JP2000133626A - 基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄装置

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JP2000133626A
JP2000133626A JP10303704A JP30370498A JP2000133626A JP 2000133626 A JP2000133626 A JP 2000133626A JP 10303704 A JP10303704 A JP 10303704A JP 30370498 A JP30370498 A JP 30370498A JP 2000133626 A JP2000133626 A JP 2000133626A
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Hideo Kinoshita
英雄 木下
Yasuki Sakata
泰樹 坂田
Akihiro Onishi
紹弘 大西
Akihiro Tomosawa
明弘 友澤
Nobuyasu Hiraoka
伸康 平岡
Koji Nishi
幸治 西
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波を付与した洗浄液を供給して基板裏面
を洗浄する際に、基板表面へのパーティクルの再付着を
防止するとともに、超音波によって基板表面が損傷しな
いようにする。 【解決手段】 基板Wの表面を下方に向けた状態でメカ
式スピンチャック10を介して基板Wを回転させ、基板
Wの裏面に向けて第1の洗浄液供給ノズル17から超音
波を付与しながら洗浄液を供給して基板Wの裏面を洗浄
する基板洗浄装置において、基板Wの下方からその表面
に向けて、第2の洗浄液供給ノズル20から放射状に洗
浄液を供給する。洗浄液は基板Wの表面に薄く拡がりる
ので基板表面へパーティクルが再付着することがなく、
しかも、基板表面で洗浄液が局部的に厚くなる個所がな
いので、基板Wの裏面側から基板表面に超音波が伝達し
ても、その超音波によって基板表面が損傷することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、フ
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板など(以下、単に基板と称す
る)を洗浄する基板洗浄装置に係り、特に、基板の表面
を下方に向けた状態で基板を回転させつつ、基板の裏面
に向けて超音波を付与した洗浄液を供給することにより
基板に洗浄処理を施す基板洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板に処理を施すにあたってパーティク
ルが付着していると、その基板自身に悪影響を及ぼした
り、他の基板へそのパーティクルが付着して相互汚染を
生じる原因となるので、通常、基板の洗浄を行って付着
しているパーティクルを除去することが行われている。
特に、基板を搬送する際には基板裏面を当接支持し、ま
た、基板表面に所定の処理を施す場合には基板裏面を吸
着支持することが多い関係上、基板間の相互汚染を防止
するために基板裏面の洗浄処理は重要である。
【0003】このように基板を洗浄する基板洗浄装置の
一例を図6に示す。この基板洗浄装置は、基板Wの表面
を下方に向けた状態で基板Wを支持して回転させる回転
支持機構1を備えている。この回転支持機構1の上方に
第1の洗浄液供給ノズル2が配備されている。この第1
の洗浄液供給ノズル2には超音波振動子3が内蔵されて
いて、ノズル2から吐出される洗浄液に超音波が付与さ
れるようになっている。基板Wを回転させながら、超音
波が付与された洗浄液を基板Wの裏面に供給することに
より、基板Wの裏面に付着しているパーティクルを洗浄
除去する。
【0004】一方、上述した洗浄処理によって基板Wの
裏面を清浄な状態とすることができるが、基板Wの裏面
から除去されたパーティクルが洗浄液とともに飛散して
その表面に回り込み、基板Wの表面に再付着して汚染す
るという恐れがある。そこで、このようなパーティクル
の再付着を防止するために下方から基板Wの表面に向け
て洗浄液を供給する第2の洗浄液供給ノズル4が配設さ
れている。基板Wの裏面の洗浄が行われている間、この
第2の洗浄液供給ノズル4から基板Wの表面に洗浄液を
