JPH06206036A - ペーパーウェブコーティング方法及び装置 - Google Patents
ペーパーウェブコーティング方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06206036A JPH06206036A JP5283492A JP28349293A JPH06206036A JP H06206036 A JPH06206036 A JP H06206036A JP 5283492 A JP5283492 A JP 5283492A JP 28349293 A JP28349293 A JP 28349293A JP H06206036 A JPH06206036 A JP H06206036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing
- web
- backing surface
- coating
- paper web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H23/00—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
- D21H23/02—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
- D21H23/22—Addition to the formed paper
- D21H23/32—Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
- D21H23/34—Knife or blade type coaters
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コーティング塗布及びドクタリングのための
バッキング表面を個別に設けることによってブローイン
グを回避できるペーパーウェブコーティング方法及び装
置を得る。 【構成】 バッキング表面に対してアプリケータユニッ
ト12及びドクターユニット14により2個のリニア固定ポ
イントを生ずるペーパーウェブコーティング方法におい
て、第1バッキング表面16によってバッキングした状態
でコーティング用混合物の塗布を行い、第2バッキング
表面18によってバッキングした状態でコーティング用混
合物のドクタリングを行い、バッキング表面16,18 の少
なくとも一方の速度を、第1バッキング表面16の速度及
び/又はウェブ速度に対して独立的に制御してウェブの
引張応力を制御する。
バッキング表面を個別に設けることによってブローイン
グを回避できるペーパーウェブコーティング方法及び装
置を得る。 【構成】 バッキング表面に対してアプリケータユニッ
ト12及びドクターユニット14により2個のリニア固定ポ
イントを生ずるペーパーウェブコーティング方法におい
て、第1バッキング表面16によってバッキングした状態
でコーティング用混合物の塗布を行い、第2バッキング
表面18によってバッキングした状態でコーティング用混
合物のドクタリングを行い、バッキング表面16,18 の少
なくとも一方の速度を、第1バッキング表面16の速度及
び/又はウェブ速度に対して独立的に制御してウェブの
引張応力を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェブのバックサイド
に位置するバッキング表面に対するウェブのリニア固定
ポイントを形成するアプリケータユニットを使用してコ
ーティング用混合物をペーパーウェブに塗布し、ウェブ
に塗布したコーティング用混合物を、前記バッキング表
面に作用するドクターユニットを使用してドクタリング
するペーパーウェブコーティング方法及び装置に関する
ものである。
に位置するバッキング表面に対するウェブのリニア固定
ポイントを形成するアプリケータユニットを使用してコ
ーティング用混合物をペーパーウェブに塗布し、ウェブ
に塗布したコーティング用混合物を、前記バッキング表
面に作用するドクターユニットを使用してドクタリング
するペーパーウェブコーティング方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によれば、コーティング用混
合物層は、先ずアプリケータ装置を使用してペーパーウ
ェブに調量塗布し、次に被覆装置(コーター)ステーシ
ョンのバッキングロールに対して作用するドクターブレ
ードによって平滑化するのが一般的である。
合物層は、先ずアプリケータ装置を使用してペーパーウ
ェブに調量塗布し、次に被覆装置(コーター)ステーシ
ョンのバッキングロールに対して作用するドクターブレ
ードによって平滑化するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に、ノズル
