JPH11253867A - 走行する帯材への液状若しくはペ―スト状の塗布媒体の直接的若しくは間接的な塗布のための装置、及び方法 - Google Patents

走行する帯材への液状若しくはペ―スト状の塗布媒体の直接的若しくは間接的な塗布のための装置、及び方法

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JPH11253867A
JPH11253867A JP11006960A JP696099A JPH11253867A JP H11253867 A JPH11253867 A JP H11253867A JP 11006960 A JP11006960 A JP 11006960A JP 696099 A JP696099 A JP 696099A JP H11253867 A JPH11253867 A JP H11253867A
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heating
steam
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JP11006960A
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Harald Hess
ヘス ハーラルト
Ruediger Dr Kurtz
クルツ リューディガー
Benjamin Dr Mendez-Gallon
メンデス−ガロン ベンジャミン
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Voith Patent GmbH
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Voith Sulzer Papiertechnik Patent GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H25/00After-treatment of paper not provided for in groups D21H17/00 - D21H23/00
    • D21H25/04Physical treatment, e.g. heating, irradiating
    • D21H25/06Physical treatment, e.g. heating, irradiating of impregnated or coated paper
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/07Hoods

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行する帯材16に塗布機構18を介して液
状若しくはペースト状の塗布媒体20を直接的若しくは
間接的に塗布するのため塗布装置10を改善して、最終
的に得られる塗布結果への従来の不都合な影響を排除す
ること、若しくは少なくとも減少させる。 【解決手段】 帯材の走行方向で乾燥装置26の前に、
帯材及び/又は塗布媒体若しくは塗布層24の湿し及び
/又は加熱のための装置が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する帯材、殊
にペーパ(Papier)若しくは厚紙(Karton)への液状若しく
はペースト状の塗布媒体の直接的若しくは間接的な塗布
のための装置であって、塗布機構を設けてあり、該塗布
機構が直接的な塗布に際して塗布媒体を塗布箇所で直接
に帯材に塗布層として塗布し、若しくは間接的な塗布に
際して塗布媒体をまず塗布エレメント若しくは塗布胴に
塗布して、塗布エレメント若しくは塗布胴が塗布媒体を
次いで塗布箇所で帯材に塗布層として引き渡すようにな
っており、帯材の走行方向で塗布箇所の後に塗布層の乾
燥のための乾燥装置が設けられている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】直接的若しくは間接的な塗布のため前記
形式の装置は、一般的に公知であり、VOITH SULZER-Art
ikel “Advances in Coating Equipment” von Herrn D
r. M.Kustermann (ヴォイス ズルツー・論文、ドクタ
ー M クンスターマン氏の「コーティング装置の改
善」)が参照される。この論文は本出願人のカタログ番
号P3008に載っている。
【0003】走行する帯材への塗布装置による塗布媒体
の塗布過程は、通常有害な影響を受ける。既に帯材への
塗布媒体の供給に際して、塗布すべき帯材の作業幅にわ
たって不均一に生じる空気流が、塗布結果に不都合な影
響を及ぼす。このような空気流は、特に帯材の走行速度
の高い場合に帯材の表面によって連行される若しくは引
き裂かれる境界空気層に起因している。さらに、塗布す
べき帯材の受容力が長手方向若しくは走行方向或いは横
方向で変化している場合にも塗布結果に不都合な影響が
生じる。ここでは特に帯材の吸引力(Saugvermoegen)が
挙げられ、吸引力は塗布媒体の水分がどれだけ早く帯材
内に吸収されるかに重要である。物理的な特性、例えば
表面張力及び粘弾性に基づき、塗布された媒体が不都合
な構造になることも欠点である。間接的な塗布方法にお
いては被覆された帯材の表面構造にいわゆる層剥離現象
に起因する不均一性が生じる。ドクタ装置付きの自由噴
射・ノズル塗布機構、スプレーコーティング・塗布装
置、カーテンコーティング塗布装置若しくは類似のもの
を使用する直接的な塗布方法においては、例えばドクタ
筋、塗料飛び散り、若しくは層剥離などが塗布結果に不
