JP2000021833A - 半導体ウエハのスピン洗浄装置 - Google Patents

半導体ウエハのスピン洗浄装置

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JP2000021833A
JP2000021833A JP10187604A JP18760498A JP2000021833A JP 2000021833 A JP2000021833 A JP 2000021833A JP 10187604 A JP10187604 A JP 10187604A JP 18760498 A JP18760498 A JP 18760498A JP 2000021833 A JP2000021833 A JP 2000021833A
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JP
Japan
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wafer
cleaning liquid
semiconductor wafer
liquid supply
supply port
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JP10187604A
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English (en)
Inventor
Tomomi Echigo
智美 越後
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Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない洗浄液の使用で効果的に洗浄を行うこ
とのできる形状の洗浄液供給口を備えた半導体ウエハの
スピン洗浄装置の提供にある。 【解決手段】 半導体ウエハMを載置するウエハ受け台
22と、該ウエハ受け台22の上側に臨んで配置され中
央部に洗浄液供給口である十字状のスリット16bが設
けられた蓋16とを有し、該ウエハ受け台22上に半導
体ウエハMを載せ高速回転させながら前記蓋16のスリ
ット16bから洗浄液を供給して半導体ウエハM面を洗
浄するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハに洗
浄液を供給しながら回転させて洗浄する半導体ウエハの
スピン洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような目的に用いる半導体
ウエハのスピン洗浄装置として、図3(a)に示す形式
のものがある。この半導体ウエハのスピン洗浄装置20
は、図に示すように、被洗浄物である半導体ウエハMを
載置するための円盤状のウエハ受け台22を有してお
り、該ウエハ受け台22の下面中心部には回転軸24が
取り付けられていて、該回転軸24は下方に延び図示せ
ぬ駆動装置により高速回転するように構成されている。
従って、ウエハ受け台22も高速回転するようになって
いる。
【0003】また、ウエハ受け台22の上側には、近接
離隔自在に構成された蓋26が配置されている。該蓋2
6は、平面図の図3(b)、底面図の(c)に示すよう
に、その形状がほぼ円形で、周縁部26aが下方に延設
されていて、ウエハ受け台22に近接した位置で、ウエ
ハ受け台22の上面と側面とを覆えるように構成されて
いる。また、蓋26の中心部には円筒状の洗浄液供給ノ
ズル28が固着されており、該ノズル28の中心位置に
あたる蓋26には円形貫通口からなる洗浄液供給口26
bが設けられている。
【0004】ウエハMの洗浄は、先ずウエハMをウエハ
受け台22にセットする。次に、蓋26をウエハ受け台
22に近接させて、図3(d)に示すように、ウエハ受
け台22の上面と側面とを覆い、この状態でウエハ受け
台22を高速回転させるとともに、洗浄液供給ノズル2
8から洗浄液供給口26bを介してウエハMの上面に洗
浄液を供給する。ウエハMの上面に供給された洗浄液
は、ウエハMが高速回転しているので、遠心力によって
外側へと移動し、最終的にはウエハMの外周部からはじ
き出されて、蓋26の周縁部26aに当たり下方へと落
下する。
【0005】ウエハ受け台22の回転と洗浄液供給口2
6bからの洗浄液の供給とを所定時間行うと、ウエハM
の上面のパーティクル等の汚れ物質を洗い流すことがで
き、洗浄液の供給を止めることによって洗浄が完了す
る。なお、洗浄が最終的な段階である純水による場合
は、ウエハ受け台22の回転をさらに行うことにより、