アプリケータを装備したコーターステーションにおいて
は、何らかの作業条件では、アプリケータ装置及び実際
のドクターブレードが、単独のバッキングロールに対し
てウェブの2個のリニアな固定ポイントを形成するとい
う事実によって、コーティングすべきウェブに走行性の
問題がある。ペーパーウェブの表面の組織とともに運ば
れるエアは、ウェブとバッキングロールとの間の2個の
ウェブ固定ポイントで区切られる領域において閉塞され
てしまう。このとき、例えば、ウェブ張力の不規則な分
布等の原因によって、いわゆるブローイングと称される
不規則な形状のエアポーチが、ウェブ固定ポイント間の
領域に発生する恐れがある。ウェブ固定ポイントでウェ
ブ制動及び引張を行う力は、ウェブ固定ポイント間の領
域にウェブをたるませるように作用する。更に、ウェブ
に含有される水分は、コーティング用混合物の塗布で増
大し、ウェブ固定ポイント間でウェブは膨張するように
なる。この現象はウェブを一層たるませる原因となる。
アプリケータを装備したコーターステーションにおいて
は、何らかの作業条件では、アプリケータ装置及び実際
のドクターブレードが、単独のバッキングロールに対し
てウェブの2個のリニアな固定ポイントを形成するとい
う事実によって、コーティングすべきウェブに走行性の
問題がある。ペーパーウェブの表面の組織とともに運ば
れるエアは、ウェブとバッキングロールとの間の2個の
ウェブ固定ポイントで区切られる領域において閉塞され
てしまう。このとき、例えば、ウェブ張力の不規則な分
布等の原因によって、いわゆるブローイングと称される
不規則な形状のエアポーチが、ウェブ固定ポイント間の
領域に発生する恐れがある。ウェブ固定ポイントでウェ
ブ制動及び引張を行う力は、ウェブ固定ポイント間の領
域にウェブをたるませるように作用する。更に、ウェブ
に含有される水分は、コーティング用混合物の塗布で増
大し、ウェブ固定ポイント間でウェブは膨張するように
なる。この現象はウェブを一層たるませる原因となる。
【0004】張力、厚さ、多孔性、又はウェブの幅にわ
たる他の輪郭が不均一であると、ウェブのたるみが、ウ
ェブ固定ポイント間の領域でウェブの幅にわたって不均
一になる。このことによりマシンの動作方向にカーリン
グ(curling) 現象を生じ、しわ又はクリーシング(creas
ing)を生ずる結果となる。
たる他の輪郭が不均一であると、ウェブのたるみが、ウ
ェブ固定ポイント間の領域でウェブの幅にわたって不均
一になる。このことによりマシンの動作方向にカーリン
グ(curling) 現象を生じ、しわ又はクリーシング(creas
ing)を生ずる結果となる。
【0005】従って、本発明の目的は、上述の技術の欠
点を解決する全く新規なペーパーウェブコーティング方
法及び装置を得るにある。
点を解決する全く新規なペーパーウェブコーティング方
法及び装置を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗布ステップ
及び実際のドクタリングステップのそれぞれを個別のバ
ッキング表面に対して行うことを基本とする。これらバ
ッキング表面のうち少なくともドクタリングステップの
ためのバッキング表面はウェブを前方に引っ張るか、又
は少なくともウェブと等しい速度で移動させる。
及び実際のドクタリングステップのそれぞれを個別のバ
ッキング表面に対して行うことを基本とする。これらバ
ッキング表面のうち少なくともドクタリングステップの
ためのバッキング表面はウェブを前方に引っ張るか、又
は少なくともウェブと等しい速度で移動させる。
【0007】特に、本発明ペーパーウェブコーティング
方法は、 - 第1バッキング表面によってバッキングした状態でコ
ーティング用混合物の塗布を行い、 - 第2バッキング表面によってバッキングした状態でコ
ーティング用混合物のドクタリングを行い、 - 前記2個のバッキング表面のうちの少なくとも一方の
速度を、第1バッキング表面の速度及び/又はウェブ速
度に対して独立的に制御してウェブの引張応力を制御す
る ことを特徴とする。
方法は、 - 第1バッキング表面によってバッキングした状態でコ
ーティング用混合物の塗布を行い、 - 第2バッキング表面によってバッキングした状態でコ
ーティング用混合物のドクタリングを行い、 - 前記2個のバッキング表面のうちの少なくとも一方の
速度を、第1バッキング表面の速度及び/又はウェブ速
度に対して独立的に制御してウェブの引張応力を制御す
る ことを特徴とする。
【0008】更に、本発明ペーパーウェブコーティング
装置においては、前記ドクターユニットの前記バッキン
グ表面を前記アプリケータユニットの前記バッキング表
面から分離し、ドクターユニットの前記バッキング表面
の速度を、ウェブ速度及び前記アプリケータユニットの
前記バッキング表面の接線方向速度に対して独立的に調
整自在にしたことを特徴とする。
