JP2000022318A - プリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

プリント配線板およびその製造方法

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JP2000022318A JP10205826A JP20582698A JP2000022318A JP 2000022318 A JP2000022318 A JP 2000022318A JP 10205826 A JP10205826 A JP 10205826A JP 20582698 A JP20582698 A JP 20582698A JP 2000022318 A JP2000022318 A JP 2000022318A
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    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップとプリント配線板との接続を確実
にし、かつ、実装時のアンダーフィルとの密着力を高め
ることができ、接続性、信頼性に優れたプリント配線板
とその製造方法を提案する。 【解決手段】 ソルダーレジスト層70上に半田バンプ
76を形成した基板30に、酸素プラズマによって、半
田バンプ76表面の汚損、および、ソルダーレジスト層
70の表面の酸化膜層を除去する。このため、半田バン
プ76にてICチップ90を確実に接続でき、また、ソ
ルダーレジスト層70の濡れ性が高まるため、アンダー
フィル88との密着力を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半田バンプを介
して集積回路チップを載置するパッケージ基板等を形成
するプリント配線板およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図13に従来技術に係るパッケージ基板
を構成するプリント配線板を示す。該プリント配線板2
10では、ICチップ290を実装するために、半田バ
ンプ276を形成し、これら半田バンプ276が互い融
着しないようにソルダーレジスト層270を設けてあ
る。具体的には、導体回路258からなる半田パッド2
75の上にソルダーレジスト層270を設け、この開口
271にニッケルめっき層272、金めっき層274を
設けた後、半田ペースト等を印刷、リフローして半田バ
ンプ276を形成する。そして、該半田バンプ276を
介してICチップ290を取り付けた後、該半田バンプ
276とICチップ290との接続信頼性を高めるため
に、ICチップ290とプリント配線板210との間に
アンダーフィル(封止用樹脂)288を充填する。
【0003】また、現在、導体回路258に上述したニ
ッケルめっき層及び金めっき層を介さずに、半田ペース
トを直接印刷して半田バンプを形成する方法も採用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、該プリント配
線板210にICチップ290を取り付ける際に、IC
チップ210側の半田バンプ276をICチップ290
側の半田パッド292へ接合できていない実装不良が発
生することがあった。
【0005】また、ICチップ290とプリント配線板
210との接続信頼性を長期に渡り保つためには、実装
時にアンダーフィル288とソルダーレジスト層270
との密着性を高める必要がある。即ち、アンダーフィル
288とソルダーレジスト層270との密着性が低い
と、両者の界面から水分が侵入し、半田バンプ276か
ら半田のマイグレーション(鉛イオンがソルダーレジス
ト層内を拡散する現象)が発生し、半田バンプ相互の短
絡が生じる。しかしながら、ソルダーレジスト層270
の表面は、高温に晒される半田バンプ形成の工程にて酸
化膜層が形成され、濡れ性が低下しているため、充分な
密着力を得ることができなかった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その主たる目的は、ICチップと
プリント配線基板との接合を確実にし、かつ、実装時の
アンダーフィルとの密着力を高めることができ、接続
性、信頼性に優れたプリント配線基板とその製造方法を
提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
半田バンプの接続信頼性の低下の原因を検討した結果、
プリント配線基板210側の半田バンプ276の表面の
汚染により、半田バンプの溶融した金属ボール、およ
び、該金属ボール表面のフラックスの濡れ性が低下し、
接続信頼性が低下しているとの結論を得た。ここで、該
半田バンプ表面の汚染は、半田バンプ形成後に短絡・断
線を確認するチェッカ−工程において、金属製検査プロ
ーブを押し当てた際に油脂分が付着したり、或いは、製
品名、ロットナンバ−等をソルダ−レジスト層表面に記
載する文字印刷工程において、インクの油脂分等が飛散
し付着しているものと考えられる。そして、該汚染によ
り、半田バンプ表面の濡れ性が悪くなり、ICチップ側
の金属ボ−ル、および、フラックスがはじかれてしま
い、実装不良を起こすとの知見を得た。
【0008】上述したように金属ボ−ルを保護するアン
ダーフィルとソルダーレジストとの密着性を向上させる
必要があるが、半田バンプ形成時及びその後に、ソルダ
ーレジストの表面は、酸化膜層が形成され、接触角度が
大きくなり、濡れ性を悪くし、これが密着力を下げる原
因となっていた。
【0009】そこで、酸処理によりソルダーレジスト表
面の酸化膜層を溶解させる、あるいは、研磨機等によっ
て酸化膜層を除去させることにより、接触角度を変え、
樹脂等との濡れ性を向上させる方法も考え得る。しか
し、酸処理により酸化膜層を溶解させたとしても、均一
に酸化膜を除去することはできない。また、研磨機等に
より物理的に酸化膜層を除去させると、ソルダーレジス
ト層が剥離することがあり、現実的はでない。
【0010】本発明者らは、半田バンプ表面の汚染、お
よび、ソルダ−レジスト層表面の酸化膜層を除去し、か
つ、除去時にソルダーレジスト層、および、半田バンプ
が耐えられる方法を模索した結果、半田バンプ形成後
に、プラズマにより半田バンプ表面の汚染、および、ソ