ウエハMの乾燥も行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の半導体ウエハの
スピン洗浄装置の場合、洗浄液供給口が円形なので、洗
浄液供給口に対向するウエハの面に洗浄液の衝突で気泡
を巻き込みやすく、かつこの気泡が外側に排除されにく
いので、この部分の洗浄を完了させるまで時間がかかり
洗浄液を多量に使用しなければならないという問題があ
る。
【0007】本発明は、少ない洗浄液の使用で効果的に
洗浄を行うことのできる形状の洗浄液供給口を備えた半
導体ウエハのスピン洗浄装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明は、次のような手段を採用した。本発明に係
る半導体ウエハのスピン洗浄装置は、半導体ウエハを載
置するウエハ受け台と、該ウエハ受け台の上側に臨んで
配置され中央部に洗浄液供給口が設けられた蓋とを有
し、該ウエハ受け台上に半導体ウエハを載せ高速回転さ
せながら前記蓋の洗浄液供給口から洗浄液を供給して半
導体ウエハ面を洗浄するようにした半導体ウエハのスピ
ン洗浄装置において、前記洗浄液供給口をスリットにし
たことを特徴としている。
【0009】なお、スリットは、蓋の中心部から放射状
に広がるように形成してもよく、あるいはこの一種であ
るが蓋の中心部で交差する十字状に形成してもよい。
【0010】本発明は、このように構成したので、ウエ
ハ受け台を高速回転させ、洗浄液供給口から半導体ウエ
ハの上面に洗浄液を供給すると、洗浄液はスリットの型
で、すなわち断面が長方形の状態でウエハ面に当たる。
ウエハは高速回転しているので、洗浄液供給口に対向す
るウエハ面は、あたかも回転する刷毛を当てるようにな
り、さらに当たった洗浄液は遠心力で回転中心から渦巻
き状になって外側に流れていく。その際、洗浄液供給口
からウエハ面に当たった洗浄液によってウエハ面に気泡
を巻き込んでも、洗浄液供給口の他の部分から供給され
た洗浄液によって外側に放出されてしまう。
【0011】なお、スリットを蓋の中心部から放射状に
広がるように形成すれば、複雑な液流が生じ洗浄効果を
高めることが可能となり、簡単な十字状でも十分な効果
を得ることができる。
【0012】このため、洗浄液の使用量を従来よりも少
なくすることができ、スリットの開口面積を従来の円形
の貫通口に比べて数分の1以下にしたものを用いること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る半導体ウエハのスピン洗浄装置の実施の形態につい
て説明する。なお、従来の技術の項で説明した部材と同
一あるいは相当するものには同一符号を付す。
【0014】図1に、本発明の実施の形態を示す。この
半導体ウエハのスピン洗浄装置10は、図に示すよう
に、被洗浄物である半導体ウエハMを載置するための円
盤状のウエハ受け台22を有しており、該ウエハ受け台
22の下面中心部には回転軸24が取り付けられてい
て、該回転軸24は下方に延び図示せぬ駆動装置により
高速回転するように構成されている。
【0015】また、ウエハ受け台22の上側には、近接
離隔自在に構成された蓋16が配置されている。該蓋1
6は、平面図の図1(b)、底面図の(c)に示すよう
に、その形状が円形で、周縁部16aが下方に延設され
ていて、ウエハ受け台22に近接した位置で、ウエハ受
け台22の上面と側面とを覆えるように構成されてい
る。また、蓋16の中心部には円筒状の洗浄液供給ノズ
ル28が固着されており、該ノズル28の中心位置にあ
たる蓋16には十字状のスリット16bが設けられてい
る。このスリット16bが洗浄液供給口となる。
【0016】ウエハMの洗浄は、先ずウエハMをウエハ
受け台22にセットする。なお、ここではウエハMを固
定するチャッキングの構造などは省略している。次に、
蓋16をウエハ受け台22に近接させて、ウエハ受け台
22の上面と側面とを覆い、この状態でウエハ受け台2
2を高速回転させるとともに、洗浄液供給ノズル28か
ら洗浄液供給口16bを介してウエハMの上面に洗浄液
を供給する。
【0017】ウエハMの上面に供給された洗浄液はスリ
ットの型で、すなわち十字状にウエハM面に当たる。ウ
エハMは高速回転しているので、スリット16bに対向
するウエハM面は、あたかも回転する十字状の刷毛を当
てるようになり、さらに当たった洗浄液は遠心力で、図
1(d)に示すように、回転中心から渦巻き状になって
外側に流れていく。その際、スリット16bからウエハ
M面に当たった洗浄液によりウエハM面に気泡が生じて
も、スリット16bの他の部分、例えば隣り合うスリッ
ト16bから供給された洗浄液に巻き込まれて外側に放
出されてしまう。このように、洗浄液供給口を十字状の