装置においては、前記ドクターユニットの前記バッキン
グ表面を前記アプリケータユニットの前記バッキング表
面から分離し、ドクターユニットの前記バッキング表面
の速度を、ウェブ速度及び前記アプリケータユニットの
前記バッキング表面の接線方向速度に対して独立的に調
整自在にしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、大きな利点が得られ
る。
る。
【0010】個別のバッキング表面により、ウェブ固定
ポイント間のウェブ張力の制御が改善され、固定ポイン
ト間におけるウェブの上述の有害なブローイング(blowi
ng)又はたるみ(slackening)を防止することができる。
ポイント間のウェブ張力の制御が改善され、固定ポイン
ト間におけるウェブの上述の有害なブローイング(blowi
ng)又はたるみ(slackening)を防止することができる。
【0011】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
明する。
【0012】本発明による装置は、ウェブ固定ポイント
を生ずる被覆装置(コーター)例えば、調量/スムージ
ングブレードを装備したノズルコーターに関連して大き
な利点が得られるとともに、本発明はロールコーターに
使用するのに好適である。
を生ずる被覆装置(コーター)例えば、調量/スムージ
ングブレードを装備したノズルコーターに関連して大き
な利点が得られるとともに、本発明はロールコーターに
使用するのに好適である。
【0013】図1につき説明すると、ブレード間のウェ
ブ3の引張応力T0 は、以下の式即ち、 T0 =T1 +T2 +F2 +F3 −F1 −F4 で表現される。ただし、T1 は、先行ロールによってウ
ェブ3に加わる引張応力、T2 は、ニップに後続するロ
ールによってウェブ3に加わる引張応力、F2 は、調量
/スムージングブレード5によってウェブ3に加わる
力、F3 は、ロール1と調量/スムージングブレード5
との間のニップにおけるロール1によってウェブ3に加
わる力、F1 は、ロール1とドクターブレード7との間
のニップにおいてロール1によってウェブ3に加わる
力、F4 は、ドクターブレード7によってウェブ3に加
わる力である。
ブ3の引張応力T0 は、以下の式即ち、 T0 =T1 +T2 +F2 +F3 −F1 −F4 で表現される。ただし、T1 は、先行ロールによってウ
ェブ3に加わる引張応力、T2 は、ニップに後続するロ
ールによってウェブ3に加わる引張応力、F2 は、調量
/スムージングブレード5によってウェブ3に加わる
力、F3 は、ロール1と調量/スムージングブレード5
との間のニップにおけるロール1によってウェブ3に加
わる力、F1 は、ロール1とドクターブレード7との間
のニップにおいてロール1によってウェブ3に加わる
力、F4 は、ドクターブレード7によってウェブ3に加
わる力である。
【0014】本明細書中、力の変数F1 〜F4 は、加わ
った力の総量をウェブ断面で割ったものと理解された
い。
った力の総量をウェブ断面で割ったものと理解された
い。
【0015】図2に示すように、2個のウェブ固定ポイ
ントによりエアポーチ9を生じ、最悪の場合には、ロー
ル1とドクターブレードとの間のニップに達するとき、
ウェブの伸張を生じてしまう恐れがある。
ントによりエアポーチ9を生じ、最悪の場合には、ロー
ル1とドクターブレードとの間のニップに達するとき、
ウェブの伸張を生じてしまう恐れがある。
【0016】図3の(a)は、引張応力T0 によって上
側ブレード7の手前にエアポーチ9が生ずる安定した状
況を示す。この場合、エアポーチ9の高さはウェブの幅
全体にわたり一定であり、この状況は安定している。
側ブレード7の手前にエアポーチ9が生ずる安定した状
況を示す。この場合、エアポーチ9の高さはウェブの幅
全体にわたり一定であり、この状況は安定している。
【0017】これに対して図3の(b)はエアポーチ9
の高さがウェブ3の幅にわたり変化するウェブの不安定
な走行状況を示している。
の高さがウェブ3の幅にわたり変化するウェブの不安定
な走行状況を示している。
【0018】図4に示すように、本発明は、ウェブ走行
性の問題を、アプリケータ12を第1バッキングロール16
に配置し、ドクタリング(doctoring) ユニット14を第2
バッキングロール18に配置することによって解決するこ
とを示す。このようにして、調量/スムージングブレー
ド15で形成される第1リニアウェブ固定ポイントと、ド
クターブレード17で形成される第2リニアウェブ固定ポ
イントとの間のウェブ13の引張応力を、例えば、第2バ
ッキングロール18の回転速度を制御することによって制
御することができる。しかし、ウェブ13の引張応力は第
1バッキングロール16の速度制御で制御することもでき