ルダーレジスト層表面の酸化膜層を除去するという本発
明に至った。すなわち、発明の要旨構成は、以下のよう
である。
【0011】ソルダーレジスト層を形成し、その開口部
に半田バンプを形成させた後、気体プラズマによるソル
ダーレジスト層の表面処理を施す。その処理方法は、半
田バンプ形成したプリント配線基板を真空状態にした装
置内に入れ、酸素、あるいは窒素、炭酸ガス、四フッ化
炭素のプラズマを放出させて、開口部の半田バンプ表面
に付着した汚染、および、ソルダーレジスト層表面の酸
化膜層を除去させた。
【0012】プラズマ処理によって半田バンプの汚染を
除去し、実装不良を低減させる最適条件は、プラズマ放
出量は、500〜1000W、気体供給量は、100〜
500sec./M、処理時間は、1〜15分で行うの
がよい。また、プラズマ処理によって、ソルダーレジス
ト層表面の酸化膜層を除去することにより、ソルダーレ
ジスト層、および、半田バンプを損傷させることなく、
アンダーフィルとの密着性を向上させることができる。
【0013】ここで、処理時間が1分以下の場合には、
半田バンプの汚れを十分に除去できず、また、ソルダー
レジスト層の粗化による接触角度の低下を行い得ない。
他方、処理時間が15分を越えると、半田バンプの表面
に酸化が発生して、むしろ接続信頼性が低下する。この
ため、処理時間は上述したように1〜15分が良い。
【0014】接触角度は、ソルダーレジスト層表面に水
滴を一滴垂らし、その水滴の接触角度を測定した。
【0015】ソルダーレジストの接触角度は40°以下
が望ましい。接触角度が40°を越えると、濡れ性が低
下してしまうため、アンダ−フィルとソルダーレジスト
との密着が低下し、高温高湿条件での信頼性試験を行う
とアンダ−フィルとソルダーレジストとの界面から、水
が侵入しやすくなり、半田バンプの破壊が早期に始ま
る。他方、ソルダーレジストを種々の処理を施しても、
接触角度を8°以下にすることはできなかった。このた
め、接触角度は8°〜40°の範囲であることが望まし
い。
【0016】AFM測定で測定を行った結果、ソルダ−
レジスト表面の最大粗さ(Rmax)は、0.1〜100n
mの範囲であることが望ましいことが判明した。即ち、
最大粗さ(Rmax)0.1未満のときには、接触角度が4
0°を越え、前述の問題を起こす。他方、最大粗さ(R
max)100nmを超えたときも酸化が発生して接続信頼
性が低下するからである。
【0017】本願発明におけるソルダーレジスト層の厚
さは、5〜40μmがよい。薄すぎると半田の流れをせ
き止めるソルダーダムとして機能せず、厚すぎると開口
し難くなる上、半田バンプを構成する半田体と接触し、
半田体にクラックを生じさせる原因となるからである。
【0018】本願発明において半田パッドとして作用す
るバイアホールは、ソルダーレジスト層により、その一
部分が露出した形態、あるいは全部が露出されてなる形
態のいずれも採用できる。前者の場合は、導体パッドも
しくはバイアホールの境界部分で生じる樹脂絶縁層のク
ラックを防止でき、後者の場合は開口位置ずれの許容範
囲を大きくすることができる。
【0019】ソルダーレジスト層としては、種々の樹脂
を使用でき、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂のアクリレート、
ノボラック型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂
のアクリレートをアミン系硬化剤やイミダゾール硬化剤
などで硬化させた樹脂を使用できる。
【0020】特に、ソルダーレジスト層に開口を設けて
半田バンプを形成する場合には、「ノボラック型エポキ
シ樹脂もしくはノボラック型エポキシ樹脂のアクリレー
ト」からなり、「イミダゾール硬化剤」を硬化剤として
含むものが好ましい。
【0021】このような構成のソルダーレジスト層は、
鉛のマイグレーション(鉛イオンがソルダーレジスト層
内を拡散する現象)が少ないという利点を持つ。しか
も、このソルダーレジスト層は、ノボラック型エポキシ
樹脂のアクリレートをイミダゾール硬化剤で硬化した樹
脂層であり、耐熱性、耐アルカリ性に優れ、はんだが溶
融する温度(200 ℃前後)でも劣化せず、ニッケルめっ
き及び金めっきを行う際の強塩基性のめっき液で分解す
ることもない。
【0022】しかしながら、このようなソルダーレジス
ト層は、剛直骨格を持つ樹脂で構成されるので剥離が生
じやすい。このため、補強層を設けることでソルダーレ
ジスト層の剥離を防止することもできる。補強層は、酸
素プラズマにて粗化を行ったソルダーレジスト層に塗布
することも可能である。更に、該補強層の表面を酸素プ
ラズマにて粗化し、アンダーフィルとの密着性を改善す
ることも好適である。
【0023】ここで、上記ノボラック型エポキシ樹脂の
アクリレートとしては、フェノールノボラックやクレゾ
ールノボラックのグリシジルエーテルを、アクリル酸や
メタクリル酸などと反応させたエポキシ樹脂などを用い
ることができる。
【0024】上記イミダゾール硬化剤は、25℃で液状で
あることが望ましい。液状であれば均一混合できるから
である。このような液状イミダゾール硬化剤としては、
1-ベンジル−2-メチルイミダゾール(品名:1B2MZ )、
1-シアノエチル−2-エチル−4-メチルイミダゾール(品
名:2E4MZ-CN)、4-メチル−2-エチルイミダゾール(品
名:2E4MZ )を用いることができる。
【0025】このイミダゾール硬化剤の添加量は、上記
ソルダーレジスト組成物の総固形分に対して1〜10重量
%とすることが望ましい。この理由は、添加量がこの範
囲内にあれば均一混合がしやすいからである。
【0026】上記ソルダーレジストの硬化前組成物は、
溶媒としてグリコールエーテル系の溶剤を使用すること
が望ましい。このような組成物を用いたソルダーレジス
ト層は、遊離酸素が発生せず、銅パッド表面を酸化させ
ない。また、人体に対する有害性も少ない。このような
グリコールエーテル系溶媒としては、下記構造式のも
の、特に望ましくは、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル(DMDG)およびトリエチレングリコールジメ
チルエーテル(DMTG)から選ばれるいずれか少なく
とも1種を用いる。これらの溶剤は、30〜50℃程度の加