供給して表面全体を洗浄液で覆うことにより、基板Wの
表面にパーティクルが付着しないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、第1の洗浄液供給ノズル2から吐出さ
れた洗浄液に付与された超音波の一部が基板Wの表面側
に伝達される。この超音波が第2の洗浄液供給ノズル4
から供給された洗浄液を介して基板Wの表面に伝わり、
基板Wの表面に形成されたフォトレジストパターンなど
に損傷を与えることがある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、超音波を付与した洗浄液を供給して基
板裏面を洗浄する際に、基板表面へのパーティクルの再
付着を防止するとともに、基板裏面から伝達した超音波
によって基板表面が損傷されないようにした基板洗浄装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明者らが鋭意検討した結果、次のようなこと
が明らかになった。つまり、基板裏面から伝達した超音
波によって基板表面の全体に損傷が発生するのではな
く、基板表面のうち、第2の洗浄液供給ノズル4と対向
している個所に損傷が集中するという事実である。ま
た、第2の洗浄液供給ノズル4から洗浄液を吐出しない
で基板裏面の洗浄を行うと、基板表面への損傷は全く発
生しないことも判った。そこで、基板裏面の洗浄中にお
ける基板表面への洗浄液の供給状態を観察すると、第2
の洗浄液供給ノズル4と対向している個所、すなわち基
板表面の中心部は、第2の洗浄液供給ノズル4から噴出
した洗浄液が基板表面に垂直に当たって、その部分の洗
浄液の厚みが厚くなっている。一方、基板表面の中心部
から外れるに従って、基板の回転によって洗浄液が分散
して基板表面全体に薄く拡がった状態になっている。こ
のような事実に鑑み、本発明者らは、基板表面で洗浄液
が薄くなった所では、超音波のエネルギーを得た洗浄液
は基板表面から発散して、超音波のエネルギーが基板表
面に蓄積しない一方、洗浄液が厚くなった所では、超音
波のエネルギーを得た洗浄液は基板表面から発散されに
くく、超音波のエネルギーが集中し、基板表面に損傷を
与えていることを突き止めた。つまり、超音波による基
板表面の損傷を避けるには、基板表面に供給する洗浄液
をできるだけ薄くすればよい、ということに想到した。
【0008】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものであって、次のような構成をとる。すなわち、
請求項1に記載の発明は、基板の表面を下方に向けた状
態で支持して基板を回転させる回転支持手段と、前記回
転支持手段の上方から前記基板の裏面に向けて超音波を
付与した洗浄液を供給する第1の洗浄液供給手段と、前
記基板の表面に向けて洗浄液を供給する第2の洗浄液供
給手段とを備えた基板洗浄装置において、前記第2の洗
浄液供給手段は、複数個の吐出孔から洗浄液を放射状に
供給することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、基板の表面を下
方に向けた状態で支持して基板を回転させる回転支持手
段と、前記回転支持手段の上方から前記基板の裏面に向
けて超音波を付与した洗浄液を供給する第1の洗浄液供
給手段と、前記基板の表面に向けて洗浄液を供給する第
2の洗浄液供給手段とを備えた基板洗浄装置において、
前記第2の洗浄液供給手段は、洗浄液を霧状に供給する
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、基板の表面を下
方に向けた状態で支持して基板を回転させる回転支持手
段と、前記回転支持手段の上方から前記基板の裏面に向
けて超音波を付与した洗浄液を供給する第1の洗浄液供
給手段と、前記基板の表面に向けて洗浄液を供給する第
2の洗浄液供給手段とを備えた基板洗浄装置において、
前記第2の洗浄液供給手段は、基板表面に対して斜め方
向から洗浄液を供給することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。請求項1に
記載の発明によれば、基板を回転させながら基板の裏面
を洗浄してる間、第2の洗浄液供給手段は基板表面に向
けて複数個の吐出孔から洗浄液を放射状に供給する。放
射状に供給された洗浄液は、基板の回転に伴って基板表
面に全体に薄く拡がるので、基板裏面から離脱したパー
