JPH1085649A - 走行する材料ウェブに液状またはペースト状媒体を直接的または間接的に塗布する方法および装置 - Google Patents

走行する材料ウェブに液状またはペースト状媒体を直接的または間接的に塗布する方法および装置

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JPH1085649A
JPH1085649A JP9282477A JP28247797A JPH1085649A JP H1085649 A JPH1085649 A JP H1085649A JP 9282477 A JP9282477 A JP 9282477A JP 28247797 A JP28247797 A JP 28247797A JP H1085649 A JPH1085649 A JP H1085649A
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Manfred Ueberschaer
ユーバシェール マンフレッド
Anton Plomer
プロメール アントン
Hans-Peter Dr Sollinger
ソリンガー ハンス−ペーター
Bernhard Kohl
コール ベンハルト
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Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布された液状またはペースト状媒体のパタ
ンの調節を簡単化する。 【解決手段】 走行する材料ウェブ(9)、特に紙また
はボール紙、に液状またはペースト状媒体を直接的また
は間接的に塗布する方法であって、塗布中、媒体の横方
向パタン(縦方向パタン)を制御、調整し、次いで、走
行方向へ、既に塗布されている媒体の縦方向パタン(横
方向パタン)を制御、調整する形式のものを提案する。
塗布された媒体の測定にもとづき、自動制御回路におい
て、塗布された媒体の横方向パタンの制御および縦方向
パタンの制御を相互に別個に行う。更に、塗布装置(1
5)と、均等化装置(17)と、関連の横方向パタン制
御回路(21,22,23,20,16)と、関連の縦
方向パタン制御回路(21,22,23,26,29,
17c)とを有する関連の装置を提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する材料ウェ
ブ(特に、紙またはボール紙)に液状またはペースト状
媒体を直接的または間接的に塗布する方法および該法を
実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行する材料ウェブに液状またはペース
ト状媒体を直接的または間接的に塗布する塗布設備は、
ドイツ特許公開第4432177号から公知である。記
載の塗布設備は、自由噴射ノズルを縦方向へ延びる2つ
のリップ要素から構成した自由噴射ノズル形塗布設備で
ある。自由噴射ノズルの配量間隙、即ち、2つのリップ
要素の間の間隔は、リップ要素の縦方向長さにわたっ
て、即ち、被覆すべき材料ウェブの幅にわたって、ゾー
ン毎に変更して調節できる。即ち、自由噴射ノズルの液
状またはペースト状媒体の塗布量は、ゾーン毎に変更し
て配量できる。
【0003】このために、少なくとも自由噴射ノズルの
双方のリップ要素の1つに作用する多数の調節装置が、
リップ要素の縦方向長さにわたって分布して配置してあ
る。更に、塗布された液状またはペースト状媒体の横方
向パタンの測定値にもとづき調節装置を修正する自動制
御回路が設けてある。自由噴射ノズル形塗布設備の後段
には、ドクタ要素(例えば、ドクタブレード)によっ
て、過剰に塗布された液状またはペースト状媒体を掻落
として所望の最終的横方向パタンを形成する精密配量装
置が設けてある。
【0004】未公開の特許出願No.1960518
3.5は、冒頭に述べた如き塗布設備に関し、塗布され
た液状またはペースト状媒体の材料ウェブ幅にわたる横
方向パタンを制御する方法を記載している。上記出願の
場合、2つの制御回路が設けてあり、これらのうち1つ
の制御回路は、自由噴射ノズルにおいて直接に、横方向
パタンの第1修正を行い、第2制御回路は、精密配装置
において、塗布された液状またはペースト状媒体の横方
向パタンの最終の第2修正を行う。この場合、双方の修
正の作用が補完し合って横方向パタンの所望の全修正が
得られる。提案されたこの方法によって、所望の横方向
パタンが比較的高い精度で達成されるが、労力以外に、
特に、このために必要な制御技術的経費が可成の額であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、塗布