都合に作用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の塗布装置を改善して、最終的に得られる
塗布結果への従来の不都合な影響を排除すること、若し
くは少なくとも減少させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、帯材の走行方向で乾燥装置の前
に、帯材及び/又は塗布媒体若しくは塗布層の湿し及び
/又は加熱のための装置が設けられている。
【0006】
【発明の効果】本発明に基づく前記構成によって得られ
る利点として、塗布媒体がゆっくりと乾燥させられ、塗
布媒体の粘弾性が減少される。これによって、塗布媒体
が長時間にわたって流動状態を保ち、その結果、塗布媒
体の表面構造内の不均一性及び塗布厚さの差異が解消さ
れる。従って塗布層の均等化が得られる。湿し及び/又
は加熱が、蒸気、有利には水蒸気によって行われてよ
く、蒸気若しくは水蒸気は塗布装置の領域内で液体の蒸
発によって形成され及び/又は塗布装置の外側で形成さ
れて、塗布装置の領域内に供給される。付加的に、若し
くは選択的に、湿しが液体、有利には水のスプレーによ
って行われてよい。塗布媒体の、熱い蒸気で得られる加
熱は塗布媒体のある程度の希薄化のほかに粘弾性を減少
させ、このような粘弾性減少は塗布媒体の流動性の改善
をもたらす。
【0007】水の使用は、水蒸気の形であれ、噴霧の形
であれ、有利であり、付着された水分が後続の乾燥装置
内で再び除かれて、塗布層の組成に不都合な影響を及ぼ
さない。
【0008】本発明に基づき設けられる湿し及び/又は
加熱装置は、1つの箇所若しくは複数の箇所に配置され
てよい。
【0009】例えば、湿し及び/又は加熱装置は、帯材
の走行方向で塗布箇所の直前に配置されてよい。湿し及
び/又は加熱装置が蒸気若しくは噴霧を塗布箇所に向け
て放出すると、帯材と塗布媒体とが同時に湿される。帯
材の湿しによって、帯材の吸水性の変化が減少され、従
って帯材内への塗布媒体の脱水が均一になる。塗布媒体
の湿し及び/又は加熱は塗布媒体の表面張力を減少さ
せ、若しくは塗布媒体の粘性を減少させ、従って塗布媒
体による帯材の濡らしを均一化し、若しくは塗布された
層の均一性を帯材への移しの前に既に高める。さらに、
特に帯材の走行速度の高い場合に帯材によって連行され
若しくは引き裂かれてることに基づき生じて塗布結果を
損なわせるような境界空気層の影響が減少される。
【0010】塗布装置の前に配置された湿し及び/又は
加熱装置が、例えば蒸気供給管路を有していてよく、蒸
気供給管路が塗布装置の領域で少なくとも塗布箇所に向
けられた側に少なくとも1つの蒸気流出開口を有してい
る。帯材によって連行されることに基づき生じるような
境界空気層の影響を減少させることに関連して、さらに
蒸気供給管路の、蒸気流出開口を形成する壁区分、若し
くは蒸気流れ方向で蒸気流出開口の後に配置された壁区
分が、ノズル状に、有利には蒸気流れ方向で先細に形成
されていてよい。このような蒸気流出ノズルを介して蒸
気が塗布間隙内に過剰量で吹き込まれてよく、その結
果、吹き込まれた蒸気の少なくとも一部分が塗布領域か
ら帯材表面に沿って帯材の走行方向と逆向きに流過され
る。ちょうど帯材及び/又は塗布媒体によって受容され
て連行される量と同じだけの量の蒸気を供給することも
可能である。
【0011】さらに、湿し及び/又は加熱装置が、帯材
の走行方向で塗布箇所の後に設けられていてよい。例え
ば、直接的な塗布の場合に、湿し及び/又は加熱装置
は、塗布箇所と、帯材の走行方向で塗布箇所の後に配置
されて塗布層を均等化及び/又は調量するための装置と
の間に設けられていてよい。しかしながら、帯材の走行
方向で、塗布箇所の後に配置されて塗布層を均等化及び
/又は調量するための装置の後に湿し及び/又は加熱装
置を設けることも可能である。
【0012】帯材の走行方向で、塗布箇所の後に湿し及
び/又は加熱装置を配置している場合に、有利には、湿
し及び/又は加熱装置が、蒸気若しくは噴霧を帯材の表
面にほぼ垂直に放出する。これによって、塗布層の表面
の効果的な湿しが達成され、さらに蒸気の運動エネルギ
が均一化のために活用される。
【0013】例えば湿し及び/又は加熱装置は、蒸気供
給管路を有していてよく、蒸気供給管路が帯材に向けら
れた壁区分に少なくとも1つの蒸気流出開口を有してい
る。
【0014】さらに、塗布層の十分な湿しを保証するた
めに、蒸気供給管路の蒸気出口区分が、帯材の走行方向
で、ほぼ0.1cmとほぼ200cmとの間、有利には
ほぼ50cmとほぼ100cmとの間の距離にわたって
延びている。
【0015】本発明に基づく湿し及び/又は加熱装置に
よって塗布層の横プロフィール(Querprofil)及び/又は
縦プロフィール(Laengsprofil)に影響を与えることも可
能である。このために本発明の別の構成では、帯材の横
方向に並べて配置された複数の蒸気若しくは噴霧放出区
分を設けてあり、該蒸気若しくは噴霧放出区分が、蒸気
若しくは噴霧の単位時間当たりに放出される量に関連し
て互いに個別に制御可能である。
【0016】塗布装置の所定の領域以外の領域での蒸気
の凝縮若しくは噴霧滴の落下を避けるために、吸引装置
が設けられていてよい。帯材は蒸気若しくは噴霧を運動
によって引き裂く傾向にあるので、本発明に基づく構成
では、吸引装置が、帯材の走行方向で湿し及び/又は加
熱装置の後に配置されている。湿し及び/又は加熱装置
を塗布箇所の前に配置してある場合には、吸引装置が帯
材の走行方向で湿し及び/又は加熱装置の前に配置され
ていてよい。
【0017】均等及び/又は調量装置を使用する場合
に、通常は均等及び/又は調量装置に所属して、過剰な
