するロールドクター(1
5)を備える塗布機(6)が存在する。
【００１５】ロールドクター(15)を含む弾性の保持部
材、並びにこの２つのエレメントのための支持梁は、受
けローラ(1)の外周面に、例えば、にかわのような最大
８％の濃度の流動性の塗剤の溜め部を形成する。これに
よって、帯状製品の他方の面（前面）に、塗剤が、ノズ
ル塗布機(5)によって塗布される時に、帯状製品の裏面
が被膜される。即ち、例えばいわゆる平坦状態修正のた
めに含浸されるのである。
材、並びにこの２つのエレメントのための支持梁は、受
けローラ(1)の外周面に、例えば、にかわのような最大
８％の濃度の流動性の塗剤の溜め部を形成する。これに
よって、帯状製品の他方の面（前面）に、塗剤が、ノズ
ル塗布機(5)によって塗布される時に、帯状製品の裏面
が被膜される。即ち、例えばいわゆる平坦状態修正のた
めに含浸されるのである。
【００１６】受けローラ(1)の上方には、プレスローラ
(2)が位置しており、同プレスローラ(2)には、（下方
の）受けローラ(1)の第２の塗布機(6)と類似する塗布機
(7)が関係付けられている。この場合も、弾性の保持部
材を伴うロールドクター(18)が備えられている。ドクタ
ー梁(17)によって支持されているこのロールドクター(1
8)は、プレスローラ(2)の外周面に、塗剤の溜め部(19)
を形成する。そこには、ローラ支持体(43)が設けられて
いる。同ローラ支持体(43)は、垂直方向に、約１〜２cm
分のプレスローラ(2)の支承部(44)の調節、又は受けロ
ーラ(1)の調節を可能にしている。
(2)が位置しており、同プレスローラ(2)には、（下方
の）受けローラ(1)の第２の塗布機(6)と類似する塗布機
(7)が関係付けられている。この場合も、弾性の保持部
材を伴うロールドクター(18)が備えられている。ドクタ
ー梁(17)によって支持されているこのロールドクター(1
8)は、プレスローラ(2)の外周面に、塗剤の溜め部(19)
を形成する。そこには、ローラ支持体(43)が設けられて
いる。同ローラ支持体(43)は、垂直方向に、約１〜２cm
分のプレスローラ(2)の支承部(44)の調節、又は受けロ
ーラ(1)の調節を可能にしている。
【００１７】つまり、ノズル式塗布機(5)の非運転時
に、両ローラ(1)(2)を近付けて、その間に、プレス隙間
を形成することが可能である。こうして、両ローラの外
周面近傍に設けられた２つの塗布機(6)(7)の溜め部(16)
(19)から、塗剤が帯状製品に移される。この場合、帯状
製品は、１点鎖線に沿って走行する。つまり、地下室を
通過するのではなく、両ローラによって形成されたプレ
ス隙間内に直行し得るように、別の案内プーリー(59)(6
0)によって案内される。
に、両ローラ(1)(2)を近付けて、その間に、プレス隙間
を形成することが可能である。こうして、両ローラの外
周面近傍に設けられた２つの塗布機(6)(7)の溜め部(16)
(19)から、塗剤が帯状製品に移される。この場合、帯状
製品は、１点鎖線に沿って走行する。つまり、地下室を
通過するのではなく、両ローラによって形成されたプレ
ス隙間内に直行し得るように、別の案内プーリー(59)(6
0)によって案内される。
【００１８】ロールドクター(15)(18)は、正確かつ一様
な塗布量を得るために、微細な周囲溝を有している。
な塗布量を得るために、微細な周囲溝を有している。
【００１９】塗剤の固形成分の含有量は、にじみ止め加
工に際して約１６％までになり、染色に際しては、３５
％まで、場合によっては５０％までになる。対応する面
積当たりの塗剤重量は、２〜４gr/m2 ないし４〜７gr/m
2 になる。
工に際して約１６％までになり、染色に際しては、３５
％まで、場合によっては５０％までになる。対応する面
積当たりの塗剤重量は、２〜４gr/m2 ないし４〜７gr/m
2 になる。
【００２０】この場合、上方の、即ちプレスローラ(2)