された液状またはペースト状媒体のパタンの制御を簡単
化した方法および関連の装置を創成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にも
とづき、請求項1の特徴を有する方法、請求項2の特徴
を有する方法、請求項3の特徴を有する装置および請求
項6の特徴を有する装置によって解決される。
【0007】本発明は、横方向パタンの制御と縦方向パ
タンの制御とを分離するという考え方に依拠する。本発
明に係る第1実施例の場合、塗布された液状またはペー
スト状媒体の横方向パタンの制御を媒体塗布時に直ちに
行い、次いで、塗布された液状またはペースト状媒体の
縦方向パタンの制御を既に塗布された媒体について走行
方向へ実施する。本発明に係る第2実施例の場合、塗布
された液状またはペースト状媒体の縦方向パタンの制御
を媒体塗布時に直ちに行い、次いで、塗布された液状ま
たはペースト状媒体の横方向パタンの制御を既に塗布さ
れた媒体について走行方向へ実施する。第1実施例の場
合、媒体塗布操作時、対応してゾーン毎に異なる配量に
よって横方向パタンを制御し、以降の操作において、既
に塗布された媒体について縦方向パタンを制御する。第
2実施例の場合、媒体塗布操作時、対応する全体的配量
によって縦方向パタンを制御し、一方、以降の操作にお
いて、既に塗布された媒体のゾーン毎の調整によって横
方向パタンを制御する。即ち、本発明に係る双方の実施
例は、基本的に、一関連の設備の走行方向に関して−横
方向パタンおよび縦方向パタンの調整を空間的に逆の順
序で行う点においてのみ異なるに過ぎない。
【0008】この場合、塗布された媒体の横方向パタン
は、材料ウェブの横方向にわたる、即ち、材料ウェブの
幅にわたる塗布層の輪郭である。縦方向パタンは、材料
ウェブの縦方向、即ち、材料ウェブの走行方向の被覆層
推移に関する。縦方向パタンの場合、最終的の、いわゆ
る、線重量を調節する。この場合、走行する材料ウェブ
について、材料ウェブ当り所定の平均塗布量を保持しな
ければならない。
【0009】本発明にもとづき、本発明の第1実施例の
場合、媒体塗布時に直ちに調節された横方向パタンが、
例えば、均等化装置によって、縦方向パタンの以降の調
節と混同さることは、危惧に反して、実質的に殆どない
ということが確認された。この場合、即ち、所定の横方
向パタンで塗布される液状またはペースト状媒体の一部
は、均等化装置による縦方向パタンの調節前に、上記横
方向パタンで材料ウェブに浸透するということを考慮す
べきである。即ち、縦方向パタン調節装置は、材料ウェ
ブに既に浸透した媒体部分に関する限り、横方向パタン
をもはや変更できない。更に、塗布された媒体のうち材
料ウェブに未だ浸透してない部分は、縦方向パタンを調
節する均等化装置のドクタ要素に、調節力を妨害する流
体力学的抗力を形成するということを考慮すべきであ
る。この流体力学的抗力は、既に調節された横方向パタ
ンに対応して、材料ウェブの幅にわたって大きさが異な
るので、例えば、横方向パタンの生成した“山”は、均
等化装置において、場合によっては変化されるが、除去
されることはない。なぜならば、この場合、流体力学的
抗力が対応して大きいからである。本発明の第2実施例
についても、対応する観点が当てはまる。
【0010】本発明の双方の実施例の場合、実施に際し
て、縦方向パタンおよび横方向パタンの制御について、
連続の制御ステーションの間に若干の相互作用またはフ
ィードバック効果が生ずる。この若干のフィードバック
は、両方向へ、即ち、縦方向パタン制御から横方向パタ
ン制御へまたは横方向パタン制御から縦方向パタン制御
へ−できる限り異なる強さで−行われる。縦方向パタン
制御ステーションによる横方向パタンに対する影響は、
横方向パタン制御ステーションにおいて対応して補償で
きる(縦方向パタンについても同様である)。設備の始
動時に特に、まず、運転状態を調節しなければならな
い。この場合、双方の制御ステーションにおいて、即
ち、縦方向パタン制御ステーションおよび横方向パタン
制御ステーションにおいて、それぞれ、ゾーン毎に異な
る調節が必要である。次いで、設備を増速して調節した
後、本発明にもとづき、連続運転中、横方向パタン制御
ステーションにおいてのみ、ゾーン毎に異なる、即ち、
材料ウェブ幅にわたって部分的に異なる調整を行い、一
方、縦方向パタン制御ステーションでは、材料ウェブ幅
にわたる全体的制御のみを行う。即ち、本発明にもとづ
き、制御操作は、明らかに簡単化される。
【0011】走行する材料パタンに塗布された液状また
はペースト状媒体の最終的パタンの制御は、本発明に係