温により反応開始剤であるベンゾフェノンやミヒラーケ
トンを完全に溶解させることができるからである。 CH 3 O-(CH2 CH2 O) n −CH3 (n=1〜5) このグリコールエーテル系の溶媒は、ソルダーレジスト
組成物の全重量に対して10〜40wt%がよい。
【0027】以上説明したようなソルダーレジスト組成
物には、その他に、各種消泡剤やレベリング剤、耐熱性
や耐塩基性の改善と可撓性付与のために熱硬化性樹脂、
解像度改善のために感光性モノマーなどを添加すること
ができる。例えば、レベリング剤としてはアクリル酸エ
ステルの重合体からなるものがよい。また、開始剤とし
ては、チバガイギー製のイルガキュアI907、光増感
剤としては日本化薬製のDETX−Sがよい。さらに、
ソルダーレジスト組成物には、色素や顔料を添加しても
よい。配線パターンを隠蔽できるからである。この色素
としてはフタロシアニングリーンを用いることが望まし
い。
【0028】添加成分としての上記熱硬化性樹脂として
は、ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いることができ
る。このビスフェノール型エポキシ樹脂には、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールF型エポキシ
樹脂があり、耐塩基性を重視する場合には前者が、低粘
度化が要求される場合(塗布性を重視する場合)には後
者がよい。添加成分としての上記感光性モノマーとして
は、多価アクリル系モノマーを用いることができる。多
価アクリル系モノマーは、解像度を向上させることがで
きるからである。例えば、多価アクリル系モノマーとし
て、日本化薬製のDPE−6A、共栄社化学製のR−6
04を用いることができる。また、これらのソルダーレ
ジスト組成物は、25℃で0.5〜10Pa・s、より
望ましくは1〜10Pa・sがよい。ロールコータで塗
布しやすい粘度だからである。
【0029】本願発明構成において導体回路表面に形成
される粗化層は、エッチング処理、研磨処理、酸化処
理、酸化還元処理により形成された銅の粗化面又もしく
はめっき被膜により形成された粗化面であることが望ま
しい。特に粗化層は、銅−ニッケル−リンからなる合金
層であることが望ましい。前記合金層の組成は、銅、ニ
ッケル、リンの割合で、それぞれ90〜96wt%、1〜5wt
%、 0.5〜2wt%であることが望ましい。これらの組成
割合のときに、針状の構造を有するからである。
【0030】前記酸化処理は、亜塩素酸ナトリウム、水
酸化ナトリウム、リン酸ナトリウムからなる酸化剤の溶
液が望ましい。また、酸化還元処理は、上記酸化処理の
後、水酸化ナトリウムと水素化ホウ素ナトリウムの溶液
に浸漬して行う。前記粗化層は、1〜5μmがよい。厚
すぎると粗化層自体が損傷、剥離しやすく、薄すぎると
密着性が低下するからである。
【0031】本発明では、上記絶縁層もしくは層間絶縁
層として無電解めっき用接着剤を用いることが望まし
い。この無電解めっき用接着剤は、硬化処理された酸あ
るいは酸化剤に可溶性の耐熱性樹脂粒子が、酸あるいは
酸化剤に難溶性の未硬化の耐熱性樹脂中に分散されてな
るものが最適である。酸、酸化剤で処理することによ
り、耐熱性樹脂粒子が溶解除去されて、表面に蛸つぼ状
のアンカーからなる粗化面を形成できる。
【0032】上記無電解めっき用接着剤において、特に
硬化処理された前記耐熱性樹脂粒子としては、平均粒
径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、平均粒径が2μm
以下の耐熱性樹脂粉末を凝集させた凝集粒子、平均粒
径が2〜10μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が2μ
m以下の耐熱性樹脂粉末との混合物、平均粒径が2〜
10μmの耐熱性樹脂粉末の表面に平均粒径が2μm以下
の耐熱性樹脂粉末または無機粉末のいずれか少なくとも
1種を付着させてなる疑似粒子、平均粒径が0.1〜
0.8μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が0.8μ
mを越え、2μm未満の耐熱性樹脂粉末との混合物、
平均粒径が0.1〜1.0μmの耐熱性粉末樹脂粉末を
用いることが望ましい。これらは、より複雑なアンカー
を形成できるからである。
【0033】粗化面の深さは、Rmax=0.01〜2
0μmがよい。密着性を確保するためである。特にセミ
アディティブ法では、0.1〜5μmがよい。密着性を
確保しつつ、無電解めっき膜を除去できるからである。
【0034】前記酸あるいは酸化剤に難溶牲の耐熱性樹
脂としては、「熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂からな
る樹脂複合体」又は「感光性樹脂および熱可塑性樹脂か
らなる樹脂複合体」からなることが望ましい。前者につ
いては耐熱性が高く、後者についてはバイアホール用の
開口をフォトリソグラフィーにより形成できるからであ
る。
【0035】前記熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などを使用でき
る。また、感光化する場合は、メタクリル酸やアクリル
酸などと熱硬化基をアクリル化反応させる。特にエポキ
シ樹脂のアクリレートが最適である。エポキシ樹脂とし
ては、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック
型、などのノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタ
ジエン変成した脂環式エポキシ樹脂などを使用すること
ができる。
【0036】熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルスル
フォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)、ポリフ
ェニレンスルフォン(PPS)、ポリフェニレンサルフ
ァイド(PPES)、ポリフェニルエーテル(PP
E)、ポリエーテルイミド(PI)などを使用できる。
熱硬化性樹脂(感光性樹脂)と熱可塑性樹脂の混合割合
は、熱硬化性樹脂(感光性樹脂)/熱可塑性樹脂=95