塗布媒体のための捕集装置が配置されている。このよう
な捕集装置は、構造的に簡単な変更によって同時に吸引
装置として使用されてよい。
【0018】さらに、帯材の走行方向に関連して塗布箇
所の前に塗布箇所から距離を置いて、湿し及び/又は加
熱装置を配置することも考えられる。既に塗布箇所のは
るか前で湿し及び/又は加熱による処理は、塗布機構の
構造的な条件において若しくは、塗布エレメント上への
塗布が帯材の塗布に著しく影響を及ぼすような間接的な
塗布装置において効果的である。従って本発明の構成で
は、湿し及び/又は加熱装置が、間接的な塗布に際して
塗布エレメントの領域に配置されている。この場合、湿
し及び/又は加熱装置は、塗布媒体を塗布エレメントに
塗布する箇所の領域に配置されていてよい。間接的な塗
布において、塗布媒体の、塗布エレメントに塗布された
層の調量及び/又は均等化も規則的に行われる。従っ
て、湿し及び/又は加熱装置が、塗布エレメントに塗布
された塗布媒体を調量及び/又は均等にする箇所の領域
に配置されていてよい。
【0019】一般的に、調量及び/又は均等化のために
ドクタ刃のほかにドクタロッドも用いられる。この場
合、まずドクタロッドだけが湿され若しくは加熱され、
次いで塗布媒体が間接的に、湿され若しくは加熱された
ドクタロッドを介して湿され若しくは加熱されると良好
な結果が得られる。従って本発明に基づく構成では、塗
布機構が、塗布エレメント若しくは帯材に塗布された塗
布媒体の調量及び/又は均等化のための少なくとも1つ
のドクタロッドを有しており、湿し及び/又は加熱装置
が、ドクタロッドを、該ドクタロッドと塗布エレメント
若しくは帯材との係合箇所から離れた少なくとも1つの
周区分で湿し及び/又は加熱するようになっている。
【0020】本発明の別の構成では、ドクタロッドがほ
ぼ全長にわたってドクタベッドに支承されており、ドク
タロッドを湿し若しくは加熱するための構造的に簡単な
手段として、ドクタロッドが通路機構(Kanalsystem)を
介して湿し及び/又は加熱されるようになっており、通
路機構がドクタベッド内を延びてドクタロッドのための
支承面に向かって開いている。通路機構として簡単な形
式では、従来のドクタベッドに広く設けられている洗浄
通路が活用されてよい。
【0021】本発明は、さらに走行する帯材、殊にペー
パ若しくは厚紙への液状若しくはペースト状の塗布媒体
の直接的若しくは間接的な塗布のための方法に関する。
本発明に基づく塗布方法によって、同じく、本発明に基
づく装置について上述した利点が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明に基づく塗布装
置(Auftragsvorrichtung)10は、矢印Lの方向で運動
する帯材(Materialbahn)16への液状(fluessig)若しく
はペースト状(pastoes)の媒体20の直接的な塗布のた
めに用いられる。帯材は塗布装置10の領域で対向胴(G
egenwalze)12に沿って導かれている。対向胴12は矢
印Pの方向に軸Aを中心として回転駆動されている。
【0023】塗布装置10は塗布機構(Auftragswerk)1
8、例えば自由噴射・ノズル塗布機構(Freistrahl-Dues
enauftragswerk)を有しており、塗布機構が塗布媒体を
塗布箇所Sで通常は過剰量で帯材16に放出する。自由
噴射・ノズル塗布機構はそれ自体公知である。従って自
由噴射・ノズル塗布機構の構造及び機能は公知技術に参
照される。自由噴射・ノズル塗布機構18の代わりに、
別の形式の塗布機構、例えばカーテン・コーティング(C
urtain Coating)式若しくは吹き付けコーティング(Spru
eh-Coating)式塗布機構が用いられてよい。
【0024】走行方向Lで塗布箇所Sの後に、均等及び
/又は調量装置(Egalisier- oder/und Dosiereinrichtu
ng)22(以下、短くドクタ装置(Rakeleinrichtung)と
呼ぶ)を設けてあり、ドクタ装置がドクタビーム22a
に保持されたドクタ刃(Rakelklinge)22bを有してい
る。ドクタ刃22bは帯材16若しくは塗布層24に当
て付けられており、この場合、当て付け圧(Anstelldruc
k)若しくは当て付け力(Anstellkraft)が当て付け装置(A
nstelleinrichtung)22cを用いて変えられる。このよ
うなドクタ装置は公知技術であり、従って詳細な説明は
省略する。
【0025】帯材16の走行方向Lでドクタ装置22の
後に、乾燥装置26を設けてあり、乾燥装置が帯材16
及び塗布層24から帯材及び塗布層内に含まれる湿気(F
euchtigkeit)を少なくとも部分的に取り除く。このよう
なそれ自体公知の乾燥装置の構造及び機能は同じく公知
技術に参照される。
【0026】本発明に基づき図1に示す塗布装置10に
は第1の湿し及び/又は加熱装置(Befeuchtungs- oder/
und Erwaermungsvorrichtung)30が設けられていてよ
く、該湿し及び/又は加熱装置は帯材16の走行方向L
で塗布箇所Sの前に配置されており、さらに、塗布箇所
Sとドクタ装置22との間に第2の湿し及び/又は加熱
装置32が設けられていてよく、さらにドクタ装置22
と乾燥装置26との間に第3の湿し及び/又は加熱装置
34が設けられていてよい。本発明においては常に3つ
のすべての湿し及び/又は加熱装置30,32,34が
設けられる必要はなく、本発明は、これらの3つの湿し
及び/又は加熱装置30,32,34のうちの任意の1
つ若しくは任意の2つしか設けられていない塗布装置に
も関する。
【0027】図1の実施例では3つのすべての湿し及び