る方法によって簡単化される。なぜならば、横方向パタ
ンの調節と縦方向パタンの調節とが分離され、この限り
において、縦方向パタンの調節を僅かな操作で行うこと
ができるからである。即ち、この場合、縦方向パタン調
節装置のゾーン毎の基本調節後、平均線重量の調節のた
め、運転中に上記調節装置を全体として修正するたけで
よい。
【0012】本発明に係る方法は、紙、ボール紙、繊維
材料などからなる走行中の材料ウェブに液状またはペー
スト状媒体を直接的、間接的に塗布する場合に使用でき
る。直接的塗布の場合、塗布箇所の範囲において回転対
向面に支持され走行する材料ウェブの表面に直接に液状
またはペースト状媒体を塗布する。このような回転対向
面は、回転する対向ロールの周面、回転するエンドレス
ベルトの表面などから形成される。間接的塗布の場合、
まず、回転する塗布面の表面に直接に液状またはペース
ト状媒体を塗布する。このような回転塗布面は、回転す
る塗布ロールの周面として、回転する塗布エンドレスベ
ルトの表面としてまたは同様のものとして構成されてい
る。媒体は、塗布間隙において、回転塗布面の表面、即
ち、例えば、塗布ロールの周面から材料ウェブの表面に
転写される。即ち、このような塗布間隙は、塗布ロール
と対向ロールとの間にまたは、例えば、塗布エンドレス
ベルトと対向エンドレスベルトとの間に形成され、材料
ウェブは、塗布間隙を通過し、この際、媒体が材料ウェ
ブに転写される。
【0013】本発明に係る第1実施例の場合、横方向パ
タンは、材料ウェブへの直接的塗布中、ゾーン毎に制
御、調整されるか、最初の塗布面への塗布中に制御、調
整される。即ち、この調整は、塗布装置において直接的
に、ゾーン毎に異なる塗布量の配量によって、あるい
は、自由噴射ノズル形塗布装置の場合は、ゾーン毎に異
なるノズル間隙の調節によって行う。本発明に係る方法
は、各種の塗布に、即ち、例えば、自由ジェットにおけ
る媒体塗布のために、ドクタ要素による媒体塗布のため
に、ファウンテンロールによる媒体塗布のためにおよび
同様の塗布態様のために使用できる。しかしながら、好
ましい実施例の場合、自由ジェットで塗布を行う。
【0014】本発明にもとづき、材料ウェブまたは塗布
面に液状またはペースト状媒体を塗布した後、次いで、
線重量・縦方向パタンの調節のために、既に塗布された
媒体の制御、調整を行う。横方向パタンの調整ずみの塗
布された媒体は、場合によっては、所望の最終的線重量
の調節のために、例えば、ドクタ要素によって、全体的
に削除する。ドクタ要素としては、ドクタブレード、ド
クタバーまたはローラ付ドクタロッドを使用する。ドク
タ要素の代わりに、エアカツタまたは当業者に周知の他
の均等化要素を使用することもできる。
【0015】本発明に係る方法の場合、塗布された媒体
の横方向パタンの制御および縦方向パタンの制御は、自
動制御回路において相互に別個に行う。制御回路は、材
料ウェブの表面または塗布面の表面に既に塗布された媒
体パタンの測定に依拠する。即ち、測定は、縦方向パタ
ンの調整を行う箇所の後で行うか、塗布箇所の直後に行
うことができる。塗布パタンの測定された実際値は、コ
ンピュータを使用して所定のパタン目標値と比較され、
得られた偏差を横方向パタンの調整および縦方向パタン
の調整のための対応する独立の制御指示に変換する。
【0016】本発明に係る第2方法は、上述の第1方法
と同様に機能するが、塗布中に直ちに縦方向パタンを調
整するため、塗布装置において塗布量の全体的配量を行
い、後段の装置において、媒体の横方向パタンの調整の
ために、均等化要素によって塗布媒体をゾーン毎に調整
する。
【0017】本発明に係る第1方法を実施するための本
発明に係る装置は、下記の如く構成されている。液状ま
たはペースト状媒体を塗布する塗布装置が設けてある。
この塗布装置は、自由噴射ノズル形塗布装置として構成
するのが好ましいが、ドクタ要素・高圧チャンバ・塗布
装置、ドクタ要素・ファウンテン塗布装置またはそれ自
体公知の別の塗布装置として構成できる。塗布装置は、
走行する被覆すべき材料ウェブを支持する回転対向面に
配してある。上述の如く、回転対向面は、回転する対向
ロール、循環するエンドレスベルトなどとして構成でき
る。間接的塗布の場合、塗布装置は、回転塗布面、即
ち、回転する塗布ロール、回転するエンドレスベルトな
どに配される。媒体は、走行する材料ウェブを通過させ
る塗布間隙において、上記の回転塗布面から材料ウェブ
に転写される。媒体塗布量は、塗布装置において直ち
に、対応する調節装置によってウェブ幅にわたってゾー
ンとは無関係に配量される。この種の調節装置または調
節自在の配量装置自体は公知であり、例えば、冒頭に述