/5〜50/50がよい。耐熱性を損なうことなく、高
い靭性値を確保できるからである。
【0037】前記耐熱性樹脂粒子の混合重量比は、耐熱
性樹脂マトリックスの固形分に対して5〜50重量%、
望ましくは10〜40重量%がよい。耐熱性樹脂粒子
は、アミノ樹脂(メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン
樹脂)、エポキシ樹脂などがよい。なお、接着剤は、組
成の異なる2層により構成してもよい。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るプリント配線板
及びその製造方法について図を参照して説明する。先
ず、本発明の第1実施例に係るプリント配線板10の構
成について、図7及び図8を参照して説明する。図7
は、集積回路チップ90搭載前のプリント配線板(パッ
ケージ基板)10の断面を示し、図8は、集積回路チッ
プ90を搭載した状態のプリント配線板10の断面を示
している。図8に示すように、プリント配線板10の上
面側には、集積回路チップ90が搭載され、下面側は、
ドータボード94へ接続されている。
【0039】図7を参照してプリント配線板の構成につ
いて詳細に説明する。該プリント配線板10では、多層
コア基板30の表面及び裏面にビルドアップ配線層80
A、80Bが形成されている。該ビルトアップ層80A
は、バイアホール60及び導体回路58の形成された層
間樹脂絶縁層50と、バイアホール160及び導体回路
158の形成された層間樹脂絶縁層150とからなる。
また、ビルドアップ配線層80Bは、バイアホール60
及び導体回路58の形成された層間樹脂絶縁層50と、
バイアホール160及び導体回路158の形成された層
間樹脂絶縁層150とからなる。
【0040】上面側には、集積回路チップ90のランド
92(図8参照)へ接続するための半田バンプ76Uが
配設されている。半田バンプ76Uはバイアホール16
0及びバイアホール60を介してスルーホール36へ接
続されている。一方、下面側には、ドーターボード(サ
ブボード)94のランド96(図8参照)に接続するた
めの半田バンプ76Dが配設されている。該半田バンプ
76Dは、バイアホール160及びバイアホール60を
介してスルーホール36へ接続されている。該半田バン
プ76U、76Dは、ソルダーレジスト70の開口71
内の導体回路158及びバイアホール160上に、ニッ
ケルめっき層72、金めっき層74が形成された半田パ
ッド75に半田が配設されてなる。
【0041】図8に示すようにプリント配線板10とI
Cチップ90との間には樹脂封止を行うアンダーフィル
88が配設されている。同様に、プリント配線板10と
マザーボード84との間にアンダーフィル88が配設さ
れている。ここで、ビルトアップ層80Aの上側及びビ
ルトアップ層80Bの下側のアンダーフィル88の表面
は、共に後述するようにプラズマ処理により、接触角度
8°〜40°となるように粗化されている。これによ
り、アンダーフィル88との密着性が改善されて、両者
の界面から水分が侵入し、半田バンプ276に半田のマ
イグレーションが発生し、半田バンプ相互の短絡が生じ
ることを防いでいる。
【0042】引き続き、図7に示すプリント配線板を製
造する方法について一例を挙げて具体的に説明する。ま
ず、A.無電解めっき用接着剤、B.層間樹脂絶縁剤、
C.樹脂充填剤、D.ソルダーレジストの組成について
説明する。
【0043】A.無電解めっき用接着剤調製用の原料組
成物(上層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )3.15
重量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、
NMP 3.6重量部を攪拌混合して得た。
【0044】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 1.0μmのものを 7.2重量
部、平均粒径 0.5μmのものを3.09重量部、を混合した
後、さらにNMP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌
混合して得た。
【0045】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP 1.5重量
部を攪拌混合して得た。
【0046】B.層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成物
(下層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )4重
量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、N
MP 3.6重量部を攪拌混合して得た。
【0047】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 0.5μmのものを 14.49重
量部、を混合した後、さらにNMP30重量部を添加し、
ビーズミルで攪拌混合して得た。
【0048】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP1.5 重量
部を攪拌混合して得た。
【0049】C.樹脂充填剤調製用の原料組成物 〔樹脂組成物〕ビスフェノールF型エポキシモノマー
(油化シェル製、分子量310 、YL983U)100重量部、表
面にシランカップリング剤がコーティングされた平均粒
径 1.6μmのSiO2 球状粒子(アドマテック製、CRS 11
01−CE、ここで、最大粒子の大きさは後述する内層銅パ
ターンの厚み(15μm)以下とする) 170重量部、レベ
リング剤(サンノプコ製、ペレノールS4)1.5 重量部
を攪拌混合することにより、その混合物の粘度を23±1
℃で45,000〜49,000cps に調整して得た。 〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤(四国化成製、
2E4MZ-CN)6.5 重量部。
【0050】D.ソルダーレジスト組成物 DMDGに溶解させた60重量%のクレゾールノボラック
型エポキシ樹脂(日本化薬製)のエポキシ基50%をアク
リル化した感光性付与のオリゴマー(分子量4000)を 4