/又は加熱装置30,32,34が蒸気処理装置(Bedam
pfungsvorrichtung)として構成されており、蒸気処理装
置は帯材16に塗布媒体20を、若しくは塗布層24に
蒸気、有利には水蒸気を放出する。この場合有利には、
飽和した若しくは過熱した水蒸気が用いられてよい。
【0028】湿し及び/又は加熱装置30は蒸気供給管
36を有しており、蒸気供給管は塗布箇所Sに向いた壁
面に蒸気流出開口36aを有している。蒸気流出開口3
6aに、塗布箇所Sに向かって先細のノズル部材36b
を接続してあり、ノズル部材は有利には直接に塗布箇所
の前まで達している。有利には蒸気が湿し及び/又は加
熱装置30によって次のような量で塗布箇所Sの前の領
域に放出され、即ち蒸気の一部分が該領域から図1に矢
印36cで示すように、帯材16の走行方向Lと逆向き
に流出する。これに基づき、帯材16によって連行され
て塗布箇所Sに達してそこで塗布層を損なうような境界
空気層が阻止される。湿し及び/又は加熱装置30が蒸
気を塗布媒体20にのみ放出するのに対して、別の湿し
及び/又は加熱装置31が帯材16にのみ蒸気を放出す
るようにすることも可能である。
【0029】塗布箇所Sとドクタ装置22との間に配置
された湿し及び/又は加熱装置32が、供給区分32a
及び分配区分32bを有している。分配区分32bの、
帯材16に向いた壁面が複数の蒸気流出開口32cを有
しており、蒸気流出開口から蒸気が帯材16若しくは塗
布層24へ、図1に5つの矢印で示すようにほぼ垂直に
供給される。湿し及び/又は加熱装置32は、できるだ
け簡単かつ経済的な構造に関連して薄板構造体(Blechko
nstruktion)として形成されている。
【0030】湿し及び/又は加熱装置34も湿し及び/
又は加熱装置32に類似の構造を有していて、ドクタ装
置22と乾燥装置26との間に配置されている。供給管
路(Zufuehrleitung)34aを介して蒸気が分配区分34
b内に導入されて、そこから蒸気流出開口34cを通し
て塗布層24へほぼ垂直に供給される。この湿し及び/
又は加熱装置34も有利には薄板構造体として形成され
ている。
【0031】帯材16若しくは塗布層24に供給された
蒸気は、該帯材若しくは塗布層によって吸収されない限
りにおいて、運動によって走行方向Lで連行されて、そ
れぞれの湿し及び/又は加熱装置の領域を離れる。前に
述べたように、湿し及び/又は加熱装置30において
は、走行方向Lと逆の方向への蒸気の流れが所望され
る。流出する蒸気は塗布装置10の低温の箇所若しくは
装置全体の別の箇所に結露して、不都合な凝縮物を形成
する。このような作用を防止若しくは避けるために、湿
し及び/又は加熱装置30,31,32,34に所属し
て蒸気吸引装置(Dampfabsaugvorrichtung)が配置されて
いてよい。従って、例えば湿し及び/又は加熱装置の薄
板ケース構造体(Blechkastenkonstruktion)が吸引区分
34dを有しており、該吸引区分(Absaugabschnitt)が
帯材16の走行方向Lで直接に分配区分34bに続いて
いる。吸い込まれた蒸気は吸引区分34dから吸い込み
管路34eを介して導出され、吸い込み管路には必要に
応じて送風機が接続されていてよい。
【0032】塗布箇所Sとドクタ装置22との間に配置
された湿し及び/又は加熱装置においては、吸引装置(A
bsaugeinrichtung)が構造的に特に簡単な形式ではドク
タ装置22の捕集装置(Auffangvorrichtung)22dによ
って形成されていてよい。この場合、掻き取られた塗布
媒体の、凝縮物による希薄化は避けられないが、このこ
とはほぼ許容され、それというのは掻き取られた塗布媒
体は、帯材に塗られた塗布媒体と比較していくらか濃縮
されているからであり、なぜなら帯材が吸収性に基づ
き、帯材に塗られた塗布媒体から水分を奪い取るからで
ある。しかしながら、捕集装置22d内に達する吸引管
38を設けて、吸引管に送風機(Geblaese)40を接続す
ることも可能である。
【0033】湿し及び/又は加熱装置30,31に所属
してやはり吸引装置(Absaugvorrichtung)を配置してい
てよいが、吸引装置は図面を見易くするために示してな
い。スペースの理由から吸引装置は帯材16の走行方向
Lで装置30若しくは31の前に配置される。
【0034】塗布層24の、帯材の横方向で区域ごとの
蒸気処理を可能にするために、湿し及び/又は加熱装置
が、図2に湿し及び/又は加熱装置34について示して
あるように、複数の蒸気流出区分34b,34b′,3
4b″,34b′″,…を有しており、該蒸気流出区分
に所属して個別の蒸気供給管路34a,34a′,34
a″,34a′″,…が配置されている。蒸気供給管路
34a,34a′,…を介して供給される蒸気の容積
は、図2には示してない制御装置によって概略的に示す
弁ユニット(Ventileinheit)を介して調節されてよい。
もちろん湿し及び/又は加熱装置30,31,32にお
いても蒸気処理・横プロフィール(Bedampfungs-Querpro
fil)が類似の形式で変えられてよい。
【0035】図3に示す塗布装置110は、走行方向L
に運動する帯材116の両側への液状若しくはペースト
状の塗布媒体120,120′の間接的な塗布のために
用いられる。このために、塗布装置110は2つの塗布
機構118,118′を有しており、塗布機構が液状若
しくはペースト状の塗布媒体を2つの塗布胴(Auftragsw
alze)112,112′の表面112a,112a′に
塗布する。塗布胴112,112′は該塗布胴間に塗布
間隙を形成しており、塗布間隙を通って帯材116が走
行する。塗布胴112,112′は軸A,A′を中心と