に関係付けられた塗布機(7)も運転されるため、操作者
の足場が設けられている。即ち、少なくとも１つの操作
者用の床(36)が、実線で示された位置に旋回させられ、
その結果、操作者は、そこで作業を遂行することができ
る。
に関係付けられた塗布機(7)も運転されるため、操作者
の足場が設けられている。即ち、少なくとも１つの操作
者用の床(36)が、実線で示された位置に旋回させられ、
その結果、操作者は、そこで作業を遂行することができ
る。
【００２１】更に、この運転状態においては、別の運転
状態のために備えられた案内プーリー(32)が、操作者の
足場付近から外側へ旋回させられている。そのために、
同案内プーリー(32)は、旋回装置(33)に支承されてお
り、同旋回装置は(33)、アーム(34)において、案内プー
リー(32)を支持している。
状態のために備えられた案内プーリー(32)が、操作者の
足場付近から外側へ旋回させられている。そのために、
同案内プーリー(32)は、旋回装置(33)に支承されてお
り、同旋回装置は(33)、アーム(34)において、案内プー
リー(32)を支持している。
【００２２】ノズル式塗布機(5)によって形成された著
しく厚い塗布層を有している側の帯状製品の面のため
に、２点鎖線で示された塗布ステーションの上方の別の
帯状製品案内路に沿って、付加的な乾燥手段(45)を設け
ることができる。この乾燥手段(45)は、例えば赤外線乾
燥エレメント(48)を有している。
しく厚い塗布層を有している側の帯状製品の面のため
に、２点鎖線で示された塗布ステーションの上方の別の
帯状製品案内路に沿って、付加的な乾燥手段(45)を設け
ることができる。この乾燥手段(45)は、例えば赤外線乾
燥エレメント(48)を有している。
【００２３】別の案内プーリー(46)は、帯状製品をこの
付加的な乾燥手段(45)の近傍を通過するように導く。
付加的な乾燥手段(45)の近傍を通過するように導く。
【００２４】図面から明らかなように、塗布機(6)のロ
ールドクター(15)の受けローラ(1)への係合点は、水平
方向に見て、同ローラ(1)のほぼ中心にある。これによ
って、受けローラ(1)を垂直方向に１〜２cm動かした場
合、ロールドクター(15)が、受けローラ(1)の外周面に
押し付けられている状態では、ロールドクター(15)の弾
性的な保持部材の位置はほんの僅か変化するだけであ
る。
ールドクター(15)の受けローラ(1)への係合点は、水平
方向に見て、同ローラ(1)のほぼ中心にある。これによ
って、受けローラ(1)を垂直方向に１〜２cm動かした場
合、ロールドクター(15)が、受けローラ(1)の外周面に
押し付けられている状態では、ロールドクター(15)の弾
性的な保持部材の位置はほんの僅か変化するだけであ
る。
【００２５】弾性的な保持部材の保持手段が若干旋回す
ることによって、この時生じた受けローラ(1)の外周面
と、ロールドクター(15)との間隔の変更は、直ちに補償
される。つまり、この場合、塗布機を垂直方向に調節可
能に構成する必要はない。そのため、全体的な構成は当
然更に簡単になる。
ることによって、この時生じた受けローラ(1)の外周面
と、ロールドクター(15)との間隔の変更は、直ちに補償
される。つまり、この場合、塗布機を垂直方向に調節可
能に構成する必要はない。そのため、全体的な構成は当
然更に簡単になる。
【００２６】塗布機(5)については、ノズル室(10)およ
び塗布機(5)を保持するための基台(50)を基礎(54)上に
設置しなければならない。こうして、受けローラ(1)に
対する塗布機(5)の角度調節、並びに同受けローラ(1)か
らの塗布機(5)の旋回による離隔が可能になる。そのた
めに、調節手段(51)(52)が設けられている。
び塗布機(5)を保持するための基台(50)を基礎(54)上に
設置しなければならない。こうして、受けローラ(1)に
対する塗布機(5)の角度調節、並びに同受けローラ(1)か