6.67g、メチルエチルケトンに溶解させた80重量%のビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル製、エピコ
ート1001)15.0g、イミダゾール硬化剤(四国化成製、
2E4MZ-CN)1.6 g、感光性モノマーである多価アクリル
モノマー(日本化薬製、R604 )3g、同じく多価アク
リルモノマー(共栄社化学製、DPE6A ) 1.5g、分散系
消泡剤(サンノプコ社製、S−65)0.71gを混合し、さ
らにこの混合物に対して光開始剤としてのベンゾフェノ
ン(関東化学製)を2g、光増感剤としてのミヒラーケ
トン(関東化学製)を 0.2g加えて、粘度を25℃で2.0P
a・sに調整したソルダーレジスト組成物を得た。な
お、粘度測定は、B型粘度計(東京計器、 DVL-B型)で
60rpmの場合はローターNo.4、6rpm の場合はローター
No.3によった。
【0051】引き続き、図1〜図7を参照してプリント
配線板10の製造方法を説明する。 E.プリント配線板の製造 (1) 厚さ1mmのガラスエポキシ樹脂またはBT(ビスマ
レイミドトリアジン)樹脂からなる基板30の両面に18
μmの銅箔32がラミネートされている銅張積層板30
Aを出発材料とした(図1(A)参照)。まず、この銅
張積層板30Aをドリル削孔し、無電解めっき処理を施
し、パターン状にエッチングすることにより、基板30
の両面に内層銅パターン34とスルーホール36を形成
した(図1(B))。
【0052】(2) 内層銅パターン34およびスルーホー
ル36を形成した基板30を水洗いし、乾燥した後、酸
化浴(黒化浴)として、NaOH(10g/l),NaClO
2 (40g/l),Na3 PO4 (6g/l)、還元浴とし
て、NaOH(10g/l),NaBH4 (6g/l)を用いた酸
化−還元処理により、内層銅パターン34およびスルー
ホール36の表面に粗化層38を設けた(図1(C)参
照)。
【0053】(3) Cの樹脂充填剤調製用の原料組成物を
混合混練して樹脂充填剤を得た。 (4) 前記(3) で得た樹脂充填剤40を、調製後24時間以
内に基板30の両面にロールコータを用いて塗布するこ
とにより、導体回路(内層銅パターン)34と導体回路
34との間、及び、スルーホール36内に充填し、70
℃,20分間で乾燥させ、他方の面についても同様にして
樹脂充填剤40を導体回路34間あるいはスルーホール
36内に充填し、70℃,20分間で加熱乾燥させた(図1
(D)参照)。
【0054】(5) 前記(4) の処理を終えた基板30の片
面を、#600 のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いた
ベルトサンダー研磨により、内層銅パターン34の表面
やスルーホール36のランド36a表面に樹脂充填剤4
0が残らないように研磨し、次いで、前記ベルトサンダ
ー研磨による傷を取り除くためのバフ研磨を行った。こ
のような一連の研磨を基板の他方の面についても同様に
行った(図2(E)参照)。次いで、100 ℃で1時間、
120 ℃で3時間、 150℃で1時間、 180℃で7時間の加
熱処理を行って樹脂充填剤40を硬化した。
【0055】このようにして、スルーホール36等に充
填された樹脂充填剤40の表層部および内層導体回路3
4上面の粗化層38を除去して基板30両面を平滑化し
た上で、樹脂充填剤40と内層導体回路34の側面とが
粗化層38を介して強固に密着し、またスルーホール3
6の内壁面と樹脂充填剤40とが粗化層38を介して強
固に密着した配線基板を得た。即ち、この工程により、
樹脂充填剤40の表面と内層銅パターン34の表面が同
一平面となる。
【0056】(6) 導体回路34を形成した基板30にア
ルカリ脱脂してソフトエッチングして、次いで、塩化パ
ラジウウムと有機酸からなる触媒溶液で処理して、Pd
触媒を付与し、この触媒を活性化した後、硫酸銅3.9
1×10-2mol/l、硫酸ニッケル3.75×10-3
mol/l、クエン酸ナトリウム7.75×10-2mo
l/l、次亜リン酸ナトリウム3.3×10-1mol/
l、界面活性剤(日信化学工業製、サーフィール46
5)1.1×10-4mol/l、PH=9からなる無電
解めっき液に浸積し、浸漬1分後に、4秒当たり1回に
割合で縦、および、横振動させて、導体回路34および
スルーホール36のランド36aの表面にCu−Ni−
Pからなる針状合金の被覆層と粗化層42を設けた(図
2(F)参照)。
【0057】さらに、ホウフっ化スズ0.1mol/
l、チオ尿素1.0mol/l、温度35℃、PH=
1.2の条件でCu−Sn置換反応させ、粗化層の表面
に厚さ0.3μmSn層(図示せず)を設けた。
【0058】(7) Bの層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成
物を攪拌混合し、粘度1.5 Pa・sに調整して層間樹脂絶
縁剤(下層用)を得た。次いで、Aの無電解めっき用接
着剤調製用の原料組成物を攪拌混合し、粘度7Pa・sに
調整して無電解めっき用接着剤溶液(上層用)を得た。
【0059】(8) 前記(6) の基板の両面に、前記(7) で
得られた粘度 1.5Pa・sの層間樹脂絶縁剤(下層用)4
4を調製後24時間以内にロールコータで塗布し、水平状
態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベー
ク)を行い、次いで、前記(7)で得られた粘度7Pa・s
の感光性の接着剤溶液(上層用)46を調製後24時間以
内に塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃で30
分の乾燥(プリベーク)を行い、厚さ35μmの接着剤層
50αを形成した(図2(G)参照)。
【0060】(9) 前記(8) で接着剤層を形成した基板3
0の両面に、図2(H)に示すように85μmφの黒円5
1aが印刷されたフォトマスクフィルム51を密着さ
せ、超高圧水銀灯により 500mJ/cm2 で露光した。これ
をDMTG溶液でスプレー現像し、さらに、当該基板3
0を超高圧水銀灯により3000mJ/cm2 で露光し、100 ℃
で1時間、120 ℃で1時間、その後 150℃で3時間の加
熱処理(ポストベーク)をすることにより、フォトマス