して矢印P,P′の方向に、帯材116にほぼ滑りなし
に若しくはスリップなしに係合させた状態で、回転駆動
されている。塗布胴112,112′の回転によって、
塗布媒体120,120′が塗布機構118,118′
から帯材へ搬送される。走行方向Lで塗布箇所Sの後
に、図1の塗布装置10に類似して乾燥装置126が設
けられている。
【0036】塗布箇所Sの前、若しくは乾燥装置126
の前に、図1に示す実施例の場合と同じように、湿し及
び/又は加熱装置130,130′若しくは134,1
34′が配置されている。湿し及び/又は加熱装置13
4,134′の構造及び機能は、図1の実施例の湿し及
び/又は加熱装置34の構造及び機能に相応しており、
従って、図1の実施例の湿し及び/又は加熱装置の構造
及び機能についての説明が参照される。
【0037】湿し及び/又は加熱装置130,130′
は、図1の実施例の湿し及び/又は加熱装置30と異な
って、塗布箇所Sに向けて蒸気(Dampf)だけではなく、
微細な液体粒子の噴霧(Spruehnebel)を供給する。湿し
及び/又は加熱装置130,130′としての使用のた
めに適した噴霧装置は、従来技術で知られており、従っ
て詳細な説明は省略する。
【0038】これまで、片側で直接的な塗布を行う実施
例と両側で間接的な塗布を行う実施例とだけを説明し
て、かつ噴霧装置が、両側で間接的な塗布を行う実施例
にのみ走行方向で塗布箇所の前に設けられているが、本
発明は、両側で直接的な塗布を行う実施例、片側で間接
的な塗布を行う実施例、若しくは直接的な塗布と間接的
な塗布とを組み合わせた実施例をも含む。さらに、前述
の各装置30,31,32,34,130,130′,
134,134′は、蒸気を形成及び/又は供給するた
めの装置として、若しくは液体をスプレーするための装
置として、若しくはこのような装置を組み合わせた複合
装置として形成されていてよい。
【0039】図4及び図5に示す実施例においては、図
1乃至図3の実施例の構成部材と同じ構成部材若しくは
同じ機能の構成部材には、図1乃至図3の実施例の構成
部材の符号に100を加えた若しくは100の正数倍の
数を加えた符号が付けてある。
【0040】図4は塗布装置210の一部分を示してお
り、該塗布装置は図示してない帯材への液状若しくはペ
ースト状の塗布媒体220の間接的なな塗布のために用
いられる。塗布媒体220は塗布機構218を用いて、
まず、矢印方向Pに回転する塗布若しくは搬送胴(Auftr
ags- bzw. Transferwalze)212に塗布される。搬送胴
212に塗布された塗布媒体220は湿し及び/又は加
熱装置230を用いて湿され及び/又は加熱される。概
略的にノズルとして示された湿し及び/又は加熱装置2
30は、搬送胴212とドクタロッド244との間の間
隙(いわゆる、ニップ)に向けられており、この場合、
ドクタロッド244は、塗布された媒体220の層厚さ
を調節するドクタエレメント、即ち調量ロッド(Dosiers
tab)として役立つ。湿し及び/又は加熱装置230は搬
送胴212の回転方向に関連してドクタロッド244の
後に配置されていて、搬送胴212上での塗布媒体22
0の均一な流動を助成し、従って塗布媒体を帯材に引き
渡す移送箇所(図示せず)で搬送胴212及び帯材の幅
全体にわたってかつ帯材の長手方向でもほぼ同じ塗布状
態(Auftragsverhaeltnis)が生じている。さらに、塗布
媒体の、搬送胴212へ塗布すべき部分がドクタロッド
244に付着したままになることに基づき生じるいわゆ
る層剥離(Filmsplitting)が、搬送胴212とドクタロ
ッド244との間の間隙に向けられたノズル状の湿し及
び/又は加熱装置230によって効果的に避けられる。
【0041】図5には、矢印Pの方向に回転する対向胴
312を示してあり、対向胴は周囲の一部分にわたって
帯材316を巻き付けられており、帯材は塗布媒体32
0の層を備えている。塗布された帯材316はドクタ装
置322を通って走行して、ドクタ装置がドクタロッド
(Rakelstab)344で以て塗布媒体320の過剰な部分
を帯材316から掻き取る。ドクタロッド344はロッ
ド軸346を中心として回転可能に、しかもほぼ全長に
わたってドクタベッド(Rakelbett)348内に支承され
ている。このために、ドクタベッド348は部分円筒状
の支承面(teilzylindrische Lagerflaeche)350を有
しており、該支承面にドクタロッド344が支えられて
いる。支承面350内にはドクタロッド344に沿って
延びる通路(Kanal)352を設けてあり、該通路は全長
にわたってドクタロッド344に向いて開いているか若
しくは、ドクタロッド344に沿って分配して設けられ
た流出開口を有している。通路352は湿し及び/又は
加熱装置330の一部分であり、該湿し及び/又は加熱
装置が通路352を介して蒸気若しくはスプレー液(Spr
uehfluessigkeit)をドクタロッド344の周面に供給す
る。ドクタベッド348内で回転するドクタロッド34
4は、帯材316と接触する区分に水分及び/又は熱を
持っており、該区分で水分及び/又は熱が少なくとも部
分的に塗布媒体320及び帯材316へ移動する。もち
ろん、ドクタロッド344と胴312との間の間隙に向
けられたノズル装置が設けられていてよく、該ノズル装
置を用いて蒸気若しくはスプレー処理によって塗布媒体
320及び帯材316の湿し及び/又は加熱が達成され
る。
【0042】従来のドクタベッドにおいては通路352
がしばしば既に存在していて、洗浄通路(Spuelkanal)と
して用いられているので、図5に示す構成の実施のため
には、従来のドクタベッドが著しく変更することなしに