ティクルが基板表面に再付着することがない。また、基
板表面で洗浄液が局部的に厚くなることがないので、基
板裏面から伝達した超音波のエネルギーが、洗浄液の局
部的に厚くなった個所において集中するという事態を避
けることができ、もって超音波による基板表面の損傷を
回避することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、第2の洗
浄液供給手段が基板表面に向けて洗浄液を霧状に供給す
るので、基板表面全体に洗浄液が薄く拡がる。したがっ
て、基板表面へのパーティクルの再付着を防止すること
ができるとともに、基板裏面から伝達された超音波によ
る基板表面の損傷を回避することができる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、第2の洗
浄液供給手段が基板表面に対して斜め方向から洗浄液を
供給するので、基板表面に対して洗浄液が薄く拡がりや
すい。したがって、基板表面へのパーティクルの再付着
を防止することができるとともに、基板裏面から伝達さ
れた超音波による基板表面の損傷を回避することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1および図2を参照して、実施例
に係る基板洗浄装置について説明する。なお、図1は基
板洗浄装置の概略構成を示した縦断面図であり、図2は
第2の洗浄液供給ノズル周辺の拡大図である。
【0015】図中、符号10は、基板Wを当接支持する
メカ式スピンチャックである。このメカ式スピンチャッ
ク10は、基板Wよりもやや大径の回転板11の上面周
縁部に複数個の支持ピン12を立設されてなる。複数個
の支持ピン12は、基板Wの端縁に当接して水平方向の
位置決めを行うとともに、基板Wの下面周縁部に当接し
て高さ方向の位置決めを行うことによって基板Wを保持
するようになっている。この装置は、基板Wの裏面に付
着したパーティクルを洗浄除去するために、表面を下方
に向けた基板Wを支持ピン12により支持するようにな
っている。メカ式スピンチャック10は、その下面中央
部から下方に突出形成された連結部13が中空回転軸1
4の上端に嵌め付けられており、モータ15を回転する
ことにより中空回転軸14とともに回転するようなって
いる。なお、メカ式スピンチャック10と、モータ15
と、中空回転軸14とが本発明の回転支持手段に相当す
る。
【0016】メカ式スピンチャック10の周囲には、洗
浄液が周囲に飛散するのを防止するための飛散防止カッ
プ16が配備されている。この飛散防止カップ16は、
上部に開口を有し、側面に傾斜面を有する上カップ16
aと、上カップ16aの下端外周部を嵌め込まれている
下カップ16bとから構成されている。下カップ16b
は、その底部に環状の排液ゾーン16cが形成されてお
り、基板Wに供給されて飛散し、上カップ16aの傾斜
面により下方に案内された洗浄液を貯留する。排液ゾー
ン16cに貯留している洗浄液は、ドレイン16dを介
して排出されて回収されるようになっている。また、飛
散防止カップ16とモータ15とを相対昇降する昇降機
構(図示省略)が配備されており、これらを昇降機構に
よって相対昇降することによりメカ式スピンチャック1
0が飛散防止カップ16に対して出退するようになって
いる。図示しない基板搬送機構とメカ式スピンチャック
10との間で基板Wを受け渡しする際には、昇降機構が
動作するようになっている。
【0017】メカ式スピンチャック10の上方に、基板
Wの裏面に洗浄液を供給するための第1の洗浄液供給ノ
ズル17が配備されている。この第1の洗浄液供給ノズ
ル17は、基板Wの受け渡しの際には、飛散防止カップ
16から側方に離れた側方待機位置に移動し、基板Wに
対して洗浄処理を行う際には、図に示す上方待機位置を
経て図中に二点鎖線で示した洗浄位置にまで下降するよ
うに構成されている。また洗浄処理の際には、図示しな
い揺動機構によって第1の洗浄液供給ノズル17が基板
Wの直径方向に揺動駆動されるようになっている。第1
の洗浄液供給ノズル17は、洗浄液供給部18から供給
される洗浄液に対して超音波振動子19により超音波振
動を印加して、下方に向けて洗浄液を供給するものであ
る。洗浄液としては、純水やアルコールなどが用いられ
る。超音波振動子19は、圧電効果や電気ひずみ効果を
有す材料を、所望の機械共振周波数(例えば、1.5M
Hz程度の超音波と呼ばれる周波数)を得られるような