クフィルムに相当する寸法精度に優れた85μmφの開口
(バイアホール形成用開口)48を有する厚さ35μmの
層間樹脂絶縁層(2層構造)50を形成した(図3
(I)参照)。なお、バイアホールとなる開口48に
は、スズめっき層(図示せず)を部分的に露出させた。
【0061】(10)開口48が形成された基板30を、ク
ロム酸に19分間浸漬し、層間樹脂絶縁層50の表面に存
在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去することにより、当
該層間樹脂絶縁層50の表面を粗化し(図3(J)参
照)、その後、中和溶液(シプレイ社製)に浸漬してか
ら水洗いした。さらに、粗面化処理(粗化深さ6μm)
した該基板の表面に、パラジウム触媒(アトテック製)
を付与することにより、層間樹脂絶縁層50の表面およ
びバイアホール用開口48の内壁面に触媒核を付けた。
【0062】(11)以下に示す組成の無電解銅めっき水溶
液中に基板を浸漬して、粗面全体に厚さ0.6 μmの無電
解銅めっき膜52を形成した(図3(K))。 〔無電解めっき水溶液〕 EDTA 150 g/l 硫酸銅 20 g/l HCHO 30 ml/l NaOH 40 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l PEG 0.1 g/l 〔無電解めっき条件〕70℃の液温度で30分
【0063】(12)前記(11)で形成した無電解銅めっき膜
52上に市販の感光性ドライフィルムを張り付け、マス
クを載置して、100 mJ/cm2 で露光、0.8 %炭酸ナトリ
ウムで現像処理し、厚さ15μmのめっきレジスト54を
設けた(図3(L)参照)。
【0064】(13)ついで、レジスト非形成部分に以下の
条件で電解銅めっきを施し、厚さ15μmの電解銅めっき
膜56を形成した(図4(M)参照)。 〔電解めっき水溶液〕 硫酸 180 g/l 硫酸銅 80 g/l 添加剤(アトテックジャパン製、カパラシドGL) 1 ml/l 〔電解めっき条件〕 電流密度 1A/dm2 時間 30分 温度 室温
【0065】(14)めっきレジスト54を5%KOHで剥
離除去した後、そのめっきレジスト下の無電解めっき膜
52を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処理して
溶解除去し、無電解銅めっき膜52と電解銅めっき膜5
6からなる厚さ18μmの導体回路58及びバイアホール
60を形成した(図4(N))。
【0066】(15)(6) と同様の処理を行い、導体回路5
8及びバイアホール60の表面にCu-Ni-P からなる粗化
面62を形成し、さらにその表面にSn置換を行った(図
4(O)参照)。 (16)前記(7) 〜(15)の工程を繰り返すことにより、さら
に上層の層間樹脂絶縁層150を設けてから導体回路1
58及びバイアホール160を形成し、多層配線基板を
得た(図4(P)参照)。但し、該導体回路158及び
バイアホール160の表面に形成した粗化面62では、
Sn置換を行わなかった。
【0067】(17)前記(16)で得られた基板30両面に、
上記D.にて説明したソルダーレジスト組成物70αを
20μmの厚さで塗布した(図5(Q)参照)。次いで、
70℃で20分間、70℃で30分間の乾燥処理を行った後、円
パターン(マスクパターン)が描画された厚さ5mmのフ
ォトマスクフィルム(図示せず)を密着させて載置し、
1000mJ/cm2 の紫外線で露光し、DMTG現像処理した。そ
してさらに、80℃で1時間、 100℃で1時間、 120℃で
1時間、 150℃で3時間の条件で加熱処理し、はんだパ
ッド部分(バイアホールとそのランド部分を含む)に開
口(開口径 200μm)71を有するソルダーレジスト層
(厚み20μm)70を形成した(図5(R)参照)。
【0068】(18)次に、ソルダーレジスト層70を形成
した基板30に、酸素プラズマ73によって、開口71
内の金属表面(導体回路158及びバイアホール160
の粗化面162の表面)の有機残渣、および、ソルダー
レジスト層70の表面の酸化膜層を除去すると共に粗化
層(図示せず)を形成させた。該酸素プラズマ処理に
は、九州松下製プラズマクリーニング装置(PC12F
−G型)を用い、真空状態にした中に、プラズマ放射量
800W、酸素供給量300sec./M、酸素供給圧
0.15MPa、処理時間10分で行った。この処理に
より、ソルダーレジスト層70表面の接触角度を下げ
た。
【0069】(19)プラズマ処理後、塩化ニッケル2.3
1×10-1mol/l、次亜リン酸ナトリウム2.84
×10-1mol/l、クエン酸ナトリウム1.55×1
-1mol/l、からなるpH=4.5の無電解ニッケ
ルめっき液に該基板30を20分間浸漬して、開口部に
厚さ5μmのニッケルめっき層72を形成した。さら
に、その基板を、シアン化金カリウム7.61×10-3
mol/l、塩化アンモニウム1.87×10-1mol
/l、クエン酸ナトリウム1.16×10-1mol/
l、次亜リン酸ナトリウム1.70×10-1mol/l
からなる無電解金めっき液に80℃の条件で7分20秒間
浸漬して、ニッケルめっき層上に厚さ0.03μmの金めっ
き層74を形成することで、バイアホール160及び導
体回路158に半田パッド75を形成した(図6(T)
参照)。
【0070】(20)そして、ソルダーレジスト層70の開
口部71に、半田ペーストを印刷して200℃でリフロー
することにより、半田バンプ(半田体)76U、76D
を形成し、プリント配線板10を形成した(図6(U)
参照)。
【0071】(21)その後、チェッカー工程で、プリント
配線板10の接続試験を行った。このチェッカー工程で
は、金属製のプローブを該半田バンプ76U、76Dに
当てて、プリント配線板内の短絡・断線を確認した。更
に、印刷工程を経て、製品番号等の印刷を行った。
【0072】(22)最後に、図6(V)に示すよう上述し
た(18)の工程と同様に、酸素プラズマ73によって、半
田バンプ76U、76Dの表面の汚染(特に、上記チェ
ッカー工程及び印刷工程で付着した油脂類)、および、
ソルダーレジスト層70の表面の酸化膜層を除去すると
共に粗化層(図示せず)を形成させた。該酸素プラズマ
処理には、(18)の工程と同様に九州松下製プラズマクリ