る。代表的には、バッキングロール18の接線方向の速度
はウェブ13の速度にほぼ等しいか又はそれより高くす
る。
性の問題を、アプリケータ12を第1バッキングロール16
に配置し、ドクタリング(doctoring) ユニット14を第2
バッキングロール18に配置することによって解決するこ
とを示す。このようにして、調量/スムージングブレー
ド15で形成される第1リニアウェブ固定ポイントと、ド
クターブレード17で形成される第2リニアウェブ固定ポ
イントとの間のウェブ13の引張応力を、例えば、第2バ
ッキングロール18の回転速度を制御することによって制
御することができる。しかし、ウェブ13の引張応力は第
1バッキングロール16の速度制御で制御することもでき
る。代表的には、バッキングロール18の接線方向の速度
はウェブ13の速度にほぼ等しいか又はそれより高くす
る。
【0019】図5に示すように、ドクターブレードアプ
リケータはロールアプリケータに代えることができる。
図5の実施例では、図4に示すロール18をより小さい直
径のロール20に代え、このロール20に対して可変速度の
バッキングベルト22が走行する。
リケータはロールアプリケータに代えることができる。
図5の実施例では、図4に示すロール18をより小さい直
径のロール20に代え、このロール20に対して可変速度の
バッキングベルト22が走行する。
【0020】上述の双方の実施例において、第2バッキ
ング表面18又は22の接線方向の速度は、それぞれウェブ
13の速度にほぼ等しいか又はそれより高くする。
ング表面18又は22の接線方向の速度は、それぞれウェブ
13の速度にほぼ等しいか又はそれより高くする。
【0021】原則的に、図5に示すバッキングロール16
はエアによって支持したバッキング表面に代えることが
でき、このエアはこのバッキング表面とウェブとの間に
噴出させ、これによりウェブはロールアプリケータに対
するエアクッション上で走行することができる。このと
き、ウェブ13の引張応力はバッキングベルト22の速度制
御によって調整することができる。
はエアによって支持したバッキング表面に代えることが
でき、このエアはこのバッキング表面とウェブとの間に
噴出させ、これによりウェブはロールアプリケータに対
するエアクッション上で走行することができる。このと
き、ウェブ13の引張応力はバッキングベルト22の速度制
御によって調整することができる。
【0022】抄紙機又はペーパーマシンの空間的制限か
らロール16、18は小さい直径にすると好適である。従っ
て、図5に示すようなバッキングベルト装置22は、空間
節約上好適である。
らロール16、18は小さい直径にすると好適である。従っ
て、図5に示すようなバッキングベルト装置22は、空間
節約上好適である。
【0023】更に、バッキングロール/ベルト装置の小
さい寸法は、採用するコーティング技術で必要とされる
調量/スムージングブレード又はロールとドクターブレ
ードとの間の距離を妥当なものにする。
さい寸法は、採用するコーティング技術で必要とされる
調量/スムージングブレード又はロールとドクターブレ
ードとの間の距離を妥当なものにする。
【0024】図5に示すようにバッキングベルト装置2
0、22は、第バッキングロール16に代えて適用すること
もできる。更に、双方ともバッキングロールである場合
に、これらバッキングロールをそれぞれバッキングベル
トに代えることもできる。
0、22は、第バッキングロール16に代えて適用すること
もできる。更に、双方ともバッキングロールである場合
に、これらバッキングロールをそれぞれバッキングベル
トに代えることもできる。
【図1】従来技術で見られる典型的な力の線図的説明図
である。
である。
【図2】図1に示す力によって生ずるブローイング(blo
wing) 作用を示す線図的部分側面図である。
wing) 作用を示す線図的部分側面図である。
【図3】(a)は、図1に示す力によって生ずる安定し
たブローイング(blowing) 作用を示す線図的斜視図であ
り、(b)は、図1に示す力によって生ずる安定したブ
ローイング(blowing) 作用を示す線図的斜視図である。
たブローイング(blowing) 作用を示す線図的斜視図であ
り、(b)は、図1に示す力によって生ずる安定したブ
ローイング(blowing) 作用を示す線図的斜視図である。
【図4】本発明による装置の一実施例の線図的側面図で
ある。
ある。
【図5】本発明による装置の他の実施例の線図的側面図
である。
である。
1,20 ロール 3,13 ウェブ 5 調量/スムージングブレード 7 ドクターブレード 9 エアポーチ 12 アプリケータ 14 ドクタリング(doctoring) ユニット 15 調量/スムージングブレード 16 第1バッキングロール 18 第2バッキングロール 17 ドクターブレード 22 バッキングベルト
Claims (10)