べたドイツ特許公開DE4432177A1に記載され
ている。
【0018】塗布装置の後段には、均等化装置が設けて
ある。媒体の直接的塗布の場合、均等化装置は、塗布装
置も配された同一の対向面に配されるか、別個の独自の
対向面に配してある。媒体の間接的塗布の場合、均等化
装置は、回転塗布面に配される。均等化装置は、装置始
動時に基本調節を実施できるよう、材料ウェブ幅にわた
ってゾーンに無関係に調節できれば好ましい。更に、均
等化装置は、運転時に縦方向パタン調節を実施できるよ
う、関連の対向面または関連の塗布面に関して全体的に
調節できる。上述の如く、のような均等化装置は、ドク
タ要素、ドクタブレード、エアカツタまたは同等の装置
を含む。更に、本発明にもとづき、均等化装置が、設備
始動時にのみゾーン毎の基本調節を実施できる基本調節
装置と、設定された均等化装置の必要な修正を運転中に
実施できる全体的調節装置とを含んでいれば好ましい。
【0019】本発明に係る装置は、更に、塗布された媒
体の横方向パタンを検知する測定装置を含む。測定装置
は、好ましくは、ウェブ幅にわたって多数の測定センサ
を配置した測定フレームからなり、均等化装置に後置さ
れるか、塗布箇所の直後に配置される。横方向パタンの
連続的測定によって、走行する材料ウェブの縦方向パタ
ンも検知する。更に、測定装置と配量装置と均等化装置
とともに制御回路を形成するコンピュータ装備の自動制
御装置が設けてある。本発明にもとづき、塗布装置の測
定装置、制御装置および配量装置は、塗布された媒体の
横方向パタンを調節する独立の第1制御回路を形成し、
均等化装置の測定装置、制御装置および全体的調節装置
は、塗布された媒体の縦方向パタンを調節する独立の第
2制御回路を形成する。本発明にもとづき、均等化装置
は、比較的廉価に製造、運転でき、従って、対応する経
費節減を達成できる。
【0020】本発明にもとづき、独立の双方の制御回路
に対応して、塗布装置の配量装置における横方向パタン
修正および均等化装置の全体的調節装置における縦方向
パタン修正を別個に制御する唯一つの制御装置を設ける
ことができる。本発明に係る装置の別の実施例の場合、
制御装置は、横方向パタン制御ユニットと縦方向パタン
制御ユニットとに分割でき、この場合、前者は、横方向
パタン制御回路に配し、後者は、縦方向パタン制御回路
に配する。
【0021】本発明に係る第2方法を実施するための本
発明に係る装置は、本発明に係る第1方法を実施するた
めの上述の装置とは、材料ウェブ全幅にわたって作用す
る媒体塗布量の変更によって、例えば、送給量の変更に
よって、縦方向パタンを調節するための全体的配量装置
が塗布装置に設けてある点で異なる。設備の始動中に塗
布装置の基本調節を実施できるよう、ゾーン毎に異なる
調節を行うことができる全体的配量装置を塗布装置に設
ければ好ましい。基本的配量装置および全体的配量装置
は、設計コンセプトにおいて、相互に組合せることがで
き、この場合、運転中に全体的にのみ調節される塗布装
置にゾーン毎に調節できる配量装置を設ける。更に、本
発明に係る第2方法を実施する装置は、媒体の横方向パ
タンの調整のために、均等化装置が材料ウェブ幅にわた
ってゾーン毎に異なる態様で調節できるという点で区別
される。その他に関しては、本発明に係る第1方法を実
施するための装置と同様、2つの別個の制御回路、即
ち、縦方向パタン制御回路および横方向パタン制御回路
が設けてある。縦方向パタン制御回路は、塗布装置の測
定装置と制御装置と全体的配量装置とを含み、他方、横
方向パタン制御回路は、均等化装置の測定装置と、制御
装置と、ゾーン毎に異なる態様で調節できる調節装置と
を含む。
【0022】走行する材料ウェブを複数の部分操作にお
いて被覆するため、設備内に複数の本発明に係る装置を
順次に設けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、以下に、
本発明に係る装置の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0024】図1の第1実施例の場合、概ね参照記号1
1で示した塗布設備は、塗布装置15と、均等化装置1
7と、対向ロール12とを含む。対向ロール12は、矢
印方向へ回転し、受け部分に沿って周面に走行する紙ウ
ェブ9を支持する。紙ウェブ9の走行方向を矢印で示し
た。塗布設備11への導入側で、即ち、図1の左側で、
紙ウェブ9は、ウェブ案内ロール13を介して供給さ
れ、塗布設備11からの排出側で、即ち、図1の右側
で、紙ウェブ9は、被覆後、ウェブ案内ロール14を介
して排出される。塗布装置15は、紙ウェブが対向ロー