ーニング装置(PC12F−G型)を用い、真空状態に
した中に、プラズマ放射量800W、酸素供給量300
sec./M、酸素供給圧0.15MPa、処理時間1
0分で行った。この処理により、ソルダーレジスト層7
0表面を、接触角度40°以下で8°に近い値まで低下
させ、最大粗さ(Rmax )を0.1mm〜100nmにす
ることで、図7に示すプリント配線板10を完成した。
【0073】引き続き、該プリント配線板10へのIC
チップの載置及び、ドータボード94への取り付けにつ
いて、図8を参照して説明する。完成したプリント配線
板10の半田バンプ76UにICチップ90の半田パッ
ド92が対応するように、ICチップ90を載置し、リ
フローを行うことで、ICチップ90の取り付けを行
う。その後、ICチップ90とプリント配線板10との
間に、アンダーフィル88となる封止樹脂を充填する。
同様に、リフローによりプリント配線板10の半田バン
プ76Dにドータボード94を取り付け、アンダーフィ
ル88となる封止樹脂を充填する。
【0074】この第1実施例の製造方法では、半田バン
プの形成前に酸素プラズマ73によって、ソルダーレジ
スト層70の表面を粗化した後、更に、半田バンプの形
成後に酸素プラズマ73によって、ソルダーレジスト層
70の表面を粗化するので、ソルダーレジスト層70表
面の接触角度8°に近い値まで低下さ得る。このため、
ソルダーレジスト層70とアンダーフィル88との密着
性を非常に高めることが可能になり、ソルダーレジスト
層70とアンダーフィル88との界面を介しての水分の
侵入をほぼ完全に防ぐことができる。
【0075】引き続き、本発明の第2実施例に係るプリ
ント配線板の製造方法について説明する。上述した第1
実施例では、半田バンプの形成前及び半田バンプの形成
後に、酸素プラズマ73によってソルダーレジスト層7
0の表面を2回粗化した。これに対して、この第2実施
形態では、半田バンプの形成前に、酸素プラズマ73に
よってソルダーレジスト層70の表面を1回粗化した。
他の工程は、上述した第1実施例と同様であるため、説
明を省略する。
【0076】(比較例)引き続き、該第2実施例に係る
製造方法と、比較例に係る製造方法によるプリント配線
板との比較試験の結果を説明する。この比較例のプリン
ト配線板は、基本的に第2実施例と同様であるが、酸素
プラズマによるソルダーレジスト層の表面処理を実施し
なかった。
【0077】第2実施例および比較例で製造されたプリ
ント配線板について、ソルダーレジスト層表面の接触角
度、ニッケルめっき層、および、金めっき層の反応不良
発生率、厚み、半田バンプとの接続不良の発生率、実装
後のアンダーフィルとのピール強度、PCT試験による
信頼性試験を行った。この実施例と比較例の評価結果を
図11の図表中に示す。当該試験で、接触角度は、エル
マ販売(株)製 エルマ接触角測定360型にて測定し
た。反応不良発生率は顕微鏡(×50)にて測定を行
い、めっき層の厚みは、電子顕微鏡(×1000)にて
測定を行った。導通不良発生率は半田バンプと該当配線
との導通試験を行い測定した。ピール強度は、ソルダー
レジスト層にアンダーフィルを塗布、硬化後に、ピール
測定を実施した。信頼性試験は、PCT試験(温度12
0℃、圧力2気圧、200時間)後、ICチップとの導
通の確認を行い、動作異常の発生率を調べた。
【0078】第2実施例のプリント配線板は、濡れ性
(接触角度35°)が向上し、アンターフィルとの密着
性が高まっている(ピール強度15kgf/cm2 )。こ
れにより、PCT試験においても異常が発生しなかっ
た。更に、金属表面(導体回路158及びバイアホール
160の粗化面62の表面)の有機残渣が酸素プラズマ
で除去されるため、ニッケルめっき層、および、金めっ
き層の反応不良発生率が低減している。なお、めっき層
の厚みは比較例と同等であった。
【0079】引き続き、本発明の第3実施例に係るプリ
ント配線板の製造方法について説明する。上述した第1
実施例では、半田バンプの形成前及び半田バンプの形成
後に、酸素プラズマ73によってソルダーレジスト層7
0の表面を2回粗化した。これに対して、この第3実施
形態では、半田バンプの形成後に、酸素プラズマ73に
よってソルダーレジスト層70の表面を1回粗化した。
他の工程は、上述した第1実施例と同様であるため、説
明を省略する。
【0080】第3実施例および第2実施例の比較に用い
たプリント配線板について、ソルダーレジスト層表面の
接触角度、ニッケルめっき層、および、金めっき層の反
応不良発生率、厚み、半田バンプとの接続不良の発生
率、実装後のアンダーフィルとのピール強度、PCT試
験による信頼性試験を行った。この実施例と比較例の評
価結果を図12の図表中に示す。当該試験で、接触角度
は、エルマ販売(株)製エルマ接触角測定360型にて
測定した。最大粗さは、Digital Instruments社製 Nan
oScope2 にて測定を行った。実装不良発生率は顕微鏡
(×1000)で接続の検査を実施し、ICチップとの
バンプの接続不良をカウントした。ピール強度は、ソル
ダーレジスト層にアンダーフィルを塗布、硬化後に、ピ
ール測定を実施した。信頼性試験は、PCT試験(温度
120℃、圧力2気圧、200時間)後、ICチップと
の導通の確認を行い、動作異常の発生率を調べた。
【0081】第3実施例のプリント配線板は、濡れ性
(接触角度30°)が向上し、表面が粗され(最大粗さ
(Rmax )20.0nm)ているため、アンターフィル
との密着性が高まっている(ピール強度17kgf/cm
2 )。これにより、PCT試験においても異常が発生し
なかった。更に、半田バンプ76U、76Dの表面の汚
れ(チェッカー工程及び印刷工程で付着した油脂類等)
が除去されているため、ICチップとの接続不良の発生
率が低下している(発生率0%)。
【0082】引き続き、図9を参照して本発明の第4実
施例に係るプリント配線板について説明する。上述した
第1〜第3実施例では、導体回路158及びバイアホー
ル160の粗化層162の上方に配設されたニッケルめ
っき層及び金めっき層を介して半田バンプが形成されて
いたが、この第4実施例では、導体回路158及びバイ
アホール160の粗化層162の上方に半田バンプ76
U、76Dが直接形成されている。係る、プリント配線
板においても、第1実施例と同様に、半田バンプの形成