スリット16bにしたので、複雑な液流が生じ洗浄効果
を高めることができる。
【0018】このため、洗浄液の使用量を従来よりも少
なくすることができ、スリットの開口面積を従来の円形
の貫通口に比べて数分の1以下にしたものを用いること
ができる。例えば、図2に示すように、従来の円形の洗
浄液供給口の直径を10mmとすれば、開口面積は7
8.5mm3であるが、この円形内に収まる範囲で幅1
mmの十字のスリットにすれば、その開口面積は19m
m3となり、約1/4となる。また、幅0.5mmにす
れば開口面積は9.75mm3となって約1/8とな
る。なお、幅0.5mmで蓋16の中心部から放射状に
広がるように6本あるいは8本からなるスリット16b
に構成してもその面積は、円形のものに比べ1/4〜1
/8となる。この範囲で円形と同等の洗浄力を得ること
ができる。
【0019】なお、上記実施の形態では、洗浄液供給ノ
ズル28として円筒形のものを用いたが、蓋16に設け
たスリット16bと同じ形状の断面の穴を有するものを
用いてもよいことは当然である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄液供給口をスリットにしたので、洗浄液を供給する
と、洗浄液はスリットの型でウエハ面に当たり、ウエハ
面は、あたかも回転する刷毛を当てるようになり、さら
に当たった洗浄液は遠心力で回転中心から渦巻き状にな
って外側に流れていくので、ウエハ面に気泡が生じて
も、洗浄液供給口の他の部分から供給された洗浄液によ
って外側に放出されてしまうとともに、複雑な液流とな
るので洗浄液の使用量を少なくすることができる。この
ため、洗浄液供給口の開口面積を少なくすることができ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体ウエハの洗浄装置の実施の
形態を示す図である。
【図2】従来の円形の洗浄液供給口と実施の形態に示す
洗浄液供給口との開口面積の比較図である。
【図3】従来の半導体ウエハの洗浄装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 半導体ウエハの洗浄装置 16 蓋 16a 周縁部 16b スリット(洗浄液供給口) 20 従来の半導体ウエハの洗浄装置 22 ウエハ受け台 24 回転軸 26 蓋 26b 洗浄液供給口 28 洗浄液供給ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを載置するウエハ受け台
    と、該ウエハ受け台の上側に臨んで配置され中央部に洗
    浄液供給口が設けられた蓋とを有し、該ウエハ受け台上
    に半導体ウエハを載せ高速回転させながら前記蓋の洗浄
    液供給口から洗浄液を供給して半導体ウエハ面を洗浄す
    るようにした半導体ウエハのスピン洗浄装置において、 前記洗浄液供給口をスリットにしたことを特徴とする半
    導体ウエハのスピン洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記スリットを、蓋の中心部から放射状
    に広がるように形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の半導体ウエハのスピン洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記スリットを、蓋の中心部で交差する
    十字状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の半
    導体ウエハのスピン洗浄装置。
JP10187604A 1998-07-02 1998-07-02 半導体ウエハのスピン洗浄装置 Pending JP2000021833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2002056251A1 (ja) * 2000-12-27 2004-05-20 三菱電機株式会社 画像処理装置及びそれを搭載したエレベータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09171985A (ja) * 1995-12-21 1997-06-30 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板洗浄装置および基板洗浄方法
JPH10106996A (ja) * 1996-10-01 1998-04-24 Fujitsu Ltd 洗浄装置及び洗浄方法

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