使用され、従って製作技術的及び構造的な費用が小さく
維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帯材を片側から直接的に被覆(Beschichten)す
るための本発明に基づく塗布装置の概略的な側面図
【図2】帯材の横方向に並んで位置する区分を異なる強
さで湿すことのできる湿し及び/又は加熱装置の概略的
な斜視図
【図3】帯材を両側から間接的に被覆(Beschichten)す
るための本発明に基づく塗布装置の概略的な側面図
【図4】搬送胴の領域で湿し及び/又は加熱される帯材
を間接的に被覆するための本発明に基づく塗布装置の一
部分の概略図
【図5】ドクタロッドを湿し及び/又は加熱する形式の
本発明に基づく塗布装置の一部分の概略図
【符号の説明】
10 塗布装置、 12 対向胴、 16 帯材、
18 塗布機構、20 媒体、 22 均等及び
/又は調量装置、 22a ドクタビーム、 22
b ドクタ刃、 22c 当て付け装置、 22d
捕集装置、 24 塗布層、 26 乾燥装置、
30,31,32,34 湿し及び/又は加熱装
置、 32a 供給区分、 32b 分配区分、
32c 蒸気流出開口、 34a 供給管路、
34a,34a′,34a″,34a′″,… 蒸気供
給管路、 34b 分配区分、 34b,34
b′,34b″,34b′″,… 蒸気流出区分、
34c 蒸気流出開口、34d 吸引区分、 36
蒸気供給管、 36a 蒸気流出開口、 36b
ノズル部材、 36c 矢印、 38 吸引管、
40 送風機、A 軸、 L 走行方向、 S
塗布箇所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リューディガー クルツ ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム バッ クナンガー ヴェーク 10 (72)発明者 ベンジャミン メンデス−ガロン ドイツ連邦共和国 イッツェルベルク ケ ーニヒスブロン グリースエッカーシュト ラーセ 16

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する帯材(16;116)、殊にペ
    ーパ若しくは厚紙への液状若しくはペースト状の塗布媒
    体(20;120,120′)の直接的若しくは間接的
    な塗布のための装置(10;110)であって、塗布機
    構(18;118,118′)を設けてあり、該塗布機
    構が直接的な塗布に際して塗布媒体(20)を塗布箇所
    (S)で直接に帯材(16)に塗布層(24)として塗
    布し、若しくは間接的な塗布に際して塗布媒体(12
    0,120′)をまず塗布エレメント(112,11
    2′)若しくは塗布胴に塗布して、塗布エレメント若し
    くは塗布胴が塗布媒体(120,120′)を次いで塗
    布箇所(S)で帯材(116)に塗布層として引き渡す
    ようになっており、帯材(16;116)の走行方向
    (L)で塗布箇所(S)の後に塗布層の乾燥のための乾
    燥装置(26;126)が設けられている形式のものに
    おいて、帯材(16;116)の走行方向(L)で乾燥
    装置(26;126)の前に、帯材(16;116)及
    び/又は塗布媒体(20;120,120′)若しくは
    塗布層(24)の湿し及び/又は加熱のための装置(3
    0,32,34;130,130′,134,13
    4′)が設けられていることを特徴とする、走行する帯
    材への液状若しくはペースト状の塗布媒体の直接的若し
    くは間接的な塗布のための装置。
  2. 【請求項2】 湿し及び/又は加熱装置(30,32,
    34;134,134′)が、蒸気、有利には水蒸気の
    形成及び/又は供給のための装置である請求項1記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 湿し及び/又は加熱装置(130,13
    0′)が、液体、有利には水のスプレーのための装置で
    ある請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 湿し及び/又は加熱装置(30)が、帯
    材(16)の走行方向(L)で塗布箇所(S)の直前に
    配置されている請求項1から3のいずれか1項記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 湿し及び/又は加熱装置(30)が、蒸
    気若しくは噴霧を塗布箇所(S)に向けて放出するよう
    になっている請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 湿し及び/又は加熱装置(30)が、蒸
    気供給管路(36)を有しており、蒸気供給管路が塗布
    装置(10)の領域で少なくとも塗布箇所(S)に向け
    られた側に少なくとも1つの蒸気流出開口(36a)を
    有している請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 蒸気供給管路(36)の、蒸気流出開口
    を形成する壁区分(36b)、若しくは蒸気流れ方向で
    蒸気流出開口の後に配置された壁区分が、ノズル状に、
    有利には蒸気流れ方向で先細に形成されている請求項6
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 湿し及び/又は加熱装置(32,34;
    134,134′)が、帯材(16;116)の走行方