形状に成形した振動板を含み、機械共振周波数にほぼ等
しい周波数の高周波電圧を印加して励振するようになっ
ている。なお、第1の洗浄液供給ノズル17は本発明に
おける第1の洗浄液供給手段に相当する。
【0018】上述した中空回転軸14の中空部には、モ
ータ15を貫通して先端部が回転板11の上面よりやや
上方に突出するように第2の洗浄液供給ノズル20が配
設されている。第2の洗浄液供給ノズル20には、図示
しない洗浄液供給部から洗浄液が供給されるようになっ
ている。この洗浄液としても上記と同様に純水やアルコ
ールが用いられる。図2に示すように、第2の洗浄液供
給ノズル20の先端部21は半球状になっており、その
表面に多数の吐出孔21aが形成されている。これらの
吐出孔21を介して、洗浄液が基板Wの表面に向かって
放射状に噴出するようになっている。なお、第2の洗浄
液供給ノズル20は、本発明における第2の洗浄液供給
手段に相当する。
【0019】以上のように構成された実施例装置を用い
た基板洗浄処理について説明する。まず、図示しない昇
降機構が駆動して、メカ式スピンチャック10が飛散防
止カップ16に対して上方に突出する。この状態で、洗
浄処理の対象である基板Wを図示しない基板搬送機構か
らメカ式スピンチャック10に受け取った後に、メカ式
スピンチャック10が飛散防止カップ16内に没入す
る。そして、側方待機位置にある洗浄液供給ノズル17
が、上方待機位置を経て洗浄位置にまで移動する。
【0020】次いで、モータ15がメカ式スピンチャッ
ク10を駆動することにより基板Wを回転させる。この
基板Wに対して第1の洗浄液供給ノズル17から超音波
を付与した洗浄液を供給して、基板Wの裏面側のパーテ
ィクルを除去する。第1の洗浄液供給ノズル17からの
洗浄液の供給と同時、あるいはそれよりも前に、第2の
洗浄液供給ノズル20から基板Wの表面に向けて洗浄液
を噴出する。この洗浄液は多数の吐出孔21aを介して
放射状に噴出するので、基板Wの表面に洗浄液が薄く拡
がる。このように基板Wの表面が洗浄液に覆われるの
で、基板Wの裏面側から離脱したパーティクルが基板表
面に再付着することがない。また、洗浄液を放射状に供
給することにより、基板Wの表面側に洗浄液が厚く堆積
することがないようにしているので、基板Wの裏面側か
ら表面側へ超音波が伝達されたとしても、その超音波が
洗浄液を介して基板Wの表面に損傷を与えることがな
い。
【0021】洗浄液供給ノズル17および20から基板
Wの裏面および表面にそれぞれ洗浄液を供給開始して一
定時間が経過した後、その供給を停止する。洗浄が行わ
れた基板Wは、モータ15を高速回転することにより液
切り乾燥されて洗浄処理を終える。
【0022】本発明は上記の実施例に限らず、次のよう
に変形実施することもできる。 (1)図3に示した変形例は、第2の洗浄液供給ノズル
20の先端部22が偏平な中空円板状に形成され、この
先端部22の上面に複数個の吐出孔22aが設けられて
いる。このような例によっても、上述した実施例と同様
に、基板Wの表面に向けて洗浄液が放射状に噴出されて
薄く拡がるので、基板表面へのパーティクルの再付着を
防止できるとともに、超音波による基板表面の損傷を回
避することができる。
【0023】(2)図4に示した変形例は、第2の洗浄
液供給ノズル20から基板Wの表面に向けて洗浄液を霧
状に噴出するものである。第2の洗浄液供給ノズル20
の基端側には、高速気流で洗浄液を霧状化する図示しな
い気液混合器が設けられている。この例によれば、霧状
化した洗浄液によって基板Wの表面を薄く覆うことがで
きるので、上記の各実施例と同様に、基板表面へのパー
ティクルの再付着を防止できるとともに、超音波による
基板表面の損傷を回避することができる。
【0024】(3)図5に示した変形例は、第2の洗浄
液供給ノズル20が基板表面に対して斜め方向から洗浄
液を供給するように構成されている。この例によれば、
基板表面に対して垂直方向から洗浄液を供給する場合に
比べて、基板表面に洗浄液が薄く拡がりやすいので、上
記の各実施例と同様に、基板表面へのパーティクルの再
付着を防止できるとともに、超音波による基板表面の損
傷を回避することができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、第2の洗浄液供給手段は、複数個の吐出孔
から洗浄液を基板表面に向けて放射状に供給することに