らの塗布機(5)の旋回による離隔が可能になる。そのた
めに、調節手段(51)(52)が設けられている。
【図１】本発明の装置の原理を示す縦横断面図である。
(１) 受けローラ (２) プレスローラ (５)(６)(７) 塗布機 (10) ノズル室 (15) ロールドクター (16) 溜め部 (17) ドクター梁 (18) ロールドクター (19) 溜め部 (25)〜(28) 案内プーリ (32) 案内プーリ (33) 旋回装置 (34) アーム (36) 床 (43) ローラ支持体 (44) 支承部 (45) 乾燥手段 (46) 案内プーリ (48) 赤外線乾燥エレメント(50) 基台 (54) 基礎 (51)(52) 調節手段 (59)(60) 案内プーリ
Claims (5)
- 【請求項１】 特に紙又はボール紙製の走行する帯状製
品に被膜を形成する装置であって、２つのローラを備え
ており、そのローラの間には、プレス隙間が形成されて
おり、各ローラの外周面近傍には、プレス隙間内で帯状
製品に塗剤を移すための塗布機が配置されているものに
おいて、： (a)帯状製品の表裏を同時に被膜するために、受けロー
ラ(1)に関連づけられた２つの塗布機(5)(6)のうちで、
５g/m2 以上の塗剤を帯状製品に直接塗布するためのノ
ズル式塗布機(5)が、同受けローラ(1)の第１の側に設け
られており、 (b)受けローラ(1)の他方の側には、ドクターエレメント
(15)が弾性的なドクター保持部材と共に設けられてお
り、そこには、第２の塗剤の溜め部(16)が形成されてお
り、 (c)受けローラ(1)の上方には、プレスローラ(2)が、プ
レス隙間を形成するために、受けローラ(1)から僅かな
間隔をおいて設けられており、ノズル塗布機(5)と関連
づけたローラ(1)の第１の側と同一の側において、プレ
スローラ(2)には、別のドクターエレメント(18)が、弾
性的なドクター保持部材と共に設けられており、そこに
は、第３の流動性の塗剤（懸濁液）の第２の溜め部(19)
が形成されており、 (d)２つのローラ(1)(2)の間の隙間を調節するために、
２つのローラ(1)(2)の一方には、下降可能とした支承部
が設けられていることを特徴とする、走行する帯状製品
に流動性の塗剤を塗布するための装置。 - 【請求項２】 水平方向に見て、プレスローラ(2)の塗
布機(7)の前方、つまり両ローラ(1)(2)の第１の側にお
いて、プレスローラ(2)の上方には、第１の案内プーリ
ー(32)が設けられており、同案内プーリー(32)を、塗布
機(7)の操作者の足場付近であって、かつプレスローラ
(2)に接近している位置から遠く離れた位置へ旋回せし
めるための旋回装置(33)(34)が設けられており、かつプ
レスローラ(2)の塗布機(7)付近の操作者の足場の少なく
とも１つの床(36)が、旋回又は移動により、離隔可能に
設けられている請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 受けローラ(1)における、溜め部(16)を
備えた塗布機(6)を有している方の側において、下方
（地下室）から、受けローラ(1)及び同受けローラのノ
ズル塗布機（５）に帯状製品を案内するために、地下室
内に、つまり受けローラ(1)における塗布機(5)(6)の操
作者平面(A)の下方に、案内プーリー(27)(28)(29)が設
けられている、請求項１又は２記載の装置。 - 【請求項４】 塗剤の濃度が最大５０％の場合、塗布機
(5)(6)(7)のドクターエレメントは、面積当たりの塗布
重量が少ない場合に適する周囲溝付きのロールドクター
である、請求項１から３までのいずれか１項記載の装
置。 - 【請求項５】 受けローラ(1)の第１の側は、抄紙機か
ら帯状製品が導出される方の側である、請求項１から４
までのいずれかに記載の装置。
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