    向(L)で塗布箇所(S)の後に設けられている請求項
    1から7のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 湿し及び/又は加熱装置(30)が、塗
    布箇所(S)と、帯材(16;116)の走行方向
    (L)で塗布箇所(S)の後に配置されて塗布層(2
    4)を均等化及び/又は調量するための装置(22)と
    の間に設けられている請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 湿し及び/又は加熱装置(34)が、
    帯材(16)の走行方向(L)で、塗布箇所(S)の後
    に配置されて塗布層(24)を均等化及び/又は調量す
    るための装置(22)の後に設けられている請求項8記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 湿し及び/又は加熱装置(32,3
    4;134,134′)が、蒸気若しくは噴霧を帯材
    (16)の表面にほぼ垂直に放出するようになっている
    請求項8から10のいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 湿し及び/又は加熱装置(32,3
    4;134,134′)が、蒸気供給管路(32a,3
    4a)を有しており、蒸気供給管路が帯材(16)に向
    けられた壁区分に少なくとも1つの蒸気流出開口(32
    c,34c)を有している請求項8から11の1項記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 蒸気供給管路(32a,34a)の蒸
    気出口区分(32b,34b)が、帯材(16)の走行
    方向(L)で、ほぼ0.1cmとほぼ200cmとの
    間、有利にはほぼ50cmとほぼ100cmとの間の距
    離にわたって延びている請求項8から12のいずれか1
    項記載の装置。
  14. 【請求項14】 帯材(16)の横方向(Q)に並べて
    配置された複数の蒸気若しくは噴霧放出区分(34b,
    34b′,…)を設けてあり、該蒸気若しくは噴霧放出
    区分が、蒸気若しくは噴霧の単位時間当たりに放出され
    る量に関連して互いに個別に制御可能である請求項1か
    ら13のいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 吸引装置(40,34d)が設けられ
    ている請求項1から14のいずれか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 吸引装置(40,34d)が、帯材
    (16)の走行方向(L)で湿し及び/又は加熱装置
    (32,34)の後に配置されている請求項15記載の
    装置。
  17. 【請求項17】 均等及び/又は調量装置(22)を使
    用する場合に、吸引装置(40)が、均等及び/又は調
    量装置(22)に所属して配置された塗布媒体・捕集装
    置(22d)に接続してある請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 走行する帯材(16;116)、殊に
    ペーパ若しくは厚紙への液状若しくはペースト状の塗布
    媒体(20;120,120′)の直接的若しくは間接
    的な塗布のため方法であって、塗布媒体(20;12
    0,120′)を、直接的な塗布に際して塗布箇所
    (S)で塗布層(24)として直接に帯材(16)に塗
    布し、若しくは間接的な塗布に際してまず塗布エレメン
    ト(112,112′)若しくは塗布胴に塗布して、次
    いで塗布エレメント若しくは塗布胴から塗布媒体(12
    0,120′)を塗布箇所(S)で帯材(116)に塗
    布層として引き渡し、かつ塗布層を帯材(16;11
    6)の走行方向(L)で塗布箇所(S)の後で乾燥する
    形式のものにおいて、帯材(16;116)及び/又は
    塗布媒体(20;120,120′)若しくは塗布層
    (24)を、乾燥の前に湿し及び/又は加熱することを
    特徴とする、走行する帯材への液状若しくはペースト状
    の塗布媒体の直接的若しくは間接的な塗布のため方法。
  19. 【請求項19】 湿し及び/又は加熱を、蒸気、有利に
    は水蒸気によって行う請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 湿しを、噴霧、有利には水噴霧によっ
    て行う請求項18又は19記載の方法。
  21. 【請求項21】 帯材(16;116)及び/又は塗布
    媒体(20;120,120′)を、帯材(16;11
    6)の走行方向(L)で塗布箇所(S)の直前で湿し及
    び/又は加熱する請求項18から20のいずれか1項記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 蒸気若しくは噴霧を塗布箇所(S)に
    向けて放出する請求項18記載の方法。
  23. 【請求項23】 蒸気を塗布箇所(S)に向けて過剰量
    で放出して、蒸気の少なくとも一部分を塗布箇所(S)
    から帯材(16)の走行方向(L)と逆向きに帯材の表
    面に沿って流過させる請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 塗布層(24)を帯材(16;11
    6)の走行方向(L)で塗布箇所(S)の後で湿し及び