ル12に支持される範囲において、被覆すべき紙ウェブ
9に配してある。
【0025】塗布装置15は、それ自体は公知の態様で
自由噴射ノズルとして構成してある。走行する紙ウェブ
9に塗布すべき液状またはペースト状媒体10は、2つ
のリップ15a,15bとの間に形成された配量間隙か
ら自由ジェットとして紙ウェブに塗布される。図1に点
で示した媒体は、例えば、ピグメント含有インキ、含浸
液またはノリである。塗布装置15は、リップ15a,
15bの間の配量間隙を紙ウェブの幅にわたってゾーン
と無関係に調節できるそれ自体は公知の調節装置16を
備えている。この場合、例えば、自動作動式変位スピン
ドルが配量間隙の長さにわたって分布させて配置してあ
る。各変位スピンドルは、1つのリップ要素を他のリッ
プ要素に対して部分的に変位させ、かくして、間隙幅を
変更する。
【0026】均等化装置17は、紙ウェブ9の走行方向
へ見て、塗布装置15の後段に配置され、同じく、紙ウ
ェブが対向ロール12に支持される範囲に配してある。
均等化装置は、それ自体は公知の態様で、ドクタベッド
17bに回転自在に支持されたドクタローラ17aを備
えている。ドクタ装置17a,17bは、支持梁17e
に取付けてある。支持バー17dとドクタベッド17b
の背面との間には、高圧ホース17cが設けてある。高
圧ホース17c内には、圧力レベルを任意に調節できる
高圧空気が充填してある。即ち、必要に応じて、高圧ホ
ース17c内の圧力レベルを変更すれば、ドクタベッド
17bおよびドクタローラ17aは、全体として、媒体
10が既に被覆された紙ウェブ9を何れにせよ強く押圧
する。均等化装置17は、更に、紙ウェブ9の幅にわた
ってゾーン毎にわたって異なる態様でドクタローラ17
aの押圧力の基本的調節を行うための調節装置18を備
えている。この場合、支持バー17cの背面に且つ最終
的にドクタローラ17aに部分的に異なる負荷を加える
ために、変位スピンドルが均等化装置の長さにわたって
分布させて配置してある。調節装置18は、設備始動時
に基本設定値の調節にのみ使用されるので、自動作動の
必要はない。図1には、更に、支持梁17eのたわみ補
償装置19が示してある。このようなたわみ補償装置
は、もちろん、必要に応じて、塗布装置15にも設ける
ことができる。
【0027】ウェブ案内ロール13の前には、それ自体
は公知の態様で、対応するセンサによって、供給された
紙ウェブ9の原形を、塗布設備11の通過前に、ウェブ
幅にわたって測定する測定ステーション21が設置して
ある。塗布設備11における媒体10の被覆後に、紙ウ
ェブ9の形状をウェブ幅にわたって測定するために、ウ
エブ案内ロール14の前に別の測定ステーション22が
設けてある。一般に、第2測定ステーション22は、乾
燥ずみの被覆結果を把握するため、乾燥装置(図示して
ない)の後ろに設ける。双方の測定ステーション21,
22は、その測定値を連続的にコンピュータ23に送
り、このコンピュータは、上記測定値から、塗布された
媒体10の横方向パタンを紙ウェブ9の幅にわたって求
める。横方向パタンを連続的に求めることによって、走
行する紙ウェブ9について、媒体10の被覆層の縦方向
パタンも得られる。
【0028】コンピュータ23は、線路23aを介して
制御ユニット20に接続されている。更に、制御ユニッ
ト20には、線路24を介して、被覆媒体の横方向パタ
ンの目標値が供給される。制御ユニット20は、線路2
5を介して調節装置16に接続されている。
【0029】コンピュータ23は、更に、線路23bを
介して制御ユニット26に接続されている。制御ユニッ
ト26には、線路27を介して、紙ウェブの走行方向の
被覆媒体の縦方向パタンの目標値が供給される。制御ユ
ニット26は、線路28を介してトランミッタ29に接
続され、トランミッタは、線路10を介して高圧ホース
17cに接続されている。
【0030】さて、以下に、図1の実施例の機能を説明
する。自由ジェットの形の液状またはペースト状媒体1
0は、塗布装置15を介して、所定の横方向パタンに対
応して、ウェブ幅にわたって異なる配量状態で走行する
紙ウェブ9に塗布される。次いで、均等化装置17のド
クタローラ17aが、所定の縦方向パタンに対応して、
塗布されている媒体10の所定量を掻取る。塗布装置1
5において、横方向パタンが調節され、他方、均等化装
置47において、縦方向パタンが調節される。
【0031】紙ウェブ9の実際の被覆結果は、常に、測
定ステーション21,22を介して監視される。コンピ
ュータ23は、上記測定ステーションで得られた測定値
から、被覆媒体の横方向パタンの実際値および被覆媒体
の縦方向パタンの実際値を連続的に求める。
【0032】測定ステーション21,22と、コンピュ