- 【請求項1】ウェブ(13)のバックサイドに位置するバッ
キング表面(16)に対するウェブ(13)のリニア固定ポイン
トを形成するアプリケータユニット(12)を使用してコー
ティング用混合物をペーパーウェブに塗布し、 ウェブ(13)に塗布したコーティング用混合物を、バッキ
ング表面(16)に作用するドクターユニット(14)を使用し
てドクタリングするペーパーウェブコーティング方法に
おいて、 - 第1バッキング表面(16)によってバッキングした状態
でコーティング用混合物の塗布を行い、 - 第2バッキング表面(18)によってバッキングした状態
でコーティング用混合物のドクタリングを行い、 - 前記バッキング表面(16,18) の少なくとも一方の速度
を、第1バッキング表面(16)の速度及び/又はウェブ速
度に対して独立的に制御してウェブの引張応力を制御す
る ことを特徴とするペーパーウェブコーティング方法。 - 【請求項2】第2バッキング表面としてロール(18)を使
用した請求項1記載のペーパーウェブコーティング方
法。 - 【請求項3】第2バッキング表面としてバッキングベル
ト(22)を使用した請求項1記載のペーパーウェブコーテ
ィング方法。 - 【請求項4】第1バッキング表面としてバッキングロー
ル(16)を使用して請求項1記載のペーパーウェブコーテ
ィング方法。 - 【請求項5】第1バッキング表面としてエアクッション
で動作するバッキング表面を使用した請求項1記載のペ
ーパーウェブコーティング方法。 - 【請求項6】第1バッキング表面としてバッキングベル
トを使用した請求項1記載のペーパーウェブコーティン
グ方法。 - 【請求項7】- アプリケータユニット(12)と、 - 前記アプリケータユニット(12)をバッキングするよう
配置したバッキング表面(16)と、 - ドクターユニット(14)と、 - 前記ドクターユニット(14)に対して作用するバッキン
グ表面(18)とを備えるペーパーウェブコーティング装置
において、 - 前記ドクターユニット(14)の前記バッキング表面(18)
を前記アプリケータユニット(12)の前記バッキング表面
(16)から分離し、ドクターユニット(14)の前記バッキン
グ表面(18)の速度を、ウェブ速度及び前記アプリケータ
ユニット(12)の前記バッキング表面(16)の接線方向速度
に対して独立的に調整自在にした ことを特徴とするペーパーウェブコーティング装置。 - 【請求項8】双方のバッキング表面(16,18) に、それぞ
れ独立した駆動手段を個別に設けた請求項7記載のペー
パーウェブコーティング装置。 - 【請求項9】少なくとも一方のバッキング表面をバッキ
ングベルト(22)とした請求項7記載のペーパーウェブコ
ーティング装置。 - 【請求項10】バッキング表面のうちの一方をエアクッ
ションにより動作するバッキング表面とした請求項7記
載のペーパーウェブコーティング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI925168 | 1992-11-13 | ||
FI925168A FI93665C (fi) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | Menetelmä ja laitteisto paperirainan päällystämiseksi |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206036A true JPH06206036A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=8536212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5283492A Pending JPH06206036A (ja) | 1992-11-13 | 1993-11-12 | ペーパーウェブコーティング方法及び装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6123770A (ja) |
JP (1) | JPH06206036A (ja) |
CA (1) | CA2102450A1 (ja) |
DE (1) | DE4338776A1 (ja) |
FI (1) | FI93665C (ja) |
FR (1) | FR2698109A1 (ja) |
GB (1) | GB2272850A (ja) |
SE (1) | SE9303734L (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4429964A1 (de) * | 1994-08-24 | 1996-02-29 | Jagenberg Papiertech Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Beschichten von Materialbahnen, insbesondere Papier- oder Kartonbahnen |