    /又は加熱する請求項18から23のいずれか1項記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 塗布層(24)を、塗布箇所(S)
    と、帯材(16)の走行方向(L)で塗布箇所(S)の
    後に配置されて塗布層(24)を均等化及び/又は調量
    するための装置(22)との間で湿し及び/又は加熱す
    る請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 塗布層(24)を、帯材(16)の走
    行方向(L)で、塗布箇所(S)の後に配置されて塗布
    層(24)を均等化及び/又は調量するための装置(2
    2)の後で湿し及び/又は加熱する請求項24記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 蒸気若しくは噴霧を帯材(16;11
    6)の表面にほぼ垂直に放出する請求項24から26の
    いずれか1項記載の方法。
  28. 【請求項28】 湿し及び/又は加熱を、帯材(16;
    116)の走行方向(L)で、ほぼ0.1cmとほぼ2
    00cmとの間、有利にはほぼ50cmとほぼ100c
    mとの間の距離にわたって行う請求項24から27のい
    ずれか1項記載の方法。
  29. 【請求項29】 帯材(16)及び/又は塗布媒体(2
    0)若しくは塗布層(24)を、帯材(16)の横方向
    (Q)に並べて配置された複数の区分(34a,3
    4′,…)で蒸気若しくは噴霧・容積流によって湿し及
    び/又は加熱して、蒸気若しくは噴霧・容積流の値を互
    いに個別に制御可能である請求項18から28のいずれ
    か1項記載の方法。
  30. 【請求項30】 過剰の蒸気若しくは噴霧を吸引する請
    求項18から29のいずれか1項記載の方法。
  31. 【請求項31】 湿し及び/又は加熱装置(230)
    が、帯材の走行方向に関連して塗布箇所(S)の前に塗
    布箇所から距離を置いて配置されている請求項1から1
    7のいずれか1項記載の装置。
  32. 【請求項32】 湿し及び/又は加熱装置(230)
    が、間接的な塗布に際して塗布エレメント(212)の
    領域に配置されている請求項31記載の装置。
  33. 【請求項33】 湿し及び/又は加熱装置(230)
    が、塗布媒体(220)を塗布エレメント(212)に
    塗布する箇所の領域に配置されている請求項32記載の
    装置。
  34. 【請求項34】 湿し及び/又は加熱装置(230)
    が、塗布エレメント(212)に塗布された塗布媒体
    (220)を調量及び/又は均等にする箇所の領域に配
    置されている請求項32又は33記載の装置。
  35. 【請求項35】 塗布機構(310)が、塗布エレメン
    ト若しくは帯材(316)に塗布された塗布媒体(22
    0)の調量及び/又は均等化のための少なくとも1つの
    ドクタロッド(344)を有しており、湿し及び/又は
    加熱装置(330)が、ドクタロッド(344)を、該
    ドクタロッドと塗布エレメント若しくは帯材(316)
    との係合箇所から離れた少なくとも1つの周区分で湿し
    及び/又は加熱するようになっている請求項1から17
    及び31から34のいずれか1項記載の装置。
  36. 【請求項36】 ドクタロッド(344)がほぼ全長に
    わたってドクタベッド(348)に支承されていて、通
    路機構(352)を介して湿し及び/又は加熱可能であ
    り、通路機構がドクタベッド(348)内を延びてドク
    タロッド(348)のための支承面(350)に向かっ
    て開いている請求項35記載の装置。
  37. 【請求項37】 湿し及び/又は加熱を、帯材の走行方
    向に関連して塗布箇所の前で塗布箇所から距離を置いて
    行う請求項18から30のいずれか1項記載の方法。
  38. 【請求項38】 湿し及び/又は加熱を、間接的な塗布
    に際して塗布エレメント(212)の領域で行う請求項
    37記載の方法。
  39. 【請求項39】 湿し及び/又は加熱を、塗布媒体(2
    20)が塗布エレメント(212)に塗布される箇所の
    領域で行う請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 湿し及び/又は加熱を、塗布エレメン
    ト(212)に塗布された塗布媒体(220)が調量及
    び/又は均等にされる箇所(244)の領域で行う請求
    項38又は39記載の方法。
  41. 【請求項41】 塗布エレメント若しくは帯材(31
    6)に塗布された塗布媒体(220)の調量及び/又は
    均等化のための少なくとも1つのドクタロッド(34
    4)を設けて、湿し及び/又は加熱を、ドクタロッドと
    塗布エレメント若しくは帯材(316)との係合箇所か
    ら離れた少なくとも1つの周区分で行う請求項18から
    30及び37から40のいずれか1項記載の方法。
  42. 【請求項42】 ドクタロッド(344)をほぼ全長に
    わたってドクタベッド(348)に支承して、ドクタベ
    ッド(348)内を延びてドクタロッド(348)のた
    めの支承面(350)に向かって開いている通路機構
    (352)を介して湿し及び/又は加熱する請求項41
    記載の方法。
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