ータ23と、制御ユニット20と、調節装置16と、関
連の線路とから形成された独立の第1制御回路におい
て、必要に応じて横方向パタンを修正する。この場合、
制御ユニット20には、コンピュータ23から線路23
aを介して、横方向パタンの求めた実際値が連続的に供
給される。上記実際値は、線路24を介して制御ユニッ
ト20に供給される横方向パタンの所定の目標値と比較
される。実際値と目標値との間の偏差は、対応する操作
量に変換され、次いで、線路25を介して調節装置16
に送られる。次いで、調節装置によって、配量間隙幅の
対応する部分的修正が行われる。従って、ウェブ幅にわ
たる部分的塗布量が修正され、所望の横方向パタンが維
持される。
【0033】測定ステーション21,22と、コンピュ
ータ23と、制御ユニット26と、トランスミッタ29
と、高圧ホース17cとから形成された独立の第2制御
回路は、被覆媒体の縦方向パタンの調節に役立つ。制御
ユニット26には、コンピュータ23から、縦方向パタ
ンの実際値が連続的に供給される。上記実際値は、制御
ユニット26に線路27を介して供給される縦方向パタ
ンの目標値と常に比較される。実際値と目標値との間の
偏差は、対応する操作量に変換され、次いで、線路28
を介してトランスミッタ29に送られる。トランスミッ
タ29において、操作量は、高圧ホース17cの対応す
る圧力変化に変換され、次いで、高圧管路30を介して
高圧ホース17cに送られる。高圧ホース17c内の圧
力変化によって、ドクタローラ17aは、対応して、何
れにせよ強く紙ウェブ9に全体的に押圧され、従って、
対応する量の被覆媒体を掻き取る。即ち、設備の運転
中、調節装置18の基本設定値が維持され、高圧ホース
17cのみ介して縦方向パタンの修正が行われる。
【0034】塗布装置15の配量間隙幅の調節を調節装
置16を介して空気圧的、液圧的にまたは類似の態様で
行う場合、制御ユニット20と調節装置16との間に、
同じく、電気的操作信号を対応する流体変化に変換する
トランスミッタを設けることができる。
【0035】さて、以下に、図2を参照して第2実施例
を説明する。図1の第1実施例の場合と同一のまたは対
応するコンポーネントには同一の参照記号を付した。こ
れらに関しては、第1実施例に関する説明を参照された
い。更に、第2実施例の機能原理は、第1実施例のそれ
と対応するので、これに関しても、上述の説明を参照さ
れたい。
【0036】さて、図2の第2実施例の場合、第1実施
例の対向ロール12の代わりに、塗布装置15および均
等化装置17とともに塗布設備11′を形成する2つの
別個の対向ロール12′が設けてある。第2実施例の場
合、他のコンポーネントも、第1実施例の場合と同様に
設けてあるが、簡略化のため除去してある。さて、塗布
装置15は、走行する紙ウェブ9を受け部分に沿って周
面に支持する1つの対向ロール12′が設けてある。紙
ウェブの走行方向へ離して、均等化装置17が、走行す
る紙ウェブ9を受け部分に沿って周面に支持する別の対
向ロール12′に配してある。双方の対向ロール12′
は、同一の矢印方向へ回転する。
【0037】図3の第3実施例の場合、測定装置と制御
装置と調節装置とを含む制御回路は図示してない。これ
らの装置は、図1の第1実施例と同様に構成されてお
り、これらに関しては、上述の説明を参照されたい。図
1,2に示した双方の実施例は、それぞれ、走行する材
料ウェブの表面に対する液状またはペースト状媒体の直
接的塗布に関するが、第3実施例は、媒体の間接的塗布
に関する。図1実施例の場合と同一のまたは対応するコ
ンポーネントには、同一の参照記号を付した。これらに
関しては、第1実施例に関する説明を参照されたい。
【0038】図3に示した媒体の間接的塗布の場合、媒
体は、まず、塗布装置15から塗布ロール31の周面3
3に塗布される。塗布ロール31は、矢印方向へ回転す
る。即ち、塗布ロール15から塗布された媒体10は、
まず、塗布ロール31の回転とともに均等化装置17を
通過し、次いで、塗布ロール31の以降の回転ととも
に、塗布間隙32に達する。即ち、塗布された媒体10
の横方向パタンおよび縦方向パタンの調節は、塗布装置
15および均等化装置17において行われる。次いで、
塗布され横方向パタンおよび縦方向パタンについて調節
された媒体10は、ロール間隙または転写間隙において
塗布ロール31の周面33に達し、次いで、ロール間隙
を通過して走行する材料ウェブ9に転写される。
【0039】図3の実施例の場合、関連の塗布装置15
および均等化装置17を含む2つの塗布ロール31が、
対称に配置され、相互間に、ロール間隙32を形成す
る。この装置は、材料ウェブ9の両面被覆に適する。別