FI955995A (fi) * | 1994-12-23 | 1996-06-24 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Laite nestemäisen tai pastamaisen aineen suoraan levittämiseksi liikkuvalle ainesradalle |
AT830U1 (de) * | 1995-07-03 | 1996-06-25 | Voith Ag J M | Luftmesserstreichaggregat |
AT409349B (de) * | 1995-07-03 | 2002-07-25 | Voith Ag J M | Auftragsvorrichtung zur aufbringung von fliessfähigen stoffen auf materialbahnen |
FI99039C (fi) * | 1995-10-26 | 1997-09-25 | Valmet Corp | Menetelmä ja sovitelma paperiradan päällystämiseksi |
US5674551A (en) * | 1995-11-20 | 1997-10-07 | Valmet Corporation | Method and apparatus for coating a moving paper web |
DE19619250A1 (de) * | 1996-05-13 | 1997-11-20 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum direkten oder indirekten Auftragen eines flüssigen oder pastösen Mediums auf eine laufende Materialbahn, insbesondere aus Papier oder Karton |
AT413224B (de) * | 1997-05-09 | 2005-12-15 | Metso Paper Inc | Verfahren und vorrichtung zum beschichten von karton und papier |
AT500687B1 (de) * | 1997-05-09 | 2007-04-15 | Metso Paper Inc | Verfahren und vorrichtung zum beschichten von pappe |
FI109714B (fi) | 1997-12-04 | 2002-09-30 | Metso Paper Inc | Menetelmä ja laite paperirainan päällystyslaitteistoissa |
WO1999055966A1 (en) * | 1998-04-24 | 1999-11-04 | Valmet Corporation | Method and arrangement for coating a moving web |
DE19827030A1 (de) | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Auftragsvorrichtung |
DE19827712B4 (de) | 1998-06-22 | 2008-12-11 | Voith Patent Gmbh | Vorrichtung zum direkten oder indirekten Auftragen eines flüssigen oder pastösen Auftragsmediums auf eine laufende Materialbahn |
US6671848B1 (en) * | 2001-03-20 | 2003-12-30 | Advanced Micro Devices, Inc. | Test circuit for exposing higher order speed paths |
FI20055019A (fi) * | 2005-01-17 | 2006-07-18 | Metso Paper Inc | Rainan kireysprofiilin mittausmenetelmä ja sitä soveltava tela |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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