より、基板表面に洗浄液を薄く拡げているので、基板裏
面から伝達した超音波のエネルギーが局部的に集中して
基板表面に損傷を与えるということがない。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、第2の洗
浄液供給手段が洗浄液を霧状にして基板表面に供給して
いるので、基板表面に洗浄液が薄く拡がり、もって超音
波による基板表面の損傷を避けることができる。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、第2の洗
浄液供給手段が基板表面に対して斜め方向から洗浄液を
供給しているので、基板表面に対して垂直に洗浄液を噴
出する場合に比較して、洗浄液が薄く拡がりやすく、も
って超音波による基板表面の損傷を避けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板洗浄装置の一実施例を示す縦
断面図である。
【図2】図1に示した実施例装置の第2の洗浄液供給ノ
ズル周辺の拡大図である。
【図3】別実施例の第2の洗浄液供給ノズル周辺の拡大
図である。
【図4】さらに別の実施例の第2の洗浄液供給ノズル周
辺の拡大図である。
【図5】さらに別の実施例の第2の洗浄液供給ノズル周
辺の拡大図である。
【図6】従来装置の説明図である。
【符号の説明】
10…メカ式スピンチャック 11…回転板 12…支持ピン 14…中空回転軸 15…モータ 17…第1の洗浄液供給ノズル 19…超音波振動子 20…第2の洗浄液供給ノズル W…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 英雄 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 坂田 泰樹 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 大西 紹弘 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 友澤 明弘 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 平岡 伸康 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 西 幸治 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB34 AB42 AB47 BB21 BB24 BB34 BB45 BB83 BB88 BB93 BB95 CB11 CC13 CD22 CD33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面を下方に向けた状態で支持し
    て基板を回転させる回転支持手段と、前記回転支持手段
    の上方から前記基板の裏面に向けて超音波を付与した洗
    浄液を供給する第1の洗浄液供給手段と、前記基板の表
    面に向けて洗浄液を供給する第2の洗浄液供給手段とを
    備えた基板洗浄装置において、 前記第2の洗浄液供給手段は、複数個の吐出孔から洗浄
    液を放射状に供給することを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 基板の表面を下方に向けた状態で支持し
    て基板を回転させる回転支持手段と、前記回転支持手段
    の上方から前記基板の裏面に向けて超音波を付与した洗
    浄液を供給する第1の洗浄液供給手段と、前記基板の表
    面に向けて洗浄液を供給する第2の洗浄液供給手段とを
    備えた基板洗浄装置において、 前記第2の洗浄液供給手段は、洗浄液を霧状に供給する
    ことを特徴とする基板洗浄装置。
  3. 【請求項3】 基板の表面を下方に向けた状態で支持し
    て基板を回転させる回転支持手段と、前記回転支持手段
    の上方から前記基板の裏面に向けて超音波を付与した洗
    浄液を供給する第1の洗浄液供給手段と、前記基板の表
    面に向けて洗浄液を供給する第2の洗浄液供給手段とを
    備えた基板洗浄装置において、 前記第2の洗浄液供給手段は、基板表面に対して斜め方
    向から洗浄液を供給することを特徴とする基板洗浄装
    置。
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