の方策として、塗布装置15および均等化装置17を含
む双方の塗布ロール31の1つの代わりに、他の塗布ロ
ール31とともにロール間隙32を形成する回転対向ロ
ールを設けることができる。このような装置は、材料ウ
ェブ9の片面の被覆に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の第1実施例の略図である。
【図2】第2実施例にもとづき変更した対向ロール装置
を有する図1の略図の部分図である。
【図3】本発明に係る装置の第3実施例の略図である。
【符号の説明】
9 材料ウェブ 10 媒体 12,12’ 対向ロール 13 ウェブ案内ロール 15 塗布装置 16,18 調節装置 17 均等化装置 20,26 制御ユニット 21,22 測定ステーション 23 コンピュータ 29 トタンスミッタ 23a,23b 実際値 24,27 目標値
フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ペーター ソリンガー ドイツ国 89522 ハイデンハイム ゲル マネンシュトラーセ 161 (72)発明者 ベンハルト コール ドイツ国 89518 ハイデンハイム スト ラウセシュトラーセ 8

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する材料ウェブ、特に紙またはポー
    ル紙、に液状またはペースト状媒体を直接的または間接
    的に塗布する方法であって、 − 直接的塗布の場合は、回転する対向面(12;1
    2′)に支持した材料ウェブ(9)の表面に液状または
    ペースト状媒体(10)を直接的に塗布し、あるいは、
    間接的塗布の場合は、まず、回転する塗布基材(31)
    の表面(33)に上記媒体を塗布し、材料ウェブ(9)
    を通過させる塗布間隙(32)において、塗布された上
    記媒体(10)を上記塗布面から上記材料ウェブに転写
    し; − 塗布の間、上記材料ウェブの幅にわたって媒体(1
    0)の横方向パタンをゾーン毎に制御、調整し;そして − 塗布後に走行方向へ、材料ウェブ(9)の表面また
    は上記塗布面の表面に直接的に既に塗布されている上記
    媒体(10)の縦方向パタンを制御、調整する形式の方
    法において: − 材料ウェブ(9)の表面または塗布面の表面に塗布
    された媒体(10)のパタンの測定(21,22)にも
    とづき、自動制御回路(21,22,23,16;2
    1,22,23,26,29,17c)において、塗布
    された媒体(10)の横方向パタンの制御および縦方向
    パタンの制御を相互に別個に行い、塗布されたパタンの
    測定された実際値(23a;23b)を所定の目標値
    (24;27)とコンピュータによって比較し、得られ
    た偏差を横方向パタンの調整(16)および縦方向パタ
    ンの調整(17c)のための対応する別個の制御指示
    (25;28)に変換する;ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 走行する材料ウェブ、特に紙またはボー
    ル紙、に液状またはペースト状媒体を直接的または間接
    的に塗布する方法であって、 − 直接的塗布の場合は、回転する対向面に支持した上
    記材料ウェブの表面に液状またはペースト状媒体を直接
    的に塗布し、あるいは、間接的塗布の場合は、 まず、回転する塗布面の表面に上記媒体を塗布し、上記
    材料ウェブを通過させる塗布間隙において、塗布された
    上記媒体を上記塗布面から上記材料ウェブに転写し; − 塗布の間、上記材料ウェブの幅にわたる上記媒体の
    縦方向パタンをゾーン毎に制御調整し:そして − 塗布後に走行方向へ、上記材料ウェブの表面または
    塗布面の表面に直接的に既に塗布されている上記媒体の
    横方向パタンを制御、調整する形式の方法において − 上記材料ウエブの表面または塗布面の表面に塗布さ
    れた上記媒体のパタンの測定にもとづき、自動制御回路
    において、塗布された上記媒体の縦方向パタンの制御お
    よび横方向パタンの制御を相互に別個に行い、塗布され
    たパタンの測定された実際値を所定の目標値とコンピュ
    ータによって連続的に比較し、得られた偏差を縦方向パ
    タンの調整および横方向パタンの調整のために対応する
    制御指示に変換する;ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法を実施する装置であっ