前及び半田バンプの形成後に、酸素プラズマ73によっ
てソルダーレジスト層70の表面を2回粗化すること
も、また、第2、第3実施形態と同様に半田バンプの形
成後又は前に、酸素プラズマ73によってソルダーレジ
スト層70の表面を1回粗化することも可能である。
【0083】引き続き、図10を参照して本発明の第5
実施例に係るプリント配線板について説明する。上述し
た第1〜第4実施例では、半田パッドとして作用するバ
イアホール160は、ソルダーレジスト層70により、
その一部分が露出した形態に形成されていた。これに対
して、第5実施例のプリント配線板では、バイアホール
160は、ソルダーレジスト層70から全部が露出され
るよう形成されている。この第5実施例のプリント配線
板では、ソルダーレジスト70の開口71の位置ずれの
許容範囲を大きくすることができる。この第5実施例の
プリント配線板でも、第1実施例と同様に、半田バンプ
の形成前及び半田バンプの形成後に、酸素プラズマ73
によってソルダーレジスト層70の表面を2回粗化する
ことも、また、第2、第3実施形態と同様に半田バンプ
の形成後又は前に、酸素プラズマ73によってソルダー
レジスト層70の表面を1回粗化することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、図1(B)、図1(C)、図1
(D)は、本発明の第1実施例に係るプリント配線板の
製造方法の工程図である。
【図2】図2(E)、図2(F)、図2(G)、図2
(H)は、本発明の第1実施例に係るプリント配線板の
製造方法の工程図である。
【図3】図3(I)、図3(J)、図3(K)、図3
(L)は、本発明の第1実施例に係るプリント配線板の
製造方法の工程図である。
【図4】図4(M)、図4(N)、図4(O)、図4
(P)は、本発明の第1実施例に係るプリント配線板の
製造方法の工程図である。
【図5】図5(Q)、図5(R)、図5(S)は、本発
明の第1実施例に係るプリント配線板の製造方法の工程
図である。
【図6】図6(T)、図6(U)、図6(V)は、本発
明の第1実施例に係るプリント配線板の製造方法の工程
図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る製造方法によるプリ
ント配線板の断面図である。
【図8】本発明の第1実施例に係る製造方法によるプリ
ント配線板にICチップを載置させた状態を示す断面図
である。
【図9】本発明の第4実施例に係る製造方法によるプリ
ント配線板の断面図である。
【図10】本発明の第5実施例に係る製造方法によるプ
リント配線板の断面図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る製造方法によるプ
リント配線板と比較例のプリント配線板との試験結果を
示す図表である。
【図12】本発明の第3実施例に係る製造方法によるプ
リント配線板と比較例のプリント配線板との試験結果を
示す図表である。
【図13】従来技術に係る製造方法によるプリント配線
板の断面図である。
【符号の説明】
30 コア基板 50 層間樹脂絶縁層 58 導体回路 60 バイアホール 70 ソルダーレジスト 71 開口 72 ニッケルめっき層 74 金めっき層 75 半田パッド 150 層間樹脂絶縁層 158 導体回路 160 バイアホール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月19日(1999.1.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き Fターム(参考) 5E314 AA24 BB03 BB12 CC11 CC20 DD02 GG26 5E319 AA03 AA08 AB05 AC01 AC11 BB02 CC33 CD01 CD25 GG03 5E346 AA06 AA41 CC08 CC52 CC57 CC58 DD15 FF04 GG15 GG16 GG17 GG22 GG27 HH31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された半田パッドとなる導
    体上に、ソルダーレジスト層が形成され、該ソルダーレ
    ジスト層には、半田パッドとなる導体の少なくとも一部
    を露出させる開口を設けて、その開口部に半田バンプが
    形成されてなるプリント配線基板において、 ソルダーレジスト層の表面は、接触角度8〜40°を有
    することを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 ソルダ−レジスト表面の最大粗さ(Rma
    x )0.1〜100nmにすること特徴とするプリント
    配線基板。
  3. 【請求項3】 前記開口には、ニッケルめっき層及び金
    めっき層が形成されてなる請求項1または2に記載のプ
    リント配線基板。
  4. 【請求項4】 前記半田パッドとなる導体表面には、粗
    化面が形成されてなる請求項1〜3に記載のプリン配線
    基板。
  5. 【請求項5】 基板上に半田パッドとなる導体を形成す
    る工程と、 該基板上に、半田パッドとなる導体の少なくとも一部を
    露出させる開口を設けてソルダーレジスト層を形成する
    工程と、 前記導体上にニッケルめっき層及び金めっき層を形成し
    た後、または、前記導体上に直接、半田バンプを形成す
    る工程と、 前記ソルダーレジスト表面を気体プラズマ処理する工程
    と、を備えることを特徴とするプリント配線基板の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記プラズマ処理は、酸素、窒素、炭酸
    ガス、四フッ化炭素から選ばれる少なくとも1種以上で
    ある請求項5に記載のプリント配線基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記プラズマ処理は、プラズマの放射量
    500〜1000Wで、酸素プラズマにより1〜15分
    間処理する請求項5に記載のプリント配線基板の製造方
    法。
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