    て、 − 液状またはペースト状媒体(10)を塗布する塗布
    装置(15)と; − 塗布装置(15)に配されそして走行する材料ウェ
    ブ(9)を支持する回転対向面(12;12′)、また
    は塗布装置(15)に配されそして走行する材料ウェブ
    (9)が通過する塗布間隙(32)を配した塗布面(3
    1)と; − 塗布装置(15)内に設けてあり、材料ウェブ幅に
    わたってゾーンに無関係に調節できる塗布媒体配量装置
    (15a,15b,16)と; − 塗布装置(15)の後に設けられ、回転対向面(1
    2;12′)または回転塗布面に配され、対向面(1
    2;12′)または上記塗布面に関して調節できる全体
    的調整装置(17c,29,30)を有する均等化装置
    (17)と; − 塗布された媒体(10)の横方向パタンおよび縦方
    向パタンを検知する測定装置(21,22,23)と; − 測定装置(21,22,23)と配量装置(15
    a,15b,16)と均等化装置(17)と共に制御回
    路を形成する、コンピュータ装備の自動制御装置(2
    0,26)と;を有する形式の装置において; − 測定装置(21,22,23)と制御装置(20)
    と配量装置(15a,15b,16)とが、塗布された
    媒体(10)の独立の横方向パタン制御回路を形成し;
    そして − 測定装置(21,22,23)と制御装置(20)
    と全体的調整装置(17c,29,30)とが、塗布さ
    れた媒体(10)の独立の縦方向パタン制御回路を形成
    する;ことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 設備の始動時に均等化装置(17)のゾ
    ーン毎の基本調節を行い得るよう、均等化装置(17)
    が、材料ウェブ幅にわたってゾーンと無関係に調節でき
    る基本調節装置(18)を備えていることを特徴とする
    請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 上記制御装置が、横方向パタン制御回路
    に配された独立の横方向パタン制御装置(20)と、縦
    方向パタン制御回路に配された独立の縦方向パタン制御
    装置(26)とに分割されていることを特徴とする、請
    求項3または4の装置。
  6. 【請求項6】 請求項2の方法を実施する装置であっ
    て、 − 液状またはペースト状媒体を塗布する塗布装置と; − 塗布装置、走行する材料ウェブを支持する回転対向
    面、または塗布装置に配され、走行する材料ウェブが通
    過する塗布間隙を配した塗布面と; − 上記塗布装置内に設けられた、塗布媒体の全体的配
    量装置と; − 上記塗布装置に後に設けられ、上記回転対向面また
    は回転塗布面に配され、材料ウェブ幅にわたってゾーン
    と無関係に調節できる調節装置を有する均等化装置と; − 塗布された媒体の横方向パタンおよび縦方向パタン
    を検知する測定装置と; − 上記測定装置と上記全体的配量装置と上記均等化装
    置の調節装置と共に制御回路を形成する、コンピュータ
    装備の自動制御装置と;を有する形式の装置において − 上記測定装置と上記制御装置と上記全体的配量装置
    とが、塗布された媒体の独立の縦方向パタン制御回路を
    形成し; − 上記測定装置と上記制御装置と上記均等化装置の調
    節装置とが、塗布された媒体の独立の横方向パタン制御
    回路を形成する;ことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 設備の始動時に上記均等化装置のゾーン
    毎の基本調節を行い得るよう、上記塗布装置が、材料ウ
    ェブ幅にわたってゾーンと無関係に調節できる塗布媒体
    の基本配量装置を備えていることを特徴とする請求項6
    の装置。
  8. 【請求項8】 上記制御装置が、横方向パタン制御回路
    に配された独立の横方向パタン制御装置と、縦方向パタ
    ン制御回路に配された独立の縦方向パタン制御装置とに
    分割されていることを特徴とする、請求項6または7の
    装置。
JP9282477A 1996-09-12 1997-09-08 走行する材料ウェブに液状またはペースト状媒体を直接的または間接的に塗布する方法および装置 Pending JPH1085649A (ja)

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